太田述正コラム#9136(2017.6.5)
<皆さんとディスカッション(続x3364)>
<太田>(ツイッターより)
 ロンドンのテロ、犠牲者が7人に増えた。
 また、少なくとも48人が負傷して病院に搬送され、うち数人は重体。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM04H1S_U7A600C1MM8000/?dg=1&nf=1
 戦争、治安、疾病等の他、テロも念頭に、海外訪問国・地域、そこでの訪問場所、を検討しなきゃならないやっかいな時代に我々は生きている。
 「…安倍内閣の支持率が…加計学園問題で…マイナス8.9ポイントで過去最大級の下落<で54.4%に。>…
 不支持率も9.3ポイントの大幅な増加…
 自民党<支持率も>6.4<ポイント低下して、>33.5%…」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-17088.html
 森友以来の答弁の不誠実さの賜物。
<太田>
 関連記事だ。
 本件で、ようやく、まあ、まともなことを言うヒト発見!
 但し、「財力」はあるかもしれないが、前川君は、「コスト・パフォーマンスが」<比較的良>い遊び方」をしていた、だったら、そして、この場合の「スケベ」の意味を私のように追求しようとしていれば、かつまた、「風俗店やキャバクラなど」と言わず「ホステスのいる飲み屋、風俗店やキャバクラ」と言っていれば、「まあ」じゃなく、「完全に」「まとも」だと評価できたけどねえ。
 でも、努力賞をあげておこう。↓
 「・・・風俗店やキャバクラなどの常連で、肉体関係を迫らないある意味プラトニックなお客さんというのは決して珍しくはないのです。・・・
 <この>『究極のプラトニックスケベ道』を・・・ただの財力のあるスケベ<として、>・・・邁進し・・・著しくコスト・パフォーマンスが悪い遊び方<をしていたのが>・・・前川喜平氏であります。・・・」
http://blogos.com/article/226897/
 加計問題で、毎日新聞よ、老犬数の推移予測・・ホントかね?・・「だけ」を踏まえたペット医の需要減予想、「だけ」を持ち出して政府批判記事に仕立てるとは、これこそ、安倍チャン言うところの印象操作だぞー。↓
 「「獣医特区」は妥当? 農水省、需要減指摘・・・」
https://mainichi.jp/articles/20170605/k00/00m/040/076000c
<0a.x8CWA>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 「沖縄1935・・・」
http://www.asahi.com/special/okinawa/oldphoto/
 戦前が明るい社会だったことがすごく伝わってくる。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 拍手。↓
 「空のF1で日本人パイロット室屋が母国で連覇達成!・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/thepage_20170604-00000003-wordleafs/
 これだけで、「フィリピンで戦った復員日本兵達についての判断は留保する」(コラム#9128)必要はなくなったような・・。↓
 「比大統領、海自護衛艦に乗艦・・・「日本は歴史的な友人であり、常に助けてくれる」と日本の支援に謝意を表明。・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/170604jijiX339/
 インドって変わってると思わず、インドにとって、ボースがそんだけ巨大な英雄だった、と受け止めるべきだろう。↓
 「チャンドラ・ボースが、1945年に事故死していたことをインド政府が公式に認めた。・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/170605jijiX362/
 英メイ首相が、イスラム過激主義(Islamist extremism)に宣戦布告したことに対し、ガーディアンが社説とコラムで反対を表明。
 (首相、恐らく分かっていてあえて「イスラム過激主義」ならぬ「イスラム」と言っていないのだろうが、そう言い切らない限り、Isis対策はできないよ。(太田)))↓
 ・・・Mrs May gave her most explicit pitch today to policing thoughts rather than acts.・・・
 Mrs May wants us to believe that we face a threat from doctrines that do not espouse violence but somehow mutate into terror by contingency. ・・・
https://www.theguardian.com/commentisfree/2017/jun/04/the-guardian-view-on-theresa-may-plans-on-terror-they-are-wrong
https://www.theguardian.com/commentisfree/2017/jun/04/theresa-may-british-values-muslims-terror-threat
 自分が精神的に若いと思っている人のセックスの満足度は高いんだとさ。↓
http://time.com/4803748/aging-sex-life-relationships/?xid=homepage
 お茶(紅茶?)もコーヒーも健康に良いが、前者は、遺伝子の発現の仕方にも良い変化を与えるんだって。↓
http://time.com/4803382/drinking-tea-health-benefits/?xid=homepage
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <レコードチャイナより。
 この映像を検閲削除してくれない習ちゃんに対する、軍部の懇願的クレーム?↓>
 「中国軍服のコスプレイヤーが日本風少女に土下座、軍機関紙が批判「恥ずべきことであり違法」―中国・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_180109/
 <ここからはサーチナより。
 日本を、中共人民達の夢が実現している国、と称賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、中国人の多くは日本について「没落しつつある国」というイメージを抱いていると伝える一方、こうしたイメージは決して正しいものではないと指摘し、「中国人は今こそ、日本という国を正しく認識すべきではないか」と論じる記事を掲載した。
 記事は、中国人が自国において「実現してほしい」と願う数々の夢として、「法治国家」になること、「汚職のない清廉な政府」、「ノーベル賞受賞者を多数輩出すること」、「安心して食べ物を口にできること」、「環境汚染がなくなること」、「高い医療水準」、「人びとが健康に長生きできること」などを挙げる一方、こうしたことは「日本ではすでに数十年も前に実現されている」と伝えた。
 ・・・「汚職のない清廉な政府」という点については、日本の政治家の資産は資産公開法に基づいて公開されていることを紹介している。・・・
 <このように、>中国人が自国において「実現してほしい」と願う夢の多くが日本ですでに実現していることを伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1637064?page=1
 <上海を卑下し、東京を称賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本の首都である東京について、「米ニューヨーク、英ロンドン、仏パリと並び、世界の4大都市に数えられる」と伝えつつ、中国最大の都市である上海が日本の象徴である東京を越えるには「あと50年はかかる」という見方があると論じる記事を掲載した。
 記事は、東京には行政、立法、司法などの機関が集中しているうえ、東京圏で見た場合は人口も集中していると指摘。また、アジアの流行の発信地であり、アジアの文化やファッションの中心地でもあるとしたほか、経済規模で見ても東京は世界最大規模の都市であり、世界の経済の中心地の1つであると論じた。
 さらに、中国人を含めた外国人にとって日本を旅行に訪れた場合は東京は必ずと言っても良いほど立ち寄る都市であると指摘し、上海という都市が東京ほどの影響力と観光地としての魅力を持つようになるには「あと50年はかかる」という見方があることを紹介。この50年という時間にどれだけの根拠があるかは別として、長い時間がかかるのは間違いないと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1637023?page=1
 <学食について、中共のを卑下し、日本のを称賛。↓> 
 「・・・今日頭条は・・・日本と中国の学生食堂を比較する記事を掲載した。正確に言えば「中国の学生食堂の酷さを嘆きつつ、外国の学生食堂の良さを紹介するシリーズ」の日本編だ。
 記事はまず「中国の大学に対する文句ランキングで食堂は必ずや3本の指に入ることだろう」としたうえで、昼時には殺気立つまでに大混雑する食堂の状況や、味覚センスを疑うような料理の数々が供されることを写真付きで紹介。「一部の学校で食堂が学生の怒りで破壊される惨劇が起こるのも分かる。こんなサービスでお金を取るのだから」とこき下ろした。
 その一方で「日本の大学の学生食堂は、常に学生や食べることへの配慮が行き届いたサービスが提供されている」と説明。食堂の雰囲気について触れ、欧州の古城を想起させる立教大学の食堂や、「お盆が見えなければまるで図書館のような佇まい」という東京大学・安田講堂の食堂を紹介した。
 そして、肝心のメニューについては「日本の学食ランキング1位に輝いたことのあるという東洋大学では国際色豊かな料理が用意されている」としたほか、トンカツに色鮮やかな野菜が添えられて栄養バランスにも配慮が行き届いた法政大学の名物ランチ「勝つぞ! 法政」、北海道大学の牛とろフレーク丼などを紹介。いずれも500円程度という手ごろな値段で味わえるとした。さらに、立命館大学では破格の100円朝食まで存在することを伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1637022?page=1
 <農家の実態について、中共のを卑下し、日本のを称賛。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本においては、<専業農家の収入は、>大学新卒者の年収にすら届かないのが現状であると紹介した。
 <しかし>、日本の農家の多くは「兼業農家」であり、農業以外からも収入を得ていると紹介。「農業収入と合わせると年収は約500万円となり、大都市の比較的大きな企業に勤める中年男性の年収に匹敵する」と紹介した。<また>、記事は、「大都市での生活は何かとお金が掛かるが、農村では生活必需品以外の出費は非常に少ない」ことも紹介している。
 さらに記事は、「日本の農家は、農耕機械を購入する際など、様々な補助金を受けられる」制度があることや、定年後もらえる年金額も都市部とまったく変わりないことを紹介している。ゆえに、日本の農家は決して「収入が少ないわけではなく、一生懸命働けば普通の暮らしができるのだ」とした。・・・
 <要するに、>農業でも食っていける日本が羨ましい! 「わが国の農民工とは違う」<という書きぶり。>」
http://news.searchina.net/id/1637081?page=1
 <家の売買の実態について、中共のを卑下し、日本のを称賛。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本の家の内装を紹介し、快適で機能的なデザインを称賛する記事を掲載した。ここでなぜ家の内装に注目しているかと言えば、中国ならではの事情として、都市部では一戸建てよりマンションが圧倒的に多く、そのマンションはスケルトン状態での引渡しが一般的だからだ。中国ではマンション購入にあたっては、まっさらな部屋を購入してから自分で内装を決め、業者を頼み、工程を監督していくことが必要なので、家を購入する人すべてにとって内装は必須の事柄なのである。
 その点、日本の家は一般的にディベロッパーや工務店側が設計し、内装が施されたものを購入するゆえ、機能面で格段の差が生じるのだという。そのため、内装や収納には素人では思いつかない工夫がたくさんあり、「日本の室内設計は実用的な機能が数多くあり、中国よりも経験が豊富だ」と評価し、たとえば、リビングがキッチンを隔てずに家族が交われるようにしたり、寝室が必要に合わせて引き戸によって分けることができたりすることを紹介している。
 また、中国では浴槽に浸かる習慣がないゆえに、トイレと洗面台とシャワー室が一緒の空間にあることが多い。日本ではトイレ、洗面台、浴室がすべて独立していて、浴室はあくまでも寛ぐための空間とされていることも新鮮に映るようだ。
 中国では家の値段と改装費用は別に考えるのが一般的だが、日本で家を購入する際は費用をトータルで考えるのが一般的だ。・・・
 しかし記事は、「中国では家の改修のために生涯でかかる費用を考慮すると、日本人が家を購入する費用とあまり変わらないのではないか」とし、初期費用が高くついても日本の家のほうが後々まで機能的で快適な生活を送れるとの見方を示している。」
http://news.searchina.net/id/1637045?page=1
 <負けた平野美宇に引き続き温かい声援。↓>
 「中国に強敵と見なされた平野美宇、それは「研究され尽くす」ことを意味する・・・」
http://news.searchina.net/id/1637029?page=1
 <関連して、参考まで。↓>
 「中国が世界卓球の混合ダブルスに中国ペアが出場せず、日本の優勝を許した理由・・・」
http://news.searchina.net/id/1637035?page=1
 <日本の「軍事」技術の向上に目を細める習ちゃん。↓>
 「・・・捜狐は・・・日本版GPSとも呼ばれる測位システムについて伝え、「日本は中国の北斗の精度を超える気だ」とする記事を掲載した。・・・
 現在のGPSと比べ位置の測定誤差を1000分の1の1センチ程度にできるという。記事は、これが本当なら「中国の北斗をしのぐ精度だ」と驚きを示した。
 また、軍事専門家による話として、さらに複数のみちびきが打ち上げられれば、日本版GPSは24時間ずっと日本をカバーできると指摘したほか、測位システムの精度が「センチ単位」ということになれば、それは軍用レベルに相当すると主張、ミサイル誘導のために正確な位置情報を送ることもできることを意味している、と危機感も示したという。」
http://news.searchina.net/id/1637069?page=1
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太田述正コラム#9137(2017.6.5)
<武光誠『誰が天照大神を女神に変えたのか』を読む(その7)>
→非公開