映画評論49:ザ・コンサルタント(その1) 公開日:2017年6月7日 映画評論 太田述正コラム#8929(2017.2.21) <映画評論49:ザ・コンサルタント(その1)>(2017.6.7公開) 1 始めに 表記の映画ですが、余り当たっていないためか、日本語ウィキペディアの解説は、「『ザ・コン […] 続きを読む
映画評論48:君の名は。(その5) 公開日:2017年5月17日 映画評論 太田述正コラム#8887(2017.1.31) <映画評論48:君の名は。(その5)>(2017.5.17公開) その前に、どうして、(日本を除く)東アジア地域とは異なり、その他の地域では赤い糸伝説が生まれたり継受され […] 続きを読む
映画評論48:君の名は。(その4) 公開日:2017年5月16日 映画評論 太田述正コラム#8885(2017.1.30) <映画評論48:君の名は。(その4)>(2017.5.16公開) 私は、高群逸枝の母系制論(コラム#8249)を念頭に置いて、日本の縄文時代、ひいては狩猟採集社会一般の男 […] 続きを読む
映画評論48:君の名は。(その3) 公開日:2017年5月15日 映画評論 太田述正コラム#8883(2017.1.29) <映画評論48:君の名は。(その3)>(2017.5.15公開) ———————R […] 続きを読む
映画評論48:君の名は。(その2) 公開日:2017年5月14日 映画評論 太田述正コラム#8881(2017.1.28) <映画評論48:君の名は。(その2)>(2017.5.14公開) (2)普遍的セッティング 氷室竜介は、本作品は「恋人がなかなか会えないすれ違い」を描いた『君の名は』( […] 続きを読む
映画評論48:君の名は。(その1) 公開日:2017年5月13日 映画評論 太田述正コラム#8879(2017.1.27) <映画評論48:君の名は。(その1)>(2017.5.13公開) 1 始めに 監督、脚本、原作が新海誠(注1)であるところの、日本映画、『君の名は。』については、映画を見 […] 続きを読む
映画評論47:スター・ウォーズ/フォースの覚醒(その4) 公開日:2016年5月1日 映画評論 太田述正コラム#8156(2016.1.15) <映画評論47:スター・ウォーズ/フォースの覚醒(その4)>(2016.5.1公開) (一見似通った話を、コラム#138でやったことがあります。 その折には、米国映画で […] 続きを読む
映画評論47:スター・ウォーズ/フォースの覚醒(その3) 公開日:2016年4月30日 映画評論 太田述正コラム#8154(2016.1.14) <映画評論47:スター・ウォーズ/フォースの覚醒(その3)>(2016.4.30公開) 4 日本趣味 以下は、肩の力を抜いて、気楽にお読みください。 スターウォーズ・シ […] 続きを読む
映画評論47:スター・ウォーズ/フォースの覚醒(その2) 公開日:2016年4月29日 映画評論 太田述正コラム#8152(2016.1.13) <映画評論47:スター・ウォーズ/フォースの覚醒(その2)>(2016.4.29公開) 3 古代ローマにおける共和制と帝政… これについては、歴史オタクらしいアメちゃんの […] 続きを読む
映画評論47:スター・ウォーズ/フォースの覚醒(その1) 公開日:2016年4月28日 映画評論 太田述正コラム#8150(2016.1.12) <映画評論47:スター・ウォーズ/フォースの覚醒(その1)>(2016.4.28公開) 1 始めに 実は、『007 スペクター』に揃って5つ星を付けたテレグラフとガーディ […] 続きを読む
映画評論46:007 スペクター(続) 公開日:2016年4月27日 映画評論 太田述正コラム#8148(2016.1.11) <映画評論46:007 スペクター(続)>(2016.4.27公開) –映画評論46:007 スペクター(続)– 言いたいことを […] 続きを読む
映画評論46:007 スペクター(その6) 公開日:2016年4月26日 映画評論 太田述正コラム#8146(2016.1.10) <映画評論46:007 スペクター(その6)>(2016.4.26公開) それは、今後、ボンド・シリーズを続けていくための伏線では、と言いたい人がいるかもしれません。 […] 続きを読む
映画評論46:007 スペクター(その5) 公開日:2016年4月25日 映画評論 太田述正コラム#8144(2016.1.9) <映画評論46:007 スペクター(その5)>(2016.4.25公開) ちなみに、米国の映画評中、唯一、英エコノミストと部分的に重なる映画評を載せたのは、高級雑誌のアトラ […] 続きを読む
映画評論46:007 スペクター(その4) 公開日:2016年4月24日 映画評論 太田述正コラム#8142(2016.1.8) <映画評論46:007 スペクター(その4)>(2016.4.24公開) (3)英国の過去の政治力へのオマージュ それにしても、英国で最大の発行部数を誇る保守系の新聞であ […] 続きを読む
映画評論46:007 スペクター(その3) 公開日:2016年4月23日 映画評論 太田述正コラム#8140(2016.1.7) <映画評論46:007 スペクター(その3)>(2016.4.23公開) (2)英国の過去の産業力へのオマージュ 比較的容易に気付くのは、この映画が英国の過去の産業力への […] 続きを読む
映画評論46:007 スペクター(その2) 公開日:2016年4月22日 映画評論 太田述正コラム#8138(2016.1.6) <映画評論46:007 スペクター(その2)>(2016.4.22公開) 3 思弁的に面白かった理由 (1)始めに まず、これが英国映画であることを確認しておきましょう。 […] 続きを読む
映画評論46:007 スペクター(その1) 公開日:2016年4月21日 映画評論 太田述正コラム#8136(2016.1.5) <映画評論46:007 スペクター(その1)>(2016.4.21公開) 1 始めに 映画を、昨日、鑑賞した順番は、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「007 スペクタ […] 続きを読む
映画評論45:ベイマックス(続)(その3) 公開日:2015年6月23日 映画評論 太田述正コラム#7530(2015.3.8) <映画評論45:ベイマックス(続)(その3)>(2015.6.23公開) スタンフォード大学は、・・・セバスチアン・スラン(Sebastian Thrun)<(注12)>と […] 続きを読む
映画評論45:ベイマックス(続)(その2) 公開日:2015年6月22日 映画評論 太田述正コラム#7528(2015.3.7) <映画評論45:ベイマックス(続)(その2)>(2015.6.22公開) 彼らは、自分達のテクノロジーの十字軍のルーツを、その時代がアップルの共同創設者であるスティーヴ・ジ […] 続きを読む
映画評論45:ベイマックス(続)(その1) 公開日:2015年6月21日 映画評論 太田述正コラム#7526(2015.3.6) <映画評論45:ベイマックス(続)(その1)>(2015.6.21公開) 1 始めに 昨日目にした記事 http://www.spiegel.de/internationa […] 続きを読む
映画評論45:ベイマックス(その7) 公開日:2015年6月19日 映画評論 太田述正コラム#7522(2015.3.4) <映画評論45:ベイマックス(その7)>(2015.6.19公開) ———————R […] 続きを読む
映画評論45:ベイマックス(その6) 公開日:2015年6月18日 映画評論 太田述正コラム#7520(2015.3.3) <映画評論45:ベイマックス(その6)>(2016.6.18公開) 3 米国人の日本観 既に、米国人の日本観についても、ロボットの話を通じて若干触れてはいますが、改めて、取 […] 続きを読む
映画評論45:ベイマックス(その5) 公開日:2015年6月17日 映画評論 太田述正コラム#7518(2015.3.2) <映画評論45:ベイマックス(その5)>(2015.6.17公開) ———————R […] 続きを読む
映画評論45:ベイマックス(その4) 公開日:2015年6月16日 映画評論 太田述正コラム#7516(2015.3.1) <映画評論45:ベイマックス(その4)>(2015.6.16公開) さて、このあたりで、2015年長編アニメ部門でオスカーを取ったところの、ディズニー制作・配給の原題 […] 続きを読む
映画評論45:ベイマックス(その3) 公開日:2015年6月15日 映画評論 太田述正コラム#7514(2015.2.28) <映画評論45:ベイマックス(その3)>(2015.6.15公開) ——————— […] 続きを読む
映画評論45:ベイマックス(その2) 公開日:2015年6月14日 映画評論 太田述正コラム#7512(2015.2.27) <映画評論45:ベイマックス(その2)>(2015.6.14公開) 今度は、ネット検索したのではなく、私がいつも読んでいる主要メディアの電子版でこのところ遭遇したロボット関 […] 続きを読む
映画評論45:ベイマックス(その1) 公開日:2015年6月13日 映画評論 太田述正コラム#7510(2015.2.26) <映画評論45:ベイマックス(その1)>(2015.6.13公開) 1 始めに 既に、ディスカッション上で、ToshiさんとUSさんの問題提起に応える形で、表記コラム・シ […] 続きを読む
映画評論42:キャプテン・フィリップス(その3) 公開日:2014年4月20日 映画評論 太田述正コラム#6673(2014.1.3) <映画評論42:キャプテン・フィリップス(その3)>(2014.4.20公開) ——————̵ […] 続きを読む
映画評論42:キャプテン・フィリップス(その2) 公開日:2014年4月19日 映画評論 太田述正コラム#6671(2014.1.2) <映画評論42:キャプテン・フィリップス(その2)> 2 キャプテン・フィリップス さて、この映画の監督のポール・グリーングラス(Paul Greengrass。1955年 […] 続きを読む
映画評論42:キャプテン・フィリップス(その1) 公開日:2014年4月18日 映画評論 太田述正コラム#6669(2014.1.1) <映画評論42:キャプテン・フィリップス(その1)>(2014.4.18公開) 1 始めに この映画は、もともとBeqmwjFkさんが推薦していたものです。(コラム#658 […] 続きを読む
映画評論41:永遠の0(その3) 公開日:2014年4月15日 映画評論 太田述正コラム#6663(2013.12.29) <映画評論41:永遠の0(その3)>(2014.4.15公開) この映画で、主題歌を作詞・作曲した桑田佳祐(青学経営学部除籍) http://ja.wikipedia. […] 続きを読む
映画評論41:永遠の0(その2) 公開日:2014年4月14日 映画評論 太田述正コラム#6661(2013.12.28) <映画評論41:永遠の0(その2)>(2014.4.14公開) (2)この映画で残念だった点 既に示唆しているように、この映画の出演者の中にも、この映画のテーマの理解 […] 続きを読む
映画評論41:永遠の0(その1) 公開日:2014年4月13日 映画評論 太田述正コラム#6659(2013.12.27) <映画評論41:永遠の0(その1)>(2014.4.13公開) 1 始めに 私の映画鑑賞は、行き先はユナイテッド・シネマ豊洲、時期は年末、そして2本いっぺんに観る、と決 […] 続きを読む
映画評論40:インサイド・ジョブ(その5) 公開日:2014年2月25日 映画評論 太田述正コラム#6565(2013.11.10) <映画評論40:インサイド・ジョブ(その5)>(2014.2.25公開) 5 映画公開による(?)改善点 「<米国の>学術的な経済学者達の一つの指導的集団は、この専門職 […] 続きを読む
映画評論40:インサイド・ジョブ(その4) 公開日:2014年2月23日 映画評論 太田述正コラム#6561(2013.11.8) <映画評論40:インサイド・ジョブ(その4)>(2014.2.23公開) ・・・ファーガソン氏は、(<映画>『資本主義–愛の物語(Capitalism: A […] 続きを読む
映画評論40:インサイド・ジョブ(その4) 公開日:2014年2月21日 映画評論 太田述正コラム#6557(2013.11.6) <映画評論40:インサイド・ジョブ(その4)>(2014.2.21公開) 「<アメリカン・スペクテーター誌による批判は次の通りだ。> <関係者の>全員が有罪だと言うので […] 続きを読む
映画評論40:インサイド・ジョブ(その3) 公開日:2014年2月20日 映画評論 太田述正コラム#6555(2013.11.5) <映画評論40:インサイド・ジョブ(その3)>(2014.2.20公開) (4)経済学者 「ビジネス界<(金融界)>と政府<(/金融行政)>に加えて、ファーガソン氏は、 […] 続きを読む
映画評論40:インサイド・ジョブ(その2) 公開日:2014年2月18日 映画評論 太田述正コラム#6551(2013.11.3) <映画評論40:インサイド・ジョブ(その2)>(2014.2.18公開) (2)政治 「米国の<民主、共和の>二つの政党は、<この映画では、>どちらも告発されている。 […] 続きを読む
映画評論40:インサイド・ジョブ(その1) 公開日:2014年2月17日 映画評論 太田述正コラム#6549(2013.11.2) <映画評論40:インサイド・ジョブ(その1)>(2014.2.17公開) 1 始めに 半年以上映画評論コラムを書いていなかったこともあり、本日のディスカッションで言及した […] 続きを読む
映画評論39:マリー・アントワネットの首飾り(その5) 公開日:2013年8月9日 映画評論 太田述正コラム#6166(2013.4.24) <映画評論39:マリー・アントワネットの首飾り(その5)>(2013.8.9公開) ここで、4月15日に起こったボストン爆破事件にからむ挿話を一つご紹介しておきましょう。 […] 続きを読む
映画評論39:マリー・アントワネットの首飾り(その4) 公開日:2013年8月8日 映画評論 太田述正コラム#6164(2013.4.23) <映画評論39:マリー・アントワネットの首飾り(その4)> (3)マリー・アントワネット ア 音楽家 マリー・アントワネットの日本語ウィキペディア(前出(MA))は […] 続きを読む
映画評論39:マリー・アントワネットの首飾り(その3) 公開日:2013年8月7日 映画評論 太田述正コラム#6162(2013.4.22) <映画評論39:マリー・アントワネットの首飾り(その3)>(2013.8.7公開) (2)時代背景及びフランスの特権階級の矮小性 この映画の中では出てこないのですが、ル […] 続きを読む
映画評論39:マリー・アントワネットの首飾り(その2) 公開日:2013年8月6日 映画評論 太田述正コラム#6160(2013.4.21) <映画評論39:マリー・アントワネットの首飾り(その2)>(2013.8.6公開) 4 首飾り事件の評価 (1)公妾等に係る顕示的浪費 映画には、史実と乖離している箇所 […] 続きを読む
映画評論39:マリー・アントワネットの首飾り(その1) 公開日:2013年8月5日 映画評論 太田述正コラム#6158(2013.4.20) <映画評論39:マリー・アントワネットの首飾り(その1)>(2013.8.5公開) 1 始めに かねてから私がその重要性を訴えてきたところの、『ダブル・ジョパディー/陪審 […] 続きを読む
映画評論38:ダブル・ジョパディー/陪審員(その3) 公開日:2013年7月8日 映画評論 太田述正コラム#6102(2013.3.23) <映画評論38:ダブル・ジョパディー/陪審員(その3)>(2013.7.8公開) では、現代ではどうなのでしょうか? インドでは、76%の女性が子供の時に性的虐待を受け […] 続きを読む
映画評論38:ダブル・ジョパディー/陪審員(その2) 公開日:2013年7月7日 映画評論 太田述正コラム#6100(2013.3.22) <映画評論38:ダブル・ジョパディー/陪審員(その2)>(2013.7.7公開) 3 疑問の解明へ (1)序 日米間にこのような違いがあるとして、それは簡単に説明がつく […] 続きを読む
映画評論38:ダブル・ジョパディー/陪審員(その1) 公開日:2013年7月6日 映画評論 太田述正コラム#6098(2013.3.21) <映画評論38:ダブル・ジョパディー/陪審員(その1)>(2013.7.6公開) 1 始めに Mixiの太田コミュニティに、3月19日、「・・・『ダブル・ジョパディー』を […] 続きを読む
映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その6) 公開日:2013年7月5日 映画評論 太田述正コラム#6096(2013.3.20) <映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その6)>(2013.7.5公開) (2)フェミニズム ビグローが2010年にアカデミー監督賞を授与された時に、英オブザーバー紙 […] 続きを読む
映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その5) 公開日:2013年7月4日 映画評論 太田述正コラム#6094(2013.3.19) <映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その5)>(2013.7.4公開) 以上は、事実上、米国の占領下にあったイラクでの拷問の話ですが、特別移送(Extraordinar […] 続きを読む
映画評論38:レイジング・ブル(その2) 公開日:2013年7月3日 映画評論 太田述正コラム#6092(2013.3.18) <映画評論38:レイジング・ブル(その2)>(2013.7.3公開) (2)八百長 「<マフィアのボスは、>ジェーク<・ラモッタ>に、自分が取り仕切っているところの、< […] 続きを読む
映画評論38:レイジング・ブル(その1) 公開日:2013年7月2日 映画評論 太田述正コラム#6090(2013.3.17) <映画評論38:レイジング・ブル(その1)>(2013.7.2公開) 1 始めに 映画の『ゼロ・ダーク・サーティ』シリーズの途中ですが、昨夜鑑賞した映画である『レイジング […] 続きを読む
映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その4) 公開日:2013年7月1日 映画評論 太田述正コラム#6088(2013.3.16) <映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その4)>(2013.7.1公開) ここで、米国の対テロ戦争における拷問に係る事実を押さえておきましょう。 米国政府自身が組織的 […] 続きを読む
映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その3) 公開日:2013年6月30日 映画評論 太田述正コラム#6086(2013.3.15) <映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その3)>(2013.6.30公開) さて、第二の問については、監督自らが次のように語っています。 「取材しているうちに、実 […] 続きを読む
映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その2) 公開日:2013年6月29日 映画評論 太田述正コラム#6084(2013.3.14) <映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その2)>(2013.6.29公開) 3 評論 (1)拷問 冒頭に、アリソンによる、この事件の総括コラムの紹介を持ってきたのは、 […] 続きを読む
映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その1) 公開日:2013年6月28日 映画評論 太田述正コラム#6082(2013.3.13) <映画評論37:ゼロ・ダーク・サーティ(その1)>(2013.6.28公開) 1 始めに 映画館で鑑賞してから、随分時間が経ってしまいましたが、2011年5月のオサマ・ビ […] 続きを読む
映画評論36:レ・ミゼラブル(その3) 公開日:2013年6月17日 映画評論 太田述正コラム#6060(2013.3.2) <映画評論36:レ・ミゼラブル(その3)>(2013.6.17公開) (4)映画のテーマ さて、いよいよ肝心の映画についてです。 私は、この映画は、原作はもとより、ミュ […] 続きを読む
映画評論36:レ・ミゼラブル(その2) 公開日:2013年6月16日 映画評論 太田述正コラム#6058(2013.3.1) <映画評論36:レ・ミゼラブル(その2)>(2013.6,16公開) (3)野蛮なユーゴー 「<ジャンバルジャン>はあの英雄ナポレオン(<ユーゴー>が軽蔑していた<ナポレ […] 続きを読む
映画評論36:レ・ミゼラブル(その1) 公開日:2013年6月15日 映画評論 太田述正コラム#6056(2013.2.28) <映画評論36:レ・ミゼラブル(その1)>(2013.6.15公開) 1 始めに 私が、1988年、留学していたイギリスで、旧知のラインハルト・ドリフテ(Reinhard […] 続きを読む
映画評論35:アルゴ(その3) 公開日:2013年1月21日 映画評論 太田述正コラム#5766(2012.10.6) <映画評論35:アルゴ(その3)>(2013.1.21公開) カーター大統領からの伝言、「先に進めてよい。グッドラック」付きの電報をCIA長官から得たメンデスは、まず、< […] 続きを読む
映画評論35:アルゴ(その2) 公開日:2013年1月20日 映画評論 太田述正コラム#5764(2012.10.5) <映画評論35:アルゴ(その2)>(2013.1.20公開) 彼らのうちの一人が、その友人のカナダ大使館員のシアーダウン(Sheardown)に電話した結果、彼の自宅とカ […] 続きを読む
映画評論35:アルゴ(その1) 公開日:2013年1月19日 映画評論 太田述正コラム#5762(2012.10.4) <映画評論35:アルゴ(その1)>(2013.1.19公開) 1 始めに 日経電子版無登録料読者として招待券(2人分)があたったので、映画『アルゴ(Argo)』 http […] 続きを読む
映画評論34:インビクタス(その2) 公開日:2012年10月13日 映画評論 太田述正コラム#5565(2012.6.28) <映画評論34:インビクタス(その2)>(2012.10.13公開) 3 エピローグ この映画のテーマにぴったりなのが、マンデラが囚人時代にそれを唱えて自らと同僚たる囚人 […] 続きを読む
映画評論34:インビクタス(その1) 公開日:2012年10月12日 映画評論 太田述正コラム#5563(2012.6.27) <映画評論34:インビクタス(その1)>(2012.10.12公開) 1 始めに クリント・イーストウッド監督の『インビクタス/負けざる者たち(Invictus)』(20 […] 続きを読む
映画評論33:英国王のスピーチ(その3) 公開日:2012年10月10日 映画評論 太田述正コラム#5559(2012.6.25) <映画評論33:英国王のスピーチ(その3)>(2012.10.10公開) ちなみに、この映画では、ヨーク公/ジョージ6世夫妻とチャーチルとの関係は、一貫して良好であったか […] 続きを読む
映画評論33:英国王のスピーチ(その2) 公開日:2012年10月9日 映画評論 太田述正コラム#5557(2012.6.24) <映画評論33:英国王のスピーチ(その2)>(2012.10.9公開) ちなみに、封切り前の2010年のクリスマスに、この映画を贈られ、サンドリンガム・ハウスの映写室でこ […] 続きを読む
映画評論33:英国王のスピーチ(その1) 公開日:2012年10月8日 映画評論 太田述正コラム#5555(2012.6.23) <映画評論33:英国王のスピーチ(その1)>(2012.10.8公開) 1 始めに 監督トム・フーバー、脚本デヴィッド・サイドラー、主演コリン・ファースの2010年の英国 […] 続きを読む
皆さんとディスカッション(続x1678)/映画音楽で読み解く20世紀 公開日:2012年9月29日 映画評論 太田述正コラム#5751(2012.9.29) <皆さんとディスカッション(続x1678)/映画音楽で読み解く20世紀> <CCai3xUO0>(「たった一人の反乱」より) 米韓FTAで、韓国のいろんな共済は、ローカル […] 続きを読む
映画評論32:マンデラの名もなき看守(その4) 公開日:2012年9月27日 映画評論 太田述正コラム#5533(2012.6.12) <映画評論32:マンデラの名もなき看守(その4)>(2012.9.27公開) 最後に、マンデラについて、グレゴリーとの関連において、補足的にもう一度触れておきましょう。 […] 続きを読む
映画評論32:マンデラの名もなき看守(その3) 公開日:2012年9月25日 映画評論 太田述正コラム#5529(2012.6.10) <映画評論32:マンデラの名もなき看守(その3)>(2012.9.25公開) 4 コメント 結論を最初に書いておきますが、この映画ないし原作は、有名人と有名人を利用して名 […] 続きを読む
映画評論32:マンデラの名もなき看守(その2) 公開日:2012年9月2日 映画評論 太田述正コラム#5488(2012.5.18) <映画評論32:マンデラの名もなき看守(その2)>(2012.9.2公開) 3 原作と映画 「・・・南アフリカ政府の刑務官であったジェイムズ・グレゴリー(James Gr […] 続きを読む
映画評論32:マンデラの名もなき看守(その1) 公開日:2012年8月27日 映画評論 太田述正コラム#5476(2012.5.12) <映画評論32:マンデラの名もなき看守(その1)>(2012.8.27公開) 1 始めに TVでたまたま鑑賞した、『マンデラの名もなき看守(Goodbye Bafana) […] 続きを読む
映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その6) 公開日:2012年3月25日 映画評論 太田述正コラム#5162(2011.12.8) <映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その6)>(2012.3.25公開) (5)被告達はどう見たか 「<米主任検事の>ジャクソン及びニュルンベルグ裁判に対して投げか […] 続きを読む
映画評論32:初恋のきた道(その3) 公開日:2012年3月24日 映画評論 太田述正コラム#5160(2011.12.7) <映画評論32:初恋のきた道(その3)>(2012.3.24公開) ところで、率直に認めなければならないのは、米国におけるこの映画の評論においても、糸井のそれと同工異曲の部 […] 続きを読む
映画評論32:初恋のきた道(その2) 公開日:2012年3月23日 映画評論 太田述正コラム#5158(2011.12.6) <映画評論32:初恋のきた道(その2)>(2012.3.23公開) 糸井らは、この映画の一体どこに感動したのでしょうか。 ——— […] 続きを読む
映画評論32:初恋のきた道(その1) 公開日:2012年3月22日 映画評論 太田述正コラム#5156(2011.12.5) <映画評論32:初恋のきた道(その1)>(2012.3.22公開) 1 始めに 『ニュルンベルグ軍事裁判』の映画評シリーズの途中ですが、『初恋のきた道』(原題:我的父親母 […] 続きを読む
映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その5) 公開日:2012年3月21日 映画評論 太田述正コラム#5154(2011.12.4) <映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その5)>(2012.3.21公開) (3)手続き的不公正 ア 裁判所が立法機能と検察機能を持つ 「1945年8月8日、ア […] 続きを読む
映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その4) 公開日:2012年3月20日 映画評論 太田述正コラム#5152(2011.12.3) <映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その4)>(2012.3.20公開) 4 インターローグ(その2)・・その他の欠陥 (1)弁護士以外はすべて戦勝国人 ア 指 […] 続きを読む
映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その3) 公開日:2012年3月19日 映画評論 太田述正コラム#5150(2011.12.2) <映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その3)>(2012.3.19公開) 3 インターローグ・・事後法について まだ、ホンチャンが始まっていないのにインターローグかよ […] 続きを読む
映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その2) 公開日:2012年3月18日 映画評論 太田述正コラム#5148(2011.12.1) <映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その2)>(2012.3.18公開) 「アテインダー法は、イギリスでは18世紀一杯まで使われ、英国の植民地にも適用された。 米独 […] 続きを読む
映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その1) 公開日:2012年3月17日 映画評論 太田述正コラム#5146(2011.11.30) <映画評論31:ニュルンベルグ軍事裁判(その1)>(2012.3.17公開) 1 始めに TVの2回シリーズ『ニュルンベルグ軍事裁判(Nuremberg)』(2000年 […] 続きを読む
映画評論30:時計じかけのオレンジ(その5) 公開日:2012年3月16日 映画評論 太田述正コラム#5144(2011.11.29) <映画評論30:時計じかけのオレンジ(その5)>(2012.3.16公開) (3)キューブリック 「スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick。192 […] 続きを読む
映画評論30:時計じかけのオレンジ(その4) 公開日:2012年3月15日 映画評論 太田述正コラム#5142(2011.11.28) <映画評論30:時計じかけのオレンジ(その4)>(2012.3.15公開) 5 つけたし (1)『時計じかけのオレンジ』と英国 ところで、『時計じかけのオレンジ』の原 […] 続きを読む
映画評論30:時計じかけのオレンジ(その3) 公開日:2012年3月14日 映画評論 太田述正コラム#5140(2011.11.27) <映画評論30:時計じかけのオレンジ(その3)>(2012.3.14公開) 他方、キューブリック自身が語るこの映画の眼目は以下のとおりです。 「<この映画は、>全体主 […] 続きを読む
映画評論30:時計じかけのオレンジ(その2) 公開日:2012年3月13日 映画評論 太田述正コラム#5138(2011.11.26) <映画評論30:時計じかけのオレンジ(その2)>(2012.3.13公開) 3 典型的な米国映画との違い とはいえ、この映画が典型的な米国映画かと言えば、そんなことは全 […] 続きを読む
映画評論30:時計じかけのオレンジ(その1) 公開日:2012年3月12日 映画評論 太田述正コラム#5136(2011.11.25) <映画評論30:時計じかけのオレンジ(その1)>(2012.3.12公開) 1 始めに 『時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)』(1971年)の […] 続きを読む
映画評論29:王妃の紋章(その3) 公開日:2012年3月1日 映画評論 太田述正コラム#5114(2011.11.14) <映画評論29:王妃の紋章(その3)>(2012.3.1公開) 5 評価 (1)原作 『雷雨』の内容は、遡れば約三十年前、直接には三年前から周家に起こっている衝突の帰 […] 続きを読む
映画評論29:王妃の紋章(その2) 公開日:2012年2月29日 映画評論 太田述正コラム#5112(2011.11.13) <映画評論29:王妃の紋章(その2)>(2012.2.29公開) <補注> 映画の設定は後唐であると記したが、実は脚本上では、同じ五代十国時代でも、後周(Later Z […] 続きを読む
映画評論29:王妃の紋章(その1) 公開日:2012年2月28日 映画評論 太田述正コラム#5110(2011.11.12) <映画評論29:王妃の紋章(その1)>(2012.2.28公開) 1 始めに ワイヤーアクションを多用したど派手な戦闘場面と京劇的演出の中共映画、という点では、呉宇森( […] 続きを読む
映画評論28:ザ・パシフィック(その6) 公開日:2012年2月24日 映画評論 太田述正コラム#5102(2011.11.8) <映画評論28:ザ・パシフィック(その6)>(2012.2.24公開) 大東亜戦争は、日本政府という「正統な政治的権威」によって開戦が決定されたところ、それは石油を断たれ […] 続きを読む
映画評論28:ザ・パシフィック(その5) 公開日:2012年2月23日 映画評論 太田述正コラム#5100(2011.11.7) <映画評論28:ザ・パシフィック(その5)>(2012.2.23公開) ウ 私はどう考えるか しかし、このTVシリーズの制作者自身、以上のような解釈では割り切れない思 […] 続きを読む
映画評論28:ザ・パシフィック(その4) 公開日:2012年2月22日 映画評論 太田述正コラム#5098(2011.11.6) <映画評論28:ザ・パシフィック(その4)>(2012.2.22公開) TPのDVDでは、オマケの「Special Features」ディスク中の「Anatomy of […] 続きを読む
映画評論28:ザ・パシフィック(その3) 公開日:2012年2月21日 映画評論 太田述正コラム#5096(2011.11.5) <映画評論28:ザ・パシフィック(その3)>(2012.2.21公開) (3)どうして日本兵は徹底的に戦ったのか ア 戦後日本人の解釈 (中国国民党軍や中国共産党軍 […] 続きを読む
映画評論28:ザ・パシフィック(その2) 公開日:2012年2月20日 映画評論 太田述正コラム#5094(2011.11.4) <映画評論28:ザ・パシフィック(その2)>(2012.2.20公開) (2)戦争は地獄だ 太平洋の孤島の厳しい環境下で戦わなければならなかっただけでなく、日本兵がただ […] 続きを読む
映画評論28:ザ・パシフィック(その1) 公開日:2012年2月16日 映画評論 太田述正コラム#5086(2011.10.31) <映画評論28:ザ・パシフィック(その1)>(2012.2.16公開) 1 始めに 表記は米国のTVシリーズ(2010年放送)なのに、類い稀なことに、表記に関するウィキ […] 続きを読む
皆さんとディスカッション(続x1449)/映画評論33:ジョニーは戦場へ行った 公開日:2012年1月30日 映画評論 太田述正コラム#5269(2012.1.30) <皆さんとディスカッション(続x1449)/映画評論33:ジョニーは戦場へ行った> <太田>(ツイッターより) 1987年にサッチャー首相(当時)は、「社会なんてものは存 […] 続きを読む
映画評論27:ボー・ジェスト 公開日:2011年12月21日 映画評論 太田述正コラム#5024(2011.9.30) <映画評論27:ボー・ジェスト>(2011.12.21公開) 1 始めに ボー・ジェスト(BEAU GESTE。1939年)は、軍人経験のある英国のP・C・レン(Perc […] 続きを読む
映画評論26:トゥモロー・ワールド(その4) 公開日:2011年10月15日 映画評論 太田述正コラム#4890(2011.7.25) <映画評論26:トゥモロー・ワールド(その4)>(2011.10.15公開) (以上、特に断っていない限り、Bによる。) ——— […] 続きを読む
映画評論26:トゥモロー・ワールド(その3) 公開日:2011年10月14日 映画評論 太田述正コラム#4888(2011.7.24) <映画評論26:トゥモロー・ワールド(その3)>(2011.10.14公開) 「<この映画の中で、ある難民の>女性が、自分の息子を腕の中に抱いてむせびないている場面(sh […] 続きを読む
映画評論26:トゥモロー・ワールド(その2) 公開日:2011年10月13日 映画評論 太田述正コラム#4886(2011.7.23) <映画評論26:トゥモロー・ワールド(その2)>(2011.10.13公開) これは、私の言葉に置き換えれば、こういうことでしょう。 あらゆる倫理体系や宗教、更には民主 […] 続きを読む
映画評論26:トゥモロー・ワールド(その1) 公開日:2011年10月9日 映画評論 太田述正コラム#4878(2011.7.19) <映画評論26:トゥモロー・ワールド(その1)>(2011.10.9公開) 1 始めに 映画『トゥモロー・ワールド』(原題:Children of Men=人類の子供たち […] 続きを読む