太田述正コラム#9086(2017.5.11)
<皆さんとディスカッション(続x3339)>
<太田>(ツイッターより)
 「…勉強の出来る子には2種類いる。粒ぞろいの綺麗な字を書く秀才と、本人にしか(本人にも)読めない謎の象形文字を書く天才の2種類が…」http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e5%ae%9f%e3%81%af%e3%80%8c%e5%ad%97%e3%81%8c%e6%b1%9a%e3%81%84%e4%ba%ba%e3%80%8d%e3%81%bb%e3%81%a9%e9%a0%ad%e3%81%8c%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%83%9b%e3%83%b3%e3%83%88%ef%bc%9f/ar-BBAXqGv?ocid=iehp
 ムヒ、私の字が自分でも読めない程汚いのって運動神経がないせい(コラム#8853)じゃなかったのかも。
 「…世界の平和や安全、繁栄、統治への貢献で「正しい行動をする」との評価では、日本が「とてもそう思う」「そう思う」の合計で首位(62・0%)。欧州連合(EU、45・4%)や米国(26・2%)、中国(23・8%)を大きく引き離して、東南アジアで信頼されている実態が浮かび上がった。
 「米国の無関心で生じる東南アジアの力の空白を埋める」と予想する国は、中国(80・2%)が圧倒し、2位の日本(10・9%)を大きく引き離した。…ASEAN…加盟10カ国の識者に対する意識調査…」
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_wor1705100057/
 習ちゃんの日中提携論こそ正解ってこと。
<δδσσ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
≫どこで、ボクが「韓国の尻の穴を舐めとる」のか、ぜひ教えて欲しいモンだ。≪(コラム#4499。太田)
 お断りします。
⇒正確に引用してくれないもんだから、コラム#を探すのに一苦労しちゃった。
 その時の当事者だと受け止めたけど、この長い年月の間、何してたの?
 朝鮮について考えてきたんだとすりゃ、私の「公案」に対する解答をぜひ考えてみて欲しいね。
 但し、次回のオフ会までの間にね。
 それがいやなら、(モチ、キミじゃなくってもいいんだが、)キミならこれをどう説明するかね?↓
 「気になるデータ:韓中日の女性たちが考える美の基準は?・・・
 韓国は進取の気性に富んだ女性像を、日本は外見を1位に挙げた。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/11/2017051100679.html (太田)
<山本>
 村西とおる先生のブログで読んだはずだけど自然消滅や訴訟で負けて削除したりメルマガ移行していて見つからなかった。
 私が記憶に残った村西とおる名言として、ハワイでAV撮影したらFBIに逮捕されて懲役370年求刑されるも凱旋帰国を果たして一言。
「金は最高の弁護士である」
 極道弁護士の大平光代弁護士の夫で加島宏弁護士の訴訟代理人である川下清弁護士が平成29年4月1日付で日本弁護士連合会理事に就任しました。
http://www.umedasogo-law.jp/lawyers/%E5%B7%9D%E4%B8%8B-%E6%B8%85
http://ameblo.jp/babynikkan/entry-10142502331.html
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 役人OBとして、恥ずかしいだー。↓
 「黒塗り・1年未満の廃棄…森友関連文書、政府対応に批判・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASK5B56XQK5BUTIL01Y.html?rm=631
 日本の企業にも頑張って欲しいもんだ。↓
 「AI搭載スピーカー、マイクロソフトが参入・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN10H2I_Q7A510C1000000/?dg=1
 だそうです。↓
 「坂本冬美、さらり自然体… 50歳で50枚目新曲・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2017050202000165.html
 安倍チャンは、既に、「日米間不均衡是正にあらゆる努力をする」って約束させられてる可能性が高いが、トランプ旦那、韓国等に対してだけじゃなく、日本にも、厳しーくお願いしますら。↓
 「THAAD:「トランプ大統領、韓国費用負担発言覆したマクマスター氏に激怒」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/11/2017051100516.html
 米国は失敗国家になりつつあるかどうかなんて寝ぼけたこと言っててどーすんのよ。
 米国が建国当時から失敗国家であったことが、トランプによって、世界中に知れ渡ったってのに。↓
 Is America a Failing State?・・・
http://foreignpolicy.com/2017/05/10/is-america-a-failing-state-trump-fires-comey-fbi/
 <FBI長官解任によって、トランプはレッドラインを超えたとさ。
 (えっ? トランプって人物そのものが、米大統領としては、もともとレッドラインを超えてたんじゃなかったんだっけ。)↓>
 Trump has crossed a once-unthinkable red line
https://www.washingtonpost.com/opinions/trump-has-crossed-a-once-unthinkable-red-line/2017/05/10/c63e2334-3599-11e7-b4ee-434b6d506b37_story.html?utm_term=.c64d23639f37
 <こんな時に、トランプ、何であえて、格下の露外相のラブロフなんかに会ったんだよってさ。
 (そりゃまあ、弱みを握られてるからだって思われてもしゃーないよなあ。)↓>
 The strange Oval Office meeting between Trump, Lavrov and Kislyak・・・
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2017/05/10/the-strange-oval-office-meeting-between-trump-lavrov-and-kislyak/?utm_term=.7bf648dc7c2f
 <エルドアン、トランプのシリア内クルド勢力への重火器提供に対し、このクルド勢力を攻撃するぞと脅す。
 (だからー、お友達のプーチンにシリアはお任せでよかったのさー。)↓>
 Turkey threatens military action against U.S.-allied Syrian Kurdish fighters・・・
https://www.washingtonpost.com/world/middle_east/turkey-threatens-military-action-against-us-allied-syrian-kurdish-fighters/2017/05/10/3936260c-3595-11e7-ab03-aa29f656f13e_story.html?utm_term=.61bff4c7188f
 アメ知識人達、米国の支那人移民排斥を振り返るのは結構なことだが、覆水盆に返らずだって早く自覚しなくっちゃ。↓
 1892: China Complaint On U.S. Immigration Bill・・・
https://iht-retrospective.blogs.nytimes.com/2017/05/10/1892-china-us-immigration/?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=stream&module=stream_unit&version=latest&contentPlacement=5&pgtype=sectionfront&_r=0
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網より。
 日本に対する好意はひしひしと感じるが、何言ってんのか分かんねーぞ。↓>
 「・・・日本ドラマのリメーク版はなぜ中国で受けないのか?・・・
若いイケメンにのめり込む熟女、不倫などをテーマにし、「デート~恋とはどんなものかしら~」は、恋愛や結婚、出産に興味を示さない結婚適齢期の若者をテーマにしていた。前者は道徳的価値観に反し、後者は中国の人口政策に逆行している。表現の手法を見ると、日本ドラマの演技はアニメや舞台のようなスタイルになっており、「仰天する」というのが中国の視聴者の大方の評価だ。また、日本の脚本家は、世界の脚本家の中でも最も「人生の悟り」を語るのが好きな特殊なグループで、言葉のスタイルを見ると、日本は「名言」で励ます「直球系」であるのに対して、中国で人気のドラマは、本題には触れずにかわしていく「変化球」であることが多く、そのタイプは大きく異なっている。しかし、数年前、日本の「オタク」文化が隣国中国でも大人気となったように、日本のドラマの中でたびたび登場する「ちょっとネガティブなフレーズ」が、国境の壁を越えて中国でも流行するようになっている。しかし、中国の若者は、その影響を受けることがないようほどほどの位置にとどめておいたほうがいいだろう。」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0510/c94473-9213458.html
 <日中交流人士、5連発!⇒>
 「鄭州の看護婦が日本旅行中にてんかんの発作起こした女子中学生助ける・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0510/c94473-9213451.html
 「是枝裕和監督の代表作「歩いても 歩いても」の中国語版単行本が出版・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0510/c94473-9213342.html
 「藤本道生さん:藤棚に隠された中日の縁・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0510/c94473-9213345.html
 「中国国家京劇院の日本公演が大好評 55日間で52公演・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0509/c94473-9212793.html
 「日本で活躍する京劇演出家・呉汝俊さん「一人でも多くの人に中国を好きになってもらいたい」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0508/c94473-9212427.html
 <ここからはサーチナより。
 日本の経済・社会総体の絶賛だ。
 今なお、官民挙げて日本を訪れ、何度でも日本から学び続けていることがよく分かる。↓>
 「・・・捜狐は・・・日本を視察で訪れた中国人の見解として「21日間にわたる視察を通じて、中国は絶対に日本を決して軽視してはならないことが分かった」と論じる記事を掲載した。
 記事は、日本を視察で訪れた中国国務院の関係者の見解を紹介、「経済規模だけで言えば、中国はすでに日本を追い越している」としながらも、中国の国土面積は日本の25倍、人口は日本の10倍以上に達することを考慮しなければならないと指摘。
 さらに、日本経済の強さは製造業と各産業における技術力の高さが背後にあると伝え、日本に世界トップレベルの製造業が存在するのは、資源が少ないことに対する危機感によるものだと指摘。日本にとって高い競争力を持つ製造業を発展させることは「日本が生き残るための道」であり、「日本は危機感と進取の精神をもって、世界の製造業のトップを走り続けている」と説明した。
 また記事は、中国国務院の関係者が日本の視察を通じて、「日本の近代化の水準」にも驚いたと伝え、都市部と地方で生活インフラの整備に差はほとんど見られず、地方でも高い生活水準での暮らしが実現されていたと指摘。中国では都市部こそ発展しているが、農村部はいまだに立ち遅れていることを伝え、中国は国内の近代化水準で日本に劣っていると指摘した。
 また、日本社会の秩序、治安、公平さ、そして国民の民度といった要素についても、「日本は中国を圧倒的に上回っている」ことを伝えつつ、経済規模という観点だけで「日本を追い越した」とタカをくくっていてはならないと伝え、中国は絶対に日本を決して軽視してはならないとしている。」
http://news.searchina.net/id/1635473?page=1
 <人に優しい日本社会を絶賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本社会において人への優しさを感じる瞬間」として、日本国内で普通に見られる人に優しい設備を紹介する記事を掲載した。
 記事がまず最初に挙げたのは、鉄道の駅で必ずと言っていいほど見かける自動改札機だ。普段から当たり前のように利用しているとあまり意識しない点について注目している。それは「自動改札の扉が基本的に開いており、切符を投入したりICカードをタッチしたりするとそのまま通ることができる」ということだ。
 中国の鉄道にも自動改札機はあるが、「切符やカードを用いると、閉まっていた扉が開く、あるいはバーが回転して通れるようになる」というイメージなのだろう。これに対して、日本の自動改札機は扉が開いていて、問題があった時に扉が瞬時に閉まるのが基本。そうすることで特にラッシュ時は改札にかかる時間を節約することができ、とても素晴らしいとのことである。
 記事は駅についてもう1点している。それは、駅に無料の観光ガイドが置いてある点だ。大きいものでは都市全体の観光ガイドが、小さいものではある観光スポットの案内が書かれたパンフレットなどが手に入り、土地に詳しくない観光客にとってはとてもありがたい存在であることを伝えた。
 さらに、駅以外の公共スペースで思いやりを感じる設備として、階段に大人用と子ども用の手すりがそれぞれついていること、トイレに乳児を座らせておくことのできるイスが設置されていること、男性用の小便器の横には杖を立てかけておけるフックが備え付けられていることをそれぞれ紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1635460?page=1
 <日本の社会インフラの技術水準、志、の高さを、官民挙げて絶賛。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事が紹介したのは、静岡県の河津七滝ループ橋だ。その形状について、二重のループ構造になっており、ループの直径は80メートル、橋の全長は約1.1キロメートルで、地面までの高さは45メートルとビル20階分に相当することを伝えている。
 このループ橋が作られた背景について記事は「地形的に険しい山間部であり、傾斜が大きくなり過ぎるために山肌に直接道路を1本作ることは不可能だった。さらに、山に道路を作れば、一部を切り開くことで大量の植物が破壊されることになる」と説明。そこで現地のランドマークや観光スポットとして注目されるようなループ構造の橋が設計されたことを紹介した。
 そして、この橋の制限時速が30キロメートルであるものの、実際に30キロメートルを出したり、ましてやそれ以上のスピードで走る人はいないと説明。「30キロメートルを超えてしまえば、簡単に山の下に放り出されかねないのだ」とした。
 速度を落として通行することを余儀なくされるループ橋だが、その代わりに橋から見える景色が非常に美しく、滝が林立しているのが見えるほか、春にはループの中心部分に満開になるサクラを楽しむこともできると紹介している。
 記事を読んだ中国のネットユーザーの中には、このループ橋が今から35年前の1982年に完成しとことについて言及し「82年にこんな道路を作るんだから日本は本当に先進国だ。当時のわが国では間違いなく無理だった」、「日本の建設の質は非常に優れている。35年経っても崩れないのだから、敬服する」といった感想を残す人もいた。」
http://news.searchina.net/id/1635485?page=1
 <毎度の日本車買えキャンペーンだ。トヨタ篇。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本車が世界トップレベルのクオリティを有していることを示す証拠として、トヨタ・カローラの世界累計販売台数が世界一であることを挙げる記事を掲載した。
 記事は世界累計販売台数が世界一の車はトヨタ・カローラであると紹介、16年までのカローラの世界累計販売台数は4300万台を超えており、仮に1966年から2016年までの50年間で販売されたカローラをつなげた場合、各車両の全長を4.5mとして計算すると、何と「地球5周分」の長さになると説明した。
 またカローラの生産ラインは全世界の13の国家と地域に存在しており、北米・南米・東南アジア・中東・南アフリカのどの地域にもカローラの生産工場があると説明、かつてはオセアニアや欧州にも生産工場があったと指摘し、カローラは日本車のなかで唯一、南極大陸を除いた全ての大陸で生産されたことのある乗用車であると論じた。
 さらに記事は、16年のカローラの世界販売台数は131万台だったが、中国市場では30万台、米国市場では36万台が販売されたと紹介し、このことから中国と米国両国の消費者がカローラをどれほど好んでいるかがよく分かると説明した。」
http://news.searchina.net/id/1635425?page=1
 <同上。日系車全般篇。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日系車の魅力について紹介し、「日系車を買うのに向いている消費者」について考察する記事を掲載した。
 記事は、自動車の購入を考える中国人にとって、歴史問題などを背景に「日系車は購入したくない」とする意見と、「日系車は低燃費で耐久性も高いため、日系車以外は購入しない」という二派に大きく分かれていると紹介する一方で、消費者が抱えるニーズをもとに考えた場合、「日系車を買うのに向いている消費者」が見えてくると論じた。
 「日系車を買うのに向いている消費者」とは、まず「8ー10年は同一の車に乗り続けるつもりの人」だとした。3年ほどで買い換えるのであれば、耐久性や信頼性の高低は顕在化しにくいものの、日系車は長く乗ってこそ、その価値が実証されるためだとした。また「燃費を気に掛ける人」も日系車向きであるとし、ドイツ車やアメリカ車にも低燃費の車はあるが、常に燃費を気にかけるのであれば「日系車が最適」であると指摘。100キロメートルで2リットルのガソリンを節約できれば、1万キロメートル走れば1000元(約1万6000円)もの節約になるとした。
 また、「都市部の路面の良い場所で運転する人」も日系車向きだと指摘。道路が整備された都市部であれば日系車はおすすめだが、農村部など悪路を走ることが多いのであれば「日系車はあきらめたほうが良いかもしれない」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1635434?page=1
 <同上。日本車の中共での躍進寿ぎ篇。↓>
 「・・・今日頭条・・・記事は「韓国系の売り上げ低迷に対してネットユーザーは中国ブランドが利益を得たと考えているようだが、よく見てみると日系ブランドこそが真の受益者であることに気づく。市場はかつて日本製品をボイコットした時にドイツ系のフォルクスワーゲンが躍進したのと同じような様相を呈している」と伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1635396?page=1
 <地方の名物食品を取り上げ、日本へ行けキャンペーン。やj理宇市>
 「・・・今日頭条は・・・「これ以上美味い物はない もっとも忘れられない日本料理」とする記事を掲載した。記事の作者も完成品の料理ではなく、ある調味料を「忘れられない」と絶賛しているのだ。それは、九州でポピュラーな「柚子こしょう」だ。
 記事は「九州で博士課程に学んで帰国してから5年、最も忘れられない日本の料理と言えば、九州名物の柚子胡椒を差し置いて他にない」と紹介。「九州は中国や韓国に近く、古くより全世界の文化が日本で真っ先にやってくる場所であり、世界的にも優れた飲食の文化を持っている」としたうえで、九州の名物調味料である「柚子こしょう」について解説した。
 「こしょう」という名前が付いているものの、実際にはコショウではなくトウガラシが用いられる、一見レシピが複雑そうだが、青柚子や黄柚子の皮と青唐辛子または赤唐辛子、そして、塩を混ぜ合わせるだけのシンプルなものである、それでいて手づくりでなければ独特の清々しい香りと味わいが出せない・・・といった点について紹介している。
 そのうえで、忘れられないほど大好きな柚子こしょうを用いた、忘れられないほど大好きな料理についても併せて言及。それが、福岡県にある有名天ぷら店「天ぷらひらお」で供される柚子胡椒風味の「イカの塩辛」であると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1635426?page=1
 <新しい角度からの日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本を旅行で訪れたという中国人旅行客の手記として、中国人に対して「入郷随俗」・・・郷に入っては郷に従え・・・と記された注意書きを日本で目にしたと紹介する記事を掲載し、日本を訪れる計画を立てている中国人に向けて「自分の言動は中国を代表しているということをいつも肝に銘じなければならない」と論じた。
 記事は旅行先の日本で撮影した1枚の写真を掲載、その写真には中国人旅行客に向けて「各位顧客請注意 入郷随俗 請遵守日本交通規則 禁止横穿馬路」と記された注意書きが映し出されている。この中国語を日本語に訳せば、「日本の交通ルールを守りましょう。道路の横断は禁止です」という意味であり、中国人旅行客に対して「郷に入っては郷に従え」の原則に従い、日本の交通規則を遵守し、横断歩道のない場所で道路を横切らないように注意を促す内容だ。
 記事は、日本ではこのような中国語の注意書きを「何度も見かけた」と説明し、こうした注意書きが至るところに存在しているのは、中国人旅行客がしょっちゅう日本のルールに違反した行動をとっているからだと指摘。中国人読者に対して「旅行先がどこであっても、自分の言動は中国を代表している」ということをいつも肝に銘じなければならないと提言した。」
http://news.searchina.net/id/1635420?page=1
 <客観記事的だが、日本から学ぼうという姿勢が。↓>
 「・・・今日頭条は日本人の夫婦の小遣いの額・・・2万5082円・・・は「アジア随一の先進国とは思えないほど少ない」として、「中国人のほうが日本人よりもお金があるように見える」理由を分析する記事を掲載した。
 記事は、「中国人のほうが日本人よりもお金があるように見える」理由の1つ目として、日本人は物価の高さやローン、教育資金、老後などをよく考慮して「計算して金を使う」からだとした。倹約家の日本人は、お酒を飲みに行ってもビール2本とおつまみ2皿ほどで済ませ、アイスがたった5円値上げするだけで日本では全国ニュースになると伝えた。・・・
 次<に>挙げたのが、中国の所得水準が向上し、特に富裕層による消費が大きく、全体に占める割合が大きいためという見方を紹介した。・・・
 さらに、中国人の「消費概念が変化したこと」を理由として3つ目として挙げた。ほんの数十年前まで自給自足の暮らしが基本だった中国人は改革開放を経て消費概念は大きく変化したが、それでも多くは収入の範囲内で消費し、貯蓄を重視していたという。しかし、近年は若者がカードで買い物をするようになってから、「収入を超えた消費」が見られるようになってきたとした。」
http://news.searchina.net/id/1635384?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・香港メディアの鳳凰網は・・・「中国企業は海外の不動産への投資に熱くなり過ぎている」と伝え、このままではバブル当時の日本と同じ道をたどる可能性があると警鐘を鳴らす記事を掲載した。
 まず記事は、中国企業による海外投資は「まだ初期段階で始まったばかり」という指摘があることを紹介し、マクロ経済が今後も安定していれば「中国企業の海外投資はまだまだ拡大する見込みだ」と論じた。また中国政府は資本流出を防ぐために様々な制限を講じているものの、それでも中国企業の海外投資は衰えることなく拡大を続けており、2016年に中国企業が海外の「不動産」に投資した額は前年比50%増の330億ドル(約3兆7199億円)に達したと紹介した。
 続けて、中国企業による海外不動産への投資はまるで「1980年代の日本を連想させる」と指摘。バブル当時、日本企業が米国の不動産を購入したり、買収したりした金額は780億ドル(8兆7926億円)に達したと伝える一方、バブル崩壊によって当時の日本企業は購入した不動産を安値で売却せざるを得ず、多額の損失を被ったことを紹介し、「盲目的に海外の不動産を買いあさる中国企業はかつての日本と同じ道を歩むことになるかもしれない」と指摘した。
 さらに記事は、「日本という前例がある以上、中国企業や中国の投資家は警戒をお怠るべきではない」とし、そもそも海外の企業が資産を売りに出しているのは「何らかの問題が存在する可能性がある」と紹介、「海外の不動産への投資に熱くなり過ぎている」中国企業に対して、冷静になるよう呼び掛けた。」
http://news.searchina.net/id/1635402?page=1
 <使いまわし記事だが、日本に係る歴史認識変更への地ならしの一環だろ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・小日本と呼ばれることに対する日本人の反応を紹介する記事を掲載し、中国人が侮蔑の意味を込めて小日本と呼んでも、日本人は「まったく気にしていない」と伝える記事を掲載した。
 記事は、日本のネット掲示板で展開された、「小日本」という言葉に対する日本人ネットユーザーたちの議論を紹介。日本人は「小」という言葉に対してマイナスイメージを抱いておらず、むしろ可愛らしいイメージすら持っていることを伝えつつ、中国人が侮蔑の意味を込めて「小日本」と呼ぼうとも、日本人にはその侮蔑はまったく伝わっていないことを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1635454?page=1
 <珍しく、まあまあ出来のよいガス抜きだ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人はどうしてマジメなのに、福島第1原発のような事故を引き起こしもするのか」とする記事を掲載した。記事は「日本人はかねてよりマジメと称される民族である」とし、日本の鉄道が秒単位で運行されており、時間に非常に正確であることを例に挙げた。一方で「この民族は、福島第1原発の事故を起こし、その後で当事者が責任を転嫁したり、事故処理を先延ばしにしたりもするのだ」と指摘している。
 そして「こういった行動は『マジメ』とはかけ離れており、日本人はまさか多重人格者なのかとの疑問を抱かせるものだ」と疑問を提起したうえで、日本人はあくまでも「ルールを守る民族」であり、「マジメな民族」ではないと説明。「単に日本人が変態的にルールを守ることが、人びとにはとてもマジメなように見えるだけなのだ」と論じた。
 記事は、日本企業で仕事をしたことがある中国人の話しとして「日本では何でもマニュアルを作りたがる。マニュアルには時間、場所、方法、その結果を含めた1つ1つの事柄が規定されている」と紹介。操作マニュアルは工業の流れ作業の産物であるとともに「マニュアル依存が極度にリスクを嫌悪する日本人の性格をもたらした。マニュアル通りにやれば確かに製品の質は上がるが、同時に想定外の危機発生時には立ち上がってリスクを背負える人が出てこないのだ」とした。
 そして最後に「想定外の状況が起きた時、日本の責任者ができること、常にやってきたことと言えば、おそらく泣くことだけなのである」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1635424?page=1
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太田述正コラム#9087(2017.5.11)
<下川耿史『エロティック日本史』を読む(その30)>
→非公開