太田述正コラム#9596(2018.1.21)
<皆さんとディスカッション(続x3594)>
<太田>(ツイッターより)
「カードが消える日、すぐそこ 手や顔かざして決済 …」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25952960Q8A120C1EA1000/?nf=1
おースンバラシー。
生体認証方式(指なのか手のひらなのか顔なのか)を統一してくれりゃあなお良いなあ。
とにかく、財布の中がカードだらけでパンパンなんだけど、スマホのアップルペイじゃなんだか心許ないんだもんな。
そろそろ、次回のオフ会「講演」に係るクイズを。
江戸時代において、理想的選良像の確立に決定的役割を果たした人物を、理由を付して2人あげよ。
正解した人が名誉読者じゃない場合は、半年間名誉読者になれる特典付き。
これ、ひょっとして、今までの中で一番易しいかもね。
(訂正)江戸時代において→江戸時代における
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
2月(16日じゃなく)1日らしいね。↓
「強運も味方、「藤井五段」へあと1勝 順位戦観戦記・・・
昇級を争うライバルが負け、唯一の無敗となった。2月1日の9回戦で勝てば昇級が決まり、五段に昇段する。・・・」
https://digital.asahi.com/articles/ASL1L6WZQL1LPTFC018.html?_requesturl=articles%2FASL1L6WZQL1LPTFC018.html&rm=497
中身読むと分かるが、日本人がキレイ好きってだけのことだろ。
そもそも、ストレスがかかる物事は全て男性に押し付けてる日本の女性が家事くらいマジメにやって当然。↓
「このままでは国が滅ぶ…日本の女性が家事をしすぎる理由とは・・・」
https://jisin.jp/serial/life/kurashi/32337
日本の伝統的な中性文化を指摘した、アメちゃん学者としてはできのよろしいコラムだ。↓
Exploring Japan’s ‘genderless’ subculture
http://edition.cnn.com/style/article/genderless-kei-fashion-japan/index.html
頑張れ頑張れ、朝鮮日報。↓
「韓日の子どもたちが描く夢の違い・・・
日本の科学界が22人のノーベル賞受賞者を輩出した根底には、命を懸けた「匠」の精神と特定の分野に没頭する「オタク文化」がある。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/19/2018011901703.html
どっちも間違い。
そもそも、巨大な島国の核装備してる米国に、核時代において軍事的脅威基本的になし、かつ、イスラム・テロリストは治安問題で軍事問題じゃないんだし、中露と軍事的に張り合うという発想がオカシイ・・前者は中長期的に張り合うこと不可能、後者は無視してりゃよろしい。↓
The Pentagon says China and Russia are bigger problems for U.S. than terrorists. ・・・
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2018/01/20/the-pentagon-says-china-and-russia-are-bigger-problems-for-u-s-than-terrorists-american-voters-may-not-agree/?utm_term=.dd223e57711b
19世紀に確立していたタイクツなドイツ人像どんぴしゃなのが最近のドイツ人達だとさ。
ナチスドイツ時代のドイツ人も実はそのままだったんでは?↓
・・・Der deutsche Michel” or “the German Michel,”・・・was popularized in the 19th century as a character whose limited perspective causes him to shun great ideas, eschew change, and aspire only to a decent, quiet, and comfortable life.
・・・<This> Michel has now made a comeback. ・・・
http://www.atimes.com/weekend-needs-editing-germany-slept/
そんなこと言ったって、女性の怪物なんて用語矛盾に等しいからなあ。↓
Must monsters always be male? Huge gender bias revealed in children’s books ・・・
https://www.theguardian.com/books/2018/jan/21/childrens-books-sexism-monster-in-your-kids-book-is-male
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
勝手に日中交流人士モノに仕立て上げられちゃっても困るんだけど。↓>
「四大陸フィギュアスケート選手権、中日が精鋭を派遣・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0120/c94473-9317630.html
<これぞ、正統派の日中交流人士モノ。↓>
「中日伝統劇の芸術家たちが北京の舞台で共演・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0119/c94473-9317484.html
<ここからはサーチナより。
イチゴをだしにした日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条は・・・日本の冬がイチゴの季節であることを紹介する記事を掲載した。
記事は、「日本のドラマを見たことがある人は、日本人のイチゴに愛する熱愛ぶりを知っていることだろう。冬の間じゅう、日本全国にはイチゴの香りが漂うのだ。そして、食いしん坊たちの『イチゴ欲』を満たすため、日本の業者たちはさまざまなイチゴの限定商品を繰り出してくるのだ」とした。
そしてまず、イチゴのショートケーキやタルト、ミルフィーユなどスイーツ店に並ぶイチゴ関連スイーツの数々を紹介。この時期はイチゴがスイーツの主役として君臨し、ほかのあらゆる果物はみな脇役に転じることになるのだ、と説明している。
続いて、この時期に「イチゴ祭り」が繰り広げられる場所として、ホテルのバイキングレストランを挙げた。ホテルバイキングの「限定イチゴスイーツ」はよりゴージャスであり、あっという間に予約で埋まってしまう所もあるとし、人気のホテルでは利用客を楽しませるために毎年メニューを変える工夫もされていることを伝えた。
さらに、コンビニでもこの時期にはイチゴに関連した商品が多数並ぶとし、イチゴのアイスクリームを始めとする様々なイチゴフレーバーのお菓子のほか、イチゴ味のサワーやカクテルなどの酒類商品も数多く販売されると紹介している。
記事は「日本のイチゴシーズンは4月頃に終わる。シーズンの最後は、ちょうどサクラの季節と重なるのだ」とし、春節を始めとする冬の時期に日本を訪れる中国のグルメ愛好家たちは忘れずにイチゴを楽しむよう呼びかけた。」
http://news.searchina.net/id/1651975?page=1
<中華料理関係者達に奮起を促す習ちゃん。↓>
「・・・今日頭条は・・・「どうして日本料理はわれわれの飲食市場でますますシェアを伸ばしているのか」とする記事を掲載した。近年中国の都市部を中心に日本料理店が急速に増えているようだが、日本や日本食に対する興味の高まりとともに、ある変化が背景にあるという。
記事は、「日本料理店はここ数年、中国の国内で確かに新規オープンが多くなっている。日本料理の影響は新たな段階に入った。国外では往々にして高級なイメージが抱かれており、寿司や刺身といったおいしい食事もさることながら、精神面の体験がより重視される。日本人の匠の精神も価格に含まれているのだ」とした。
また、日本人はセルフプロデュースに長けており、グルメをテーマにした映像作品によって日本の飲食文化を大々的に広めていると説明。日本の調理人たちも積極的に外国人の市場開拓に取り組んでおり、自身のスタイルを西洋文化に溶け込ませることで、西洋人の生活ニーズにマッチさせようと努力していることを伝えた。
そして、中国市場については「日本料理が入ってきてから長い時間が経過した。かつてはとにかく高級というイメージだったが、ここ数年では庶民的な日本料理店が数多く生まれ、あまり多くのお金を費やさなくても日本料理を楽しむことができるようになった。それゆえ、日本料理が中国市場のシェアを拡大し続けているのである」と紹介している。
記事は、日本料理に対して中国料理は西洋市場で現地の文化との深いレベルのコラボレーションが起こっていないと指摘。従来の中国料理の壁を打ち破るような新たな中国式飲食の形式が、まだまだ模索中の段階であるとの見方を示した。」
http://news.searchina.net/id/1651976?page=1
<ここからは今日頭条記事以外の引用。
定番だが一応工夫が。↓>
「・・・中国メディアの房天下は・・・日本人のトイレに対する概念は「文化」であるとして、日本のトイレは日本人の細かさを如実に表している場所だとする記事を掲載した。
中国人からすると日本人のトイレに対する扱いは「まるで神格化されているかのようだ」と感じるとし、日本で数年前にヒットした「トイレの神様」という曲と、その物語で幼い女の子がトイレを掃除している姿は中国人に深い印象を与えるものとなったと紹介。中国人にとっては、トイレに神様がいて、清潔に保つことで日々を安泰に過ごせるという信仰があれば、日本人ほどトイレの清潔さにこだわる理由として納得がいくようである。
しかし、中国の概念としては住居の造りから分かるように、シャワー室のある空間に洗面台と洗濯機が置かれていて、そこに便器もあるのが家庭のトイレ空間なのだ。つまり、中国では日本のように「トイレだけの空間」はないので、日本人が抱くような自分だけの密室という安心感はなく、あえて長く居たいとも感じないのだ。
また、日本のトイレは換気の為の小窓や換気扇、多機能便座には消臭機能が付いていることを強調したほか、日本ではトイレのさまざまな消臭グッズが販売されていることを紹介し、日本人がいかにトイレにこだわっているかを伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1651971?page=1
<だからどうした?↓>
「中国の新たなスマホメーカーが間もなく日本上陸、イメージキャラクターは一体誰だ?・・・中国メディア・鳳凰網・・・」
http://news.searchina.net/id/1651972?page=1
<ガス抜きやねん。↓>
「・・・中国メディアの新浪は・・・「日本が無理やり勝ち取ったインドの高速鉄道は、未完成に終わるだろう」と先行きを悲観する記事を掲載した。
インドの高速鉄道に関して、日本は特に中国との激しい受注合戦の末、受注を決めた経緯がある。記事は、日本が「無理やり受注を勝ち取った」のは、中国への警戒という政治的側面でインドと日本の立場が一致したためであると主張した。それにしても、「きっと未完成に終わる」と悲観するのはなぜだろうか。
その1つの理由が「資金面」の問題だ。日本は建設費用9800億ルピーのうち約80%を円借款で供与し、しかも、利率0.1%、50年で償還という破格の条件で提供する。記事は、大幅な円安になった場合、日本は大きな損失になるだろうとした。
2つ目の理由は「土地と建設コスト」の問題だ。現行のインドの法律では土地を取得できるかは何とも言えない状況で、高架橋にすると建設コストがさらにかかるかもしれないという。また、完成後の乗車料金は高額となり、多くの貧困者を抱えるインドでは建設費の回収は難しいだろうと論じた。3つ目の理由は、「反対の声が少なくない」ことだ。インドの鉄道管理レベルを考えると安全面でのリスクがあり、国内の宗教的対立、経済発展の不均衡ゆえにテロ行為の可能性も否定できないという。
最後は「インドの目にあるのは日本だけではない」ことだ。インドは政治に独立性を求めており、中国のみならず米国や日本も警戒していると記事は主張。自身が最大限の利益を得るために、日本のみならず、フランスやドイツ、中国などとも引き続き接触を保つことが考えられるのだという。」
http://news.searchina.net/id/1651974?page=1
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太田述正コラム#9597(2018.1.21)
<大澤武司『毛沢東の対日戦犯裁判』を読む(その1)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x3594)
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