太田述正コラム#9424(2017.10.27)
<皆さんとディスカッション(続x3508)>
<太田>(ツイッターより)
 「橋下徹氏、小池代表に辞任要求した希望の党議員へ「ろくでもない議員が多すぎる。看板がなければお前らのほとんどは落選してたんだよ!」…」
https://news.infoseek.co.jp/article/20171026hochi107/
 この際、小池さんを擁護する人は誰でも感激。
 もっとも、「…今度の衆院選で当選した50人のうち、32人は比例当選。つまり、大半は『小池』の看板で辛うじて当選したゾンビ議員…」
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_423171/
らしいからこの橋下氏指摘は絶対の正論。とまれ、目立ちたい人だわねえ。
 「…橋下氏、怒りの…維新…法律顧問辞任…」
https://news.infoseek.co.jp/article/20171026jcast20172312195/
<太田>(同上)
 誰でも感激→誰でも歓迎、のミスプリだが、意味は通じるな。
<太田>(同上)
 「公明、 …小選挙区では2012年と14年に続く全勝記録が止まり、比例代表は2000年以降の衆参両院選を通じて初めて得票が700万票を割った。 …」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%85%AC%E6%98%8E%E3%80%81%E8%AD%B0%E5%B8%AD%E6%B8%9B%E3%81%A7%E8%87%AA%E6%B0%91%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%93%E3%82%8A%EF%BC%9D%E3%80%8C%E8%87%AA%E6%A5%AD%E8%87%AA%E5%BE%97%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%A3%B0%E3%82%82/ar-AAu4nba?li=BBfTvMA&ocid=ientp
 低投票率下でコレだから、学会員が減ってるってこと。
 自民党の命運が尽きる前兆と見たい。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 さすがに、「排除」発言以外に敗戦の原因が、というコラムが増えてきたが、結局は、殆どの人が、「排除」論と基本的におんなじこと言ってるな。↓
 「小池百合子氏 「チャック女子」の聞き捨てならないセリフ・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_624115/
 「生意気女と騙され男、世間が許す者と許さぬ者・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/213874/102400060/?P=1
 「敗因は「排除する」発言より別にあり、次こそ頂点を目指せ・・・」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51450?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=top
 珍しく、小池擁護的。↓
 「小池代表「ハハハ」と笑い飛ばして… “激論180分”トホホな中身・・・」
http://www.sankei.com/politics/news/171026/plt1710260030-n1.html
 ごっくろうサマー。↓
 「希望の党・若狭勝氏、政界引退を表明・・・」
http://www.sankei.com/politics/news/171026/plt1710260032-n1.html
 そーだ、そーだ。↓
 「山口敬之氏が詩織さんへあまりにも卑劣な反論! 核心からは逃げ、印象操作と陰謀論で詩織さんを攻撃・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/litera_6981/
 どーも、あんましぞっとしないね。↓
 「ソニーのスマートスピーカーはジェスチャ操作&高音質。2.5万円の「LF-S50G」・・・」
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1087661.html
 お初にお目にかかります。↓
 「足利尊氏の顔、これで決まり? 中世肖像画の写し発見・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASK9W3TBGK9WULZU009.html?iref=comtop_8_07
 韓国では、上級審の方に、より質悪の裁判官が配置されてるようだねえ。↓
 「「帝国の慰安婦」著者に有罪判決 1審の無罪破棄・・・」
https://mainichi.jp/articles/20171027/k00/00e/030/314000c
 やれやれ。↓
 「「従軍慰安婦」登録見送り 諮問委勧告へ・・・」
https://mainichi.jp/articles/20171027/k00/00m/030/248000c
 金正恩坊や、やっぱ、習ちゃんの、安倍改憲阻止に協力している?↓
 In Rare Gesture, North Says It Will Return South Korean Fishing Boat・・・
https://www.nytimes.com/2017/10/26/world/asia/north-korea-south-korea-fishing-boat.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world&region=rank&module=package&version=highlights&contentPlacement=2&pgtype=sectionfront
 大英帝国時代は遥か昔に終わったんだし、こんな誇大妄想狂的なタイトルは願い下げにして欲しいもんだ。↓
Outsiders by Lyndall Gordon review – five women writers who changed the world ・・・
  Mary Shelley,・・・Emily Bronte, George Eliot and Schreiner, and ends with Virginia Woolf.・・・
https://www.theguardian.com/books/2017/oct/25/outsiders-by-lyndall-gordon-review-five-women-writers-who-changed-the-world
 イラクでの、政府軍とクルド部隊との衝突が、シリア国境でも。↓
 Iraqi forces clash with Kurdish troops near strategic border with Syria・・・
https://www.washingtonpost.com/world/iraqi-forces-clash-with-kurdish-troops-near-strategic-border-with-syria/2017/10/26/2f0987bc-ba30-11e7-be94-fabb0f1e9ffb_story.html?utm_term=.209083b64085
 習ちゃん、着々と韓国再併合計画推進中。↓
 「中国人団体観光客、7カ月ぶりに韓国上陸か–韓国大使館行事に格下出席させていた中国、今年は次官補を派遣・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/27/2017102700904.html
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網より。
 日本の動向は、何事によらず、目を皿の習ちゃん。↓>
 「書店のない地域増え続ける日本 求められる書店のイノベーション・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1026/c94473-9285249.html
 <ここからはサーチナより。
 新機軸の日本へ行けキャンペーン。↓>
 「・・・今日頭条は・・・日本人から見た日本の魅力的な都市のランキングを紹介する記事を掲載した。
 記事は「世界各国の人にとって日本で最も魅力的な都市と言えば東京、京都、大阪といった人気観光スポットかもしれない。しかし、日本人に自国の魅力的な都市を聞いたならば、その答えは外国人とは異なるものになるのである」としたうえで、日本のある研究機関が先日発表した調査結果を紹介した。
 そのうえで「調査では、日本人にとって最も魅力的な都市は京都市だった。そして、外国人は知らないかもしれない函館市が2位に入った。3位は札幌だ。都道府県別では北海道が9年連続で1位、京都が同じく9年連続で2位、東京が3年連続で3位になった。日本人にとって京都は、訪れたい街であるとともに住みたいとしての評価も高い」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1646731?page=1
 <日本の広義の匠の紹介。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本のバスの運転手は自身の車でもないのにタイヤまで綺麗に磨き上げていた」と驚きを示す記事を掲載した。
 記事は、日本のバスのドライバーが、休憩の時に車体やタイヤ、ホイールまで綺麗に雑巾で磨いていると、その証拠を写真で紹介。スーツを着用したバスの運転手が屈みこんでタイヤのホイールを雑巾で拭いている様子が写っている・・・
 記事には、中国ネットユーザーから多くのコメントが寄せられており、なかには「日本は会社が厳格なのだろう」という意見もみられた。・・・
 ほかにも「これは民度の問題で、中国人が真似しようにも無理だ。日本のトイレは中国の厨房よりきれいなんだから」という声や、大陸性気候の中国はチリやホコリが多いため、綺麗に拭いてもすぐに汚れるので意味がないという意見もあった。」
http://news.searchina.net/id/1646706?page=1
 <東京を例にとり、まだまだ師を立てる習ちゃん。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日中両国の首都である東京と北京を比較してみたら、「その差に愕然とした」と伝える記事を掲載した。東京と北京にはどれだけの差があるのだろうか。
 記事は、人口と域内総生産(GRP)、そして1人当たりのGRPに着目し、経済面から東京と北京を比較している。記事は、2016年の統計として、北京の人口は約2151万人であり、GRPは2兆4899億元(約43兆円)だったと紹介し、1人当たりGRPは約10万元(約172万円)だったと紹介。これに対して東京圏の2016年の人口は3520万人であり、GRPが11兆元(約189兆円)を超えていたと推測されると伝え、1人当たりGRPは約31万2500元(約536万円)に達したと紹介した。
 この結果をもとに、北京の人口は東京圏のおよそ61%で、GRPはおよそ22.6%、1人当たりGRPはおよそ32%に過ぎないと指摘。このように両国の首都の経済規模を比較することによって「中国と日本との間にどれほどの距離があるかを確認することができる」とし、急速な経済発展を遂げているものの、現状を確認すると「日中の首都には大きな差があることがわかる」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1646748?page=1
 <ファナックを例にとり、これもそう。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「世界最大のロボットメーカーは日本にある ファナックはどうしてこんなにすごいのか」とする記事を掲載した。
 記事は、日本がロボット開発先進国であり、産業用ロボットを中心に多くの著名企業が存在すると紹介。中でもファナックは世界的に見てデジタル制御システムの科学研究、デザイン、製造、販売で強い力を持った著名企業であるとした。
 そのうえで、同社の大きな売りがナノメートル単位の制度を実現したコンピューター数値制御(CNC)システムにあり、世界の多くの工作機械に同社のCNCシステムが採用されていると紹介。また「最先端の視覚センサー、力センサーによる精密な生産作業をこなすロボットの動きは人間の手に匹敵するほどだ。ファナックのロボットは食品、薬品、電子部品、自動車などさまざまな分野に応用されており、世界の著名企業の工場ではいたるところでその姿を見つけることができる」と説明している。
 そして、同社の核心的な技術や経営に関しては、長きに渡り創始者の稲葉清右衛門一族の手中にあり、外界から内部をうかがい知ることは難しかったとする一方、世界最先端の技術を保ち続ける背景には同社の技術研究重視の姿勢があり、社員の中に若い研究員が多いこと、12の研究所と7つの技術センターを持っていることを紹介した。
 そして記事は最後に、同社が富士山の麓である山梨県忍野村に本社を構えていることから「もし富士山が噴火するようなことがあれば、世界じゅうの生産作業が停止することになる」という話まであると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1646761?page=1
 <師に胸を張ると同時に、安倍改憲阻止の狙いもありそう。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、日本と中国の企業間の協力は新しい局面を迎えると論じる記事を掲載した。
 歴史的な背景ゆえに日中関係の緊張が見られる時もあったが、記事は、「現在の日中はビジネスにおいては新しい局面を迎えつつある」と主張し、その根拠として「互いに平等な交流と協力が存在すること」を挙げた。
 日中国交正常化以降、日本企業と中国企業の間には規模や資金力、技術力やマネジメント力、そして市場への影響力といった点で大きな差が存在し、中国は日本企業に圧倒的に劣っていたと主張。だが、米フォーチュン誌が毎年発表している「フォーチュン・グローバル500」において、同ランキングに名を連ねる中国企業の数が日本企業の数を超えたことから見ても、「もはやかつてのような差は存在しない」とし、ようやく日中の企業は平等かつ対等の立場になったと論じた。
 また、日中企業の相手国への投資という観点から見ても、これまでは日本企業の対中投資が多く、一方通行の局面が続いていたが、現在は中国企業が日本に投資する動きも増えており、日本で成功を収める中国企業も増えていると指摘している。
 記事は、現在の日中関係も徐々に改善の方へ向かっているとし、関係改善を背景に日中企業の協力はさらに深化していくはずだと主張。日中両国の企業が対等な立場になることで、日本と中国の企業間の協力は新しい局面を迎えることになると期待を示した。」
http://news.searchina.net/id/1646746?page=1
 <定番。↓>
 「日中の一騎打ち・・・マレーシア=シンガポール高速鉄道を受注を勝ち取るのはどっちだ・・・」
http://news.searchina.net/id/1646707?page=1
 <前段は無意識、後段は意識的、なのだろうが、現在の日本人にはない感覚だねえ。↓>
 「・・・今日頭条は・・・夜に撮影した日本の潜水艇の写真が幻想的で美しいとする写真記事を掲載した。
 記事は、先日日本の「そうりゅう」型潜水艦が写っている夜景の画像がネット上に出現し、光の効果も相まって夢や幻のように美しいと紹介。紹介された写真には、海上に艦体の上半分だけを見せた潜水艇が放つ照明の光線が、もやのかかった空中に拡散して周囲を明るく照らしている風景が写っている。
 そのうえで、「そうりゅう」型潜水艦が「おやしお」型潜水艦の後継として設計された非大気推進型(AIP)潜水艦で、1番艦の「そうりゅう」は2005年に三菱重工神戸造船所で起工、07年に進水し、09年3月30日に呉を母港とする第1潜水隊群で就役したと紹介した。
 さらに「そうりゅう」というネーミングは、海上自衛隊が潜水艦に対して数十年間続けてきた「○○しお」という命名の慣例を打ち破り、海上自衛隊発足以降初めて第2次大戦期に用いられていた吉祥動物のネーミングを用いたものであると説明。「そうりゅう」を漢字で書いた「蒼龍」は、旧日本海軍の航空母艦に付けられていた名前であることから「第2次対戦で日本軍の侵略を受けた各国の人びとにとって、この名前の復活は実に気分の悪いものだ」としている。」
http://news.searchina.net/id/1646723?page=1
 <客観記事。↓>
 「・・・今日頭条はこのほど、「中国人にとっては見慣れた存在でも、日本では物珍しいもの」も数多く存在することを紹介する記事を掲載した。
 記事がまず挙げたのは、中国における身分証明書だ。中国では国民一人ひとりに個人を識別できる18桁の数字が記載された「居民身分証」と呼ばれる身分証が交付されている。
 この身分証は中国人にとって非常に重要なもので、公的な手続きのほか、高速鉄道の乗車券購入やホテル宿泊などの際にも提示が求められるものだ。・・・
 次に、中国では慶事において欠かせない「爆竹」を挙げた。爆竹は春節(旧正月)や結婚式など、おめでたい時に爆竹を鳴らすことで「邪気を払い、幸運を呼ぶ」という習慣がある。・・・
 そのほか記事は、「ひまわりの種」も日本では珍しい存在だと指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1646713?page=1
 <以下は今日頭条記事以外の引用。
 日本での人間主義事例の発掘、紹介に必死の習ちゃん。↓>
 「・・・中国メディアの網易は・・・この一件を通して日本を見直し、中国も日本から考え方を学ばなければならないとする記事を掲載した。
 この張り紙は、2人の子どもが母親あてに書いたものと思われ、「ママげんき?電話して」、「まってる」という内容だった。子どもの母親は理由があって子のもとを離れ、この駅は母と子でよく利用した駅なのではないかと思われる。
 しかし、いずれにしても日本では建物に無断で張り紙をすることは禁じられている。ところが東京メトロは異例の対応を取り、子どもたちの気持ちを考えて、しばらくしてから撤去する、との文書を公開した。
 この件はネット上で広まったが、記事が「意外」だとしたのは、国民の反応だ。規則に違反したとして駅長を責める声はなく、むしろ誰もが子どもの幸せを願い、駅長の「神対応」を称賛した。そのどこが「意外」だったのだろうか。
 記事は、日本が規律正しくこんなにもきれいなのは、厳しい法律に縛られていて、違反すれば厳しい処罰が待っているからだと思っていたと説明した。しかし、まじめで融通が利かないと思っていた日本人が「非常な寛容さ」を示したことで、考え方を改めたという。
 ・・・記事は、制度とは本来「国民が平和に暮らせる社会」のためにあるはずであり、中国は日本に倣って初心にかえるように訴えた。」
http://news.searchina.net/id/1646709?page=1
 <まあそう言わんと。↓>
 「・・・中国メディアの網易はこのほど、「日本人が一番好きな中華料理の第1位は中国人にとって理解し難い」と論じる記事を掲載した。
 記事は、日本では中華料理が食卓に日常的に登場するほど家庭でも食される料理であることを紹介し、一部の調査を引用し、日本人の約82.7%の人が「中華料理が好き」と回答し、最も好きな料理は1位が餃子、2位が麻婆豆腐、3位が炒飯だったと紹介した。
 日本人にとって一番人気の中華料理が「餃子」だったということに対し、記事は「中国人からすると日本人の餃子の食べ方は珍しいもの」であり、それは「餃子をおかずとして白飯を食べること」だと指摘した。中国では餃子と言えば水餃子を指し、麺類のような感覚で「主食」として食べられている。そのため、日本では餃子といえば焼き餃子で、あくまでもご飯のおかずとして扱われていることが中国人としては理解し難いという思いにつながるのだという。
 また2位に選ばれた麻婆豆腐も、日本の麻婆豆腐は日本人の好みに合わせて改良されていて、日本と中国では味がまったく違うと紹介。中国では「麻」は痺れる山椒の辛さを意味する言葉で、花椒と呼ばれる山椒が使用される。だが、日本の麻婆豆腐には花椒はおろか、山椒もあまり使われないと伝え、中国人からすれば日本の麻婆豆腐は「塩辛く、微妙に甘く、痺れも辛さもまったくない料理」なのだとした。」
http://news.searchina.net/id/1646681?page=1
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<K.K>(昨日)<(画像は省略(太田))>
≫今度は、外した部分の片方の側が元に収まらなくなってしまいました。≪(コラム#9422。太田)
 「ネット」と言うのは、下掲のリンクの写真の「底面フィルター」ですよね。
https://imgur.com/a/BdQld
 写真で見る限り、外そうとする時に引っかかりそうなのは、前面パネルと前面扉ぐらいしか無い様に見えます。前面扉を開けた状態で取り外そうとしても取り外せないわけですよね?
 嵌めようとする時に、途中までしかはまらないのは、これまた写真で見る限りですが、ケースのレールが前部と後部の2つの部分に別れていますから、ケース後方のレールに片方の辺が上手く嵌まらないのではないかと思います。
 ケースを横にして確認してみてください。
<太田>
 解決しました。
 底面フィルターがスライドできることに気付かなかったってわけです。
<K.K>(本日)<(画像は省略(太田))>
 太田さん、X299パソコンの組み立ての続きです。下記のリンク<(省略(太田))>をクリックして、ダウンロードしてください。
 ダウンロードパスワードは、[XXXX]です。ダウンロードパスワードは、一応非公開でお願いします。
 本日は、CPUとメモリーのマザーボードへの取り付けまでですが、高額なパーツばかりですので、慎重に作業を行ってください。
[ダウンロード文書]
III CPU・メモリーの取り付け
<1> 机の上の片付け
注意:次の手順1で、パソコンケース底面に取り付けたケースファンのネジ止めが甘いと、底面フィルターを取り付けようとした時、ネジが引っかかって、底面フィルターが取り付けられないかもしれません。底面フィルターを取り付けようとした時、何か引っかかって取り付けにくい場合は、無理に取り付けようとせずに、底面に取り付けたケースファンのネジ止めが甘くないか確認してください。
1. 手順IIに書き忘れましたが、パソコンケースの前面フィルターと底面フィルターを、パソコンケースに取り付けてください。
2. CPUとメモリーをマザーボードに取り付けます。机の上に作業スペースを確保してください。
<2> マザーボードの開封
1. マザーボードを箱ごと机の上に用意してください。
注意:マザーボード本体は、静電気防止袋の中に入っているはずです。次の手順2ではまだ袋から出さないでください。
2. マザーボードの付属品を確認します。マザーボードの箱を開けて、付属品を全て袋ごと出してください。箱は二重底になっていて、二重底の下にも付属品が入っているはずです。下掲の写真を参考にして、下記の1)から12)の付属品を確認してください。
下記の1)から12)以外にも、「SLI HB ブリッジ」「SLI ブリッジ」「ステッカー」「証明書」が付属してきていると思いますが、今回は使用しません。
1) SATA 6Gb/s ケーブル x4
2) TUF VGA ホルダー
3) PCIe x16 スロットダストカバー x4
4) PCIe x4 スロットダストカバー
5) Q-Connector
6) TUF ドングル
7) M.2 固定用ブラケット
8) M.2 固定用ネジx2
9) M.2 固定用スペーサー
10) I/Oシールド
11) マニュアル
12) サポートDVD
3. マザーボード本体以外の付属品を、付属品が入っていた小さな箱も含めて、全て大元の箱の中に戻してください。
<3> CPUの取り付け
注意:マザーボードにCPUを取り付けますが、マザーボードのCPUソケットのピンは、とても脆いので、慎重に作業を行ってください。
1. ドアノブやパソコンケースに触れて静電気を逃してください。(静電気防止リストバンドを購入しましたが、慣れないと作業しづらいと思いますので、慎重な作業が要求されるこの部分の操作では使用しません。)
2. マザーボード本体を袋から取り出して、取り出した袋を机の上に広げて、その上に、下掲画像の向きで、マザーボードを置いてください。
3. 下記のリンクの動画は、太田さんが購入したマザーボードとは異なるマザーボードですが、同じASUSのマザーボードにCPUを取り付けている動画です。50秒~60秒の部分を視聴してください。レバーを下に押し下げて、レバーを内側にずらしてフックから外しているのがわかると思います。
『ASUS STRIX X299-E Gaming – Intel Core i9-7900X / GTX 1080 Ti – YouTube』
https://www.youtube.com/watch?v=sroqbiUTYok&t=56s
注意:次の手順4では、まだレバーをフックから外さないでください。
4. マザーボードのマニュアルのP2-3を見てください。(私は、ネットからダウンロードしたマニュアルを参照していますので、紙のページとはページが異なるかもしれません。)
 下掲図の手順①と③をみてください。この図では、レバーを下に押し下げて、レバーを外側にずらしてフックから外すことになっています。
5. マニュアルが間違っている可能性がゼロではないと思います。2本のレバーをフックから外してほしいわけですが、レバーを内側にずらして外すのか、外側にずらして外すのかは、フックの形状を見れば判断出来ると思います。まず、左側のレバーを下に押し下げて、外側(もしくは内側)にレバーをずらして、フックからレバーを外してください。次に、右側のレバーを、同じ要領でフックから外してください。
6. 下掲写真を見てください。下掲写真は③のロードプレートが既に開いてしまっていますが、まだ閉じているものとしてください。
 まず、右側のレバーが下掲写真②の様にほぼ垂直の位置にあることを確認してください。
 次に、左側のレバーは、垂直の位置には無いことを確認してください。(左右両方のレバーが垂直に近い状態にあると、ロードプレートを開けようとした際に、ロードプレートがマザーボードから完全に外れてしまい、再度取り付けようとする過程で、CPUソケットのピンを曲げてしまいかねません。兎に角、左側のレバーは、垂直に近い位置には無いことを確認して、次の手順7に進んでください。)
7.
注意:次の手順6で、ロードプレートを手前側に開けましたら、ロードプレートを倒して閉めてしまわないように注意してください。CPUソケットのピンが曲がってしまう可能性がゼロではありません。また、CPUソケットの上にものを落としたりしないように注意してください。
8. 手順4の図の④のように、ロードプレートを手前側に開けてください。
9. 下記のリンクの動画は、「i9-7900x」を箱から取り出している動画です。10秒~40秒の部分を視聴してください。
『Intel Core i9 X-Series 7900X Unboxing – YouTube』
https://www.youtube.com/watch?v=FZw2FD-Cl4o
注意:次の手順10で、CPUをプラスチックのケースからは、まだ取り出さないでください。
注意:次の手順10で、プラスチックのケースを開く時に、CPUを落下させたりしないよう注意してください。
10. 手順6で視聴した動画の要領で、CPUの箱を開封して、CPUをプラスチックのケースごと取り出してください。次に、プラスチックのケースを開いて下掲写真のような状態にしてください。
11. CPUをプラスチックのケースに入れたままで、下掲1枚目の写真赤枠の様に「三角のマーク」がある角があることを確認してください。マザーボードを下掲2枚目の写真のように置いたとき、CPUの「三角のマーク」がある角が右上になるように、マザーボードのCPUソケット上に、CPUを置くと思ってください。
12. 次に、CPUには手順11で確認した「三角のマーク」を右上にした時、下掲写真①~④の様に、上辺と下辺に2箇所ずつ「凹み」があることを確認してください。
注意:次の手順11では、まだCPUをCPUソケットに置かないでください。
13. 下掲写真を見てください。下掲の写真は別のマザーボードの写真ですが、同じ型のCPUソケットです。4箇所緑丸で囲んだ部分に突起があります。机の上においてある太田さんのマザーボードのCPUソケットにも(下掲写真とは置いてある向きが異なると思いますが)、同じ部分に突起が4箇所あることを確認してください。
 上記の手順12で確認したCPU側の4箇所の凹みと、マザーボードのCPUソケットの4箇所の突起が合うように、CPUを置くと思ってください。
14. 今一度、何かの金属に触れて、静電気を逃してください。
15. マザーボードは下掲写真の向きに机の上に置いてあるものとします。
注意:次の手順でCPUをプラスチックのケースから取り出します。CPUは必ず4辺の部分を持つようにして、絶対に金属端子のある面に触れないように注意してください。
16. CPUを指で挟んで、プラスチックのケースから出し、下掲写真赤枠の「三角のマーク」が右上になるように持ってください。
17. CPUの「三角のマーク」がある角を右上にしたまま、CPU側の4箇所の凹みと、CPUソケット側の4箇所の突起が合うように、“そーっと”CPUをCPUソケットの上に置いてください。
注意:次の手順18で、ロードプレートはマザーボード側に倒すだけで、力を入れて閉じる必要はありません。
18. 下掲図の様に、ロードプレートをマザーボード側に倒してください。
19. 下掲の左の写真は、右側のレバーが垂直に近い時の写真。右の写真は、右側のレバーを閉めた時の写真です。赤丸の部分を見てください。
 右側のレバーを閉じると、レバーに繋がった部分が回転して、ロードプレートのフックの部分を押さえつける様になるのがわかると思います。
 下掲写真右のような状態に止める必要があると思ってください。
注意:下記の手順20で、右レバーをフックに戻します。レバーをフックに戻すには少し力を入れなければならないのですが、この時、指を滑らせて、レバー閉じることに失敗しないように注意してください。レバーをフックに掛けることに失敗して、レバーが勢い良く跳ねてしまうと、CPUも跳ねてしまうかもしれません。
注意:次の手順20は、普通に右側のレバーを手前に倒せば、正常に止められると思いますので、あまり難しく考えないでください。
20. 右側のレバーを、マザーボード側に軽く倒してください。この時、手順19で確認したように、右側のレバーに繋がった下掲図のBの部分が、ロードプレートのフックの部分に掛かっていることを確認してください。確認できましたら、レバーをマザーボード側に力を入れて倒し、フックに掛けてください。
21. ロードプレートに、黒いプラスチックのソケットキャップがハマっているはずです。この時点で、ソケットキャップは浮き上がって簡単に取り外せるようになっているはずです。下掲図の様に、黒いプラスチックのソケットキャップを取り外してください。取り外したソケットキャップは、マザーボードの箱の中に入れておいてください。
22. 下掲図の様に、左側のレバーを、マザーボード側に力を入れて倒し、フックに掛けてください。
<4> メモリーの取り付け
1. 念の為、何かの金属に触れて、静電気を逃してください。
2. 購入したメモリーを手元に用意して、開封してください。開封方法はお任せします。
3. 今回購入したマザーボードには、左右4本計8本のメモリースロットがあります。右4本のメモリースロット上に、下掲写真緑枠の様に、紙(?)のシールが貼ってあると思います。右上の赤い三角のところを摘んで、このシールを剥がしてください。(流石に、このシールは保管しておかなくても良いと思うのですが、どうするかは太田さんにお任せします。)
4. 次に、下掲写真緑枠の部分に、ビニールの保護シートのようなものが貼られているのではないかと思います。目視で確認して、保護シートが貼られている場合は、剥がしてください。
 また、下掲写真赤枠の部分にも、保護シートが貼られていないか、目視で確認して、貼られていた場合は、剥がしてください。
5. 8本のメモリースロットは、灰色のメモリースロットと黒色のメモリースロットが、交互に並んでいるはずです。まず、この点を確認してください。
 今回、同じ型番のメモリーを4枚購入したので、クアッドチャネルにするわけですが、下掲図の様に、灰色のメモリースロット4本に、メモリーを差すと思ってください。
6. 4本の灰色のメモリースロットに関して、メモリースロットの一方にあるストッパーを外側に開いてください。
7. メモリーの金属端子部分の溝と、メモリースロットの突起が合うようにして、4本のメモリーを4本の灰色のメモリースロットに、手順6で開いたストッパーが内側に閉まるまで押し込んでください。
8. 今一度、差し込んだ4本のメモリーを押し込んで完全に差し込まれていること、ストッパーが内側に閉まっていることを確認してください。
9. 今一度、間違って黒色のメモリースロットにメモリーを差し込んでしまっていないか確認してください。
10. 本日の作業はここまでです。マザーボードをマザーボードが入っていた袋に入れて、物を落としたりしないような安全な場所に、明日まで保管しておいてください。
<太田>
 完了しました。
 最初、メモリと間違えて、SSDをパッケージから出してしまい、あっ2本しかないと慌てましたが・・。
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太田述正コラム#9425(2017.10.27)
<定住・農業・国家(その11)>
→非公開