イギリスと騎士道(その11) 公開日:2011年11月4日 アングロサクソン 太田述正コラム#4930(2011.8.14) <イギリスと騎士道(その11)>(2011.11.4公開) 『宮廷人』は、同時代のイギリスでは、騎士道の精神が非騎士たる指導層にも広まっていたというのに、(イギリスを除く […] 続きを読む
イギリスと騎士道(その10) 公開日:2011年11月3日 アングロサクソン 太田述正コラム#4928(2011.8.13) <イギリスと騎士道(その10)>(2011.11.3公開) <脚注:アーサー王の円卓の騎士> アーサー王伝説におけるあの有名な円卓(The Round Table)は、そ […] 続きを読む
イギリスと騎士道(その9) 公開日:2011年11月2日 アングロサクソン 太田述正コラム#4926(2011.8.12) <イギリスと騎士道(その9)>(2011.11.2公開) (3)騎士道の属性 騎兵に関する英語ウィキペディアは、中世の文学を通じてうかがえる騎士道の属性は、互いに重なり […] 続きを読む
イギリスと騎士道(その8) 公開日:2011年11月1日 アングロサクソン 太田述正コラム#4924(2011.8.11) <イギリスと騎士道(その8)>(2011.11.1公開) さて、サラディンについてです。 彼の名前の正しい読みは、サラーフッディーン(=サラーフ・アッ=ディーン。1138 […] 続きを読む
イギリスと騎士道(その7) 公開日:2011年10月31日 アングロサクソン 太田述正コラム#4922(2011.8.10) <イギリスと騎士道(その7)>(2011.10.31公開) では、最後にあげられていた、二人目のフランス人騎士のジョフロイ・ド・シャルニ(1300?~56年)はどうでしょ […] 続きを読む
イギリスと騎士道(その6) 公開日:2011年10月30日 アングロサクソン 太田述正コラム#4920(2011.8.9) <イギリスと騎士道(その6)>(2011.10.30公開) 3 イギリスで生まれた騎士道 (1)序 かつて私は、コラム#3137で、「私はイギリスに封建時代はなかったとか […] 続きを読む
イギリスと騎士道(その5) 公開日:2011年10月29日 アングロサクソン 太田述正コラム#4918(2011.8.8) <イギリスと騎士道(その5)>(2011.10.29公開) 「・・・次第に騎士道は衰退した。 騎士道はカネの嵩む営みであり、郷紳(gentry)や小貴族(lesser n […] 続きを読む
イギリスと騎士道(その4) 公開日:2011年10月28日 アングロサクソン 太田述正コラム#4916(2011.8.7) <イギリスと騎士道(その4)>(2011.10.28公開) エ エドワード3世 ソールは、<次の>フェーズを、エドワード3世(Edward III<。1312~77年 […] 続きを読む
イギリスと騎士道(その3) 公開日:2011年10月27日 アングロサクソン 太田述正コラム#4914(2011.8.6) <イギリスと騎士道(その3)>(2011.10.27公開) ウ エドワード1世 「特にエドワード1世(Edward I<。1239~1307年 http://en.w […] 続きを読む
イギリスと騎士道(その2) 公開日:2011年10月26日 アングロサクソン 太田述正コラム#4912(2011.8.5) <イギリスと騎士道(その2)>(2011.10.26公開) (2)始まり 「イギリスでは、物語は、劇的に異なる戦争のテクノロジーの衝突であったところの、ノルマン人による征 […] 続きを読む
イギリスと騎士道(その1) 公開日:2011年10月25日 アングロサクソン 太田述正コラム#4910(2011.8.4) <イギリスと騎士道(その1)>(2011.10.25公開) 1 始めに 私のコラムは、多かれ少なかれ、相互に関連しあっていますが、アングロサクソン論は中心的な位置の一つを占 […] 続きを読む
イギリスにおける近代議会の誕生(その2) 公開日:2011年10月15日 アングロサクソン 太田述正コラム#5053(2011.10.15) <イギリスにおける近代議会の誕生(その2)> 3 イギリス議会 (1)序 ジェンキンスは、次のように言っています。 「戦争にはカネが必要だったが、これは、<国王が納 […] 続きを読む
イギリスにおける近代議会の誕生(その1) 公開日:2011年9月23日 アングロサクソン 太田述正コラム#5009(2011.9.23) <イギリスにおける近代議会の誕生(その1)> これは、9月23日に東京で行うはずであった講演会(オフ会)のために用意した講演草稿の前半部分です。改めて10月15日に順延さ […] 続きを読む
イギリス人の起源をめぐって(その3) 公開日:2011年9月11日 アングロサクソン 太田述正コラム#4822(2011.6.21) <イギリス人の起源をめぐって(その3)>(2011.9.11公開) なお、この学説については、2006年7月18日にBBCが電子版で報じています。 http://news […] 続きを読む
イギリス人の起源をめぐって(その2) 公開日:2011年9月10日 アングロサクソン 太田述正コラム#4820(2011.6.20) <イギリス人の起源をめぐって(その2)>(2011.9.10公開) 補足しつつ、もう少し詳しくコメントしたいと思います。 この学説は、2006年7月に発表されたもの h […] 続きを読む
イギリス人の起源をめぐって(その1) 公開日:2011年9月9日 アングロサクソン 太田述正コラム#4818(2011.6.19) <イギリス人の起源をめぐって(その1)>(2011.9.9公開) 1 始めに 昨日、今からご紹介する、シュピーゲル誌の記事を読んであわてました。 イギリス人の起源の話な […] 続きを読む
正義について(その3) 公開日:2009年12月12日 アングロサクソン 太田述正コラム#3626(2009.11.4) <正義について(その3)>(2009.12.12公開) エ 道徳的(vituous)自由主義 このように、二つの現代自由主義の派は、そのあらゆる違いにもかかわらず、ロ […] 続きを読む
正義について(その2) 公開日:2009年12月11日 アングロサクソン 太田述正コラム#3624(2009.11.3) <正義について(その2)>(2009.12.11公開) (3)各論 ア 功利主義 「・・・<正義の>定義の第一のものは、社会的厚生(social welfare)の […] 続きを読む
正義について(その1) 公開日:2009年12月10日 アングロサクソン 太田述正コラム#3622(2009.11.2) <正義について(その1)>(2009.12.10公開) 1 始めに ハーバード大学の学部で、毎年、1,000人の学生が集まる超人気講義が本になり、米国(と部分的に英国)で […] 続きを読む
竹山道雄抄 公開日:2008年11月30日 アングロサクソン 太田述正コラム#2577(2008.5.29) <竹山道雄抄>(2008.11.30公開) 1 始めに コラム#1019で、 「ナチスのホロコーストは、ポグロムのカトリック・プロテスタント版であると言えますし、共産主 […] 続きを読む
スコットランドと近代民主主義の起源(その2) 公開日:2008年10月18日 アングロサクソン 太田述正コラム#2472(2008.4.7) <スコットランドと近代民主主義の起源(その2)>(2008.10.18公開) 3 その意義 イギリスによって退位させられ、イギリスの囚われ人となったスコットランド国王ジョン […] 続きを読む
スコットランドと近代民主主義の起源(その1) 公開日:2008年10月17日 アングロサクソン 太田述正コラム#2470-1(2008.4.6) <スコットランドと近代民主主義の起源(その1)>(2008.10.17公開) 1 始めに これまでスコットランドはしばしばとりあげてきています(注1)が、スコットランド […] 続きを読む
読者によるコラム:太田アングロサクソン論(その2) 公開日:2008年9月2日 アングロサクソン 太田述正コラム#2766(2008.9.2) <読者によるコラム:太田アングロサクソン論(その2)> 8.本来的には反民主主義的な文明 「ゲルマン人にとっては、戦争による掠奪こそ、その生業であった。 ゲルマン人の政治 […] 続きを読む
読者によるコラム:太田アングロサクソン論(その1) 公開日:2008年9月1日 アングロサクソン 太田述正コラム#2764(2008.9.1) <読者によるコラム:太田アングロサクソン論(その1)> (これは、遠江人さんによるコラムです。) –太田さんオリジナルの文明論「アングロサクソン論」の紹介 […] 続きを読む
アイルランドがやってのけた椿事 公開日:2008年8月10日 アングロサクソン 太田述正コラム#2611(2008.6.15) <アイルランドがやってのけた椿事>(2008.8.10公開) 1 始めに EU本部及びEU全加盟国がショックを受けています。 EU加盟国たるアイルランドで6月13日に行 […] 続きを読む
オバマ熱の欧州とアングロサクソン論 公開日:2008年8月5日 アングロサクソン 太田述正コラム#2601(2008.6.10) <オバマ熱の欧州とアングロサクソン論>(2008.8.5公開) 1 始めに イギリスはアングロサクソン文明、欧州諸国は欧州文明、米国はアングロサクソン文明を基調とし、それ […] 続きを読む
世界帝国とその寛容性・包摂性(その3) 公開日:2008年7月31日 アングロサクソン 太田述正コラム#2324(2008.1.26) <世界帝国とその寛容性・包摂性(その3)>(2008.7.31公開) また別の書評子は、チュアのこの本を読み、自国である米国に思いをはせて次のように述べている。 「米国 […] 続きを読む
世界帝国とその寛容性・包摂性(その2) 公開日:2008年7月30日 アングロサクソン 太田述正コラム#2321(2008.1.25) <世界帝国とその寛容性・包摂性(その2)>(2008.7.30公開) (6)オランダ オランダは、1492年から1715年にかけて、欧州各地で宗教的迫害を受けたユダヤ人 […] 続きを読む
世界帝国とその寛容性・包摂性(その1) 公開日:2008年7月29日 アングロサクソン 太田述正コラム#2317(2008.1.23) <世界帝国とその寛容性・包摂性(その1)>(2008.7.29公開) 1 始めに 移民の受け入れとか外国人への地方参政権の付与と聞いただけで、相変わらず拒否反応を示す日本 […] 続きを読む
スコットランドの近現代への貢献(その2) 公開日:2008年7月18日 アングロサクソン 太田述正コラム#2281(2008.1.4) <スコットランドの近現代への貢献(その2)>(2008.7.18) 3 各論 (1)アイケンヘッドの処刑(PP2~12) 1696年の8月、スコットランドのエジンバラを四 […] 続きを読む
スコットランドの近現代への貢献(その1) 公開日:2008年7月17日 アングロサクソン 太田述正コラム#2279(2008.1.3) <スコットランドの近現代への貢献(その1)>(2008.7.17公開) 1 始めに 12月中に会費代わりのアマゾン・ギフト券を使って三冊の洋書を注文したところ、うち二冊が届 […] 続きを読む
ヨーロッパ史序論習作紹介 公開日:2008年7月16日 アングロサクソン 太田述正コラム#2276(2008.1.2) <ヨーロッパ史序論習作紹介>(2008.7.16公開) 1 始めに 1997年に書いた私の小論、ヨーロッパ史序論(未完)が出てきたので、まだ習作的なレベルにとどまっている上 […] 続きを読む
昔の文明論コラム2篇 公開日:2008年7月13日 アングロサクソン 太田述正コラム#2266(2007.12.29) <昔の文明論コラム2篇>(2008.7.13公開) 1 始めに コラム#2253に引き続き、自衛隊専門新聞「朝雲」に1990-1993年の間、隔週74回にわたって連載さ […] 続きを読む
日本人のアングロサクソン論(続)(その4) 公開日:2007年10月5日 アングロサクソン 太田述正コラム#1699(2007.3.22) <日本人のアングロサクソン論(続)(その4)>(2007.10.5公開) (3)ヒュームは英国最大の哲学者? 「イギリス史を論じる時に、特定の人物の役割を過大視すること […] 続きを読む
日本人のアングロサクソン論(続)(その3) 公開日:2007年10月4日 アングロサクソン 太田述正コラム#1696(2007.3.19) <日本人のアングロサクソン論(続)(その3)>(2007.10.4公開) 渡部氏は、「昔は特に常識的だったというわけではな<い>・・イギリス<であったところ、そのイギリス […] 続きを読む
日本人のアングロサクソン論(続)(その2) 公開日:2007年10月3日 アングロサクソン 太田述正コラム#1695(2007.3.18) <日本人のアングロサクソン論(続)(その2)>(2007.10.3公開) (3)イギリスに対仏劣等感があった? さて、皆さんが混乱するのが目に見えていますが、渡部氏がこ […] 続きを読む
日本人のアングロサクソン論(続)(その1) 公開日:2007年10月2日 アングロサクソン 太田述正コラム#1694(2007.3.17) <日本人のアングロサクソン論(続)(その1)>(2007.10.2公開) 1 始めに まだ、最初のシリーズが完結していませんが、日本のアングロサクソン専門家によるアングロ […] 続きを読む
日本人のアングロサクソン論(その3) 公開日:2007年9月30日 アングロサクソン 太田述正コラム#1692(2007.3.15) <日本人のアングロサクソン論(その3)>(2007.9.30公開) これから先は、学者ではなく、金融界の第一線で活躍してこられたお二人のアングロサクソン論についてです。 […] 続きを読む
日本人のアングロサクソン論(その2) 公開日:2007年9月29日 アングロサクソン 太田述正コラム#1690(2007.3.13) <日本人のアングロサクソン論(その2)>(2007.9.29公開) 糸瀬氏は、この本の中で、次のようなことをおっしゃっています。 →の後に記されているのは私見です。 […] 続きを読む
日本人のアングロサクソン論(その1) 公開日:2007年9月27日 アングロサクソン 太田述正コラム#1689(2007.3.12) <日本人のアングロサクソン論(その1)>(2007.9.27公開) 1 始めに 私が自分のアングロサクソン論の発信を積極的に始めてから、早くも6年経ちましたが、読者の皆さ […] 続きを読む
アングロサクソンの起源 公開日:2007年3月10日 アングロサクソン 太田述正コラム#1687(2007.3.10)<アングロサクソンの起源> (本篇は、情報屋台用のコラムを兼ねています。) 1 始めに 昨年、オックスフォード大学のオッペンハイマー(Stephen Oppenheime […] 続きを読む
アングロサクソンはやはり純粋ゲルマン人だった? 公開日:2006年7月20日 アングロサクソン 太田述正コラム#1349(2006.7.20)<アングロサクソンはやはり純粋ゲルマン人だった?>(有料→公開) (これは有料版です。) 1 始めに 以前(コラム#379で)、「イギリス人はアングロサクソンではなく、ア […] 続きを読む
アングロサクソンによる20世紀以降の原住民虐待(その3) 公開日:2006年6月18日 アングロサクソン 太田述正コラム#1304(2006.6.18) <アングロサクソンによる20世紀以降の原住民虐待(その3)> ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 7月8日のオフ会は、確 […] 続きを読む
アングロサクソンによる20世紀以降の原住民虐待(その2) 公開日:2006年6月17日 アングロサクソン 太田述正コラム#1303(2006.6.18) <アングロサクソンによる20世紀以降の原住民虐待(その2)> (本篇は、コラム#1293の続きです。) 3 米国における住民虐待弁護論とその批判 (1)始めに 住民虐待 […] 続きを読む
アングロサクソンによる20世紀以降の原住民虐待(その1) 公開日:2006年6月13日 アングロサクソン 太田述正コラム#1293(2006.6.13) <アングロサクソンによる20世紀以降の原住民虐待(その1)> 1 1920??21年の英国によるアイルランド人虐待 今年のカンヌ映画祭では、パルム・ドール(大賞)が英国人 […] 続きを読む
アングロサクソン論をめぐって(続x3)(その3) 公開日:2006年5月25日 アングロサクソン 太田述正コラム#1256(2006.5.25) <アングロサクソン論をめぐって(続x3)(その3)> この手の論考は、イギリス人の間では常識的な共通認識・・アングロサクソン文明は世界の頂点に位置し、欧州文明も、その他の […] 続きを読む
アングロサクソン論をめぐって(続x3)(その2) 公開日:2006年5月24日 アングロサクソン 太田述正コラム#1255(2006.5.25) <アングロサクソン論をめぐって(続x3)(その2)> そもそもこの論考の筆者が、代表的な啓蒙思想家として、ロックのほか、ヒューム、スミスとヴォルテールを挙げたところにトリ […] 続きを読む
アングロサクソン論をめぐって(続x3)(その1) 公開日:2006年5月24日 アングロサクソン 太田述正コラム#1254(2006.5.24) <アングロサクソン論をめぐって(続x3)(その1)> (本稿は、同じタイトルの「続」(コラム#1157)、ないし「続々」シリーズ(コラム#1161、1165、未完)の続き […] 続きを読む
アングロサクソン論をめぐって(続々)(その2) 公開日:2006年4月6日 アングロサクソン 太田述正コラム#1165(2006.4.5) <アングロサクソン論をめぐって(続々)(その2)> 宗教の弾圧と政治的/世俗的宗教の誕生によって、一旦トドメを刺されたかに見えたカトリック教会は、その後見事に息を吹き返す。 […] 続きを読む
アングロサクソン論をめぐって(続々)(その1) 公開日:2006年4月4日 アングロサクソン 太田述正コラム#1161(2006.4.3) <アングロサクソン論をめぐって(続々)(その1)> (コラム#1142で登場した、読者の小坂亜矢子さんからのメールを、私のホームページの掲示板に転載してあるのでご参照下さい […] 続きを読む
アングロサクソン論をめぐって(続) 公開日:2006年4月1日 アングロサクソン 太田述正コラム#1157(2006.4.1) <アングロサクソン論をめぐって(続)> 1 始めに 私のコラムの切り口は、アングロサクソン論と軍事論であることは皆さんご存じの通りです。 そのアングロサクソン論に関連して […] 続きを読む
アングロサクソン論をめぐって(その2) 公開日:2006年3月25日 アングロサクソン 太田述正コラム#1144(2006.3.25) <アングロサクソン論をめぐって(その2)> >アングロサクソンのやり方は徹底的で冷静で手段を選ばない金儲け主義であり、暴利をむさぼることを恥としない価値観である。合法ならば […] 続きを読む
アングロサクソン論をめぐって(その1) 公開日:2006年3月25日 アングロサクソン 太田述正コラム#1142(2006.3.24) <アングロサクソン論をめぐって(その1)> <読者の問題提起> 太田述正 先生 いつもメルマガを配信してくださってありがとうございます。 興味深い選りすぐりのニュースと鋭い […] 続きを読む
法の優位(その2)(アングロサクソン論11) 公開日:2005年8月5日 アングロサクソン 太田述正コラム#814(2005.8.5) <法の優位(その2)(アングロサクソン論11)> (本篇の上梓は7月29日です。8月4日?12日の間、夏休みをとるので、コラム上梓頻度を増しています。) 4 法の優位の淵源 […] 続きを読む
法の優位(その1)(アングロサクソン論11) 公開日:2005年8月3日 アングロサクソン 太田述正コラム#812(2005.8.3) <法の優位(その1)(アングロサクソン論11)> (本篇は、コラム46、54、74、81、84、88、89、90、91、92の続きであり、7月28日に上梓しました。8月4日か […] 続きを読む
英国の「太平洋戦争」への思い(その2) 公開日:2005年7月28日 アングロサクソン 太田述正コラム#806(2005.7.28) <英国の「太平洋戦争」への思い(その2)> (本篇は、7月25日深更に上梓しました。) 3 日本の都市への戦略爆撃 私が毎日見ている無償電子版の範囲では、東京大空襲について […] 続きを読む
英国の「太平洋戦争」への思い(その1) 公開日:2005年7月27日 アングロサクソン 太田述正コラム#805(2005.7.27) <英国の「太平洋戦争」への思い(その1)> (本篇は、7月25日に上梓しました。) 1 始めに 対日戦勝利60周年ということで、英国で改めて「太平洋戦争」の回顧が行われて […] 続きを読む
軍事とアングロサクソン 公開日:2005年6月2日 アングロサクソン 太田述正コラム#741(2005.6.2) <軍事とアングロサクソン> (6月1日に発行されたメールマガジン、(財)貿易研修センター IIST WORLD FORUM メールマガジン 第86号 に掲載された拙稿(和文:h […] 続きを読む
アングロサクソンバッシング(その9) 公開日:2004年6月19日 アングロサクソン 太田述正コラム#0385(2004.6.19)<アングロサクソンバッシング(その9)> (本篇は、コラム#356の続きです。) 5 欧州における落魄の予感と先祖返り (1)欧州における落魄の予感第二次世界大戦後、一貫 […] 続きを読む
民主主義の起源(その2) 公開日:2004年6月7日 アングロサクソン 太田述正コラム#0373(2004.6.7)<民主主義の起源(その2)> いささか先を急ぎすぎましたが、パットニー集会での結論はどうなったのでしょうか。 集会の席上でも完全な普通選挙の導入には反対論が多く、結局、施し物 […] 続きを読む
民主主義の起源(その1) 公開日:2004年6月6日 アングロサクソン 太田述正コラム#0372(2004.6.6)<民主主義の起源(その1)> 反民主主義的なアングロサクソンは、面白いことに、世界で最も早く民主主義を提唱した人々を生み出しています。それが、17世紀のイギリスの(日本で言うと […] 続きを読む
民主主義の理論(その2) 公開日:2004年6月3日 アングロサクソン 太田述正コラム#0369(2004.6.3)<民主主義の理論(その2)> 2 民主主義は経済発展に資するのか (1)問題の所在 スロヴィエツキのおかげで民主主義は優れた制度であってしかも十分機能しうることが明らかになっ […] 続きを読む
民主主義の理論(その1) 公開日:2004年6月2日 アングロサクソン 太田述正コラム#0368(2004.6.2)<民主主義の理論(その1)> 1 民主主義は機能するのか (1)始めに 以前、アングロサクソンは民主主義嫌いだと申し上げたことがあります(コラム#91)。 フロイド(Sigm […] 続きを読む
アングロサクソンバッシング(その8) 公開日:2004年5月21日 アングロサクソン 太田述正コラム#0356(2004.5.21)<アングロサクソンバッシング(その8)> 4 アイルランド人の敵意 (2)敵意の原因 アイルランドは、12世紀後半から20世紀半ばでの完全独立に至るまでの800年弱にわたっ […] 続きを読む
アングロサクソンバッシング(その7) 公開日:2004年5月16日 アングロサクソン 太田述正コラム#0351(2004.5.16)<アングロサクソンバッシング(その7)> 3 世界覇権国への敵意 (2) 第二次世界覇権国英国・米国 モンゴル帝国の始期を1234年の金(Jin)の征服、1368年の元(Y […] 続きを読む
アングロサクソンバッシング(その6) 公開日:2004年5月11日 アングロサクソン 太田述正コラム#0346(2004.5.11)<アングロサクソンバッシング(その6)> これを骨太に私の言葉に翻訳すれば、「アングロサクソン由来の個人主義に立脚した自由・民主主義、議会制、経験論、功利主義、国家主権論等 […] 続きを読む
アングロサクソンバッシング(その5) 公開日:2004年5月10日 アングロサクソン 太田述正コラム#0345(2004.5.10)<アングロサクソンバッシング(その5)> ブルマとマルガリット(以下、「ブルマら」という)は、日本の反英米主義がドイツ由来であることを、懸命に論証しようとします。 ブルマら […] 続きを読む
アングロサクソンバッシング(その4) 公開日:2004年5月9日 アングロサクソン 太田述正コラム#0344(2004.5.9)<アングロサクソンバッシング(その4)> ウ アングロサクソンと欧州の文明的対立の直視ブルマは2001年4月に’Anglomania: A European L […] 続きを読む
アングロサクソンバッシング(その3) 公開日:2004年5月4日 アングロサクソン 太田述正コラム#0339(2004.5.4)<アングロサクソンバッシング(その3)> ちなみにブルマは、アルカーイダ系テロリストのオクシデンタリズムのユニークさは、これまでのオクシデンタリズムとは違って、米国や英国に一 […] 続きを読む
アングロサクソンバッシング(その2) 公開日:2004年5月3日 アングロサクソン 太田述正コラム#0338(2004.5.3)<アングロサクソンバッシング(その2)> (本稿はコラム#313(2004.4.8)の続きです。) もう一つのアングロサクソンバッシングの形態がオクシデンタリズム(Occi […] 続きを読む
アングロサクソンバッシング(その1) 公開日:2004年4月8日 アングロサクソン 太田述正コラム#0313(2004.4.8)<アングロサクソンバッシング(その1)> 1 アングロサクソンバッシング 2001年の9.11同時多発テロに世界の同情が寄せられたことによって、一時的に影を潜めた米国バッシング […] 続きを読む
アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪(その4) 公開日:2003年9月30日 アングロサクソン 太田述正コラム#0162(2003.9.30)<アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪(その4)> (「その3」(コラム#129)から随分時間がたってしまいましたが、17世紀初頭のフランスの黒幕、カプチン僧フランソ […] 続きを読む
アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪(その3) 公開日:2003年6月25日 アングロサクソン 太田述正コラム#0129(2003.6.25)<アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪(その3)> (前回のコラムの通し番号を付け間違えました。#127ではなく、#128に訂正させていただきます。) それではジョ […] 続きを読む
アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪(その2) 公開日:2003年6月21日 アングロサクソン 太田述正コラム#0127(2003.6.21)<アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪(その2)> (四ヶ月以上前のコラム#100(2003.2.18)の続きです。復習の意味で、そのコラムの末尾を再掲載しておきます: […] 続きを読む
アングロサクソン諸国の情報共有 公開日:2003年3月9日 アングロサクソン 太田述正コラム#0105(2003.3.9)<アングロサクソン諸国の情報共有> 前回のコラムを読んだ読者の中には、キリスト教も宗派によって対イラク戦観が異なるのであれば、アングロサクソン同士であるとは言っても国益を完全 […] 続きを読む
アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪(その1) 公開日:2003年2月18日 アングロサクソン 太田述正コラム#0100(2003.2.18)<アングロサクソンと欧州――両文明の対立再訪(その1)> 国際メディアの中にも、昨今の対イラク戦をめぐる欧州と英米の軋轢について、まだまだ修辞論の域を越えてはいないものの、 […] 続きを読む
非階級社会(アングロサクソン論10) 公開日:2003年1月8日 アングロサクソン 太田述正コラム#0092(2003.1.8)<非階級社会(アングロサクソン論10)> よく、イギリスは、階級社会だといいますが、いったいそれは本当なのでしょうか。 なるほど、イギリスの上流階層と下流階層を比べると、英 […] 続きを読む
民主主義嫌い(アングロサクソン論9) 公開日:2003年1月7日 アングロサクソン 太田述正コラム#0091(2003.1.7)<民主主義嫌い(アングロサクソン論9)> 私が1988年に一年間留学したカレッジ(Royal College of Defence Studies)には、毎年、香港政庁から学 […] 続きを読む
コモンローの伝統(アングロサクソン論8) 公開日:2003年1月7日 アングロサクソン 太田述正コラム#0090(2003.1.7)<コモンローの伝統(アングロサクソン論8)> アメリカ独立の指導者の一人であるジェファソンが起草した、独立宣言(1776年)のさわりは次の一節です。 「われわれは、自明の真理 […] 続きを読む
個人主義(その2)(アングロサクソン論7) 公開日:2002年12月26日 アングロサクソン 太田述正コラム#0089(2002.12.26)<個人主義(その2)(アングロサクソン論7)> (3)厳しい親子関係もう一つ、イギリスの個人主義を支え、その再生産を可能にしてきたものとして、厳しい親子関係があげられます。 […] 続きを読む
個人主義(その1)(アングロサクソン論6) 公開日:2002年12月26日 アングロサクソン 太田述正コラム#0088(2002.12.26)<個人主義(その1)(アングロサクソン論6)> (これは、1979年に作成したメモに若干手を加えたものです。時事問題を取り上げて欲しいと思っておられる読者の方は少なくないと […] 続きを読む
イギリス論をめぐって(アングロサクソン論5) 公開日:2002年12月12日 アングロサクソン 太田述正コラム#0084(2002.12.12)<イギリス文明論をめぐって(アングロサクソン論5)> 1 イギリス文明論の不在 以前にウィンストン・チャーチルの「我々は欧州と共にあるが、欧州に属してはいない。」という言 […] 続きを読む
反産業主義(アングロサクソン論4) 公開日:2002年12月3日 アングロサクソン 太田述正コラム#0081(2002.12.3) <反産業主義(アングロサクソン論4)> (1989年に書いたメモに、若干手を加えました。) 1 個人的体験 1988年に家内とイギリスに渡航した早々、新聞を購読しようと思 […] 続きを読む
アングロサクソンと北欧神話(アングロサクソン論3) 公開日:2002年11月11日 アングロサクソン 太田述正コラム#0074(2002.11.11)<アングロサクソンと北欧神話(アングロサクソン論3)> 今まで随時、アングロサクソン論を展開してきましたが、このあたりでアングロサクソンとは何かを振り返っておきましょう。 […] 続きを読む
豊かな社会(アングロサクソン論2) 公開日:2002年8月6日 アングロサクソン 太田述正コラム#0054(2002.8.6) <豊かな社会(アングロサクソン論2)> (1989年に書いたメモなので、「現在」とは、1989年を意味することをお断りしておきます。) 1 豊かな現在のイギリス 1988年に […] 続きを読む
近代科学の成立(アングロサクソン論1) 公開日:2002年7月10日 アングロサクソン 太田述正コラム#0046(2002.7.10)<近代科学の成立(アングロサクソン論1)> 科学史の本に通常書かれている話とはかなり異なりますが、私は近代科学はイギリスに生まれたと考えています。しかも、ギリシャ文明が存在し […] 続きを読む
ヒュースケン 公開日:2001年12月8日 アングロサクソン 時事コラム 2001年12月8日 ヒュースケン 西欧を野蛮な文明視している英国人が、西欧諸国の中で一番相対的に高く評価しているのがオランダです。オランダの商業的合理主義からは、英国と言えども、中 […] 続きを読む
英国へのこだわり 公開日:2001年11月29日 アングロサクソン 2001年11月29日 英国へのこだわり 前回の私の話を読まれた方は、私がブレア首相が打算だけで米国と行動をともにしたと指摘したと思われたかもしれません。 そうではないのです。同じアングロサクソ […] 続きを読む