太田述正コラム#9304(2017.8.28)
<皆さんとディスカッション(続x3448)>
<太田>(ツイッターより)
「…26日、米華字メディアの多維新聞は記事「中国が激怒、史上最も厳格な対北朝鮮制裁案を発表」を掲載した。…」
http://news.livedoor.com/article/detail/13527931/
でも、20日の記事だが、「ロシア、北朝鮮への石油製品輸出を倍増 実態はさらに巨額か…」てんだもんなあ。三国間で綿密なすりあわせができてる、と見ていいんじゃないか。
「ロシアが北朝鮮に主に輸出する石油製品…<の>多く<が>中国向けとして輸出され、最終的に北朝鮮に運びこまれ<たり、>…実態が不透明な小規模企業が北朝鮮との通商を担<ったりする>」やり口でね。
http://www.sankei.com/world/news/170820/wor1708200018-n1.html
「…文…大統領が「元徴用工の個人請求権発言」を<首脳会談で>修正<?>=<韓国>ネット「国民は真実を求めている」「私たちは一体誰を信じて頼るべきなのか」…」
http://news.livedoor.com/article/detail/13527256/
それ、私の言いたい台詞だよ。
日本や韓国の主要紙、究明しなくっちゃダメじゃん。
<豊丘時竹>(2017.8.27)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20170827
–ベトナム政府の低姿勢のわけ–
中共とベトナム政府が共に日本の「独立」/再武装を支援してくれていると太田さんは言っているのである。
URL;http://blog.ohtan.net/archives/52262716.html
<薬の理屈の追究者>
–三角法の歴史–
「”三角法の父”はギリシャ人ではなかった・・・
ヒッパルコスの研究より1000年以上前に・・・バビロニア<で>・・・三角法が使用されていた・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/13525520/
の記事についてですが、おそらくオーストリア人数学者のの単なる宣伝です。
英文記事にある数学粘土板プリンプトン322を世界で最初に解読したのは、日本人で宮城県多賀城市在住の室井和男氏です。
実際の最終解読作業はは、2006-2007年でした。
速報は2008年にされました。
すすでに数冊の著書の中で明言されておられます。
・『数学史―数学5000年の歩み』中村滋・室井和男著、共立出版、2014, p67-71.
・『シュメール人の数学』室井和男著、共立出版、2017, p86, p86-87.
<vdqreCJ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
「「トモダチ作戦」157人が米で東電を提訴、50億ドル基金要求・・・」
http://jp.reuters.com/article/tepco-idJPKCN1B40NP
数日前の記事ですけど、確かに彼らは放射能で脳に深刻なダメージを受けたのかも知れない。
<TA>
チャンネル桜のメーリングリストに何度かメールしていますが、届いていますでしょうか。
今晩も、続きを作ってみます。
<太田>
全く届いていないので、<メーリングリスト作成者の>USさんに伝えておきます。
なお、皆さんのやり取りを目にすることができず、勝手に私の方で、たたき台を作ってみました。
–桜用パネル・たたき台–
1 現在の日本人の最大の自己欺瞞は日本は先の大東亜戦争で敗北したというストーリー
勝敗は、被害の大小や戦争終結形態は関係なく、戦争目的を達成したか否かで決まる
ベトナム側がほぼ一方的に被害を受け、引き分けの形でベトナム戦争は終結
しかし、この戦争に勝利したのがベトナム側であることは明白
大東亜戦争の場合、戦争目的・・対ソ(露)抑止、ブロック経済打破、アジア解放・・を全て達成したのだから、日本が勝者
(ちなみに、日本は、中国では、ソ連(ロシア)のエージェントだった中国国民党と戦ったのであって、反ソ親日であった中国共産党とは事実上の提携関係にあった)
すなわち、米国(と英国とソ連(ロシア)と中国国民党)こそ大東亜戦争の敗者
2 現在の世界が抱える最大の地政学的リスクは日本
それは、日本が自らの意思で軍隊を持たない形で米国の属国であり続けていること
実は、米国はかつての独伊よりも凶悪なファシスト国家なのにまだ滅亡していない!
ファシスト国家とは、人種主義に基づき領土ないし勢力圏の拡大を図る国家
人種主義性でも、殺害人数でも、米国の凶悪性はナチスドイツを上回っている
日本は、中国を反ソ(露)拠点に変えることに成功した上、ファシスト国家の米国を「戦勝国」であると誤解させ、米国に対ソ(露)抑止という「苦役」を全面的に押し付け続けることで、冷戦勝利という形で対ソ(露)戦に最終的勝利を収めたというのに、その後も、あろうことか、軍隊なし、米国の属国、という状態を放置
3 日本文明の至上性・普遍性と現状
その最大の特徴は、人間主義(縄文性)と安全保障感覚(弥生性)の並存
(弥生性を欠くと人間主義社会は内外の非人間主義勢力によって必然的に滅亡)
ちなみに、人間主義=情けは人のためならず+エコ志向
(狩猟採集社会≒マルクスの原始共産制社会=ヒュームの人性的社会=人間主義社会)
(釈迦が再発見した人間主義化の方法論である瞑想が現在英米で大流行中)
この日本の弥生性が、属国状態の長期化により消滅する恐れが出てきている
それは、人間主義そのものが消滅の危機に直面していることを意味する
4 19世紀末からの世界史の最大エポックはアジアの復権
その主役はかつては日本、現在は中国、
中国は、現在、毛沢東以来の日本文明継受戦略を半ば公然化しつつ、米国を超える経済・軍事超大国化を目前にしている、という禍機にある
5 習近平の日本に係る戦略
日本文明継受戦略を半ば公然化させると共に、日本の「独立/再軍備」を追求
縄文性–人民を人間主義者に改心させる(=日本人にする)ために大情宣活動を実施
弥生性–単独では心許なく日本の助けが不可欠。だから、日本を「(米国から)独立/再軍備」させるべく、尖閣・南シナ海等で軍事攻勢をかけると共に北朝鮮核武装化に協力
6 朝鮮半島問題を考える際のもう一つの重要ファクター
中国の朝鮮半島丸ごと再併合戦略
この戦略は、先般、習近平が完全公然化し、「中国の一部だった」と公言→正しい
その前提として、南北朝鮮、いずれも自立能力なし、との判断→これも正しい
(以下、皆さんに)
どうして、「大東亜戦争」という言葉を使ったか?→左翼と見られないため
どうして、「支那」「中共」という言葉を使わなかったか?→余計な論議を呼ばないため
「殺害人数」については、米国は、べじたんHPで検索のかけ方が下手なのか見つからず、また、同様、太田コラムでも検索に失敗したので、誰か教えて欲しい。
ドイツの「殺害人数」については、誰か調べて欲しい。
もとより、あらゆるコメントを歓迎する。
<太田>
その後、私が目を通せなかった、これまでのやりとりにアクセスできたので、転載しておく。
———————-
<TA>
太田さん、4枚目の案を作ってみました。
4.日本は世界で唯一生き残った、人間主義文明
・人間(じんかん)主義:他者との関係性において自己が存在する、という考え方(命名:和辻哲郎)。非定住の狩猟・採集生活におけるヒト本来の性質。他者(自然含む)に共感的
[日本以外]
農業革命による定住生活→富の蓄積、土地に縛られることで紛争が生まれる、ヒトの性質の抑圧
農民は狩猟採集民より人口が圧倒的に多いので、両者間に争いがあれば常に農民が狩猟採集民を駆逐
そもそも人間主義社会・人間主義者は悪人にカモにされる
→
人間主義社会は滅亡
[日本]
縄文性:1万年以上続いた縄文時代、豊かな自然に支えられた世界的に珍しい定住的狩猟・採集社会
→日本文明の基層を形成
弥生性:軍事に長け改革志向の弥生人が渡来。稲作を伝え縄文人を統治
→基層(縄文性)へ乗っかる形で潜在的表層を形成(危機において顕在化)
※この弥生性のおかげで日本の人間主義は滅亡を免れた!
<TA>
太田さん、とりあえず3枚分の案を作ってみました。
~~~~~~~~~~~~~~
1.日本は米国の半占領下!
・日本の首都圏は米軍の基地だらけ
・首都圏の空域の航空管制権は米軍がほぼ全面的に握っている
・日本は米軍の駐留経費の8割を負担している(土地借料含む)
・年次改革要望書(民主党、鳩山政権時に廃止)
・在日米軍に対する裁判権の放棄
・米原子力空母の横須賀(首都圏)配備
日本が占領下に甘んじているせいで、東アジアで米国に軍事介入されてしまう!
(米国がしゃしゃり出てくると碌なことにならない!)
~~~~~~~~~~~~~~
2.米国はナチスよりも凶悪
米国人の民族浄化/ジェノサイド性は超時代的かつ構造的なもの
・黒人奴隷制/ジムクロウ制に基づく長期にわたる黒人虐待・虐殺
「世界史上、法で公認された人種主義は、基本的にナチスドイツと米国にしか存在しなかった」
ジェームス・ウィットマン(James Q. Whitman)エール大教授『ヒットラーのアメリカ・モデル(Hitler’s American Model)』
・アメリカ先住民族のジェノサイド・民族浄化・強制移住
(先住民族はアメリカ政府との間で、一方的な条約に署名させられ、さらに政府側が一方的にそれを破ることの繰り返し)
・日系人の強制収容
・日本への原爆投下、都市爆撃で何十万人もの非戦闘員を殺害
・19世紀末から20世紀後半にかけて、アジアで直接的間接的に、ナチスドイツやスターリン主義ロシアを超える大虐殺を行った
~~~~~~~~~~~~~
3.先の対戦では日本が勝者、米国が敗者
日本が法的に敗北したことは明らかだが、戦争目的は完全に達成(実質的には日本の勝利)
[日本]
・主たる戦争目的:東アジアにおけるソ連・共産主義封じ込め政策
→強力な米国に全面的に継受させることに「成功」
・副次的な戦争目的:東アジアの欧米帝国主義からの解放
→東アジアのみならず世界中で完全に成功
[米国]
・英国を世界的覇権国の地位から引きずり下ろす
→成功
・日本を東アジアの覇権国の地位から引きずり下ろす
→成功
・ファシズムの脅威から自由民主主義を守る(東アジアに関しては妄想)
→東欧および東アジアでのスターリニズム・ソ連の勢力圏拡大。中国および北朝鮮の赤化。自由民主主義国家の大日本帝国解体。
※最大の勝者はソ連。最大の敗者は英国
<TA>
太田さん、とりあえず途中までの、パネルの材料的なものをピックアップしました。方向性の可否、過不足等ご確認ください。
1.現在の世界最大の地政学的リスク
「中共当局は、中共の「脅威」を日本に突きつけることによって、ハトを装ったタカの野田からタカを装ったハトの安倍に政権交代をさせるとともに、踏み絵を突き付けられた安倍に野田以上のタカ的政策をとらざるをえなくさせることによって、その勢いで日本を米国から「独立」させ、東アジアにおける自由民主主義諸国の結束をガタガタにすることで、今後彼らが直面するところの、政権喪失の危機の際の米国の介入を回避しようとしている、とボクは見てる。
(鳩山の「独立」路線に中共当局が欣喜雀躍したことを思い出せ。)
いや、彼らは、自分達の政権喪失は早晩避けられないと考え、その際、支那を、米国ではなく、「独立」日本に「後見」させようという魂胆じゃないか、とさえ深読みしたい気がボクにはあるんだな。」(コラム#6528)
2.日本が米国の半占領下にあること
・日本の首都圏は米軍の基地だらけです
・首都圏の空域の航空管制権は米軍がほぼ全面的に握っている
・日本は米軍の駐留経費の8割を負担している(土地借料含む)
(以上、コラム#1823参考)
・年次改革要望書(民主党、鳩山政権時に廃止)
(コラム#8178参考)
・在日米軍に対する裁判権の放棄
(コラム#2556参考)
(※個人的には尖閣諸島中国漁船衝突事件で船長を釈放したとき、「右」がどういう反応をしたかを問うて欲しい・・)
・米原子力空母の横須賀配備
(コラム#925参考)
※「ちょい補足するけど、<反占領状態維持は>、もちろん、「右」だけじゃなくって、「左」「右」のコンセンサスなのよね。反核、反原発運動が、米原子力空母の横須賀配備に碌に反対しないのがその象徴的証拠。」(コラム#8564。チャンネル桜ではこの件、取り上げられたことがあるだろうか・・)
3.米国はナチスよりも凶悪かつそれが長期に継続
※『ナチが模範と仰いだ米国』シリーズ(コラム#9011~)をベースに、ナチとアメリカの類似性(アメリカがナチのパイオニア)を提示し、ナチ=人類の敵、ナチ<アメリカ、アメリカ=ナチ以上の人類の敵、という流れ。
ただ、上記コラムが著書の引用がベースではなく著書の書評がベースなので、直接使いづらいです。
・ジェームス・ウィットマン(James Q. Whitman)エール大教授『ヒットラーのアメリカ・モデル(Hitler’s American Model)』(最新の海外の著書が典拠であることを示す)
・ナチのニュルンベルク諸法だかとアメリカのジムクロウ法だかを併記して類似性を示す
「世界史上、法で公認された人種主義は、基本的にナチスドイツと米国にしか存在しなかった」(コラム#9071)のは確か?
・ナチの著名人の発言とアメリカの著名人の発言を併記して類似性を示す
・優生学(コラム#257)がアメリカ発祥云々
・ナチの絶滅収容所とアメリカの日系人収容所を併記
(日系人収容所が絶滅収容所にならなかったのは、戦局がアメリカに有利に推移したから)
「長期に継続」ということを説明するには上記以外にもアメリカの人種主義がらみの歴史を提示しなければならないでしょう。アメリカ先住民虐殺や無法、現在の中国の反米云々を説明するためにも中国移民排斥の件など。人種主義が対外政策を規定していた云々も・・。簡単にはまとめられませんね。
「ただただソ連(ロシア)をぶちのめすためだけに、先の大戦時には日本の敵の敵であるナチスドイツと組んだところ、その後の冷戦時にはやはり日本の敵の敵である米国・・ナチスドイツよりも、更に、獰猛でタチが悪く、かつ人種主義的・・をおだて挙げて組んだ、ということなのに、そのことを忘れちゃって、ロシアをぶちのめしてからも、漫然と属国として米国と組み続けているってことは、今や、日本は(米国人達の過半を含む)「全人類の敵」に成り下がってるっちゅうことなんだからね。」(コラム#9070)は絶対に(短くまとめるにせよ)明示したいですね。
4.先の対戦では日本が勝者、米国が敗者
「さーてと、昨年、私は、「日露百年戦争勝利」を言い出す前に、これから書くハナシをまずしておくべきだったですねえ。
実は、日本軍は中国共産党と密かに提携していた、毛沢東は日本フェチだった、ということを「発見」した時点で、太平洋戦争なんてものは、この百年戦争の一挿話に過ぎず、太平洋戦争の終結は、日本の「敗戦」どころか、日本の「勝利」だった、という認識に私は到達してたんです。
ベトナム戦争が、米越「引き分け」(パリ協定)じゃなく、ベトナムの「勝利」だった、というのと同じ意味でね・・。
つまり、日本は、日支戦争の戦争目的であったところの、対赤露抑止、暴支膺懲(中国国民党(蒋介石)政権の打倒)、を、太平洋戦争を戦ったおかげで、後者(と前者)の戦後、対赤露抑止については米国をして事実上の日本の傭兵として全面的に肩代わりさせることに成功し、暴支膺懲については米国が蒋介石不支持に転じたことで蒋介石政権打倒に成功したからであり、太平洋戦争で急遽サブ戦争目的として日本が付け加えたところのアジア解放・・欧米アジア植民地解放/欧米アジア経済ブロック解消・・は、戦後2年での印パ独立を嚆矢とする、アジアどころか、世界の植民地解放/経済ブロック解消、を実現することに成功したからです。(米国市場を解放させたことも・・。)
いやいや、日本の軍民の生命財産の被害が大き過ぎたから、やっぱ、日本の「敗戦」だったあ?
そんなこと言い出したら、日本よりも人口比で遥かに大きな被害を蒙りつつベトナム戦争に「勝利」した、ベトナムの人々に嘲笑されますぜ。
(戦闘・戦争の勝敗は、人命等の被害の大小ではなく、戦闘・戦争目的を達したのはどちらかで決まるってのは世界の常識です。
例えば、ソ連が「勝利」した独ソ戦の損害は、独:400~600万人、ソ:1500~2000万人でした。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%AC%E3%82%BD%E6%88%A6 )
よって、結論は、太平洋戦争当時の「日本のリーダーの資質が、アメリカの上澄みのリーダーよりもレベルが<はるかに高>かったことは確か。」で決まり。
その後、日本が、(でき悪の宗主国を善導しつつ)中国共産党と提携して日露百年戦争に最終的に勝利したおハナシはまた別の機会に。」(コラム#8556)
※日露百年戦争の年表を提示
<七氏>
「危機なんてない、中国は、1) 米国に自国経済成長を邪魔させない、2) 日本の独立 のために北朝鮮に好きにさせている」
この辺りはそういう感じでいいでしょうね。
ただ、その下にでもその根拠となる理由を箇条書き方式で2、3個記載するのもいいんではないかと。
「この想定とは違い、主張を展開したいようなことを想定している場面」もそうですが、「字数を少なく」ということに最初からこだわるということではなく、結果的にその方がいいな、くらいの感覚の方がいいような気がします。
今回は、太田さん単独でしっかりと時間をとれる講演会ではないので、「字数少ない」中でその説明を制約された時間の中で全て話せるかという懸念もあります。
場合によっては、そのまさに「説明」パネルのみで視聴者の関心を、より明確に引っ張られる可能性もあると思い。
プレゼンでは「メッセージ性の強い、字数の少ないスライド方式」が多くなってきてますが、それはあくまで提案者がしっかり時間をもらい、かつクライアントの目線を資料でなく、スピーカーに向けさせて、対面環境をより活かしたプレゼンにするという意味合いが高いと思うので。
一旦、書きたい内容を決めて適時、削ぎ落しをするのだと時間ないですかね?さすがに。
<TA>
皆さん、番組の構成としては、55分×3セット、合計165分のようですね。司会者を含めた参加人数は8人といったところでしょうか。つまり一人当たりの発言可能時間は単純計算で20分といったところでしょうか。実際は司会者がしゃべる割合が多いでしょうから、出演者一人あたり15分ぐらい?さらに言えば1セットあたり5分でしょう。
5分で文明論を展開・・・。
無理でしょ・・・。
一応、番組冒頭に自己紹介代わりに自由にしゃべっていい感じの雰囲気もあるので、ここで太田さんのスタンス、反米(実は親米)かつ反中国脅威論、を刺激的なフレーズとともに明示すれば、それに質問なり反論なりをさせる、という流れを作って、太田さんが発言する機会も増えようかと想像します。ですので、それを想定して資料を作ってはどうでしょうか。
あとは、繰り返しになりますが話題になりそうな資料を(USさんの時間の許す限り)網羅的に用意する、というのが無難だと思います。
USさん、
>半歩譲って、朝鮮半島が危機だとします。だからと言って、日本が困ることがあるのでしょうか?
ご存知かもしれませんが念のため、「朝鮮半島危機」に関して日本は法的に中立を放棄しています。↓
「日本は「多国間安全保障の枠組み」に既に入っています。朝鮮国連軍地位協定(1954年)がそれで、日本と米国のほか、英、加、豪、ニュージーランド、南ア(以上英国系)、フィリピン(米国系)、フランス、イタリア(以上英米の当時の「養子」)の計10カ国が加盟しています。(拙著「防衛庁再生宣言」(日本評論社)86頁参照。)
すなわち、朝鮮半島有事に関しては、日本は中立国としての立場を法的にあらかじめ放棄しており、北朝鮮は日本を攻撃する「権利」があります。」(コラム#0110。太田)
http://blog.ohtan.net/archives/50955723.html
で、北朝鮮が正当な権利を行使して横須賀の米海軍原子力空母を狙うけど、それについて皆さんのお考えは?といった流れで太田さんが話を振れば、「右」の方々が何と言うか、とても興味深いです。
ついでに「朝鮮半島危機」についても。↓
「「列島を越える」テポドン2なんてのは日本にとって脅威であるわけがない。
しいて言えば、200基にのぼると言われる北朝鮮の中距離弾道ミサイルのノドン<や短距離ミサイルのスカッド>なら脅威かもしれませんがね。・・・
結論:テポドンは全く脅威ではない。ノドンも脅威とは言えない。・・・
そんなら、何でテポドン、テポドンって日本が騒いでいるのか。
米国(アラスカ、ハワイ、グアムを含む)にとってノドンは脅威ではないけれどテポドンは、一応脅威だからです。」(コラム#3185。太田)
http://blog.ohtan.net/archives/51351759.html
こういった話題は出そうですよね。
>メッセージ性の強い、字数の少ないスライドにしようと思います
賛成です。テレビ番組の「字数」は参考にしやすいと思います。
<US>
太田さん、TAさん、七氏さん、8-9年ぶりのチャンネル桜です。
Youtube (https://www.youtube.com/watch?v=w_EIxGTbpdU&t=21s)で見ても、当時、どうやってこのフリップを完成させて行ったのかもうあまり思い出せません。ただ、2回ほどチャンネル桜用にスライドを作成しましたが、2回とも番組テーマから、何をメッセージとして太田さんが言うのか、類推できたような気がします(外したことも多々ありましたが)。
しかしながら今回のテーマ「桜国防戦略会議-朝鮮半島危機・日米同盟・対中戦略」は難しいです。これと太田さんが提示してくださった5つのポイントが結びつきません。
国防戦略会議と仰々しいタイトルの次にくる 朝鮮半島危機、日米同盟、対中戦略と並びますが、それぞれの意味するところ、その関連性がよくわからず、どう言う討論会になるのかがよくわからないのです。
まず、朝鮮半島危機です。
朝鮮半島は今、危機なのでしょうか?
北朝鮮もしくは韓国・国連軍は休戦協定を停止し再び交戦状態になるのでしょうか?
現在の状況は、北朝鮮が、自国防衛のため、米国に届くミサイルを一生懸命開発しているだけではないでしょうか?
北朝鮮首班が何を考えているかわからず危なっかしいので皆ヒヤヒヤしているだけなのではないでしょうか?
次に日米同盟ですが、朝鮮半島危機と日米同盟との繋がりがわかりません。
半歩譲って、朝鮮半島が危機だとします。だからと言って、日本が困ることがあるのでしょうか?
朝鮮半島危機ではなくミサイルの話であるとしても、日本にミサイルが飛んできたら日本が日本の責任で叩き落せばよく、米国は関係ないかと思います。
米国領にミサイルが飛んで行ったら、どう言う理屈かわかりませんが、日本領空、領海内で撃ち落としてあげても良いと思いますが、日米安保条約に基づき粛々と対応すれば良いような気がします。
最後は対中戦略ですが、根本に中国脅威論があるのではないでしょうか?
安全保障のことはよくわかりませんが、普通に毎朝新聞を読んでいる普通(と自分は思っていますが)のサラリーマンには、ここは、中国さんにちゃんと北朝鮮のめんどうを見てもらうのが良い、って思うのですが、それ以上に何かあるのでしょうか? 朝鮮半島危機とは関係なく、単に中国脅威論を喧伝したいだけではないでしょうか?
無理筋の討論会のような気がしています。
太田さんが提示していただいた5つのポイントを見ても、ストーリ立てて説明できるものではないので、太田さんとしては、提示していただいたポイントのスライドをそれぞれ用意し、その時々の話題に応じて使用されることを想定しているのだと思いました。
もしそうならば、TAさんがいうところの網羅性の観点で5つのポイントに過不足がないかを確認し、最終的に残ったポイントそれぞれについて、何をメッセージとして入れておくべきかを深堀りしていけば良いと思います。
ただ、七氏さんの言うように討論会の流れにそって考えると、まずは、朝鮮半島危機 に関するスライドがあった方が主催者側の意向も汲めて良いと思います。内容としては、危機なんてない、中国は、1) 米国に自国経済成長を邪魔させない、2) 日本の独立 のために北朝鮮に好きにさせている、と言った内容でも良いと思います。さすがに、いきなり今の地政学上の最大リスクは、日本が米国の属国であること、といきなり始められては、まさに「人を喰ったような性格であるため、テレビ番組などで誤解を招きやすい」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E8%BF%B0%E6%AD%A3)状態になってしまうと思います。
なお、スライドですが、上述のような想定なので、メッセージ性の強い、字数の少ないスライドにしようと思います。
もし、この想定とは違い、主張を展開したいようなことを想定している場面がありましたら、七氏さんが用意されている資料ほど詳しくはできませんが、これまでのセミナー向け資料のようなものをご用意します。
ご意見をいただければ幸いです。
<TA>
皆さん、どうぞよろしくお願いします。
太田さん<、うちわのメールで、>「水島さんが、恐らく、私のコラムをずっと読んでいて、私の考えを十分知っていて、私を指名したと見ていいのではないでしょうか。」<と書いておられましたが、>水島氏のコラム『2013.06.15 – 「究極の選択を迫られる日本人」』
http://www.ch-sakura.jp/mizushima/index.html
あたりを読むに、にわかには信じられませんが・・。
それはさておき、
1/3【討論!】武力紛争勃発!自覚なき日本[桜H28/7/23]
https://www.youtube.com/watch?v=ngVTuY_qlwQ&list=PLubSbhcjV7IA1TwaIBryclX5EpJ8mlRu_&index=1
あたりを軽く観て今回の太田さん出演番組の雰囲気の参考にしました。どうやら、かなりじっくり、出演者が話したいことを自由に話せる感じのようですね。
さて、太田さんが挙げた5種類のテーマ、
・現在の世界最大の地政学的リスク:日本が米国の半占領下にあること
米国はナチスよりも凶悪かつそれが長期に継続
先の対戦では日本が勝者、米国が敗者
・日本文明の至上性・普遍性:人間主義(縄文性)、そしてそれを維持できてきたこと(弥生性)
・基本的情勢:アジアの復権:その最もクリティカルな時期
・毛沢東以来の中共の戦略:一貫して日本が先生
・その習近平フェーズ:日本文明総体継受とその欺騙
縄文性–人民洗脳活動
弥生性–日本向け、尖閣・南シナ海攻勢、北朝鮮核武装化
<は、>正直欲張りすぎな気がします(文明論を十分な説得力を持った説明にするにはいくらなんでも時間が・・。
出演経験のある太田さんが分量的に問題がないとお考えならば別ですが)
5種類のテーマから文明論がらみを削いだ流れとしては、
1.我が国日本の現状認識:日本は自らアメリカの属国(保護国、半占領下)にある。
2.世界の潮流:アメリカの(少なくとも相対的)没落と中国の興隆(再興)。この流れに対し、日本はどちらの側につくのか?
※何か卑屈な言い回しになりましたが、推敲は後回し
3.アメリカにつくとして:アメリカはとんでもない国だよ。それでもアメリカにつくってことは、「日本は(米国人達の過半を含む)「全人類の敵」に成り下がってるっちゅうことなんだからね。」(コラム#9070。太田)
4.んじゃ中国につくの?:いやいや、中国って日本をお手本にしてきた歴史があって、現に今も密かに(?)お手本にしてるんだよ。
(お手本にされてる日本がすんばらしい国だってことに説明の必要はないよね?あるってんなら、人間(「じんかん」って読むんだよ)主義について詳しく説明してあげるよ)5.いやいや、尖閣とかで日本に喧嘩売ってんじゃん:尖閣でもめたら、中国がボロ負けだよ?中国がキチガイだって思ってんならともかく、負けると分かってて喧嘩売ってんならその裏の意図を読まなきゃ。
(孫氏さんが「兵は詭道なり」とか「始めは処女の如く」とか言ってるよ(孫氏さんって中国生まれだっけ?))
6.その他:朝鮮国連軍。国連軍地位協定。北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)が日本の直接的脅威な訳ない(アメリカの核の傘の信頼性の問題。核抑止理論)。横須賀米海軍原子力空母。
とまあ、こんな感じでしょうか。
他の出演者がどんなことを言うのか知りませんが、いわゆる「右」の連中でしょうから、中国・北朝鮮ケシカラン云々がメインでアメリカ怪しからんの太田さんと上手いこと差別化できるのでは、と想像します。
番組の流れがどうなっているのか後でもう少し分析しますが、上記のような章立てで一章ずつ話せる流れなのか、それともテーマごとに一人一人順番にテーマに沿って話す流れなのか(この場合そのテーマに沿ったフリップが必要になるでしょう)・・。
物量作戦的に話題になりそうなフリップをあらかじめ網羅的に用意しておくべきか(USさんのご負担が・・)。
とりあえず、上記の動画(3時間分・・)を観て参考にします。
<七氏>
「朝鮮半島危機に対し日本はどうすべきか?また、日米同盟の今後や中国への安全保障戦略等を議論する」ということであれば、
・北朝鮮、韓国政権の現状に関する太田分析
・その分析から日本が取るべき朝鮮半島危機への安全保障政策
・朝鮮半島危機に直面した中で同盟国:米国と日本は今後どういった関係でいくのか
・朝鮮半島(北朝鮮・韓国)に影響力を持つ中国と、日本はどう向き合っていくのがいいのか
という論点になるのでないかなと。
太田論は、コラム読者にはおなじみでも、ほとんど知らない人たちが出演・視聴することになると思うので、説明用パネルは「日本文明とは(その超近代性)」「縄文性/弥生性」「日本文明総体継受」「先の対戦観(日本が勝者、米国が敗者)」といった国際情勢の基調の考察結果の「説明」にパネルを使って、全体の分析を話すってのがいいような気がします。
パネルによる訴求ポイントを、現状分析というか、基調の考察結果部分に置く。
桜動画を見ている人が結構いる感じ(ユーチューブの桜動画を検索して視聴数を見ると2万~6万くらいはあったので)なので、パネルをかざしていれば、討論を音声オンで長々見れない人でも、文字で確認できるので。話していることもそうですが、パネル(文字)を見て、「なんだ?」となって、知るためにコラムを見出してもらったら最高だなーと。
この場で色々話すのも大きなことですが、戦略としては太田論を広めていけるとさらにいいですよね。
添付<(省略(太田))>のは、勝手に僕が前に作ったものなんですが、例えばこういった核心部分をパネルにするとか。
<太田>
熱心に議論をしていただいていたようで、ありがとうございます。
ざっと、斜め読みさせていただきましたが、時間の節約のために、まことに恐縮ながら、(本来、作るつもりがなかったところの、)私のたたき台をベースに、今後、議論を進めていただければ、と思います。
どうでもいいことですが、そう言えば、パネルじゃなくフリップでしたっけ。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
やれやれ。↓
「橋本市議、政活費不正疑惑で辞意・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK8X3396K8XPIHB004.html?iref=comtop_8_02
米識者が、このトランプのご時世に、米国と距離を置き始めた欧州諸国と違って、中共と北朝鮮の脅威から、一層米国への依存を強める日本を冷笑している。↓
Facing an immediate threat from North Korea and the long-term challenge of a rising China, Japan finds itself forced to rely on a Washington roiled by constant turmoil and led by an unpredictable president. Yet rather than turn away from the Trump administration, like some European allies, the Japanese government has doubled down on its U.S. alliance.・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/global-opinions/japan-doubles-down-on-its-us-alliance/2017/08/27/5f7d6880-89bd-11e7-a94f-3139abce39f5_story.html?hpid=hp_no-name_opinion-card-a%3Ahomepage%2Fstory&utm_term=.6a7fdf26f82e
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
それに比し、取り上げているトピックこそ違え、習ちゃんの、日本との戦友意識を見たまえ。↓>
「・・・20世紀の米国は貿易政策による圧力やその他の手段を通じ、日本に未来の方向性を決定づけるハイテク産業において米国と競争しないよう迫り、日本はほぼ完全に90年頃から現在に至るハイテクの波に乗り損ねた。
現在、中国が科学技術産業の発展を1種のサーキットとみなすなら、モデル転換の重要な時期にある中国は米国がサーキットに置いたさまざまな障害に直面することになる。中国が先を行く米国との距離を縮められるかどうか、カーブで追い越せるかどうかは、今回の中国と米国との競り合いの中で決まることになる。」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0828/c94476-9260846.html
<ここからはサーチナより。
これを読んで、今すぐにでも日本に行ってみたいと思わない中共人民がいるだろうか。↓>
「・・・今日頭条は・・・日本旅行をするにも秋がベストシーズンだとする記事を掲載した。
記事は「われわれは秋高気爽(秋は空が高く空気が爽やか)とよく口にするが、日本も同じだ。最も有名な紅葉以外にも、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋など、さまざまな秋の魅力が存在する」と紹介したうえで、各種の「秋」を堪能するのにお勧めなスポットを挙げている。
まずは「読書の秋」だ。秋は夜が長く、しかも快適な気温で湿気も少ないため、読書に集中しやすい季節であると紹介。また「芸術の秋」でもあり、各種の大型美術展も秋に開かれることが多いとした。そして、お勧めスポットとして東京・神田の神保町古書店街、東京を代表する繁華街・六本木にある森美術館を紹介した。
続いては「食欲の秋」。秋は収穫のシーズンであり、栗や山芋、梨、ブドウそしてお米などが成熟するほか、サンマやサケなど、海の幸もおいしい時期を迎えると紹介。旬の味を堪能するスポットとしてミシュランで2つ星を獲得している京都の懐石料亭・祇園丸山と、秋から冬にかけて最もおいしい高級魚ノドグロの専門店である銀座中俣などを挙げた。
そして「スポーツの秋」である。快適な気候と、1964年の東京五輪開幕日である10月10日を記念して体育の日の祝日が設けられたことで、様々なスポーツ関連イベントが秋に開かれるとし、登山やハイキングなど体を動かしながら自然を楽しむことができる「行楽の秋」でもあると説明。東京の高尾山ハイキングや、京都を自転車で巡る旅を提案している。
記事は最後に「まだまだ夏の陽気は続く。でも、紅葉をはじめとする日本の秋を堪能したいなら、今から計画を立てよう」と勧めた。」
http://news.searchina.net/id/1642704?page=1
<これもそれに近い。↓>
「・・・ 今日頭条は・・・お金持ちの若者が「忘れがたい」と感じた旅行先の第1位が日本だったと紹介。日中で行われる世論調査では、日本に親しみを感じない中国人は少なくないが、それでも富豪の若者たちは旅行先として日本を気に入っていて、日本が高い評価を受けた背後には「免税店が多い」、「良い品物が安く買える」、「美味しい食べ物がある」、「人や文化のレベルが高い」、「環境が良い」といった理由が挙げられたと紹介した。
これに対して中国のネットユーザーからは、「簡単に言えば、日本にはそれだけの魅力があるということ」、「日本へ旅行で行っても国を裏切っていることにはならない。逆に、日本を訪れないからと言って、それが愛国行為であるとも言えない」、「確かに日本は何回訪れても、また再訪したいと思わせる魅力がある」といった意見が寄せられていた」http://news.searchina.net/id/1642763?page=1
<新しい話題を出した、広義の日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条は・・・レクリエーション農業の発展にあたって、中国が日本に学ぶべき点について紹介する記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1642749?page=1
<これは、かなり定番的な、日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、外国人旅行客が増加し続ける日本とほとんど増えない中国には「観光地としての魅力に大きな違いがある」と論じる記事を掲載した。・・・
記事は、「古くから文明を持つ中国を訪れず、日本を訪れるなんて」といった声が中国ネット上にあふれていることを紹介する一方で、日本を訪れる外国人観光客のうち、国籍別では中国が最多であることも中国人ネットユーザーにとっては大きな屈辱であるとした。
では観光地としての魅力を比較した場合、日本と中国にはどのような違いがあるのだろうか。記事は「清潔さ」、「販売されている製品の質」を挙げている」
http://news.searchina.net/id/1642728?page=1
<記事の中身は転載しなかったが、これを読んで、日本車を買いたくならない中共人民がいるだろうか。↓>
「クルマ好きの中国人たちが真面目に語った「日系車が持つ最大のアドバンテージ」・・・」
http://news.searchina.net/id/1642705?page=1
<面白い視点で日本人の匠論を展開している。↓>
「・・・簡書は・・・中国ではなかなか実現できないこの「匠の精神」が、「日本では深く根を下ろしている」理由について分析する記事を掲載した。
日本では、500年も続いている甘味専門店など老舗は多いが、「匠の精神」の見られる日本の職人にはどんな共通点があるのだろうか。記事は、突き詰めていくと「3つの特徴がある」と分析した。
まずは、「確認の習慣」だ。記事は、日本人は席を離れる前にも「忘れ物、ごみ、使用したもの」の3つを確認してから席を離れることが習慣になっていると紹介。確認の習慣は「素養」として日本人にしみついており、そのおかげで仕事が効率的で、安全に作業することができ、秩序も保たれているとした。
2つ目は「ばかになること」。映画「奇跡のリンゴ」で有名になった木村秋則氏は、世界で初めて無肥料・無農薬でリンゴ栽培を成功させた農家だが、10年間成果が見られなくても挑戦を続けてついに成功を収めた。それで記事は、1つのことだけを「ばかみたいに」やり抜くことも匠の精神の1つなのだとした。
3つ目は「無類の勤勉さ」だ。ある自動車メーカーが専門職の面接に「利き手でない方の片手で90秒間以内に折り紙を折れ」という課題を出した結果、7000人中12人しか合格しなかったというエピソードを紹介。匠の技といっても、毎日の作業は地味で同じ作業の繰り返しであるため、勤勉な人でないと勤まらないと結論付けた。」
http://news.searchina.net/id/1642708?page=1
<日本におけるサービスの人間主義性を指摘している。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本企業の優れたサービスと、モノ作りを肌身で経験した」とする記事を掲載した。記事は日本のサービスについて「日本の伝統であり宝である。江戸時代の商人は仏心をもって商売に臨み、顧客のニーズを求めて回り、そのニーズを満たす品を届けていた。江戸商人のサービス精神が、日本の商人の伝統になっているのだ」と説明した。
また、日本では学校教育において具体的な職業技術を教えない代わりに、知らず知らずのうちに「職人気質」を涵養すると説明。こうして培われた、より精度の高いものを求める精神、完璧を目指す心構えが、日本の製造業を強くした大きな要因の1つなのだと伝えている。
そのうえで「これまで、日本人のサービスとはお辞儀をしてにこやかに笑うことに他ならず、特別なことではないと思っていた。しかし、実際の日本人サービスは予想をはるかに超えていた。しばしばやりすぎでは、と思うところもあるが、それでもサービスを受ける側は確かに心地よい。われわれが心地よさを享受すると同時に、彼らも自身も絶えず利になるものを生み出しているのだ。サービスとは、決して一方通行ではない相互利益なのだ」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1642737?page=1
<定番の一つだが、ことのほか力が入っているので・・。↓>
「・・・網易はこのほど、「日本を訪れた中国人は日本人の民度の高さを褒めざるを得ず、日本の秩序が中国人を惹きつけてやまない」とする記事を掲載した。
中国人の多くは普段、日本を鼻で笑って見下している節があるにもかかわらず、記事は「それでも中国人は日本が好き」であるとし、その理由について「日本はアジアでもっとも高度に発達した国であり、中国人の多くは旅行や留学によって日本の高度な文化を体験したいと思っているからだ」とした。
かつては買い物のために日本に訪れていた中国人たちも、今では風光明媚な場所を観光し、そのうえで日本の文化や日本人の生活の様子を見て学ぶところがあると感じるようになったと指摘。これは日本のメディアが自ら誇張して報じているのではなく、「日本を訪れた中国人観光客が、日本の文明や日本人の民度の高さに直接触れ、衝撃を受けたこと」が理由だとしている。
日本では日常の光景である、「出勤のためにきちんと正装し、ラッシュ時でも日本人が整然とした様子で黙々と歩く姿」や、路上の交通マナーにおいて公共の交通機関も個人の運転手もきちんと交通規則を守り、所かまわず駐車したりしないことなどが中国人の目には「非常に整然としていて秩序があり、文明的」と映るようだ。
また日本の道路は清潔だが、ゴミ箱はほとんど設置されていない。外出中に出たゴミは「不便でもポイ捨てなどはせず、ゴミ箱を見つけるまで持ち続ける」という基本的な行動を取れることも、中国人が「日本人の民度の高さに驚かざるを得ない」理由とした。」
http://news.searchina.net/id/1642711?page=1
<これもそう。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本の農村の真実の姿」を紹介し、日本も中国も農村部は変わらないという考えに「騙されるな」とする記事を掲載した。
記事が紹介したのは、日本の田舎の道路、田畑、日常で見かける人々、そして幼稚園の建物といった風景の写真だ。道路はいずれもきちんと整備されていて塵ひとつ落ちていないことに驚いた様子で、あまりに広々としていて「何もない感じがする」と感想を述べた。
また、田畑で働く人々の写真からは、「機械化」が進んでいる様子が分かると伝えた。中国ではいまだに農作業で水牛などの動物が活躍している地域が少なくない。記事は、日本では農協のサポートもあり「農民が機械を使いこなしている」と驚き、きれいに耕された畑からは土地を非常に大切にしている日本の農家の考え方が感じられるという。中国のように、農薬の瓶や、除草剤の袋、ゴミなどが散乱していることはなく、環境保護意識が高いとも伝えた。
農村部の生活も、中国人からすると驚きのようだ。記事は、家屋も都市部と変わらず、インフラや福利厚生も都市部と「差別」されていないことに着目。田んぼわきに建つ幼稚園の写真には、立派な建物と整備された広い運動場、そして良く整備された送迎バスが写っており、日本では「田舎の子どもたちでさえ都市部と同じような良い教育を受けられる」と感心し、教育に対する「力の入れかたが違う」と絶賛した。」
http://news.searchina.net/id/1642709?page=1
<日本に対する敬意が感じられる客観記事。↓>
「また見つけた・・・中国では「ブタのエサ扱い」だけど、日本人は珍重する食材・・・ジュンサイ・・・」
http://news.searchina.net/id/1642744?page=1
<日本の台湾統治を高く評価しているとしか読めない記事だ。↓>
「・・・今日頭条は・・・現在の台湾にはなおも日本統治時代の面影を見ることができるとする記事を掲載した。
記事は「日本が降伏してから72年。長い年月が過ぎたが、今もなお日本統治時代に台湾に与えた影響を見ることができる」としたうえで、その1つとして台湾の温泉を挙げて「台湾の温泉はとても有名だが、その起源も日本統治時代にある。中でも有名なのは、陽明山や北投だ」と説明している。陽明山は日本統治時代は「草山」と呼ばれ、「台湾の箱根」との異名をとるほどの人気だったようだ。
続いて、台北で最も賑やかな街の1つである西門町を紹介。その名は日本統治時代のものを現在もそのまま使っているもので、統治時代に建てられた赤レンガの八角形の建物は今も「紅楼」として存在することを伝えた。紅楼は昨年8月より14カ月にわたる改装工事中であり、現在は紅楼が描かれた防護シートに覆われているとのことである。
記事はさらに、台北市信義区にある松山文創園についても触れ、日本統治時代にたばこ工場として建設された建物がそのまま利用されており、今ではクリエイティブな作品の展示が行われるアートスペースになっていることを紹介した。
そして最後に挙げたのが、ハチミツだ。記事は「台湾のハチミツは『北は紅淡、南は竜眼』と言われる。紅淡とはサカキのことで、日本の神社に植えられている木だ。日本統治時代に日本人が現地にサカキを植えたのである。それが長い時間を経て、台湾北部の主要なハチミツの品種になったのだ」と解説している。
台湾北部の基隆市には、標高208メートルの「紅淡山」と呼ばれる山がある。この山はもともと「双龍山」という名だったようだが、日本統治時代に現地に住み着いた日本人が故郷を思ってサカキを植えたことから現在の名前に変わったとのことだ。」
http://news.searchina.net/id/1642706?page=1
<読めば分かるが、ソジュをくさすのが目的の記事。↓>
「どれがお好み? 中国の白酒、日本の清酒、韓国のソジュを比べてみた・・・」
http://news.searchina.net/id/1642754?page=1
<ほほえましいガス抜き記事。↓>
「・・・対抗心の表れ? 中国人が思う「日本人が誇りすぎなもの」・・・」
http://news.searchina.net/id/1642753?page=1
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<太田>(8月27日<(画像は省略(以下同じ)(太田))>
いままでで一番やっかいな問題かもしれません。
LANポートを発見できないのです。
いや、添付写真の右の位置のところにあるはずですよね。
フロントパネルを逆にくっつけちゃったんでしょうか。
でも他のポートは全て使えるから逆じゃないですよね。
ということは、私が作業中にLANポート壊しちゃったんでしょうか。
<K.K>
太田さん、これ絶望的にやっかいです。(説明の為の画像編集に時間を下さい。)
とりあえず、LANポートにLANケーブルを差し込まずに、先程送りましたファイルの検証を行って下さい。
————-
太田さん、添付しました1枚目の画像の緑の矢印で指し示した金属の板の様な部分がありますよね。
この部分は本来であれば、ケースの内部の方向に向いて、2枚目の写真の緑の矢印の部分辺りを押さえているはずの、板バネのような部分です。
で、ここまで来て、マザーボードの付け直しをするのも何ですので、その1枚目の写真の矢印の先の板の様な部分を、90度外側に向けてしまって下さい。
そうすれば、恐らくLANケーブル差し込めると思います。
<太田>
成功しました。
————–
<しかし、>また、ファンが三つとも一瞬回って止まってしまう現象が出ています。
電源ユニットへのケーブルの差し込みは全て固く入っています。
電源ユニットへのケーブルの端子一つは、使われていない状況ですが、それでよかったですか?
<K.K>
添付しました1枚目の画像の緑枠のコネクターのことであれば、1ヶ所余りで合っています。
⇒いや、電源ユニットに直接つながっているケーブルのコネクターのことです。(太田)
⇒⇒添付しました画像のケーブルであれば、3本の内の2本は、コネクターが1つずつ余っている、で合っています。(K.K)
⇒⇒⇒それ、間違っている画像だと思いますよ。(太田)
この間と同じように、2枚目と3枚目の写真の緑枠のコネクターがしっかり差し込まれているか確認して下さい。
⇒3枚目のは、二股のコネクターの片方だけが刺さっている状態でいいんですよね。(太田)
⇒⇒はい、片方だけで大丈夫です。(K.K)
つぎに、コンセントに差し込む電源ケーブルがありますよね。このケーブルの電源ユニット側がしっかり差し込まれているか確認して下さい。
⇒これは、そもそも、自分で確認を何度かしていました。今回、エプソンの旧電源ケーブルでも確認したけれど、同じでした。
作業スペースが狭いので、後で、ディスプレイと切り離し、スペースのあるところで、もう一度やってみますが、暫時、夕食と大河ドラマ休憩させてください。(太田)
⇒⇒前回、通電テストを行った時は、ファンが3つ共正常に回転しましたので、前回の通電テストを行った後に接続したパーツが原因の可能性が一番高いということになります。電源ユニットは新品の650Wですので、このパーツ構成で、電力不足とは考えにくいです。何となくですが、光学ドライブが怪しそうですので、下記の手順で、光学ドライブをSATAケーブルを外して、起動を試みて下さい。
1.静電気で誤作動しているかもしれませんので、プラグをコンセントから抜いて、5秒ほど電源スイッチを長押しして下さい。
2.光学ドライブから伸びているSATAケーブルのマザーボード側のコネクターをマザーボードから抜いて下さい。
3.プラグをコンセントに差し込んで、電源ボタンを押して、起動するか確認して下さい。(K.K)
⇒⇒⇒やってみましたが、起動してすぐ止まる症状が変わりません。
前回の通電テストを行った後、上から2番目と3番目のHDDのSATAケーブルないし、HDD側の端子を入れ替えてしまった可能性がありますが、そんなの関係なさそうですね。
明日回しにしましょう。(太田)
<K.K>(8月28日)
太田さん、パソコンの電源が入らない現象に対する対処の手順を添付ファイルで送付いたします。
添付ファイルの文書は、現時点で書けたところまでで、「5」以降はまだ書けていませんが、とりあえず「4」の操作で電源が入ることを確認して下さい。
<太田>
添付ファイルに目を通しましたが、かなりの作業量があり、他方、桜TV用パネル案を今週の金曜までには確定しなければならないので、そのたたき台の作成が済んでから、作業したいと思います。
ですので、本日中にはやりたいとは思いますが、場合によっては明日以降に延ばすかもしれません。
<K.K>
了解です。
————
太田さん、今朝送付しましたファイルに続きの部分を加えたファイルです。
今朝、送付しましたファイルは無視して、こちらのファイルを行って下さい。
太田さんの、都合のいい時に行って下さい。
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太田述正コラム#9305(2017.8.28)
<進化論と米北部(その4)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x3448)
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