太田述正コラム#8838(2017.1.7)
<皆さんとディスカッション(続x3215)>
<太田>(ツイッターより)
 <昨日の>21:00現在、電子版で、慰安婦合意問題・・日本政府の措置とそれに対する韓国政府の反応・・を、朝日と産経は大きく取り上げ、東京と読売はちょっとだけ取り上げ、毎日は全く取り上げていない。
 各紙、対応がバラバラなのはいいことかも。
 本件のバカバカしさに鑑み、僕は、毎日の対応を買うけどな。
<太田>
 関連記事だ。
 分かってんなら、もっと強力に韓国内向け発信を!↓
  「慰安婦:「ウィーン条約違反」 日本の主張に対抗できない韓国・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/01/07/2017010700412.html
<y4tFyK.o>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 韓国はなんであんなに市民団体に弱いの?
 「韓国は法治社会ではない」と言われればそれまでかもしれないが、ちょっと理解できない。
 日本だと9条の会だとか、しばき隊が暴走しているようなもんじゃない?
<太田>
 不思議なのは、それよりか、そんな韓国がどうして経済発展に成功したのかだ。
 非法治社会と言えば、韓国は嘘吐きだらけなんだもんな。↓
 「・・・2015年に偽証罪で起訴された人は1688人だったが、約8割が執行猶予付き判決を受けた。偽証罪の法定刑は5年以下の懲役または1000万ウォン(約100万円)以下の罰金だが、実際は処罰が甘いため怖がる人はいない。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/01/06/2017010601108.html
<XopXaOKQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
≫ほぼ通説が成立しているところの、どうして長征が行われたのか、と、説らしい説がない、≪(コラム#8836。太田)
 あえて毛が共産党内部のソ連信奉者やコミンテルンの一掃を狙っての「長征」ではないでしょうか。
 そもそもゲリラ戦に特化した紅軍が前方展開する必要はないですし、ソ連やコミンテルンから国共合作の話は伝わっているはず、わざわざ兵力を減らすような行為に説明がつきません。
 結局本格的な「長征」は毛沢東が「遵義会議」にて権力を掌握したとされた後、発動されています。
 (遵義会議の資料が開示されていない、通説ではまだこの時点では党全体に毛の力は浸透していないとされてますが、毛がそれ以前から権力を握っていたのではと考えてますが。)
 一度党を解体寸前に迄持っていって国共合作後速やかに造り直し再び国民党と決戦を挑むためだったのでは。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%BE%81
≫中共軍が国軍ではなく党軍であり続けているのはどうしてか、≪(同上)
 「・・・同時に我々は西側敵対勢力が我が方にしかける「西洋」化、分裂化の政治陰謀を注視する必要がある。彼らは一貫して軍隊を彼らの浸透作戦の重点とし、軍隊の『非党化』『非政治化』を懸命に鼓吹し、我が軍の性質を改変しようと企み、我が軍を党の指導から離脱させようとしている。我々はこれを必ず決然と阻止しなければならない。』
「党章を深く学習、貫徹し、軍隊党の建設を進めよ」 中央軍委委員、総政治部主任 李継耐 (09年9月「求是」理論ネットより。原文は2006年発表)
http://www.tsugami-workshop.jp/blog/index.php?id=1266490852
 いわゆる西側陰謀論を表向きには喧伝しているようですが、その心は常に党が出来た時に原点回帰せよという中身ではないかと。
 要は安易に西洋のように国軍化しても、強い軍隊は出来るかもしれない、しかしそれは本来の党是からは程遠い。
 一般人を人間主義にしていくには時間がかかるので軍から人間主義にしていく。
 その為には党が直接指導していく必要がある。
⇒次回のオフ会では青年毛沢東を取り上げる(コラム#8830)こと、「天才とは1%のひらめきと99%の努力」・・と実はエジソンは言わなかったらしい
http://www.cocoro-skip.com/jinbutsu/60002.html
・・だけど、この「努力」を(誰でも思い浮かべるであろう)他の言葉で置き換えてみること、二つの設問の答えが何と概ね同一であること、を手掛かりに、もうチョイ、諸君、考えてみてちょーだい。
 一つでも正解・・ということは、両方とも正解する可能性が高いわけだが・・すれば、無料読者、有料読者を問わず、1年間、名誉有料読者にさせていただくであるよ。(太田)
<七氏>(同上)
 「同塾のカリキュラムには「プレゼンテーション能力」や「創造力」「批判的思考」などのビジネススキルが並び」なんて、くだらないこと言ってんじゃないよ。
 縄文モードから弥生モードへ転換・止揚し、それは弥生系のやつらとの対決の準備であるんだ。ってことだ。
 日本人よ、日本文明を世界へ発信するために理論武装せよ!!↓
 「子供のうちにプレゼン磨け ユニーク塾が大人気・・・」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170107-00000057-san-soci
 ——–
 やはり石破が真のタカ派の一人か。
 だからどうなんだ、がないが「陛下があそこまで仰せになられたってことを私たちは畏れを持って受け止めるべきだ。」、制約とは何なんかわからんが「本来は集団的自衛権は憲法上、フルに容認され得ると思っている。(もちろん、その行使の態様は安全保障基本法で、きちんと制約をかける。)」。
 フル容認。いいね 。自民党への拘りなんて捨ててしまえ!↓
 「石破茂前地方創生担当相(昭和32年2月生まれ)「『そうあるべきだ』と言わない自民党内の言論空間は不思議だ」・・・」
https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/politics/amp/170107/plt1701070007-a.html?client=ms-android-kddi-jp
⇒石破は一度自民党を飛び出している
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%A0%B4%E8%8C%82
からギリギリセーフということにしておくけど、ずっと自民党にいる「タカ」派なんて、マゾか詐欺師かその両方かだからね。(太田)
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 安倍チャン、褒められている貶されてるのか・・。↓
 Abe Wants to Be the Last Free Trade Samurai–Tokyo’s ready to pick up the banner of the TPP abandoned by Trump — if China lets it.・・・
http://foreignpolicy.com/2017/01/06/abe-wants-to-be-the-last-free-trade-samurai/
 日本の熱狂的な鉄道ファンについて紹介。
 ややオリエンタリズム的。↓
 Japan’s trains are in a league of their own. Japan’s subculture of train fanatics is no different.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/if-you-thought-japans-trains-were-something-else-wait-until-you-see-its-trainspotters/2017/01/05/1049fe38-c5c6-11e6-a22f-f4d703887285_story.html?utm_term=.845275be3e53
 日本の銃規制の厳しさを称賛している。↓
 How Japan has almost eradicated gun crime・・・
 ”They are the first nation to impose gun laws in the whole world and I think it laid down a bedrock saying that guns really don’t play a part in civilian society.”
 <こういうデータ、面白いね。↓>
 People were being rewarded for giving up firearms as far back as 1685, a policy Overton describes as “perhaps the first ever gun buyback initiative”.
 The result is a very low level of gun ownership – 0.6 guns per 100 people in 2007, according to the Small Arms Survey, compared to 6.2 in England and Wales and 88.8 in the US.・・・
http://www.bbc.com/news/magazine-38365729
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <日中交流人士、中共人篇2つ。↓>
 「食べると金運に恵まれる? 話題の「金運そば」 日本・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0106/c94473-9163691.html
 「画家・曽勤さん「絵を通して中日文化交流促進」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0106/c94473-9163803.html
 <日本については、またも、こんな話まで紹介。↓>
 「日本の変わったサービス「おっさんレンタル」 若者をターゲットに・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0106/c94473-9163674.html
 <以下、サーチナからだが、人民網記事の紹介が2つ。
 日本に倣え、と絶叫する習ちゃん。↓>
 「人民網は・・・「日本はどうして世界で最もきれいな国になれたのか」とする記事を掲載した。
 記事は、「われわれは日本がなおも世界で生活環境が最も美しい国の1つであると認めざるを得ない」としたうえで、日本人の文化が日本の清潔さを保つ主な原因になっていると説明した。さらに「いくつかの大事な要素があるのだ」とし、以下の5点を挙げている。
 まず1点目は、「自分の環境維持に責任を持つこと」だ。日本では子どもの頃から「自分で使った場所はきれいにする」ことを教育されるとし、小学校で児童たち自らが分担して清掃を行う制度について紹介した。
 2点目は、地域で決められた細かいゴミ出しルールを挙げた。これについては非常に面倒なように見えるが、いざ慣れてしまうと実は誰でもできるようなことなのだとしている。3点目は、家庭でもオフィスでもみんなが自覚的に清潔を保とうとする姿勢だ。
 4点目に挙げたのが、地域で定期的に行われる清掃活動。その内容は草むしりや植物の手入れといったシンプルなものだが「長期的に見れば、コミュニティ全体にとって一定の助けとなるのだ」と説明している。そして、5点目には、見事に整備された公共交通システムを挙げている。
 記事はこれらの要素について紹介したうえで、「日本の街並みや都市、そして家庭がみんな美しく快適である」のは「それぞれのコミュニティが協力しあっているからこそ」なのであると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1626649?page=1
 <習ちゃんのお声がかりで日本文明総体継受に取り組んでることを裏付ける記事だ。↓>
 「・・・人民網は・・・「食の安全を解決するのにどれほどかかるか 日本は約20年かかった」とする記事を掲載した。
 記事は3日に習近平国家主席が「食品安全への取り組みを強化せよ。わが国の13億人あまりの健康と命の安全に関わる問題であり、しっかりやるところをさらにしっかりと努めよ」との訓示を垂れたことを紹介。そのうえで、「では一体、どうやってしっかりやるべきなのか」とし、日本の事例を取り上げた。
 日本は食品が安全であることで知られているとする一方で、「半世紀前には日本でも『毒粉ミルク』事件が発生し、全国を震撼させたのだ」と紹介。1955年より森永乳業の粉ミルクを飲んだ乳幼児が相次いで死亡する、あるいは身体の変調をきたす事例が頻発、安定剤の中に有毒物質であるヒ素が含まれていたことが明らかになったとした。
 問題発覚後、被害児の家族らは最後まで責任追及の姿勢を崩さず、良識ある学者らの協力を得ながら企業側と激しい法廷闘争を繰り広げ、ついに1973年に被害者支援団体、国、同社との間で被害者の恒久的な救済に関する確認書が締結され、同社が責任を負う事で決着したと伝えている。
 記事は、この事件によって日本社会が「有毒食品」に対して神経を尖らせ、世論が企業を厳しく監督することになったほか、市民があきらめずにとことん責任追及する精神が、「政府に関連法律の整備を急ぐよう迫らせた」と説明。中国においても政府当局が食品生産者を厳しく監視すると同時に、なおのこと社会の大衆が政府と生産・販売者の両方に対して厳しい目を光らせるべきなのだと呼びかけた。」
http://news.searchina.net/id/1626647?page=1
 <ここからは、人民網記事以外の紹介。
 先ほど登場した記事と趣旨は同じ。一斉指令を習ちゃんが発していることを裏付けている。↓>
 「・・・捜狐・・・記事は、日本は「世界でもっとも清潔」であり、また「国民の民度が極めて高い国」であると伝え、その理由について論じている。
 まず記事は、日本は「生活環境が世界でもっとも清潔な国」の1つであると称賛し、日本の街や公共の乗り物を含む多くの場所には「ほとんど汚れがない」と絶賛。
 日本がこのように非常に清潔な国である理由の1つは、日本の子どもたちが学校内で自分たちが使用した場所の清掃活動に従事することが関係していると説明。それゆえ、「日本人は生活環境を清潔に保つことを重視するようになり、従って日本人はゴミのポイ捨てをしない」と指摘した。
 続いて、記事は2つ目の理由として、日本は「完全なゴミ処理システムを有している」という点を指摘。日本人にとってゴミを捨てるという行為は「単にゴミ箱の中にゴミを入れるだけのことではない」と説明、徹底したゴミ分別システムが構築されており、ゴミを分別、回収し、リサイクルを行うというシステムのなかで処理することこそ、日本人にとってのゴミ捨てにあたると論じた。
 また、3つ目の理由について、日本人1人1人が清潔さを愛しており、家庭でも会社でも自ら進んで清潔な環境を作り出すと説明。さらに、4つ目の点として、日本の各地域には住民が集団で清掃に参加する取り組みがあり、住民は「みな互いに助け合う」と指摘。清潔な環境のために互いに協力し合うこのような日本社会の精神が、清潔さを保つ文化を育んでいると絶賛した。」
http://news.searchina.net/id/1626644?page=1
 <日本でのカジノ産業の隆盛を祈念する習ちゃん。↓>
 「・・・好奇心日報が3日付で掲載した記事は、この法案によって日本は将来的にラスベガス、マカオ、シンガポールを超える「世界のカジノ産業の中心地」になる可能性があると伝えている。
 記事はまず、世界のカジノ関連企業は日本の賭博市場の潜在力を高く評価していると説明し、その根拠として、投資銀行CLSAは「人口が多い地域に2つのカジノが建設されれば、そのカジノの収入は100億ドル(約1兆1623億円)に達する可能性がある」と分析していることを紹介。
 さらに、CLSAは日本全国にカジノが建設された場合、日本の年間カジノ収入は250億ドル(約2兆9059億円)に達する可能性もあると分析していると紹介。250億ドルという金額は2015年のラスベガスのカジノ収入の4倍にあたる規模だと指摘した。
 また記事は、日本の賭博市場を高く評価している国際的なカジノ関連企業として、ラスベガスの「ラスベガス・サンズ」や「MGMリゾーツ・インターナショナル」などの名前を挙げ、こうしたカジノリゾート運営企業が、日本でカジノ合法化の是非が議論されてきた期間もずっと「カジノ合法化を後押ししてきた」と説明した。
 さらに、日本がもし2020年の東京オリンピック前にカジノの建設を完了させることができれば、「世界各地の客を招くことができ、訪日客を年間4000万人に増やすという日本政府の目標を達成する助けになるだろう」と指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1626645?page=1
 <これも、習ちゃんの指令で日本文明総体継受運動が推進されていることを事実上裏付ける記事。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「中国の若者が日本文化に強い興味を示す理由」について議論する記事を掲載した。
 <欧米よりも日本に関心を持たせよ、と指令が発せられていることが分かる。↓>
 記事は、中国の若者が「日本に対して非常に強い興味」を持っており、この興味は「欧米に対する興味より強いようだ」と紹介。その理由について中国のネットユーザーに意見を求めている。
 <単に関心を持つだけではなく、日本文明総体を体得せよ、という指令が発せられていることも分かる。↓>
 これに対して、最も賛同を集めたネットユーザーの意見は、単なる興味ではなく、「日本文化を学習と成長の素材としているから」というものだった。日本文化は中国の若者の世界観、価値観、人生観の一部になってさえいるのだという。
 <とりわけ、若者達にはっぱをかけていることが分かる。↓>
 また、中国が失ってしまった儒学や、韓国では残らなかった漢字も大切にしていることが中国人の好感度を上げていること、文学、映画、音楽、アニメ、ファッションといったソフトパワーでも中国を先行していると指摘し、こうした点が「中国の若者が日本文化に強い興味を示す」要因につながっているとした。
 別のユーザーは中国人の日本に対する好感度について年代別に分析。反日感情については若い世代のほうが薄いに違いないが、日本や日本文化が好きなのは、若者よりむしろ40代、50代であると主張。1960年代以降に生まれた世代は中国政府による反日教育の影響を受けているものの「心の底から日本を憎んではいない」としたほか、また70年代生まれの世代は日本のアニメや家電に囲まれて育った世代で、むしろに日本に対する感情は強いとした。」
http://news.searchina.net/id/1626642?page=1
 <一応客観記事。↓>
 「・・・好奇心日報・・・記事は、爆買いブームとその終焉が日本企業の売上高に与えた影響について説明している。
 爆買いブームが起きていた当時、中国人旅行客の間で人気だった商品としては電気炊飯器や温水洗浄便座のほか、魔法瓶が挙げることができる。保温弁当箱や保温カップ、IH炊飯器はかつての中国人旅行客にとって「日本で絶対に買うべき商品」として非常に人気があった。
 爆買いブームの恩恵を受けた企業は日本を訪れる中国人旅行客の増加にともなって業績を伸ばしてきたが、ブームが去ったことで家電量販店や空港などの免税店では人気商品の売上が減少してしまい、なかには免税店における売上額が半減したメーカーもあるようだ。
 記事は観光庁が発表している統計を引用し、2016年の訪日中国人旅行客数は前年比で増加したものの、2015年初には30万円だった一人当たりの平均消費額は、16年9月末には22万7000円にまで減少したと説明。これには中国人旅行客の消費傾向が免税店での買い物から1泊2食の温泉旅館の体験などに移行していることが関係していると指摘。中国人旅行客の消費傾向の変化が日本企業の業績を左右しているとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1626643?page=1
 <これは完全なガス抜き記事。↓>
 「・・・今日頭条は・・・近年は多くの日本人が中国で生活したい、あるいは、中国に留学したいと考えるようになっていると紹介し、「なぜ日本人は先進国であるはずの自国で暮らさず、中国で暮らしたいと考えるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 記事は中国に留学する日本人や、仕事のために駐在する日本人が増加傾向にあることを伝え、現在中国に1年間を超えて長期滞在している日本人は20万人に達していると紹介したうえで、日本人にとって経済成長が続く中国での生活は「幸福感を強く感じられるのではないだろうか」と推測した。
 さらに、この「幸福感」について、中国は日本に比べて各種税率が低く、納めるべき税額が少なくて済む点、中国社会は日本社会に比べて人情味があるという点、潜在成長力の大きな中国には、衰退しつつある日本にはないビジネスチャンスが数多くあるなどの点が関係していると主張した。
 また記事は、多くの日本人が中国に留学したいと願う理由について、エリートコースと世襲制に密接な関係がある日本社会において、中国留学はこの世襲制を打破してエリートコースに乗るための手段であると主張。中国に深い理解を持ち、中国語が話せるということは労働市場における競争力となるため、日本人にとって中国の魅力は絶えず大きくなっていると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1626620?page=1
 あのパンカジ・ミシュラ(Pankaj Mishra)(コラム#省略)が久しぶりに登場。↓
 <欧州文明とイスラム文明の近さを指摘している点ではあたっているが、決定的に違ってる部分もあることからミシュラは目を背けてるな。↓>
 ・・・the Italian futurist Filippo Marinetti’s call for the destruction of museums, libraries and academies in 1909 it seems but a few steps to Isis’s demolition of the temple of Bel in Palmyra, Syria; Wagner’s hatred for the cosmopolitan, Jew-filled Paris that had spurned him prefigures present-day Islamist denunciations of this “capital of prostitution and vice”.・・・
https://www.ft.com/content/3b73068a-d1ed-11e6-b06b-680c49b4b4c0
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 一人題名のない音楽会です。
 レクイエムの4回目です。
Brahms – Ein Deutsches Requiem(1868年)(注) 単独の日本語のウィキペディアがあるほど有名な曲だが私自身は余り好みではない。居眠りのバックグラウンド音楽としては向いてるかも・・。
https://www.youtube.com/watch?v=dJelOS-fjrY
(注)ドイツ・レクイエム。「通常レクイエムはカトリック教会において死者の安息を神に願う典礼音楽のことであり、ラテン語の祈祷文に従って作曲される。しかし、ブラームスはプロテスタントの信者であり、この曲ではマルティン・ルターが訳したドイツ語版の聖書などに基づいて、ブラームスが自分で選んだテキストを歌詞として使用している。また、演奏会用作品として作曲され、典礼音楽として使うことは考えられていないのが、大きな特徴として挙げられる。ブラームス自身も、「キリストの復活に関わる部分は注意深く除いた」と語っている。・・・
 この曲は1857年頃から書かれ始めた。この曲が構想されたきっかけは、1856年に自らを世に出してくれた・・・『新しい道』と題する評論を『新音楽時報』誌に発表してブラームスを熱烈に賞賛し、聴衆にブラームスの作品を広めるために重要な役割を演じた・・・恩人ロベルト・シューマンが死去したことにあったと言われている。・・・1865年、ブラームスの母が死去し、これが彼に曲の製作を急がせることとなった。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0
 「ハンブルクに生まれ、ウィーンに没<した>・・・ブラームス<(1833~97年)>はドイツ愛国主義者でもあり、普仏戦争の勝利を祝った『運命の女神の歌』や、『ドイツ軍勝利の歌』などの作品を残している。彼の部屋にはベートーヴェンの像と、ドイツ帝国の宰相オットー・フォン・ビスマルクの像が飾られていた。一方、ユダヤ系事業家らと親交があったこともあり、「反ユダヤ主義は狂気の沙汰だ」と知人に語っている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9
(続く)
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<K.K>
≫引き続き、富士通新についてもよろしくお願いします。≪(コラム#8836。太田)
 月曜日ぐらいまで待ってください。
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太田述正コラム#8839(2017.1.7)
<ロシアに振り回される米国(その7)>
→非公開