
「未分類」の記事一覧

今年中にも対イラン攻撃か(続々)
- 公開日:
太田述正コラム#1219(2006.5.7) <今年中にも対イラン攻撃か(続々)> 1 始めに 今年に入ってからも、既に2シリーズ、計3回にわたって同じタイトルのコラムを上梓してきたところですが、最近、きな臭さが一層漂 […]

米英国民の健康度(その2)
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太田述正コラム#1216(2006.5.4) <米英国民の健康度(その2)> (お知らせしたように、4、5日は家族旅行のため、コラムの上梓はありません。この間、私のホームページやブログで過去のコラムに目を通されることを […]

米英国民の健康度(その1)
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太田述正コラム#1215(2006.5.3) <米英国民の健康度(その1)> 1 始めに 壮年(55歳から64歳まで)の、最近の移民ではない非ラテンアメリカ系の白人を対象にした、米英両国民の健康度についての研究の結果が […]

ガルブレイスの死(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1211(2006.5.1) <ガルブレイスの死(その1)> 1 始めに 著名な経済学者のガルブレイス(John Kenneth Galbraith)が4月29日に97歳で亡くなりました。 ところが、 […]

古の枢軸の時代に学ぶ中共(その2)
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太田述正コラム#1210(2006.4.30) <古の枢軸の時代に学ぶ中共(その2)> 3 遠大な構想 私は昨年、胡錦涛政権は、支那の顔をした共産主義の新バージョンとして、儒教的なイデオロギーの構築を図っているのではない […]

古の枢軸の時代に学ぶ中共(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1205(2006.4.28) <古の枢軸の時代に学ぶ中共(その1)> 1 胡錦涛の八栄八恥 中共の胡錦涛国家主席は、3月中旬に、国政助言機関たる人民政治協商会議で、若者や共産党幹部らの新たな道徳規範とし […]

古の枢軸の時代を振り返って(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1204(2006.4.27) <古の枢軸の時代を振り返って(その2)> ギリシャだけは、他の地域とは若干様相を異にしていた。 枢軸の時代のギリシャにおいては、精神的・哲学的覚醒も見られたが、人類の第 […]

古の枢軸の時代を振り返って(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1203(2006.4.26) <古の枢軸の時代を振り返って(その1)> 1 始めに 英国ロンドン在住の元カトリック尼僧で61歳のアームストロング(Karen Armstrong)が上梓した’The Gr […]

英国の政治家の質の高さ
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太田述正コラム#1202(2006.4.25) <英国の政治家の質の高さ> 1 始めに 英国の政治の先進性について、改めて振り返ってみることにしました。 登場するのはグラッドストーンとチャーチルです。 2 グラッドス […]

米退役将軍達のラムズフェルト批判(その3)
- 公開日:
太田述正コラム#1201(2006.4.24) <米退役将軍達のラムズフェルト批判(その3)> (本篇は、コラム#1191の続きです。) 3 理論的論点 私は、拙著「防衛庁再生宣言」(日本評論社)で、「シビル・ミリタ […]

よみがえる米帝国主義論(その2)
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太田述正コラム#1193(2006.4.19) <よみがえる米帝国主義論(その2)> 先の大戦後、米国がソ連を敵視したのは、ソ連が資本主義を否定する共産主義勢力の総元締めであると考えられたからであり、対ソ冷戦は、米国の […]

よみがえる米帝国主義論(その1)
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太田述正コラム#1192(2006.4.19) <よみがえる米帝国主義論(その1)> 1 始めに 日本を含め、世界の左翼の間では、かつて米帝国主義批判論が当たり前のように語られていました。 最近米国で上梓された、キン […]

米退役将軍達のラムズフェルト批判(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1191(2006.4.18) <米退役将軍達のラムズフェルト批判(その2)> (コラム#1189の「つい最近まで米統合参謀本部作戦部長を勤めたニューボールド(Greg Newbold)陸軍中将」は、「 […]

米退役将軍達のラムズフェルト批判(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1189(2006.4.17) <米退役将軍達のラムズフェルト批判(その1)> 1 始めに 今にして思えば、ライス(Condoleezza Rice)国務長官が先月、対イラク戦にあたって「何千もの戦術的 […]

女性差別論と女性差別批判論(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1183(2006.4.14) <女性差別論と女性差別批判論(その2)> ヒルシは、女性差別の究極形態、女性に対する大量の物理的虐待・・彼女に言わせればホロコーストないし女性殺し(gendercide) […]

女性差別論と女性差別批判論(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1181(2006.4.13) <女性差別論と女性差別批判論(その1)> 1 始めに 男女の性差には、(一)生物学的な差(平均的な身長(体重)/膂力・平均寿命等の差)、(二)天才と魯鈍の多寡、(三)平均 […]

フランスとタイの政治的混乱の結末(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1179(2006.4.12) <フランスとタイの政治的混乱の結末(その2)> ついにフランスの知識人の中からさえ、学生達に対し厳しい批判が投げかける人物が現れた(注3)というのに、この結末です。 (注3 […]

今年中にも対イラン攻撃か(続x3)
- 公開日:
太田述正コラム#1178(2006.4.12) <今年中にも対イラン攻撃か(続x3)> 1 始めに 本件について、前回(コラム#1172で)、ニューヨーカー誌に掲載されたハーシュの記事をご紹介したところですが、私が取り […]

フランスとタイの政治的混乱の結末(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1176(2006.4.11) <フランスとタイの政治的混乱の結末(その1)> 1 始めに タイとフランスのいずれにおいても、政治的混乱が収束に向かっています。 「現在のフランスの政治状況は、現在のタイの […]

パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その4)
- 公開日:
太田述正コラム#1175(2006.4.10) <パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その4)> 私の意見をつけ加えれば、このように自由・民主主義が、アラブ世界の中ではめずらしく、パレスティナに根付きかけているのは、自由 […]

パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その3)
- 公開日:
太田述正コラム#1173(2006.4.9) <パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その3)> (ブログへのアクセス状況で見る限り「ユダの福音書」(コラム#1169)への関心は大変なものですね。日本人がこれほどキリスト教 […]

今年中にも対イラン攻撃か(続々)
- 公開日:
太田述正コラム#1172(2006.4.9) <今年中にも対イラン攻撃か(続々)> 1 対イラン攻撃の準備を進める米国 この前(コラム#1085、1086で)本件を取り上げてからというもの、米国による対イラン攻撃論はエ […]

パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1171(2006.4.8) <パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その2)> (前回のコラムに、小見出しを入れる等、手直しを加えました。) カディマのような中道政党の創設についても、実はシャロンは以前 […]

パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1170(2006.4.8) <パレスティナ情勢の動態的均衡続く(その1)> 1 始めに 昨年来、イスラエルのガザからの一方的撤退、イスラエルにおける新与党カディマの誕生、シャロン(Ariel Shar […]

胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その3)
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太田述正コラム#1168(2006.4.7) <胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その3)> コケにされている証拠が、4月1日付の人民日報に掲載された(胡錦涛との会談を終えたばかりの)橋本龍太郎元首相のインタビュー記事です。 […]

胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1167(2006.4.6) <胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その2)> 一つは、中共の工業製品が昨年来、インド亜大陸や東南アジア諸国に対する価格競争力を急速に失いつつあることです。 労働コストは二桁ずつ […]

胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1166(2006.4.6) <胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その1)> 1 始めに 中国の胡錦涛国家主席は3月31日、中共側の希望で執り行われた北京での橋本龍太郎元首相を団長とする日中友好7団体の代表 […]

米日欧 北朝鮮の体制変革へ揃い踏み(その1)
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太田述正コラム#1163(2006.4.4) <米日欧 北朝鮮の体制変革へ揃い踏み(その1)> 1 始めに ついに米国、日本、欧州(EU)は、北朝鮮の体制変革に向けて、足並みをそろえたと言ってよさそうです。 この結果 […]


前原民主党代表辞任をどう見るか(その1)
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太田述正コラム#1156(2006.3.31) <前原民主党代表辞任をどう見るか(その1)> 1 始めに 偽メール問題で、ついに前原民主党代表は辞任に追い込まれました(http://www.mainichi-msn.c […]

米国の経済・社会の現状(続)
- 公開日:
太田述正コラム#1155(2006.3.31) <米国の経済・社会の現状(続)> 1 始めに 「米国の経済・社会の現状」では、好調な米国経済の明るい側面だけに焦点を当て、またも大をはらむ米国社会については大卒者という上 […]

ペシミズム溢れる米国(その4)
- 公開日:
太田述正コラム#1154(2006.3.30) <ペシミズム溢れる米国(その4)> (2)フクヤマの主張 フクヤマは、ネオコン主義(neoconservatism)の変質こそ、米帝国の没落をもたらしかねない諸悪の根源 […]

ビル・エモット・日本・日本経済
- 公開日:
太田述正コラム#1152(2006.3.29) <ビル・エモット・日本・日本経済> 1 始めに バブル絶頂期の1990年に日本で出版され、日本のバブルの原因・崩壊とそれに続く長期低迷を予測したビル・エモット(Bill E […]

米国の経済・社会の現状
- 公開日:
太田述正コラム#1151(2006.3.29) <米国の経済・社会の現状> 1 始めに 「ペシミズム溢れる米国」シリーズを補完する意味で、ワシントンポストに掲載された米国の経済に関する論説と米国の社会に関する書評を、 […]

ペシミズム溢れる米国(その3)
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太田述正コラム#1148(2006.3.27) <ペシミズム溢れる米国(その3)> またジョンソンは、メーカーの集約化が進んだ結果、米国には現在、主要な武器メーカーとしては、ボーイング・ロッキードマーチン・ノースロップ […]

ペシミズム溢れる米国(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1145(2006.3.26) <ペシミズム溢れる米国(その2)> フィリップスは、ローマ・スペイン・オランダ・英国という4つの帝国が絶頂期に達し衰亡を始めた時の共通の6つの兆候を指摘します。 それは […]

ペシミズム溢れる米国(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1141(2006.3.24) <ペシミズム溢れる米国(その1)> 1 始めに ポール・ケネディ(Paul Kennedy)(コラム#208、312)が、著書"The Rise and Fal […]

WBC・米韓での反響(完結編)(つけたし)
- 公開日:
太田述正コラム#1140(2006.3.23) <WBC・米韓での反響(完結編)(つけたし)> 1 韓国 「韓国野球委員会(KBO)の辛相佑総裁は22日、・・「KBOの次元で両国のプロ野球のシーズンが終了する10月以降に […]

WBC・米韓での反響(完結編)(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1138(2006.3.22) <WBC・米韓での反響(完結編)(その2)> ここで、ご参考までに、英BBCの報道ぶり(http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/other_spo […]

WBC・米韓での反響(完結編)(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1137(2006.3.22) <WBC・米韓での反響(完結編)(その1)> 1 始めに 21日のWBC決勝戦で、日本がキューバを10対6で破って優勝しました。 そこで、米韓のメディアが日本の優勝につ […]

アイルランド史から見えてくるもの(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1136(2006.3.21) <アイルランド史から見えてくるもの(その2)> 3 第二次英仏百年戦争の最初の戦場 皆さんの多くは、いわゆる名誉革命(Glorious Revolution)について、「 […]

ブッシュ三題噺(その9)
- 公開日:
太田述正コラム#1135(2006.3.21) <ブッシュ三題噺(その9)> (本篇は、コラム#1130の続きです。) 1998年9月に当時のクリントン(Bill Clinton)米大統領とエリツィン(Boris Y […]

アイルランド史から見えてくるもの(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1134(2006.3.20) <アイルランド史から見えてくるもの(その1)> 1 始めに アイルランドについては、これまで一度(於コラム#632)しかとりあげたことがありませんが、余り日本人には知られ […]

WBC・米韓での反響(その3)
- 公開日:
太田述正コラム#1133(2006.3.19) <WBC・米韓での反響(その3)> ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ――その後の米国メディアと朝鮮日報の報道ぶり― […]

WBC・米韓での反響(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1132(2006.3.18) <WBC・米韓での反響(その2)> 4 米国での反響に関して思うこと 国際法の発展・普及や最近の各種グローバルスタンダードの設定・普及はアングロサクソン、就中米国の専売特 […]

WBC・米韓での反響(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1131(2006.3.18) <WBC・米韓での反響> 1 始めに 熱烈な野球ファンとは言えない私ですが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国大活躍、米国決勝トーナメント進出ならず、日本 […]

ブッシュ三題噺(その8)
- 公開日:
太田述正コラム#1130(2006.3.17) <ブッシュ三題噺(その8)> (本篇は、コラム#1116の続きです。ただし、必ずしも読み返す必要はありません。) 4 インドとの原子力協力協定締結 (1)始めに イン […]

無惨なるかな日本(その8
- 公開日:
太田述正コラム#1129(2006.3.17) <無惨なるかな日本(その8)> ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <補足> 「陸海空軍ともに一律に大なたを振るわれた中で […]

無惨なるかな日本(その7)
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太田述正コラム#1128(2006.3.16) <無惨なるかな日本(その7)> 在日米軍再編に係る日本側経費負担総額は3兆円とも言われています(http://www.nikkei.co.jp/news/main/200 […]

無惨なるかな日本(その6)
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太田述正コラム#1127(2006.3.16) <無惨なるかな日本(その6)> それは、これまで在沖米海兵隊の兵員が削減されなかった(http://www.coara.or.jp/~yufukiri/98e-simen […]

無惨なるかな日本(その5)
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太田述正コラム#1125(2006.3.15) <無惨なるかな日本(その5)> これは、戦時においては、軍団を超えるレベルにおいてすら、司令部が隷下戦闘部隊から遠く離れている齟齬を来す、ということを示しています。いわん […]

人格は仲間集団で形成される?(その3)
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太田述正コラム#1124(2006.3.14) <人格は仲間集団で形成される?(その3)> 3 学説の完成へ 以上だけでも、私事にわたるが、私が中学生時代から大学二年生までくらいの間、ノイローゼ気味であったのは、四日市 […]

無惨なるかな日本(その4)
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太田述正コラム#1123(2006.3.14) <無惨なるかな日本(その4)> 3 在日米軍再編のおろかしさ (1)序に代えて・・BSE問題への違和感 ドバイの会社による米国の港湾管理問題で露呈したのが米国民の国家安 […]

人格は仲間集団で形成される?(その2)
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太田述正コラム#1122(2006.3.13) <人格は仲間集団で形成される?(その2)> ピンカーの絶賛は、決してお世辞ではありません。 何せ、ハリスの説は、育児学における通説・・養育仮説(Nurture Assu […]

無惨なるかな日本(その3)
- 公開日:
太田述正コラム#1121(2006.3.13) <無惨なるかな日本(その3)> タクシン首相は、お世辞にもタイの民主主義の成熟化に貢献したとは言えない。 彼はTVメディアを独占し、議会内の反対者や新聞を脅したり金で籠 […]

無惨なるかな日本(その2)
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太田述正コラム#1120(2006.3.12) <無惨なるかな日本(その2)> 2 大惚けの讀賣社説 (1)讀賣の社説 私がこれは困ったものだと思ったのは、3月11日付けの讀賣新聞の社説(http://www.yom […]

無惨なるかな日本(その1)
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太田述正コラム#1118(2006.3.11) <無惨なるかな日本(その1)> 1 目も当てられない外務・経産両省 中共の李肇星外相が小泉首相の靖国神社参拝を「愚かで不道徳なことだ」と表現した問題で、8日に谷内正太郎外務 […]

人格は仲間集団で形成される?(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1117(2006.3.11) <人格は仲間集団で形成される?(その1)> 1 始めに ジュディス・ハリス(Judith Rich Harris)の新刊、‘No Two Alike: Huma […]

ブッシュ三題噺(その7)
- 公開日:
太田述正コラム#1116(2006.3.10) <ブッシュ三題噺(その7)> ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 06/02/10 10:26:37 ?06/03/1 […]

中共経済の脆弱性(補足)(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1115(2006.3.9) <中共経済の脆弱性(補足)(その2)> 3 中共の創造性の欠如 中共経済は、「工業製品を開発する意欲と能力に欠ける」と指摘したところです(コラム#1102)が、労働力が枯渇 […]

中共経済の脆弱性(補足)(
- 公開日:
太田述正コラム#1114(2006.3.9) <中共経済の脆弱性(補足)(その1)> 1 中共の戸籍制度の現状 「中共は、カースト的な、共産党員・都市住民・農村住民、の三つの階級からなってい」ると申し上げたところです(コ […]

ブッシュ三題噺(その6)
- 公開日:
太田述正コラム#1112(2006.3.7) <ブッシュ三題噺(その6)> ハリケーン・カトリーナがニューオーリーンズに大災害をもたらした後、ブッシュは、対策が後手に回ったことについて、「あの防波堤が壊れるなんて誰も予 […]

ブッシュ三題噺(その5)
- 公開日:
太田述正コラム#1111(2006.3.7) <ブッシュ三題噺(その5)> (5)英国はどう見ている? 英国民は、米国でのこのドタバタ劇にほとんど関心を示していません。 そもそもP&Oは英国の企業であるわけ […]

ブッシュ三題噺(その4)
- 公開日:
太田述正コラム#1110(2006.3.6) <ブッシュ三題噺(その4)> しかし、反対論には圧倒的な米国世論の支持があります。 ある世論調査によれば、米国民は反対が70%で、共和党支持者でさえ58%が反対しています […]

ブッシュ三題噺(その3)
- 公開日:
太田述正コラム#1109(2006.3.6) <ブッシュ三題噺(その3)> (コラム#1107と1108で、ドバイとDPWとの関係を、「ドバイ首長国が所有するDPW」に改めました。また、コラム#1108の最後の段落を大 […]

ブッシュ三題噺(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1108(2006.3.5) <ブッシュ三題噺(その2)> 一般国民には国政に関する選挙権が認められていなかったが、昨年末に国会(連邦国民評議会)の定数の半数に対し国民の参政権が認められました。しかし、そ […]

ブッシュ三題噺(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1107(2006.3.5) <ブッシュ三題噺(その1)> 1 始めに 閉塞状況のイラク情勢の下、支持率低迷にあえぐブッシュ米大統領の現況をご紹介したいと思います。 2 港湾管理会社問題 (1)ア首連 […]

中共経済の脆弱性(その6)
- 公開日:
太田述正コラム#1106(2006.3.4) <中共経済の脆弱性(その6)> (以上、特に断っていない限り、http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2006 […]

中共経済の脆弱性(その5)
- 公開日:
太田述正コラム#1105(2006.3.4) <中共経済の脆弱性(その5)> (本シリーズの上記箇所は、コラム#353のいわば姉妹篇であり、関心ある方は、コラム#353も再度お読みいただきたい。) 7 エピローグその1 […]

中共経済の脆弱性(その4)
- 公開日:
太田述正コラム#1104(2006.3.3) <中共経済の脆弱性(その4)> 中共当局自身、3月1日に公表した中国科学院の報告書の中で、世界のGDP計の96%を占める59カ国を対象に2003年現在の資源利用効率を算定し […]

中共経済の脆弱性(その3)
- 公開日:
太田述正コラム#1103(2006.3.3) <中共経済の脆弱性(その3)> (中共内の経済格差について、最新の国連開発計画報告に基づいて補足しておく:中共の都市の住民は平均年1000米ドルの所得があるが、農村の住民は […]

中共経済の脆弱性(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1102(2006.3.2) <中共経済の脆弱性(その2)> 中共経済が工業製品を開発する意欲と能力に欠ける経済であることの証拠が、海賊版製品の横行です。 世界の海賊版製品の70%はアジアでつくられて […]

中共経済の脆弱性(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1101(2006.3.2) <中共経済の脆弱性(その1)> 1 始めに 昨年の6月から7月にかけて、「中共の経済高度成長?」シリーズ(コラム#757?779)で中共がどのように経済高度成長を実現したか […]

小康状態のイラク(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1100(2006.3.1) <小康状態のイラク(その1)> 1 始めに 「現在のイラクの混迷の原因」シリーズ(コラム#898?900。2006.10.9?10.10)を上梓してから3ヶ月近くを経過した今 […]

安全保障国家イスラエルの軌跡(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1099(2006.2.28) <安全保障国家イスラエルの軌跡(その2)> 昨年11月中旬に完成した米国防総省が委託した中東非核化に係る報告書は、イランの核開発等を止めさせるためには、まず、イスラエルが […]

安全保障国家イスラエルの軌跡(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1098(2006.2.28) <安全保障国家イスラエルの軌跡(その1)> 1 始めに イスラエルは、アラブ人を除くユダヤ人の人口が500万人弱で国土も2万平方キロ強、という小国です(http://ww […]

中共のネチズン達の戦い(その4)
- 公開日:
太田述正コラム#1097(2006.2.27) <中共のネチズン達の戦い(その4)> 4 エピローグに代えて 中共のネチズン達の戦いについて書いていると、思わず力が入ってしまいます。 彼らは、支那の自由・民主主義化の […]

ムハンマドの漫画騒動(その9)
- 公開日:
太田述正コラム#1096(2006.2.26) <ムハンマドの漫画騒動(その9)> ウ 米国 こうした中、次第に米国では、有識者達が高見の見物を決め込むことに耐えられなくなり、彼らからホンネに近い発言や、ホンネ丸出 […]

荒川さんの金メダル(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1095(2006.2.26) <荒川さんの金メダル(その2)> (2)台湾 台湾の台北タイムス(英字紙)は、本紙の20頁目にAP電をそのまま掲載しているだけで、同じ日の冬季オリンピック競技が紹介され […]

荒川さんの金メダル(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1094(2006.2.25) <荒川さんの金メダル(その1)> 1 始めに 荒川静香さんが、トリノ(Turin)冬季五輪の女子フィギュア・スケートで金メダルをとったわけですが、各国の報道ぶりを、もとも […]

中共のネチズン達の戦い(その3)
- 公開日:
太田述正コラム#1093(2006.2.25) <中共のネチズン達の戦い(その3)> ウ 党内での政治活動 最近(コラム#1082で)記したように、氷点前編集長の李大同(Li Datong.52歳)は、親雑誌である […]

中共のネチズン達の戦い(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1092(2006.2.24) <中共のネチズン達の戦い(その2)> イ ウィキペディアに係る活動 ウィキペディア(Wikipedia)はご存じの通り、誰でも自由に項目の追加と内容の加除ができるオン […]

中共のネチズン達の戦い(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#1091(2006.2.23) <中共のネチズン達の戦い(その1)> 1 始めに 以前(コラム#694で)「中共におけるインターネット規制は・・世界で最も「進んで」おり、中共政府はインターネット時代におい […]

ムハンマドの漫画騒動(その8)
- 公開日:
太田述正コラム#1090(2006.2.22) <ムハンマドの漫画騒動(その8)> 5 エピローグ (1)欧州からの叫び 私が指摘したところの、英米の有識者達のものの考え方を知ってか知らずか、表現の自由の錦の御旗を掲 […]

赤軍と先の大戦(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#1089(2006.2.21) <赤軍と先の大戦(その2)> (3)反転攻勢へ 反転攻勢のきっかけになったのは、スターリングラード攻防戦における勝利だが、その頃から、赤軍が普通の軍隊となり、まともで洗 […]

赤軍と先の大戦(その1)
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太田述正コラム#1088(2006.2.21) <赤軍と先の大戦(その1)> 1 始めに アングロサクソン、就中米国人にとって、先の大戦において彼らの父や祖父達が発揮した勇気と自己犠牲はこの上もない自慢の種なのですが、 […]

ムハンマドの漫画騒動(その7)
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太田述正コラム#1087(2006.2.20) <ムハンマドの漫画騒動(その7)> (3)イスラム世界の内部矛盾の噴出 ア 始めに 事態は次第にイスラム世界の内部矛盾の噴出といった様相を呈し始めています。 パキ […]

今年中にも対イラン攻撃か(続)(その2)
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太田述正コラム#1086(2006.2.19) <今年中にも対イラン攻撃か(続)(その2)> 3 攻撃計画 1月28日、イラクの革命防衛隊の司令官は、もしイランが武力攻撃を受けたら、ミサイルで反撃すると言明するとともに […]

今年中にも対イラン攻撃か(続)(その1)
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コラム#1085(2006.2.19) <今年中にも対イラン攻撃か(続)(その1)> 1 始めに 前回本件を(コラム#1053で)取り上げてから、イランの孤立はますます深まり、対イラン武力攻撃の話題が盛り上がっています […]

ムハンマドの漫画騒動(その6)
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太田述正コラム#1084(2006.2.18) <ムハンマドの漫画騒動(その6)> 4 英米のほぼ思惑通りの展開へ (1)始めに 英米の朝野は、本件で挙げてイスラム世界への「配慮」を示し、「配慮」に欠ける欧州諸国を生 […]

自由・民主主義の攻勢にたじろぐ胡錦涛政権
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太田述正コラム#1082(2006.2.16) <自由・民主主義の攻勢にたじろぐ胡錦涛政権> 1 始めに 中共の胡錦涛政権は、今年に入ってから、内外からの自由・民主主義の強烈な攻勢に晒されてたじろいでいます。今回はその […]

ムハンマドの漫画騒動(その5)
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太田述正コラム#1081(2006.2.15) <ムハンマドの漫画騒動(その5)> 「狂気」の原因は、イスラム教が、(イスラム教が生まれた)7世紀のアラブ人社会に遡る世界観と生活習慣・・宗政一致・女性差別・種々の禁忌、 […]

ムハンマドの漫画騒動(その4)
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太田述正コラム#1080(2006.2.14) <ムハンマドの漫画騒動(その4)> (4)アングロサクソンのホンネ 東京新聞(http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060208/mng […]

ムハンマドの漫画騒動(その3)
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太田述正コラム#1079(2006.2.13) <ムハンマドの漫画騒動(その3)> (1月(11日)?2月(10日)のHPへの訪問者数は、27263人でした。先月は20953人であり、今までの最高記録は25735人(昨年 […]

ムハンマドの漫画騒動(その2)
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太田述正コラム#1078(2006.2.12) <ムハンマドの漫画騒動(その2)> (本篇は、コラム#1069の続きです。以降、新典拠による。) その後、事態は更にエスカレートし、恐らくシリア政府の画策の下、ダマスカ […]