太田述正コラム#8980(2017.3.19)
<皆さんとディスカッション(続x3286)>
<太田>(ツイッターより)
 「稲田防衛相 弁護士のくせに自己弁護がヘタすぎる理由–確証バイアス・・自分に都合のよい情報や証拠だけを集めて受け入れて保持し、それに反する情報や証拠は受け入れにくく、探そうとしなくなる心理的偏り・・が強い<から>だろう。…」
http://news.livedoor.com/article/detail/12815774/
 いや、確証バイアス持ちって単にアホだってことじゃん。
 同じく弁護士の(検事経験もある)小川敏夫議員に国会でやり込められちゃった(上掲)のは、大阪では弁護士として通用しても東京じゃ通用しないってだけだろ。
 依頼人や相手方、ひいては地元の弁護士仲間の水準に合わせなきゃ商売にならんもんな。
<Ss3JTQhw>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 太田コラムを草創期から観始めて幾星霜…。
 今、昔のコラムを見直すと色々な読者が現れては消えていったのが懐かしく、ある意味で太田さんと読者のやり取りは人間主義的ではなかったかと思います。
 日本の独立とその後の人間主義の全球的普及の道は遠いですが、その方向性が明確になったのは日本文明への多大なる貢献だと思います。
<XNc1IZbw>(同上)
≫北の核武装とか中共からの理不尽な扱いを受けたら、韓国が米国、ひいては日本との軍事を含む関係強化を図ると中共当局は考えてきた、と見るのが常識的では?≪(コラム#8978。太田)
 中共による韓国への圧迫は、中国派とされる他の冊封国に対しての見せしめとして行われているんだと思ってましたが、確かにそう考えた方が自然ですね。
 韓国左派の足を引っ張るが如きの今の中共の圧迫に不自然さを感じてはいましたが、太田さんの指摘で思考のノイズが取り払われた心持ちです。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 素晴らしーが、「多くの桜蔭生が通う東大受験指導専門塾、鉄緑会」でズッコケ。↓
 「「東大に一番近い女子校」 4つの黒板とノート術 私立桜蔭中学・高校・・・」
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO14056280U7A310C1000000?channel=DF180320167086&style=1
 バッカモン、日本のストリップはアメノウズメ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%82%BA%E3%83%A1
以来だい!↓
 「ストリップ上陸70年 大衆文化育てスター輩出・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2017031902000148.html
 こちらは「臨時」開催もしてるが、本家が止めてくれない限り、回数で追い抜けないなー。↓
 「クラシック番組「題名のない音楽会」2500回・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2017031202000184.html
 そこまで気付かなんだ。↓
 「・・・反日デモは五毛党(中共政府に賛同する意見を書き込むネットユーザー)が水面下で呼びかけていたのに対し、今回の反韓運動の場合、中国共産主義青年団がオフィシャルサイトで韓国製品ボイコットを訴えかかるなど、中共政府は自身が首謀者であることをあからさまに公表しています。・・・
 <この筆者たる中共人マンガ家自身、習ちゃんの回し者?↓>
 大多数の中国人にとって韓国は日本ほど魅力のある国ではない・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/dailynewsonline_1286689/
 サロン主は女性と決まってるんだけど、パリに超有名な英国人女性サロン主がいたのね。↓
 ・・・In much of the 19th Century, one of the most influential of the salons was held at 120 Rue du Bac in the Saint-Germain district. Here gathered writers and thinkers like Victor Hugo and Alexis de Toqueville, politicians like the Adolphe Thiers, the future president, painters like Eugene Delacroix, historians, orientalists, economists.
 And presiding over them all was an Englishwoman.
Clarkey was her nickname. Madame de Mohl became her formal title. Mary Clarke was how she was born in 1793 in London. ・・・
http://www.bbc.com/news/magazine-39128908
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <最近、チト日本を褒め殺し気味なのが気になるわ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「これらの写真が、日本には多くの点において他の国より素晴らしいことを説明している」とする記事を掲載した。中国のみならず、世界と比べても優れているというものとは、どんなものだろうか。
 記事はまず「多くの場所のマンホールは美しい図柄をしており、街の顔になっている」とし、昨今増えているご当地デザインのカラーマンホールの写真を掲載した。続いては、集合住宅の外壁に水道の蛇口が設置されている写真を挙げ「建築の空間デザインが合理的で、狭いスペースも効率的に利用する」と説明した。
 また、住宅地で工事などを行う際には付近に停めてあるの自動車が汚れないようにビニールのカバーをかけるとも紹介している。さらに、人と動物の関係が良好であること、古い文化財や建築物を大切にしていること、時間を守ってほとんど遅刻をしないことを挙げた。
 このほか「日本では多くの人が一緒に集まって体を動かす。朝の運動は日本人の伝統になっており、子どもたちも参加する」としている。これはおそらくラジオ体操のことを指しているのだろう。また、子どもたちは小さい頃から伝統文化教育に触れこと、公共の場所では至る所で詳しく説明された案内板などを見かけることなども紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1631610?page=1
 <日本文明総体継受インドクトリネーションが浸透しとるねー。↓>
 「・・・中国中央テレビ(CCTV)が・・・特別番組の中で「日本の放射能汚染食品が中国市場に流れ込んでいる」と強調したことで、中国各地のスーパーで関東、東北地域を中心とした12都県に少しでも関連しそうな日本産食品が次々に撤去される事態となった。・・ア・今日頭条は・・・日本のスーパーにおいて中国が大騒ぎしている「汚染食品」がどれほど販売されているかを紹介する記事を掲載した。
 記事は、日本国内にある複数のスーパーを回ったところ「依然として『核汚染地区』の食品が売られていた」と説明。福島産や栃木産のコメ、群馬産のトマト、福島・栃木・千葉・茨城産の長ネギ、山梨産の豆苗、長野産のエノキ、千葉産の大根、千葉で加工したイワシの丸干し、東京産のトビウオ、宮城産のめかぶ、栃木産のイチゴ、関東・東北産の鶏肉や豚肉、宮城産の味噌、栃木の工場で生産された牛乳を次々と「汚染地区の食品」として取りあげ、CCTVの番組で取りあげられた魚沼産コシヒカリやカルビーのシリアル「フルグラ」が売られている様子まで紹介している。
 この記事に対して、中国のネットユーザーはどう反応しているだろうか。あるユーザーは「日本人はみんな食べているし、在日中国人だって食べている。彼らだってバカじゃない。毎日のようにこんなことを取り上げて、まるで日本人が自分たちでは食べずにすべて中国人に売りつけてるみたいじゃないか」とコメント。多くの賛同が寄せられた。
 また「どうして自分たちのことを言わないのか。わが国民は毒ミルクや有害着色料、ドブ油まみれの食品を食べ続けてるんだぞ」、「日本の牛乳は100%生乳だが、中国のものはたくさん添加物が入っている。他人のことを言う前に自分のことをしっかりやれ」などといった批判的な意見が相次いだ。」
http://news.searchina.net/id/1631614?page=1
 <だもんで、ガス抜きが藪蛇になりつつあるな。↓>
 「・・・今日頭条が・・・掲載した「帯相機去旅行」というアカウントの記事は、・・・「10枚の写真が物語る、日本の各大型市場がどれほど寂れっぷり」と題した記事の1枚目にまず、北海道・函館朝市の様子が映っている。記事はこれを「日本の放射能拡散地域の市場」として紹介しているのだ。ちなみに中国政府は北海道産の食品を輸入禁止の対象とはしていない。
 また、別の写真では宮城県の高級海鮮商店と称し、敷き詰めた氷の上にカニやたらこなどをディスプレイしている様子を紹介。「誰も買う人はいない」としているが、写真に映っているのは商品が並んでいる部分だけで、周辺に客がどれほどいるのか、さらにはここが宮城県なのかどうかも分からない。
 さらに「東京にあるクジラ肉を売る市場。店主が肉を切っているが、誰も買いに来ない」と説明した写真に映っているのは明らかにクジラではなく、マグロのブロック。従業員しか入らない内部でマグロを解体しているところに、そもそも客が入って来るはずがないのだ。ほかにも、札幌の二条市場をわざわざ「福島県の市場」と紹介していた。
 もはや作者本人が撮影した写真かどうかも疑わしいが、どの写真も閑散とした印象を覚える。写真を見た中国のネットユーザーからは「品物がきれいに並んでいるから、ものすごい早い時間に撮影したのではないか」「写真を撮る時間が間違っている」といった意見が出た。」
http://news.searchina.net/id/1631615?page=1
 <日本へ行けキャンペーンに踊らされてる中共人民が多いってことなんだろが、こんなの報道対象かね?↓>
 「・・・今日頭条は「奈良に行く勇気がなくなった・・・シカたちは礼儀正しいと思い込んでいたが、真相は違った」とする記事を掲載した。記事は、大人しそうなイメージがあるシカが実はかなり狂暴な性格であり、「近づいてきたからといって、親しみを持っているわけではない。エサが欲しいだけなのだ」と紹介。現場にはシカが人を噛んだり蹴ったり、ぶつかって来たりすることに対する注意喚起が掲示されていると伝えた。
 また、シカたちは純粋かつ善良なまなざしでせんべいを求め、せんべいを与えるとお辞儀をしてくれると説明する一方で「実はこのお辞儀には、攻撃前の威嚇という意味があったのだ」とした。お辞儀をされたらすぐにエサをやるか、両手を広げて手元にエサがないことを示すかする必要があり、「かわいい」などと見とれていてはシカに体や服を噛みつかれて大変なことになるかもしれないと紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1631613?page=1
 <日本人男性との結婚を夢見る中共女性が多いってことなんだろが、こんなの報道対象かね?↓>
 「・・・今日頭条は・・・「異文化の壁」の前に阻まれてしまった中国人女性と日本人男性の話を伝えた。
 記事は、華字メディア・日本新華僑報網の17日付記事を引用。大連から日本に留学にやってきて日本人男性と交際することになった女性の経験談を紹介している。
 この女子留学生は、参加した学校のダンスサークル団長だった日本人男性と恋に落ちた。イケメンと美女のカップルに周囲からは羨望の声があがった。彼氏が積極的にボディコミュニケーションを取ってこないことなどに少々不満はあったが、やがて自分の両親にも公認されるなど、2人の恋路は順風満帆かと思われた。
 しかし、そうはいかなかった。日本に来て日が浅く「割り勘」というルールを知らなかった女性は、食事代をすべて彼氏に支払ってもらっていたが、ある日彼氏の不満が爆発。「どうして毎回俺がおごらなきゃいけないのか。中国の女性はマナーが分かっていない」と言われてしまった。また、女性が風呂に入らない日もあったことに対しても文句を言われた。結局、些細な習慣の違いによって2人の関係はぎくしゃくしたものとなり、耐え切れなくなった女性が彼氏に別れを切り出したという。
 記事は「異文化間の交流は衝突と融合の課程である。異国の異性との恋は、なおのこと異文化の壁によって翻弄されることになる。そんな時は是非の基準で判断することが難しいのだが、個人の成長という意味では特別な意味を持っているのである」と解説している。」
http://news.searchina.net/id/1631612?page=1
 <ややピンボケの日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本の高速道路にあるサービスエリアの充実した設備について紹介する記事を掲載した。・・・
 記事は神奈川県を通る小田原厚木道路にある平塚パーキングエリアの写真を掲載。まず、施設の外観を紹介して「設備が充実して整っており、ちっとも粗末さを感じない」と評価した。また、施設内の売店について「市街にあるスーパーと同じくらい、品物が非常に豊富だ。雑誌やマンガなども売っている」と説明している。
 そして、気になるのはやはりトイレのようだ。「日本人は非常に清潔を愛しており、高速道路のサービスエリア内にあるトイレは非常にきれいだ」としたほか、障がい者でも利用することのできるバリアフリー設備も整っていることを紹介した。さらに「男子トイレ(の個室)を細かく観察した結果、なんと7ロールものトイレットペーパーが置いてあることに気付いた」と驚きを示したうえで「誰かに持って行かれることを心配しないのか」とした。・・・
 ところで、記事を読んだネットユーザーの多くは日本のトイレ事情やトイレットペーパー事情ついてほぼ手放しで賞賛している。」
http://news.searchina.net/id/1631616?page=1
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太田述正コラム#8981(2017.3.19)
<再び英国のインド亜大陸統治について(その5)>
→非公開