欧州における歴史的瞬間(その8) 公開日:2005年7月15日 未分類 太田述正コラム#793(2005.7.15) <欧州における歴史的瞬間(その8)> 今回の同時多発テロが、サミットがスコットランドで開かれている最中、かつ、ロンドンでの2012年のオリンピック開催が決まった直後、という […] 続きを読む
欧州における歴史的瞬間(その7) 公開日:2005年7月14日 未分類 太田述正コラム#791(2005.7.14) <欧州における歴史的瞬間(その7)> なお、今回の事件はアルカーイダ系が惹き起こしたものであることは、今回の事件のメッセージ性(後述)からもあきらかであると言えるでしょう。 […] 続きを読む
欧州における歴史的瞬間(その6) 公開日:2005年7月13日 未分類 太田述正コラム#790(2005.7.13) <欧州における歴史的瞬間(その6)> (6月(11日)?7月(10日)のHPへの訪問者数は、24198人と、前月の25565人や前々月の25258人と比べて若干目減りしまし […] 続きを読む
欧州における歴史的瞬間(その5) 公開日:2005年7月12日 未分類 太田述正コラム#789(2005.7.12) <欧州における歴史的瞬間(その5)> 5 ロンドン多発テロ事件について (1)事件の概要と犯人像 ア 事件の概要 私が、7日の夜(現地は午前)に事件の一方を聞いたときに思っ […] 続きを読む
欧州における歴史的瞬間(その4) 公開日:2005年7月11日 未分類 太田述正コラム#788(2005.7.11) <欧州における歴史的瞬間(その4)> 4 栄光に包まれた英国の天国と「地獄」 (1)サミット主催という天国 そもそも、今回のサミットは、G-8の首脳達の茶話会と化してしま […] 続きを読む
欧州における歴史的瞬間(その3) 公開日:2005年7月11日 未分類 太田述正コラム#787(2005.7.11) <欧州における歴史的瞬間(その3)> (4)オリンピック開催地がロンドンに そこへもってきて、2012年のオリンピック開催地として本命視されていたパリが、大どんでん返しでロン […] 続きを読む
欧州における歴史的瞬間(その2) 公開日:2005年7月10日 未分類 太田述正コラム#786(2005.7.10) <欧州における歴史的瞬間(その2)> 3 フランスの対英三連敗 (1)始めに 私が米国留学からの帰途、永遠の近未来都市といった趣のあるサンフランシスコから1976年のロン […] 続きを読む
欧州における歴史的瞬間(その1) 公開日:2005年7月8日 未分類 太田述正コラム#784(2005.7.8) <欧州における歴史的瞬間(その1)> 1 始めに 今、われわれは、欧州における歴史的瞬間に立ち会っています。 それがどういうことか、ご説明しましょう。 私はかねてより、人 […] 続きを読む
中共の経済高度成長?(その8) 公開日:2005年7月6日 未分類 太田述正コラム#779(2005.7.6) <中共の経済高度成長?(その8)> (本篇は、コラム#765の続きです。) 都市部における経済改革は、意外な場所から始まりました。 浙江(Zhejiang))省の省都、抗州 […] 続きを読む
イランの新大統領誕生(その5) 公開日:2005年7月2日 未分類 太田述正コラム#775(2005.7.2) <イランの新大統領誕生(その5)> (2)米大使館員人質事件疑惑 ア 始めに 米国のイラン攻撃の可能性を一挙に高めた要因として無視できないのは、アフマディネジャド(以下 […] 続きを読む
米国の対中共戦略(その2) 公開日:2005年7月1日 未分類 太田述正コラム#774(2005.7.1) <米国の対中共戦略(その2)> 2 米国の対中共戦略 中共は石油産出国ではあるのですが、既に日本を抜いて米国に次ぐ世界第二位の石油輸入国になっており、中共の最大の弱点がここに […] 続きを読む
米国の対中共戦略(その1) 公開日:2005年7月1日 未分類 太田述正コラム#773(2005.7.1) <米国の対中共戦略(その1)> 1 最近の動き 米国は、沖縄の基地負担低減の観点から海兵隊の戦闘部隊の一部を国内外に移転する意向を一時示していたのですが、今春在沖海兵隊の戦闘部 […] 続きを読む
イランの新大統領誕生(その4) 公開日:2005年6月30日 未分類 太田述正コラム#772(2005.6.30) <イランの新大統領誕生(その4)> そして、イランの人々のイスラム教シーア派原理主義化への熱情をこの上もなく煽ったのが、同時多発テロ後の米国の2001年のアフガニスタン侵攻と […] 続きを読む
イランの新大統領誕生(その3) 公開日:2005年6月30日 未分類 太田述正コラム#771(2005.6.30) <イランの新大統領誕生(その3)> その第一の元凶はイラン人が抱く誇大妄想狂的誇りです。 イラン人は、今から2,500年以上前の紀元前550年におけるキュロス(Cyrus)に […] 続きを読む
イランの新大統領誕生(その1) 公開日:2005年6月28日 未分類 太田述正コラム#769(2005.6.28) <イランの新大統領誕生(その1)> 1 始めに 改革派のハタミ(Mohamad Khatami)大統領の二期目の任期満了に伴うイラン大統領選の決選投票が24日投開票され、保守 […] 続きを読む
中共の経済高度成長?(その7) 公開日:2005年6月24日 未分類 太田述正コラム#765(2005.6.24) <中共の経済高度成長?(その7)> トウ小平は最初から中共経済を資本主義化しようと考えていたわけではありません。 トウ小平がまずやったことは、トウ同様にしたたかに生き延び […] 続きを読む
中共の経済高度成長?(その6) 公開日:2005年6月24日 未分類 太田述正コラム#764(2005.6.24) <中共の経済高度成長?(その6)> (本篇は22日に上梓した。) イ 経済高度成長の秘密 トウ小平の下での中共の経済高度成長の秘密は何なのでしょうか。 基本的にはま […] 続きを読む
中共の経済高度成長?(その5) 公開日:2005年6月23日 未分類 太田述正コラム#762(2005.6.23) <中共の経済高度成長?(その5)> (2)では支那はどうして最近高度成長しているのか ア トウ小平という人間 最近の中共の高度経済成長の立役者は、1979年から死去す […] 続きを読む
没落する米国(追加) 公開日:2005年6月22日 未分類 太田述正コラム#761(2005.6.22) <没落する米国(追加)> (6)創造性ある人材の枯渇 昨年、四回にわたって「没落する米国」シリーズ(コラム#308、312、428、429)を書き、その没落要因として、(1 […] 続きを読む
中共の経済高度成長?(その4) 公開日:2005年6月21日 未分類 太田述正コラム#760(2005.6.21) <中共の経済高度成長?(その4)> (本篇の上梓は、6月19日です。) 4 スタッドウェルの指摘 (1)どうして支那は停滞したのか ア 支那の絶頂期として唐時代 大 […] 続きを読む
中共の経済高度成長?(その3) 公開日:2005年6月20日 未分類 太田述正コラム#759(2005.6.20) <中共の経済高度成長?(その3)> (本篇は、6月18日に上梓しました。) (2)政治的制約 ア 民主化と経済成長 以上の構造的制約論議が比較社会学者達によってなされて […] 続きを読む
中共の経済高度成長?(その2) 公開日:2005年6月19日 未分類 太田述正コラム#758(2005.6.19) <中共の経済高度成長?(その2)> フランシス・フクヤマは、ヴェーバー流の文化論(文明論)は、より精緻な理論を構築できない学者が逃げ込むエセ科学である、と言って一刀両断に切 […] 続きを読む
中共の経済高度成長?(その1) 公開日:2005年6月18日 未分類 太田述正コラム#757(2005.6.18) <中共の経済高度成長?(その1)> 1 始めに 家内が上海で買ってきた本の二冊目は、スタッドウェル(Joe Studwell)(注1)の The China Dream. T […] 続きを読む
ブッシュの脱北者との懇談 公開日:2005年6月17日 未分類 太田述正コラム#756(2005.6.17) <ブッシュの脱北者との懇談> 1 ブッシュの脱北者との懇談 ブッシュ米大統領は13日にホワイトハウスで朝鮮日報の記者である姜哲煥(Kang Chol-Hwan。1968??) […] 続きを読む
義和団の乱(その4) 公開日:2005年6月16日 未分類 太田述正コラム#755(2005.6.16) <義和団の乱(その4)> もとより、舞台装置も整っていました。 英国とロシアは中央アジアを中心にグレート・ゲーム(Great Game)(コラム#100、725)を争って […] 続きを読む
義和団の乱(その3) 公開日:2005年6月15日 未分類 太田述正コラム#754(2005.6.15) <義和団の乱(その3)> ウ 史上初の多国籍軍 義和団の乱に出動した8カ国の連合軍(注10)は、当時欧米で十字軍の再来だと言われたものですが、十字軍の当時はまだ近代主権 […] 続きを読む
義和団の乱(その1) 公開日:2005年6月13日 未分類 太田述正コラム#752(2005.6.13) <義和団の乱(その1)> 1 始めに 家内が上海への出張みやげに買ってきてくれた二冊の本のうち、義和団の乱(義和団事変、義和団事件、義和団起義、北清事変、The Boxer […] 続きを読む
私の経済政策(上田令子) 公開日:2005年6月12日 未分類 太田述正コラム#751(2005.6.12) <私の経済政策(上田令子)> 私の知人で、IT関連会社社員でかつ社会運動家でもある上田令子さんが、6/10夜に開催された東京青年会議所主催の公開討論会での発言メモとして準備 […] 続きを読む
トランスヒューマニズム(その3) 公開日:2005年6月9日 未分類 太田述正コラム#748(2005.6.9) <トランスヒューマニズム(その3)> (本篇の上梓は6月7日です。なお、前回のコラム#747に「(注2-2)」を挿入して私のHPの時事コラム欄に再掲載してあります。) 4 ト […] 続きを読む
トランスヒューマニズム(その2) 公開日:2005年6月8日 未分類 太田述正コラム#747(2005.6.8) <トランスヒューマニズム(その2)> (本篇は、上梓が6月6日であり、コラム#739の続きです。) 3 フクヤマ批判 (1)始めに それでは、以上のようなフクヤマの主張に […] 続きを読む
日本の死刑制度 公開日:2005年6月4日 未分類 太田述正コラム#743(2005.6.4) <日本の死刑制度> 1 始めに 以前から不思議でならないのは、戦後の日本において、憲法第9条墨守勢力・・あらゆる戦争に反対し、自衛隊の保持に反対する勢力・・が強大であったとい […] 続きを読む
EU憲法の仏蘭国民投票での否決 公開日:2005年6月3日 未分類 太田述正コラム#742(2005.6.3) <EU憲法の仏蘭国民投票での否決> 1 始めに フランスで5月29日(日)とオランダで6月1日(水)に国民投票が行われましたが、どちらの国でも、EU憲法条約の批准が否決されて […] 続きを読む
ある試作車について 公開日:2005年6月1日 未分類 太田述正コラム#740(2005.6.1) <ある試作車について> 一昨日、ご縁があって、宮城県村田町菅生のスポーツランドSUGOで開催された、ある試作車のお披露目式(高速走行を含む)に行ってきました。 この試作車は […] 続きを読む
トランスヒューマニズム(その1) 公開日:2005年5月31日 未分類 太田述正コラム#739(2005.5.31) <トランスヒューマニズム(その1)> (本篇の上梓は5月29日です。) 1 フクヤマの問題提起 (1)始めに トランスヒューマニズム(transhumanism。htt […] 続きを読む
イラク不穏分子という謎(後日譚)(その4) 公開日:2005年5月30日 未分類 太田述正コラム#738(2005.5.30) <イラク不穏分子という謎(後日譚)(その4)> (本篇の上梓は27日であり、コラム#729の続きです。) 植民地を殆ど失ってからも、英軍は、北アイルランドでIRAのテロリ […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その17) 公開日:2005年5月28日 未分類 太田述正コラム#736(2005.5.28) <風雲急を告げる北東アジア情勢(その17)> (本篇は26日に上梓しました。29?31日の三日間、コラムを上梓できないので、前倒ししています。) (4)中共による謀略は成 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その16) 公開日:2005年5月27日 未分類 太田述正コラム#735(2005.5.27) <風雲急を告げる北東アジア情勢(その16)> (3)ねらいの検証 小泉首相が靖国神社参拝をしなければ、中共は日本政府に言うことを聞かせた、ということになり、逆に参拝をすれ […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その15) 公開日:2005年5月26日 未分類 太田述正コラム#734(2005.5.26) <風雲急を告げる北東アジア情勢(その15)> (本篇は、コラム#718の続きです。) 5 反日行動の再燃 (1)新手の反日行動 23日に中国の呉儀(Wu Yi)副首相は「 […] 続きを読む
ベネズエラの挑戦(その2) 公開日:2005年5月25日 未分類 太田述正コラム#733(2005.5.25) <ベネズエラの挑戦(その2)> 2 ベネズエラは第二のキューバに? (1)チャベス政権の誕生 ベネズエラでは、1947年以来、二大政党による民主制が一応機能してきましたが […] 続きを読む
ベネズエラの挑戦(その1) 公開日:2005年5月24日 未分類 太田述正コラム#732(2005.5.24) <ベネズエラの挑戦(その1)> 1 カストロを救ったベネズエラ キューバのカストロ政権については、以前(コラム#329、330で)取り上げたことがあり、その中でキューバとベ […] 続きを読む
壊れつつあるジンバブエ 公開日:2005年5月23日 未分類 太田述正コラム#731(2005.5.23) <壊れつつあるジンバブエ> 1 始めに サハラ以南のアフリカについては、いずれ本格的な概括的分析をしたいと思っていますが、南アフリカ共和国のすぐ北に位置するジンバブエ(Zi […] 続きを読む
戦略的要衝ウズベキスタン(その2) 公開日:2005年5月22日 未分類 太田述正コラム#730(2005.5.22) <戦略的要衝ウズベキスタン(その2)> (本篇は、コラム#725の続きです。) 3 米国へのウズベキスタンの諜報面での協力 (1)協力内容 以上のほか、余り声高に語られ […] 続きを読む
イラク不穏分子という謎(後日譚)(その3) 公開日:2005年5月21日 未分類 太田述正コラム#729(2005.5.21) <イラク不穏分子という謎(後日譚)(その3)> 2 謎解きよりも米軍の変身を (1)落第生の米軍 謎解きもいいけれど、米軍を何とかする方が先決なのかもしれません。 バグダッ […] 続きを読む
イラク不穏分子という謎(後日譚)(その2) 公開日:2005年5月20日 未分類 太田述正コラム#728(2005.5.20) <イラク不穏分子という謎(後日譚)(その2)> &nbs […] 続きを読む
イラク不穏分子という謎(後日譚)(その1) 公開日:2005年5月19日 未分類 太田述正コラム#727(2005.5.19) <イラク不穏分子という謎(後日譚)(その1)> 1 謎などない/謎はやがて解ける (1)始めに 以前(コラム#724で)、イラク不穏分子は謎だ、というするNYタイムス記事 […] 続きを読む
傭兵ホークウッド 公開日:2005年5月18日 未分類 太田述正コラム#726(2005.5.18) <傭兵ホークウッド> 1 始めに 傭兵の歴史において、ひときわ光芒を放っているのが14世紀にイタリアで活躍したイギリス人、ホークウッド(Sir John Hawkwood。 […] 続きを読む
戦略的要衝ウズベキスタン(その1) 公開日:2005年5月17日 未分類 太田述正コラム#725(2005.5.17) <戦略的要衝ウズベキスタン(その1)> 1 始めに ウズベキスタンの東部のフェルガナ盆地の都市アンディジャン(Andijan/Andijon)における刑務所襲撃に端を発した […] 続きを読む
イラク不穏分子という謎 公開日:2005年5月16日 未分類 太田述正コラム#724(2005.5.16) <イラク不穏分子という謎> (前回のコラム#723に(注3)を挿入する等、手を加えてHPの時事コラム欄に再掲載してあります。) 1 始めに イラクでは、不穏分子によるスン […] 続きを読む
意外な結果をもたらした米最高裁判決 公開日:2005年5月15日 未分類 太田述正コラム#723(2005.5.15) <意外な結果をもたらした米最高裁判決> 1 始めに ちょっと前に(コラム#720で)妊娠中絶を非犯罪化した1973年の米連邦最高裁判決(Roe v. Wade)に触れました […] 続きを読む
岐路に立つ中国 公開日:2005年5月13日 未分類 太田述正コラム#721(2005.5.13) <岐路に立つ中国> (お知らせが遅れました。4月(11日)?5月(10日)のHPへの訪問者数は、25258人と、昨年11?12月の24310人を上回り、新記録を達成しました […] 続きを読む
イラク新政府の発足 公開日:2005年5月11日 未分類 太田述正コラム#719(2005.5.11)<イラク新政府の発足> 1 初めに 副首相1名(女性を予定)と人権相(スンニ派を予定)がまだ決まっていませんが、ようやく、イラク移行政府(Iraqi Transi […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その14) 公開日:2005年5月10日 未分類 太田述正コラム#718(2005.5.10)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その14)> とりわけ、民進党の多くの議員を怒らせたのが、この講演の中で連戦が、台湾の「独立」派が、民主主義の導入を悪用して親中勢力と反中勢力 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その13) 公開日:2005年5月9日 未分類 太田述正コラム#717(2005.5.9)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その13)> (本篇は、コラム#706の続きです。) (2)連戦の中共訪問の結果ア 中共訪問 台湾の連戦国民党主席は、4月26日?5月3日の8 […] 続きを読む
プーチンの戦勝60周年記念(その1) 公開日:2005年5月8日 未分類 太田述正コラム#716(2005.5.8)<プーチンの戦勝60周年記念(その1)> 1 始めに 明5月9日は、ソ連の対独戦勝記念日であり、今年は60周年にあたることから、ロシアのプーチン大統領は、各国首脳を […] 続きを読む
米国・軍事・米軍(その2) 公開日:2005年5月7日 未分類 太田述正コラム#715(2005.5.7)<米国・軍事・米軍(その2)> (2)米国における軍隊観・戦争観の構造的な変化 ア 構造的な変化 しかし、米軍の兵士の士気が高い理由を、単に、「戦場」生活における […] 続きを読む
米国・軍事・米軍(その1) 公開日:2005年5月6日 未分類 太田述正コラム#714(2005.5.6) 米国・軍事・米軍(その1) 1 始めに 先の大戦が終わってからというもの、世界の平和と安定は、世界の覇権国たる米国が、巨大な軍隊を維持し、その軍隊を世界各地に前方展開させてき […] 続きを読む
日中対話用メモ(その5) 公開日:2005年5月5日 未分類 太田述正コラム#713(2005.5.5)<日中対話用メモ(その5)> (前回のコラム#712に、注を一つ増やす等手を入れてHPに再掲載してあります。) (4)日本がつくった中共の現在 ア 始めに 日本 […] 続きを読む
日中対話用メモ(その4) 公開日:2005年5月4日 未分類 太田述正コラム#712(2005.5.4)<日中対話用メモ(その4)> ウ ポストネーション「的」ステートとしての戦前の日本 随分前になりますが、(コラム#28で)英国の外交官ロバート・クーパーが、国家群を、(1) […] 続きを読む
米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その4) 公開日:2005年5月3日 未分類 太田述正コラム#711(2005.5.3)<米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その4)> ウ ブッシュによる「宣戦布告」 ブッシュ大統領は、4月28日、記者会見の席上、北朝鮮のミサイルへの核弾頭搭載能力に言及した上で( […] 続きを読む
米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その3) 公開日:2005年5月2日 未分類 <米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その3)> (2)米国 ア 北朝鮮封鎖構想のリーク 寧辺の原子炉の稼働停止(注2)を受けて、と考えられていますが、4月18日にホワイトハウスの報道官が、「北朝鮮が六カ国協議に復帰しな […] 続きを読む
米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その2) 公開日:2005年5月1日 未分類 <米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その2)> (コラム#708が届いていない読者の方は、大変恐縮ですが、HP(http://www.ohtan.net)の時事コラム欄で読んで下さい。今回も同じ障害が生じないことを祈って […] 続きを読む
米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その1) 公開日:2005年4月30日 未分類 太田述正コラム#708(2005.4.30)<米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その1)> 1 始めに このシリーズで取り上げるのは最新の朝鮮半島情勢です。 タイトルだけから言えば、「風雲急を告げる北東アジア情勢」(未完 […] 続きを読む
日中対話用メモ(その3) 公開日:2005年4月29日 未分類 太田述正コラム#707(2005.4.29)<日中対話用メモ(その3)> イ 歴史認識問題総論 十年一日のごとく中共は、「「歴史を鑑(かがみ)として未来へ向かう」は、中日両国関係を処理する基本 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その12) 公開日:2005年4月28日 未分類 太田述正コラム#706(2005.4.28)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その12)> しかし、中共当局としては、これらのコストはすべてあらかじめ織り込み済みだった、と考えられます。 その上で、予定通り進 […] 続きを読む
日中対話用メモ(その2) 公開日:2005年4月27日 未分類 太田述正コラム#705(2005.4.27)<日中対話用メモ(その2)> それにしても自分の耳を疑いました。 本日(27日)王毅駐日中共大使は、講演の中で、靖国神社参拝に関する「紳士協定」が日中 […] 続きを読む
日中対話用メモ(その1) 公開日:2005年4月26日 未分類 太田述正コラム#704(2005.4.26)<日中対話用メモ(その1)> (24日夜にメーリングリスト登録者数が1225名と、新記録を達成し、12月末から四ヶ月間に及んだ長期低迷期をようやく脱し […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その11) 公開日:2005年4月25日 未分類 太田述正コラム#703(2005.4.25)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その11)> (6)反日行動の収束 ア なぜ収束へ? 週末だけ三回連続して繰り返された反日行動は、四回目の週末にはウソのように消 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その10) 公開日:2005年4月24日 未分類 太田述正コラム#702(2005.4.24)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その10)> ケ 台湾企業も標的に 今回の反日行動期間中に台湾企業一社が攻撃対象になったことも見過ごせません。 中国の広東省の潮 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その4) 公開日:2005年4月22日 未分類 太田述正コラム#700(2005.4.22)<風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その4)> 面白いことに、このガーディアン論説Cと極めて良く似ているけれど、水で薄めたような記事(http://ww […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その3) 公開日:2005年4月21日 未分類 太田述正コラム#699(2005.4.21)<風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その3)> 念のために記しておきます。 現在の日本に「戦前復古調」のナショナリズムの高まりはないかもしれないが、一般 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その2) 公開日:2005年4月21日 未分類 太田述正コラム#698(2005.4.21)<風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その2)> (4)日本におけるナショナリズムの高まりに起因 以上、どちらかと言えば自由闊達な英国の報道二 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その9) 公開日:2005年4月20日 未分類 太田述正コラム#697(2005.4.20)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その9)> 本来は、台湾の軍事力も併せて議論をしなければならないのですが、中台軍事バランスの話を以前(コラム#534、578?58 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その1) 公開日:2005年4月19日 未分類 太田述正コラム#696(2005.4.19)<風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その1)> ――――――――――――――――――――――――――――――――――<補足> 一週間前の北京の反日行動同様 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その8) 公開日:2005年4月18日 未分類 太田述正コラム#695(2005.4.18)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その8)> ――――――――――――――――――――――――――――――――――<補足> 街頭での反日行動が始まってから三回目の週末 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その7) 公開日:2005年4月17日 未分類 太田述正コラム#694(2005.4.17)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その7)> キ 表現の自由規制強化 第四は、表現の自由の規制強化であり、とりわけインターネット規制の強化です。 インターネット時 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その6) 公開日:2005年4月16日 未分類 太田述正コラム#693(2005.4.16)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その6)> カ 少数民族政策 第三は、少数民族、特にウィグル族に対する弾圧の強化です。 チベット地区及び新疆ウイグル地区に対して […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その5) 公開日:2005年4月15日 未分類 太田述正コラム#692(2005.4.15)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その5)> オ 対台湾企業人工作 第二は、台湾の許文龍(Hsu Wen-lung)氏が、3月26日に、「台湾、中国は同じく一つの中 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その4) 公開日:2005年4月14日 未分類 太田述正コラム#691(2005.4.14)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その4)> ――――――――――――――――――――――――――――――――――<補足> ここで少し補足しておきます。 「中共では、 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その3) 公開日:2005年4月13日 未分類 太田述正コラム#690(2005.4.13)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その3)> (3)反日行動の背景 まず挙げなければならないのは、中共の経済成長に伴うひずみです。 実際、経済成長に伴い […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その2) 公開日:2005年4月12日 未分類 太田述正コラム#689(2005.4.12)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その2)> 3 中共での動き (1)始めに 取り上げるのは、このところの中共での反日行動なのですが、どうしてそれが反国家分裂法採択 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その1) 公開日:2005年4月10日 未分類 太田述正コラム#687(2005.4.10)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その1)> 1 始めに 中共による反国家分裂法の採択は、チェーンリアクションのように様々な動きを呼び起こし、東北アジア情勢は風雲急 […] 続きを読む
イラク移行政府の陣容(その2) 公開日:2005年4月9日 未分類 太田述正コラム#685(2005.4.9)<イラク移行政府の陣容(その2)> (前回のコラム#684に大幅に加筆訂正してHPに再掲載してあります。) (3)コメント タラバニ氏のこれまでの72年の生涯を振 […] 続きを読む
イラク移行政府の陣容(その1) 公開日:2005年4月8日 未分類 太田述正コラム#684(2005.4.8)<イラク移行政府の陣容(その1)> 1 大統領 (1)大統領・副大統領の選出 6日、ようやくイラク移行(transitional)政府の大統領がイラク議 […] 続きを読む
日本の国連安保理常任理事国入り? 公開日:2005年4月2日 未分類 太田述正コラム#678(2005.4.2)<日本の国連安保理常任理事国入り?> 1 始めに 日本が国連安保理の常任理事国入りの希望を初めて表明したのは1970年でしたが、国連分担金第三位のドイツが第二位の日 […] 続きを読む
選挙後のイラク(その4) 公開日:2005年3月29日 未分類 太田述正コラム#0674(2005.3.29)<選挙後のイラク(その4)> (4)選挙は平穏に実施される結局1月30日の選挙は、自爆テロ等で40名弱の死者をだした「だけで」比較的平穏に実施されたわけですが、これは、不穏 […] 続きを読む
選挙後のイラク(その3) 公開日:2005年3月27日 未分類 太田述正コラム#0672(2005.3.27)<選挙後のイラク(その3)> 「旧体制派ゲリラ」(つまりはイラク不穏分子)の戦略は以上の通りですが、彼らによる攻撃がイラク文民へとシフトせざるをえなかったのはどうしてなので […] 続きを読む
選挙後のイラク(その2) 公開日:2005年3月25日 未分類 太田述正コラム#0670(2005.3.25)<選挙後のイラク(その2)> (3)しかしそのスンニ派地区も早晩平穏化する ア この分析ははずれた? 私は、選挙までにも平穏化すると分析していたわけですが、スンニ派地区に […] 続きを読む
選挙後のイラク(その1) 公開日:2005年3月24日 未分類 太田述正コラム#0669(2005.3.24)<選挙後のイラク(その1)> 1 昨年10月時点の分析 イラク情勢に関する、昨年10月時点の私の分析は以下の通りでした。 (1)サドル派は選挙に参加する「サドル師・・が、 […] 続きを読む
パレスティナ紛争終焉へ 公開日:2005年3月21日 未分類 太田述正コラム#0666(2005.3.21)<パレスティナ紛争終焉へ> 1 始めに 一年半近く前(2003.10.14)に「私は・・北朝鮮情勢とパレスティナ情勢がシンクロナイズしてきていることに着目し、両者の動向をいつ […] 続きを読む
反国家分裂法の採択をめぐって(続々) 公開日:2005年3月20日 未分類 太田述正コラム#0665(2005.3.20)<反国家分裂法の採択をめぐって(続々)> 1 始めに 前回反国家分裂法の採択にからむフランスの気になる動きをご紹介したところですが、今回は、ロシアと韓国の動きについてご紹介 […] 続きを読む
反国家分裂法の採択をめぐって(続) 公開日:2005年3月19日 未分類 太田述正コラム#0664(2005.3.19)<反国家分裂法の採択をめぐって(続)> 1 「味方」探しに必死の中共 中共は、反国家分裂法に好意的な国々等の名前を血眼になって探し回っており、新華社や人民日報は、そのような […] 続きを読む
分かりにくいレバノン情勢(その4) 公開日:2005年3月18日 未分類 太田述正コラム#0663(2005.3.18)<分かりにくいレバノン情勢(その4)> (前回のコラム#662に「(注3)」を挿入し、#661にもちょっと手を加え、それぞれHP(http://www.ohtan.net) […] 続きを読む
分かりにくいレバノン情勢(その3) 公開日:2005年3月17日 未分類 太田述正コラム#0662(2005.3.17)<分かりにくいレバノン情勢(その3)> (3)レバノン国民の成立 ア レバノン国民成立へ 昨年10月に米仏が協調して安保理決議を採択した背景には、内戦終結後の(ヒズボラを […] 続きを読む
反国家分裂法の採択をめぐって 公開日:2005年3月16日 未分類 太田述正コラム#0661(2005.3.16)<反国家分裂法の採択をめぐって>1 始めに 中共の国会、全人代は、会期最終日に反国家分裂法(anti-secession law)を採択しました。 この法律の第8条では、台 […] 続きを読む
分かりにくいレバノン情勢(その2) 公開日:2005年3月15日 未分類 太田述正コラム#0660(2005.3.15)<分かりにくいレバノン情勢(その2)> 3 自由・民主主義化? (1)始めに 「レバノンでは民衆運動の高まりでシリア寄りの首相が辞任に追い込まれ、シリア軍のレバノン完全撤退 […] 続きを読む
ファイナンシャルタイムスの三つの記事 公開日:2005年3月12日 未分類 太田述正コラム#0657(2005.3.12)<ファイナンシャルタイムスの三つの記事> 1 始めに ファイナンシャルタイムス(FT)は、1987末から1988年末まで一年間ロンドンに滞在した際、毎日読んだ新聞です。 残 […] 続きを読む
分かりにくいレバノン情勢(その1) 公開日:2005年3月11日 未分類 太田述正コラム#0656(2005.3.11)<分かりにくいレバノン情勢(その1)> (2月(11日)??3月(10日)のHPへの訪問者数は、残念ながら、17670人と、最近では最も少なかった昨年10月??11月の18 […] 続きを読む
EUによる対中武器禁輸解除問題の本質 公開日:2005年3月9日 未分類 太田述正コラム#0654(2005.3.9)<EUによる対中武器禁輸解除問題の本質> 1 始めに 森岡剛さんが「EUによる対中武器禁輸措置の解除?」(コラム#613)を書かれた時から、私自身もこの重要な問題で、一言あって […] 続きを読む
アラブ世界における自由・民主主義化のうねり 公開日:2005年3月7日 未分類 太田述正コラム#0652(2005.3.7)<アラブ世界における自由・民主主義化のうねり> (日立製作所シリーズをめぐって、活発な論議が私のHPの掲示板上で行われています。また、このシリーズに関する私宛メールも何本か届 […] 続きを読む