太田述正コラム#8924(2017.2.19)
<皆さんとディスカッション(続x3258)>
<太田>(ツイッターより)
 「…北朝鮮国籍…容疑者…クアラルンプールの高層マンションの一室でマレーシア警察<が>…拘束…」
http://www.sankei.com/world/news/170218/wor1702180049-n1.html
 既逮捕の他国籍の3名はともかく、主犯格と思しき男まで逮捕されるとは!
 担当諜報機関の長や既に狼狽気味の駐マレーシア大使らは銃殺刑じゃないか。
<太田>
 関連記事だ。
 ここまでは、衆目一致。
 問題は、残りの容疑者連中だ。↓
 「工作員ではなく「彼女も被害者」 インドネシア副大統領・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM18H57_Y7A210C1FF8000/?uda=DGXZZO0242484019022010000007&nf=1
 「残る男3人すでに国外逃亡か 逮捕の男は某大使館との連絡役?主犯格否定の見方も 3カ月前から実行犯を勧誘・・・」
http://www.sankei.com/world/news/170219/wor1702190008-n1.html
<RG8inTRM>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 死んだ正男に影武者説が出てきてるね
 2013年の正男
https://i2.wp.com/hosyusokuhou.jp/wp/wp-content/uploads/2017/02/IqB6xRF.jpg
 襲撃直後の写真
http://www.sankei.com/world/news/170218/wor1702180027-n1.html
 下腹部付近まである入れ墨が無いってのが理由なんだけど。
 本当に影武者だったら盛り上がるんだけど、仮に影武者であろうと人が死んでるのに不謹慎か。
 ただ、
 北朝鮮石炭、年内輸入停止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170218-00000075-jij-cn
 習近平激おこモードっぽいんでやっぱガチで殺っちゃったのかなぁ。
 中共のやる事だからプロレスの可能性を否定しきれんが。
 そんな中、過酸化水素入りポリタンクを海に投棄する相変わらずな韓国人。
http://www.sankei.com/west/news/170217/wst1702170090-n1.html
 民度が低いとか、もうそういう次元じゃ無いと思うんだ。
<MH>(昨日)
 以下、NHKBS1にて今夜~明日にかけて放送される中国ものの番組。
 政治ではなく庶民生活と、民間の日中交流について。
 ツイッターにて中国在住の社長が推薦されてましたので、HDDレコーダーで録画するなりして観ては如何でしょう。
一、2月18日(土)今夜PM19:00~(約2時間)「爆走風塵(じん) 中国・激変するトラック業界」
http://www4.nhk.or.jp/bs1sp/x/2017-02-18/11/15577/2383268/
 これは結構面白そう。
 中国の物流業界は巨大なのは知ってますが殆ど報道されてません。
 (トラックドライバー人口:中国3千万人、日本144万人)
https://www.mlit.go.jp/common/001089688.pdf
二、2017年2月19日(日) AM1:00~(50分) 地球タクシー「上海を走る」
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3607/2225463/
三、2017年2月19日(日)AM9:00~(50分)
絆”を語れ 日中コンビ~ラジオ中国語コンテスト2016~
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92191/2191088/
四、2017年2月20日(月)AM4:00~(30分)ASIA INSIGHT「中国 離婚騒動記」
https://bh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170219-11-17004
 中国で離婚が止まらない。離婚率は10年前の3倍以上。急増する離婚に焦点を当てそれぞれのケースを見つめながら、大きく変わろうとしている中国の結婚観、家族観を探る。
 調べたら、中国の離婚率は日本と同じなのですね。
https://zuuonline.com/archives/130732
 上記記述してますが、中国は経済的に豊かになり「婚外愛人」の増加で、「先祖がえり」で離婚が増えたので、日本とは傾向は異なります。
 以前、遠藤誉さんがTV番組で「アルナイ」(中国語で愛人)の言及をしてました。
 国営CCTVの女性キャスターの殆どが共産党幹部の「お手付き」だそうです。
 「Asia Insight「中国・離婚騒動記」・・・
 伍氏によれば、中国の幹部にとって、アルナイを囲うことは自身のステータスのアップに通じており、「幹部は競ってアルナイを囲い、多い人は数人もアルナイを囲っている」と指摘する。中国内陸部・山西省では、ある高級幹部が一人で10人ものアルナイを囲っていた例もあるという。」
http://www.news-postseven.com/archives/20120513_107896.html
 遠藤さんによると、10人ではなく、多いと40人も囲ってるそうです。
 但し、日本的な「不倫」や「愛人」みたいな好きとかいう感情は全くなく、単に「カネで契約」のドライな関係。
 最近は過剰な接待は禁止してるみたいですが、スケベはユニバーサルなので治ってないでしょう。
 これが遠藤さんのコラム
 「アルナイ村が生まれてしまう悲劇」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080507/155432/?P=1
<太田>
 一~三、を、録画して、昨夜と本日昼過ぎに鑑賞しました。
 (一はタブレットでながら鑑賞しようとしたら、またもや、接続せず、断念。J:COM、一体どうなっとるんや。)
 NHK、いい仕事をしてますねー。
 登場する中共(と一人は台湾)の「庶民」の人々、いい人達ばかりってカンジでしたね。
 印象としては、中共のトラックやタクシーの運転手、みんな、個人営業だったことで、トラックの場合、日本のかつてのドヤ街での風景みたいに、仕事を周旋屋に紹介してもらってるのにチト驚きました。
 (運送会社、タクシー会社はない?)
 また、歯が欠けている人が多いのにも・・。
 (歯の治療に保険が効かない?)
 全般的には、当局の日本文明総体継受戦略が成功を収めつつあり、日中友好が進んでいる、という感を深くした、といったところかな。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 二人とも俳優らしく、ドラマティックやねえ。↓
 「故・松方弘樹と“慰謝料ゼロ”で離婚した仁科亜季子、実は「10億円近い金」手にしていた・・・」
http://news.infoseek.co.jp/topics/cyzo_20170218_934551
 日本の人気には必ずしも驚かないが、ドイツが1位には、やはり韓国人達はオカシイと思うな。↓
 「・・・「韓国人が選んだ最も魅力的な国民は?」という世論調査・・・によるとドイツが1位で23・6%、2位は日本で13・3%、3位がスイス10・9%、4位米国8・5%…といった順になっていた。・・・」
http://www.sankei.com/column/news/170218/clm1702180007-n1.html
 反発したトランプ支持者達の購入運動もあり、トランプの娘のブランドの香水は売れに売れてるみたい。↓
http://fortune.com/2017/02/18/ivanka-trump-perfume-amazon/?xid=homepage
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <お定まりの総体としての日本経済の称賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「日本経済が衰退しているという見方は正しいのか」と疑問を提起し、実際のところ日本経済は中国経済に差を広げられたどころか、「中国経済に咬みついて放そうとしない」と論じている。
 記事は、日本は自国の経済状態について「失われた20年」と極めて大げさに表現しており、世界中の人びとに日本衰退の印象を与えていると説明。しかし、「日本経済はもう駄目になった」という見方は正確ではないと主張した。
 続けて、「失われた20年」という言葉は「日本の煙幕弾に過ぎない」とし、日本は世界トップクラスの高収入国家であるのに対して、中国は日本に大きく水を開けられていると指摘。また日本には優れた製造業、金融業があり、特に製造業には世界最先端の技術があると指摘し、日本経済は低迷を続けてなお世界第3位の経済大国として君臨していると主張した。
 また記事は、大量の中国人旅行客たちが日本を訪れ、日本で買い物を楽しんでいることは「日本製品の品質の良さ」という事実のほかに、「騙される心配がなく、安心して買い物ができる」という日本のソフトパワーがあるためだと指摘。さらに「中国人を打ちのめす事実」として、2015年末時点の日本の対外純資産は339兆円に達し、世界一であることを挙げ、日本は世界中でカネを稼いでおり、日本経済の実力を日本国内の経済指標だけで計ってはならないのだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1629522?page=1
 <珍しくも、日本の新幹線になお強い敬意を示している。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本と中国はともに世界最先端の高速鉄道技術を確立した国であると伝え、両国の技術はほぼ優劣のつけようがないと伝えつつも、中国高速鉄道は新幹線より最高時速が早く、新幹線は中国高速鉄道より安全性が高いと指摘している。
 記事は、中国の近年の高速鉄道技術は飛躍的に進歩していると伝え、一部の領域ではすでに新幹線すら凌駕しているとする一方、日本は世界でもっとも早くに新幹線を開業させた国であるとし、最高時速は中国高速鉄道に劣ったとしても「時間に正確な運行と安全性という点では中国高速鉄道を上回る」と指摘した。
 続けて、新幹線の「時間に正確な運行」と「安全性の高さ」は新幹線の運行システム全体に対する綿密なメンテナンスの賜物であるとし、地震を始めとする自然災害が多い日本にあって高速で走行する新幹線を安全に運行できているのは驚異的との見方を示した。
 また記事は、中国で高速鉄道が開業したのは2003年のことであり、それから極めて短期間で世界最長の高速鉄道網を構築したことは「中国人にとっての誇り」であると主張。現在の速度で発展を続けることができれば、中国高速鉄道が全面的に新幹線を上回る日が近い将来やってくるはずだと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1629528?page=1
 <定番の日本車買えキャンペーンだが、人性化(人間主義)をこの文脈で持ち出したのは初めてかも。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日系車の長所について説明し、日系車が売れる理由を考察している。
 記事はまず、日系車の長所の本質は「燃費の良さ」や「実用性」にあると説明し、特に燃費の良さは日系メーカーが内燃機関の燃焼効率の向上を始めとした新技術への投資が大きいことから生じたものだと指摘した。
 また実用性については「長持ちする」ことや「修理にかかる費用が安い」こととして具現化していると指摘し、だからこそ中国の消費者に評価され、売れるのであると伝えた。
 さらに、日系車は「人性化」の点で優れていると称賛。中国語の人性化という単語には基本的に「人に優しい」、「使用する人の立場で考えられた」という意味があるが、記事は日系車の車内空間は大きく、快適であり、コントロールパネルのボタンの「押しやすさ」といった点で「人性化」であると称賛した。」
http://news.searchina.net/id/1629520?page=1
 <定番の日本のトイレ称賛だが、人性化という言葉こそ使っていないものの、人間主義を事実上持ち出している。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国人が日本のトイレを利用した時に「感動すること」について写真とともに伝える記事を掲載し、中国は日本に学ぶべきであると伝えている。
 記事は、日本と中国のトイレは構造面のハードのみならず、使いやすさといったソフト面でも大きな違いがあることを伝え、例えば日本のトイレでは「清掃後にトイレットペーパーの端が三角形に折られていることがある」と紹介。これはトイレットペーパーを折ることで、清掃が完了したことを意味したり、紙を掴みやすくする意味があるとされるが、こうした気遣いは中国では殆ど見られないことのようで、中国人にとっても気持ちが良いもののようだ。
 さらに、日本の一部のトイレにはスリッパが用意されており、使用時には靴を履き替える必要があると伝える一方、日本人はトイレから出る際に次の使用者のことを考え、スリッパを揃えて脱ぐと紹介。トイレットペーパーの三角折りと同じく、ほかの使用者に対する気配りが中国人にとっては感動につながると伝えた。
 また記事は、ハード面においても、日本のトイレは気遣いや気配りがあると紹介し、例えば用を足す音が他人に聞かれて恥ずかしい思いをしなくて済む「トイレ用擬音装置」や、乳幼児を連れて用を足す際に大助かりなベビーチェアやおむつ交換台を紹介。日本のトイレは単に用を足すことができれば良いという場所ではなく、使用者が快適かつ便利に使用できるよう徹底的に考えた作りになっていることを指摘し、「中国のトイレは日本に学ぶべき」であると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1629526?page=1
 <日本の鉄道及びその従業員の人間主義性を称賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本で各種鉄道を利用したという中国人による手記を掲載し、初めて日本を訪れた中国人にとって「日本の複雑な鉄道路線図に驚く」と伝える一方、日本の鉄道サービスの質は非常に高いと伝えている。
 記事は、日本はどれだけ巨大な駅であっても、あるいはどれだけ小規模な駅であっても構内にある案内標識は非常に分かりやすく、設置する場所もよく考えられていたと称賛。案内標識には分かりやすい「色」が使われ、指し示す方向も明確であり、曲がり角や階段、出入り口など「方向感覚を失いがちな場所では、より大きな文字だったり、より目立つ場所に設置してあった」と伝えた。
 続けて、日本で新幹線に乗車したことを紹介しつつ、「新幹線でもっとも印象深かったのは、駅のホームに停車する車両番号が記されていたうえ、すべての車両にも車両番号が分かりやすく明示したあったこと」だと紹介。これによって乗客は自分の座席があるのと違う車両に乗り込む間違いを回避できると伝え、「乗客のことを考えた設計である」と称賛した。
 また記事は、日本国内を鉄道で移動していた際、「ジャパン・レール・パス」を紛失してしまったことに気づいたと紹介。ジャパン・レール・パスとはJRグループ各社が発行している外国人旅行者が乗り降り自由で利用できる乗車券だが、この中国人は「JRの路線ではない鉄道」を利用している際にジャパン・レール・パスを紛失したことに気づいたという。
 この中国人がJRではない鉄道会社側にジャパン・レール・パスを紛失したことを伝えたところ、親切にもJRの駅と連絡を取ってくれたうえに、JRの駅側は中国人が紛失したジャパン・レール・パスを発見し、中国人に返してくれたと紹介。この間わずか30分ほどだったと伝え、「こんなにスムーズに落とし物が見つかるとは思わなかった」と驚きつつ、「日本以外の国ではこのような対応は期待できないはず」と称賛。日本の鉄道会社のサービスの質と効率には敬服されたと伝え、日本人の民度と日本社会の文明レベルが見て取れたと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1629521?page=1
 <へー最近はそうなのね。↓>
 「・・・捜狐は・・・日本では服装についての教育が学校や家庭の「必修科目」になっているとし、近年日本で取り組みが進んでいる「服育」について紹介する記事を掲載した。
 記事は、日本はアジアの先進国として最先端の科学技術を持つほかに「われわれが参考するに値する教育理念も多い」とし、その1つに「服育」と呼ばれる服装教育があると紹介。「調べてみて、これがとても深い学問であることを発見した」と伝えた。
 そして、学校は「服育」の重要な場所であり、3つのテーマを軸に抗議や議論など様々な形式での教育を行われているとした。テーマの1つ目は、衣服と健康や安全との関係を理解することだ。衣服のデザイン、素材などがどんな性質や役割を持っているかや、交通上の危険回避や熱の吸収、皮膚のアレルギーに関する知識を身に着けさせると説明している。
 2つ目のテーマは、時と場合や気分など、服装が持つ「メッセージ性」についてだ。正装とカジュアルウェアの違い、デザイン、素材、色が持つメッセージなどを理解し、衣服を通じて自分を表現する能力を養うほか、服装から国際文化を知るという目的もあるとした。そして3点目は環境保護。衣服がどのように作られ、再利用あるいは廃棄されるか、どれだけの環境への負荷がかかるかについて理解させると伝えた。
 記事は、学校に加えて家庭も「服育」の主戦場であるとともに、子どもに服装に対する深い印象を与える場でもあると説明。日本の「服育」は、「自分で服を着ること、そして自分で考えること」と教えるものであるとまとめた。」
http://news.searchina.net/id/1629523?page=1
 <このところ定番となっている、日本製品を買えキャンペーン。↓>
 「・・・ 中国には日本や日本製品に関する様々な流言やデマが存在する。例えば、「日本人は一流の製品を日本国内で売り、二流品を欧米に輸出し、三流品を中国に輸出している」というものがある。いつ、どのように発生したデマなのかは不明だが、今もこのデマを信じ込んでいる中国人は少なくないだろう。
 中国メディアの今日頭条はこのほど、このデマについて考察する記事を掲載し、あくまでもデマであることは間違いないないが、経済という観点から見れば、日本が欧米と中国に輸出する物品にさまざまな違いが生じることはごく当たり前のことだと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1629524?page=1
 <日本人の他人との距離の取り方を称賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人は確かに冷淡に見えるが、それは中国人と日本人の人間関係における距離感が違うから」と伝えている。
 日本人と中国人の人間関係における「距離」は明らかに異なっており、中国では知り合ったばかりの人に年収や給料の額を尋ねたり、妙齢の女性に年齢を聞いたり、結婚の有無を聞いたりすることは大きな問題にならないことが一般的だ。日本では場合によっては「失礼」と捉えられる質問であっても、中国ではよくあることなのだ。
 こうした違いについて記事は、「日本人は妙齢の女性になぜ結婚しないのかなどとおせっかいを焼くことはしない」と指摘し、親しくない間柄で給料の額や乗っている車を尋ねることもないと紹介。これは日本人が冷淡だからではなく、他人を尊重し、他人の生活にむやみに踏み込もうとしないためであると指摘した。もちろん親しい間柄であれば、こうした質問は特に問題とはならないため、日本人は人間関係の距離感に応じて行動を変えていることを紹介した。
 さらに、こうした距離感があるおかげで、日本社会は秩序が保たれていると伝え、「本当に助けを求めている人には日本人だってちゃんと助けの手を差し伸べる」と紹介。日本で道を尋ねれば、目的地まで連れて行ってくれる人がいたり、なかにはスマートフォンで調べてくれる人もいると伝えた。また、日本では落とし物をしても無事に手元に戻る場合が多いことなども伝え、日本は決して殺伐とした社会ではなく、日本人も中国人が思うような冷淡な人びとではないと紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1629527?page=1
 <これもこのところ定番の、日本に定住しなさいキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本を旅行で訪れた中国人のなかには、「このまま日本に定住したい」と考える人もいることを伝えつつ、日本で暮らす、あるいは日本の永住権を取得することによるメリットについて紹介している。
 記事は、日本に定住することは決して容易ではないと指摘する一方、さまざまな条件をクリアして日本に定住することで、中国には存在しないメリットが享受できると指摘、その一例として、日本では個人の資産が権利で保障されていることを挙げた。
 例えば、中国では土地は人民全体のものという考え方であるため個人所有は認められておらず、所有権ではなく、借地権を国から購入するという形になる。また、中国では強制的な立ち退きや没収なども行われることがあるため、個人資産が保障される日本は安心して暮らせるのだと伝えた。
 さらに、法律が整備された法治国家であることもメリットであるとしたほか、生活インフラや交通インフラが完備されていること、公務員が特権を振りかざして人びとを苦しめないこと、日本人の民度が高いこと、教育水準が高く、環境がよく、中国のような汚染がないことなどを挙げ、これらは日本に住んでこそ享受できる「中国には存在しないメリット」であると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1629525?page=1
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太田述正コラム#8925(2017.2.19)
<米帝国主義の生誕(幕間)(その4)>
→非公開