太田述正コラム#9052(2017.4.24)
<皆さんとディスカッション(続x3322)>
<太田>(ツイッターより)
「…「日本を信頼できる国だと思いますか」とたずねたところ「とても信頼できる」「やや信頼できる」と答えた人の割合は韓国で13・8%、中国で16・9%。昨年比でそれぞれ3・4ポイント、0・7ポイント下落した。
米では76・7%、英は65・4%、仏は80・4%、タイは89・0%だ
った。…」
http://www.asahi.com/articles/ASK4N6KCKK4NUTIL043.html?iref=comtop_list_int_n05
中英米仏タイの順に高くなってるのは、先の大戦の時に日本が与えた被害の順の逆。
異常なのは韓国。
朝鮮戦争の時に被った被害で、無関係な日本を逆恨みしてるワケ。
なお、中共人民が世論調査一般の結果を信用してるのはちょい意外だったな、
「…「環球時報」がおとといの社説に「米国が北朝鮮の核施設に対する外科手術的攻撃をするなら、外交的な手段として抑制に出るが、(中国の)軍事介入は不必要だ」と書いた。
これは米国の北朝鮮核施設に対する先制攻撃を事実上容認するという意味に受け取れる。…
AP通信は平壌発の記事で、平壌市内のガソリンスタンドで石油の供給が制限され、価格も大幅に引き上げられたと報じている。
北朝鮮向けの原油供給が既に減っているか、または北朝鮮がこれに備えている可能性がある。…
環球時報はまた、「韓米の軍隊が38度線を越えて北朝鮮を侵略、北朝鮮政権を転覆しようとした時は中国が軍事的介入に乗り出す」とも報じた。つまり、中国としてのレッドライン(禁止線)を示したのだ。…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/24/2017042400693.html
習と金の間で、核実験シミュレーション・ソフト/ハード技術提供の見返りに(弾道弾打ち上げは可だが)核実験恒久中止、の合意ができたんじゃないかしら?
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
<ますます、「1敗」が気になって・・。↓>
「将棋・藤井聡太四段 羽生善治三冠に勝利!「炎の七番勝負」6勝1敗の快挙・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12975080/
<負けた相手は、もう一人の天才だった。↓>
「永瀬拓矢・・・」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E7%80%AC%E6%8B%93%E7%9F%A2
オモロイ。↓
「・・・有名AV男優の森林原人(37)<は>・・・名門の筑波大付属駒場中学を卒業した・・・
<気づくのがやや早かったってだけのこと。↓>
「僕は凡人なんだって気づいたのは中学受験をして中学に入った時」・・・
天才が何人もいることに絶望したという。
<別の分野で自分の天才性を発見できた人はシアワセ。できない人はどうしたらいいか、が悩ましい。↓>
そんな森林少年の“武器”となったのが「エロ」だった。・・・
年収は「男優のMAXは3000万円って言われていて、僕は今2000万円くらいです」。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12971011/
イタッタタター。↓
「歯周病は歯や歯ぐきの炎症を起こしますが、一般的には抜歯すれば完治します。しかし、もし抜歯をしないで極限まで粘ったらどうなるでしょうか?・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/allabout_21227/
ワシントンポストが、安倍政権の安保・対外経済政策を絶賛。
NYタイムスも早晩そうなるかもね。
しかも、安倍政権は再軍備に向けて前進中でトランプ政権も目を細めつつそれを促してる、と。
ホント、アメちゃん知識人達はお目出度いねえ。↓
The Trump team has a historic opportunity with Japan — if it can pull together a strategy・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/global-opinions/the-trump-team-has-a-historic-opportunity-with-japan–if-it-can-pull-together-a-strategy/2017/04/23/b8429a22-2760-11e7-a1b3-faff0034e2de_story.html?utm_term=.858bb61e2c45
米国民は、対外政策なんぞには全く興味を持ってないことがはっきりしたね。
トランプ支持率、下がる一方。↓
Trump’s approval rating sunk down to 40% in an NBC News/Wall Street Journal poll released Sunday — as his disapproval rating shot up to 54%. Back in February, the same poll had Trump’s approval rating at 44% and his disapproval rating at just below half, with 48%.・・・
Another poll released Saturday, from ABC News and the Washington Post, found that Trump only has a 42% approval rating — the lowest of any president polled since 1945.・・・
http://time.com/4751730/donald-trump-100-days-approval-ratings/?xid=homepage
インド人が、トランプを大統領に選んだ米国に衝撃を受け、愛想をつかし始めてるとさ。
(日本と違って、占領されたワケでもないのに、どーしてそんなにバカだったのさ。(太田))↓
For Indians, Trump’s America Is a Land of Lost Opportunity・・・
Generations of Indians have admired the United States for almost everything. But many are infuriated and unnerved by what they see as a wave of racist violence under President Trump, souring America’s allure.
<学び、就職するのを米国から欧州(とカナダ等)に切り替えつつあるとも。(日本にしなさい!(太田))↓>
The reaction is not just anger and anxiety. Now, young Indians who have aspired to study, live and work in the United States are looking elsewhere.・・・
Now, Ms. Arora said, she and others in India are looking more favorably on Europe for study and work, despite the upheaval over Britain’s planned exit from the European Union. “Comparatively, it’s considered safer,” she said.・・・
“That just shows where they stand intellectually, electing a person of Trump’s nature as a president,” he said.・・・
https://www.nytimes.com/2017/04/23/world/asia/india-trump-america.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world®ion=stream&module=stream_unit&version=latest&contentPlacement=3&pgtype=sectionfront&_r=0
仏大統領本選は、マクロン対ルペン。
<一位にならなかったルペンに本選で勝ち目はないが・・。(太田)↓>
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2017/04/23/what-you-need-to-know-about-emmanuel-macron-and-marine-le-pen/?utm_term=.321808e568fb
<既存二大政治潮流・・中道右派と中道左派・・のどちらもが本選に登場しない、第五共和制下の初めての事態に。↓<
・・・Since the Fifth Republic moved to a direct popular vote method in 1965, the French presidency has been won by a candidate representing either the major center-right political parties (now represented by the Republicans) or the major center-left parties (now the Socialists). Yet this year, neither of those major political groupings will be seen in the second round.・・・
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2017/04/23/this-chart-shows-how-the-french-election-is-a-break-from-the-past/?utm_term=.4f876cb7ef91
<ルペンは、トランプばりのラストベルトの再生に力を入れる庶民派というイメージ戦略。(確かに、マクロンは、ENA出身官僚上がりでその後投資銀行員、経済閣僚、という絵に描いたようなエリート。)↓>
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2017/04/23/inside-camp-le-pen-crustless-sandwiches-and-a-swastika/?utm_term=.9c9a838c2dcd
プフフ。↓
「中国で韓国人への暴行事件が増加。日本人のフリする在中韓国人も・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12976142/
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。
<まず、レコードチャイナから。
分かるけどね。(そもそも、恥ずかしいことじゃないんだが・・。)↓>
「「日本で売春の中国人留学生は国辱」高まる批判に留学生の一部が反発・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/12975026/
<ここからは、サーチナより。
定番だが、過去記事群のまとめ的。↓>
「・・・今日頭条は・・・「世界で最も清潔な国は日本である」であると伝え、多くの写真を証拠として掲載しつつ、「証拠写真を見れば、日本の清潔さを否定することなど不可能」だと伝えている。
記事はまず、「日本は結局、どのくらい清潔なのか」と問いかけつつ、「多くの中国人は、『恐ろしいほど』という形容詞を用いて、日本の清潔さを表現する」と紹介。つまり、中国に比べると日本は「恐ろしいほど清潔」ということだ。
続けて、さまざまな証拠写真とともに日本を紹介している。まず、魚市場の写真を掲載し、「通路には水溜りはなく、ゴミ1つ落ちていない」としたうえで、驚くべきは「魚の生臭さすらない」ことだと紹介。次は、コンクリートミキサー車の写真だ。日本の街中で一般的に見かける車だが、「新車のようなこんなにきれいなミキサー車を中国国内で見たことがあるか」と問いかけた。
次は、建設現場で見かける、建物をすっぽり覆った防護ネットの写真を紹介。建設中に生じるチリやホコリを外に撒き散らさないためのネットであることを紹介、さらに、日本の建設現場では作業員がチリを外に出さないために出入り口で靴を履き替える必要があるとも紹介した。さらに、清潔な公衆トイレやきれいな農村風景、電車やバス停で整然と列に並んでいる姿、さらに、ゴミ分別や小学生がゴミ収集作業を見学している写真などを紹介し、中国に比べると日本は「恐ろしいほど清潔」であるということを証拠写真とともに伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1634232?page=1
<これも定番だがダメ押し気味。↓>
「・・・今日頭条は・・・「中国の国産車は本当に日本車より50年遅れているのか」とする記事を掲載した。
記事は「差があるかと言えば、間違いなくある」としたうえで、消費者の目に見える部分の差はあまり大きくない一方、目に見えない部分に大きな差が存在すると説明。自動車自体の差、部品供給メーカーの差、そして、企業管理の差の3点を挙げて解説している。
まず、自動車自体の差についてだ。エンジンは技術や設備、技術者のレベルといった様々な要素により、自動車全体のデザインと国産エンジンとの発展の足並みが揃っていない状況であると説明。変速機では中国メーカーでの主力はなおもMTであるうえ、変速のフィーリングが今一つであるほか、自動変速機では技術の蓄積が不足しているために先進技術を追い求めるも質が伴わないことを伝えた。また、サスペンションやボディの構造設計、材料においても日本メーカーとは大きな差があると論じた。
続いての部品供給メーカーについては、日本企業が世界で圧倒的なシェアを持っているという時点でその差が明白、というスタンスだ。そして、企業管理に関しては、かつての国有企業が管理が雑、コネ重視で利益の有無が幹部の出世に影響しないという体質が蔓延していたことで技術の蓄積や品質の向上がないがしろとなっていたことを指摘。現在の企業は体制改革に努めているが、日本企業との差はやはり明らかであると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1634231?page=1
<支那のお茶史の蘊蓄とともに日本の鉄瓶を礼賛。↓>
「・・・一点資訊が・・・記事は、自国の茶文化を誇りとする中国人が、日本の茶文化の特色である「鉄瓶」を重宝するようになっていると説明している。
記事は、中国人は遅くとも紀元前403年ー紀元前221年の戦国時代にはすでにお茶を飲み始めていたと紹介、また現代に伝わる「柴米油塩醤酢茶」という一般家庭の生活に欠かせない物品を表した古い慣用句のなかにお茶が含まれていることからも分かるとおり、すべての中国人の生活には「お茶を楽しむ文化」が存在していると説明した。
また唐代の文筆家である「陸羽」が記した「茶経」はすべての中国人が偉大な書物と認めていると紹介し、茶の葉から水源、また薪から茶釜まで、茶に関わるすべてのことについて記されている書物であると説明、この書物はそれ以後のすべての茶に関する書物に影響を与えたとされるほどの書物だと胸を張った。
つまり記事は、お茶は中国が世界に誇る文化であるということを強調しているわけだが、しかし近年、中国の茶界では日本の茶文化の特色である「鉄瓶」を重宝するようになっていると説明、ひいては日本の鉄瓶収集ブームさえ生じていると紹介したが、それは日本の鉄瓶の美しさが中国茶界で高く評価されているからだという見方を示した。
近年、日本の鉄瓶はお茶を愛する中国人たちに高級品として収集されている。爆買いブームが生じた時、家電などではなく、骨董の鉄瓶を爆買いする中国人も少なからず存在した。日本の鉄瓶が中国で人気となっている背後には、中国で茶文化が見直されると同時に、日本の古い鉄瓶は「水質を改善してくれるだけでなく、漢詩や中国画が描かれたものもあるなど、その佇まいには中国文化の影響を色濃く残している」などが理由だという。」
http://news.searchina.net/id/1634237?page=1
<日本の懐石料理の粋を絶賛。↓>
「・・・今日頭条は・・・京都のミシュラン3つ星店の懐石料理の金額が高いのには「理由がある」として、その料理を称賛している。
記事は、実際に3つ星を獲得した店で食事をしたという中国人旅行客の手記として、その一品一品の美しい料理の写真と共に料理の説明を読者に紹介、例えば1品目はホタテ貝に梅ゼリーをトッピングした料理だったが、「甘酸っぱさのなかにホタテの自然な塩味を感じ、非常に食欲が出た」と絶賛した。
また3品目のイカとエビの刺身についても「食材が非常に新鮮」であり、口に入れるとすぐに溶けただけでなく「新鮮さが旨さ」につながっていたと絶賛、また中国国内で食べるイカやエビとは食感がまったく違っていて、料理人が一体どのようにして調理しているのかわからなかったと説明した。
さらに懐石料理は1品1品すべてが非常に美しいという点を指摘、色・香り・味すべてに文句の付けようがなく、「飛行機に乗ってでも、わざわざ食べに来る価値が十分にある」と絶賛した。また店の主人も1品1品について熱心に説明してくれると紹介、記事は「特に心がこもっていると感動した」点として、メニューがすべて手書きであり、さらに店を出る時に主人がメニューに感謝と祝福の言葉を書いてくれたことだったと説明した。
「ミシュランガイド東京2017」で3つ星レストランとして選ばれたある飲食店の料理長は、目の前のお客様を喜ばせたい一心でこつこつと料理を作り続けてきたのが3つ星獲得につながったとしている。2万円という金額だけを見れば高く感じられるかもしれないが、3つ星を獲得した店で食事をしたという中国人旅行客は、料理のクオリティやサービス、おもてなしの精神まで含め、食事を1つの「体験」として見た場合、2万円という金額はまったく高いものではなかったという見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1634240?page=1
<日本のマラソン選手養成システムを絶賛。(褒め過ぎだわ。)↓>
「・・・今日頭条は「どうしてわれわれはマラソンで日本人にかなわないのか」とする記事を掲載した。記事は、その理由を読み解く手がかりとして「金メダル至上主義」というキーワードを示している。中国の競技スポーツは、国際大会においても国内大会においても優勝や金メダルばかりを狙う傾向があり、中国の陸上界も同様であるとしたうえで、具体的な理由について言及している。
まず、これまで中国の各省が全国体育大会で金メダルを取るために強化してきた男子800メートル・5000メートル、女子3000メートル障害が、同大会の種目から外されたことを挙げている。これにより、国内における中長距離選手の育成が重視されなくなり、優秀な選手が早々に引退する事態になったとしている。
また、「金メダル至上主義」ゆえに人材育成、トレーニング、成績向上といった点で功利を急ぎする点も指摘。基礎を疎かにし、選手の長期的な発展を考えないことで、選手の寿命を縮めていると説明した。さらに、日本のマラソン界は常にトレーニングに新しい試みを取り入れているのに対して、中国では前の世代が残した方法をそのまま使い回しており、学ぶ姿勢が不足していると指摘した。
さらに、日本人が持つあきらめない精神、競技に対する追求心やストイックな姿勢が欠けていること、近年起きているマラソンブームが単に商業目当てのものであり、選手たちのメリットについて考慮されていない点も挙げた。
記事は「金メダル至上主義を背景とする現在の体制を変えることは難しく、短期間のうちに政策的な支援を受けることも非現実的。唯一の希望は、コーチや選手が発奮して、ともに努力して気を吐くことなのだ。そして、社会の力による注目とサポートも必要。実は、これが本当に必要なのである」としている。」
http://news.searchina.net/id/1634268?page=1
<東京での暮らしの推奨。文字通りの日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条は・・・「東京で暮らす中国人の生活」を紹介する記事を掲載し、東京における食・住・環境・交通・医療について紹介している。
まず記事は、「東京における飲食」について、日本は食品の安全性を非常に重視していると伝え、「その度合いは世界でも類を見ない水準」と紹介、それゆえ日本の食文化や食べ物に慣れることができさえすれば、「安全性に怯える必要はなくなる」と指摘。しかし、濃い味付けの中華料理に舌が慣れてしまっている中国人にとっては日本の食文化の「薄い味付け」は欠点と感じると論じた。
また日本の家屋は収納性などの点で利便性が高いと言われているが、日本の住環境について「精巧で手が込んでいるため暮らしやすい」と称賛。マンションなどの不動産価格も北京や上海に比べてかなり安いとし、3-4000万円もあれば東京で「かなり良い家が買える」と説明した。また、東京の環境は北京とは比べ物にならないほど良く、たとえば靴は1カ月磨かなくてもほとんど汚れないと紹介した。
さらに東京の交通インフラについては電車、地下鉄、公共バスなどインフラがよく整備されているため、基本的には「公共交通機関を利用するだけで行きたいところにはどこにでも行ける」と説明。また、日本の中古自動車はとても安いため、1カ月分の給料で中古自動車が買えると紹介した。最後に日本の医療保障制度は「先進国の中でも一二を争う」と称賛、国民皆保険制度があるおかげで日本は誰でも医療費が安くなると伝え、東京は暮らしやすい都市であることを伝えた。
この記事に対して、中国人ネットユーザーからは羨望の声が数多く寄せられており、「2016年に日本に行ったが、1999年に日本に訪れたときの物価とほとんど変わっていなかった。17年近くも物価が変わらないのはうらやましい!」というコメントがあった。・・・
また、「日本を訪れた中国人の大半は日本を好きになる」という声もあった。」
http://news.searchina.net/id/1634278?page=1
<日本の医療のコストベネフィットを称揚。日本へ行けキャンペーンでもある。↓>
「・・・今日頭条は・・・中国人患者の訪日医療ツーリズムの体験談を掲載した。
記事は、複数の中国人患者の事例を掲載している。たとえば、5cm大の悪性腫瘍摘出のため訪日したという女性は、2017年3月28日に来日、29日に主治医と面会、30日に検査、31日に手術、3日後に帰国、という日程で夫と共に来日したという。彼女にとって、日本で手術を受けることはとても意味のあることだった。なぜなら、「日本の医療水準の高さを信じていた」からだという。
別の患者は、肺の腫瘍と血管の病気を併発し、中国では手術不可能と診断された。これは生きるためには国外で手術を受けることが唯一の道であることを意味する。この中国人は米国で手術を受ける選択肢もあったというが、最終的に日本での手術を選んだ。なぜなら、「米国で手術を受けるより日本で受けたほうが安価だから」と紹介。日本は医療技術が高いうえに費用が相対的に安いと指摘し、たとえばPET-CTでも「上海で検査を受けると7000元(約11万935円)は必要なのに対し、日本では5000元(約7万9239円)以内ですむほど安い」と紹介した。
手術以外にも、「繰り返し来日し、検査を受け、薬を受け取って帰国する」中国人もいると紹介。中国では新薬が承認されるまで5年は必要だが、この中国人が必要とする薬は中国ではまだ承認されていない。日本では最長3カ月分の薬しか処方できないので、この中国人は「年間4回中国と日本を往復し必要な薬を手に入れている」と紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1634272?page=1
<日本の産業用ロボットを絶賛。↓>
「・・・OFweek機器人網は・・・日本のロボットベンチャーについて紹介する記事を掲載し、中国企業が産業用ロボットを始め、モノ作りでさらに成長を遂げるためには「日本人に学ぶ必要がある」と伝えている。
記事は、現在の産業用ロボットにはいくつかの欠点があると紹介、例えば専門的なトレーニングを受けたスタッフでなければ産業用ロボットを操作できないことが多く、これによってコスト増加の原因となっていると指摘した。また現在の産業用ロボットは人に比べて周囲環境の変化に対応する能力が圧倒的に弱く、また人を傷つける可能性もあると指摘した。
産業用ロボットを活用するにはプログラムにより規定の動作を教える必要があるが、これは専門のトレーニングを受けたスタッフでなければ作業はできない。また、動作範囲内に突発的に人が入ったり障害物が生じたりすると、それに適した動作ができないという弱点がある。
しかし記事は、日本のロボットベンチャーが開発した産業ロボット用のコントローラーを使用すれば、産業用ロボットが障害物や人に衝突するという事態を完全に避けることができると説明。このコントローラーを使用すれば、これまで多くの時間が必要とされてきたロボット動作プログラミングの時間を短縮でき、またロボットを手作業で動かしながらその軌道を記録していた従来のマニュアルティーチング作業の必要がなくなるという。
記事は、このコントローラーについて、産業用ロボットが使用される現場における問題点や使用する側の潜在的なニーズを上手に汲み取った製品であると称賛したうえで、中国企業のモノ作りにおいてもこのような「マーケットイン」の考え方が必要であり、日本企業に学ぶべきであると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1634257?page=1
<自衛隊を激励する習ちゃん。↓>
「・・・今日頭条・・・記事は、今の自衛隊は「女性を活用することで人材危機を和らげざるを得ない」としたうえで、自衛隊における女性の活躍が奨励されたことは「新世代は当てにならない、という諦めも意味するのだ」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1634236?page=1
<これ、客観記事?↓>
「・・・今日頭条はこのほど、「日本の田んぼはクレイジー。人間も要注意だ」とする記事を掲載した。記事は「日本はホラー映画を作るのが上手だが、その特徴が田んぼのかかしにも生かされているようだ。穀物が実るころ、田畑には様々なかかしが出現するが、こんなかかしは世界でもここだけだろう」などと説明したうえで、日本の田んぼに立っているかかしの写真を紹介している。
セーラー服を着せたマネキンかかし、さらし首のように刺さっている頭部分だけのロングヘアマネキンかかし。何で作ったか分からないが、ミイラのような形状のかかし。目玉をひんむいてこちらを凝視するかかし。何かのキャラクターを模したと思しきかかし。そして、奇抜なかかしたちが一堂に会したかかしコンテスト・・・。かかしだと分かっていても怖い。昼間でもちょっと不気味であり、夜となればもはや言うまでもないだろう。
記事は「日本の農家は実に創意に富んでいる。もはや映画館に行く必要はない。田んぼのかかしを見ればそれで十分だ」と評する一方で、「問題は、あくまで人類にとってのホラーであり、ホラー映画を見たことがないであろう害鳥たちはビビらないのではないだろうか」という素朴な疑問を提起している。」
http://news.searchina.net/id/1634295?page=1
<これはガス抜き。↓>
「中国のレアアースが枯渇しそうなのは「日本のせいだ!」・・・」
http://news.searchina.net/id/1634238?page=1
<これもそう。↓>
「日本企業が中国から撤退するのって「中国製品の質が上がっているからじゃないか?」・・・」
http://news.searchina.net/id/1634261?page=1
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太田述正コラム#9053(2017.4.24)
<ナチが模範と仰いだ米国(その11)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x3322)
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