太田述正コラム#9204(2017.7.9)
<皆さんとディスカッション(続x3398)>
<太田>(ツイッターより)
先程オフ会終了。私を除き10人出席とかなりの盛会。
暑い日なので、パソコン部屋の戸を開け、その部屋の空調機も使って二台で大部屋を冷やしたが追い付かず。
買替時か。
また、残念にも、komuroさん持参の中共製のUSB-DACは、ドライバーがwindows10に対応してなくて音が鳴らず。
<Terry Teruaki>(フェイスブックより)
お疲れ様です。
<TA>
オフ会お疲れ様です。
なぜかコラム<7日付の非公開コラムである>#9201が届いていませんので、申し訳ありませんが再送信お願いします。
<太田>
(全員に)送信するのを忘れていました。
<KT>
今回、太田さんがオフ会の終わり頃に、「習近平が<朝鮮半島> は実際 <のところ、支那> の一部だった、とトランプとの会談で発言したのに、日本と今日のオフ会で反応が薄かった」とのことですが、どうしてなのでしょうか?
日本の自主的羈縻国化が72年以上続いてて、安全保障への無関心(日本統治前の朝鮮)が続いてるからでしょうか。(太田さんの、この 羈縻国=現在の日本、発言にショックでした)
<太田>
「と今日のオフ会」という箇所ですが、私は言ってませんよ。
そもそも「今日のオフ会で反応が薄かった」、なーんてこと、全くなかったというのに・・。
>羈縻国=現在の日本
そう。
現在の北朝鮮/韓国は、近い将来の日本のなれの果ての二つの典型例なんですよ。
<komuro>
太田さん、昨日のオフ会お疲れ様でした。
私が持ち込んだUSB DACが、1階のPCで認識されなかったのは残念でした。
一応、本日行った作業の確認です。
1. 以下のサイトから、ドライバーをダウンロードする。
http://www.audio-gd.com/Pro/dac/USB32/USB32EN.htm
2. 対象となるドライバーが2種類あり、どちらが正解なのか私にも判りません。
(私のPCにも両方ともダウンロードした形跡があります)
・For the products shipping since 14th.Aug. 2014 ←たぶんこちらが正しい
・If the product shipping early than 14th.Aug.2014, click here
3. ダウンロードしたドライバー(拡張子rar)を7zipなどで解凍して、setup.exeを実行する。
4. 1のサイトのStep.7の要領で、デスクトップに作成された[VIA ASIO]アイコンをクリックして設定する。
(この処理はやっていませんでした)
これで成功すれば、コントロールパネルの[サウンド]→[再生]の中にが追加されるはずなんですが…。
富士通ノートのWindows10だとうまくいかないんですよね。
そうしたら、1のサイトの最後の部分も試してみてください。
USB-32 driver install guide for Win10(If upon steps can not succeed, try these steps)
Step 1: Place the driver in the Computer Driver (C:) , unzip it .
Step 2: Connect the DAC and power on the DAC, open the Windows device manager, right click the DAC’s USB device, select update driver.
Step 3: Select the source folder vist64, it is in the driver folder.
<太田>
komuroさんも、まことにお疲れ様でした。
当方、オフ会で消耗状態なので、気力が回復してから、上掲を試みてみようと思います。
<太田>(ツイッターより)
「安室奈美恵…<の>長男は…小学校から都内のインターナショナルスクールで学び、高校からは英語教育に熱心な日本の学校に転校した。
高校時代はアメリカのハイスクールに短期留学の経験もあり、この春には<英語圏の?>名門大学に入学した…」
http://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/%e5%ae%89%e5%ae%a4%e5%a5%88%e7%be%8e%e6%81%b5%e3%80%81%e6%81%af%e5%ad%90%e3%81%8c%e5%90%8d%e9%96%80%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e5%85%a5%e5%ad%a6%e2%80%a6%e5%be%b9%e5%ba%95%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%8c%e5%ae%89%e5%ae%a4%e6%b5%81%e3%80%8d%e5%ad%90%e8%82%b2%e3%81%a6%e8%a1%93/ar-BBDZ8T1?ocid=iehp#page=2
日本人じゃないアグネス・チャンの場合とは違って、安室はれっきとした日本人だというのに、こんな子育てに「熱心に」取り組んでいたとはねえ。
自己満足だけのために、一人息子を一種の無国籍人に仕立て上げちゃった恐れがある。
だとしたら、そんなの、子供に対して、ネグレクトよりもむしろ罪が重い、と私は思うな。
<Y6i4xkM>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
民進・野田幹事長が辞意漏らす
https://this.kiji.is/256465046244001272
どうとらえたらいいんですかね?
一旦お休み?
⇒逆。続投宣言。(太田)
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
米国は、中共と協力して、北朝鮮の金王朝の打倒(体制変革。核保有は認める)を目指すべきだとさ。
(だっからー、北朝鮮は、既に、ほぼ中共の羈縻国だってのー。(太田))↓
・・・ Washington can recognize a North Korean state, even a nuclear one, provided the Kim dynasty doesn’t control it. Beijing should recognize that its interests are best served with Kim gone and North Korea intact, stable and under control.・・・
https://www.nytimes.com/2017/07/07/opinion/on-north-korea-trumps-on-the-right-track.html?ref=opinion
ノーベル平和賞受賞の劉氏の来るべき死とともに、支那そのものが死ぬってさ。
ちゃうちゃう、中共当局は、支那を殺さないためには、劉氏のような英米かぶれの支那人の口を塞ぐしかない、と前から思いつめとるんよ。
(この記事に対する、支那人と思しき人物からの投稿参照。)↓
As Liu Xiaobo fades, his hopes for reform in China are dying as well・・・
https://www.theguardian.com/world/2017/jul/09/liu-xiabo-fades-hopes-reform-china
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
日中交流人士達が頑張っとるねえ。↓>
「中国オペラ「鑑真東渡」の公演が日本で開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0707/c94473-9238610.html
「日中書家交流鑑賞会が東京で開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0707/c94473-9238604.html
<ここからはサーチナより。
東京はすんばらしいのだ、と日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条は・・・「いったいどうして、3年連続世界一を獲得したのか」とする記事を掲載した。
記事の作者はまず、8年前に初めて訪れたという東京の印象を紹介。清潔さや礼儀正しさ、発達しているうえ時間に正確な公共交通、アート活動が活発で、建物から家具、生活雑貨まで精巧なデザインにあふれている・・・といった点を挙げた。
そのうえで、英国の著名なライフスタイル雑誌Monocleが毎年発表している「生活の質が高い25都市」ランキングで、東京が今年1位を獲得し、3年連続の1位となったことを伝えた。記事は「2007年に創刊し、生活分野の話題に特化してきた雑誌が発表する年に1度のランキングは、大いに参考にする価値がある。不動産が高価過ぎる都市は下位になり、文化的ムードと交通システムの充実といった要素を持つ都市が上位に来ているのだ」と説明している。
また、このランキングにおいて過去3年間東京が1位にランクされてきた際の評価についてそれぞれ紹介。15年には「大都市で生活テンポは速いが、雰囲気は落ち着いていて静かである。現地人にも外来の観光客にも質の高い生活が提供され、しかも、非常に環境が保たれている」とされ、16年には「多彩なナイトライフに加え、交通と治安が不夜城を支えている点で1位となった。電車やバスは便利で時間に正確、羽田空港は24時間開放されている」とされた。
そして今年は「非常に高い都市生活レべルを持っており、アートに囲まれた街である。東京の大きな魅力は、密集した建築物、豊富なグルメ、魅力的な街の景観そして時間に正確な新幹線だ」といった評価が下されたとのことだ。」
http://news.searchina.net/id/1639396?page=1
<その東京には、東京国立博物館もあるでよー、と日本へ行けキャンペーン。↓>
(ウン十年前に、二度目の見学をしているが、欧米の博物館群を見慣れてる私からすると、展示物が、見栄えがしない、面白くない、という印象であるところ、最近は様変わりしたんかねえ。(太田))↓>
「・・・今日頭条は・・・「東京国立博物館は濃厚な歴史を感じさせてくれる」とし、日本最古の博物館である「トーハク」こと東京国立博物館を紹介する記事を掲載した。記事はまず、同博物館が台東区の上野公園北側に位置し、本館・東洋館・表慶館・法隆寺宝物館などの建物からなると紹介。40あまりの展示ホールがあるとした。
そして、東洋館内には中国の文物を専門に陳列する場所があり、そこには1000点規模の中国からやって来た文物が所蔵されていると説明。「その多くは中国から略奪してきたものだ」と評している。その一方で、濃密な中国の歴史感を味わうことができ「心が温かくなる」とも伝えている。
さらに、重要文化財に指定されている本館ロビーの写真を紹介しつつ、「館内は明るく清潔。古めかしい建築ではあるが、古代建築と現代芸術が完ぺきな融合を見せており、全くもって違和感がない」として建物自体も見るべき価値があることを紹介している。
記事は最後に「東京国立博物館はアジア最高水準の博物館。毎回訪れる人に驚きと喜び、そして感動を与えてくれる。そして、その魅力の中から抜け出せなくなってしまうのだ」と結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1639386?page=1
<日本全体に目を転じると、骨董市もなかなかのもんだよー、と日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条は・・・「実は日本人も露店めぐりが好きなのだ」とする記事を掲載した。
記事は「骨董市やフリーマーケットは、日本で日常的に見ることができる。例えば京都は、ほぼ週1回はおもしろいマーケットに出会うことができるのだ。しかもマーケットは古い寺院や風光明媚な公園内で行われており、お宝さがしと同時に観光スポットめぐりもできる」としたうえで、京都で行われているフリーマーケットの数々を紹介した。
最初に紹介したのは、毎月21日に行われる東寺弘法市。「超大型マーケットであり、旧雑貨、古着、骨董品、おもちゃ、手工芸品、さらには農具や植物の種、青果や食べ物まで何でも揃っている。1日ここにいてもすべて見きれないほどの規模だ」とした。続いては、毎月15日に行われる「百万遍さんの手づくり市」だ。京都のフリーマーケットでは一、二を争う規模を持ち、出店希望者が多く毎月抽選を実施するため、毎月出店内容が変化するのが魅力と説明している。
さらに、毎月第4日曜日開催の上賀茂手づくり市、第2土曜日開催の平安楽市、1月と10月を除く毎月第1日曜日開催の北山クラフトガーデン、1月と5月を除く毎月第1土曜日に開かれる梅小路公園手づくり市、毎月25日の北野天満宮骨董市、数カ月に1度、週末の2日間下鴨神社内の森で開かれる森の手づくり市についてそれぞれ紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1639388?page=1
<同じく、コンビニには色んな楽しみ方があるよー、と日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条はこのほど「街で24時間営業しているコンビニは、日本人にとっての深夜食堂だ」とする記事を掲載した。
記事は「他の国では中国ほど夜中に営業している食堂が多くない。日本では早々に閉店してしまう飲食店も多く、夜食を食べたい人はディスプレイを見てよだれを溜め込むしかない」と紹介した。そのうえで「しかし、日本人も夜食にありつける場所がある。それは街の至るところに存在する24時間営業のコンビニだ。ここが彼らにとっての深夜食堂なのだ」とした。
そのうえで、実際にコンビニで売られている弁当や総菜等を紹介。弁当や麺類は300-500円といった値段で売られており、買ったものは電子レンジで加熱してくれるとした。ちょっと値段が高いという場合には、100円台で買える様々なおにぎりがとても美味しいと伝えている。
また、コンビニでは温かい食事が手に入るだけでなく、飲み物も冷たいものと温かいものの両方が手に入ると紹介。温かい飲み物を好む中国の人にとって、これは日本人以上に大きなポイントに感じるかもしれない。記事の作者は実際に、約1300円かけておにぎり、カップ麺、袋入り皿、サラミとチーズ、サバの味噌煮そしてビールを購入、その写真を公開。そのなかで、ビールの値段の高さを特に指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1639397?page=1
<同様、ビョーキが心配な人こそ日本の病院へ、と日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・捜狐はこのほど、心臓疾患を持つ中国人が日本で医療サービスを受けた際の経験を綴った手記を掲載した。この中国人は2008年以降、二度にわたって心筋梗塞で倒れており、4度の血管造影手術を受けて既に心臓の主要な静脈に複数のステントが入っているという経緯から、友人に日本の優れた病院を紹介してもらい、「世界最先端の心臓の専門家」に診てもらうことを決意したという。
中国国内で何回かの心臓手術を経験している中国人にとって、日本の病院で受けた一連の検査は日本と中国の医療水準の差を身をもって体験することにつながったようだ。まず最初の来院した際に検査に当たった医師の態度にいたく感銘を受けたようだ。「日本の医師は患者に対して辛抱強く、責任感を持って対応する」とし、これまで何度も手術を受けていながらも、「初めて医師による丁寧な説明を受けた」と紹介、ようやく自分の心臓がどのような状態にあるのかをはっきり理解することができたと述べている。
中国では医師から説明を受け、患者が納得したうえで治療が行われる「インフォームド・コンセント」という考え方がまだ浸透していないため、患者は弱い立場にある。特に重病疾患を抱える患者にとっては親身に対応してくれる、信頼できる医師は少ないというのが現状だ。
また記事は、医療機器の違いにも触れており、2度目の検査で冠動脈CT検査を行った際も20分程で検査が終わり、心身への負担が少なかったと紹介、それにもかかわらず診断するためのスキャン画像はとても鮮明で、細かい血管や心臓の動きまでわかり、中国で受けた検査で見た画像とまるで違っていたと紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1639390?page=1
<日本の自動車メーカーの技術力礼賛。↓>
「・・・易車・・・記事は、中国の自動車メーカーは自動車の外観では「ドイツメーカーを中心に、欧州の自動車メーカーを模倣している」と伝えつつ、エンジンのような自動車にとって重要な部品は日本を参考にしていると紹介。・・・」
http://news.searchina.net/id/1639393?page=1
<だから、買うんなら日本車にしなさい、と習ちゃん。↓>
「・・・今日頭条は・・・「クルマを知らない人が日本車を買う、中途半端に知っているひとがフォルクスワーゲン車を買う、最後にクルマを知ると日本車を買う」とする記事を掲載した。
記事は「本当にクルマのことを知っている人は少なく、容易にミスリードを受けやすい。実際、多くの日本車やドイツ車への攻撃の大多数は、悪意ある宣伝や真相を知らない群衆によるものだ。くれぐれも他人の言うことを鵜呑みにしてはいけない」としたうえで、4つの点から日本とドイツの自動車について客観的に分析した。
1つ目は、故障率について。これは日本車がリードしているとし、「日本車は変態的な品質コントロールに加え、多少古い技術でも成熟して信頼できるものを採用するという聡明な戦略によって、故障率がとても低くなっている。ドイツ車は立ち上がりが早く、メンテナンスが便利で、販売数が多いのだが、これにより質が優れているという錯覚を生んでいる。実際ドイツ車の方が故障率は高い。自動車の質は販売数とは比例しないのである」と論じた。
2つ目は、安全性についてだ。これはどちらも甲乙つけがたいとしている。「日本車は皮が薄く安全性が低いとよく言われるが、実際自動車の安全性評価で唯一信頼できるのは衝突安全性テストのみ。その結果を見ると、ドイツも日本も米国も韓国もほとんど差がないのだ。皮ではなくボディの構造が重要だというのは、クルマを勉強した人ならみんな知っている」とのことだ。
3つ目は「ブランドのイメージ」とし、この点については日本車の完敗だとした。中国人はメンツで自動車を買うため、経済的なハイブリッド車よりも、ベンツの高貴さ、アウディの静かな豪華さなどを愛すると説明している。
そして4つ目はドライブフィーリング。これもドイツ系が一歩リードしているとの評価だ。安定性やメカニックな部分ではドイツ車に勝るものはなく、それゆえ日本車は快適性や燃費といった自ら得意とする部分に特化していったと解説した。
記事は最後に「どの自動車にもそれぞれの特徴がある。楽しみがあるドイツ車、実用性の日本車、どちらを選ぶかは自分のニーズ次第だ。くれぐれも大衆消費心理に流されて、自分に合わないクルマを買う羽目にならないように」と呼びかけた。」
http://news.searchina.net/id/1639387?page=1
<日本の工業技術一般を礼賛。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本の工業製造を見て、あなたは恐ろしさを感じるか」とする記事を掲載した。
記事は、日本が鋼鉄技術において、世界をリードする地位にあるとし、ドイツの自動車鋼板の多くが、日本の技術を取り入れたものであること、航空機のハイテク素材や原子力発電の圧力容器製造技術で、日本の技術が圧倒的なシェアを持っていることを伝えた。
また、数年前には神戸製鋼が画期的な製鉄方法を発明したと紹介。これまで主流だった高炉を用いることのないITmk3というこの技術は、高品位の鉄鉱石やコークスを必要としないうえ、下処理設備も不要であり、全ての製造過程が10分ほどで完了してしまうという「神秘的な技術」であるとした。また、二酸化炭素の排出を顕著に減らしたうえで、純度が極めて高い成型鉄を生産することができると説明した。
記事を読んだ中国のネットユーザーからは「どんな業界の最先端技術においても、日本は中国を完膚なきまでに秒殺できることだろう」、「自らの工業技術の発展に専念してこそ、日本人を追い抜くことができる」、「日本人は何をするにも細やか。1つの国について研究する上でさえそうだ。だから、小さい体で大きな者と戦えるのだ」といったコメントが寄せられた。
また、中国は製造業の発展もそこそこに、不動産やサービス業や金融業へと発展の軸を移してしまっているとの指摘も。「もっと現実的な事柄に取り組まなければ、歴史の悲劇を繰り返すことになりかねない」とするユーザーもいた。」
http://news.searchina.net/id/1639389?page=1
<日本経済、日本企業、一般を礼賛。↓>
「・・・捜狐は・・・中国では「日本は衰退の一途をたどっており、もはや中国の敵ではない」といった論調が存在することを指摘する一方で、果たして日本は本当に衰退しているのか、中国人は客観的に見極めることができているのかと問いかける記事を掲載した。
記事は、中国では経済の専門家ですら「日本経済は失われた20年によって急激に衰退し、崩壊も近い将来のこと」だと主張していることを指摘する一方、こうした見方は決して正しいものではないと指摘。
過去の日本は現在の中国のようにバブルを経験したが、バブル崩壊後の20年で産業の高度化を実現していると指摘し、不動産など固定資産への投資で成長し、バブルを膨らませる中国とは違うと論じた。
続けて、日本企業の技術力やイノベーション力はロイターが選ぶグローバル・イノベーター・アワードに多くの日本企業が選ばれていることからも見て取れるとし、日本の技術力は今なお健在であり、世界をリードする立場にあると紹介。中国が過去に日本に対するレアアースの輸出制限を行った際、日本が代替技術を即座に開発し、中国が返り討ちにあったことも日本の技術力とイノベーション力を示す事例であると論じた。
記事は、中国人は経済成長によって自国に対する自信を深めており、日本を強く意識するようになっているとしながらも、「過剰な自信は禁物であり、日本の強さを客観視できるようにならないと勝つことはできない」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1639394?page=1
<あらゆるものを日本から学べ、と習ちゃん。↓>
「・・・騰訊は・・・日本に留学した経験のある中国人による手記を掲載し、「日本ではゴミの分別が非常に細かく、そして厳格に行われている」と伝えつつ、「ゴミを捨てるという行為が一生忘れることのできない体験になるとは思いもよらなかった」と伝えている。
記事によれば、この中国人が日本に留学したのは1990年代のことであったという。この中国人が住んでいたアパートの一帯では現在同様、ゴミは分別してから捨てるのがルールとなっていて、さらにゴミは捨てることができる曜日も決まっていた。ある時、この中国人は可燃ゴミを指定された曜日に出すのを忘れてしまい、つい不燃ゴミと一緒に可燃ゴミを出してしまったという。
ゴミを出した日の夕方、外出先から戻ると、アパートの向かい側にあった飲食店の店主がこの中国人が捨てたゴミを持って声をかけてきて、分別の不備を指摘してきたそうだ。この中国人はすっかり恥ずかしくなってしまい、分別しないままゴミを捨てたことが一生忘れられない出来事になったのだという。ゴミ分別が徹底できていないことが周囲の日本人にバレてしまったことが、中国人としては「自分のメンツに傷ついた」と感じたのであろう。
また、日本人が「周りの人がルールをしっかり守っているか、お互いにちゃんと見ている」ということも衝撃だったようだ。ルール違反があった場合、それを看過するのではなく、誰がルール違反をしたのか割り出し、改善するよう伝えてきたという点も驚きだったようで、それ以降はゴミ分別とゴミ収集日に関するルールを遵守するよう徹底したと伝えている。
この中国人は日本で暮らした経験から、日本の街の清潔さは「日本人の公徳心と廉恥心によって実現している」と考察。公共の場所だからこそ汚さないという気持ちと、公共の場所を汚すことは恥ずかしい行為であるという認識があってこそ、日本の街は清潔に保たれていると指摘したうえで、「日本人はこの公徳心と廉恥心を教育を通じて身につけている」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1639392?page=1
<見事な、しかし笑っちゃう、ガス抜き記事。↓>
「・・・今日頭条は・・・「積極的に向上しようとする中国人と、向上しようとしない日本人」と題した文章を掲載した。
記事は、現代の日本と中国の社会をそれぞれ支える20~30代には対極的な考え方があるとし、それが中国人の「積極的に向上しようとする姿勢」で、日本人の「向上を求めない姿勢」であると説明。そこには、両国の社会的背景と文化的な背景が存在するとした。
まず、社会的背景については、日本ではバブル崩壊以降に生活に対する自信が失われ、先行きも漠然としてしまったと紹介。閉塞感のある時代に生まれ育った世代は、活力や前に進む力を持っていないとした。一方で中国の同世代者は未来に希望を持ち、物や成功に対する欲求が強いほか、社会に認められることを渇望していると論じた。
そして、文化的な背景については「日本は島国で自然に乏しいことから、みな危機感を持っている。また、恥の文化のもとで育った日本人は、他人が自分をどう評価しているかをとても気にし、それを推し量って自分の行動を調整することさえ必要とされる。このような『脅迫』のもとで、日本人は反省することに長けるようになった。この反省は、リスクを避けるためのものであり、自分のイメージを守るためのものでもある」としている。
一方で、豊かな資源を持つ中国は今「いかにして技術を開発し、これらの資源を利用するかが注目されている。この使命のもと、中国人は互いに肯定することで、良いものをさらに高め広めていこうとしているのだ」と説明した。」
http://news.searchina.net/id/1639391?page=1
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太田述正コラム#9205(2017.7.9)
<2017.7.8東京オフ会次第(続)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x3398)
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