太田述正コラム#8948(2017.3.3)
<皆さんとディスカッション(続x3270)>
<太田>(ツイッターより)
 NATO非加盟のスウェーデンが、2010年に止めた(男子のみ)徴兵制を来年から女子も対象に復活させる。
 昨年9月にはバルト海のゴットランド島の軍事基地が復活。
 ロシアの脅威を踏まえての一連の措置だ。
http://www.bbc.com/news/world-europe-39140100
 北方領土問題に現を抜かす安倍チャーン。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 以下で紹介する連日の習ちゃんによる日本讃嘆とベトナムの対日姿勢と、根っこは同じ・・マルクス主義者の人間主義讃嘆・・なんだからね。↓
 「「生まれ変わったよう」=元日本兵家族、感激の涙-両陛下と面会果たし・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12745039/
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170302-OYT1T50154.html?from=ytop_main6
 「「日本への信頼失わなかったベトナム」「揺るぎない友人に」特別大使の杉良太郎さん・・・」
http://www.sankei.com/life/news/170228/lif1702280063-n1.html
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網から。
 本日も飽くなき日本に学ぼうキャンペーン。↓>
 「日本の実店舗 通販の打撃受けてもなぜ好業績を維持?・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0303/c94476-9185036.html
 <これもそう。↓>
 「人口減少、産業・文化の衰退に瀕する日本の地方都市(一):人口減少・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0301/c94473-9184229.html
 <韓流よさようなら日流よこんにちはってこと。↓>
 「日本の深夜ドラマ2作品から垣間見える「役者魂」–役者魂が詰まっている「モキュメンタリー」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0302/c94473-9184740.html
 <こっからはサーチナより。
 日本人の礼儀正しさに讃嘆。↓>
 「・・・捜狐はこのほど、日本に留学しているという中国人による手記を掲載し、「日本人の礼儀正しさは中国人にとって驚愕のレベル」であると伝え、日本人がいかに礼儀正しいかを紹介する記事を掲載した。
 記事は、「日本人は日常生活における礼儀を非常に重視しており、礼儀とともに『他人に迷惑をかけない』という原則を遵守している」と紹介、その行動規範は中国人にとって学ぶに値するものであると論じた。
 続けて、日本における日常生活には日本独特の礼儀が数多くあると伝え、まず1つ目が「お辞儀」であるとした。中国人は日常的にお辞儀をする習慣がないため、一口にお辞儀と言っても単に頭を下げれば良いというものではなく、「頭を下げる角度や頭を下げている時間、頭を下げる回数」など、時と場合によって適切なお辞儀の方法が異なることに驚きを示した。
 さらに、食事における礼儀についても「箸を舐めてはいけない」、「迷い箸をしてはいけない」、「食べ物に箸を突き刺してはいけない」など、多くのルールがあり、こうしたルールを破ると「行儀が悪い」とされることを指摘。そのほか、服装についても、日本には時と場合に応じて適切とされる服装があることを伝え、「身なりや服装が適切でないと教養のない人と見なされる場合がある」と伝えた。
 ・・・記事は、こうした礼儀や行儀がほぼすべての日本人が共通して有していることに対し、「日本人の真面目さや集団を重んじる考え方が育んだものであり、幼少のころからの質の高い道徳教育によって継承されている」のではないかとの見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1630467?page=1
 <日本料理って人間主義の精髄を体現したものだったというわけかー。勉強になりまーした。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本料理の精髄は、どこにあるのか」とする記事を掲載した。記事の作者は「日本料理が大好きで、本場の味を食べたくて京都などの名店に赴くこともある。日本料理は単に調理にとどまらず、日本文化が表れており、実に感動させられる」のだという。
 記事は、日本料理が他国の料理と最も大きく異なるのは「対話」が本質という点にあり、日本料理は材料と、季節と、客人と、そして、時代とそれぞれ対話することで作り上げられるものであると説明。「日本料理には定型がなく、完成形もない。料理人はその日の食材に合わせて、そして、客の好みの変化にも合わせて料理を作る。肉が流行すれば伝統的な寿司屋や懐石料理店でも牛肉の料理を提供するのだ」と伝えた。そして、「日本料理にはメニューがない」と紹介。その日に市場で仕入れた食材で作るものを決定するからであり、それゆえ日本料理店では予約が必要なのであると説明している。
 さらに、「日本料理の精髄は食材本来の味を引き出すことであり、調味は味を加えるのではなく、素材を引き立たせるためのものだ。だから、日本料理のだしはとても淡い。そういう意味では実に消極的な調理法であるとも言え、食材を全く別のものに調理するようなことはせず、加工度が少ないほどおいしいとされる。そうやって初めて、世界で最も繊細と自認する日本人の舌が培われるのだ」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1630486?page=1
 <日本料理つながりで、使いまわし記事だが一応採録。↓>
 「猛毒があるのに!なぜ日本人はこれほど「ふぐ」が好きなのか・・・」
http://news.searchina.net/id/1630510?page=1
 <日本車買えキャンペーンが執拗に続く。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国では日系車の安全性について疑問を呈する消費者が一部で存在することを指摘する一方で、世界でもっとも権威ある評価機関の1つであるIIHSのテストで日本車は非常に高い評価を得ていると伝え、「主張が正確なのは中国人消費者か、それともIIHSか」と論じている。
 記事は、中国と米国で販売されている自動車の車種は同じものが多いうえ、IIHSの評価はさまざまな種類の衝突テストの結果をもとにしているため、中国人消費者にとってIIHSの衝突テストの結果は参考になると指摘。
 また、最高評価である「トップセーフティピック+」を獲得するには、すべての衝突テストで「good(良)」を獲得することが最低条件であるうえ、条件はほかにも複数あることを紹介した。
 続けて、毎年発表されるIIHSの「TOP SAFETY PICK award(トップセーフティピックアワード)」で、多くの日本車が「トップセーフティピック+」や「トップセーフティピック」を獲得していることを伝え、IIHSの衝突テストの結果を見れば「日本車は安全という結論が導かれる」と指摘。中国では「日系車は鋼板が薄く、軽く衝突しただけで大きく凹むため、安全性に劣る」といったデマが存在するが、こうしたデマに対し、「中国人は一体、自動車と自分の命のどちらが大切なのか」と疑問を投げかけている。」
http://news.searchina.net/id/1630449?page=1
 <発明品を例にとり、日本の製造業を礼賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・数ある日本の発明品から、中国人の日常生活にも大きく関わっているものを紹介する記事を掲載した。
 最初は、青色発光ダイオード(LED)だ。記事は「この技術は人類を30年あまりてこずらせた。発明により、エネルギー消費が少なく、寿命が長く、スマート化操作もできるクリーンな照明が実現した」と紹介している。赤、緑に青が加わったことで、LEDでフルカラーの表示ができるようになったという点でも、世界を大きく変える発明と言えるだろう。
 続いては、中国の人にとってもお馴染みで、ちょっと前には便座と並んで「爆買いブーム」を引き起こした電気炊飯ジャーである。1956年に東芝がスイッチを入れれば自動で炊き上がり、加熱が止まる電気炊飯器を初めて発明したと伝えた。また、カラオケやシャープペンシルも日本人が発明したものであると紹介している。
 このほか、自動改札機、カーナビゲーション、インスタントラーメン、胃カメラ、ポータブルオーディオを取り上げ、説明した。紹介された発明の多くは1960年代から1970年代に世に出てきたもののようである。
 記事を見た中国のネットユーザーからは「日本製品をボイコットする愛国者たちよ、以後これらの物からは距離を置くように」、「日本の技術や発明は確かに人類に幸せをもたらした。敬服せざるを得ない」、「QRコードの発明の影響も大きい」といったコメントが寄せられた。また、あるユーザーは「中国人は近代以降、人類世界になんの貢献もしていない。われわれはずっと先祖の4大文明の上に胡坐をかいてきた」との感想を残している。」
http://news.searchina.net/id/1630470?page=1
 <これは、本質的な日本の製造業礼賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本の製造業が『中国製造2025』に与える啓示」とする記事を掲載した。中国政府は2025年までに「製造強国」入りを目指しているが、そのうえで日本を参考にすべき点を改めて考えてみようではないか、というのがこの記事の趣旨のようである。
 まず、「モデルチェンジはそれ自身が目的ではなく、企業の世界的な競争力向上が目的であると心得、強みのあるビジネスモデルや経営手法を作ることが大切」という点を挙げた。日本の家電企業はリソースを新興産業に集中させており、中国の製造業も進んでハイテクや付加価値の高い新分野へと転換を図る必要があると伝えている。
 次に挙げたのはやはり「匠の精神」だ。日本の製造業を強くした大きな理由の1つが良い物を追求し続ける匠の精神であり、その精神を実践し、技術者を大切にすることで技術やものづくりに妥協のない企業文化が生まれ、優れた製品が生産できるようになるとした。
 さらに、ユーザーエクスペリエンスやアフターサービス能力の向上も必要であると指摘。「中国の製造業が追い求めるべきは、ユーザーが温かみを感じる心のこもった製品だ」と説明した。そして最後に「ある小さい分野に注目し、精力を注いで技術を磨くこと」を挙げた。「成功している中小企業は、顧客とのコミュニケーションのなかで、日々多様化するニーズから市場の隙間を見つけることに長けているのだ」説明している。」
http://news.searchina.net/id/1630471?page=1
 <新手の日本へ行けキャンペーンだわ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・東京マラソンには芸能人を含めて約500人のほどの中国人ランナーが参加した模様だと伝えつつ、「中国のマラソン愛好家が日本で行われるマラソン大会に参加したがる理由」について考察する記事を掲載した。
 記事は、日本では東京マラソン以外にも京都マラソンや大阪マラソンなど、世界中のマラソン愛好家が参加する大会があると伝えつつ、世界中のランナーたちは日本のマラソン文化を非常に高く評価していると紹介。日本独特の街並みや美しい環境のなかを走るという雰囲気が多くのランナーたちを虜にしているのではないかと考察した。
 また、日本にも数多くのマラソン愛好家やランナーたちがいるため、日本は「走る」という文化がすでに根付いており、更衣室などマラソンを楽しむための施設が整備されているとしたほか、特に東京マラソンでは観衆の応援やサポートもすばらしく、東京マラソンに参加した人びとにとっては「到底忘れられない大会」になるのだと紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1630496?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本のサービスエリアを利用したことがある中国人は「そのサービスのクオリティに深い感銘を受ける」と伝え、日本のサービスエリアはまるで商業施設であるかのようだと伝えている。
 記事はまず、日本のサービスエリアは「周囲の環境に配慮して造られており、その設備も非常に充実している」と紹介。例えば、飲食や休憩スペースのほか、ガソリンスタンドなどがあるのはごく当たり前であり、授乳室やドッグランがあったり、ドライバーに必要な情報を提供したり、さらには温泉やマッサージといったサービスを提供している場合もあると伝え、そのサービスの充実ぶりに驚きを示した。
 さらに、日本のサービスエリアは中国人が考えるサービスエリアではないとし、高速道路のなかにおいて休憩場所と商業施設、遊園地、温泉施設などが一体化したような複合施設であると紹介。施設の規模はさほど大きくはないものの、各地には独特のサービスエリアが数多くあることを紹介し、「日本のサービスエリアは進化を続けているのだ」と伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1630503?page=1
 日本から学ぼう、日韓友好を、と訴える論調は大変結構だが、実はそう仕向けてるのは中共当局なんだぜ、朝鮮日報の諸君。↓
 「・・・中国は米日同盟の強化で対抗する日本をどうすることもできなかった。韓国も北朝鮮と中国の脅威には断固対抗すべきだ。破局が訪れた際に失うものがあるのは韓国だけではない。それは相手も十分承知している事実だ。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/03/03/2017030300804.html
 「・・・ 今後われわれは中国への依存度を少しずつ下げていかねばならない。それにはサーモン取引で報復を受けたノルウェーが欧州連合(EU)の市場を開拓したことなどが大きな参考になるだろう。日本も中国との取引の割合を減らし、東南アジアやインドなどとの取引を拡大した。台湾も同じだ。ところが韓国は2000年に起こったニンニクをめぐる中国との通商摩擦の際、中国から厳しい報復を受けた経験があるにもかかわらず、経済面における中国依存の体質を変えようとはしなかった。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/03/03/2017030300774.html
やっぱし玄米に切り替えるべきか・・。↓
 「歯周病が「玄米」「小松菜」で改善する理由・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e6%ad%af%e5%91%a8%e7%97%85%e3%81%8c%e3%80%8c%e7%8e%84%e7%b1%b3%e3%80%8d%e3%80%8c%e5%b0%8f%e6%9d%be%e8%8f%9c%e3%80%8d%e3%81%a7%e6%94%b9%e5%96%84%e3%81%99%e3%82%8b%e7%90%86%e7%94%b1/ar-AAnJdGs?ocid=iehp#page=2
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<K.K>
 Firefoxで[Sync](←ブックマークを含めた設定等の同期)を設定していると思います。
 ブックマークの増殖は、多くの場合、同期の異常である場合が多いです。
 増殖が収まったのであれば、[Sync]の設定はそのままで良いと思います。
 再び不具合があって、支障があるようであれば、[Sync]の設定を変更してみるということになると思います。