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防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

「未分類」の記事一覧

中共経済の脆弱性(補足)(その2)

太田述正コラム#1115(2006.3.9) <中共経済の脆弱性(補足)(その2)> 3 中共の創造性の欠如  中共経済は、「工業製品を開発する意欲と能力に欠ける」と指摘したところです(コラム#1102)が、労働力が枯渇 […]

中共経済の脆弱性(補足)(

太田述正コラム#1114(2006.3.9) <中共経済の脆弱性(補足)(その1)> 1 中共の戸籍制度の現状 「中共は、カースト的な、共産党員・都市住民・農村住民、の三つの階級からなってい」ると申し上げたところです(コ […]

満州国の遺産

太田述正コラム#1113(2006.3.8) <満州国の遺産> 1 始めに  戦前から戦後にかけての日本の高度経済成長は、日本主導で樹立された満州国(1932年建国)において日本の軍部と官僚達が手を携えて革新的な政治経済 […]

ブッシュ三題噺(その6)

太田述正コラム#1112(2006.3.7) <ブッシュ三題噺(その6)>  ハリケーン・カトリーナがニューオーリーンズに大災害をもたらした後、ブッシュは、対策が後手に回ったことについて、「あの防波堤が壊れるなんて誰も予 […]

ブッシュ三題噺(その5)

太田述正コラム#1111(2006.3.7) <ブッシュ三題噺(その5)>  (5)英国はどう見ている?  英国民は、米国でのこのドタバタ劇にほとんど関心を示していません。  そもそもP&Oは英国の企業であるわけ […]

ブッシュ三題噺(その4)

太田述正コラム#1110(2006.3.6) <ブッシュ三題噺(その4)>  しかし、反対論には圧倒的な米国世論の支持があります。  ある世論調査によれば、米国民は反対が70%で、共和党支持者でさえ58%が反対しています […]

ブッシュ三題噺(その3)

太田述正コラム#1109(2006.3.6) <ブッシュ三題噺(その3)>  (コラム#1107と1108で、ドバイとDPWとの関係を、「ドバイ首長国が所有するDPW」に改めました。また、コラム#1108の最後の段落を大 […]

ブッシュ三題噺(その2)

太田述正コラム#1108(2006.3.5) <ブッシュ三題噺(その2)> 一般国民には国政に関する選挙権が認められていなかったが、昨年末に国会(連邦国民評議会)の定数の半数に対し国民の参政権が認められました。しかし、そ […]

ブッシュ三題噺(その1)

太田述正コラム#1107(2006.3.5) <ブッシュ三題噺(その1)> 1 始めに  閉塞状況のイラク情勢の下、支持率低迷にあえぐブッシュ米大統領の現況をご紹介したいと思います。 2 港湾管理会社問題  (1)ア首連 […]

中共経済の脆弱性(その5)

太田述正コラム#1105(2006.3.4) <中共経済の脆弱性(その5)>  (本シリーズの上記箇所は、コラム#353のいわば姉妹篇であり、関心ある方は、コラム#353も再度お読みいただきたい。) 7 エピローグその1 […]

中共経済の脆弱性(その4)

太田述正コラム#1104(2006.3.3) <中共経済の脆弱性(その4)>  中共当局自身、3月1日に公表した中国科学院の報告書の中で、世界のGDP計の96%を占める59カ国を対象に2003年現在の資源利用効率を算定し […]

中共経済の脆弱性(その3)

太田述正コラム#1103(2006.3.3) <中共経済の脆弱性(その3)>  (中共内の経済格差について、最新の国連開発計画報告に基づいて補足しておく:中共の都市の住民は平均年1000米ドルの所得があるが、農村の住民は […]

中共経済の脆弱性(その2)

太田述正コラム#1102(2006.3.2) <中共経済の脆弱性(その2)>  中共経済が工業製品を開発する意欲と能力に欠ける経済であることの証拠が、海賊版製品の横行です。  世界の海賊版製品の70%はアジアでつくられて […]

中共経済の脆弱性(その1)

太田述正コラム#1101(2006.3.2) <中共経済の脆弱性(その1)> 1 始めに  昨年の6月から7月にかけて、「中共の経済高度成長?」シリーズ(コラム#757?779)で中共がどのように経済高度成長を実現したか […]

小康状態のイラク(その1)

太田述正コラム#1100(2006.3.1) <小康状態のイラク(その1)> 1 始めに 「現在のイラクの混迷の原因」シリーズ(コラム#898?900。2006.10.9?10.10)を上梓してから3ヶ月近くを経過した今 […]

安全保障国家イスラエルの軌跡(その2)

太田述正コラム#1099(2006.2.28) <安全保障国家イスラエルの軌跡(その2)>  昨年11月中旬に完成した米国防総省が委託した中東非核化に係る報告書は、イランの核開発等を止めさせるためには、まず、イスラエルが […]

中共のネチズン達の戦い(その4)

太田述正コラム#1097(2006.2.27) <中共のネチズン達の戦い(その4)> 4 エピローグに代えて  中共のネチズン達の戦いについて書いていると、思わず力が入ってしまいます。  彼らは、支那の自由・民主主義化の […]

ムハンマドの漫画騒動(その9)

太田述正コラム#1096(2006.2.26) <ムハンマドの漫画騒動(その9)>   ウ 米国  こうした中、次第に米国では、有識者達が高見の見物を決め込むことに耐えられなくなり、彼らからホンネに近い発言や、ホンネ丸出 […]

荒川さんの金メダル(その2)

太田述正コラム#1095(2006.2.26) <荒川さんの金メダル(その2)>  (2)台湾  台湾の台北タイムス(英字紙)は、本紙の20頁目にAP電をそのまま掲載しているだけで、同じ日の冬季オリンピック競技が紹介され […]

荒川さんの金メダル(その1)

太田述正コラム#1094(2006.2.25) <荒川さんの金メダル(その1)> 1 始めに  荒川静香さんが、トリノ(Turin)冬季五輪の女子フィギュア・スケートで金メダルをとったわけですが、各国の報道ぶりを、もとも […]

中共のネチズン達の戦い(その3)

太田述正コラム#1093(2006.2.25) <中共のネチズン達の戦い(その3)>   ウ 党内での政治活動  最近(コラム#1082で)記したように、氷点前編集長の李大同(Li Datong.52歳)は、親雑誌である […]

中共のネチズン達の戦い(その2)

太田述正コラム#1092(2006.2.24) <中共のネチズン達の戦い(その2)>   イ ウィキペディアに係る活動  ウィキペディア(Wikipedia)はご存じの通り、誰でも自由に項目の追加と内容の加除ができるオン […]

中共のネチズン達の戦い(その1)

太田述正コラム#1091(2006.2.23) <中共のネチズン達の戦い(その1)> 1 始めに 以前(コラム#694で)「中共におけるインターネット規制は・・世界で最も「進んで」おり、中共政府はインターネット時代におい […]

ムハンマドの漫画騒動(その8)

太田述正コラム#1090(2006.2.22) <ムハンマドの漫画騒動(その8)> 5 エピローグ  (1)欧州からの叫び  私が指摘したところの、英米の有識者達のものの考え方を知ってか知らずか、表現の自由の錦の御旗を掲 […]

赤軍と先の大戦(その2)

太田述正コラム#1089(2006.2.21) <赤軍と先の大戦(その2)>  (3)反転攻勢へ  反転攻勢のきっかけになったのは、スターリングラード攻防戦における勝利だが、その頃から、赤軍が普通の軍隊となり、まともで洗 […]

赤軍と先の大戦(その1)

太田述正コラム#1088(2006.2.21) <赤軍と先の大戦(その1)> 1 始めに  アングロサクソン、就中米国人にとって、先の大戦において彼らの父や祖父達が発揮した勇気と自己犠牲はこの上もない自慢の種なのですが、 […]

ムハンマドの漫画騒動(その7)

太田述正コラム#1087(2006.2.20) <ムハンマドの漫画騒動(その7)>  (3)イスラム世界の内部矛盾の噴出   ア 始めに  事態は次第にイスラム世界の内部矛盾の噴出といった様相を呈し始めています。  パキ […]

ムハンマドの漫画騒動(その6)

太田述正コラム#1084(2006.2.18) <ムハンマドの漫画騒動(その6)> 4 英米のほぼ思惑通りの展開へ  (1)始めに  英米の朝野は、本件で挙げてイスラム世界への「配慮」を示し、「配慮」に欠ける欧州諸国を生 […]

ムハンマドの漫画騒動(その5)

太田述正コラム#1081(2006.2.15) <ムハンマドの漫画騒動(その5)>  「狂気」の原因は、イスラム教が、(イスラム教が生まれた)7世紀のアラブ人社会に遡る世界観と生活習慣・・宗政一致・女性差別・種々の禁忌、 […]

ムハンマドの漫画騒動(その3)

太田述正コラム#1079(2006.2.13) <ムハンマドの漫画騒動(その3)> (1月(11日)?2月(10日)のHPへの訪問者数は、27263人でした。先月は20953人であり、今までの最高記録は25735人(昨年 […]

ムハンマドの漫画騒動(その2)

太田述正コラム#1078(2006.2.12) <ムハンマドの漫画騒動(その2)>  (本篇は、コラム#1069の続きです。以降、新典拠による。)  その後、事態は更にエスカレートし、恐らくシリア政府の画策の下、ダマスカ […]

日独伊の「民主主義」と米国(その2)

太田述正コラム#1073(2006.2.7) <日独伊の「民主主義」と米国(その2)>  (本篇は、コラム#1051の続きです。) 3 オーレン論考の批判的紹介  (1)始めに  次に、少し、古いのですが、「民主主義国家 […]

ムハンマドの漫画騒動(その1)

太田述正コラム#1069(2006.2.3) <ムハンマドの漫画騒動(その1)>  (北朝鮮情勢とイラン情勢は最近書いたばかりですし、他方、一見大きく動きつつあるように見えるイラク情勢(総選挙の実施)とパレスティナ情勢( […]

オフ会の報告(その4)

太田述正コラム#1058(2006.1.24) <オフ会の報告(その4)>  1970年代の後半のことだが、海上自衛隊は、どうして護衛艦が必要なのだ、と野党が真面目に議論を吹きかけてきたら、とてももたないと心配し、有事に […]

オフ会の報告(その3)

太田述正コラム#1057(2006.1.23) <オフ会の報告(その3)>  (7)縄文モード・弥生モード  A氏が、「最近、普段余りお付き合いのない人々と話をする機会があったが、多くが心から日本は軍事力を持たず、戦争は […]

オフ会の報告(その2)

太田述正コラム#1056(2006.1.22) <オフ会の報告(その2)>  (前回のコラムの「てにをは」等を大幅に手を入れて、ブログ、そして本篇上梓と同時にホームページに再掲載しました。)  (3)日本の植民地統治   […]

オフ会の報告(その1)

太田述正コラム#1055(2006.1.22) <オフ会の報告(その1)> 1 始めに  21日のオフ会には、昼過ぎに急に仕事が入って来られなくなった1名を除き、5名が予定通り出席し、一次会(1400過ぎ?1830頃)、 […]

今年中にも対イラン攻撃か

太田述正コラム#1053(2006.1.20) <今年中にも対イラン攻撃か> 1 始めに  2004年10月24日付のコラム(#512)で、イスラエルによる「イランの核関連施設への攻撃必至か」と書きました。 イランが1月 […]

日独伊の「民主主義」と米国(その2)

太田述正コラム#1051(2006.1.19) <日独伊の「民主主義」と米国(その2)>  ドイツ帝国の議会は、大日本帝国憲法(以下、「旧憲法」という)下の日本の議会と違って、行政府が提出した法律の採否を議決するだけで、 […]

日独伊の「民主主義」と米国(その1)

太田述正コラム#1050(2006.1.19) <日独伊の「民主主義」と米国(その1)> 1 始めに  戦前の日本において民主主義が終戦まで機能していた、と拙著に記してからというもの、このことをこのコラムでも(コラム#3 […]

男女比率をめぐる諸問題(その2)

太田述正コラム#1048(2006.1.17) <男女比率をめぐる諸問題(その2)>  (メーリングリスト登録者数は、むしろ目減り気味だというのに、ブログへのアクセス数は、新記録を連日更新している、という不思議な状況が続 […]

男女比率をめぐる諸問題(その1)

太田述正コラム#1047(2006.1.16) <男女比率をめぐる諸問題(その1)>  (21日(土)の私の事務所でのオフ会出席希望者が、依然3?4名にとどまっています。遠慮されずに、手を挙げていただければ幸いです。なお […]

徒然なるままに(その6)

太田述正コラム#1021(2005.12.29) <徒然なるままに(その6)> 5 クリスマス(続き)  遠藤ゆうき(勇貴)君のお母さんからメールがあったので、転載します。  筆者のアイデンティティーを隠しようがないので […]

徒然なるままに(その5)

太田述正コラム#1018(2005.12.26) <徒然なるままに(その5)>  (オフ会を手伝ってもよいというお申し出がなかったので、私の事務所で下掲のとおりオフ会を開催することにしました。西武新宿線野方駅と西武池袋線 […]

現在のイランを見て思うこと(その4)

太田述正コラム#1015(2005.12.23) <現在のイランを見て思うこと(その4)>  どうして、私が李登輝の「敬虔」なるキリスト教信仰をこれほど問題視するかと言うと、宗教的バイアスが往々にして人に不適切な言動を行 […]

応援メッセージ(続x3)

太田述正コラム#1014(2005.12.22) <応援メッセージ(続x3)>  (本篇は、コラム#1012の続きです。) 1 始めに 「第2回 まぐまぐBooksアワード」で、この「太田述正コラム」は、おかげさまで10 […]

応援メッセージ(続々)

太田述正コラム#1012(2005.12.21) <応援メッセージ(続々)>  (本篇は、コラム#1004の続きです。) 1 始めに 「第2回 まぐまぐBooksアワード」http://books.mag2.com/dy […]

応援メッセージ(続)

太田述正コラム#1004(2005.12.16) <応援メッセージ(続)>  (本篇は、コラム#998の続きです。) 1 始めに 「第2回 まぐまぐBooksアワード」http://books.mag2.com/dyna […]

日中関係の現状(その3)

太田述正コラム#1003(2005.12.16) <日中関係の現状(その3)> (「第2回 まぐまぐBooksアワード」の投票が、21日まで行われています。 http://books.mag2.com/dynamic/m […]

日中関係の現状(その2)

太田述正コラム#1002(2005.12.15) <日中関係の現状(その2)> (「第2回 まぐまぐBooksアワード」の投票が、21日まで行われています。 http://books.mag2.com/dynamic/m […]

日中関係の現状(その1)

太田述正コラム#1001(2005.12.15) <日中関係の現状(その1)> (「第2回 まぐまぐBooksアワード」の投票が、21日まで行われています。 http://books.mag2.com/dynamic/m […]

応援メッセージ

太田述正コラム#998(2005.12.13) <応援メッセージ>  (今月10日までの一ヶ月間の、ホームページへの訪問者数及びブログへのアクセス数について、ホームページの掲示板の「お知らせ」に掲げましたので、ご覧下さい […]

ネオ儒教をめぐって(その1)

太田述正コラム#995(2005.12.11) <ネオ儒教をめぐって(その1)> 1 始めに  最近(コラム#951、954、957で)、中共の胡錦涛政権が、共産主義に代わる国家イデオロギーとして、儒教の近代版たるネオ儒 […]

崩壊しつつあるフィリピン(その4)

太田述正コラム#978(2005.11.30) <崩壊しつつあるフィリピン(その4)>  (4)増大しつつあるイスラム教徒  ミンダナオ島を中心にフィリピン南部にイスラム教徒が約400万人いますが、1970年以降、約20 […]

崩壊しつつあるフィリピン(その3)

太田述正コラム#975(2005.11.29) <崩壊しつつあるフィリピン(その3)> 4 解決されないミンダナオ問題  (1)初めに  フィリピン南部のミンダナオ(Mindanao)島等にはイスラム教徒が多数住んでおり […]

崩壊しつつあるフィリピン(その2)

太田述正コラム#973(2005.11.28) <崩壊しつつあるフィリピン(その2)>  まず、フィリピンの経済の悪化と政治の停滞について、概観しておきましょう。 (以下2と3は、基本的にhttp://www.atime […]

崩壊しつつあるフィリピン(その1)

太田述正コラム#964(2005.11.23) <崩壊しつつあるフィリピン(その1)> 1 海外へ海外へ (1)医者が看護師になって海外へ  フィリピンでは、医師が看護士として欧米に海外脱出するケースが続出しています。医 […]

正念場の胡錦涛政権(その4)

太田述正コラム#957(2005.11.20) <正念場の胡錦涛政権(その4)>  日本ですら、そんな議論が出ているくらいですから、日本以外の旧漢字文化圏では、この文化圏が儒教文化圏とイコールであることは当然視されていま […]

正念場の胡錦涛政権(その3)

太田述正コラム#954(2005.11.18) <正念場の胡錦涛政権(その3)> (3)ネオ儒教イデオロギー  台湾の教育部は、昨年11月、高校の教科から、支那古典を更に削減する方針を発表しました。  孔子や孟子等の著作 […]

正念場の胡錦涛政権(その2)

太田述正コラム#951(2005.11.16) <正念場の胡錦涛政権(その2)>  このNYタイムス記事の概要は次のとおりです。  もともと、胡耀邦復権については、中国共産党の最高指導部である政治局常務委員会の中が、是と […]

正念場の胡錦涛政権(その1)

太田述正コラム#950(2005.11.16) <正念場の胡錦涛政権(その1)> 1 胡錦涛政権を取り巻く政治力学  中共の胡錦涛政権は、好むと好まざるとにかかわらず、自由・民主主義化の道を歩んでいる、と申し上げてきた( […]

ブッシュの実像(その2)

太田述正コラム#949(2005.11.15) <ブッシュの実像(その2)> 4 やはり神がかっているブッシュ  10月にガーディアン紙によって、ブッシュが2003年にイラク戦争を開始してから4ヶ月経った時点でエジプトの […]

ブッシュの実像(その1)

太田述正コラム#948(2005.11.15) <ブッシュの実像(その1)> 1 始めに  唯一の超大国米国の指導者であるブッシュがどんな人物であるかは、世界中の人間にとって関心のあるところです。 ブッシュについては、か […]

日本が破綻させた日米韓同盟(その4)

太田述正コラム#943(2005.11.12) <日本が破綻させた日米韓同盟(その4)> 5 日本の覚醒を促す声  (1)欧州・英国の声  米国の声は、既に登場したローレスによって代表することとして、ここではまず欧州・英 […]

日本が破綻させた日米韓同盟(その3)

太田述正コラム#942(2005.11.11) <日本が破綻させた日米韓同盟(その3)> 4 破綻した日韓「同盟」  (1)日韓の憂うべき状況  今年6?7月に日韓両国で同時に実施された世論調査を通じて日韓の現状を見てみ […]

日本が破綻させた日米韓同盟(その2)

太田述正コラム#941(2005.11.10) <日本が破綻させた日米韓同盟(その2)> 3 破綻した米韓同盟  (1)米韓同盟の現況  今春、韓国政府は米国に対し、「在韓米軍を朝鮮半島有事以外に投入する時は韓国の許可を […]

日本が破綻させた日米韓同盟(その1)

太田述正コラム#940(2005.11.10) <日本が破綻させた日米韓同盟(その1)> 1 始めに  戦後の東アジアの国際秩序は、日米と米韓の名実相整った同盟関係及び日韓の事実上の同盟関係からなる、日米韓三国同盟がロシ […]

チャールスとカミラの米国訪問

太田述正コラム#939(2005.11.9) <チャールスとカミラの米国訪問> 1 始めに 英国のチャールス皇太子と私は、日本で言えば同学年であることもあって、彼の生き様を人ごとと思えず見守ってきたのですが、現在チャール […]

報道の自由「後進国」の日本(続々)

太田述正コラム#938(2005.11.8) <報道の自由「後進国」の日本(続々)> 1 妾への言及はあった。  11月3日付でBBCのサイトに三笠宮寛仁殿下の女性天皇異議論について報道がなされていた(http://ne […]

報道の自由「後進国」の日本(続)

太田述正コラム#937(2005.11.7) <報道の自由「後進国」の日本(続)> <読者M> 今回の記事(コラム#936)の主旨は日本メディア批判ですが、見過ごせない点があります。 1.三笠宮さまが男系維持のために側室 […]

報道の自由「後進国」の日本

太田述正コラム#936(2005.11.7) <報道の自由「後進国」の日本> 1 疑問の端緒 「ジャーナリストの人権保護を目指す国際組織「国境なき記者団」(注1)(本部パリ)は20日、2005年の世界の報道の自由状況に関 […]

ペロポネソス戦争(その6)

太田述正コラム#935(2005.11.6) <ペロポネソス戦争(その6)>  (本篇は、形式的にはコラム#912の続きですが、実質的にはコラム#909の続きです。なお、前回のコラム(#934)に数字の誤りが多数あったの […]

現在の日本と英国を比較する(続々)

太田述正コラム#934(2005.11.5) <現在の日本と英国を比較する(続々)> 1 始めに  読者Sさんから、以下の質問が、私のホームページの掲示板上でありました。 コラム#933で「昭和天皇の靖国参拝がA級戦犯の […]

現在の日本と英国を比較する(続)

太田述正コラム#933(2005.11.5) <現在の日本と英国を比較する(続)> 1 始めに  ある読者から、次のようなメールが届いたので、回答をコラムにさせていただきました。 麻生外相の就任を批判されているようですが […]

現在の日本と英国を比較する

太田述正コラム#931(2005.11.3) <現在の日本と英国を比較する>  (米原子力空母配備問題に関して、私のホームページの掲示板上で行われたやりとりを、ご関心ある方はお読み下さい。) 1 始めに  日本と英国は良 […]

バシャール・アサドの禍機(その3)

太田述正コラム#930(2005.11.2) <バシャール・アサドの禍機(その3)> そこへ、メヘリス報告書でハリリ暗殺に関わった被疑者としてショーカットの名前が名指しされた(コラム#926)上、報告書の中では名前が伏せ […]

バシャール・アサドの禍機(その2)

太田述正コラム#929(2005.11.1) <バシャール・アサドの禍機(その2)>  (2)シリア政府の対応  シリア政府は、きたるべき国連による経済制裁に備えて、いくつかの消費財を配給制にする検討を始めるとともに、国 […]

米原子力空母の横須賀配備

太田述正コラム#925(2005.10.29) <米原子力空母の横須賀配備> 1 始めに  私が米原子力空母の横須賀配備問題を提起したのは、二年前の2月のこと(コラム#99)でしたが、ついにこの件について、日米政府間で合 […]

イランの挑発

太田述正コラム#924(2005.10.28) <イランの挑発> 1 始めに  10月26日、イランのアフマディネジャド(Ahmadi-Nejad。以下「アフマ」と言う)大統領は、国営TVで放映された演説の中で、「イスラ […]