OHTAN.NETOHTAN.NETソーシャルメディアにほんブログ村 政治ブログ 軍事・防衛へ

防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

「未分類」の記事一覧

イラク情勢の暗転?(その1)

太田述正コラム#0481(2004.9.23)<イラク情勢の暗転?(その1)> 1 三つの地域ごとに異なるイラク情勢  (1)全般的情勢5月上旬(コラム#340??343)と6月初頭(コラム#371)に楽観的なイラク情勢 […]

険悪化する米韓関係

太田述正コラム#0473(2004.9.15)<険悪化する米韓関係>  9月末までに開かれるはずだった六カ国協議が北朝鮮の熱意のなさから開かれそうもありません。 これは、米国の11月の大統領選挙で、北朝鮮に対するあたりが […]

両極分解する米国(番外編)(その1)

太田述正コラム#0470(2004.9.12)<両極分解する米国(番外編)(その1)> 1 米国のキリスト教原理主義化  両極分解した米国は今後どうなるのでしょうか。 今、ほぼきれいに二分されている米国は、早晩、保守派な […]

トロイとイギリス(その2)

太田述正コラム#0468(2004.9.10)<トロイとイギリス(その2)>  (「ベスラン惨事とロシア」シリーズはまだまだ続きます(私のホームページでの前回のコラム#467の目次表示位置がズレているのでご注意)が、忘れ […]

トロイとイギリス(その1)

太田述正コラム#0463(2004.9.5)<トロイとイギリス(その1)> 1 トロイの末裔がイギリスの祖?  たまたま、読者からも問題提起がありましたが、イギリス史にはトロイ(Troy)の姿が見え隠れしています(注1) […]

世界を決定した1759年(その2)

太田述正コラム#0459(2004.9.1)<世界を決定した1759年(その2)> 3 1759年  では、この7年戦争における、そのまた決定的瞬間は何だったのでしょうか。 英国の戦史学者のマクリン(Frank McLy […]

両極分解する米国(続)(その2)

太田述正コラム#0458(2004.8.31)<両極分解する米国(続)(その2)>  (8月20日にメーリングリスト登録者が1113名になったとご報告してから、登録者数の伸びが止まってしまい、一時1119名を記録したもの […]

世界を決定した1759年(その1)

太田述正コラム#0457(2004.8.30)<世界を決定した1759年(その1)> 1 始めに  世界の近現代史はアングロサクソン文明と欧州文明のせめぎあいだというのが、私の歴史観の核心部分(多すぎるのでコラム番号は挙 […]

両極分解する米国(続)(その1)

太田述正コラム#0456(2004.8.29)<両極分解する米国(続)(その1)> 以前(コラム#331)、米国が、「保守的な人、すなわち高齢、低学歴で、配偶者を有し、非組合員であって、せっせと教会に通い、田舎に住む人を […]

京都・奈良紀行(その13)

太田述正コラム#0455(2004.8.28)<京都・奈良紀行(その13)>   エ 二条城 次は二条城です。二条城は、1603年に将軍宣下されてすぐ、徳川家康(1543??1616年)が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿 […]

ワルシャワ蜂起(その2)

太田述正コラム#0454(2004.8.27)<ワルシャワ蜂起(その2)>  (前回のコラム#453に大幅に手を入れてホームページ(http://www.ohtan.net)に再掲載してあります。)  1944年のワルシ […]

ワルシャワ蜂起(その1)

太田述正コラム#0453(2004.8.26)<ワルシャワ蜂起(その1)>  今年の8月1日はワルシャワ蜂起60周年にあたります(注1)。  (注1)1939年9月にドイツは53個師団の大兵力でもってポーランドに侵攻し、 […]

京都・奈良旅行(その12)

太田述正コラム#0452(2004.8.25)<京都・奈良紀行(その12)>  (5)観光タクシー  ア 三十三間堂8月6日は、観光タクシーを一日、利用しました。 ホテルで前日手配したのですが、二社紹介されたうち、安かっ […]

京都・奈良紀行(その11)

太田述正コラム#0451(2004.8.24)<京都・奈良紀行(その11)>  (投票をありがとうございました。カネと色恋に係わるものが殆どの、しかも購読者数の桁が違うメルマガに囲まれて12位、というのは、われながらよく […]

京都・奈良紀行(その10)

太田述正コラム#0450(2004.8.23)<京都・奈良紀行(その10)>  (私より上位のメルマガは、奥様方の関心が高そうなものが多く、昼間に票が沢山入ります。言いにくいことながら、最終日の本日20日は、できればお勤 […]

京都・奈良紀行(その9)

太田述正コラム#0448(2004.8.21)<京都・奈良紀行(その9)>  (やっと12位になりましたが、13位とはデッドヒートを演じていますし、11位とは200数十票離れています。引き続き、http://cgi.ma […]

京都・奈良紀行(その7)

太田述正コラム#0444(2004.8.17)<京都・奈良紀行(その7)>  (多くの読者の皆さんのご尽力で、何とあっという間に13位になってしまいました。これから先は容易ではありませんが、ここまで来たら10位以内をめざ […]

京都・奈良紀行(その6)

太田述正コラム#0442(2004.8.15)<京都・奈良紀行(その6)>  (何と、目を覚ましたら16位になっていました。耳タコだと思いますが、http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books […]

京都・奈良紀行(その5)

太田述正コラム#0440(2004.8.13)<京都・奈良紀行(その5)>  (コラムの人気投票は現在19位ですが、最近のペースで行けば、13位くらいまでは確実に行けそうな予感がします。しかし10位以内をめざすのなら、相 […]

悪夢から覚めつつあるドイツ(その8)

太田述正コラム#0432(2004.8.5)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その8)>  ナチスドイツ(第三帝国)はドイツ帝国(神聖ローマ帝国を第一帝国として、第二帝国)の名実ともの忠実な承継者だ。 MittelEurop […]

悪夢から覚めつつあるドイツ(その7)

太田述正コラム#0431(2004.8.4)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その7)> 4 補論:俯瞰的視点から  (1)第一次世界大戦ドイツ開戦責任論  ア 始めに 本稿を終えるにあたって、「そもそもドイツ人が、先の大戦 […]

没落する米国(その4)

太田述正コラム#0429(2004.8.2)<没落する米国(その4)> (5)ソフトパワーの陰り長期的観点からより懸念されるのは、米国のソフトパワーに陰りが見えることです。 強引なイラク戦開戦、イラク占領後の失態、ワール […]

没落する米国(その3)

太田述正コラム#0428(2004.8.1)<没落する米国(その3)>  (本篇はコラム#308、312の続きです。) 4 各論  (1)無駄だらけの米国経済 米国が8000億ドル近くも国防費に使っており、世界の国防費の […]

悪夢から覚めつつあるドイツ(その6)

太田述正コラム#0427(2004.7.31)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その6)>   イ ナチス時代 ヒットラーが英国に敬意を持ち、英国と戦おうとするどころか同盟を結ぼうとしたくらいであり、ヒットラーのポーランド侵 […]

悪夢から覚めつつあるドイツ(その5)

太田述正コラム#0426(2004.7.30)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その5)>  カ ヒットラー映画ドイツではつい最近まで、ヒットラーが登場する映画やTVでは、ヒットラーだけが画面に映し出されなかったり、静止画面 […]

悪夢から覚めつつあるドイツ(その3)

太田述正コラム#0424(2004.7.28)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その3)> ウ ドイツ人追放 更に論議を呼んでいるのがドイツ人追放問題に対するドイツ内の動きです。 先の大戦の終わり近くから戦後(1950年代ま […]

悪夢から覚めつつあるドイツ(その1)

太田述正コラム#0422(2004.7.26)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その1)> 1 始めに  先の大戦の敗戦国として、何かと比較されることの多い旧同盟国の日本とドイツですが、ドイツの方は、大戦中にナチスがホロコー […]

トラディショナリズム(その5)

太田述正コラム#0420(2004.7.24)<トラディショナリズム(その5)>  (本篇は、コラム#413の続きです。) 3 後書きに代えて・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)チャールス皇太子 セッジウィックが […]

疲弊する米軍(その3)

太田述正コラム#0417(2004.7.21)<疲弊する米軍(その3)> 3 補給上の隘路  空軍はこのように頑張って地上部隊に補給をしているわけですが、おかげで南西アジア、ディエゴガルシア、及び欧州の米軍の装備品・補給 […]

疲弊する米軍(その2)

太田述正コラム#0416(2004.7.20)<疲弊する米軍(その2)>  米議会の中からは、米陸軍のフルタイム兵力の上限枠を上方改訂すべきだとの声があがっていますが、国防省は、きついのは今がピークであり、民間委託を更に […]

疲弊する米軍(その1)

太田述正コラム#0415(2004.7.19)<疲弊する米軍(その1)> 対テロ戦争で、米軍が疲弊しています。 1 米地上部隊 (1)数の不足イラク戦争始まって以来の50歳以上の米兵の死亡者は10名に達しています。死亡者 […]

在日米軍の再編計画

太田述正コラム#0414(2004.7.18)<在日米軍の再編計画> 1 始めに 5月26日(コラム#301)に、「米地上部隊の軽量化と機動性の向上によって、特定の前方地域に地上部隊を配備しておく必要性は少なくなった」、 […]

トラディショナリズム(その4)

太田述正コラム#0413(2004.7.17)<トラディショナリズム(その4)> 3 後書きに代えて  (1)ローマ帝国のキリスト教国教化ローマ帝国におけるキリスト教弾圧は、ネロ(Nero)帝による紀元64年のキリスト教 […]

トラディショナリズム(その3)

太田述正コラム#0412(2004.7.16)<トラディショナリズム(その3)>  (3)トラディショナリスト達の主張 ルネ・ゲノン(1886-1951)は、近代を全面否定しました。 ということは、私の理解ではゲノンは、 […]

トラディショナリズム(その2)

太田述正コラム#0411(2004.7.15)<トラディショナリズム(その2)>  (2)トラディショナリズムの淵源 セッジウィックによれば、トラディショナリズムの淵源は、15世紀のイタリアに始まったペレニアリズム(Pe […]

トラディショナリズム(その1)

太田述正コラム#0410(2004.7.14)<トラディショナリズム(その1)> 1 始めに  宗教原理主義と宗教忌避の両面を持っていたプロテスタンティズム、対英「後進国」独・仏の劣等感を昇華するためのマスターベーション […]

メーリングリスト登録者1000名達成

太田述正コラム#0409(2004.7.13)<メーリングリスト登録者1000名達成>  私のメーリングリストに登録していただいている方の数がちょうど1000名に達しました。 私がコラムを書き始めたのは、2001年の11 […]

参院選(その2)

太田述正コラム#0408(2004.7.12)<参院選(その2)> 2 参院選についての英米の論調  (1)論調の紹介 ア 英国ガーディアン:無視。ファイナンシャルタイムス:見出し・・小泉大打撃を受ける(Koizumi […]

参院選(その1)

太田述正コラム#0407(2004.7.11)<参院選(その1)> 1 参院選についての所感 今回の参院選の結果について、日本の新聞は、「改選議席の獲得数で野党が「第1党」となったのは、1989年の社会党(当時)が46議 […]

気候と歴史(その3)

太田述正コラム#0399(2004.7.3)<気候と歴史(その3)>  (メタンガスに言及した部分の誤りを訂正した上で、前回のコラムをホームページに再掲載しておきました。) 5 イラク・気候・歴史  現在世界中の関心がイ […]

気候と歴史(その2)

太田述正コラム#0398(2004.7.2)<気候と歴史(その2)> 4 人類の歴史もまた気候を変化させてきた  更に巨視的に、気候と人類の歴史との関係を考えることにしましょう。 18,000年前に最後の本格的な氷河期が […]

気候と歴史(その1)

太田述正コラム#0397(2004.7.1)<気候と歴史(その1)> 1 始めに  もう真夏が訪れたような毎日ですね。毎年、暑さが増しているようで、温室効果による地球温暖化が着実に進行している感があります。 気候は人間の […]

終焉に向かうアルカーイダ(その7))

太田述正コラム#0395(2004.6.29)<終焉に向かうアルカーイダ(その7)>  (前回のコラム#394に、<全般>の所を大幅に拡充する等の修正を加えてホームページに再掲載してあります。なお、おかげさまで現在メーリ […]

終焉に向かうアルカーイダ(その3)

太田述正コラム#0388(2004.6.22)<終焉に向かうアルカーイダ(その3)>  伝統的なjahiliyaとは、異教徒、すなわちイスラム教について蒙昧であること、を意味していましたが、クトゥブはこれを、イスラム教の […]

終焉に向かうアルカーイダ(その2)

太田述正コラム#0387(2004.6.21)<終焉に向かうアルカーイダ(その2)>  (前回のコラム#386の凡ミス等を訂正してホームページに再掲載してあります。) 3 サイード・クトゥブ  キリスト教原理主義とアルカ […]

終焉に向かうアルカーイダ(その1)

太田述正コラム#0386(2004.6.20)<終焉に向かうアルカーイダ(その1)> 1 始めに 「私は、アルカーイダ等の対米闘争について、日本の幕末の英国を主たる標的とした攘夷運動と基本的に同じものだと思っています」と […]

イラク終戦処理の「完了」

太田述正コラム#0371(2004.6.5)<イラク終戦処理の「完了」>  (野暮用がめっぽう忙しく、相当バテ気味です。そこで、今回はかなり肩の力を抜いて書かせていただきました。ご理解のほどを。)  私が常にイラク情勢に […]

第二回小泉・金会談について(その4)

太田述正コラム#0362(2004.5.27)<第二回小泉・金会談について(その4)>  (一昨日小倉に一泊し、昨日野暮用で大分県を訪れ、新貝中津市長及び広瀬大分県知事とそれぞれ旧交を温めてきました。昨夜東京に戻ったとこ […]

第二回小泉・金会談について(その3)

太田述正コラム#0361(2004.5.26)<第二回小泉・金会談について(その3)>  (4)米国の韓国放棄 以上見てきた核攻撃力、核防御力、通常兵力の強化は、第一義的には米国自身のためであり、第二義的には日本のためで […]

第二回小泉・金会談について(その2)

太田述正コラム#0360(2004.5.25)<第二回小泉・金会談について(その2)>  (最初に読者の鈴木さんからのメールを転載させていただきます。私のコラムは、その後に続きます。) ――――――――――――――――― […]

第二回小泉・金会談について(その1)

太田述正コラム#0359(2004.5.24)<第二回小泉・金会談について(その1)>  平壌で二度目の小泉・金会談が行われ、拉致問題で進展がありました。 この「意義」を理解するためには、現在の朝鮮半島状況を踏まえる必要 […]

開放的な社会礼賛(その2)

太田述正コラム#0358(2004.5.23)<開放的な社会礼賛(その2)> 3 感想  (1)北朝鮮非開放社会の最たるものの北朝鮮の惨状はご承知の通りです。 (北朝鮮は、核問題について、以前(コラム#170及び171で […]

開放的な社会礼賛(その1)

太田述正コラム#0357(2004.5.22)<開放的な社会礼賛(その1)> 1 始めに  これまで私がことあるごとに、アングロサクソンと日本の提携を主張し、ヒンズー原理主義を批判し、イスラムの病弊を嘆き、ロシア的なるも […]

新悪の枢軸:中国篇(その6)

太田述正コラム#0353(2004.5.18)<新悪の枢軸:中国篇(その6)> 6 展望  中国が本格的に自由・民主主義化の道を歩み始めるきっかけになるのは何なのでしょうか。 中華人民共和国が、漢人主導の「中華帝国」とし […]

新悪の枢軸:中国篇(その5)

太田述正コラム#0352(2004.5.17)<新悪の枢軸:中国篇(その5)>  (2)権力にしがみつく中国共産党 胡錦涛体制のホンネは次のようなものであると考えられています。 a:共産党による支配は継続する。b:ただし […]

新悪の枢軸:中国篇(その4)

太田述正コラム#0350(2004.5.15)<新悪の枢軸:中国篇(その4)>  (本コラムの購読者数が10日に769名に達して以来、一時772名までのびたものの、現在再び769名に戻っています。5日間も数が増えなかった […]

新悪の枢軸:中国篇(その3)

太田述正コラム#0349(2004.5.14)<新悪の枢軸:中国篇(その3)>  より深刻な問題は、中国の自由・民主主義化の停滞です。 3 人権状況改善の頓挫  (1)人権状況への懸念4月の初め、パウエル米国務長官は、中 […]

新悪の枢軸:中国篇(その2)

太田述正コラム#0348(2004.5.13)<新悪の枢軸:中国篇(その2)> 2 経済発展の代償  (1)所得分配の不平等化中国の経済発展には著しいものがありますが、その代償もまた巨大なものがあります。開放化政策が始ま […]

新悪の枢軸:中国篇(その1)

太田述正コラム#0347(2004.5.12)<新悪の枢軸:中国篇(その1)>  いよいよ、新悪の枢軸中の真打ち、中国の登場です。 1 経済発展  購買力平価による最新データ(IMF)では、中国のGNPは世界の12.6% […]

イラクの現状について(号外篇4)

太田述正コラム#0343(2004.5.8)<イラクの現状について(号外篇4)>  米軍(注8)が5月4日のタイミングで動いたのは、ファルージャ攻防戦が終わった(コラム#341)からであり、かつ5月4日にバグダッドでシー […]

イラクの現状について(号外篇3)

太田述正コラム#0342(2004.5.7)<イラクの現状について(号外篇3)> (2)サドル師の反乱収束へ「イランの影響下にあるナジャフのイスラム有識者達からの働きかけもあり、イランの政府使節がイラクに到着した前後にサ […]

 イラクの現状について(号外篇2)

太田述正コラム#0341(2004.5.6)<イラクの現状について(号外篇2)> 2 イラクの反乱収束へ  (1)ファルージャの反乱収束ほぼ一ヶ月間も続き、米側100名、イラク側600名の人名が犠牲になったファルージャ攻 […]

イラクの現状について(号外篇1)

太田述正コラム#0340(2004.5.5)<イラクの現状について(号外篇1)> 1 イラク人収用者虐待事件をめぐって  (1)始めに イラクの米軍がイラク人収用者を虐待したことが明るみに出(http://www.was […]

サッチャー時代の英国(その2)

太田述正コラム#0335(2004.4.30)<サッチャー時代の英国(その2)> 2 かつての大英帝国の最後の光芒 サッチャー政権時代のハイライトは1982年のフォークランド戦争の勝利です。私は、「戦勝の結果、第二次大戦 […]

アフリカについて

太田述正コラム#0333(2004.4.28)<アフリカについて> 1 始めに  アフリカ・・と言っても正確にはサハラ以南のアフリカ(Sub-Saharan Africa)・・については、私が土地勘がないこともあって、今 […]

ブッシュ政権の世界戦略(その3)

太田述正コラム#0332(2004.4.27)<ブッシュ政権の世界戦略(その3)>  (2)パレスティナ ブッシュ政権のパレスティナ政策については、コラム#321を参照してください。 ブッシュ政権の台湾政策にせよ、パレス […]

両極分解する米国

太田述正コラム#0331(2004.4.26)<両極分解する米国>  (コラム#327の一部に訂正、加筆を行い、ホームページ(http://www.htan.net)の時事コラム欄に再掲載してあります。) 1 始めに   […]

カストロ・米国・中南米(続)

太田述正コラム#0330(2004.4.25)<カストロ・米国・中南米(続)> 3 米国と中南米、そしてカストロ  ベネズエラの作家カルロス・ランゲル(Carlos Rangel)は、「中南米の人間にとって、少しばかりの […]

カストロ・米国・中南米

太田述正コラム#0329(2004.4.24)<カストロ・米国・中南米> 1 始めに  国連の石油・食糧交換プログラムにからむ贈収賄事件で名前が出ているジョージ・ギャロウェー英下院議員(コラム#326)は、この報道を昨年 […]

ブッシュ政権の世界戦略(その2)

太田述正コラム#0328(2004.4.23)<ブッシュ政権の世界戦略(その2)>  (2)新悪の枢軸の封じ込め これは、私がかねてから注意を喚起しているところの、ロシア、インド、中共三国を潜在敵国視しその封じ込めを図る […]

ブッシュ政権の世界戦略(その1)

太田述正コラム#0327(2004.4.22)<ブッシュ政権の世界戦略(その1)>  ブッシュ政権の任期の満了が近づきつつある現在、ようやくその世界戦略の全体像が明らかになりつつあります。 私はそれは、「自由・民主主義の […]

国際連合の実相(その2)

太田述正コラム#0326(2004.4.21)<国際連合の実相(その2)>  (2)国連平和維持活動いまや国連平和維持活動(PKO)は、鳴り物入りの国連の表看板の一つになっており、国連加盟国191カ国中、94カ国が世界の […]

国際連合の実相(その1)

太田述正コラム#0325(2004.4.20)<国際連合の実相(その1)> 1 始めに  私は1980年に日本政府の推薦を得て、国際連合事務総長によって信頼醸成措置に関する会議の日本政府専門家に任命され、同年から翌年にか […]

イラクの現状について(おさらい5)

太田述正コラム#0324(2004.4.19)<イラクの現状について(おさらい5)> (3)シリアの「自由」化シリアにおいて先般、北部の都市から始まったクルド人(シリア内に130万人が居住。うち30万人は主にトルコからの […]

イラクの現状について(おさらい4)

太田述正コラム#0323(2004.4.18)<イラクの現状について(おさらい4)> 4 フセイン政権崩壊が中東に及ぼした巨大なインパクト  米英両国によるイラク戦争の決行とその結果としてのフセイン政権崩壊以降、巨大な地 […]

イラクの現状について(おさらい3)

太田述正コラム#0322(2004.4.17)<イラクの現状について(おさらい3)> 精強な新生イラク軍を整備、運用するためには、有能な将校の確保と、権威ある統治機構の確立が必要不可欠です。 このところイラク情勢が緊迫化 […]

パレスティナ紛争の終焉

太田述正コラム#0321(2004.4.16)<パレスティナ紛争の終焉> 1 始めに  イラク情勢の緊迫化に目を奪われている間に、中東に関し、画期的な動きがありました。 パレスティナ紛争の終焉です。私は1月23日付のコラ […]

イラクの現状について(おさらい2)

太田述正コラム#0320(2004.4.15)<イラクの現状について(おさらい2)> 2 抵抗勢力 (2) シーア派急進派勢力 このような、アラブ人市民の傷ついた心情を背景に、シーア派急進派のサドル師は、マーディ(Mah […]

イラクの現状について(おさらい1)

太田述正コラム#0319(2004.4.14)<イラクの現状について(おさらい1)>  この際、基本的なことを押さえておきましょう。 1 フセイン政権崩壊一周年のイラク  フセイン政権下で数年来禁止されていたスンニ派信徒 […]

シバジ騒動(追補2)

太田述正コラム#0318(2004.4.13)<シバジ騒動(追補2)> 2 ナイポールの「過ち」  以前、ノーベル文学賞受賞者である、トリニダード出身のインド人VS・ナイポールが「インド固有のサンスクリット文化(すなわち […]