太田述正コラム#8866(2017.1.21)
<皆さんとディスカッション(続x3229)>
<太田>(ツイッターより)
 <本>日は映画だと決めたが土曜で混みそう(泣)。
 上映、邦画ばかりで瞠目。
 「日本映画が絶好調…30年に及ぶ「どん底」を抜け出したのは間違いない…」らしいね。
http://astand.asahi.com/webshinsho/asahipub/aera/product/2017011300001.html?iref=comtop_btm
 「君の名は。」の新海誠監督も怪気炎。
http://mainichi.jp/articles/20170120/dde/010/200/019000c
 「…かつて日本は過ちを犯した。だが、私たちと同じような苦難を経験したほかのどの国も、相手にこんな風にはしていない。…あちこちを訪ねてあれこれ書物を読み、勉強したが、依然として日本の実体を正確に理解できていない。…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/01/20/2017012001474.html
 この箇所以外は素晴らしい。
 しかし、韓国がダメなのは、突き詰めりゃ、私なんかよりももっと早く、慰安婦は日本が犯した誤りどころかその真逆であることに気付くことを含め、「日本の実体を正確に理解できてい」てしかるべきなのに、それができていない、君達、韓国の識者達の努力、能力が不足しているからなんだぜ。
<NRZ.NQFc> (「たった一人の反乱(避難所)」より)
 <YRkJNEAEクン(コラム#8864)、>縄文人の男も人間主義的でやさしい人かも知れないが、なにか共同体の危機の時には弥生人性を発揮する男のほうが女性としてもいいのでは?
 弥生人の女性も武士の妻のように凛としてそうで、それはそれで縄文人の男はメロメロになりそう(妄想)
<A2.7ief2>(同上)
 横からだけど、太田さんがよく使う「日本はアメリカの属国である」というフレーズは脳科学・心理学的には自らに打撃を与えるネガティブな表現に当たります。怒りを呼び起こすだけで冷静な思考が出来なくなる可能性が高い。
⇒その「学説」の典拠は? また、代替案は?(太田)
<七氏> (同上)
 「自らに打撃を与える⇒無自覚に内外から打撃喰らいまくってるけど一向に覚醒しない縄文モードの日本人。頼りは中共指導部とトランプになっとるぞ)ネガティブな表現⇒どう考えても属国だからネガティブな状況)に当たります。怒りを呼び起こす⇒まずは米国の極悪歴史を知って怒りを覚えることから全て始まる)だけで冷静な思考が出来なくなる⇒米国極悪歴史と欧州文明の野蛮性を知るとある意味そうならざるを得ないよ)可能性が高い⇒一端怒ってからじゃないと考えることにも行き着かんよ)」
 ただ、奇しくも日本文明は人間主義であることから、あなたの言うそのままの意味の憎悪なる野蛮へと日本人が向かう可能性はないです。
<K.K>
≫それこそ、もっと早い時点で「指摘・釈明してほしかった」ですねえ。≪(コラム#8864。太田)
≫それぞれの内容を推測してごらん。ま、当てられないだろうな。 答えは当日のお楽しみ。≪(コラム#8836。太田)
≫改めて、読者諸君の推理を聞かせて欲しいな。≪(コラム#8852。太田)
 私は、人文・社会分野に土地勘があるわけではありません。ですので、通常、人文・社会分野に関してこの掲示板には書き込みを行いません。
 最近の私のこの掲示板への書き込みは、毛沢東と三島由紀夫に関しての書き込みです。
 これらの話題に関して、太田さんは推理・推測で良いといって始められています。
 推理・推測で良いという条件でしたので、一定程度の曖昧性が許容されると判断し、本来書き込みを行わない分野に関して、書き込みを行わせて頂いています。
 ところが、太田さんが、推理/推測でよいといって始められた話題に関して、いつしか推理/推測の度を超えた厳密性が要求されるようになっているように思います。
 厳密性を要求するようになってしまった原因が一方的に太田さんにあるとは思いません。
 ですが、論証ではなく推理/推測の範囲に維持する、あるいは、論証に近い厳密性を要求されるのであればそれを宣言する、といった配慮をする責務は太田さんの側にあったと思っています。
⇒推理ゲームであれ何であれ、用いる言葉やフレーズに一義性(厳密性)が要求されるのはあったり前で、さもなきゃコミュニケーションが成り立ちません。
 (第三者たる読者もそれを求めたでしょ。なお、その人、私に対してもそれを求めたので、太田コラムでの言葉やフレーズの意味はお分かりのはずだから、そりゃないわ、とお答えした次第。) 
 もう一点。
 推理ゲームは犯人捜しという共通の目的を持って「犯人」に迫っていくわけですから、チームでもって容疑者達に意識を集中させてゲームをやった方が面白いし効果的なんだけど、あなたの場合、鋭く「真犯人」に迫る一方で、どーでもいいことに拘泥したり、チームメートの私のことを気にし過ぎたり、と力を分散させちまってますよ。(太田) 
≫そりゃ完全な誤解では?≪(コラム#8866。太田)
 これ以上、追求するのは止めましょう。
 一定程度、本質に迫れれば、いいのであって、私と太田さんで得心が全く同じである必要もないと思います。
⇒我々には、強制捜査権もないし、そもそも、関係者は全員亡くなっているのですから、「犯人」を確定できるワケがありません。
 (歴史を解釈する場合も基本的に同じですけどね。)
 だからこそ、「そりゃ完全な誤解です」という断定形にしてないでしょ。
 「そういう解釈も成り立つかもしれませんね」、「そりゃありえないのでは」、といった感想が、何らかの疎明を伴った形で、あなた(方)から返ってくるのを期待しているだけですよ。
 でも、遊び半分で始めたんだけど、他の読者の皆さんのダメ出しが入らないところをみると、(あなた等のご協力を得つつ、)かなりいい線まで行ったんじゃないかな。
 三島由紀夫の自死の説明、我々ので決まりかもね。(太田)
 (繰り返しになりますが、厳密性を要求するようになってしまった原因が、一方的に太田さんんあるとは思っていないです。)
≫それとも、というわけで、さっぱり分かりませんよ。≪(コラム#8864。太田)
 わからなくても当たり前でしょ。私の太田さんへの一方的な印象を言っているわけですから。別に、恋心をいだいているわけでないですよ。
⇒単純に、「弥生化の負の側面」ってどういったことを念頭に置いてるんですが、とあなたに聞いているだけなんですが・・。
 よほど答えたくない事情がありそうだから、答えなくたっていいけど。(太田)
≫引き出すもなにも、それ、「モードの止揚」(コラム#4207、8848)といった表現でもって、私が前々から何度も言ってきていることですよ。≪ (コラム#8866。太田)
「モードの止揚」⇒この場合、時系列的変化に関して、
「弥生・縄文最適バランス実現」⇒この場合、ある時点での状態に関して、言っていることになっています。
 少なくとも私にとっては、まるで違います。
 それが聞けてよかったということです。
<太田>
 またワケの分からんフレーズを連発しているけど、「読者の側からしますと、<太田さんは>弥生をドグマにしてしまっている様に写る場合があります<が、それが誤解であることが今回分かりました>。」とおっしゃるから、私が弥生命なんかじゃないことは、弥生モード・縄文モード止揚論を前から訴えて来てることから明らかだったはずよ、と注意喚起したんであって、そりゃ気が付きませんでした、或いは、そう言えばそうでしたね、と素直に言わなくっちゃダメよ。
 なお、止揚論を訴えているのは、全球化の時代だから鎖国なんてできず、他方、核時代であること等から大国間の戦争は不可能になっている、からですからね。念のため。
 更に蛇足です。
 縄文性そのものと弥生性そのものの中身は変わりようがないのですから、日本で両者を「止揚」させるとは、弥生性を復活させた上で両者のウェートの(四囲の人間主義度(縄文性)の進展に応じての)微修正、ということに、(私ならずとも、)ならざるをえないのであって、それを私は「弥生・縄文最適バランス実現」と表現した次第。
<七氏>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
≫農民がそのうち「一」姓であったところの、「百」姓だった≪(コラム#8864。太田)
 ⇒つまりは、百姓から国のために出世して活躍した人たち以外ということ?
 縄文人から弥生人化人たちとは逆で、芸や副業へ生を成した人たちを縄文人、ということですか?
⇒(縄文性、弥生性は、本来、地位、職業いかんに関わらぬ個人の属性であるわけだけど、)大雑把なイメージとしては、それでよろしいのでは。
 ちょい補足すれば、やはり天皇に直結しているところの、「国のために」「芸や副業へ生を成した人たち」≒匠達、ってところかな。(太田)
<ASvUecSk>(同上)
(≫要するに、マルクス主義(実は人間主義)と親和性があるところの日本の「左」こそ(真正)保守であって、「右」こそ(エセ)革新なんだよね。≪(コラム#8862。太田))
 未だに保守を自称しながら安倍だの自民だのを熱狂的に支持してる連中って何なんだろうな。
 「他に選択肢が無いから自民支持してるだけ~」とか言いながら安倍や自民党批判したら発狂し出すし。
 批判すら許さないって宗教かよ。
<pnpzP0/w>(同上)
 トランプの人選ひでーな。
 真逆の人間をポストに配置してる。
 こりゃ、暗黒の4年間だろうなー。
 まぁ、日本としちゃあ、米国の属国をさっさとやめてほしいだけでも達成できればおいしいんだけどね~。
 太田は、この人事はひでーと思わんのかいな。
⇒十把一絡げはダメよ、個別で論じなくっちゃ。
 とはいえ、トップがひでーんだから、部下達がひどくたってしゃーないじゃん。
 我々が関心を持つのは、米国の景気がどうなるのか、それと、対外政策がどんだけ「公約」通りに実行に移されるのか、だけでいーのよ。(太田)
<TT>
 –年賀状ありがとうございます–
 新年あけましておめでとうございます。
 先日、太田さんから年賀状が届いていてビックリしたと同時に感激してしまいました。
 〇〇は郵便事情が悪く、届かないと聞いていたので、まさか!でした。
 私は10月末に息子と一緒に始めたタッチラグビーで(さすがにもうラグビーは無理です)、左脚アキレス腱断裂、入院、手術となってしまい、年内は松葉杖で過ごしました。
 仕事はしていますが、11月末の日本出張取止めとなってしまい、あちこちに迷惑をしまいました。
 現在は、まだビッコを引いていますが、日常生活には不自由はなくなりました。
 現在家族4人、猫二匹で楽しく暮らしています。
 とにかく気候が最高です。
 暑くなく寒くなく、白人たちが住み着いたのが分かる気がします。
 日本食が手に入りにくいのが難点なので、納豆は自家製です。
 太田さんもお体にお気をつけて(大事に至らなくて良かったです)コラム執筆を続けてください。
 今後ともよろしくお願いします。
<太田>
 早大、小保方博士号問題に続く不祥事だな。↓
 「元局長の吉田・早大教授が辞職 自ら辞表・・・」
http://mainichi.jp/articles/20170121/k00/00m/040/027000c
 「天下りあっせん 早大総長「癒着ない」 想定問答渡されうそ・・・」
http://mainichi.jp/articles/20170121/ddm/041/010/167000c
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <定番的だが、何度聞いても気持ちいーね。↓>
 「・・・半島新聞網は・・・「深く考えさせられる、日本の教育方式」とする記事を掲載した。記事は、日本の教育方式が子どもの自活能力に重きが置かれると紹介。一方で、中国の教育方式は「子どもの快適さや座学の成績教育にウエイトを置き過ぎ、礼儀や尊卑の秩序を軽んじてしまっている」とした。
 そのうえで、日本において重要の上にも重要視されている教育理念を5点挙げた。1つ目は「感謝の教育」だ。感謝を知ることが教育において非常に重んじられているとし、その一例として食事前に手を合わせて「いただきます」と言って食物への感謝を示すことを紹介している。
 2つ目は「礼儀の教育」。いかなる場合でも衝突が発生した時にはまず謝ること、年長者を立てる秩序を守ることについて言及したほか、日本人が日常的に「すみません」、「ごめんなさい」を口にするとした。3つ目は「団体で協力する教育」である。学校ではどんな活動も集団で行われるとし、そこから日本人の団結、集団主義精神が培われるのだと説明した。
 記事はさらに、4つ目として自分たちで食事を作ったり、花や動物を育てたりなど、子どもたちに自ら手を動かさせる教育を、5つ目として環境保護意識の教育を挙げた。」
http://news.searchina.net/id/1627574?page=1
 <これも定番的な、日本の公共トイレの絶賛。↓>
 「・・・央広網は・・・「どうしてトイレ体験について語ると、日本を一番にしたくなるのか」とする記事を掲載した。記事は、トイレメーカーなどからなる日本レストルーム工業会がこのほど、2017年度より業界内において温水洗浄便座操作パネルのアイコンを統一して外国人観光客が安心かつ便利にトイレを利用できるようにすることを発表したと伝えた。
 そのうえで、日本でのトイレ体験を快適なものにしている要素について紹介。記事が挙げたのは、「日本の家庭ではトイレとバスルームが別々になっている」、「日本では駅や観光スポット、レストランなどにおいて温水洗浄便座が標準配備されている」、「海外旅行に便利なために、メーカーが携帯式洗浄器を開発している」、「トイレの清潔度が高く、コンビニやレストラン、駅などのトイレは1時間ごとにスタッフが掃除している」などの点だ。
 記事はまた、ヨーロッパでは商業施設や駅をはじめとする公共トイレはいずれも有料であるのに対し、日本では駅や飲食店、コンビニなどのトイレはみな無料で開放されており、なおかつ清潔であるとした。そして、これらのトイレのほとんどに温水洗浄便座や「乙姫」が備え付けられていると紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1627599?page=1
 <日中電気製品を比較し、中共のメーカーを叱責。↓>
 「・・・上観・・・記事は、日本企業の電器炊飯器のOEMで成功を収めたはずの中国企業が、自主ブランドの製品を生産するとその売れ行きが良くないという現象に困惑していると説明している。
 記事は、日本企業から電気炊飯器のOEMを依頼されたある中国企業の経営者の見解を紹介。記事によればこの経営者は、ある日本企業はこの中国企業に800万元(1億3378万円)もする設備を導入するよう要求したと説明した。
 さらに、この装置は大量に電力を消費するため生産コストが高くなる可能性があったというが、日本企業がこれほど高価かつ生産コストにも影響を及ぼす装置を導入するよう要求したのは、電器炊飯器の釜のアルミ材が使用を重ねても絶対にお米と接触しないという品質を確保するため、つまり消費者の健康に対する配慮が導入を求めた理由だったと説明した。
 また記事によれば、中国自主ブランド製品を生産する際には、コストを下げるために科学膜処理法を用いて釜のアルミの表面をコーティングするが、この方法はアルミ材と米の接触を完全に回避することは難しいと指摘。つまり、消費者の健康を損ねる可能性も排除できないわけだが、記事は「中国メーカーのこのような姿勢が中国国内の消費者からの信頼を損なう原因になっている」と指摘し、結果として中国自主ブランドの電気炊飯器の売れ行きが良くないことにつながっていると論じた。」
http://news.searchina.net/id/1627598?page=1
 <今度は漢方薬で、中共の関係業界を叱責。↓>
 「・・・新浪は・・・中国人が大気汚染の「特効薬」として、こぞって買い求めている小林製薬の「清肺湯ダスモック」の原材料は中国産だったと紹介。中国で生産された電気炊飯器や温水洗浄便座が爆買いの対象となった過去と同様に、中国人が中国産のものを爆買いする事例が再び生じていると伝えている。
 記事は、清肺湯ダスモックはもともとタバコの煙や排気ガスなどによって生じるたんをやわらげ、呼吸を楽にするための薬であると伝える一方、2016年4-9月の売上が前年比で約40%も「突然」伸びたと紹介。これは大気汚染に苦しむ中国人の消費が売上を押し上げたものだと伝えた。
 続けて、「日本人が漢方薬を中国人に売る」という構図が生じていることについて、「信じがたいが本当に起きていること」と伝えつつ、中国発祥の漢方薬は現在、世界市場においては日韓が約80%のシェアを獲得しており、中国企業が生産する漢方薬のシェアは5%程度にすぎないのが現状と指摘した。
 特に、日本企業が生産する漢方薬の原材料の大半は中国から輸入しているものだとし、中国は現在、漢方薬市場で原材料を供給する役目に過ぎないと主張。また、日本企業は現在、東南アジアや中央アジアで栽培、生産された生薬を購入するようになり、中国の漢方薬の原材料市場における地位も失われつつあるのが現実と指摘した。
 ・・・記事は「漢方薬は中国発祥なのに、中国は日本に圧倒的な負けている」と悔しさをにじませている。」
http://news.searchina.net/id/1627600?page=1
 <東京の田舎に引っ込んでるもんだから、こんなの知らんがな。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本はやっぱりアニメ大国だ。鉄道会社までもがこの世界に入り込んできた」とする記事を掲載した。
 記事は、昨年12月初めごろにJR東日本の駅構内に「男の誇りも、夫の覚悟も、父の力強さもすべてDBが教えてくれた。」といったキャッチフレーズが書かれた謎のポスターが掲示されたと紹介。そのポスターは中年サラリーマンや男性い駅員が腰を低く落として立ち、体の方に引き寄せた両手部分には青いエネルギーボールのようなものが描かれていたとした。
 そして、話題を集めたこのポスターが、今月10日から来月27日までJR東日本で行われているドラゴンボールスタンプラリーの「伏線」だったと説明。このイベントは東京を中心とした65駅に設置されたドラゴンボールのキャラクタースタンプを、電車に乗って集めて回るものであるとし、一定数のスタンプを集めるか、コンプリートを達成すると記念品がもらえると紹介している。
 さらに、スタンプラリーに合わせて東京駅では「元気玉ラーメン」、「ドラゴンボール焼売」など同作品にちなんだ飲食メニューも提供されていること、コンプリート達成者が参加できる抽選では「ドラゴンボール超」の録音現場見学権が1人にあたることなどを伝えた。
 このイベントを知った中国のネットユーザーからは「敬服に値するイベント。異なる商業分野が広く協力することでさまざまな商業的メリットを実現するうえ、文化的にも市民の日常を豊かにする」、「面白い。国内でも優れたマンガやアニメを起用してこういうイベントをやってほしい」といったコメントが寄せられている。」
http://news.searchina.net/id/1627603?page=1
 韓国の米軍向け慰安婦達に中途半端だが画期的な判決が下された。
 どうして朝鮮日報電子版は報じない?
 どうして産経も含め、日本の主要メディアは報じない?↓
 <地裁は、韓国官憲が慰安婦達を拘束して性病の強制治療をしたことが違法だったとして賠償を命じた。↓>
 ・・・In a landmark ruling, a South Korean court said on Friday that the government had broken the law during the 1960s and ’70s by detaining prostitutes who catered to American soldiers, and by forcing them to undergo treatment for venereal diseases.
 <彼女達は、韓国政府が日本軍慰安婦の日本政府の場合同様、慰安婦の募集・管理に関与したとして謝罪を要求していたもの。↓>
 Dozens of former prostitutes brought a lawsuit to press the government to admit that it had played a hand in creating and managing a vast network of prostitution in camp towns, called gijichon, where poor Korean women worked in bars and brothels frequented by American troops.
 In the ruling by a three-judge panel of the Central District Court in Seoul, the women did not win that admission or the apology they sought.
 Yet the ruling was still a victory: For the first time, the court said the government had illegally detained gijichon prostitutes for forced treatment for sexually transmitted disease, and ordered it to pay 57 plaintiffs the equivalent of $4,240 each in compensation for physical and psychological damage.・・・
 <判決の中で、彼女達を米軍のための慰安婦、と明記。↓>
 Judge Jeon said the prostitutes had been “comfort women for the United States military,” touching on one of the country’s most delicate historical issues by using the same euphemism for prostitutes the Japanese have applied to Korean and other women who were forced into sexual servitude by its soldiers during World War II.
 <彼女達は、かねてから、慰安婦問題で日本政府を非難するくせに自分達のことは頬かむりしてきた、偽善だ、と韓国政府を批判。↓>
 The plaintiffs had encouraged that comparison, arguing that it was hypocritical for South Korea to condemn Japan for its historical wrongdoings while not acknowledging its own role in ensuring that foreign soldiers had access to Korean prostitutes.
 <(中には、自分の意思でなった者もいたが、)女衒達に騙されて慰安婦にされ、抜けることを許されなかった(者も少なくなかった)、と。↓>
 “They say we walked into gijichon on our own, but we were cheated by job-placement agencies and were held in debt to pimps,” Park Young-ja, 62, one of the plaintiffs, said after the ruling on Friday. “I was only a teenager and I had to receive at least five G.I.s every day with no day off. When I ran away, they caught and beat me, raising my debt.”・・・
 <彼女達は貴重な外貨源であり、当時の官憲は、彼女達に向かって「愛国者達」と呼んでいた、と。↓>
 In the destitute years after the Korean War of 1950-53, the dollars that prostitutes in the camp towns earned were a valued source of hard currency in South Korea. Former prostitutes have testified that government officials had urged them to earn more, calling them “patriots.”
 <そして、米軍兵士達を性病から守るため、彼女達に強制的に性病治療を施した、と。↓>
 At the same time, the women said, the health authorities cracked down on prostitutes who tested positive for sexually transmitted diseases, less out of concern for the women than to protect American soldiers. Newspaper accounts and parliamentary documents from the time referred to the prostitutes as “comfort women.” The court said on Friday that some of the women had been sold into the camps through human trafficking, while others appeared to have chosen prostitution to make a living.・・・
 <当時の政府は、彼女達のために英会話やマナー教育までした、とも。↓>
 They say the government not only sponsored classes for them to learn basic English and etiquette, meant to help them sell themselves more effectively, but that the American military police and South Korean officials also regularly raided clubs looking for women who were thought to be spreading diseases.
 They added that the police would then detain those women, locking them up in so-called monkey houses with barred windows. There, they said, the women were forced to take medications until they were well.
 <性病以外の病気に罹っていても、たとえ死にそうでも、政府は何もしなかった。↓>
 “They never sent us doctors even when we were so sick we almost died, except they treated us for venereal diseases,” Ms. Park said. “It’s clear that they treated our venereal diseases not for us but for the American soldiers.”・・・
 <当時の政府は、米軍が撤退することを極度に恐れていた。↓>
 Scholars who have studied the issue have said that the South Korean government was motivated in part by fear that the American military, stationed in the country to provide a defense against North Korea, would leave.・・・
 ・・・the women would appeal the ruling, seeking an official apology, greater compensation and a finding that the government was responsible for creating and running the camp towns.・・・
https://www.nytimes.com/2017/01/20/world/asia/south-korea-court-comfort-women.html?ref=world&_r=0
 もう、よー分かっとるって。↓
 「米研究:「コーヒーやお茶の常飲は長寿に効果的」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0120/c94475-9169480.html
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 一人題名のない音楽会です。
 レクイエムの5回目です。
Liszt – Requiem, S. 12 (R. 448), “Messe des morts” (1868) (注)
https://www.youtube.com/watch?v=NnjauJquWfw
(注)通常のレクイエムの構成は次の通り。
 1.Introitus(入祭唱、Requiem aeternam dona eis Domine….. Te decet hymnus Deus in Sion….)、2.KYRIE、3.Graduale(昇階唱、Requiem aeternam….. In memoriam aeterna erit justus….)、4.Tractus(詠唱、Absolve Domine, animas omnium fidelium defunctorum….)、5.Sequentia(続唱、Dies irae, dies illa….)、6.Offertorium(奉献唱、Domine Jesu ChristeHostias et preces tibiDomine..)、7..SANCTUS、8.AGNUS DEI、9.Communio(聖体拝領唱、Lux aeterna luceat eis, DomineRequiemaeternam
 このうち、説明がないものは、リストが省略した典礼文であり、しかも、順序は次の通りとなっている。
 1.レクイエム(レクイエム・エターナム)、2.怒りの日(ディエス・イレ)、3.ドミネ・イエズ(オッフェルトリウム)、4.サンクトゥス、5.神の小羊(アニュス・デイ)、6.リベラ・メ
 「19世紀のほかの作曲家「シューベルト」「シューマン」あるいは「ベルリオーズ」「ヴェルディ」「ドヴォルザーク」などと同じように順序を入れ替えたり、省略していることが分かる。しかしいかに省略といえども、「キリエ」がないことには、いささか驚かされ<る。>」
http://sawyer.exblog.jp/1637076/
 
(続く)
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太田述正コラム#8867(2017.1.21)
<米帝国主義の生誕(その3)>
→非公開