イラク情勢の暗転?(その1) 公開日:2004年9月23日 未分類 太田述正コラム#0481(2004.9.23)<イラク情勢の暗転?(その1)> 1 三つの地域ごとに異なるイラク情勢 (1)全般的情勢5月上旬(コラム#340??343)と6月初頭(コラム#371)に楽観的なイラク情勢 […] 続きを読む
険悪化する米韓関係 公開日:2004年9月15日 未分類 太田述正コラム#0473(2004.9.15)<険悪化する米韓関係> 9月末までに開かれるはずだった六カ国協議が北朝鮮の熱意のなさから開かれそうもありません。 これは、米国の11月の大統領選挙で、北朝鮮に対するあたりが […] 続きを読む
両極分解する米国(番外編)(その1) 公開日:2004年9月12日 未分類 太田述正コラム#0470(2004.9.12)<両極分解する米国(番外編)(その1)> 1 米国のキリスト教原理主義化 両極分解した米国は今後どうなるのでしょうか。 今、ほぼきれいに二分されている米国は、早晩、保守派な […] 続きを読む
トロイとイギリス(その2) 公開日:2004年9月10日 未分類 太田述正コラム#0468(2004.9.10)<トロイとイギリス(その2)> (「ベスラン惨事とロシア」シリーズはまだまだ続きます(私のホームページでの前回のコラム#467の目次表示位置がズレているのでご注意)が、忘れ […] 続きを読む
トロイとイギリス(その1) 公開日:2004年9月5日 未分類 太田述正コラム#0463(2004.9.5)<トロイとイギリス(その1)> 1 トロイの末裔がイギリスの祖? たまたま、読者からも問題提起がありましたが、イギリス史にはトロイ(Troy)の姿が見え隠れしています(注1) […] 続きを読む
オリンピックでのメダル獲得数(その1) 公開日:2004年9月2日 未分類 太田述正コラム#0460(2004.9.2)<オリンピックでのメダル獲得数(その1)> 1 メダル獲得数 アテネオリンピックが閉幕しました。そこで、1996年のアトランタ、2000年のシドニー、2004年のアテネの三大 […] 続きを読む
世界を決定した1759年(その2) 公開日:2004年9月1日 未分類 太田述正コラム#0459(2004.9.1)<世界を決定した1759年(その2)> 3 1759年 では、この7年戦争における、そのまた決定的瞬間は何だったのでしょうか。 英国の戦史学者のマクリン(Frank McLy […] 続きを読む
両極分解する米国(続)(その2) 公開日:2004年8月31日 未分類 太田述正コラム#0458(2004.8.31)<両極分解する米国(続)(その2)> (8月20日にメーリングリスト登録者が1113名になったとご報告してから、登録者数の伸びが止まってしまい、一時1119名を記録したもの […] 続きを読む
世界を決定した1759年(その1) 公開日:2004年8月30日 未分類 太田述正コラム#0457(2004.8.30)<世界を決定した1759年(その1)> 1 始めに 世界の近現代史はアングロサクソン文明と欧州文明のせめぎあいだというのが、私の歴史観の核心部分(多すぎるのでコラム番号は挙 […] 続きを読む
両極分解する米国(続)(その1) 公開日:2004年8月29日 未分類 太田述正コラム#0456(2004.8.29)<両極分解する米国(続)(その1)> 以前(コラム#331)、米国が、「保守的な人、すなわち高齢、低学歴で、配偶者を有し、非組合員であって、せっせと教会に通い、田舎に住む人を […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その13) 公開日:2004年8月28日 未分類 太田述正コラム#0455(2004.8.28)<京都・奈良紀行(その13)> エ 二条城 次は二条城です。二条城は、1603年に将軍宣下されてすぐ、徳川家康(1543??1616年)が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿 […] 続きを読む
ワルシャワ蜂起(その2) 公開日:2004年8月27日 未分類 太田述正コラム#0454(2004.8.27)<ワルシャワ蜂起(その2)> (前回のコラム#453に大幅に手を入れてホームページ(http://www.ohtan.net)に再掲載してあります。) 1944年のワルシ […] 続きを読む
ワルシャワ蜂起(その1) 公開日:2004年8月26日 未分類 太田述正コラム#0453(2004.8.26)<ワルシャワ蜂起(その1)> 今年の8月1日はワルシャワ蜂起60周年にあたります(注1)。 (注1)1939年9月にドイツは53個師団の大兵力でもってポーランドに侵攻し、 […] 続きを読む
京都・奈良旅行(その12) 公開日:2004年8月25日 未分類 太田述正コラム#0452(2004.8.25)<京都・奈良紀行(その12)> (5)観光タクシー ア 三十三間堂8月6日は、観光タクシーを一日、利用しました。 ホテルで前日手配したのですが、二社紹介されたうち、安かっ […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その11) 公開日:2004年8月24日 未分類 太田述正コラム#0451(2004.8.24)<京都・奈良紀行(その11)> (投票をありがとうございました。カネと色恋に係わるものが殆どの、しかも購読者数の桁が違うメルマガに囲まれて12位、というのは、われながらよく […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その10) 公開日:2004年8月23日 未分類 太田述正コラム#0450(2004.8.23)<京都・奈良紀行(その10)> (私より上位のメルマガは、奥様方の関心が高そうなものが多く、昼間に票が沢山入ります。言いにくいことながら、最終日の本日20日は、できればお勤 […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その9) 公開日:2004年8月21日 未分類 太田述正コラム#0448(2004.8.21)<京都・奈良紀行(その9)> (やっと12位になりましたが、13位とはデッドヒートを演じていますし、11位とは200数十票離れています。引き続き、http://cgi.ma […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その8) 公開日:2004年8月19日 未分類 太田述正コラム#0446(2004.8.19)<京都・奈良紀行(その8)> (本日と明20日、http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=0000101909で投 […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その7) 公開日:2004年8月17日 未分類 太田述正コラム#0444(2004.8.17)<京都・奈良紀行(その7)> (多くの読者の皆さんのご尽力で、何とあっという間に13位になってしまいました。これから先は容易ではありませんが、ここまで来たら10位以内をめざ […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その6) 公開日:2004年8月15日 未分類 太田述正コラム#0442(2004.8.15)<京都・奈良紀行(その6)> (何と、目を覚ましたら16位になっていました。耳タコだと思いますが、http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その5) 公開日:2004年8月13日 未分類 太田述正コラム#0440(2004.8.13)<京都・奈良紀行(その5)> (コラムの人気投票は現在19位ですが、最近のペースで行けば、13位くらいまでは確実に行けそうな予感がします。しかし10位以内をめざすのなら、相 […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その4) 公開日:2004年8月11日 未分類 太田述正コラム#0438(2004.8.11)<京都・奈良紀行(その4)> (あと数票で20位になります。http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=000010 […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その3) 公開日:2004年8月9日 未分類 太田述正コラム#0436(2004.8.9)<京都・奈良紀行(その3)> (コラムの人気投票ですが、http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=0000101909 […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その8) 公開日:2004年8月5日 未分類 太田述正コラム#0432(2004.8.5)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その8)> ナチスドイツ(第三帝国)はドイツ帝国(神聖ローマ帝国を第一帝国として、第二帝国)の名実ともの忠実な承継者だ。 MittelEurop […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その7) 公開日:2004年8月4日 未分類 太田述正コラム#0431(2004.8.4)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その7)> 4 補論:俯瞰的視点から (1)第一次世界大戦ドイツ開戦責任論 ア 始めに 本稿を終えるにあたって、「そもそもドイツ人が、先の大戦 […] 続きを読む
没落する米国(その4) 公開日:2004年8月2日 未分類 太田述正コラム#0429(2004.8.2)<没落する米国(その4)> (5)ソフトパワーの陰り長期的観点からより懸念されるのは、米国のソフトパワーに陰りが見えることです。 強引なイラク戦開戦、イラク占領後の失態、ワール […] 続きを読む
没落する米国(その3) 公開日:2004年8月1日 未分類 太田述正コラム#0428(2004.8.1)<没落する米国(その3)> (本篇はコラム#308、312の続きです。) 4 各論 (1)無駄だらけの米国経済 米国が8000億ドル近くも国防費に使っており、世界の国防費の […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その6) 公開日:2004年7月31日 未分類 太田述正コラム#0427(2004.7.31)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その6)> イ ナチス時代 ヒットラーが英国に敬意を持ち、英国と戦おうとするどころか同盟を結ぼうとしたくらいであり、ヒットラーのポーランド侵 […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その5) 公開日:2004年7月30日 未分類 太田述正コラム#0426(2004.7.30)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その5)> カ ヒットラー映画ドイツではつい最近まで、ヒットラーが登場する映画やTVでは、ヒットラーだけが画面に映し出されなかったり、静止画面 […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その4) 公開日:2004年7月29日 未分類 太田述正コラム#0425(2004.7.29)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その4)> 1944年6月6日、5,000隻の艦艇、11,000機の航空機、150,000人の兵士による史上最大の作戦、ノルマンディー上陸作戦が […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その3) 公開日:2004年7月28日 未分類 太田述正コラム#0424(2004.7.28)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その3)> ウ ドイツ人追放 更に論議を呼んでいるのがドイツ人追放問題に対するドイツ内の動きです。 先の大戦の終わり近くから戦後(1950年代ま […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その2) 公開日:2004年7月27日 未分類 太田述正コラム#0423(2004.7.27)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その2)> ア ヴィルヘルム・グスタフ号事件転機になったのは、ドイツの左翼にしてノーベル賞作家のギュンター・グラス(G?nter Grass。 […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その1) 公開日:2004年7月26日 未分類 太田述正コラム#0422(2004.7.26)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その1)> 1 始めに 先の大戦の敗戦国として、何かと比較されることの多い旧同盟国の日本とドイツですが、ドイツの方は、大戦中にナチスがホロコー […] 続きを読む
トラディショナリズム(その5) 公開日:2004年7月24日 未分類 太田述正コラム#0420(2004.7.24)<トラディショナリズム(その5)> (本篇は、コラム#413の続きです。) 3 後書きに代えて・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)チャールス皇太子 セッジウィックが […] 続きを読む
疲弊する米軍(その3) 公開日:2004年7月21日 未分類 太田述正コラム#0417(2004.7.21)<疲弊する米軍(その3)> 3 補給上の隘路 空軍はこのように頑張って地上部隊に補給をしているわけですが、おかげで南西アジア、ディエゴガルシア、及び欧州の米軍の装備品・補給 […] 続きを読む
疲弊する米軍(その2) 公開日:2004年7月20日 未分類 太田述正コラム#0416(2004.7.20)<疲弊する米軍(その2)> 米議会の中からは、米陸軍のフルタイム兵力の上限枠を上方改訂すべきだとの声があがっていますが、国防省は、きついのは今がピークであり、民間委託を更に […] 続きを読む
疲弊する米軍(その1) 公開日:2004年7月19日 未分類 太田述正コラム#0415(2004.7.19)<疲弊する米軍(その1)> 対テロ戦争で、米軍が疲弊しています。 1 米地上部隊 (1)数の不足イラク戦争始まって以来の50歳以上の米兵の死亡者は10名に達しています。死亡者 […] 続きを読む
在日米軍の再編計画 公開日:2004年7月18日 未分類 太田述正コラム#0414(2004.7.18)<在日米軍の再編計画> 1 始めに 5月26日(コラム#301)に、「米地上部隊の軽量化と機動性の向上によって、特定の前方地域に地上部隊を配備しておく必要性は少なくなった」、 […] 続きを読む
トラディショナリズム(その4) 公開日:2004年7月17日 未分類 太田述正コラム#0413(2004.7.17)<トラディショナリズム(その4)> 3 後書きに代えて (1)ローマ帝国のキリスト教国教化ローマ帝国におけるキリスト教弾圧は、ネロ(Nero)帝による紀元64年のキリスト教 […] 続きを読む
トラディショナリズム(その3) 公開日:2004年7月16日 未分類 太田述正コラム#0412(2004.7.16)<トラディショナリズム(その3)> (3)トラディショナリスト達の主張 ルネ・ゲノン(1886-1951)は、近代を全面否定しました。 ということは、私の理解ではゲノンは、 […] 続きを読む
トラディショナリズム(その2) 公開日:2004年7月15日 未分類 太田述正コラム#0411(2004.7.15)<トラディショナリズム(その2)> (2)トラディショナリズムの淵源 セッジウィックによれば、トラディショナリズムの淵源は、15世紀のイタリアに始まったペレニアリズム(Pe […] 続きを読む
トラディショナリズム(その1) 公開日:2004年7月14日 未分類 太田述正コラム#0410(2004.7.14)<トラディショナリズム(その1)> 1 始めに 宗教原理主義と宗教忌避の両面を持っていたプロテスタンティズム、対英「後進国」独・仏の劣等感を昇華するためのマスターベーション […] 続きを読む
メーリングリスト登録者1000名達成 公開日:2004年7月13日 未分類 太田述正コラム#0409(2004.7.13)<メーリングリスト登録者1000名達成> 私のメーリングリストに登録していただいている方の数がちょうど1000名に達しました。 私がコラムを書き始めたのは、2001年の11 […] 続きを読む
参院選(その2) 公開日:2004年7月12日 未分類 太田述正コラム#0408(2004.7.12)<参院選(その2)> 2 参院選についての英米の論調 (1)論調の紹介 ア 英国ガーディアン:無視。ファイナンシャルタイムス:見出し・・小泉大打撃を受ける(Koizumi […] 続きを読む
参院選(その1) 公開日:2004年7月11日 未分類 太田述正コラム#0407(2004.7.11)<参院選(その1)> 1 参院選についての所感 今回の参院選の結果について、日本の新聞は、「改選議席の獲得数で野党が「第1党」となったのは、1989年の社会党(当時)が46議 […] 続きを読む
気候と歴史(その3) 公開日:2004年7月3日 未分類 太田述正コラム#0399(2004.7.3)<気候と歴史(その3)> (メタンガスに言及した部分の誤りを訂正した上で、前回のコラムをホームページに再掲載しておきました。) 5 イラク・気候・歴史 現在世界中の関心がイ […] 続きを読む
気候と歴史(その2) 公開日:2004年7月2日 未分類 太田述正コラム#0398(2004.7.2)<気候と歴史(その2)> 4 人類の歴史もまた気候を変化させてきた 更に巨視的に、気候と人類の歴史との関係を考えることにしましょう。 18,000年前に最後の本格的な氷河期が […] 続きを読む
気候と歴史(その1) 公開日:2004年7月1日 未分類 太田述正コラム#0397(2004.7.1)<気候と歴史(その1)> 1 始めに もう真夏が訪れたような毎日ですね。毎年、暑さが増しているようで、温室効果による地球温暖化が着実に進行している感があります。 気候は人間の […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その7)) 公開日:2004年6月29日 未分類 太田述正コラム#0395(2004.6.29)<終焉に向かうアルカーイダ(その7)> (前回のコラム#394に、<全般>の所を大幅に拡充する等の修正を加えてホームページに再掲載してあります。なお、おかげさまで現在メーリ […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その6) 公開日:2004年6月28日 未分類 太田述正コラム#0394(2004.6.28)<終焉に向かうアルカーイダ(その6)> (本篇は、コラム#390の続きです。なお、コラム#393に関し、毎日新聞の電子版が健在(http://www.mainichi-ms […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その5) 公開日:2004年6月24日 未分類 太田述正コラム#0390(2004.6.24)<終焉に向かうアルカーイダ(その5)> もう少し具体的にご説明しましょう。 アルカーイダの「先輩」のJama’at al-Jihadは、イスラム教に背いてエジプ […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その4) 公開日:2004年6月23日 未分類 太田述正コラム#0389(2004.6.23)<終焉に向かうアルカーイダ(その4)> (前回のコラム#388をご覧になりたい方は、ホームページ(http://www.ohtan.net)の時事コラム欄をご覧ください。た […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その3) 公開日:2004年6月22日 未分類 太田述正コラム#0388(2004.6.22)<終焉に向かうアルカーイダ(その3)> 伝統的なjahiliyaとは、異教徒、すなわちイスラム教について蒙昧であること、を意味していましたが、クトゥブはこれを、イスラム教の […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その2) 公開日:2004年6月21日 未分類 太田述正コラム#0387(2004.6.21)<終焉に向かうアルカーイダ(その2)> (前回のコラム#386の凡ミス等を訂正してホームページに再掲載してあります。) 3 サイード・クトゥブ キリスト教原理主義とアルカ […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その1) 公開日:2004年6月20日 未分類 太田述正コラム#0386(2004.6.20)<終焉に向かうアルカーイダ(その1)> 1 始めに 「私は、アルカーイダ等の対米闘争について、日本の幕末の英国を主たる標的とした攘夷運動と基本的に同じものだと思っています」と […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その10) 公開日:2004年6月18日 未分類 太田述正コラム#0384(2004.6.18)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その10)> (10)英軍英国はかつてイラク統治の経験を持っているだけでなく、長年にわたるIRAとの戦いを通じてテロリストとの戦いについて […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その9) 公開日:2004年6月17日 未分類 太田述正コラム#0383(2004.6.17)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その9)> (9)CIAいやいや、元凶は米軍そのものではなくてCIAだ、という指摘もあります。タグバ少将の報告書によれば、軍諜報要員とCI […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その8) 公開日:2004年6月16日 未分類 太田述正コラム#0382(2004.6.16)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その8)> (本篇は、コラム#374の続きです。) さて、カルピンスキ准将の弁明を聞いてあきれるのは、そんな弁明は米国の敵国の将官には絶 […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その7) 公開日:2004年6月8日 未分類 太田述正コラム#0374(2004.6.8)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その7)> (8)米軍リーダーシップが一番問われるのは米軍内部においてでしょう。話題の中心になっているのは、既にこのシリーズで何度か登場した […] 続きを読む
イラク終戦処理の「完了」 公開日:2004年6月5日 未分類 太田述正コラム#0371(2004.6.5)<イラク終戦処理の「完了」> (野暮用がめっぽう忙しく、相当バテ気味です。そこで、今回はかなり肩の力を抜いて書かせていただきました。ご理解のほどを。) 私が常にイラク情勢に […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その6) 公開日:2004年6月4日 未分類 太田述正コラム#0370(2004.6.4)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その6)> (7)ブッシュ政権の対テロ戦争 ロンドンに本部を置くアムネスティーインターナショナルは、5月末に年次報告(http://web. […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その5) 公開日:2004年6月1日 未分類 太田述正コラム#0367(2004.6.1)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その5)> (コラム#363の冒頭部分に微修正を加え、コラム#366の注4を注5に変更し、新たな注4を挿入して、ホームページに再掲載してあり […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その4) 公開日:2004年5月31日 未分類 太田述正コラム#0366(2004.5.31)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その4)> イ ポルノ文化それにしても、日本の旧軍や自衛隊がアブグレイブ収容所を管理したとしたら、たとえ囚人に対する虐待が起こったとして […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その3) 公開日:2004年5月30日 未分類 太田述正コラム#0365(2004.5.30)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その3)> (私のホームページ(http://www.ohtan.net)でコラムのバックナンバーをご覧になる方。(4月はもっと乱れてますが […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その2) 公開日:2004年5月29日 未分類 太田述正コラム#0364(2004.5.29)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その2)> これは、アブグレイブで起こったことと瓜二つと言っていいほど似ています。 似てはいるのですが、アブグレイブで起こったことの方が数 […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その1) 公開日:2004年5月28日 未分類 太田述正コラム#0363(2004.5.28)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その1)> イラクのアブグレイブ収容所での米軍による収容者虐待事件が露見したのは、ある米兵の内部告発を受けて米軍が調査に乗り出し、その調査 […] 続きを読む
第二回小泉・金会談について(その4) 公開日:2004年5月27日 未分類 太田述正コラム#0362(2004.5.27)<第二回小泉・金会談について(その4)> (一昨日小倉に一泊し、昨日野暮用で大分県を訪れ、新貝中津市長及び広瀬大分県知事とそれぞれ旧交を温めてきました。昨夜東京に戻ったとこ […] 続きを読む
第二回小泉・金会談について(その3) 公開日:2004年5月26日 未分類 太田述正コラム#0361(2004.5.26)<第二回小泉・金会談について(その3)> (4)米国の韓国放棄 以上見てきた核攻撃力、核防御力、通常兵力の強化は、第一義的には米国自身のためであり、第二義的には日本のためで […] 続きを読む
第二回小泉・金会談について(その2) 公開日:2004年5月25日 未分類 太田述正コラム#0360(2004.5.25)<第二回小泉・金会談について(その2)> (最初に読者の鈴木さんからのメールを転載させていただきます。私のコラムは、その後に続きます。) ――――――――――――――――― […] 続きを読む
第二回小泉・金会談について(その1) 公開日:2004年5月24日 未分類 太田述正コラム#0359(2004.5.24)<第二回小泉・金会談について(その1)> 平壌で二度目の小泉・金会談が行われ、拉致問題で進展がありました。 この「意義」を理解するためには、現在の朝鮮半島状況を踏まえる必要 […] 続きを読む
開放的な社会礼賛(その2) 公開日:2004年5月23日 未分類 太田述正コラム#0358(2004.5.23)<開放的な社会礼賛(その2)> 3 感想 (1)北朝鮮非開放社会の最たるものの北朝鮮の惨状はご承知の通りです。 (北朝鮮は、核問題について、以前(コラム#170及び171で […] 続きを読む
開放的な社会礼賛(その1) 公開日:2004年5月22日 未分類 太田述正コラム#0357(2004.5.22)<開放的な社会礼賛(その1)> 1 始めに これまで私がことあるごとに、アングロサクソンと日本の提携を主張し、ヒンズー原理主義を批判し、イスラムの病弊を嘆き、ロシア的なるも […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その6) 公開日:2004年5月18日 未分類 太田述正コラム#0353(2004.5.18)<新悪の枢軸:中国篇(その6)> 6 展望 中国が本格的に自由・民主主義化の道を歩み始めるきっかけになるのは何なのでしょうか。 中華人民共和国が、漢人主導の「中華帝国」とし […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その5) 公開日:2004年5月17日 未分類 太田述正コラム#0352(2004.5.17)<新悪の枢軸:中国篇(その5)> (2)権力にしがみつく中国共産党 胡錦涛体制のホンネは次のようなものであると考えられています。 a:共産党による支配は継続する。b:ただし […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その4) 公開日:2004年5月15日 未分類 太田述正コラム#0350(2004.5.15)<新悪の枢軸:中国篇(その4)> (本コラムの購読者数が10日に769名に達して以来、一時772名までのびたものの、現在再び769名に戻っています。5日間も数が増えなかった […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その3) 公開日:2004年5月14日 未分類 太田述正コラム#0349(2004.5.14)<新悪の枢軸:中国篇(その3)> より深刻な問題は、中国の自由・民主主義化の停滞です。 3 人権状況改善の頓挫 (1)人権状況への懸念4月の初め、パウエル米国務長官は、中 […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その2) 公開日:2004年5月13日 未分類 太田述正コラム#0348(2004.5.13)<新悪の枢軸:中国篇(その2)> 2 経済発展の代償 (1)所得分配の不平等化中国の経済発展には著しいものがありますが、その代償もまた巨大なものがあります。開放化政策が始ま […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その1) 公開日:2004年5月12日 未分類 太田述正コラム#0347(2004.5.12)<新悪の枢軸:中国篇(その1)> いよいよ、新悪の枢軸中の真打ち、中国の登場です。 1 経済発展 購買力平価による最新データ(IMF)では、中国のGNPは世界の12.6% […] 続きを読む
イラクの現状について(号外篇4) 公開日:2004年5月8日 未分類 太田述正コラム#0343(2004.5.8)<イラクの現状について(号外篇4)> 米軍(注8)が5月4日のタイミングで動いたのは、ファルージャ攻防戦が終わった(コラム#341)からであり、かつ5月4日にバグダッドでシー […] 続きを読む
イラクの現状について(号外篇3) 公開日:2004年5月7日 未分類 太田述正コラム#0342(2004.5.7)<イラクの現状について(号外篇3)> (2)サドル師の反乱収束へ「イランの影響下にあるナジャフのイスラム有識者達からの働きかけもあり、イランの政府使節がイラクに到着した前後にサ […] 続きを読む
イラクの現状について(号外篇2) 公開日:2004年5月6日 未分類 太田述正コラム#0341(2004.5.6)<イラクの現状について(号外篇2)> 2 イラクの反乱収束へ (1)ファルージャの反乱収束ほぼ一ヶ月間も続き、米側100名、イラク側600名の人名が犠牲になったファルージャ攻 […] 続きを読む
イラクの現状について(号外篇1) 公開日:2004年5月5日 未分類 太田述正コラム#0340(2004.5.5)<イラクの現状について(号外篇1)> 1 イラク人収用者虐待事件をめぐって (1)始めに イラクの米軍がイラク人収用者を虐待したことが明るみに出(http://www.was […] 続きを読む
サッチャー時代の英国(その2) 公開日:2004年4月30日 未分類 太田述正コラム#0335(2004.4.30)<サッチャー時代の英国(その2)> 2 かつての大英帝国の最後の光芒 サッチャー政権時代のハイライトは1982年のフォークランド戦争の勝利です。私は、「戦勝の結果、第二次大戦 […] 続きを読む
サッチャー時代の英国(その1)) 公開日:2004年4月29日 未分類 太田述正コラム#0334(2004.4.29)<サッチャー時代の英国(その1)> 1 サッチャー時代の英国経済 マーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher。1925-)が英国の首相であった時代(197 […] 続きを読む
アフリカについて 公開日:2004年4月28日 未分類 太田述正コラム#0333(2004.4.28)<アフリカについて> 1 始めに アフリカ・・と言っても正確にはサハラ以南のアフリカ(Sub-Saharan Africa)・・については、私が土地勘がないこともあって、今 […] 続きを読む
ブッシュ政権の世界戦略(その3) 公開日:2004年4月27日 未分類 太田述正コラム#0332(2004.4.27)<ブッシュ政権の世界戦略(その3)> (2)パレスティナ ブッシュ政権のパレスティナ政策については、コラム#321を参照してください。 ブッシュ政権の台湾政策にせよ、パレス […] 続きを読む
両極分解する米国 公開日:2004年4月26日 未分類 太田述正コラム#0331(2004.4.26)<両極分解する米国> (コラム#327の一部に訂正、加筆を行い、ホームページ(http://www.htan.net)の時事コラム欄に再掲載してあります。) 1 始めに […] 続きを読む
カストロ・米国・中南米(続) 公開日:2004年4月25日 未分類 太田述正コラム#0330(2004.4.25)<カストロ・米国・中南米(続)> 3 米国と中南米、そしてカストロ ベネズエラの作家カルロス・ランゲル(Carlos Rangel)は、「中南米の人間にとって、少しばかりの […] 続きを読む
カストロ・米国・中南米 公開日:2004年4月24日 未分類 太田述正コラム#0329(2004.4.24)<カストロ・米国・中南米> 1 始めに 国連の石油・食糧交換プログラムにからむ贈収賄事件で名前が出ているジョージ・ギャロウェー英下院議員(コラム#326)は、この報道を昨年 […] 続きを読む
ブッシュ政権の世界戦略(その2) 公開日:2004年4月23日 未分類 太田述正コラム#0328(2004.4.23)<ブッシュ政権の世界戦略(その2)> (2)新悪の枢軸の封じ込め これは、私がかねてから注意を喚起しているところの、ロシア、インド、中共三国を潜在敵国視しその封じ込めを図る […] 続きを読む
ブッシュ政権の世界戦略(その1) 公開日:2004年4月22日 未分類 太田述正コラム#0327(2004.4.22)<ブッシュ政権の世界戦略(その1)> ブッシュ政権の任期の満了が近づきつつある現在、ようやくその世界戦略の全体像が明らかになりつつあります。 私はそれは、「自由・民主主義の […] 続きを読む
国際連合の実相(その2) 公開日:2004年4月21日 未分類 太田述正コラム#0326(2004.4.21)<国際連合の実相(その2)> (2)国連平和維持活動いまや国連平和維持活動(PKO)は、鳴り物入りの国連の表看板の一つになっており、国連加盟国191カ国中、94カ国が世界の […] 続きを読む
国際連合の実相(その1) 公開日:2004年4月20日 未分類 太田述正コラム#0325(2004.4.20)<国際連合の実相(その1)> 1 始めに 私は1980年に日本政府の推薦を得て、国際連合事務総長によって信頼醸成措置に関する会議の日本政府専門家に任命され、同年から翌年にか […] 続きを読む
イラクの現状について(おさらい5) 公開日:2004年4月19日 未分類 太田述正コラム#0324(2004.4.19)<イラクの現状について(おさらい5)> (3)シリアの「自由」化シリアにおいて先般、北部の都市から始まったクルド人(シリア内に130万人が居住。うち30万人は主にトルコからの […] 続きを読む
イラクの現状について(おさらい4) 公開日:2004年4月18日 未分類 太田述正コラム#0323(2004.4.18)<イラクの現状について(おさらい4)> 4 フセイン政権崩壊が中東に及ぼした巨大なインパクト 米英両国によるイラク戦争の決行とその結果としてのフセイン政権崩壊以降、巨大な地 […] 続きを読む
イラクの現状について(おさらい3) 公開日:2004年4月17日 未分類 太田述正コラム#0322(2004.4.17)<イラクの現状について(おさらい3)> 精強な新生イラク軍を整備、運用するためには、有能な将校の確保と、権威ある統治機構の確立が必要不可欠です。 このところイラク情勢が緊迫化 […] 続きを読む
パレスティナ紛争の終焉 公開日:2004年4月16日 未分類 太田述正コラム#0321(2004.4.16)<パレスティナ紛争の終焉> 1 始めに イラク情勢の緊迫化に目を奪われている間に、中東に関し、画期的な動きがありました。 パレスティナ紛争の終焉です。私は1月23日付のコラ […] 続きを読む
イラクの現状について(おさらい2) 公開日:2004年4月15日 未分類 太田述正コラム#0320(2004.4.15)<イラクの現状について(おさらい2)> 2 抵抗勢力 (2) シーア派急進派勢力 このような、アラブ人市民の傷ついた心情を背景に、シーア派急進派のサドル師は、マーディ(Mah […] 続きを読む
イラクの現状について(おさらい1) 公開日:2004年4月14日 未分類 太田述正コラム#0319(2004.4.14)<イラクの現状について(おさらい1)> この際、基本的なことを押さえておきましょう。 1 フセイン政権崩壊一周年のイラク フセイン政権下で数年来禁止されていたスンニ派信徒 […] 続きを読む
シバジ騒動(追補2) 公開日:2004年4月13日 未分類 太田述正コラム#0318(2004.4.13)<シバジ騒動(追補2)> 2 ナイポールの「過ち」 以前、ノーベル文学賞受賞者である、トリニダード出身のインド人VS・ナイポールが「インド固有のサンスクリット文化(すなわち […] 続きを読む