太田述正コラム#9154(2017.6.14)
<皆さんとディスカッション(続x3373)>
<太田>(ツイッターより)
「築地市場の再利用案<は、>…築地を売却せずに賃料で中長期的な収入を確保し、豊洲の資金難を補う…<今>判断を示せば、決められない知事…<との自民党の>批判をかわせる<し>、…公明党<の>早期…豊洲移転を求め<る>…意向に<も合致>…」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB13HCH_T10C17A6EA1000/?dg=1&nf=1
誰一人、この小池知事の言う「アウフヘーベン」(上掲)案を予想した人いなかったように思うが、実に当たり前な内容だな。
だが、築地に道路を通す話もあるし、五輪までに残された時間は少ない。うまくいくといいが・・。
ま、これで、都民ファーストの会は大勝利じゃないか。とにかく安倍チャンに引導!
<太田>
関連記事だ。
<正面突破。↓>
「石破の乱「成算なき孤独の闘い」が向かう先 「安倍改憲」に反旗だが党内は”石破包囲網・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e7%9f%b3%e7%a0%b4%e3%81%ae%e4%b9%b1%ef%bd%a2%e6%88%90%e7%ae%97%e3%81%aa%e3%81%8d%e5%ad%a4%e7%8b%ac%e3%81%ae%e9%97%98%e3%81%84%ef%bd%a3%e3%81%8c%e5%90%91%e3%81%8b%e3%81%86%e5%85%88-%ef%bd%a2%e5%ae%89%e5%80%8d%e6%94%b9%e6%86%b2%ef%bd%a3%e3%81%ab%e5%8f%8d%e6%97%97%e3%81%a0%e3%81%8c%e5%85%9a%e5%86%85%e3%81%af%e7%9f%b3%e7%a0%b4%e5%8c%85%e5%9b%b2%e7%b6%b2/ar-BBCDOkQ?ocid=iehp#page=2
<裏口突破?↓>
「今や週1ペース…ジム通いが物語る安倍首相の“容態悪化説”・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_396685/
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
深谷隆司の前川批判。
一か所だけ残念でーした。↓
「前川喜平前事務次官・・・こそ加計学園の獣医学部新設を許可した責任者ではないか。この許可が誤りだというなら、その責任はまさに彼にある。今更、安倍総理の強い意向を忖度してと、責任を擦り付けるなどもってのほかである。第一、公務員のトップとして、その立場で知り得た事をベラベラ喋りまくる行為は、明らかな守秘義務違反にあたるのではないか。・・・
ただ残念なのは政府や関係者の、最初の対応だ。メモなど存在しない等と否定し、調査も拒んだが、あんな代物は全て出して、その中身が如何に意味のないものであるかを、明確に示せばよかったのだ。
<「北朝鮮の脅威など」→「安倍首相の改憲案など」↓>
今、北朝鮮の脅威など、国家国民にとって重要な問題が山積している。国会で充分な論議が必要な時ではないか。・・・」
http://blogos.com/article/228690/
どこに問題あるんだよー、と思いつつも、前川君のムチャ頑張りに声援を送る私。↓
「前川氏が新証言「安倍首相肝いり『明治日本の産業革命遺産』でもゴリ押し“人事介入”・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%89%8d%e5%b7%9d%e6%b0%8f%e3%81%8c%e6%96%b0%e8%a8%bc%e8%a8%80%e3%80%8c%e5%ae%89%e5%80%8d%e9%a6%96%e7%9b%b8%e8%82%9d%e3%81%84%e3%82%8a%e3%80%8e%e6%98%8e%e6%b2%bb%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e7%94%a3%e6%a5%ad%e9%9d%a9%e5%91%bd%e9%81%ba%e7%94%a3%e3%80%8f%e3%81%a7%e3%82%82%e3%82%b4%e3%83%aa%e6%8a%bc%e3%81%97%e2%80%9c%e4%ba%ba%e4%ba%8b%e4%bb%8b%e5%85%a5%e2%80%9d%e3%80%8d/ar-BBCDQi9?ocid=iehp#page=2
森ゆうこのおばちゃん、じゃ、どー答えりゃいんだよー。教えてー。↓
「加計問題の内部告発者、処分の可能性 義家副大臣が示唆 ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%8a%a0%e8%a8%88%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%ae%e5%86%85%e9%83%a8%e5%91%8a%e7%99%ba%e8%80%85%e3%80%81%e5%87%a6%e5%88%86%e3%81%ae%e5%8f%af%e8%83%bd%e6%80%a7-%e7%be%a9%e5%ae%b6%e5%89%af%e5%a4%a7%e8%87%a3%e3%81%8c%e7%a4%ba%e5%94%86/ar-BBCBzKP?ocid=iehp#page=2
藤井四段小特集。↓
<フィーバーぶり。↓>
「・・・藤井聡太四段(14)に、地元首長らが熱視線を送っている。地元宣伝に一役買ってもらおう、との思いもあるようだ。・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK6D71YQK6DOIPE03H.html?iref=comtop_8_04
「藤井四段:教室とは「別人」の輝き…同級生ら静かに声援・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%97%a4%e4%ba%95%e5%9b%9b%e6%ae%b5%e6%95%99%e5%ae%a4%e3%81%a8%e3%81%af%e3%80%8c%e5%88%a5%e4%ba%ba%e3%80%8d%e3%81%ae%e8%bc%9d%e3%81%8d%e2%80%a6%e5%90%8c%e7%b4%9a%e7%94%9f%e3%82%89%e9%9d%99%e3%81%8b%e3%81%ab%e5%a3%b0%e6%8f%b4/ar-BBCEl0T?ocid=iehp#page=2
<ユーチューブ映像が、その後も次々に。(モチ、一部だけよ。)↓>
<25勝目の終盤の実況解説。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=GQDmaKKP_W4
<24、25連勝の解説。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=Q3iUycXFk8s
<25勝目の中村解説。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=r55y1-MsAOc
<25勝目の糸谷「解説」。>
https://www.youtube.com/watch?v=-5GLrVY_SJM
<藤井四段についての神谷感想。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=0jcdVqxtzGc
<藤井四段についての佐々木感想。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=VnJ-iWySTow
速攻で購入。
商品が仕入れられる明日、ウチに届く。↓
「ロジクール、至高の新マウス むしろアプリがすごかった・・・」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/coltop/15/118183/060600088/?s_cid=nbpbpn_mled_dml&rt=nocnt
ボタン付け、こんなん読まなくても何とかなるんだろうが、やる気しないのよね。↓
Are you one of the 60% who can’t sew a button? Here’s how to do it・・・
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/shortcuts/2017/jun/13/dont-know-how-to-sew-button-quick-guide
笑いの方が「わかり合える」の、ムツカシー場合が多いのでは?↓
「又吉さん「文学・お笑い通じわかり合える」 上海で講演・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK6F6CZDK6FUHBI02F.html?iref=comtop_latestnews_01
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
日中交流人士モノ。↓>
「訪日した中国人大学生をホームステイでもてなした日本人らが再会・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0613/c94473-9227952.html
<ハイよ。↓>
「暮らしに浸透する日本のロボット・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0613/c94476-9227489.html
<ここからはサーチナより。
定番の、日本のアニメ・マンガの礼賛と同時に、引き続きそれらを鑑賞せよ、と習ちゃん。↓>
「・・・網易は・・・日本のアニメや漫画のコンテンツはもはや「アニメ」や「漫画」の代名詞的存在であり、世界中に数多くのファンを抱えると伝え、「中国のアニメ産業は100年かかっても日本には追いつけない」ほどの差があると伝えている。
記事は、太平洋の島国である日本は、なぜ世界中で愛される「大きな魔力」を持つアニメや漫画を次々に生み出せるのかと疑問を投げかけつつ、コンテンツの輸出大国である米国ですら、アニメ分野では日本に敗北したと主張。鉄腕アトムから始まり、機動戦士ガンダムやドラえもん、ドラゴンボールやスラムダンク、ワンピースなど、名作が絶えず生まれる日本のアニメ、漫画産業を称賛した。
続けて、2015年の中国国内のアニメ・漫画市場における中国国産のシェアはわずか11%にとどまり、日本産コンテンツのシェアの約60%を大きく下回ったと紹介。日本のコンテンツの輸出額は増加傾向にあり、それに貢献している存在こそ中国人であると論じた。
また記事は、日本のアニメ・漫画の特徴は「決して子どもだけが楽しめる作品ではないこと」であり、子ども向けばかりの中国の作品とはクオリティに大きな差があると指摘。中国政府も自国のアニメ産業の育成に力を入れているものの、「中国のアニメ産業は100年かかっても日本には追いつけない」ほど圧倒的な差だと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1637697?page=1
<いつも通り、日本のサッカーを褒め過ぎだが、日本の漫画の礼賛に主眼あり。↓>
「・・・21CNはこのほど、「日本のサッカーがアジアトップの実力を持つ理由」について考察する記事を掲載し、その漫画がどれほどの影響を及ぼしているのか論じた。
まず記事は、日本の漫画の影響力について、日本のサッカー漫画である「キャプテン翼」を例に挙げ、「キャプテン翼に深く心を打たれたシリアの学生が、同作品をアラビア語に翻訳した」ことを紹介。その理由について「シリアは内戦によってひどい状況にあり、子どもたちが将来に対して希望が持てないでいるゆえに、キャプテン翼を通じて夢を持つことの大切さを伝える」ためであったと紹介した。
このシリアの学生は交換留学プログラムで日本を訪れ、多くの人や企業、団体の協力を得ながら、キャプテン翼をアラビア語に翻訳し、中東の難民に届けることに成功したという。記事には、漫画を受け取った子どもたちのうれしそうな写真が掲載されている。
続けて、「漫画にこれほど大きな力を持つものなのか」と疑問を投げかける一方、「キャプテン翼は世界中の多くのサッカー選手が影響を受けた漫画である」と伝え、多くの選手の実名を挙げて紹介。漫画には読み手の人生を左右するほどの力を持つコンテンツであることを指摘した。
さらに記事は、キャプテン翼の影響力は当然、日本の子どもたちにも大きな影響を及ぼしたと伝え、日本がわずか20年間ほどでアジアでトップと呼べるほどサッカーが強くなったのも、キャプテン翼を読んだ子どもたちがサッカーを通じて「夢を描くことができた」ためだと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1637729?page=1
<日本のラーメンの世界への普及を参考にせよ、と習ちゃん。↓>
「・・・杭州網は・・・米フロリダ州在住の中国人の視点から、米国で日本のラーメンが広まった理由について分析する記事を掲載した。
記事はまず、米国でラーメンが親しまれるようになった背景として、「手軽さ」と「米国の若い世代の日本文化に対する親近感」を挙げた。子どものころからアニメや映画などを通じて、日本の文化に慣れ親しんできた米国の若い世代にとって、ラーメンはあこがれの日本文化の1つになっているという。日本人にとっての国民食の1つとも言えるラーメンは、外国人からすると日本を代表する食べ物として映り、ラーメンを題材にした歌や「僧侶のような」格好をしたラーメン店の店員、匠の技をみせる店主がいて、どれも日本文化を代表するものになっているとした。
それに加えて日本のラーメン店の海外展開には、政府の後押しもあると記事は分析。官民ファンドであるクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)が、ラーメンチェーンの一風堂を、約7億円の出資と最大13億円の融資枠で支援すると報じられたが、これはその1例といえよう。このように日本のラーメン店は、米国以外にも上海をはじめ世界各地に展開している。
日本のラーメンは、日本文化との融合や政府の協力によって海外進出に成功していると言えるが、記事は日本のラーメンの事例は「中国の肉まんを世界へ広める」うえで参考になると主張。実際、杭州市の肉まん専門店・甘其食が米ハーバード大学の近くに出店している例もあり、アニメ映画・カンフーパンダにも中国の肉まんが登場するため、日本のラーメンのように世界に広まるかもしれないと希望的観測を伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1637711?page=1
<定番の角度からの、定番の、日本車買えキャンペーン。↓>
「日系車は「軽いから安全じゃない?」 そんなこと言う奴は「ただの知ったかぶり」・・・」
http://news.searchina.net/id/1637733?page=1
<久しぶりに、日本が男性差別社会であることを指摘した習ちゃん。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本は本当に極度の男子強権社会なのか? 事実はもっと残酷だった・・・」とする記事を掲載した。
記事は「日本が男女平等の国かどうかについては、専門家たちが長年言い争ってきた。日本の会社や役所では依然として男性が主導的立場にあるから男子強権社会だと言う人がいる。しかし、別の見方を示す人もいる。日本の女性はより多くの経済的自立権を持っていて、多くの大型消費財を男性のタレントが宣伝しているのは、それらの購入決定権が女性に有ることの表れだというのだ」とした。
さらなる証左としてドラえもんの「のび太のママ」、クレヨンしんちゃんの「みさえ」を挙げ、野比家の序列ではママが一番強く、しんちゃんがおねだりするときは、常に父のひろしではなく母・みさえにせがむと論じた。
また、500円のワンコイン弁当が「小遣い制」のサラリーマンに喜ばれる一方で、1000円以上のランチを食べる主婦が少なからずいるという報道が、日本のメディア上でしばしば見られることを紹介。ある調査では、日本人男性の昼食代は横ばい状態なのに対して、女性の昼食代は上昇傾向にあり、その差額は500円程度にまで開いているという結果が出たと伝えた。
さらに、母の日にプレゼントする人の割合が父の日よりも明らかに多いことも、家庭における男性と女性の地位が浮き彫りになっていることを説明。その背景には、仕事により長時間家を空け、子どもとの接触が少ないことがあるとしている。
記事を読んだ中国のネットユーザーからは「男性も女性も大変。互いに寛容になろうではないか」とのコメントが寄せられている。」
http://news.searchina.net/id/1637674?page=1
<その歴史的背景を解き明かしつつ、ガス抜きにもっていった「傑作」記事。↓>
「・・・今日頭条は・・・「どうして日本の外交は、女性的な特徴を帯びていると言われるのだろうか」とする記事を掲載した。・・・
記事は、四方を海で囲まれ、外敵からの侵略を受けたり、それに抵抗する経験をほとんど持ってこなかった日本は「男性の力で征服しないと生き残れないような環境ではなかった」と説明。この環境下で、古代の日本は長きにわたり母系社会が続き、日本文化も女性的な特徴を帯びていったとした。
その「女性的な特徴」とは、感受性が高く、感情的になりやすいことだという。記事は「日本の外交理念も女性的な特徴を帯びているとする学者がいる」としたうえで、日本の外交の特徴について「理性的ではなく感情に支配され、非理性的な、イレギュラーな、外国人には理解しかねるような行動をしばしば起こす」と論じている。
また「日本人は、平時は国や民族という意識が薄いが、非難や侮辱が限度を超えた、あるいは生存の危機を感じた時には母性国家特有の集団的ヒステリーを起こし、巨大なエネルギーを放出する」と説明。そのヒステリーには「周囲の状況は自らの立場や能力といった客観条件を無視して、自らの望みを実現しようとする」、「要求が速やかに満たされないと発狂する」、「努力を払わない下準備により、成果を得ようとする」という3つの特徴があると解説した。」
http://news.searchina.net/id/1637698?page=1
<注文を付ける形で、しかし、日本へ行けキャンペーン。↓>
「使える店でも、店員が使えない・・・日本を席巻する銀聯カードで「日本式サービス」が試練迎えている・・・」
http://news.searchina.net/id/1637692?page=1
<客観記事を装いつつ、日中交流の増進を訴える習ちゃん。↓>
「・・・中国経済網は・・・「上野動物園のパンダが出産して、近所の中国料理店の株価が急騰した」とし、その影響の大きさを伝える記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1637683?page=1
<誰が読んでも、習ちゃんが、一刻も早く「日本が世界の軍事強国とな」ることを希っていることが分かる記事。↓>
「・・・今日頭条は・・・日本はF-35Aを国内で組み立て、配備するのはなぜなのかと疑問を投げかけ、「日本は再び世界の軍事強国になるのか」と警戒心を示した。
記事は、第2次世界大戦に負けた日本は自衛隊の国外での活動が制限され、軍事工業も大きな制約を課されたと指摘する一方、F-35Aは米ロッキード・マーチン社が製造する戦闘機であり、その部品を日本国内で組み立てることになっていると伝え、「日本はF-35Aの組み立てを通じて、自らの軍事面における研究開発能力と生産能力を向上させるつもりだ」と主張した。
さらに、F-35はすでに日本に一部引き渡されており、配備も行われているとし、「F-35が米国外で配備されたのは日本が初めて」であるとし、これは日本が米軍と軍事行動を共にするには、同じ装備を整えておくことが重要だからだと論じた。
また、日本は近い将来、まず平和憲法を改正し、さらには海外における単独での軍事行動も可能にするはずだと主張。そして、自衛隊の能力を今後も向上させることで日本は大国としての国際的地位を強化しようとしているとし、「日本が世界の軍事強国となるのは時間の問題だ」と論じた。
さらに記事は、日本は最新鋭ステルス戦闘機であるF-35の組み立てを通じて、世界最先端の研究開発と生産能力を手にするはずだとし、中国は日本の動きに警戒すべきだと主張している。」
http://news.searchina.net/id/1637700?page=1
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太田述正コラム#9155(2017.6.14)
<改めて米独立革命について(第I部)(その3)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x3373)
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