太田述正コラム#9456(2017.11.12)
<皆さんとディスカッション(続x3524)>
<太田>(ツイッターより)
 インドのニューデリーが、今、ひどい大気汚染状況・・WHO危険水準の75倍・・だってのは知ってたけど、それが農民の(首都周辺じゃ禁止されてる)畑焼きと路上での暖をとるための焚火、という前近代的な原因によるとは知らんかった。
http://www.sfgate.com/news/medical/article/Anger-rises-as-toxic-air-chokes-India-s-capital-12348920.php
 北京の大気汚染の原因とはエライ違いだな。
 「国会報告前に…NHK…出演 “森友疑惑に白旗”会計検査院長の魂胆…“検査の限界”を文書管理のせいにして結論をあらかじめエクスキューズする意図<か>…検査院も結局は「吠えない番犬」…か。」
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_426178/
 私の懸念(コラム#9422)が現実になりそうだねえ。
 「…トランプ米大統領は…日本で安倍首相とゴルフをした際、安倍首相がバンカーで転んだことについて「…私は感動した。今まで見てきたどの体操選手よりも素晴らしかった」と語った。…
 <また、>安倍晋三首相から「あなたが日本と韓国を訪問した後、日韓関係がとても改善し、絆が強化された」と感謝されたことも明らかにした。…」
http://www.asahi.com/articles/ASKCC6WR0KCCUHBI01R.html?iref=comtop_8_02
 「習主席、安倍首相との写真で笑み 日中、関係改善を確認…」
http://digital.asahi.com/articles/ASKCC7DW1KCCUTFK00K.html?rm=367
 トランプにはジョークの材料、習ちゃんには嘲笑の対象、にされる、我らが安倍チャン。
 スゴイ人気。
<zgzVavXI>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
 「難民の子、深い心の傷 銃殺や拷問の絵を描く・・・」
http://www.asahi.com/articles/ASKCC10ZCKCBUHBI02M.html
 何が何でも一神教徒は善で迫害される側であることにしたいユニセフの走狗朝日新聞。
<太田>
 それでは、その他の記事の紹介です。
 連日、女子スケート、大健闘だねえ。↓
 「高木美、1500でV…小平はW杯10連勝・・・」
女子マススタートで優勝した佐藤綾乃(手前、同左は高木菜那)(11日)=若杉和希撮影
http://www.yomiuri.co.jp/sports/winter/20171111-OYT1T50116.html?from=ytop_top
 朝鮮半島住民達の内なる支那事大主義を直視しないこんな学者のコラムを載せてどうすんのよ?↓
 「・・・国際政治の舞台ですでに覇権国となった中国は歴史的・文化的な中華帝国主義のDNAさえ今や隠そうとしない。韓国は今こそ断固たる態度を示さなければ、韓半島で2000年続いた中国従属の歴史が今後またも繰り返されるようになるだろう。
 しかも共産党一党独裁の中国は市民の自由や人権、民主的な多元主義や法治など存在しない国だ。
 韓国ではリベラル派も民族主義者も米国への低姿勢外交には怒りを示すが、どういうわけか中国の前ではどちらもおとなしくなる。あまりにも不思議な現象だ。
 米国にも中国にも断固たる態度で「NO(ノー)」と言えなければ主権国家とは言えない。また中国の覇権的な攻勢に対抗する国家戦略がなければ、韓半島における自由と民主主義を持続させることもできない。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/10/2017111001831.html
 趙紫陽の側近だった人物の言だが、「押し付ける」思想によるさ。アブラハム系宗教はみんな思想を「押し付け」てて問題だと彼は思ってるのだろうか。(私は思ってるが。) いずれにせよ、人間主義「思想」の「押し付け」はえーことだよ。↓
 ・・・In China’s history of more than 3,000 years, there were other leaders who tried to use their own thoughts to regulate the thoughts of others,” he said in an interview in his modest Beijing apartment. “But none were successful. There were only failed attempts・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/chinas-all-powerful-leader-should-heed-the-lessons-from-history-former-official-says/2017/11/09/22e7987a-c39a-11e7-a441-3a768c8586f1_story.html?utm_term=.12ed6246cf5a
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
 <人民網より。
 日中交流人士モノ3篇。↓>
 「中日米の尺八奏者が北京で一堂に会する き乃はちや小湊昭尚も参加・・・
http://j.people.com.cn/n3/2017/1110/c94473-9291224.html
 「世界を旅した日本人が武漢で腰を据える・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1110/c94473-9291034.html
 「「雁行-中日書画・華道展」が杭州で開幕 華道と書画の上質なコラボ・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2017/1109/c94473-9290508.html
 <ここからはサーチナより。(今回は、全部今日頭条記事の引用。)
 定番の日本社会称賛だが、気持ちいーのでちゃんと紹介した。↓>
 「・・・今日頭条は・・・実際に日本を訪れた中国人の手記として、「日本がどれほど発展している国かを紹介しよう」とする記事を掲載した。
 記事はまず、「自分は決して親日家ではない」ということを冒頭で再三強調し、日本について好意的な意見を述べれば、中国ネット上で多くの批判を浴びることになることを承知のうえで、今回客観的な情報を発信することにしたと紹介。さらに、「先進国としての日本について、自分自身が感じ取ったことを偏った感情に基づかないで話す」とした。
 まず、東京を初めて訪れた際に驚いたのは「非常に複雑に発達した交通機関」だったとした。中国と違って、日本の交通機関は国営ではないため、複数の企業が公共交通機関を運営していると紹介。競争があるからこそ、その利便性は中国以上であり、「電車もバスも時間に正確に運行していることは、中国人からすれば驚異的」だとした。
 また「日本人の民度」ついて触れ、「どれだけGDPが多くても、高層ビルが立ち並んでいても、その国の国民の民度が低ければ、その社会は野蛮で立ち遅れた旧社会と言わざるを得ない」と指摘する一方、日本に「成熟した社会」が存在することは、日本国民が体現していると指摘。秩序があって、他人やルールを尊重する日本人の姿はまさに「成熟した社会」を示すものだったと論じつつ、中国人も幼少の頃から「列に並ぶこと」、「公共の場で大声で騒がないこと」などを教えられるが、多くの人はその教えを忘れてしまっているとした。
 記事は、「中国がさらなる発展を遂げるためにも、日本の真の姿から目を逸らさず、日本の優れた点を認めることが重要だ」とまとめている。また、この中国人のように自由に意見を表明できることも重要だとし、日本の良い点を素直に評価しただけで批判の声があがる中国の現状を暗に批判した。」
http://news.searchina.net/id/1647754?page=1
 <日本文明総体継受も仕上げ段階? ちと早いのでは?↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本旅行から帰ると毎回解放された感じがする」とする記事を掲載した。
 この中国人筆者も初めて日本に来た時には大きな衝撃を受けたという。道路もトイレも非常にきれいで、人は多いのに秩序正しい電車の車内など、「中国の大都市病があっという間に治った感じ」と独特の表現で伝えた。またどこに行っても忘れられない出会いがあったと懐かしげに振り返った。
 このように、日本に魅了されたという筆者だが、今は日本は「旅行だけで十分」と感じているという。実際、中国の町はゴミだらけで、渋滞がひどく、1日中クラクションが鳴り響き、地下鉄では大声で電話するのが当たり前の光景だが、だからこそ、数日経つと中国の喧騒が懐かしく感じられ、しんと静まり返った京都の夜などは「苦痛」ですらあったという。
 日本の良さが民度だとしたら、中国の良さは何だろうか。記事は中国式の「自由」と「礼儀」だと分析。中国は街中でもレストランでもにぎやかで、オープンな雰囲気があるという。鳴りやまないクラクション、あちこちで電話のベルが鳴り話し声の絶えない地下鉄などは、むしろ自由の裏返しだと論じた。そして、話してみなければわからない日本流の人付き合いと違い、「表情で感情や考えを表す」のは中国流の礼儀で中国の良さだと主張した。
 ・・・記事は、もう自分を過小評価することも過大評価することもない、とそれぞれの良さを認め合うように促して締めくくった。」
http://news.searchina.net/id/1647750?page=1
 <定番の客観記事。↓>
 「中国人の目には「奇妙」に映る、日本人独特の習慣・・・」
http://news.searchina.net/id/1647753?page=1
 <新手の客観記事。↓>
 「どうして中国では日本のような「インスタントご飯」が流行らないのか・・・」
http://news.searchina.net/id/1647752?page=1
 <ガス抜きが藪蛇に?↓>
 「・・・今日頭条は・・・生食は日本の専売特許ではないとする記事を掲載した。記事は「生食と言えばみんな真っ先に日本を思い浮かべるだろう。四方を海で囲まれた日本では、海産物が豊富に取れる。そして素材の特徴を活かすことに主眼が置かれる日本にとって、生食はもってこいの食べ方。様々な加工方法や調味方法により、様々な風味を生み出している」とし、活き造りや踊り食い、洗いといった生食の方法を紹介した。
 一方で「知っている人は少ないが、日本の生食文化の起源は中国にあり、唐代に日本に伝わったのだ。中国では生食文化は徐々に廃れていったが、今でも中国には一部で生食の習慣が残っている。味も日本の刺身に負けないのだ」としている。そして、淡水魚の薄切り肉を人参や玉ねぎなどの野菜や数多くの薬味、調味料と混ぜ合わせる「順徳魚生」のほか、シャコやカニ、牡蠣を調味液に漬け込む料理、エビを生きたまま酒に漬けて食べる料理などを紹介した。
 中国の生食料理は生の魚介類をそのまま食べるのではなく、調味料に漬け込んだり絡めたりして臭みなどを取ってから食べるものが多いようだ。
 中国のネットユーザーからは「生食は確かに日本だけのものではない。しかし、生食を芸術品にしたのは日本だけ。食材にしろ調理器具や技術にしろみな精緻であり、おいしいことこの上ない。日本の刺身を食べてしまえば、中国や韓国の生食は一口も食べられない」と、日本の生食文化に対するお褒めの言葉も見られる。」
http://news.searchina.net/id/1647751?page=1
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<太田>
 一番下のHDDにSATAケーブルが装着されていませんが、マザーボードのどこにも
う一方が装着されているのでしょうか。
⇒下掲リンク画像の4番のSATAポートに接続されているSATAケーブルの他方のコネクターを接続してください。
<URL省略(太田)>(K.K)
 また、ケースの裏側に添付写真の同じ形の端子が二つ出ていましたが、これは
どこに繋ぐんでしたっけ?
<写真省略(太田)>
⇒下掲リンク画像の緑枠を付けていない小さいコネクターですよね。探すと合計で3個あると思います。
<URL省略(太田)>
 これは、ケースファンコントローラーのコネクターで、ケースファンの電源コネクターを接続するコネクターなのですが、今回は、マザーボードのファンコントロール機能を使用しますので、何も接続されていない状態で大丈夫です。(K.K)
<K.K>
≫さっそく取り付け、カードリーダーのケーブルも装着しました。≪(コラム#9454。太田)
 USB3.0増設ボードには、補助電源ケーブルを接続して、電源ユニットから電力を供給する必要があります。まだ補助電源ケーブルを接続していない場合は、下記の手順で装着してください。必ずしも本日行う必要はありませんが、裏配線(ケース右側面のケーブルの整理)より先に行ってください。
1.電源ユニットに付属してきたケーブル群から下記のリンク画像のコネクターが付いたケーブルを取り出してください。
<URL省略(太田)>
2.上記手順1で取り出したケーブルの一方の端の「6ピンコネクター」を、フックのある方を上にして、下掲リンク画像の緑枠のいずれかのコネクターに差し込んでください。ケース後方を左手で押さえて、必ず強く押し込んでください。
<URL省略(太田)>
3.下掲リンク画像の緑枠内の穴に、当該のケーブルのSATA電源コネクターを通せるかどうか、判断してください。
<URL省略(太田)>
4.上記手順3で、
通せると判断した場合:手順3画像の1番のケーブルホールから、当該のケーブルをケース外に出して、緑枠内の穴からケース内に入れてください。
通せないと判断した場合:太田さんの裁量で、当該のケーブルの配線を考えてください。(ケースの右外に出すのは止めて、ケース左の空間上に置く、ということでも良いです。)
5.ケーブルに3個付いているSATA電源コネクター(手順1画像参照)の内、ケーブルの最先端に付いているコネクターを、コネクターのL字形の穴の角の部分が奥になるように持ってください。
6.コネクターを下掲画像(マザーボードに取り付けられているUSB3.0増設ボードは下掲写真とは上下逆の状態)の緑枠内のコネクターに差し込んでください。
<URL省略(太田)>
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太田述正コラム#9457(2017.11.12)
<石野裕子『物語 フィンランドの歴史』を読む(その6)/映画評論50:火花>
→非公開