太田述正コラム#9328(2017.9.9)
<皆さんとディスカッション(続x3460)>
<太田>(ツイッターより)
 「…宮崎元議員の不倫をボコボコに批判しておいて、自分も不倫に突っ走っていた。…致命的なのは不倫より<この>「ダブスタ」…」
http://blogos.com/article/245027/
 確かにそうね。
 「山尾氏と密会弁護士は憲法や安保法制のやり手論客 慶大非常勤講師、テレビコメンテーターも…」
https://news.infoseek.co.jp/article/08fujizak20170908004/
 「密会の日「主人の勧めで…子供<を連れて>…実家で病気療養」…一過性の脳梗塞の前触れが出ていた… 弁護士の妻が…証言…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%90%e5%b1%b1%e5%b0%be%e5%bf%97%e6%a1%9c%e9%87%8c%e6%b0%8f%e4%b8%8d%e5%80%ab%e5%a0%b1%e9%81%93%e3%80%91%e5%af%86%e4%bc%9a%e3%81%ae%e6%97%a5%e3%80%8c%e4%b8%bb%e4%ba%ba%e3%81%ae%e5%8b%a7%e3%82%81%e3%81%a7%e5%ae%9f%e5%ae%b6%e3%81%a7%e7%97%85%e6%b0%97%e7%99%82%e9%a4%8a%e3%80%8d-%e5%bc%81%e8%ad%b7%e5%a3%ab%e3%81%ae%e5%a6%bb%e3%81%8c%e3%80%8c%e3%83%a2%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%bc%e3%80%8d%e3%81%a7%e8%a8%bc%e8%a8%80/ar-AAruH4E?ocid=iehp
 そう言えば、山尾議員の夫の話が出なくなったねえ、と野次馬根性の僕。
 「「北朝鮮の核リスク」を上回る「中国リスク」…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/09/2017090900437.html
 北朝鮮の核武装過程において、習ちゃんによって、THAADで急にでっち上げられた「中国リスク」に韓国人が合理的に反応して親日化するのが先か、尖閣で急にでっち上げられた「中国リスク」に日本人が合理的に反応して再武装/独立するのが先か、固唾をのんで僕も見守っている。
 韓国の方が事態は深刻だが・・。
 だって、親日化しなきゃ、習ちゃんは掌を返して超親韓政策を採り、元宗主国のこの温情に感涙にむせぶ韓国民の頭を撫でつつ韓国併合に着手するだろうからね。
 その頃、日本と北朝鮮は?
<豊丘時竹>(2017.9.7)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20170907
 –文春砲を黙らせろ–
 戦前まで日本は性にもっとおおらかだったという。ただこのことについては典拠は示せない。そう言えば、もう一つコピペしたいと思っていてしなかったが、太田さんの言葉に「GHQの手先とも言える無知なる国賊たる『フェミニスト』達の口撃になんぞまけるなよー。」(http://blog.ohtan.net/archives/52263010.html)というのがあったのを思い出した。
URL;http://blog.ohtan.net/archives/52263093.html
 –日本の小さな一歩–
 前項と同じコラムから・・・
 石破茂がようやく安倍後に名乗り上げる決意をしたってことだろう。
<kZ.vlxNk>(「たった一人の反乱(避難所)」より
≫水島氏以外の連中は聞く耳を持たなかったんだろうなぁ。まぁいつもの事だけど。≪(コラム#9326。XR3Lv4TM)
 戦後の似非右翼なんてそんなもんよな。
⇒収録参会者に関して言えば、右翼も似非右翼もいなかったよ。(太田)
<Qo078geQ>(同上)
 コラム<#9327(未公開)>読んだけど、正直、自分も太田さんの中共に対する認識は、最初「信じられない」と思った。
 信じるに値すると思ったのは太田さんが紹介する人民網の記事群に触れて、論理的にそう考える他ないと至ったからだ。
 それも半年から一年はかかった。
 また、そんな自分も「中国人の(阿Q)根性が変わるわけがない」と内心では思っており、中共の戦略を利用することこそが日本人の弥生性の再生をはかる最良の手段だと思ってるにすぎないし、仮に日本人の弥生性が回復しなかった場合、中共は嬉々として日本を取り込むべく動くだろうとも思ってる。
 だからこそ、この危機の時代にあって安倍や自民党、その他野党が憎いわ。
 もしかしたら、WW2を通して得た利益よりも、結果として弥生性の喪失という代償の方が大きかったのかもとすら思ってしまう。
 というか、上掲のような思考を他の大多数の日本人に吐露した場合、ディスカッション(意思の疎通)の余地なく狂人と思われかねないのだから太田コラム普及しねーわー。
 一読者が普及に勤しむもマジ、無理ゲーってレベルだから、迷える子羊を更に迷わす迷コラムと化してる。
 言ってもしかたなきけど。
⇒そのコラム読んだ人ならニヤリとする関連記事だ。↓
 Global power is shifting to Asia – and Europe must adapt that・・・
https://www.theguardian.com/commentisfree/2017/sep/09/global-power-shifting-asia-europe-must-adapt (太田)
<Z1fbDu0s>(同上)
 人間主義者って争いごとが好きじゃないし、支配者が手を汚して荒事をやってくれるなら、それが幕府であろうと宗主国であろうと構わないんだよ。
 だから戦争を介さなくたって支配者がゴミなら諸共に「必然的に滅亡」するんであって、そんな大多数の彼らに言って聞かせるのは無理。
 理解したご自身が「人間主義的非人間主義者」になる位の気構えを持つしかない。
 誰かにやってほしいと思ってるうちは、阿Q根性の中国人と何も変わらないんだよ。
<太田>
 USさんに、太田HP上の、次のオフ会の申し込みフォーム上の演題の変更を行ってもらったので、ここで改めて、その全体を掲げておきます。
東京オフ会 2017年 9月30日(土)14:00~20:00
場所 大田区の太田の自宅(最寄駅は西馬込か大森。出席者に詳細開示)
会費 500円 当日徴収
一次会
14:00
机等の準備・参加受付
14:15
講演 「現在の私の世界像–日本文化チャンネル桜収録用資料を用いて」
15:15
自己紹介
休憩
質疑応答
・・途中で帰るのは自由
(ソフト飲料付。第三のビールを@100円、コーヒー(豆挽を含めセルフ)を@70円で希望者に提供)
二次会(追加的会費不要)
18:00(目途)
参加者は、各自、自分用のおかずと飲み物を持参。西馬込駅から太田宅に向かう
途中のコンビニ2か所(どちらもセブンイレブン)ないしスーパー(キタムラ)・・全て左側・・で購入してくることを推奨。
太田宅の冷蔵庫、電子レンジ、ガスコンロ等使用可。お湯、氷は提供。
白飯、食パンも提供。
20:00 机等の後片付けの後お開き
・・途中で帰るのは自由
お申し込みは下掲から
http://www.ohtan.net/meeting/
<太田>
 どころで、まだ、一日しか経ってないが、ニアピン賞のrn1V0k0c、emceRZjU、両名(コラム#9326)のどちらからも連絡がないのが気になってきた。
 無料読者を想定した書き方をしたけど、有料読者だって、半年分、会費を払わなくてよくなるわけだから手を挙げるはずなのに、挙げないのは、名誉有料読者だから? なーてね。
 いずれにせよ、太田掲示板のみならず、2ちゃんの方の掲示板も、使ってる人は、概ね、ごく限られた太田コラム愛読酔狂人だけだってことのようで・・。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 でも、トランプと金正恩の「ケミストリー」は予測不可能な部分があるからねえ。↓
 「それでもアメリカが北朝鮮を攻撃しない・・・理由・・・
 民主党、共和党主流派・保守派を見渡しても、北朝鮮への攻撃どころか、日本を見捨てた米朝和平を唱えるばかりで、もしくはせいぜいが海上封鎖どまり・・・」
http://blogos.com/outline/245145/
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。
 
 <人民網より。
 井戸を掘った人の子供も歓待する中共当局。↓>
 「王毅外交部長が田中真紀子元外相と会談・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0908/c94474-9266309.html
 <日中交流人士モノ。↓>
 「「2017年度外務大臣表彰賞授与式」が北京の日本大使館で開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0907/c94473-9265750.html
 <日中の客観的比較。↓>
 「・・・モバイル決済やシェア自転車が日本でなかなか広まらない理由は?・・・
 日本では、ほとんどの場合、何かをする前に、そのメリットと問題点をよく考え、問題の解決策を立ててから実行に移す。
これは、今ある規則に従い、規則がなければ、規則を制定するというのが日本の文化だからだ。一方、中国はその反対で、まず、新しいことをやってみて、後から問題点があればその解決策を考える。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/0908/c94476-9266210.html
 <ここからはサーチナより。↓
 日本人の人間主義的マナー礼賛。↓>
 「今日頭条はこのほど、日本ではドライバーが道を譲ってもらった時に、本当にみんな「サンキューハザード」をやるのかを検証する動画記事を掲載した。
 動画は実際に日本国内の道路を運転する車内から撮影した映像を紹介。まず、自車の左車線を走る路線バスが右のウインカーを出して同じ車線に入ろうとしている。そして1台前の自動車がバスに進路を譲ると、バスはハザードランプを2回点滅させた。続いて、また路線バスが「サンキューハザード」を点灯させる様子を伝えている。
 すると「路線バスは、会社がサンキューハザードの点灯を義務化しているかもしれない」として、今度は一般車両に注目。そして、乗用車が停車中のトラックを追い越すために隣の車線にはみ出した際にハザードランプを2回点滅させる様子を捉えた。さらに、駐車場から車道に出てくる軽自動車が、比較的後ろに離れている自車に対して「サンキューハザード」を点灯させる様子も映している。結局、4台中4台が「サンキューハザード」によってお礼をしてくれたと紹介した。
 動画を見た中国のネットユーザーからは「日本の民度は本当に高い。日本政府がしっかり管理しているからだろう」、「中国は日本人のモラルにたくさん学ばなければ」、「外国の人が日本人を好きになるのには理由があるんだ」、「中国も学ぶべきだとは思うが、それは10年後のことかな。今は問題が多すぎて、時期尚早だ」、「日本で何度か運転したけど、50%くらいかな。手で謝意を示してくれるケースもある」といったコメントが寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1643634?page=1
 <日本の医療の手放しの礼賛。日本へ行けキャンペーンでもある。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本にはあらゆる手術情報を公開している病院がある 中国にこんなことできる病院はあるか」とする記事を掲載した。
 記事は「多くの人が病院で徹底的な治療を恐れるのは、費用の問題があるからだ。もし費用がどれほどかかるかをクリアに教えてくれる病院があったら、安心できるのではないだろうか」としたうえで、東京にあるニューハート・ワタナベ国際病院では、手術を実施した患者の性別、年齢、病名、手術方法、手術時間、入院日数、医療総額、個人負担額をウェブ上に掲載し、これから治療を検討している人への参考として提供していることを紹介した。
 同院では昨年403件、今年に入って119件の手術が行われており、これまでに中国大陸の患者7人、香港人患者1人を受け入れているという。そのうち、日本在住の63歳の中国人患者は、動脈弁膜置換手術を受けて総費用が417万7730円かかったが、健康保険に加入していたため個人負担は13万2640円で済んでいる。一方、中国からやって来て心房中隔欠損閉鎖手術を受けた58歳の女性は、総費用308万5530円の全額が自己負担となっている。
 記事は「中国からやってくる患者の自己負担はだいたい250万から570万円の範囲内となっている。一方、国民健康保険などに加入している日本人の平均自己負担額は21万9265円となっており、30万円あれば成功率99.6%といわれる心臓外科手術を受けることができるのだ」と説明している。
 そして最後に「あらゆる手術の情報をサイト上に公開できるのは、医師の自身の能力に対する絶対的な自信の表れなのだ」とした。
 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「すばらしい。日本に行きたい」「中国の病院はブラックすぎる。国はいつメスを入れてくれるのか」、「わが国は法律がしっかりしておらず、本当の弱者を保護できずに、守らなくていい者を守ってしまっている」などといったコメントが寄せられている。」
http://news.searchina.net/id/1643668?page=1
 <日本へ行けキャンペーンそのもの。↓>
 「さすが日本初の公園「上野公園」は素晴らしい! 宿泊もこの付近がおススメ・・・」
http://news.searchina.net/id/1643669?page=1
 <定番的な内容で、(日本人が来ない理由なんてどうでもよく、)要するに日本へ行けキャンペーン。↓>
 「本当に理由はそれだけ? 中国人が考えた「日本人が中国旅行をしない理由」・・・」
http://news.searchina.net/id/1643672?page=1
 <ソニーを名指しした日本の工業製品へのオマージュ。↓>
 「中国人も認める一時代の金字塔・・・ソニーのトリニトロンテレビが技術遺産に認定された・・・
 中国のネットユーザーからは「ブラウン管時代、トリニトロンは神だった」、「トリニトロンは1つの時代の象徴。名実ともに入選ものだと思う」、「家にあったソニーのトリニトロンテレビは20年以上使っても壊れなかったが、電気を食うということでお役御免になった」、「日本の優れた家電製品は30年前からたくさん世に出ていたことは否定できない。今でも記憶にしっかり残っている」など、一時代を築いた技術として大いに称えるコメントが多く寄せられた。」
http://news.searchina.net/id/1643618?page=1
 <定番の、変速機を取り上げた、日本の工業部品へのオマージュ。↓>
 「・・・日本のメーカーが業界独占状態にある「精密な変速機」はどうして我々には作れないのか・・・」
http://news.searchina.net/id/1643671?page=1
 <日本女性へのオマージュとはいかず。日本の女性達の答えには、私もがっかりしたよ。やはり、男性差別社会で日本の女性はスポイルされとるだ。↓>
 「日本語力とお金があればOK?「中国人男性と付き合いたいか」と日本人女性に聞いてみた・・・」
http://news.searchina.net/id/1643608?page=1
 <なるほど。↓>
 「日本人と中国人を見分ける方法?「夏の日本人はアレ<(ハンカチやタオル)>を持っている」・・・」
http://news.searchina.net/id/1643670?page=1
 イード(Eid。コラム#9318)の行事の背景にある、アブラハムが息子を殺して神に捧げようとして最後の瞬間に天使に止められたハナシの解釈が、ユダヤ教とイスラム教は人を神に捧げることを禁じたもの、であるのに対し、キリスト教ではイエスの磔刑の予告、である、とさ。↓
https://www.economist.com/blogs/erasmus/2017/09/studies-contrast?cid1=cust/ddnew/email/n/n/2017098n/owned/n/n/ddnew/n/n/n/nap/Daily_Dispatch/email&etear=dailydispatch
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 一人題名のない音楽会です。
 ヴァイオリン協奏曲の隠れた名曲シリーズの5回目です。
Julius Conus(注a)
(注a)ユーリー・エドゥアルドヴィチ・コニュス(1869~1942年)。「ロシアの作曲家・ヴァイオリニスト。・・・ナポレオン戦争の時代にロシア帝国に逃れてきたフランス人移民の末裔・・・1919年にロシア革命を避けてパリに逃れるも、1939年に帰国してモスクワに入った。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%B9
Violin Concerto(注b)(1896年?) ヴァイオリン:Jascha Heifetz 指揮:Izler Solomon オケ:RCA Symphony Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=_W7_4Rcs_YY
(注b)http://imslp.org/wiki/Violin_Concerto_(Konyus%2C_Yuly)
Emil Młynarsk(注a)
(注a)エミル・シモン・ムイナルスキ(1870~1935年)。「ポーランドの指揮者、ヴァイオリニスト、作曲家。・・・1893年にはオデッサ音楽院の教師になり、パウル・コハンスキを教えた。」(コラム#9307参照)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%AD
Violin Concerto No. 1 (1897) (注b) ヴァイオリン:Piotr Plawner 指揮:Kaspar Zehnder オケ:Polish Radio Symphony Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=adm-cP0fX2w
(注b)http://imslp.org/wiki/Violin_Concerto_No.1%2C_Op.11_(M%C5%82ynarski%2C_Emil)
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<K.K><(Excel資料は省略(太田)>
 パソコンを完成させる為に、主なパーツとして、あと1.CPU、2.CPUクーラー、3.マザーボード、4.メモリー、の計4種が必要です。また、マザーボードの中には、トリプルディスプレイに対応している製品も在るのですが、対応していない製品も在り、トリプルディスプレイ実現の為には、5.ビデオカードが必要な場合があります。
 以下、実際にパーツを選定する前に、パーツ選定の予備知識として、上記5種類のパーツに関して、簡単に説明します。
I パーツ選びの予備知識
1. CPU
 このWordファイルと一緒に送付しました「パソコン見積り」と言うExcelファイルを開いて、左下の所で[1.CPU]シートをクリックして下さい。
1)  そこに、現在販売されているCPUの内、購入候補になりそうなCPUを列挙しました。右の方に示されているCPU程高額です。流石に、一番右の[インテル Core i9 7900X]は購入しないだろうと思いますが、一応、示しておきました。
2)  購入候補になりそうなCPUは、[Intel メインストリーム向け]と[Intel ハイエンド向け]、および[AMD CPU]の3系統に分けられます。
3)  3系統のCPUで、マザーボード上のCPUを取り付けるソケットの形状が異なりますから、選択したCPUに応じてマザーボードを選択する必要があります。
4)  一番左に示されている[Intel Core i5 7600]と[AMD Ryzen 5 1600]で、既に[Epsonパソコン]のCPU[Core i7 3770]の性能を上回ります(※1、※2)。
※1:『UserBenchmark: Intel Core i5-7600 vs i7-3770』
http://cpu.userbenchmark.com/Compare/Intel-Core-i7-3770-vs-Intel-Core-i5-7600/1979vs3890
※2:『UserBenchmark: AMD Ryzen 5 1600 vs Intel Core i7-3770』
http://cpu.userbenchmark.com/Compare/Intel-Core-i7-3770-vs-AMD-Ryzen-5-1600/1979vs3919
5)  [DELLパソコン]と[Epson]パソコンのCPUが黄色い背景で示されています。示されている位置は、性能的にそこに位置するという意味ではなく、太田さんがそれぞれのパソコンを購入した時、それぞれのCPUはその辺りの価格帯であったであろう、ということを示しています。
6)  [DELLパソコン]と[Epson]パソコン]のCPUは、一番上の[Intel メインストリーム向け]という系列に属するCPUです。
7)  上記5)と6)から、[DELLパソコン]/[Epsonパソコン]のCPUと同系統・同価格帯のCPUを選ぶとすると、[Core i7 7000]/[Core i7 7000K]になると思います。
8)  [Intel CPUメインストリーム向け]には、型番に[K]が付いた製品と付いていない製品とがありますが、[K]が付いた製品はオーバークロック(※1)が可能であることを意味します(※2)。太田さんは、オーバークロックを行わないと思いますが、[K]の付いた製品は、[K]が付いていない製品よりも、動作周波数が高く、価格差もほとんど無いので、購入候補に成り得ると思います。
※1:[オーバークロック (Overclocking) とは、クロック同期設計の機器の動作クロックの周波数を定格の最高を上回る周波数にすること。]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF
※2:『IntelのCPUの末尾についているK, S, Tなどのアルファベットについて』
https://pssection9.com/archives/intel-cpu-alphabet-suffix-meaning.html
9)  大手メーカー製のパソコンで、[AMD CPU]や[Intel ハイエンド向け]のCPUを搭載したパソコンはあまりないと思います。ですから、太田さんにとって、CPUとは[Intel メインストリーム向け]のCPUのことだったと思います。自作パソコンは大手メーカー製のパソコンより、大分安く済みますので、安く済んだ分で、性能的には無駄だと分かっていても、[AMD CPU]の[Ryzen 7 1800X]や[Intel ハイエンド向け]の[Core i7 7820X]を選択して、ハイスペックパソコンを組んでみるのも良いと思います。
2. CPUクーラー
1)  CPUを購入すると、本体のCPUの他に、CPUメーカーのCPUクーラー(リテールクーラー)が付属してくる場合がありますが、このリテールクーラーは、冷却力不足の場合が多いので、CPUクーラー付属してきた場合も、冷却力の強いCPUクーラーを別途購入する必要があります。
2)  CPUクーラーには、主に空冷トップフロー、空冷サイドフロー、水冷の3種類があります。
3)  空冷トップフローとは、空冷ファンをマザーボードと水平に取り付けるタイプのクーラーのことを言います。DELLパソコンとEpsonパソコンは、この空冷トップフローのクーラーが取り付けられています。
4)  空冷サイドフローとは、空冷ファンをマザーボードに対して、垂直に取り付けるタイプのクーラーのことを言います。
5)  水冷は説明の必要はないと思います。
6)  水冷のCPUクーラーは、3年程度で交換する必要がありますので、太田さんにはオススメしません。
7)  トップフローとサイドフローのどちらにするかは、好みの問題ですが、サイドフローの方が、選択肢が多いので、サイドフローの製品から選択すると思っていて下さい。
3. マザーボード
1)  パソコンの性能を決定するのは、CPUではなく、マザーボード上のチップセットという部品だと思って下さい。また、既にそう思われていると思いますが、パソコンの寿命を事実上決定するのもマザーボードです。(他のほとんどのパーツは、故障・経年劣化した場合、交換してしまえば良いだけです。)
2)  [インテル CPU メインストリーム向け]、[AMD CPU]、[インテル CPU ハイエンド向け]のCPUをサポートするチップセットは異なります。
3)  [インテル CPU メインストリーム向け]をサポートするチップセットは、[Z270]/[H270]/[B250]で、この順番に高機能です(※1)。
※1:【Kaby Lake】Z270, H270, B250チップセットの違いについて
https://pssection9.com/archives/intel-kabylake-support-chipset.html
4)  [AMD CPU]をサポートするチップセットは、[X370]/[B350]/[A320]で、この順番に高機能です(※1)。
※1:AMD チップセット・スペック性能比較 | パソコン実験工房資料室 | パソコン工房【公式通販】
https://www.pc-koubou.jp/blog/amd_chipset_reference.php
5)  [インテル CPU ハイエンド向け]をサポートするチップセットは、[X299]です。
6)  [Epson パソコン]のチップセットは、[H77]と言うチップセットで(※1)、[DELL パソコン]のチップセットは、[H67]というチップセットです(※2)。
※1:[チップセットIntel H77 Expressを搭載し・・・]
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/532228.html
※2:[XPS 8300ではH67 Expressのチップセットを採用しており・・・]
http://www.pasonisan.com/review/z1104xps8300dell/firs01pasoi.html
7)  [H77]/[H67]には[Z77]/[P67]と言う上位のチップセットが存在しています(※1)。
※1:『インテル チップセット – Wikipedia』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AB_%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88
8)  [Epson パソコン][DELL パソコン]共に下位のチップセットを用いたマザーボードでしたので、今回は上位の[Z270]もしくは[X370]を用いたマザーボード、もしくは、[X299]のマザーボードを選択してみてはどうかと思います。
9)  [Z270]/[X370]のマザーボードには、1万円台、2万円台、3万円以上、の価格帯が存在します。[X299]のマザーボードは、3万円以上の製品のみです。
10)  3万円以上のマザーボードは、ゲーム用のマザーボードの場合が多いですが、これらのマザーボードはオーバークロックをして使用することを前提に作られていますので、電源周りが耐久性の高い部品で作られている場合が多いです。ですから、高耐久のパソコンを組みたいという場合は、ゲームをしなくても、3万円以上のゲーム用のマザーボードを選択しても良いと思います。
11)  ASUSというメーカーから、[24時間365日稼働]を謳った[TUFシリーズ]というマザーボードが出ています。高耐久のパソコンを組みたい場合(太田さんは、平均的なパソコンユーザーよりも、パソコンの稼働時間が長いでしょうから、高耐久のパソコンを必要としているだろうと思います)、このシリーズの中からマザーボードを選ぶのもオススメです。
・ASUS TUF Z270 MARK 1
[24時間365日の連続稼働が必要なPCなどを想定した設計となっており、過酷な使い方でも使用し続けることができます。通常よりも高耐久な部品を使用しており、PCを安定して使用するためのさまざまな機能や技術を搭載しています。]
https://www.asus.com/jp/Motherboards/TUF-Z270-MARK-1/
・ASUS TUF X299 MARK 1
[TUF X299 Mark 1は、日の出から日没まで常に信頼できる性能を求めるコアユーザーやModder、ゲーマー達のために生み出された、耐久性に優れるATXマザーボードです]
https://www.asus.com/jp/Motherboards/TUF-X299-MARK-1/
・ASUS TUF X299 MARK 2
[TUF マザーボードは、業界で最も厳しいテストを受け、いかなる環境でも長期的な使用が可能であることが保証されています。]
https://www.asus.com/jp/Motherboards/TUF-X299-MARK-2/
12)  兎に角、他のパーツに回すお金を減らしてでも、マザーボードは少し高めの製品を選択するのがオススメです。
4. メモリー
1)  オーバークロックをしない限り、購入するメモリーの種類は、[CPU+マザーボード]によって決定されます。
2)  容量の選択肢は、チップセットとして[Z270]/[X370]を選択した場合は、[8GBx2(16GB)]もしくは[16GBx2(32GB)]になると思います。[X299]を選択した場合は、その性能を引き出すために2枚一組ではなく、4枚一組で使用する必要があり、[8GBx4(32GB)]が選択肢になると思います。
3)  価格は、[16GB]で\15,000~\20,000、[32GB]で\30,000~\40,000、です。
5. ビデオカード(グラフィックカード)
1)  GPU(Graphics Processing Unit)のメーカーには、NVIDIAとAMDがありますが、NVIDIAの方が、シェアが大きく(※1)、選択肢が多いのでNVIDIAのGPU([GeForce GTX]と言います)を搭載した製品から選択するとしてください。
※1:[高性能なGPUの市場で最大手となっているのは、NVIDIAだ。]
http://vrinside.jp/news/amd-is-expanding-in-gpu-market/
2)  このWordファイルと一緒に送付しました[パソコン見積り]と言うExcelファイルを開いて、左下の所で[2.GPU]タブをクリックして下さい。そこに、現在販売されている[GeForce GTX]の大まかなスペックが示されています。
3)  [Epsonパソコン]のグラフィック機能は、CPU内蔵の[Intel HD 4000]が担っています(※1)。
※1:グラフィックカード と CPU内蔵グラフィック
http://bto.oissu.net/select/gpu_cpu.php
4)  [DELLパソコン]には、ビデオカードが搭載されていて、[ATI Radeon HD 5670]というビデオカードではないかと思います。
5)  Excelの表の一番下に示されている[GTX 1050]で、[Intel HD 4000]や[ATI Radeon HD 5670]よりも圧倒的に性能が良いです(※1、※2)。
※1:UserBenchmark: Intel HD 4000 (Mobile 1.25 GHz) vs Nvidia GTX 1050
http://gpu.userbenchmark.com/Compare/Nvidia-GTX-1050-vs-Intel-HD-4000-Mobile-125-GHz/3650vsm7653
※2:UserBenchmark: AMD Radeon HD 5670 vs Nvidia GTX 1050
http://gpu.userbenchmark.com/Compare/Nvidia-GTX-1050-vs-AMD-Radeon-HD-5670/3650vsm8110
6)  [DELLパソコン]や[Epsonパソコン]に対して、グラフィック性能に不満は無かったでしょうから、性能的には[GTX 1050]を搭載したビデオカードで十分ということになります。
7)  表の[K列]を見て下さい。[GTX 1050]と[GTX 1050Ti]の最大ディスプレイ数は[3]で、[GTX 1060]以上では[4]です。将来的にクアッドディスプレイにする可能性があるのであれば、[GTX 1060]以上を搭載したビデオカードを選択しておく必要があります。
8)  ビデオカードは、[GPU]の提供を受けた数社のメーカーによって、独自のチューニングを施された製品がほとんどです。同じ[GPU]が搭載されているビデオカードであっても、価格差があるのは、この各メーカーの独自のチューニングによる価格差だと思って下さい。
9)  コストパフォマンスが良いと言われているのは、[GTX 1050Ti]と[GTX 1060]です。
10)  将来的に4Kディスプレイのマルチディスプレイにする、VRを体験してみたい、という場合は[GTX 1070]や[GTX 1080]が必要かもしれませんが、この辺りは、私はよくわからないです。一度、高性能のビデオカードを使ってみたいというのであれば、無駄になるかもしれませんが[GTX 1070]搭載の製品を購入するのもありかなと思います。
11)  [GTX 1080Ti]は、先月購入した電源ユニット[RM650X](650W)でも十分動きますが、余裕をもって[750W]辺りの電源ユニットを搭載しておきたい感じのビデオカードです。
II 各社見積り
 今、システムストレージが256GBのSSD、データ用ストレージが2台の4TBのHDD、というパソコンを作ろうとしています。この構成のパソコンを、自作ではなく完成品として購入した場合、どれくらいの価格になるか想像しにくいと思います。参考の為に、7社のパソコンメーカー/ショップで見積りを行ってみました。
1.  このWordファイルと一緒に送付しました[パソコン見積り]と言うExcelファイルを開いて、左下の所で[3.各社見積り]タブをクリックして下さい。
2.  パソコンメーカー/ショップは、A:大手、B:量販系BTO、C:自作代行系BTO、に分けられると思います。
3.  Aの大手として、Epsonを選びました。大手の中では、比較的パーツ選定の自由度が在ると思います。表では、[E列]と[G列]に示されています。
4.  Bの量販系BTOというのは、安く大量に仕入れた製品を基本的な選択肢として提示して販売している所だと思って下さい。この量販系BTOとして4社を選びました。表では[I列]/[K列]/[M列]/[O列]に示されています。
5.  Cの自作代行系BTOというのは、主要なパーツに関してはメーカー/型番まで指定できる所だと思って下さい。先月、パソコンケースとして[Define R5]という製品を購入しましたが、自作代行系のショップであれば[Define R5]をパソコンケースとして指定できる所があります。この自作代行系として2社を選びました。表では[Q列]と[S列]に示されています。
6.  表は、CPUとして、[Intel Core i7 7700K]、[AMD Ryzen 7 1800X]、[Intel Core i7 7820X]を選んだ場合の3つです。
7.  メモリー容量は[32GB]で見積りを取りました。
8.  上記7)と8)の下で、選択するビデオカードを[GeForce 1050]~[GeForce 1080Ti]に変化させた時の金額が示されています。
9.  自作した時の見積りが、[C列]に示されています。これらの金額には、先月購入しました[2台のHDD、パソコンケース、電源ユニット]の購入代金(約5万円)を含んだ金額です。ですから、あと必要な金額は、[C列]に示されている金額から約5万円を引いた金額になります。
10.  自作した時の見積りは、マザーボードとして3万円台の製品を、ビデオカードとして同じGPUを用いた製品の中でも比較的高いチューニングが施された製品を選択した場合の見積もりです。結果として、量販系の完成品よりも価格が高くなっている場合があります。
11.  自作した時の見積りで、CPUとして[Ryzen 7 1800X]/[Core i7 7700K]を選択した場合、[Core i7 7700K]の場合よりも2万円/4万円ほど高くなりますが、この価格差は、ほとんど全てCPUの価格差によるものです。([1.CPU]シート参照)
12.  今、もう一度、Epsonで、SSDと4TBのHDDを2台搭載したパソコンを購入すると仮定して下さい。Epsonでは、CPUとして[Intel CPU メインストリーム向け]のCPUしか選択できません。その中の最上位の[Core i7 7700K]を選択した場合、ビデオカードとしてEpsonが提示している選択肢の中の最下位の[GeForce 1050Ti]を選択した場合でも、セル[E10]の金額になります。
13.  次に、セル[C29]の金額を見て下さい。セル[E10]の金額があれば、[Core i7 7820X]と[GeForce GTX 1080Ti]を搭載したパソコンを作れてしまうことになります。
14.  パソコンのパーツの場合、同じチップセットを積んだマザーボード/同じGPUを積んだビデオカードであっても、性能/価格差があるという話をしました。Bの量販系の場合、使用されているパーツのメーカー/型番までは分からないことが多く、恐らくは安いパーツが使われているでしょうから、価格はCの自作代行系よりも低くなります。
15.  自作代行系のメーカー/ショップで見積りを作成する際には、極力、自作の見積りを作成した場合と同じメーカー/型番の製品を選択して見積りを取っています。
16.  上記13)14)15)から、自作した時の金額を比較するのであれば、自作代行系の[Q列][S列]の価格と比較して下さい。
17.  太田さんは、それほど高性能のパソコンは必要としていないだろうと思いますが、高耐久のパソコンは必要としていると思います。下記の記事を一瞥してみて下さい。25万円弱で、高耐久のパソコンを組んでいます。私としては、25万円前後(あと20万円前後)掛けて、太田さんも高耐久PCを組んでみてはどうかと思います。
『ASCII.jp:【今月の自作PCレシピ】長~く使える! 高耐久PCを組む (1/2)|組みたい自作PC構成まるわかり!!』
http://ascii.jp/elem/000/001/455/1455414/
18.  上記17)から私のオススメは、A:6行目の[Core i7 7700K+GeForce GTX1080]、B:19行目の[Ryzen 7 1800X+ GeForce GTX1070]、C:32行目の[Core i7 7820X+ GeForce GTX1060]の3つがオススメのプランです。
III 見積りを作成してみましょう
1. 見積り表の見方
1)  このWordファイルと一緒に送付しました[パソコン見積り]と言うExcelファイルを開いて、左下の所で[見積り]シートをクリックして下さい。
2)  このシートに、[II 各社見積り-18]でオススメしたA/B/C、3つのプランの見積りが示されています。
3)  [7行]~[11行]が先月購入した2台のHDD、PCケース、電源ユニットです。これらの合計金額が、[15行]に示されています。端数は異なっているかもしれません。
4)  [2行]~[6行]に、CPU、CPUクーラー、マザーボード、メモリー、ビデオカードとして選んだパーツのメーカー/型番が、[C/F/I列]に、金額が、[D/G/J列]に示されています。
5)  CPU、CPUクーラー、マザーボード、メモリー、ビデオカードの合計金額が、[16行]に示されています。
6)  先月購入したパーツの合計金額と今後購入予定のパーツの合計金額の総額が、[17行]に示されています。
2. 見積りの変更の仕方
今、[見積り]シートの[C. Intel X299]プランのCPUとして[インテルR CoreTM i7-7820X X シリーズ・プロセッサー]が選択されています。これを[インテルR CoreTM i9-7900X X シリーズ・プロセッサー]に変更してみましょう。
1)  左下の所で[Intel CPU X299]シートをクリックして下さい。
2)  [5行]~[27行]の[B列]~[F列]にCPUの選択肢が示されています。
3)  セル[E7]に[インテルR CoreTM i7-7820X X シリーズ・プロセッサー]の金額が示されていて、その左のラジオボタンにチェックが入っています。
4)  セル[F7]に[インテルR CoreTM i9-7900X X シリーズ・プロセッサー]の金額が示されています。その左のラジオボタンにチェックを入れて下さい。
5)  左下の所で[見積り]シートをクリックして下さい。
6)  セル[I2]が[インテルR CoreTM i9-7900X X シリーズ・プロセッサー]に変化し、セル[J2]が[インテルR Core™ i9-7900X X シリーズ・プロセッサー]の金額になって、総額が計算し直されているはずです。
⇒どこかドジっているのでしょう、6)が起きませんでした。(太田)
⇒⇒恐らく、Wordがアクティブになっている状態で、ラジオボタンのチェックを変更しようとした場合、Excelをアクティブにする為に1回クリック、選択を変更するためにもう一度クリック、の計2回クリックしなければならない、というのが原因かなと思います。(K.K)
⇒それはともかく、そもそも、今回の、私の意向調査システム、大変な労力をかけられたと想像され、頭の下がる思いですが、完全にオーバースペックです。私に十分な判断能力がないからです。(太田)
⇒⇒今回提示しましたパーツの中で、最も安いパーツで新しいパソコンを組んだとしても、DELLパソコンやEpsonパソコンより高性能になりますし、恐らくは高耐久にもなります。(この場合、ビデオカード含めて、あと10万円前後で済みます。)
 ですから、どれを選んでもオーバースペックです。(K.K)
⇒⇒⇒アハハ。違いますよ。「システム」じゃなく、「私の意向調査システム」と書いたでしょう。ぶっちゃけ、4歳の子供に、おもちゃで、どんなパーツの組み合わせのを買って欲しいか、自分で選択させよう、なーんて、無理ですよ、という趣旨です。(太田)
⇒で、感覚で申し上げますが、3つのCPUによるシステムが、ほぼ同額になっているということは、価格を揃えた、ということはもちろんあるとしても、どこかに書いておられたように、CPUが高性能になれば、ビデオカード性能は低くてもいい、ということですよね。
 なお、購入済みの電源ユニットはやはり使わないともったいない、という気持ちがあります。(太田)
⇒⇒これは、「GeForce GTX 1080Ti」を選択した場合でも(選択しませんが)、使用できますし、使用します。(K.K)
⇒とったことを踏まえ、最高の耐久性で3ディスプレイ(4K)可、それ以外の性能は求めない・・例えば、高度のビデオゲームは当面行わない・・、その限りにおいて価格上限なし、という条件の下で、まことにお手数ながら、再提案していただけないでしょうか。 一つの案に絞っていただいて結構です。(太田)
⇒⇒了解です。また、1・2日の時間をください。(K.K)
⇒⇒⇒カードリーダーも適当に決めちゃってください。たまにしか使わないんですから、一番安いのでもいい? でもすぐ壊れちまうんじゃいやよ、くらいの気持ちです。光学ドライブにも「?}が付いていましたが、新しいのを買った方がいいってことでしょうか?(太田)
⇒⇒⇒⇒カードリーダーは、内蔵ではなく、USB外付けの製品にしようと思っています。製品を検索した所、外付けの方が多かったです。
 光学ドライブは、今のもので良いと思います。もう、太田さんは、光学ドライブの交換だけなら、15分で出来ると思いますから、使えなくなった時に新しいものに交換すれば良いと思います。
 ただ、光学ドライブも今は2千円強ですので、この際新しくしてしまうか、これも外付けにしてしまう、というのも選択肢だと思います。(パソコンを高耐久にしたい場合、極力余計なデバイスは取り付けない方が良いです。)
 【価格.com】DVDドライブ | 通販・価格比較・製品情報
http://kakaku.com/pc/dvd-drive/
 「?」はメーカー/型番が不明という意味です。私は、パソコン自作系ですので、メーカー/型番が不明、というのが気になってしまうんですね。(K.K)
⇒(私は、かれこれ20年前、52万円でIBM(当時)のTninkpadの最上位機種を買ったことがあり、もともとは、パソコンに関しては、最上位機種志向であったことをご承知おきください。)(太田)
7)  全く同様にして、他のプランの他のパーツを変更して、見積りを変更することが出来ます。
8)  デフォルトで選択されていたパーツは赤枠で囲まれています。
3. 見積りの作成
1)  [A. Intel HZ270]、[B. AMD Ryzen]、[C. Intel X299]シートで示されている選択肢は、CPUクーラー/メモリー/ビデオカードに関しては、ほぼ同じです。
2)  マザーボードとビデオカードに関しては、ASUSというメーカーの製品がほとんどです。理由は単に、私がASUSユーザーだからです。マザーボードやビデオカードに関して、特にこのメーカーが良い、ということはないと思います(※1)。
・※1:『マザー選びでおすすめメーカーは存在しない(まとめ)』
バイク良く知らないけれどこんな感じだと思う。
ホンダ・・・ASUS
ヤマハ・・・MSI
スズキ・・・GIGABYTE
カワサキ・・・ASRock
http://bto-pc.jp/btopc-com/repair/select-mainboard-2016.html
3)  既に述べたように、ラジオボタンをクリックするだけで、見積りを変更出来ますので、一応、どんな製品が選択肢として存在するのか目を通しながら、太田さん自身で見積りを作り直して下さい。
4)  性能的には、どれを選んでも十分ですので、パーツを選ぶというようよりは、価格帯を選ぶというつもりで、太田さんの予算に応じて、選択するパーツを変更して下さい。
5)  見積りを作り終えましたら、その見積りを私に送付して下さい。その際、[A. Intel HZ270]、[B. AMD Ryzen]、[C. Intel X299]のうちのどれにするかも教えて下さい。
6)  その後、太田さんが選択した価格帯に、もっと良い製品が無いか、選択したマザーボードに選択したCPUクーラーが本当に取り付けられるか、等を今一度調べて、正式決定にしたいと思います。
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太田述正コラム#9329(2017.9.9)
<日本文化チャンネル桜収録(続)>
→非公開