太田述正コラム#9310(2017.8.31)
<皆さんとディスカッション(続x3451)>
<太田>(ツイッターより)
 「菅井七段、王位戦で初タイトル 敗れた羽生王位は二冠に…」
http://www.asahi.com/articles/ASK8Z4W9WK8ZUCVL00Y.html
 一つの時代が終わった。
 (私は、大山、中原、谷川、羽生、の四時代を生きてきたけどね。)
 これからは、AIと菅井・藤井の時代だな。
 (つい先だって、菅井七段は藤井四段を破っている。)
 「…メイ氏は海上自衛隊横須賀基地での護衛艦の視察や国家安全保障会議(NSC)4大臣会合への参加も予定している。…」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0830/c94473-9262417.html
 安全保障こそ国政の基本。
 外国の首相が行う、日本の軍事施設の視察を、戦後、天皇も皇太子も行っていないことの異常さを思え。
<七氏>(8月30日)
 皆さん、お疲れ様です。
 すいません。議論に追い付くような時間が全く取れずな状況になっていまして。
 パワポ明日の夜ということなので、それを見させてもらい、何かあればと。
 とにかく、フリップの特性と太田論の告知をどう織り混ぜるかだと思っています。
 インパクトは、太田読者でなく一般的にインパクトとなる文言がいいと思います。
 米国の悪については、殺害数はまさにって感じですね。
 今、太田さん的にも他のパネリスト、一般的にも中国が何を考えているかの分析はホットな部分なので、特に自分は注意して文言を決めた方がいいとは思います。
 太田さん、すいません、もっと深入りするつもりだったんですが。
<TA>
 太田さん、
≫ニューファンドランドはニュージーランドのこと?≪(コラム#9308。太田)
 「カナダの東海岸に位置する島」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%B3%B6
らしいですよ。
⇒Newfoundlandでしょ。
 まさか、それを「ニューファウンドランド」じゃなく「ニューファンドランド」と日本じゃ呼んでる
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%B3%B6
とは知りませんでした。
 また、Newfoundlandがカナダに加わったのは随分後になってからってのも知ってましたが、先の大戦中もまだカナダに加わってなかった、ということも知りませんでした。
 面白いですねえ。
≫どうせなら、少なとも米国等大どころは、可能な範囲で、人命被害を、分かる範囲で、対日戦と対独(伊)戦分に分けてみてください。≪(同上。太田)
 英国の太平洋戦争犠牲者数は、86,838人。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%88%A6%E4%BA%89#.E5.A4.AA.E5.B9.B3.E6.B4.8B.E6.88.A6.E4.BA.89.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E8.A2.AB.E5.AE.B3
 アメリカは、
 「対日戦における米国の犠牲者数は13万3000人以上で、約16万人とみられるという。」http://gohoo.org/15042602/
ということで、133,000~160,000人。
 オーストラリアについては、
 「1945年8月の終戦までに、日本との戦争で死亡したオーストラリア人の数は1万7501人にのぼり、 この数はドイツとイタリアとの戦争で死亡した人数のほぼ2倍にあたるものでした。」
http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/kobeya/AustraliaHistory/jau/contents.htm
ので、17,501人。
 (Australia(オーストラリア)40,400)
 カナダがよくわかりませんでしたが、
 「・・・太平洋戦争において、日本軍はただ一度だけ、カナダ軍と本格的な戦闘を行った。それが、開戦劈頭の香港での戦いである。カナダの主な戦争努力はヨーロッパ戦線に対して行われていたため、日本軍の戦記にカナダ軍の名が登場することはほとんどない。しかし実際には、カナダ軍の陸海空部隊は、少ないながらもアジアおよび太平洋戦域に配備されており、状況次第ではキスカ島などで両軍の新たな戦闘が発生する可能性も存在していた」
https://blogs.yahoo.co.jp/mitokosei/34121740.html
 「コテージ作戦<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E4%BD%9C%E6%88%A6 において、>
 アメリ<カ>側は28名死亡、カナダ側は54名の死傷者と130人の塹壕足炎症。また日本軍の地雷により合計71名が死亡、191名が行方不明」
http://www.all-nationz.com/archives/1006542296.html
と、皆無ではないにせよ数が少なすぎるようなので計算上無視します。
 問題は以下のオセアニアのイギリス連邦国家です。
Nauru(ナウル)500
New Zealand(ニュージーランド)11,700
Papua and New Guinea(パプアニューギニア) 15,000
 探しても日本と戦った云々の話は出てこないので、すべて欧州戦線での犠牲者数にカウントします。で、件の総計40,924,500~50,544,100人に対して、
-86,838(イギリス)
-133,000~160,000(アメリカ)
+40,400-17,501(オーストラリア)
+500(ナウル)
+11,700(ニュージーランド)
+15,000(パプアニューギニア)
を計算すると、40,754,761~50,347,361人という結論です。
 計算は数字をコピペしてエクセルでやったので、計算間違いはないはずです。
⇒すばらしい!(太田)
 太田さんとの計算結果の大きな開きは、
French Indochina(仏印)1,000,000 to 2,200,000
Dutch East Indies(蘭印)3,000,000 to 4,000,000
あたりを計算に入れるか否かではないか、と推測しています(入れませんよね?)。
⇒そもそも、入れてませんよ。
 南北アメリカとオセアニアを全部ドイツにくれてやってた点だけじゃ差異を説明しきれないとすると、例によって、私の計算間違いってことになります。
 いずれにせよ、検算を精緻にやっていただき感謝。
 USさん、べじたん数値が「〇~●」となっていないので、こちらの数値も一本に絞りたいのですが、(〇+●)/2、を丸めるというのでいかが?
 また、同じく、USさん、別件ですが、人間主義(和辻)、人性主義(ヒューム)、じゃなく、人間(和辻)主義、人性(ヒューム)主義、ですからね。「じんかん」という注釈も入れなきゃならないとなると、レイアウト、むつかしいと思いますが、よろしく。(太田)
<太田>
 USさん、フリップをもう一枚増やしましょう。
 当日、これを最初に使いたいと思います。
 もう少し簡単にした方がいいのかもしれませんが、とりあえず。
・中国が、日本がそれを行う以外の選択肢のなかったところの、尖閣諸島の国有化に関し、日本に対して、無理筋のクレームを付けてきたのはどうしてか?
・中国は、どうして、中国軍よりも高度な装備を有し練度も高い自衛隊が守っている上、日米安保が適用されると米国が宣言している尖閣諸島に対し、海警や軍を使って攻勢をかけるなどという無謀なことをやったのか?
・中国が、南シナ海における「領土」の実効支配を、突然、強化し出したのはどうしてで、それに対して、フィリピンやベトナム等の対応が微温的なのはどうしてか?
・中国が、もともと北朝鮮とは唇歯の関係でも何でもないというのに、しかも、韓国を別にすれば、首都が最も近接しているために、北朝鮮からの核攻撃に最も脆弱であるにもかかわらず、北朝鮮の核武装に事実上、積極的に協力してきたのはどうしてか?
・中国が、韓国が受け入れる以外の選択肢がなかったところの、米国によるTHAADの韓国配備に関し、韓国に対して、無理筋のクレームをつけたばかりか、一層無理筋の経済ボイコットまで始めたのはどうしてか?
<US>
 太田さん、<太田さん作成のたたき台(コラム#9304)についてですが、まず、>4について教えてください。
・日本は米国に叩かれました。そこから学んだ中国は、米国が叩きに来ることを想定して日本を味方につけようとしている、と言うことでしょうか?
・かつての主役である日本は、対ソ抑止、ブロック経済打破、アジア解放と目的がありましたが、中国は、経済・軍事超大国化の先にある目的はなんなのでしょうか?
このスライドでは、アジアの復権というものが持つ歴史的な意義を示す必要があると感じたのですがわからないことが多く難儀しております。
⇒もともと、アジアが世界の中心で、それ以外は辺境でした。
 そのアジアの中心は中国でした。
 (経済的にはインド亜大陸と中国は拮抗していたけれど、インド亜大陸の方は、政治的に統一されたことが殆どなかったので・・。)
 その状態に戻すのは、中国にとっては、自明のことであり、目的などという言葉にはなじみません。
 もちろん、その状態から中国を転落させたのは欧米です<・・ただ、それは、清になってからの話であり、それより前の、漢末から北宋の成立まで、考えようによっては明の成立まで、続いた超長期の広義の内乱時代のせいで人口が停滞したことも忘れないようにしましょう・・>から、復讐心が働いている<であろう>ことも否定できませんが・・。(太田)
 <次に、>5について教えてください。
・日本を「(米国から)独立/再軍備」させるのは良いですが、再軍備後、日本が中国の味方になるような施策は何もしていないように思えるのですがいかがでしょうか?
・実は大情宣活動は自国人民のためではなく、日本国民に対し中国に対する悪感情を和らげる意図があると言うことは考えられないでしょうか?
⇒日本が再軍備した暁には、中国当局は日本文明総体継受戦略を、欧米に気付かれないように、ということは、日本にも気付かれないようにやってきた、と打ち明けることでしょうが、その時までには、さすがに日本国民もうすうすそのことを感じ始めているでしょうから、一気に対中感情は好転するはずです。(太田)
 <更に、>6について教えてください。
 これって日本にとってはあまり良くない話ではないでしょうか? 朝鮮半島までが中国となったあかつきには日本が対米との緩衝地帯という位置付けにされてしまわないでしょうか?
 朝鮮半島が中国になる、という戦略を中国が取るということは、どういう意味なのか、を考えさせるスライドと思っています
⇒次回のオフ会「講演」のテーマなのですが、朝鮮半島は自らの意思で中国の一部になったのであり、その状態に戻るだけのことです。
 日本だって、明治維新の少し前までは、その状態を当然視してきたんですからね。
 なお、朝鮮半島が再び中国の一部になる頃には、中国自身が日本化しているはずですから、朝鮮半島が中国の一部か独立しているか・・統一している場合と南北並存の場合がありますね・・、なんて、さほどの違いはないはずです。
 いや、自立能力のない朝鮮半島が独立していることは東アジアの不安定要素ですから、中国の一部に戻ってもらった方が日本はもとより世界のためにもいいでしょう。(太田)
<七氏>
 やはり一番重要なのは、中国についてということかもしれません。
 中国=親日=東アジアの宗主国は日本(ただ「リーダー」は中国)
 中国が、日本を見本に品性の向上を続けていて、かつ真の日本の「米国からの独立」を目指している。
 んー。やはり中国論が大事ですね。
 <また、>USさん、<あなたの>それぞれの疑問ですが、その疑問は前提としてそれぞれ何を目指しているか、ではっきりするのでは。
 日本=米国からの独立をはたし、中国と「ともに」アジアを復権し、世界の人間主義化を中国と「ともに」達成する
 そのためにも、米国は世界のリーダー足り得ない国である=野蛮国である、との発信をしっかり行う。
 たぶんこの2点が今回の出演に我々に求められた大テーマでは。
<太田>
 貴信を読まずにUSさんに返信したけれどあしからず。
 USさんが作るフリップ案が出て来てから、具体的な指摘をしてもらった方がいいと思います。
<七氏>
 了解。
————————
 太田さん、忘れてしまったんですが、日本が東アジアの「リーダー」ではなく、リーダーは中国。そのさらに上のポジションで日本がいるとして、そのポジション何て表現してましたっけ?
<太田>
 何か言ったような気はするけど、思い出せません。
<七氏>
 とりあえず<太田さんが出演した日本文化チャンネル桜の過去の)3時間分の動画を観ました。
 TAさん、お疲れさまです。
 <あなたが、>前回の討論を視聴して下さっての感想ですが、くそマジメでした?それとも変化球あり雰囲気でしたかね?
 最終のフリップ文言で、ストレートか外す、いや真面目だけどふざけた変化球ありかなーと思い。
 インパクトをどこまで出すか。基準を想定したく。
<TA>(8月31日)
 七氏さん、3時間分の動画の感想ですが、「くそマジメ」でしたね。
 当然、冗談の類(「たまに撃つ、弾が無いのが、玉に瑕」とか)は適度に容認されるでしょうが。
 ですので、フリップにはあんまりおちゃらけた雰囲気は出さない方が良いかと。
 ただ、インパクトは大事だと思いますので、そこらへんはよく推敲すべきだと思います。
 (これから仕事で、というか今起きたところで、寝てる間に皆さんずいぶん活発にメールのやり取りがなされていますね。12時間後ぐらいにほかのメールの内容もしっかり確認します。)
<太田>
 中共が、先進諸国を含め、世界の国々の経済に、既に多大の影響を及ぼしているとさ。↓
 China’s invisible influence・・・
 The infusion of hundreds of millions of Chinese workers into the world economy weakened global wages and created a glut of global savings. Lagging wages worsened inequality; surplus savings depressed interest rates.・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/chinas-invisible-influence/2017/08/30/40744f72-8d9a-11e7-91d5-ab4e4bb76a3a_story.html?utm_term=.1022f4c7ad27
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。
 <人民網より。
 日中交流人士モノ2篇。↓>
 「2017年日中文化交流協会大学生代表団の訪中を祝う歓迎レセプション開かれる・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0830/c94473-9262417.html
 「中日大学生千人交流大会が北京で開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0830/c94473-9262314.html
 <今日も、日本の将来を心配してくれてる習ちゃん。↓>
 「どうなる日本の経済成長 労働量不足などの問題が制約・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0831/c94476-9262634.html
 <ここからはサーチナより。
 定番のマクロ的な人間主義日本の紹介。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本で遭遇した、忘れられない出来事」として、中国のネットユーザーたちの意見を紹介する記事を掲載した。「忘れられない出来事」には、感動体験以外にも恥ずかしかった、怖かったという体験もあるようだ。
 まずは、日本の社会に感動したという話から。あるユーザーは「駅で切符の買い方が分からずにいたら、英語の上手なおじいさんが手伝ってくれて、改札まで送ってくれた。今でも覚えているほど感動した」と語っている。また「奈良の依水園を見学していたら大雨に降られた。すると施設の人が傘をくれて、返さなくていいから持っていなさいと言うではないか。3年経ったが、その傘を今でも使っている」とするユーザーもいた。
 このほか「反対方向のバスに乗ってしまったら、運転手からお金はいらないと言われた」、「和服を着て伏見稲荷付近を歩いていたら、おばあちゃんが服の乱れを直してくれた」といった声が寄せられている。バスの話は人間味にあふれたいい話ではあるが、この話を聞いて「乗り間違えた」とウソをついてバス代を払わないような輩が続出しないことを願いたい。
 一方で、恥ずかしくて忘れられない思い出を作って帰ってきた人も。「日本旅行初日、夫が自動改札にSuicaを入れて詰まらせた」、「着ていたTシャツに書かれた日本語が『私は盆栽です』という意味であることを知らずに屋台に行き、他の客たちに笑われた」、「奈良で鹿を追いかけていたら、電線にぶつかった」などの体験談が見られた。
 さらには「終電を逃して東京の街を歩き続けた」、「ホテルにパスポートを忘れて外出したら警察官に職務質問され、ホテルに身分照会してもらった」という声も。そして、日本で忘れられない経験として「地震に遭遇した」と答えるユーザーもいた。」
http://news.searchina.net/id/1642996?page=1
 <ミクロ的な人間主義日本の紹介。例示は定番的。↓>
 「・・・今日頭条は・・・偽札が非常に少ない日本を「世界で最も民度の高い、信用できる国」と称賛し、偽札が多く流通する中国は見習うべきだとする記事を掲載した。
 通常、偽造の標的になるのは高額紙幣だ。記事は、日本の1万円札の偽造防止技術について写真で紹介した。角度を変えると画像の色や模様が変化して見える「ホログラム」や、コピー機では再現しにくい「すき入れバーパターン」、札を傾けると模様が浮かび上がってくる「潜像模様」、また目の不自由な利用な人が指で触って識別するための「識別マーク」など、多くの技術が1枚の紙幣に見られると紹介した。
 記事は日本で偽造が非常に少ない理由について、日本人が「日本の紙幣は精密だ」と主張するだけのことはあり、使用している材質が優れているだけでなく、技術も非常に高いため、日本紙幣の偽札は割に合わないのだろうと推測した。これはまた、日本人の製造に対する意識の高さを示しているという。日本では偽札に限らず、製造された商品はすべて厳しいチェックを経て市場に出回っているため、「小さなミスも許されず、すべてが完ぺき」だと論じた。
 最後に記事は、日本人は「民度が高い」と称賛。信用度の高さで日本人は本当に中国人が学ぶに値すると締めくくった。」
http://news.searchina.net/id/1642995?page=1
 <匠、しかも、サービス業の視点からのマクロ的な人間主義日本の紹介。↓>
 「・・・千尋生活はこのほど、日本人の匠の精神はサービス業においても発揮されていると伝えている。
 日本を訪れる中国人旅行客の多くは、日本の小売業やサービス業の接客態度やサービスの質の高さを絶賛する。記事は「日本のサービスのクオリティは世界随一」であると評価しつつ、こうしたクオリティはまさに「匠の精神」によるものであり、この精神は決してモノづくりだけに発揮されているわけではないとした。
 続けて、中国でサービス業を展開する企業関係者がこのほど、日本の老人ホームや幼稚園といった福祉や教育の場を視察するために訪日したことを伝え、「まさに現場における日中の差をまざまざと見せつけられた」と紹介。たとえば、老人ホーム内の設備は利用者の目線で作られ、現場のスタッフも利用者に対して非常に友好的に接していたと伝えた。
 さらに、幼稚園や製造業などさまざまな日本企業の「現場」を視察して実感したこととして、「中国は現在、あらゆる産業において規格化が叫ばれているが、日本はもはや規格化の時代は終わり、いかに利用者や消費者の気持ちを汲むことができるかが重要となっていること」を挙げた。
 世界の規格や日本の規格に則った製品やサービスでも、消費者が真に必要としているモノやサービスを提供できなければ、日本では淘汰されてしまうことを深く認識したとし、「日本と中国における大きな差を認識する視察旅行だった」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1643031?page=1
 <日本のホームレスを例示した、ミクロ的な人間主義の紹介。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本はホームレスの人はいるのに、なぜ物乞いがいないのか」と疑問を投げかけ、日本人はたとえ餓死したとしても物乞いをすることは尊厳が許さないと論じる記事を掲載した。
 記事はまず、日本では物乞いを見かけることはまずないが、質素な服を身に付け、公園や橋の下で生活するホームレスの人を見かけることがあると紹介した。そして、東京や大阪などの都市部には多くのホームレスがいて、そのほとんどが中年男性であることを伝え、中国とは大きく異なることを強調。さらに日本のホームレスのなかには、以前は会社を経営していた社長であった人もいるとし、特殊な事情ゆえにホームレスという道を選んだ人も少なくないと論じた。
 続けて、日本の社会福祉制度を利用すれば生活保護費を受け取ることも可能だが、日本のホームレスの人びとは自身のプライドゆえに公的な援助を受けず、空き缶を集めるなど自分の力で生活していることを紹介した。
 最後に記事は、「なぜ日本に物乞いがいないのか」という問いに対して、「日本人にとって施しを受けることは非常に恥ずかしいことだという感覚がある」ためだと伝えた。これに対して中国のネットユーザーからは、「中国の物乞いは羞恥心のかけらもない。毎月の収入が1万元(約16万円)を越える人もいる」といった声が寄せられていた」
http://news.searchina.net/id/1643021?page=1
 <定番的な日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本を旅行で訪れた中国人の手記として、「日本はもっとも訪れるべき国の1つ」と伝える記事を掲載した。
 記事は中国江蘇省の無錫市に住む中国人の手記を紹介している。記事によれば、この中国人の周りには「日本を旅行で訪れた経験のある人」が多くいて、しかも例外なく「日本は楽しかった」、「もう一度行きたい」と言うのだという。しかも、誰一人として「日本なんか行くべきじゃない」と口にする人はいないらしい。
 こうした話を聞いたこの中国人は、自分も日本を訪れてみたいと思ったようで、団体ツアーはわずらわしいと判断し「1人で日本を訪れてみた」のだという。
 日本を実際に訪れ、何を体験し、何を見たのかは、具体的には綴っていない。だが、「日本は非常に快適な旅が楽しめる国だ」と総評している。」
http://news.searchina.net/id/1643030?page=1
 <定番的な日本に住めキャンペーン。↓>
 「・・・今日熱点は・・・日本で暮らす中国人は果たして中国国内より良い暮らしができているのだろうかと疑問を投げかけつつ、衣食住などの分野において日中の暮らしぶりを比較する記事を掲載した。
 記事は、まず食について比較し、「日本の食文化に慣れることができれば、間違いなく日本のほうが良い」とし、日本では中国のように食の安全が脅かされることはなく、栄養的にもバランスの良い食事をとることができると指摘。だが、日本食は中国人にとって味付けやメニューなどの点で物足りなさを感じるようで、「日本の食文化の唯一の欠点は単調であること」だと論じた。
 さらに、住環境についても、やはり「日本のほうが良い」とし、日本では一生賃貸でも問題なく、家を購入するにしても中国はバブルが生じているため価格が高すぎるが、日本であれば管理の行き届いた不動産を「中国より圧倒的に安い価格で購入できる」とした。また、日本は賃貸市場が発達しているため、中国より手軽に貸し出すことができるのもメリットだとした。
 また、日本は中国より医療水準が高く、保険制度も整備されているため、病気になっても自己負担額はたったの3割で済むと指摘。中国人にとって飲み慣れた漢方薬だって日本では簡単に手に入るうえ、日本は中国と違って「救急車の利用が無料」だと紹介し、日本では中国のように「料金を支払えない病人は救急車に乗せない」といった事例は起き得ないことを伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1642999?page=1
 <これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本に定住する中国人は70万人に迫る勢いだ」と伝え、日本に定住する中国人が増えていることを紹介した。
 記事は、日本に住む中国人の多くは「労働力」として来日することを紹介。なぜなら、日本の給与水準は中国より高いため、日本で一定期間働けばまとまったお金を中国に持ち帰ることができることを伝える一方、日本に仕事を求めて来日する中国人の多くは、日本人のやりたがらないきつい仕事をしていると伝えた。
 また、・・・今日頭条の別の記事では「日本政府や日本人は移民を受け入れることに対して保守的な態度を崩していない」と指摘する一方、日本に滞在する外国人の数は想定を上回る勢いで増えており、「実質的に日本はもはや移民国家になった」という分析もあると指摘した。
 事実、総務省が7月に発表した2017年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数によれば、日本人住民の数が前年に比べて30万人ほど減少したのに対し、外国人住民は約15万人も増えていた。これについて、日本に住む外国人の数は総人口の約3%に達しているとし、東京のほか、愛知県や群馬県など工業地帯の外国人比率が高くなっていると指摘、「日本の製造業は外国人労働者に依存し始めている」と伝えた。
 これに対して中国のネットユーザーからは、「お金があれば、誰だって中国に留まりたいとは思わない」、「自分だって日本で働きたい」といった内容の意見が多数寄せられていた。」
http://news.searchina.net/id/1643015?page=1
 <これは、若干ガス抜きと言うより、真に受けて日本に住んじゃった人民へのdisclaimerだろ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「あなたの知らない日本 日本の家庭生活の真実」とする記事を掲載した。記事は、日本での生活について、中国での習慣や日本に対するイメージとは異なる部分についていくつか紹介している。
 まず最初に挙げたのは「3年いれば花粉症、10年いれば精神疾患」という言葉。「日本の環境対策や衛生状態の良さは、人びとを非常に心地よくさせるもの。しかし、日本に来て長い時間が経過すると、現地人同様知らず知らずのうちに花粉症を発症することになる。また、日本で感じるストレスは想像を超えるものであり、10年生活しているとメンタルがやられるという話は決して誇張ではない」と説明した。
 続いては、日本人の女性と結婚することについてだ。「多くの男性が、日本人女性を妻にすることを夢見ており、日本の女性は温和で従順で賢く、自分に仕えてくれるなどと言う。夢を見るな、目覚めよ! 実際に日本の女性は温和で善良だ。しかしそれは結婚前のこと。結婚後の現実は違う」とし、妻が家の財布を握り、夫は稼ぎを妻に提出したうえで改めて小遣いを支給される、日本にやって来た親戚や友人を自宅に泊めることを許さず、仮に泊めたとしても食事の用意まではしたがらないと伝えている。
 また、日本では繁華街で路上喫煙が禁止されている場所が多く、一たび喫煙が見つかれば過料を取られる可能性があること、たとえ歩行者や自転車が交通ルールに反していたとしても、自動車がむやみにクラクションを鳴らせば警察に交通違反と判定される可能性があることなどを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1643007?page=1
 <無理やり褒めてるような感なきにしもあらずだが・・。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本は本当に衰退しているのか? 米国さえ舌を巻くブラックテクノロジー」とする記事を掲載した。
 記事は「ここ数年、日本は衰退した、日本はもうダメだといった言論がまことしやかにささやかれているが、本当にそうなのか。多くの人が中国はもはやあらゆる面で日本を抜いたと認識しているが、自分はそうは思わない」とうえで、日本人開発による生活ハイテク製品の数々を紹介。「日本人の四次元ポケットから新たに出現したブラックテクノロジーを見てみよう」とした。
 紹介されたのは「透明なガラス扉がたちまちスクリーンになるOLED技術」、「曲げられる電池」、「スマートロボット」、「体重や体脂肪、血圧、尿成分が測定できるスマート便座」、「映った人物の皮膚のシワ、シミなどの状態を測定、分析し、その結果から適切なケア用品を示す鏡」、「タッチパネルや視聴覚効果がふんだん用いられた、ファンタジックなハイテク水族館」、「未来型の墓地」、「人工流れ星」の8点だ。
 「未来型の墓地」については、「照明が点灯した2000体の仏座像が陳列されており、それぞれに死者の遺骨が安置されている。訪問者がカードをかざすと、そのうち1体の色が変わり、家族や親友が眠る場所を知らせてくれる」と説明している。」
http://news.searchina.net/id/1642998?page=1
 <全く対象は異なるが、これもそう。客観的に見て、東アジアの上澄みの美女は日本以外の方が率的に多い。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人女性の100年前の外見を見て、日本人女性の美しさを低く評価していたことを認めた」とする写真記事を掲載した。
 記事は「清朝末期の女性を撮影した写真はどれもパッとせず、纏足による小さい足は現代人にとても受け入れられない。一方、日本女性の100年前の様子を見たら、きっと驚くことだろう。身なりも化粧も非常にお洒落で、しかも顔だちもとても美形なのである」としたうえで、明治時代に撮影したと思われる日本人女性の写真を複数枚掲載した。
 紹介されているのは、解けた結い髪が腰のあたりまで伸び、左肩を露出させた服で一点を見つめるなまめかしい女性の写真、スーツ姿で立つ男性の隣に座り、俯き加減に前を見つめる結婚写真らしき和服の女性、番傘に頭巾を被って目と鼻だけを露出させている女性、ウエディングドレスを着たエキゾチックな顔立ちの女性、袴を着た女学生、芸者風の女性、座敷で鼓を打つ女性、矢柄の着物を着た女性などである。どれもキリッとした顔立ちで、確かに美人ぞろいである。
 写真を見た中国のネットユーザーからは、さまざまな意見が寄せられた。「日本の女性は確かに趣がある。山口百恵を見れば分かるだろう」、「彼女たちの美しさに共通するのはその目つきと醸しだしている雰囲気だ」といったコメントのほか、「中国の皇帝の妃たちより美しい」、「満州人より美しい」、「日本人には漢や唐の気風が感じられる」など満州族による清王朝に対する漢民族の複雑な感情を垣間見る感想もあった。 
 さらに「あなたは白黒写真が持つ天然の美顔能力を侮っていたのだよ」、「重要なのは、モノクロ写真だということ。とても雰囲気が出るし、瑕疵を隠す効果もある」との意見も見られた。」
http://news.searchina.net/id/1643002?page=
 <これは客観記事。↓>1
 「グロテスク・・・こんなものまで食べるなんて「日本人は変態だ」・・・」
http://news.searchina.net/id/1642973?page=1
 <習ちゃんが、人民の日本に係る歴史認識を変えようとしている魂胆が伝わってくる。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、近代以降に中国受けた災難と中国が成し遂げた革命の多くに日本が絡んでいると論じる記事を掲載した。
 記事はまず日清戦争について、「日本がわが国に非常に大きな損害を与えた戦争だった」とし、清国は日本に敗れたことで台湾を失い、莫大な賠償金を日本に支払わざるを得なかったと指摘。一方、日本は賠償金をもとに国を大きく発展させ、侵略する側になったと論じた。
 さらに、その後も日本は中国から戦争で富を奪っていったと主張しつつ、日本の帝国主義が植民地の富をゆっくりと搾取していったのに対し、日本は戦争によって富を強制的に奪取したとし、その主要なターゲットになったのが中国だったと主張した。
 一方、近代に中国で起きたさまざまな革命運動に日本がかかわっていたのも事実であるとし、たとえば1898年に起きた政治改革運動「戊戌の変法」は日本の明治維新を模範としたものだったとしたほか、1911年から1912年にかけて起きた共和革命である「辛亥革命」を主導した<人物>の多くは日本に留学し、日本で学んだ人物だったとしたほか、多くの日本人もこの運動に参加したと紹介した。
 記事は、「つまり近代の中国は災難も革命も日本絡みのものが多かった」とし、それだけ日本は中国にとってさまざまな意味で「非常に因縁深い相手」であることを強調している。」
http://news.searchina.net/id/1642997?page=1
 極左(戦闘的マルクス主義)「学生」達と極右「学生」らがカリフォルニア大バークレー構内で衝突したとさ。
 (日本の現在の「学生」達より「まとも」だな。)↓
https://www.washingtonpost.com/opinions/yes-antifa-is-the-moral-equivalent-of-neo-nazis/2017/08/30/9a13b2f6-8d00-11e7-91d5-ab4e4bb76a3a_story.html?utm_term=.5cbbc8aab093
 ヒューストンの洪水で、熱帯の洪水対策はお手の物のヒアリが丸太状にくっつきあって漂流している姿が多数目撃されているとさ。↓
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-41093596
 ポンペイ壊滅時に救援活動に指揮官として駆け付け死亡した大プリニウスと目される遺体(骸骨)がアイソトープ検査にかけられ、本人であるかどうか・・生育地と突き合わせることができる・・を調査することになった。↓
 Pompeii Hero Pliny the Elder May Have Been Found 2,000 Years Later・・・
 The remains now believed to be Pliny’s were found more than a century ago.・・・
http://www.haaretz.com/archaeology/.premium-1.809751
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<太田>
 Firefoxから、youtube動画をダウンロードするアドオンが消えてしまい、1-Click YouTube Video Downloadをインストールしたのですが、ダメで、再度、同じことをやったけれど、やっぱり駄目でした。
 どうしたらいいでしょうか。
<K.K><(画像は省略(太田))>
 私は、FreeDownloadManagerというので、Firefoxではダウンロード出来ています。添付した画像のように成ります。(Youtubeの左の上のロゴが今日変わりましたよね。仕様変更があったんですかね。)
 急ぐのでしたら、ここ↓を参考にしてFreeDownloadManagerをインストールしてみて下さい。そのうちどなたかが、また使えるアドオン作成してくれるとおもいます。
Free Download Managerのインストールと使い方 | E.i.Z
http://eizone.info/freedownloadmanager/
<太田>
 ダウンロード/インストールを行いました・・途中Chrome extentionインストールの是非を聞いてきたのでそれもインストールしました・・が、youtubeの特定の曲の画面のどこにも、(FirefoxでもChromeでも)貴信の添付画像に出てくるFreeDownloadManagerのマークを発見できません。
 また、デスクトップにできたFreeDownloadManagerの<ショートカット・>アイコンをクリックすると小画面が開き、「ドラッグ&ドロップ ここにURLまたはTorrent」と表示されますが、どう使っていいか、分かりません。
<K.K>
 一応、下記の確認を行って下さい。
1.「Free Download Manager」のウィンドウを開いて下さい。
2.右上の[三]をクリック→[設定]をクリックして下さい。
3.左上の方の[ブラウザの統合]をクリックして下さい。
4.[Firefox]のチェックボックスにチェックが入っているか確認して下さい。(ここにチェックが既に入っているのに、正常に動作しなかったという状況ですと、ちょっと原因はわからないです。)ここで、他のブラウザのチェックボックスにチェックを入れても、Firefox以外では、Youtubeはダウンロードできないだろうと思います。
⇒Chromeだけにチェックが入っていたので、Edge、IE、Firefoxにもチェックを入れました。。(太田)
5.「Free Download Manager」のウィンドウを閉じて下さい。
6.Firefoxを再起動させて下さい。「アドオンをインストールして良いか」のような表示が出るはずですので、そこで「はい」の方と選択して下さい。
7.Youtubeにアクセスして、何かの動画を再生し、マウスポインタを再生されている動画の上に持っていって下さい。
⇒成功しました。
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 (ChromeでのFireshotの使い勝手がおかしくなったため、)その後、Free Download Managerを再び立ち上げてChromeのチェックをはずし、extentionもChromeから削除したところ、Firefoxで、先程は、(もともとインストールされていたところの、)Video Download Helperでもってyoutube曲がダウンロードできるようになっていたのに、それができなくなって慌てたのですが、今度は、演奏画面の上にカーソルを持って行くと、先ほどは現れなかった、Free Download Managerのマークが画面左上に出現し、ダウンロードができることを確認して胸をなでおろしました。
 パソコンの世界は、私にとって、依然、摩訶不思議です。(太田)
⇒⇒結果オーライということで。
 それで、またYoutubeが仕様変更すると、FreeDownloadManagerでもダウンロード出来なくなる可能性がある、ということは頭の片隅においておいて下さい。(K.K)