太田述正コラム#9394(2017.10.12)
<皆さんとディスカッション(続x3493)>
 「「斬首作戦」計画流出、北で起これば全員死刑だ…
 これが本当に国であり、軍隊なのか…
 国の安全保障を米国に委ね、サラリーマンと何ら変わらない生活を送る韓国軍関係者のずさんな仕事ぶりは今やここまで落ち込んでしまったのだ。…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/11/2017101101202.html
 明日は我が身?
 「…自民党は単独過半数(233議席)を大きく上回りそう…」
http://www.asahi.com/articles/ASKBC5D4HKBCUZPS001.html?iref=comtop_list_pol_n03
 「高村氏、副総裁続投へ 首相、改憲論議主導させる考え…」
http://www.asahi.com/articles/ASKBC7339KBCUTFK014.html?iref=comtop_list_pol_n01
 まさに戦後最大の国難至る。
 自公維で2/3を絶対とらせないようにしよう!
<太田>
 関連記事だ。
 <日本の将来がホント心配だわ。↓>
 「自民支持根強い若年層・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASKBB5DMZKBBUZPS007.html?iref=comtop_8_01
 <希望支持者は私の感性に近いと思うんだが・・。↓>
 「自衛隊明記、賛成35%…40代以上は反対多数・・・
 希望の党は憲法改正に前向きだが、・・・<同>党では賛成25%が反対58%を下回った。・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news2/20171012-OYT1T50011.html?from=ytop_top
 <ボカァ、「つなが」ってないと信じてるんだぜ。↓>
 「・・・安倍氏と、日本新党、新進党など非自民勢力を渡り歩いた小池氏の歩みは異なるが、底流は「押しつけ」憲法観でつながる。 ・・・」
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171012/ddm/001/010/165000c
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 スゴーい。↓
 「立川で生産される「精密位置決めスイッチ」に世界から注文が殺到する理由・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e7%ab%8b%e5%b7%9d%e3%81%a7%e7%94%9f%e7%94%a3%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%80%8c%e7%b2%be%e5%af%86%e4%bd%8d%e7%bd%ae%e6%b1%ba%e3%82%81%e3%82%b9%e3%82%a4%e3%83%83%e3%83%81%e3%80%8d%e3%81%ab%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e6%b3%a8%e6%96%87%e3%81%8c%e6%ae%ba%e5%88%b0%e3%81%99%e3%82%8b%e7%90%86%e7%94%b1/ar-AAtjjcm?ocid=iehp#page=2
 高野山の宿坊に泊まることを勧めるコラムだ。
 アメちゃんにも、(私同様、)何となく、高野山が「日本」の「仏教」の総本山であることが分かってるみたいな筆致だね。↓
https://www.nytimes.com/2017/10/11/travel/japan-
<太田>(ツイッターより)
monastery-koyasan.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=mini-moth&region=top-stories-below&WT.nav=top-stories-below

 なら、欧州から米国の戦術核を撤去しなくっちゃ。↓
 Seven Reasons Why Putting U.S. Nukes Back in South Korea Is a Terrible Idea・・・
http://foreignpolicy.com/2017/10/11/putting-u-s-nukes-back-in-south-korea-is-a-terrible-idea/
 ちゃう。
 ここまで落ちぶれたんで、もう、親日であることを隠す必要がなくなったってだけよ。↓
 「拘置所で山岡荘八著『徳川家康』読む朴槿恵前大統領–家康に自分自身を投影か・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/12/2017101200638.html
 知らんかったワイン。↓
 Spain Catalan crisis: Six things you need to know・・・
 Catalonia’s most famous exports – sparkling Cava wine. In fact,・・・
http://www.bbc.com/news/world-europe-41550652
 汚染、流域人口増等により、ナイル川が死につつある、とさ。
 写真等入り大長編であるよ。↓
 Death of the Nile・・・
http://www.bbc.co.uk/news/resources/idt-sh/death_of_the_nile
 ヴァイキングの故郷に、結構、イスラム教徒のヴァイキングがいたらしいって。↓
 Why did Vikings have ‘Allah’ embroidered into funeral clothes?・・・
http://www.bbc.com/news/world-europe-41567391
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <日本の記事だが、この具体的なハナシはともあれ、中共人民と日本国民の(人間主義性を含む)傾向が収斂しつつあるってことなんだろな。↓>
 「中国の若者が東京を描くドラマにハマる本質 どんなにがんばっても超えられない壁の存在・・・
 これまで、日本と中国の違いや日本人と中国人の違いといった視点から数多くの議論があった。だが、根底となる社会の価値観や女性の意識は、2つの国の間で距離が近づいている・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20171011_191518/
 <人民網より。
 日中交流人士モノ2篇。↓>
 「日本で不動産仲介業者を営む吉林省出身の男性・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1012/c94476-9278873.html
 「北陸大学孔子学院で「孔子学院杯」卓球大会を開催 日本・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1011/c94473-9278687.html
 <引き続き、日本人に代わって、731部隊等関係者の顕彰資料収集に励んでくれてる中共当局。↓>
 「中国の専門家チーム、米国で中国侵略日本軍の細菌戦に関する公文書発見・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1011/c94475-9278690.html
 <習ちゃんが、憂慮しておられるだ。↓>
 「日本製造業を揺るがす品質問題 神戸製鋼の醜聞続く・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1012/c94476-9278911.html
 <ここからはサーチナより。
 この問題で、習ちゃん、具体的改善提案。↓>
 「・・・新華社は・・・先日発覚した神戸製鋼所の品質データ改ざん問題について、「神の領域にあった日本の製造業がもはやその地位から転落した」との見方が出ていることを伝えた。
 記事は「神戸製鋼は8日に製品データの改ざんを認めた。現在トヨタ、日産、マツダなど多くの自動車メーカーや、三菱重工など200社あまりの企業が影響を受けたことが分かっている。東芝の利益粉飾、タカタのエアバッグ問題に続く神戸製鋼のデータ改ざんは、日本の製造業の信用に再び大きな一撃を食らわせた。日本の製造業はもはや神の領域から転落したと感嘆する人さえいるのだ」とした。
 そのうえで、立正大学経済学部の苑志佳教授が「日本の製造業に問題が頻出している根源には、ピラミッド型の分業体制がある」と分析したことを紹介。苑教授は「最終製品メーカーを頂点とし、材料や部品サプライヤーが底辺にいる。長きにわたり、最終製品メーカーは材料・部品サプライヤーの利益を犠牲にして製品のリニューアルを追求し、サプライヤーに技術向上とコスト削減を要求し続けてきた。しかし21世紀に入り工業製品技術が日進月歩で発展するようになると、サプライヤーはこの流れについていくのが難しくなり、巨額な投資を必要とする新素材開発の重荷に耐えられなくなっている」と指摘している。
 記事はまた、自動車関連のシンクタンク・現代文化研究所の呉保寧主任研究員が「日本の製造業に存在する問題の根源は3つある」とし、法律や規格の強化がコスト上昇を招いたこと、材料・部品サプライヤーがサプライチェーンの下流企業からやって来る巨大なコストダウンの圧力を背負っていること、企業内部が利益に走り、社会的責任やコンプライアンスをないがしろにしていることを挙げたと紹介した。
 さらに呉氏が「連続するスキャンダルは日本の製造業全体のイメージを塗り替える。一方で、日本企業の内部相互監督強化、業界における関連法規や規格の合理的な制定を推進することになるだろう」との認識を示したことも伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1645694?page=1
 <ここからは全て今日頭条記事の引用。
 人間主義の神髄をこういう形で伝えるとは、感動。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人の食事前のあいさつ、実は『我開動了』ではなかった?」とする記事を掲載した。
 記事は「日本語を学んだ人もそうでない人も、日本人が食事前に『いただきます』と言うのは聞いたことがあるかもしれない。一般的には『我開動了』と訳すのだが、もともとはそういう意味ではなく、別の重要な意味を含んでいたのだ」と紹介。「いただきます」は漢字で書けば「頂きます」となり、もともとは物を持った手を頭上に掲げて恭しく「拝受します」という意味だったのだと伝えている。
 そして、日本人が食事前になぜこのような仰々しい礼をするのかについて「動植物の生命を人間がいただく、ということを示すとともに、その感謝を示す意味がある。そして、食べ物自体だけでなく大自然への感謝も、そして現在では農家や食事に関わる労働者の苦労に対する感謝という意味も含まれるようになった」と解説した。
 記事は「日本人は小さいころから礼儀の教育を受けるため、食事前に『いただきます』を言わないのは不敬の行為と認識している」と説明。中国にも、「食事にこもる多くの人の苦労を知るべし」という言葉があるとし、われわれにエネルギーを与えてくれる万物に感謝するとともに、食べ物を浪費しないよう心掛けるべきだと呼びかけた。」
http://news.searchina.net/id/1645619?page=1
 <そもそも食べてるものも違う、と。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本で紹介された100歳以上の高齢者の飲食習慣に関するアンケートで、中国でもお馴染みのあるドリンクが日常的に摂取する飲み物の上位に入ったことを伝えた。
 記事は、先月発表された統計で、日本の100歳以上の人口が6万7824人となったことを紹介。一方で、中国では2014年6月現在で5万8789人であり、人口比率を考えると日本の方がはるかに100歳以上の長寿者が多いとした。そのうえで、先日日本のテレビ番組で紹介された100歳以上の高齢者100人に聞いた飲食習慣に関するアンケートの結果を、両国に存在する「差」を知る手がかりとして紹介している。
 まず、週3日以上口にする食品のランキングでは豚肉が1位となり、以下豆腐、鶏肉、鮭、キャベツ、納豆、ヨーグルト、リンゴ、サバ、梅干しの順になったとした。この結果について記事は「豚肉が1位なのは意外かもしれないが、ビタミンBやたんぱく質など、高齢者に不可欠な栄養素が豊富に含まれているのだ。キャベツにはがん細胞を抑制するほか、肺炎予防の効果もあるビタミンCがたくさん含まれている」と説明した。
 そして、毎日欠かさず飲んでいる飲み物では緑茶が1位、2位牛乳、3位水、4位コーヒーと続き、5位には中国でもお馴染みのヤクルトが入ったことを紹介。「ヤクルトは長年日本の幼児からお年寄りにまで愛されてきた乳酸菌飲料。定期的に乳酸菌飲料を摂取することで免疫力と体力が高まるのだ」と解説した。記事はまた、長寿には充分な睡眠も欠かせないとし、1日10時間睡眠すると答えた人が約半数の48人に上ったことも併せて紹介している。
 中国のネットユーザーはこの記事に関連して、日本人が長寿である理由について議論。多くのユーザーが「日本の食べ物は品質、安全性いずれをとっても中国よりも上」とし、それが中国よりも長生きできる要因であるとの認識を示した。また、医療レベルの差を指摘するユーザーもいた。」
http://news.searchina.net/id/1645628?page=1
 <長寿・長健康社会日本の象徴を紹介。↓>
 「すごい・・・50歳になっても現役の日本人プロサッカー選手が、もう1人増えた!・・・」
http://news.searchina.net/id/1645708?page=1
 <人間主義的環境は人を人間主義的にするんだよ。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、この国慶節で日本を訪れた中国人の見解として、いつもは中国人がマナー違反などでメンツを潰してばかりだったが、中国人だって「助け合いの精神を持っている」と論じる記事を掲載した。
 記事によれば、ある中国人旅行客が日本旅行中に福岡空港の免税店付近のトイレに財布を置き忘れてしまったという。多くの中国人で込み合う空港内で、財布を置き忘れたことに気付いた中国人だが、探しに戻った時にはすでに財布はなくなっていた。財布の中には現金のほか、クレジットカードやパスポートのコピーも入っていたというが、日本旅行はまだ続く予定だったため、旅行の道中について「気が気でなかった」という。
 この中国人は免税フロアの中国人スタッフに相談し、トランシーバーを使って他のスタッフと情報を共有してもらったというが、それでも財布が見つかったという良い知らせはなく、スタッフからは「見つかる可能性は低い」という反応があったと紹介。さらに一部のスタッフが「中国人旅行客が多いから。もし免税店の客が日本人だったら見つかると思う」と話す声も聞いたという。
 しかし事態は思わぬ方に展開した。この中国人が失くした財布の特徴や中身をツアーガイドに伝え、ガイドが観光客たちに一斉に情報を発信したところ、5分後に財布の発見者がツアー参加者の中から現れ、無事に戻ってきたのだという。「戻ってこないであろう財布」が、中国人の助けによって戻って来たことについて、「中国人が多くても財布は戻ってくる」とつづった。
 記事は、中国人旅行客のマナーの悪さが海外で批判されることは多いが、旅行先で助け合いの行動を取る中国人もいるのだとし、「海外を旅行するからには、1人1人が祖国の代表なのだ」という意識を持てば、いずれ中国人に対する偏見を払拭できるはずだと主張している。」
http://news.searchina.net/id/1645642?page=1
 <人間主義社会日本をこんな形で簡潔に紹介している。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本のネットユーザーが選んだ、日本に生まれて良かったと思うことを紹介する記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1645649?page=1
 <今回は、マツダをべた褒めする形で日本車買えキャンペーン。↓>
 「我が道を行く「マツダ」には「日系車罵倒の専門家」すらも批判しない3つの理由・・・」
http://news.searchina.net/id/1645667?page=1
 <「師」に胸を張る典型的記事。↓>
 「誇らしくて仕方がない! 中国高速鉄道に出来て日本の新幹線に出来なかった「ある実験」とは・・・」
http://news.searchina.net/id/1645676?page=1
 <これもそう。↓>
 「「アリペイ」導入を希望する日本の小売店が急増中・・・「中国人の購買力は無視できない」・・・」
http://news.searchina.net/id/1645710?page=1
 <その日本へ行けキャンペーン。東京を素材に・・。↓>
 「100回訪れても飽きない街、それが東京だ!・・・」
http://news.searchina.net/id/1645692?page=1
 <負け惜しみの形でのガス抜き。↓>
 「日本がインド高速鉄道を受注して良かった!「中国が受注しても得などない」・・・」
http://news.searchina.net/id/1645668?page=1
 <ガス抜きに近い。↓>
 「日本の順位が意外?「世界で信頼される製造国」ランキング・・・」
http://news.searchina.net/id/1645673?page=1
 <この措置も記事も、単純明快なガス抜き。↓>
 「日本人選手の台頭に危機感? 中国卓球スーパーリーグから外国人排除の理由・・・」
http://news.searchina.net/id/1645672?page=1
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太田述正コラム#9395(2017.10.12)
<アングロサクソンと仏教–英国篇(その1)>
→非公開