太田述正コラム#8834(2017.1.5)
<皆さんとディスカッション(続x3213)>
<太田>(ツイッターより)
「独創的すぎる『実在する高校名ランキング』 ちょっとファンタジーな名前にトキメク…」http://news.livedoor.com/article/detail/12497661/ … 名前そのものというより、日本語の柔軟性、懐の深さを改めて感じるね。それにしても、今年の国内外情勢の出だしは極めて平穏だね。この調子が続くといいが。
「安倍晋三首相は…今年と同じ酉(とり)年にあった郵政解散(2005年)などにあえて言及し、年内解散の可能性を示唆した。…」http://mainichi.jp/articles/20170105/k00/00m/010/066000c … 「「民進、既に水中に沈んでいる」と野田氏…」http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170104-OYT1T50083.html?from=ytop_ylist … 野田さん、お見事!
<TA>
≫率直に言って、私自身、いささか揺れ動いている状況です。皆さん、ぜひ考えてみてください。≪(コラム#8832。太田)
コラム#8804で太田さんが引用したLAタイムス記事(英文)をグーグル先生に翻訳してもらい、おおよその内容は掴めた気はします。ので、「ピーナッツ チンパンジー 実験 利己的」でググってみました。似たような(?)実験は過去にもいろいろあるみたいですね。↓
チンパンジーは隣の他者に食物を与えるか? :血縁関係・互恵的文脈による影響の検討
http://www.saga-jp.org/journal/2/IJEEe00019.pdf
チンパンジーは他者の利益に無関心
http://blog.goo.ne.jp/shax2081/e/b91fc1bb610f0a06494df550e9c28199
【動物行動学】チンパンジーは思ったほど仲間を助ける行動をとらない
http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/11512/
これらの実験結果に反する実験結果もあるようです。↓
実は優しいチンパンジー、他者を助けるのが好き 米研究
http://www.afpbb.com/articles/-/2819088
ヒト、チンパンジーが利他的に他者を手助けする
http://blog.goo.ne.jp/shax2081/e/5162d296b6e24afaa9746bb33fe191b9
LAタイムス記事(英文)に何と書いてあったかは分かりませんが、「人間以外には利他的/人間主義的行動をとる動物はいないことがほぼ判明」(コラム#8804。太田)とするのは、「ほぼ」を付けたとしても、まだ早いのでは、という印象です。
(人間に対して、諸文明ごとに同様の実験を行った場合どうなるのか、と、ふと思いました。)
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
江戸時代をプロト日本型政治経済体制の時代として高く評価する私の考え方に近い考え方は日本でちらほら登場しつつあるようだが、毛沢東/中共を日本大好きという観点から高く評価する私の考え方に近い考え方はいつになったら登場することやら。↓
「ベストセラー『明治維新という過ち』が話題の原田伊織氏は、これまで「明治維新とは民族としての過ちではなかったか」と問いかけてきた。江戸という時代は、明治近代政権によって「全否定」された。私たちは学校の教科書で、「明治の文明開化により日本の近代化が始まった」と教えられてきたが、はたして本当にそうなのか?・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e5%be%b3%e5%b7%9d%e6%85%b6%e5%96%9c%e3%81%ae%e5%a4%a7%e6%94%bf%e5%a5%89%e9%82%84%e3%81%ab%e9%9a%a0%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e6%b7%b1%e5%88%bb%e3%81%aa%e4%ba%8b%e6%83%85/ar-BBxRTkx?ocid=iehp#page=1
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<日中友好人士に敬意を表する習ちゃん。↓>
「蘇家屯という町で日本語を教えている小糸英樹さん・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0104/c94473-9162828.html
「日本の国宝級映画監督・山田洋次が中国を訪問し学生と交流・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0104/c94473-9162648.html
<以下はサーチナより。↓
日本へ行けキャンペーン。冬も行けとさ。↓>
「・・・今日頭条は「これこそ、日本の冬が多くの観光客を引きつける理由だ」と題し、雪国・新潟県でこの時期に行われる幻想的なイベントを紹介する記事を掲載した。
記事がまず紹介したのは、津南町で3月に行われる「つなん雪まつり」だ。このイベントでは、夜になると無数のスカイランタンに火が灯され、満天の星空と白銀の地面の間をゆらゆらと舞う「ロマンティックこの上ない風景」を見ることができるとした。
次に挙げたのは上越市で2月下旬に行われる「灯の回廊」。2万本のキャンドルが雪の上に設置され、キャンドルの灯りが雪に反射し、天を明るく照らす様子は「ライトの輝きとは全く異なる体験である」と説明している。3つ目は、長岡市で2月に開かれる「えちごかわぐち雪洞火ぼたる祭」だ。特にフィナーレで打ちあげられる花火について言及しており、その美しさを「雪に混じって大空で開く花火は、まるで夢のよう」、「寒い夜空に瞬く花火を見れば、あっという間に感動に包まれる」と形容した。
4つ目は、長岡市にある国営越後丘陵公園のウインターイルミネーション。40万球のLEDが公園を美しく彩り、高さ6メートルのシャンパングラスツリーが見ものであるとしている。このイベントは昨年12月の週末限定で行われたが、好評につき今月7-9日に延長開催されるとのことだ。最後は、小千谷市で2月下旬に行われる「おぢや風船一揆」を挙げた。大規模な熱気球の祭典であり、早朝から夜までロマンティックな光景が繰り広げられることを紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1626474?page=1
<これもまあそう。スモッグないぞーってさ。↓>
「・・・斉魯晩報は・・・「スモッグのせいで東京に閉じ込められて越年 2度の遅延で帰国」とする記事を掲載した。記事は、年末に日本を訪れ旅行していた記者が昨年12月31日夜のオッケー航空(奥凱航空)便で羽田から天津に戻ろうとしていたところ、激しいスモッグにより遅延となり、出発が翌1月1日の午後以降にずれ込む見込みであるとの情報を得たと紹介。「乗客たちは空港で年越しの夜を過ごし、さらにその半日後にようやく帰国の途に就くこととなった」とした。
そして、スモッグにより遅延が発生したフライトはこの便だけではなく、羽田空港内の至る場所で中国北部地方へ向かう中国人観光客が充満していたことを伝えている。さらに、1月1日午前には「さらに残念な情報が国内から伝わってきた」とし、中国北部地域のスモッグが消えるどころかさらに酷くなり、目的地である天津などの空港では視界が50メートルにまで低下したと紹介した。
結局記者が乗る予定だった航空便はほぼ丸1日遅れて日本時間2日未明に出発、北京時間同午前3時半に天津に到着した。記事は最後に「天津から山東省の済南に向かう高速鉄道に乗った際、空はすでに明るくなっていたが、窓の外に見る華北平原は依然として濃い蒼白な色に覆われていた」とまさに「五里霧中」の状況であったことを伝えている。
冒頭に紹介した到着時の実況が、スモッグの激しさをリアルに物語っている。記事はまた「空気を吸っただけで帰って来たって分かったよ」と語った中年男性の話を「天津人特有のユーモアである」と紹介している・・・
皮肉なことに1月1日の東京は見事な快晴で、羽田空港からは富士山をはじめとする山々がはっきりと見えたという。」
http://news.searchina.net/id/1626473?page=1
<これは定番的な日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、中国人旅行客が「日本を訪れて初めて、日中の差は小さくないと実感した」ことを伝える手記を掲載した。
記事が紹介しているの「日中の差」は、日本人からすればごく当たり前の事柄ばかりだ。例えば、日本で公共交通機関を利用した際、乗客が降りるときには車掌や駅員が「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べていたと紹介。こうした対応は社会主義国の中国では見られないものであることを伝えた。
また、旅行客向けの観光案内所では「スタッフの用意周到ぶりに驚かされた」とし、旅行客が知りたい情報は「すぐに紙で提供してくれる」と紹介。旅行客に情報を速やかに提供できるよう、対応がマニュアル化され、情報が事前に整理整頓されていなければ、こうした対応は難しいはずとの見方を示した。
さらに、中国にも近年増えているコンビニだが、「日本のコンビニは中国と違って、食べる、飲むものだけを提供しているのではない」とし、外国人も利用できるATMがあるなど「あらゆる消費者のニーズに応える存在」であると指摘し、そのサービスの種類の豊富さに驚いたことを紹介。また、日本の小売業のサービスの質の高さも「非常に訓練されていることがわかった」と伝え、中国の都市部はハード面では日本と同等の発展を遂げたものの、サービスなどの「ソフト面」では「日本と中国には差」があるうえ、こうした差は「日本を訪れないと分からないこと」であると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1626471?page=1
<日本のサービス産業の素晴らしさの根底にあるものを追求している。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、「日本人の『一切を大切にする』品格はどうやって形成されるのか」とする記事を掲載した。
記事は、観光客として日本の街を歩いていると、日本人の礼儀正しさに触れ、日本人の素晴らしい習慣であると感じるかもしれないとした。その一方で、「しかし日本人の善良な表向きの中には、深い孤独が存在するのだ」と説明。その孤独は全てのものに対する「無常感」が影響しており、日本人は「無常」こそ人生の精髄であると認識していると伝えた。
そして、この「無常観」と相通じるのが、茶の道から生まれた「一期一会」という理念であるとし、一生のうちに同じ茶会は二度とないゆえ、主人も客人も互いに敬意をもって臨むべしというその考え方は茶道の発展、普及とともに日本の文化的、民族的な性質に深く影響を与えていったと解説している。
記事はまた、「一期一会」という考え方はおもしろい現象をも生んだとして、日本人が「期間限定」、「季節限定」、「地域限定」をこよなく愛し、この特性に目を付けた商業者が次々と限定品を売り出しているとも紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1626495?page=1
<寸止めしてるが、東南アジアの人々から日本人が人間主義者達であるがゆえに好感を持たれていることを示唆。↓>
「・・・今日頭条は・・・2016年にタイを訪れた中国人旅行客は877万人に達し、外国人旅行客全体の27%を占めたと伝える一方、「中国人がタイに莫大な経済効果をもたらしているが、タイ人は日本人に好感を抱いている」と主張した。
記事は、16年に中国人旅行客がタイにもたらした観光収入は4392億バーツ(1兆4400億円)に達したと紹介し、「タイ人はこれだけお金を落とす中国人に好感を抱いていると思うかもしれない」と主張する一方、タイ人が好感を抱いているのは中国人ではなく、日本人だと主張した。
さらに、タイ人のみならず、インドネシア人も「日本人に好感を抱いている」としたほか、ベトナム人もフィリピン人も「お金を落とす中国人ではなく、日本人に好感を抱いている」と主張。これは東南アジアを訪れた中国人ならば「現地の人びとの中国人に対する態度と日本人に対する態度が大きく異なることを知っているはずだ」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1626444?page=1
<ガス抜き記事。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、日本人の生活に中国製品が浸透しており、「日本人の暮らしはもはや中国製品に占領されている」と主張する記事を掲載した。
記事はまずパソコンについて、日本ではレノボが大きな存在感を示していると主張。日本国内シェアの約25%を占めるのはNECとレノボの合弁会社であるNECレノボであり、富士通もパソコン事業をレノボと統合する方針であると紹介し、中国企業であるレノボが日本のPC市場で存在感を見せつけていると伝えた。
さらに家電分野では、東芝が白物家電事業を中国の美的集団に売却したのをはじめ、三洋電気はハイアールに、シャープは台湾の鴻海にそれぞれ買収されている。記事は、ハイアールが日本市場で売上高500億円を達成していることを指摘し、「かつて中国で日本メーカーの白物家電が憧れの象徴だったことを考えると、とてつもない変化」であると主張した。
また、スマホ市場で華為技術(ファーウェイ)のスマホが日本で好調な販売を記録していることを指摘する一方、日本メーカーのスマホは日本国外で殆ど売れていないと主張、日本メーカーの衰退ぶりを強調。家電やスマホ市場における中国企業の躍進と、日本企業の衰退を対比させ、中国企業が日本市場を攻め落としたとの見方を示した。
ほかにも記事は、日本ではスーパーに並ぶ野菜の多くが中国産で、100円ショップの製品に至ってはずっと昔から「中国製の天国」だとした。日本が強いとされる自動車分野でも、京都のバス運行会社が比亜迪(BYDオート)製の電気バスを導入しており、不動産でも少なからぬ物件が中国資本によって購入されていて「日本人の住む家のオーナーは中国人」というケースも少なくないと指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1626486?page=1
<ガス抜き記事ではあろうが、中身のデキが悪過ぎる。上掲のような記事を見習え。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、「日本はなぜ他国を侵略したがるのか」と疑問を投げかけ、それは日本が「島国だからだ」と主張する記事を掲載した。
記事は、日本と中国は海で隔てられているが、双方の往来ははるか昔から存在していたとしながらも、「日本が中国を侵略したことで、日本は中国人がもっとも特別な感情と恨みを抱く国となった」と主張。日本の侵略によって中国の大地は中国人の血と涙と悲しみで染まったと論じた。
続けて、日本はこれまで中国のみならず、朝鮮半島も侵略の対象としてきたと主張し、日本が他国を侵略しようとするのは「日本が侵略を好むという要因以外に、島国であることも理由の1つだ」と主張。日本は典型的な島国国家だとし、日本の国土面積は中国を圧倒的に下回り、天然資源も限られていることから「資源の豊富な隣国に視線を向けるしかないのだ」と主張した。
また記事は、中国は数千年の歴史のなかで周辺国と数多くの接触と交流を保ってきたとし、それによって中華民族は温和で包容力のある精神が醸成されたと主張。一方、日本は島国だからこそ他民族と接触する機会が少なく、それによって「偏狭な精神が醸成された」とし、島国であることが日本が中国を侵略した根源であると主張している。」
http://news.searchina.net/id/1626501?page=1
トランプは、米識者達をたぶらかして当選なんて無理だと言わせた挙句当選を果たしたが、やはり、米識者達をたぶらかして大統領として無能だとさんざん言わせて実は・・、と初夢(妄想?)を語る米識者。↓
・・・Is it better to be thought a lightweight and dismissed by rivals if you are in fact talented, ambitious and ready to strike? To be thought clueless when in fact you have a plan?
Now for the stretch on your part — and mine: What if President-elect Donald Trump is playing the Russians and Vladimir Putin as effectively as he played the U.S. media throughout 2015 and 2016? ・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/what-if-trump-is-playing-russia-like-he-played-the-media/2017/01/04/9a045ea4-d28a-11e6-9cb0-54ab630851e8_story.html?utm_term=.f9ef7e076aa9
米国が第一次世界大戦に遅れながらも参戦したことが、その後の20世紀のうち続く悲劇の原因になったとする本が出た。
(その通りだ!(太田))↓
・・・America’s intervention, Kazin argues, “foreclosed the possibility of a negotiated peace,” and led to the “punitive peace” of the Versailles Treaty, and pretty much everything that came afterward, including the Nazis, World War II, the Holocaust, even the Iraq war.・・・
<しかも、そのどさくさで米国人達は陵虐された。↓>
The waves of reaction rolled on after the Armistice.・・・
Black churches and neighborhoods were burned to the ground, and hundreds, maybe thousands of African-Americans murdered in white-on-black pogroms. ・・・
http://www.nytimes.com/2017/01/04/books/review/war-against-war-michael-kazin.html?action=click&pgtype=Homepage&version=Moth-Visible&moduleDetail=inside-nyt-region-3&module=inside-nyt-region®ion=inside-nyt-region&WT.nav=inside-nyt-region&_r=0
(上掲の本の書評子は、そんなこと言ったって、帝政ドイツの「挑発」もあり、現実問題として参戦回避は困難だったと主張しているが、)現在のトルコまで、あらゆる災厄は米国のせいだという雰囲気だが、遡れば、第一次世界大戦の時の米国に対する恨みがある、とするコラムだ。↓
Turkish officials accused the United States of abetting a failed coup last summer. When the Russian ambassador to Turkey was assassinated last month, the Turkish press said the United States was behind the attack.
And once again, after a gunman walked into an Istanbul nightclub early on New Year’s Day and killed dozens, the pro-government news media pointed a finger at the United States.・・・
<現在のトルコについては、国内が分裂していることがもう一つ大きな原因だとしている。↓>
“Turkey is so deeply polarized around the powerful persona of Erdogan that, instead of asking why terror attacks are happening and how they can be stopped, the pro- and anti-Erdogan blocks in the country are blaming each other,”・・・
Mr. Erdogan, who spoke this week with President Obama in a condolence call, also told his audience what he believed Turkey, in facing so many terrorist attacks, was really up against: a plot by the West.
<ここが第一次世界大戦に言及している箇所。↓>
Invoking the collapse of the Ottoman Empire after World War I and the subsequent Turkish war against Western armies and their proxies, he said, “Today Turkey is in a new struggle for independence.”・・・
http://www.nytimes.com/2017/01/04/world/europe/istanbul-attack-nightclub.html?ref=world
カナダには核心たるアイデンティティはない、とトルドー首相が言明。
(とんでもない、骨の髄までアングロサクソン文明アイデンティティだわさ。(太田))↓
When Justin Trudeau said ‘there is no core identity, no mainstream in Canada’, he was articulating a uniquely Canadian philosophy that some find bewildering, even reckless – but could represent a radical new model of nationhood・・・
<現在も大量の移民を受け入れ続けている。↓>
Annual immigration accounts for roughly 1% of the country’s current population of 36 million.・・・
Ten years ago, two-thirds of population increase was courtesy of immigration. By 2030, it is projected to be 100%.・・・
<欧州発のいわゆる「国民国家」であることを乗り越えたんだとさ。↓>
The modern state – loosely defined by a more or less coherent racial and religious group, ruled by internal laws and guarded by a national army – took shape in Europe. Telling an Italian or French citizen they lack a “core identity” may not be the best vote-winning strategy.・・・
<ポストナショナリズムと言ってもいい、とさ。↓>
・・・postnationalism has also been in intermittent practise for centuries, since long before the nation-state of Canada was formalised in 1867. ・・・
<でも、結局のところ、アングロサクソン文明圏に属することを示唆しちゃっている。↓>
Though sovereign since 1867, Canada lingered in the shadow of the British empire for nearly a century. Not until the 1960s did we fly our own flag and sing our own anthem, and not until 1982 did Trudeau’s father, Pierre, patriate the constitution from the UK, adding a charter of rights. He also introduced multiculturalism as official national policy.・・・
https://www.theguardian.com/world/2017/jan/04/the-canada-experiment-is-this-the-worlds-first-postnational-country
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<K.K>(画像は省略(太田))
≫Explorerを確認したところ、やはり、[ドキュメント]フォルダにX入り赤丸が付いていました。≪(コラム#8832。太田)
サーバ側(マイクロソフト側)のOneDriveが、ラベル管理であるとすると、一応説明がつきます。
太田さんのOneDriveには現在、[ドキュメント]フォルダと[ドキュメント-DELL]フォルダが存在していて、これら2つのフォルダには同じ名前のファイルが多数存在しているはずです。ディレクトリ管理であれば、[ドキュメント]フォルダと[ドキュメント-DELL]フォルダに同名のファイルが存在しても、別のファイルとして扱われるので問題ないのですが、ラベル管理の場合は[ドキュメント]フォルダと[ドキュメント-DELL]フォルダの同名のファイルは一つのファイルとして扱われる(一つのファイルに「ドキュメント」と「ドキュメント-DELL」という”ラベル”が付けられる)ので、例えば、[ドキュメント-DELL]の[コラム]ファイルに変更が加えられると、[ドキュメント]の[コラム]ファイルにも変更が加えられます。
現時点で、「DELLパソコン」をメインに使用していますので、[ドキュメント-DELL]の[コラム]ファイルや[日記]ファイルに変更が加えられる→ラベル管理なので、[ドキュメント]の[コラム]ファイルや[日記]ファイルも変更される→「Epsonパソコン」は[ドキュメント]フォルダと同期する設定なのですが、「Epsonパソコン」内の「コラム」/「日記」とサーバー側の「DELLパソコン」によって変更が加えられた「コラム」/「日記」とで、どちらのファイルに同期させてよいかOneDriveがわからなくなっている、ということではないかと思います。
[ドキュメント-DELL]を削除すれば、改善するかもしれませんので下記の操作を行ってください。
注意:すべて「DELLパソコン」での操作です。
1.「DELLパソコン」で、画面の右下の[ヘ]をクリック→常駐ソフトのアイコンが表示されます→「BunBackup」のフォルダのようなアイコンをクリクしてください。[BunBackup]ウィンドウが開きます。
2.[設定(S)]をクリック→[環境設定(E)]をクリックしてください。[環境設定]ウィンドウが開きます。
3.[自動バックアップ]タブで、一、[自動バックアップする(A)]チェックボックスのチェックを外して、二、[OK]ボタンをクリックしてください。
4.[11 ドキュメント(OneDrive)]をダブルクリックしてください。[バックアップ設定]ウィンドウが開きます。
5.一、[バックアップ先フォルダ(D)]を
[D:\Users\Nobumasa Ohta\OneDrive\ドキュメント-DELL]から
[D:\Users\Nobumasa Ohta\OneDrive\ドキュメント]に変更して、
二、[OK]ボタンをクリックしてください。
6.上書きボタンをクリックしてください。
7.一、[11 ドキュメント(OneDrive)]が青色反転している状態で(青色反転していない場合は、[11 ドキュメント(OneDrive)]をクリックして青色反転させてください)、二、[“選択バックアップ”]ボタンをクリックしてください。[ドキュメント]フォルダの[OneDrive]へのバックアップが始まります。
8.バックアップが終わりましたら、[バックアップ結果]ウィンドウを閉じてください。
9.[設定(S)]をクリック→[環境設定(E)]をクリックしてください。[環境設定]ウィンドウが開きます。
10.一、[自動バックアップする(A)]チェックボックスにチェックを入れて、二、[OK]ボタンをクリックしてください。
11.[BunBackup]ウィンドウを閉じてください。
12.エクスプローラで、[D:\Users\Nobumasa Ohta\OneDrive]フォルダにアクセスして、[ドキュメント-DELL]フォルダを削除してください。
<太田>
やりました。
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太田述正コラム#8835(2017.1.5)
<ロシアに振り回される米国(その5)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x3213)
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