太田述正コラム#8758(2016.11.28)
<皆さんとディスカッション(続x3175)>
<太田>(ツイッターより)
 携帯電話ゲームの市場規模が、日本は中共に僅差で次ぐ世界第2位だってのも知らなかったが、恋愛ドラマアプリ(英語版あり)で世界一のシェアを占めているのが、(18~34歳の女性の44.2%が処女である、)日本の、Voltageという、夫妻でやってる会社(年商112億円)だとはねえ。
http://edition.cnn.com/2016/11/21/asia/romance-gaming-japan/index.html
 「内閣支持率、3年ぶり60%超え…日露首脳会談での領土問題進展に関しては「期待しない」が70.0%…」
http://www.sankei.com/politics/news/161128/plt1611280005-n1.html
 「「年明けからは衆院選も常在戦場」 公明・山口代表…」
http://www.asahi.com/articles/ASJCV5DVTJCVUTFK002.html
 四面楚歌の安倍チャン。
 歓喜!
<3TlS43KM>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 「共産共闘に野田幹事長「握手くらいは」 「魂は売らぬ」・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASJCW5T47JCWUTFK00H.html
 野田っちは信用できると思うけど、なんだか回りくどいな。
<太田>(ツイッターより)
 「陸自 システム侵入被害 サイバー攻撃、情報流出か…
 防衛省と自衛隊が共同で利用する通信ネットワーク…はインターネットに接続する「部外系システム」と、関係者が内部情報をやりとりする「部内系システム」に分かれている<が、>…切り離しは完全ではなかった。
 攻撃者はこの仕組みを悪用したとみられる…」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201611/CK2016112802000128.html
 両システム切り離しを決めたのは、1999年、官房審議官時代の僕だ。
 私自身は、同じパソコンで両業務ができないんじゃ不便ではと思ったのだが陸自等の反対論に納得した記憶がある。
 それなのに何をやってんだか。
 責任者、出てこーい。
<HYzQzbMI>
≫通常、後進的な政治の下で先進的な経済が成立、機能することはないハズなのに≪(コラム#8756。太田)
 韓国経済は、冷戦時代には社会主義陣営に対するショウルームとして、有形無形の多大な支援を受けることが出来、冷戦後には米国による日本潰しの恩恵に浴する事が出来ました。
 それは政治的後進性を補って余りあるものだったのでしょう。
 そういった外的要因が逆転し始めて、自力更生しなければならなくなった結果が、現在の韓国の苦境の原因だと思います。
<太田>
 何か典拠ないですかね?
<JOzN6TEg>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
≫総合職志向であれ、学者志向であれ、専業主婦志向であれ、女子が東大に入って損することは何もない、で終わりだよ。≪(コラム#8754。太田)
 それはないわー。
 東大女子ってほぼ必ず東大生と結婚しないといけなくなって、「よりどりみどり」とは程遠くない?
⇒今は、お見合いでって殆どなくなっているワケで、(対象が東大生ないしOBだけ、という女子も少ないだろうが、)「対象」が4倍の数いる場ってウハウハだろってこと。
 私の大学時代は、まだ結構見合い結婚も多かった一方、東大の男女比率はもっと開いてたけど、高校時代の同級生の女性が、法学部で相手を見つけて、卒業後弁護士同士ですぐ結婚して唖然とした・・この「唖然」がミソ・・ってのが私の本件に係る判断の原点にあるんだな。(太田)
<太田>
 何でかよー分からん。
 最初、「モン」繋がりかと思ったんだが・・。↓
 「くまモン、モンマルトルの大使に任命されちゃったモン・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASJCW53L6JCWUEHF00F.html?rm=296
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。
 いよいよ、質量とも怒涛のごとき状態になってきた。
 なんで、この大事件を指摘してるのが、いつまで経っても、世界中で私たった一人なんだよー。↓
 <日本の河川の清きことを絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・水質の高い日本の河川を紹介し、その美しさを保つ秘訣について考察する記事を掲載した。
 記事は、今年7月に国土交通省から発表された2015年の「全国一級河川の水質現況」において、「水質が最も良好な河川」の1つに選ばれた四国地方を流れる仁淀川の写真を紹介。「日本の河川の流れがこんなにきれい。彼らはどんな方法を使って、川の水をこれほどきれいに保っているのだろうか」と疑問を提起した。
 そのうえで、疑問を解決するヒントとして4つのポイントを紹介。1つ目は日本の森林カバー率が高いことを挙げた。10年における森林カバー率で日本は68.5%を記録、かたや中国は21.6%と3分の1以下に留まっていることを紹介。森林は水源を育て、空気や水質を浄化する作用を持っており、国土全体に対する森林のカバー率が高ければ自ずと水もきれいになると説明している。
 2点目は、明治期以降に起こった産業革命や急速な経済成長の副産物として生じた環境破壊を経験し、そこから環境の再生と保護の意識が高まったことだ。1960年代より環境汚染対策を始めた日本では森林の再建も提唱され、森林カバー率が急速に回復していったと紹介した。
 3つ目は、政府の大々的な環境保護の政策や活動によって、国民の環境保護意識がより深まっていったこと、4つ目には河川の落差が大きく川の流れが急になり、水の動きが活発である点を挙げている。」
http://news.searchina.net/id/1623880?page=1
 <日本の街の清潔さを絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の街は非常に清潔であることを絶賛、日本の清潔さには「いくつかの小さな秘訣がある」と説明している。
 記事が紹介した「小さな秘訣」とは、「自分のゴミは自分で処理する習慣」、「コンビニエンスストアで買い物をしたときにビニール袋をもらえること」、「自分の家や会社の周りを進んで清掃する習慣」、「ゴミ回収のための厳格なルール」、「清掃ボランティアの存在」、「ゴミ1つ落ちていない環境そのものがポイ捨てをさせない抑止力になっていること」などだ。
 記事はこれら「小さな秘訣」の1つ1つについて称賛の気持ちをこめて紹介しているが、例えばゴミを持ち帰るという習慣については「日本人は幼少のころから、自分で出したゴミは自分で処理するという教育を受けているため、ゴミ箱がどれほど遠い場所にあっても、きちんとゴミ箱まで捨てに行く」と称賛、決してポイ捨てはしないと指摘した。
 さらに清掃ボランティアの事例として、日本各地に環境保護のNPO団体が存在することを紹介し、単に空き缶や空き瓶を拾うだけではなく、紙くずやタバコの吸殻など「よく注意しないと気付かないゴミさえも拾っている」と絶賛した。」
http://news.searchina.net/id/1623881?page=1
 <日本の青少年に対する給養と運動の質の高さを絶賛。↓>
 「・・・東方頭条はこのほど、日本人の平均身長は中国人を上回ることを伝え、特に直近100年間で日本人の身長は大きく伸びたと紹介、「日本人の身長の伸びが中国人を上回った要因」について考察している。
 記事は、中国の国営放送「中国中央電視台」の報道を引用し、日本人男性の平均身長は170センチを超え、中国人の平均身長を上回ることを紹介。特に直近100年間で日本人の身長は14.65センチ伸びる一方、中国人の伸びは10.86センチにとどまったと紹介した。
 続けて、身長が伸びる要因として重要なのは「栄養」と「運動」だと指摘。栄養面の例として日中の朝食を比較し、日本の伝統的な朝食はメニューが豊富で栄養のバランスが取れているが、中国の場合は地域によって差異はあるものの、お粥や蒸しパンのような単品で簡単に済ますケースが多いことを指摘し、日本人は栄養豊富な食事を取っていることを指摘した。
 また、運動面では日本の小学校は体育の授業でさまざまなスポーツに取り組み、また中学高校では部活動も行われていると紹介。それに比べて、中国の学校では体育の授業も少なく、部活動は行われておらず、体を動かすという点でも日本に劣っていることを指摘し、中国人の身長の伸びが日本人を下回ったのは「栄養面」、「運動面」のいずれにおいても日本に劣っていたためだと考察した。」
http://news.searchina.net/id/1623882?page=1
 <日本人の温泉への入り方に、その人間主義の原点を見出そうとしている。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本人は「本当に温泉を愛しているようだ」と伝えつつ、日本の温泉事情を紹介する記事を掲載した。
 記事はまず、日本は3000以上もの温泉地がある「温泉王国」だと紹介。温泉にはリラックス効果もあるが、日本では湯治としても利用され、古くから日本人の生活に深く関わってきた存在であることを紹介した。
 多くの中国人が興味を持つのは、日本では「温泉に全裸で入るのか?」という疑問だ。日本人がドアのない中国のトイレについて「あり得ない」と感じるように、中国人も裸で温泉に入ることを「恥ずかしい」、「信じられない」と感じるようだ。これに対して記事は、日本では本当に何も身に着けずに入浴するが、多くの中国人が心配する「男女混浴」はごく一部に限られる、と女性の読者を安心させた。
 ではなぜ日本人は裸で温泉に入るのだろうか。その理由について記事は、裸のほうが温泉の成分をより吸収できるためではないかと主張。また、何より重要なこととして、人は裸の状態だと率直に向き合うことができ、自然環境にも溶け込めるためではないかと考察した。」
http://news.searchina.net/id/1623877?page=1
 <日本の人間主義社会のスゴサを紹介。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の場合は法律以外にも「誠実さ」や「信用」が社会を支える非常に重要な要素となっていることを指摘する記事を掲載した。
 記事は誠実さが日本社会を支えていることを示す最初の事例として、日本人は誰かに監視されなくても列に並び、その列がどれほど長かったとしても割り込むことはしないという点を指摘。列に割り込めば、ほかの人びとから白い目で見られ、「他人に迷惑をかける人」として「誠実でない人」あるいは「信用できない人」という烙印を押されることになることを紹介した。
 続いて、日本では誠実さが食品の安全を支えていると説明。生モノを食べ慣れていないはずの中国人旅行客でも、日本で寿司や刺身を食べてお腹を壊すということは基本的にはないと指摘し、これは「それだけしっかりと衛生管理が行われていることの証」だと指摘。一方で、日本では食中毒などのトラブルを起こすと飲食店は社会的信用を失い、経営に行き詰まる事態に追い込まれることを伝えた。
 さらに記事は、日本では住民票の移動などの手続きが「驚くほど簡単」であり、所定機関のスタッフが広げた地図上で自分の住居の位置を伝えただけで確認が完了したと紹介。中国人からすれば、この簡単さは「大きな驚き」であり、こうした手続きの簡便さは「日本社会が『誰も嘘をつかない』という前提のもと、信用や誠実さで成り立っていることを示す事例」だと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1623920?page=1
 <定番の日本車を買えキャンペーン。↓>
 「・・・易車は・・・中国のメディア関係者の見解として、「日系メーカーのSUVを高く評価する記事をネット上に掲載したら、激しく罵られた」と伝える記事を掲載し、「中国人が日系車を購入することは間違いなのだろうか」と疑問を投げかけている。
 中国では日系車を購入すること、日系車に乗ることのみならず、評価するだけでも一部の愛国青年たちから激しく罵られる行為であることが分かるが、記事は「中国では日系車をめぐって様々な意見があることは事実」だと指摘した。
 日系車の購入を肯定的に捉える消費者のなかには「日系車の購入と愛国心は無関係」であり、なぜなら「日系車は消費者のニーズを満たしてくれる存在だから」という見方があると紹介した。また同様に、日系車の実用性と経済性を評価し、消費と愛国は決して結びつく存在ではないと考える中国人消費者も少なからず存在すると指摘した。
 一方、日系車の排斥を主張する中国人の主張は「過去に日本は中国に深い傷を与えた国であり、中国人としては日系車を排斥すべきだ」、「日系車は安全性に劣る」、「日本人は一流の製品は自国内で使用し、二流の製品を欧米に売り、三流の製品を中国に売っている」という内容が中心だと紹介。このうち、安全性に関わる主張と、一流品に関する主張はいずれも「デマ」にほかならない。
 記事は「現代の中国は市場経済を導入しており、何を買うかは個人の自由だ」と指摘。また、偏見を捨て去れば、日系車の質が中国車を大きく上回っているのも事実であり、偏狭なナショナリズムを他人に押し付けるのは間違っており、「中国人が日系車を購入することは間違いではなく、あくまでも個人の自由」との見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1623883?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・易車は・・・中国では歴史問題を理由に日系車に対して「反感」を抱く消費者が一部で存在することを紹介する一方、実際に日系車を購入した消費者は日系車の品質を高く評価すると伝え、日系車が「故障やトラブルが少ないため、心配事が少ない」と評価される理由について考察している。
 記事は、自動車の故障の真の原因は自動車メーカーにあるのではなく、自動車の部品メーカーにあると説明。続けて、日本には非常に優れた自動車部品メーカーが存在していると指摘し、「この小さな島国には世界の自動車部品市場の大半を握る優れた部品メーカーが存在する」と称賛した。
 また、日本の自動車メーカーは部品メーカーを簡単に切り捨てたりしないと指摘、「部品に何らかの問題が生じた場合、自動車メーカーと部品メーカーは共同で責任を負い、問題解決に取り組む」と説明。こうした関係も日本のメーカーが作り出す部品が高品質である要因だと指摘した。
 さらに記事は、日本の自動車部品メーカーは長い時間をかけて部品のテストをしっかり行うのに対して、欧米の自動車メーカーは部品をテストする際に日本のメーカーの約3分の2しか時間をかけないと主張。日本の自動車部品メーカーの品質管理と厳格かつ周到なテストがあってこそ、日系車は「故障が少ない」という評価を確立できるのだと説明した。
 この記事に対して、中国のネットユーザーからは「本当に何年もずっとトヨタ車に乗っているが、確かに故障しにくく、また低燃費だ」、「7年も日系車に乗っているが、タイヤを2つ交換しただけで他は修理したことがない」、「2013年に9万元で中国車を買ったが絶えず故障している。弟は09年にトヨタ車を買ったが、今まで修理が必要になったことはない」などのコメントを寄せ、日系車の「故障やトラブルが少ないため、心配事が少ない」という評価は事実だと指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1623876?page=1
 <これもそう。軽も買えってさ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の街の独特の景観として「非常に多くの軽自動車が存在すること」を挙げ、軽自動車が日本人の生活に溶け込んでいる様子について説明している。
 最初に記事は、日本で見かける自動車の大多数が日本車であると指摘、「日本の自動車工業が非常に発達しているということに感慨を覚えずにはいられない」と称賛する一方、日本の街中で最も良く見かけるのは軽自動車だと説明した。
 続けて、日本の軽自動車の起源は終戦当時の経済低迷の時期にあると指摘、当時の日本政府が普通の自動車を買うことができない貧しい国民や自動車産業の発展のために、自動車メーカーに排気量の小さな軽自動車の生産を奨励したと説明した。
 さらに、軽自動車には税金や保険料が安いといった利点に加えて、軽自動車は道路の狭い日本において非常に「融通が利く」乗り物でもあると指摘、そのため日本国民にとって第一の選択肢になる自動車だと説明した。
 軽自動車の融通性について、記事はさらに「日本には片側1車線道路が数多くあるが、軽自動車ならば通行に少しも苦労しない」と指摘したほか、駐車場所にも全く困らないのが軽自動車の利点だと絶賛した。これは軽自動車のサイズの小ささが強みとなっている事例の1つだが、その一方で記事は「軽自動車の車内空間はびっくりするほど広い」と称賛した。
 他人があるモノをうまく活用しているのを見ると、自分もそれを使ってみたいと感じることがあるが、記事は日本人が生活の様々な点において、軽自動車を非常にうまく活用している点に感動を覚えたようだ。そのため記事は結論の部分で、軽自動車は物流や主婦の足、通勤など様々な用途に使えると指摘、その実際性の高さを絶賛しており、中国国内でも軽自動車市場は発展の余地があるという見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1623928?page=1
 <日本にスパコンでも頑張れとエール。↓>
 「・・・香港メディアの鳳凰網は・・・「中国に負けている訳にはいかない日本が、195億円を投資して高性能なスパコン開発に乗り出す」と伝えている。
 ロイター通信によれば、経済産業省所管の産業技術総合研究所(産総研)が「人工知能(AI)の中核技術、ディープラーニングの演算能力で世界一を狙うスパコン」の開発に乗り出したという。
 記事は、ロイター通信の報道を紹介したうえで、「中国や韓国などとの競争を前に、すでに電子産業ではかつての優位性を失っている日本が中国のスパコン超えを狙う」と主張。さらに、日本は中国の「神威太湖之光」の演算性能を超える130ペタFLOPS(1ペタFLOPSの浮動小数点演算回数は毎秒1000兆回)の実現を目指す方針だと紹介した。
 中国の神威太湖之光の演算性能は93.01ペタFLOPSであるため、日本のスパコンが目標を達成すれば、中国のスパコンを性能面で大幅に上回ることになる。
 さらに記事は、「国内総生産(GDP)で世界2位の座を中国に奪われて以降、日本の科学技術力を低下を続けている」と主張する一方、日本はスパコンの性能で「世界一」の座を独占し続ける中国の地位を奪う方針だと報じている。」
http://news.searchina.net/id/1623888?page=1
 <日本のものの表面面をパクっただけじゃダメで、精髄を把握した上で自家薬籠中の物にせよ、と叱咤。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「『深愛食堂』は日本のドラマ『深夜食堂』を模しているが、そこには『魂』の差があった」とする記事を掲載した。
 記事は、「国産ドラマ」である「深愛食堂」について「第2シリーズが始まるが、模倣は結局のところ模倣。国産ドラマのイノベーション力不足は否定できない事実なのだ」と手厳しく批判。そのうえで、オリジナルに及ばない要素について解説している。
 まずは、「食堂」の店主について。円熟味と渋さを持った小林薫が演じるオリジナルに対して、「深愛食堂」の店主は「若すぎる」とし、どうやって豊富な人生経験をにじみ出そうというのか」と指摘した。
 続いて、食堂にやって来る客のイメージについてだ。「深夜食堂」には年齢や経済状況がそれぞれ異なる、さまざまなタイプの人がやって来るが、いずれも平凡かつ素朴であり、「身の周りにいそう、あるいは自分自身ではないかと感じさせる」とした。一方で、「深愛食堂」は美男美女による青春丸出し状態であり、人気アイドルの寄せ集めだと断じた。
 そして、素朴な食堂から日常生活中の楽しい事、辛い事を感じとり、人に温もりを与える感情ストーリーとして「レベルが低すぎる」とし、このようなドラマを作るうえでは「功利を求めて焦り過ぎてはいけない。リアリティこそ最も重要なのだ」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1623889?page=1
 <そのためには、青少年教育から、日本を見習った、抜本的見直しが必要だと吠える。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は、日本の親たちには子どもを教育する際の方針となる格言が数多くあることを紹介している。
 記事は、日本の教育に冠する格言は中国の親たちが学ぶに値する「宝典と呼ぶにふさわしい」と絶賛。さらに、日本人は古来から学習する能力に秀でた民族であるという点にもふれ、近代においては「原子爆弾を投下されても、速やかに回復してアジア随一の先進国となった国であり、その日本から学ぶべきは多い」と称賛。さらに、日本が戦後に速やかな復興を遂げたのは「教育と密接な関係がある」と指摘しており、つまり教育の重要性は日本の発展そのものがはっきり証明していると論じた。
 また、日本の「宝典と呼ぶにふさわしい」格言とは、「家庭は学校であり、父母は教師である」、「子どもに旅をさせて苦労を味わわせる」、「友達は親よりも大きな影響を与えるため、良い友達を選ばせる」、「教育の最終目標は子どもを独立させること」、「子どもを叩くことも教育」、「酒と女性とお金に溺れないように教育する」といった内容だと紹介し、日本の親たちは子どもを教育するだけでなく、自分自身も子どもにとって良い模範になれるよう努力しているという点についても称賛した。」
http://news.searchina.net/id/1623946?page=1
  <チョイ、前の記事だが、なかなか鋭い。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国人と日本人の違い」という記事を掲載した。その中で、日本人と中国人の死生観の違いについて解説している。
 記事は、日本人が「どんな悪人でも死んでしまえばその罪が消える。人は死ねば、みな神仏になるのだ」と考え、死人の罪を問うことに対して意味を見出さず、生前の罪や誤りを許す傾向があると紹介。それゆえ、ミスによって巨大な損失を生じさせてしまった場合、日本人は往々にして「死によって謝罪し、死と引き換えに許しを求める」のであるとし、この考え方が日本人の自殺率を高めている要因の1つでもあると論じた。
 さらに、東京裁判で戦犯として裁かれた東条英機や広田弘毅らについても「絞首刑に処せられたところでおしまい」となり、靖国神社に祭られることも問題にならないと日本人は考えており、「中国政府が神社の参拝について発言することに対して、不快感を覚えるのだ」としている。
 一方で、中国人の死生観については「日本人と正反対である」とし、例え死んだとしてもその人物が犯した罪や責任が消えることはなく、死人に対しても問責や懲罰をすべしと考えていると紹介した。その例として、浙江省杭州市にある岳飛廟には「売国奴」として悪名高い秦檜夫婦が跪いてうなだれている像があり、参拝者たちが像に向かって罵声を浴びせたりする風習があることを挙げた。そして、「たとえ自殺しても許されることのない死生観は、日本人から見れば、あまりに残酷なのだ」と説明した。」
http://news.searchina.net/id/1622985?page=1
 <そうやっためたらに発破をかけられても、とてもついていけないよ、と弱音も吐きたくなる気持ちも分かる、と中共人民を慰めている。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「24時間年中無休に見る、日本の極致のサービス」と題した記事を掲載した。記事は決して24時間年中無休という日本のサービス業界を手放しで賞賛しているわけではなく、むしろ「無理を強いてきたのでは」という観点に立って論じている。
 記事は、ロイヤルホストが来店客の変化に基づき、24時間営業の廃止を決定し、定休日の設定まで検討課題となっているとしたことを紹介。人びとの生活習慣が変化し、深夜の客源が減り続けると同時に、労働力不足による賃金上昇が経営を圧迫し始めていると解説した。
 そのうえで、日本における24時間営業制度の経緯を紹介。高度成長が一段落し、物質文明が繁栄の時期を迎えていた1980年代、大都市の住民の生活リズムが加速するとともに多様化し、深夜に仕事をする人が増えたことで24時間年中無休の営業方式が誕生したと説明した。そして、現在では日本の大きな街から小さな路地まで24時間営業のコンビニエンスストアやファストフード店を見かけるようになったとしている。
 記事は、このような営業形態は「極致」と称される日本のサービスの一部であるとの見方を示す一方、「このような日本式サービスの背後にあるのは、巨大な生理的、心理的圧力という代価である」と解説。「極致」を求めるサービスにより、過労死などといった一連の社会問題も引き起こしていると説明した。
 そして、これからサービス業が大きな発展期を迎え、その進むべき道を模索している最中の中国にとって「日本の経験は、研究し参考にすべき価値が非常に大きいのである」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1623903?page=1
 <時には、おどけた分析も行い、中共人民に息抜きを提供する。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人はラーメンを食べるのにどうして白飯を付けるのが好きなのか」とする記事を掲載した。記事は、主食どうしの組み合わせになる「ラーメンライス」を日本人が好む理由について、3つのポイントから解説している。
 1つ目は「日本人は何でもご飯と一緒に食べる」習慣があるとした。ラーメンにご飯を付けるのは、ステーキにライスを付けるのと同じようなものであり、ギョウザもライスと一緒、そばにもご飯を付けると説明している。因みに、ギョウザも中国人にとっては主食であり、これにライスを付する「ギョウザ定食」も「ラーメンライス」同様に奇妙なのだ。
 2つ目は、終戦直後の物資不足の時期に、うどんなどの麺料理と米飯を一緒に食べる習慣ができたというものだが、根拠に乏しく説得力は今一つだ。3つ目は、ラーメンの種類によっては米飯と抜群の相性を見せる点を挙げている。また、ラーメンはスープ料理であり、麺を食べてしまった後でさらに腹を満たすため、スープをお供にご飯を食べるという考え方をすれば「そう奇妙に感じなくなる」としている。」
http://news.searchina.net/id/1623931?page=1
 <その中共人民に対し、もともとは、日中は極めて似通っていたから、日本文明継受は出来ない相談じゃないよ、という慰め方もする。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「中国では早々に失われた伝統を、日本人は1000年以上使い続けている」とする記事を掲載した。その伝統とはすなわち「正座」である。
 記事は、古代日本が誕生して以降、日本人の生活には正座をする習慣があり続けてきたと紹介。日本人の家を訪れ、和室の居間に入れば、ちゃぶ台に向かい合うように正座してお茶を飲んだりしゃべったりすると説明する一方で、「多くの中国人にとっては少々受け入れがたい習慣である」とした。
 そのうえで、実はこの「受け入れがたい習慣」の起源は「われわれ中国にあるのだ」と説明。まだ椅子のなかった春秋戦国時代には、君子と臣下が国家の大事を話し合う際に「両膝を地面につき、尻でかかとを圧し、丹田に気を沈める」べく、互いに正座をしていたと伝えた。南北朝時代に入ると「席子」というクッションのようなものが登場するも、依然として正座の時代は続き、唐の時代に入ってようやく椅子が発明され、皇帝が玉座に座り、臣下が立つというスタイルが確立されたのだと紹介している。
 そして、日本については中国の秦の時代に徐福によって伝えられた、あるいは唐の時代に伝わったなど諸説あるものの、「いずれにせよ中国から入ってきたのだ」と説明。中国ではすでに使われなくなった正座の礼儀が日本で受け継がれ、1000年以上も守られているのであると結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1623954?page=1
 <日本に引き続き行くのはもちろんだが、もう一度爆買いしなさい、とまで呼びかける。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「中国人旅行客の日本での爆買いはわずか1年で大きく減ってしまった」と伝える記事を掲載した。
 記事は、爆買いが減った大きな要因の1つとして「為替」の影響を挙げ、2015年11月24日は1元=19.28円だったものが、16年11月24日は1元=16.30円にまで円高・人民元安が進んだことを紹介。わずか1年で円は人民元に対して20%も上昇したことを指摘し、「中国人旅行客にとって、2万8000円の温水洗浄便座が1年で265元(4337円)も値上がりしたことを意味する」と論じた。
 続けて、日本の大手百貨店は中国人旅行客の爆買いが減少したうえに、秋冬ものの衣料の販売が鈍かったため、売上が伸び悩んでいることを指摘し、中国人の爆買い減少が日本企業の業績に直接的な影響を与えていると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1623886?page=1
 <TPP破綻で、日本を心配している。↓>
 「・・・同花順は・・・米国のTPPからの離脱が日本に与える影響について考察している。
 記事は、最初にTPPの背後にある意義について説明し、「TPPは米国がアジア太平洋地域において中国を抑制するための策だった」と指摘、中国経済に対する過度な依存を避け、米国が経済的な優位を維持するための戦略的枠組みであったと主張し、「中国が蚊帳の外」に置かれたことがその証拠だと主張した。
 続けて、TPP協定が一度は大筋合意に至ったことにより、交渉に参加していた国のなかには「中国抑制に対して期待に胸をふくらませていた国があった」と主張。米国のTPP戦略に日本が非常に協力的であり、「期待に胸をふくらませていた国」の1つこそ日本だったと指摘し、その証拠に「日本は11月10日に衆議院でTPP承認案と関連法案を強行採決した」と説明。
 一方で記事は、TPP設立加盟国のうち、米国の国内総生産は全体の60%を占めるため、米国が参加しなければTPPは何の意味合いも持たなくなると指摘。人口減少と高齢化という問題を抱える日本はTPPを通じて経済成長を実現したい考えだったとし、米国のTPPからの離脱でもっとも大きな打撃を受けるのは日本であると指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1623885?page=1
 <これは、どストライクのガス抜きだな。↓>
 「・・・東方頭条は・・・日本人の礼儀正しさには裏があると主張する記事を掲載し、日本人に騙されないよう注意を促した。
 記事は、日本人の国民性について語る際に中国人が好んで取り上げる書籍「菊と刀」を根拠に、日本人の性格には「裏がある」と主張。同書は日本人について、「好戦的だが温和」、「凶暴だが礼儀正しい」など、一見相反する性格を持つと分析しているが、記事は、日本人が温和で謙虚で礼儀正しいのは、本性を隠すためのカモフラージュだと主張。日本人の本性は、好戦的で凶暴で頑固で卑怯であり、気を抜いた相手に「とどめの一撃を与える」のだと論じた。
 記事によれば、この点は日中戦争に裏付けされているという。日本は相手を超えた時に本性を現し、「かつての恩人に凶暴で貪欲な態度を示してくる」と、中国侵略の歴史を示唆。「日本人には正邪の概念がなく、得るか失うかしかない」と主張、日本は敗戦して多くを失ったため侵略の歴史を否定するのだと論じた。
 さらに、南京大虐殺や慰安婦問題を日本が否定するのは、「日本人の壮大な陰謀」が今現在進行しているためだとも主張。その陰謀とは、礼儀正しく温和な日本人旅行客を世界中に送り出すことで、中国人の主張する蛮行を日本人が行うはずがないと思わせることだという。これに中国人のマナーの悪さも加わり、中国人はうそを言っていると世界中の人に誤解されてしまっていると嘆いた。」
http://news.searchina.net/id/1623884?page=1
 非欧米「文学」必読書だとさ。
 (『鏡花縁』と仏典を除き、9冊中7冊が旧英国植民地の作家の作品ってちーと酷すぎない?(太田))↓
 The non-western books that every student should read・・・
 Malgudi Omnibus by R K Narayan(インド)
 Flowers in the Mirror by Li Ruzhen(支那)<(『鏡花縁』(きょうかえん)は、李汝珍による中国清代の白話体章回長編伝奇小説。1818年に初発表。全100回。特に女性中心の扱いという形で描写している
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8F%A1%E8%8A%B1%E7%B8%81 )>
 Samskara by U R Ananthamurthy(インド)
 Absent by Betool Khedairi(イラク)
 Palace Walk by Naguib Mahfouz(エジプト)
 On Black Sisters’ Street by Chika Unigwe(ナイジェリア)
 So Long a Letter by Mariama Ba(シエラレオネ)
 Dhammapada, Buddhist text(インド)
https://www.theguardian.com/education/2016/nov/26/the-non-western-books-that-every-student-should-read
 カストロ(ソ連に忠実)と毛沢東とトウ小平(ソ連と敵対)とのビミョーな関係が描写されている。↓
 Castro’s Cuba and Mao’s China: Communist regimes that never saw eye to eye・・・
http://edition.cnn.com/2016/11/26/asia/castro-mao-cuba-china/index.html
<太田>
 本日、大学時代の仲良し会(ランチ)に日本橋まで行ってきました。
 (帰途、例によって、五反田の「洋服の青山」で買い物。)
 同仲良し会で、今、連載中の未公開シリーズの話をしたら、一点誤りを指摘されました。
 本日の有料コラムを参照のこと。
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太田述正コラム#8759(2016.11.28)
<渡正元『巴里籠城日誌』を読む(その3)>
→非公開