千葉英司氏からの手紙 公開日:2007年12月15日 人物評価千葉英司の東村山市議転落死事件 太田述正コラム#2236(2007.12.15) <千葉英司氏からの手紙> 1 始めに 千葉英司氏から昨日、下掲の手紙が届きました。 「→」は、私がつけたコメントです。 2 千葉英司氏からの手紙 一、前日(12月12 […] 続きを読む
丸山真男小論(その2) 公開日:2007年9月17日 人物評価 太田述正コラム#1660(2007.2.15) <丸山真男小論(その2)>(2007.9.17公開) 3 私の丸山批判 (1)丸山の存在の大きさ 丸山真男は、私の東大法学部在籍当時、まだ法学部教授をしていましたが、病 […] 続きを読む
丸山真男小論(その1) 公開日:2007年9月17日 人物評価 太田述正コラム#1658(2007.2.13) <丸山真男小論(その1)>(2007.9.17公開) 1 始めに 「昭和日本のイデオロギー」シリーズを書くために、大学時代に読んだ丸山真男の本を読み返していて、吉田茂に引 […] 続きを読む
吉田茂小論 公開日:2007年9月16日 人物評価吉田ドクトリン 太田述正コラム#1651(2007.2.7) <吉田茂小論>(2007.9.16公開) 1 始めに 防大1期生の平間洋一氏が防大教授兼図書館長の時に私は同大学校の総務部長を勤めていたので、掲示板上で同氏の吉田茂邸訪問記 […] 続きを読む
マザー・テレサの悩み 公開日:2007年9月5日 人物評価 太田述正コラム#2044(2007.9.5) <マザー・テレサの悩み> <太田> マザー・テレサが、一貫して神の存在に確信が持てず、悩み続けていた、というショッキングな事実が明らかになりました( http://www. […] 続きを読む
星亨の主張をめぐって 公開日:2007年9月2日 人物評価 太田述正コラム#1639(2007.1.27) <星亨の主張をめぐって>(2007.9.2公開) (光線銃はマイクロ波(microwave)ではなく、ミリ波(millimetre-wave)が使われています(http: […] 続きを読む
天川勇氏のこと 公開日:2007年7月24日 人物評価 太田述正コラム#1877(2007.7.24) <天川勇氏のこと> (本篇は情報屋台用のコラムを兼ねており、即時公開します。) 1 始めに 別に誰かに口封じをされたわけではないのですが、「CIAの実相」シリーズ(太田 […] 続きを読む
サルコジ新フランス大統領(続) 公開日:2007年6月24日 人物評価 太田述正コラム#1770(2007.5.16) <サルコジ新フランス大統領(続)>(2007.6.24公開) 1 始めに このところコラム書きに精神集中ができない事情が生じています。 最近、私のコラムに対してコメント […] 続きを読む
サルコジ新フランス大統領 公開日:2007年6月10日 人物評価 太田述正コラム#1765(2007.5.11) <サルコジ新フランス大統領>(2007.6.10公開) 1 始めに サルコジ(Nicolas Sarkozy。1955年~)前仏内相が5月6日、フランスの新大統領に選出さ […] 続きを読む
米国に過剰適応した日系人・フクヤマ(続) 公開日:2007年4月4日 人物評価 太田述正コラム#1719(2007.4.4)<米国に過剰適応した日系人・フクヤマ(続)> <バグってハニー> ”collaborator”は単に「共著者」という意味じゃないですか?「それでも「NO(ノー)」と言える日本 […] 続きを読む
米国に過剰適応した日系人・フクヤマ 公開日:2007年4月4日 人物評価 太田述正コラム#1718(2007.4.3)<米国に過剰適応した日系人・フクヤマ> 1 始めに 情報屋台の掲示板で行われているやり取り(太田掲示板に転載)を、私の投稿部分を中心に整理してみました。 2 フクヤマのコラム […] 続きを読む
白洲次郎に思う 公開日:2006年10月19日 人物評価 太田述正コラム#1457(2006.10.19)<白洲次郎に思う> 1 始めに 白洲次郎(1902??1985年)の「プリンシプルのない日本」(新潮文庫)を読みました。 この本の中には、「野人・白洲次郎」という今日出海 […] 続きを読む
「東京ローズ」の死 公開日:2006年9月29日 人物評価 太田述正コラム#1425(2006.9.29)<「東京ローズ」の死> 1 始めに かつて「東京ローズ(Tokyo Rose)」と呼ばれた、アイヴァ・イクコ(郁子)・トグリ(戸栗)・ダキノ(Iva Ikuko Togur […] 続きを読む
安倍晋三について(その3) 公開日:2006年9月27日 人物評価 太田述正コラム#1423(2006.9.27)<安倍晋三について(その3)> (本篇は、コラム#1417の続きです。) 4 政策 私のコラムを昔から読んでおられない方には、なじみのない言葉で恐縮ですが、私は、昨9月2 […] 続きを読む
安倍晋三について(その2) 公開日:2006年9月23日 人物評価 太田述正コラム#1417(2006.9.23)<安倍晋三について(その2)> 3 本人 (1)始めに 晋三本人については、成蹊小・中・高校・大学という「地味な」学歴であること、米国の南カリフォルニア大学に「遊学」したこ […] 続きを読む
安倍晋三について(その1) 公開日:2006年9月22日 人物評価 太田述正コラム#1416(2006.9.22)<安倍晋三について(その1)> 1 始めに 安倍晋三(1954年??)官房長官が自民党総裁に選出され、首相に就任することになりました。 彼に対しては、恐らく、今後このコラム […] 続きを読む
重村智計氏の本(その3) 公開日:2006年9月21日 人物評価 太田述正コラム#1414(2006.9.21)<重村智計氏の本(その3)> (前回書き忘れたが、国家安全保衛部幹部のミスターXは、同部が拉致被害者の管理を担当している(173頁)という点だけとっても、対日交渉責任者とし […] 続きを読む
重村智計氏の本(その2) 公開日:2006年9月20日 人物評価 太田述正コラム#1413(2006.9.20)<重村智計氏の本(その2)> 3 首をかしげたその他の点 この本のサブテーマの一つは、「日本はいまや、・・<かつての>朝鮮半島や中国<のような>・・科挙の制度による中央集権 […] 続きを読む
重村智計氏の本(その1) 公開日:2006年9月19日 人物評価 太田述正コラム#1412(2006.9.19)<重村智計氏の本(その1)> 1 始めに 日曜日に読者の島田さんから、彼が読んだばかりの重村智計氏の本1冊と佐藤優氏の本2冊の寄贈を受けたのですが、まず重村氏(かつて毎日新 […] 続きを読む
ジダン事件 公開日:2006年7月14日 人物評価 太田述正コラム#1343(2006.7.14)<ジダン事件> 1 始めに フランスのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane。愛称Zizou)選手(34)が、彼の事実上の引退試合である晴れのサッカー・ワールド […] 続きを読む
キッシンジャーの謎(その2) 公開日:2006年5月29日 人物評価 太田述正コラム#1263(2006.5.29) <キッシンジャーの謎(その2)> このAFP電の前段は、そのとおりであり、日中国交正常化に応じた中共の思惑もそのあたり・・日本の宗主国米国からの引き離し・・にあったことは […] 続きを読む
キッシンジャーの謎(その1) 公開日:2006年5月29日 人物評価 太田述正コラム#1262(2006.5.28) <キッシンジャーの謎(その1)> 1 始めに 立て続けに、キッシンジャー(Henry A. Kissinger)の昔の発言が公開されたので、ご紹介しがてら、かるーくキッシ […] 続きを読む
ルソーの正体(その2) 公開日:2006年5月27日 人物評価 太田述正コラム#1259(2006.5.27) <ルソーの正体(その2)> イギリスでルソーの求めるままに何度も住む所を見つけてやったほか、王室からルソーのためにカネを引き出そうとまで腐心したヒュームに向かって、次のよ […] 続きを読む
ルソーの正体(その1) 公開日:2006年5月26日 人物評価 太田述正コラム#1257(2006.5.26) <ルソーの正体(その1)> 1 始めに 小林善彦先生は、駒場の時のクラス担任でフランス語の教師(助教授。後に東大教養学部教授を経て学習院大学教授)でしたが、ルソー(Jea […] 続きを読む
ガルブレイスの死(その4) 公開日:2006年5月8日 人物評価 太田述正コラム#1222(2006.5.8) <ガルブレイスの死(その4)> 1987年には、大企業への規制緩和の行き過ぎと放漫な銀行の貸し付け等により株式市場が過熱化しているとして、米国の株価が大恐慌以来最大の暴落を […] 続きを読む
ガルブレイスの死(その2) 公開日:2006年5月1日 人物評価 太田述正コラム#1212(2006.5.1) <ガルブレイスの死(その2)> (2) ガルブレイスの米経済学批判 イギリスは、和辻哲郎言うところの人間(じんかん)主義的な個人主義の国であり(コラム#113、114)、 […] 続きを読む
ライス女史と私 公開日:2006年4月10日 人物評価 太田述正コラム#1174(2006.4.10) <ライス女史と私> 1 始めに 大抵の日本人が知っている米国の有名人で、私が面識があるのは、「大地」(1931年)の作者として有名な故パール・バック女史(Pearl S. […] 続きを読む
私のビル・ゲイツ論・・学問論の観点から 公開日:2006年2月2日 人物評価 太田述正コラム#1068(2006.2.2) <私のビル・ゲイツ論・・学問論の観点から> 1 始めに 企業家(entrepreneur)には、新製品をつくり出す人と、新ビジネスモデル(better way to ope […] 続きを読む
徒然なるままに(その4) 公開日:2005年12月25日 人物評価 太田述正コラム#1017(2005.12.25) <徒然なるままに(その4)> 4 クリスマス クリスマスが来ると、カイロ時代の小4のクリスマスの朝を思い出します。 小3の時に小犬を下さいとサンタクロースに手紙に書い […] 続きを読む
ナポレオンの評判(その2) 公開日:2005年12月4日 人物評価 太田述正コラム#985(2005.12.5) <ナポレオンの評判(その2)> 3 ナポレオン暴君説優位に しかし、11月末に出版されたクロード・リッブ(Claude Ribbe)著「ナポレオンの犯罪」という本によって、 […] 続きを読む
ナポレオンの評判(その1) 公開日:2005年12月3日 人物評価 太田述正コラム#983(2005.12.4) <ナポレオンの評判(その1)> 1 初めに 昨年は、ナポレオン(Napoleon Bonaparte。1769?1821年)戴冠200周年でしたし、今年は、ナポレオンのアウス […] 続きを読む
サッチャー首相のエピソード 公開日:2005年11月27日 人物評価 太田述正コラム#971(2005.11.27) <サッチャー首相のエピソード> 1 初めに 以前(コラム#334と335で)サッチャー時代の英国を回顧したことがあります。 その時は、少し英国について、悲観的に見過ぎて […] 続きを読む
シェークスピアをめぐって(その3) 公開日:2005年10月30日 人物評価 太田述正コラム#927(2005.10.31) <シェークスピアをめぐって(その3)> (本篇は、コラム#917の続きです。) この説は、アスキス(Clare Asquith)(注8)という女性が、今年上梓する予定の […] 続きを読む
シェークスピアをめぐって(その2) 公開日:2005年10月21日 人物評価 太田述正コラム#917(2005.10.21) <シェークスピアをめぐって(その2)> 2 シェークスピアの作品の隠れたモチーフ (1)謎の人、シェークスピア シェークスピアはシェークスピアだ、という立場に立つとして […] 続きを読む
シェークスピアをめぐって(その1) 公開日:2005年10月20日 人物評価 太田述正コラム#916(2005.10.20) <シェークスピアをめぐって(その1)> 1 シェークスピアの正体 今回は、ちょっと息抜きをしましょう。 私は、以前(コラム#88で)「シェークスピアの詩人、劇作家としての […] 続きを読む
厳しく再評価される毛沢東(番外篇) 公開日:2005年6月11日 人物評価 太田述正コラム#750(2005.6.11) <厳しく再評価される毛沢東(番外篇)> (5月(11日)?6月(10日)のHPへの訪問者数は、周辺諸国との関係でこれといった大きな動きがなかったのに、25565人と二ヶ月続 […] 続きを読む
厳しく再評価される毛沢東(その3) 公開日:2005年6月7日 人物評価 太田述正コラム#746(2005.6.7) <厳しく再評価される毛沢東(その3)> さて、そもそも共産党が長征で陝西省をめざしたのは、ソ連の近くを根拠地にして、ソ連の大規模な支援を得るためだったが、これに完全に成功した […] 続きを読む
厳しく再評価される毛沢東(その2) 公開日:2005年6月6日 人物評価 太田述正コラム#745(2005.6.6) <厳しく再評価される毛沢東(その2)> (2)その内容 この本の内容のさわりをご紹介しましょう。 毛沢東はヒットラーやスターリンに匹敵する悪党であり、この二人以上の惨害を […] 続きを読む
厳しく再評価される毛沢東(その1) 公開日:2005年6月5日 人物評価 太田述正コラム#744(2005.6.5) <厳しく再評価される毛沢東(その1)> 1 始めに 毛沢東(Mao Zedong)については、以前(コラム#204で)ちょっと取り上げたことがあります。 毛沢東のやったこと […] 続きを読む
忘れられた沖縄出身のある女流作家について 公開日:2005年5月29日 人物評価 太田述正コラム#737(2005.5.29) <忘れられた沖縄出身のある女流作家について> (5月27日上梓。) 坂野 興 様 坂野さん、自費出版されたご著書をお送りいただき、ありがとうございました。 坂野さんには […] 続きを読む
村上春樹(その3) 公開日:2005年2月17日 人物評価 太田述正コラム#0631(2005.2.17)<村上春樹(その3)> (2)普遍性あるユニークさ ア 始めに 日本文明に普遍性があるからこそ、村上作品に普遍性がある、ということを指摘しましたが、それが単にアングロサク […] 続きを読む
村上春樹(その2) 公開日:2005年2月15日 人物評価 太田述正コラム#0629(2005.2.15)<村上春樹(その2)> 3 ロシアと中国での人気 (1)ロシア少し古いですが、次のような朝日新聞の2003年1月6日付の記事(http://www.asahi.com/cu […] 続きを読む
村上春樹(その1) 公開日:2005年2月14日 人物評価 太田述正コラム#0628(2005.2.14)<村上春樹(その1)> 1 始めに 宮崎駿(コラム#419)が大衆文化(アニメ)に係る日本のソフトパワーの象徴だとすれば、村上春樹(http://books.guardia […] 続きを読む
ハーバート・フーバー(その3) 公開日:2005年1月19日 人物評価 太田述正コラム#0599(2005.1.19)<ハーバート・フーバー(その3)> 5 フーバーの余生 一市民に戻ったフーバーは、青少年の健全育成を図るための団体の会長を務め、悠々自適の生活を送りましたが、ナチスドイツが […] 続きを読む
ハーバート・フーバー(その2) 公開日:2005年1月18日 人物評価 太田述正コラム#0598(2005.1.18)<ハーバート・フーバー(その2)> 4 閣僚・大統領時代のフーバー 1920年にウィルソンを破って大統領となったハーディング(Warren G. Harding。1865? […] 続きを読む
ハーバート・フーバー(その1) 公開日:2005年1月17日 人物評価 太田述正コラム#0597(2005.1.17)<ハーバート・フーバー(その1)> 1 始めに スタンフォード大学に近づくと、一番最初に目に飛び込んでくるのはフーバー・タワーです。構内のフーバー研究所に建っているこの展望 […] 続きを読む
世界の20大思想家(その3) 公開日:2004年9月17日 人物評価 太田述正コラム#0475(2004.9.17)<世界の20大思想家(その3)> (「まぐまぐ」より、『まぐまぐBooksアワード』結果発表を「9月中旬」から「10月上旬」に変更するとの連絡がありました。) バージニア […] 続きを読む
世界の20大思想家(その2) 公開日:2004年9月14日 人物評価 太田述正コラム#0472(2004.9.14)<世界の20大思想家(その2)> このうち、ウォルストーンクラフトについては、前にとりあげたことがある(コラム#71。ちなみに、ルソーについて、コラム#64、66、71のシ […] 続きを読む
世界の20大思想家(その1) 公開日:2004年9月13日 人物評価 太田述正コラム#0471(2004.9.13)<世界の20大思想家(その1)> 実際的(practical)なイギリス人、ひいてはアングロサクソンは、思想や哲学など大嫌いなのですが、それを何とかしようと、このほど英国の有 […] 続きを読む
スターリンとヒットラー 公開日:2004年7月4日 人物評価 太田述正コラム#0400(2004.7.4)<スターリンとヒットラー> 20世紀の歴史は、欧州の生み出した民主主義独裁の、それぞれ最新のバージョンであった共産主義とファシズムとアングロサクソンの自由・民主主義との戦いが最 […] 続きを読む