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防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

「未分類」の記事一覧

武士道・騎士道・慈善

太田述正コラム#0614(2005.2.1)<武士道・騎士道・慈善> 1 始めに 以前、コラム#173に関し、私のHPの掲示板上のやりとりで、「李登輝台湾前総統の武士道礼賛等は大変結構なことですが、彼・・はあくまでも外国 […]

イラク暫定国民議会選挙(その1)

太田述正コラム#0612(2005.1.31)<イラク暫定国民議会選挙(その1)> 1 始めに  現在日本時間の1月30日深夜ですが、BBCやCNNのTV放送を見る限り、イラク暫定国民議会選挙では、いくつかのテロ攻撃にも […]

ブッシュの歪んだ対日歴史認識

太田述正コラム#0611(2005.1.31)<ブッシュの歪んだ対日歴史認識> ブッシュ米大統領がブレア英首相との昨年11月12日のワシントンでの首脳会談終了後の共同記者会見で、イラク等の民主化の必要性を強調する文脈で、 […]

英国現代史の恥部(その2)

太田述正コラム#0610(2005.1.30)<英国現代史の恥部(その2)>  マウマウ団は白人入植者に対する全面的な蜂起を開始します。 英国はこの1952年の時点で、既にインド・パキスタン・ビルマを独立させ、パレスティ […]

英国現代史の恥部(その1)

太田述正コラム#0609(2005.1.29)<英国現代史の恥部(その1)> 1 始めに  会田雄次の「アーロン収容所」を読んだことがある方は、先の大戦後の英国管理下の日本兵収容所におけるイギリス人の陰湿な残忍さについて […]

ブッシュの就任演説(その3)

太田述正コラム#0606(2005.1.26)<ブッシュの就任演説(その3)>  (3)ライス発言 ブッシュ演説の中ではTyrranyとしてしか登場しない「敵」を具体的に例示したのが、演説より前に行われた自分の上院就任審 […]

ブッシュの就任演説(その2)

太田述正コラム#0605(2005.1.25)<ブッシュの就任演説(その2)>  ブッシュドクトリンとは何であるかを理解する鍵は、演説中にa: terrorという言葉が全く登場しないこと、であり、また逆にb:Tyrran […]

ブッシュの就任演説(その1)

太田述正コラム#0604(2005.1.24)<ブッシュの就任演説(その1)>  (北方領土問題については、ホームページ(http://www.ohtan.net)の掲示板上でやりとりが続いていますので、ご覧下さい。) […]

男女平等問題をめぐって

太田述正コラム#0600(2005.1.20)<男女平等問題をめぐって> 1 始めに  男女平等を求める運動(Feminism、Women’s Equality Movement)は、英国のメアリー・アステル […]

ハリー事件と英独関係

太田述正コラム#0596(2005.1.16)<ハリー事件と英独関係> 1 始めに  英国のヘンリー王子(以下、愛称を用い、「ハリー」と呼ぶ)がパーティーでナチスドイツ軍の格好をして、イスラエルのシャロン首相を始めとする […]

様変わりしたラテンアメリカ(その2)

太田述正コラム#0595(2005.1.15)<様変わりしたラテンアメリカ(その2)> 3 政治  (1)欧州的な政治の成熟化 かつてのラテンアメリカ諸国の政治においては、ファシスト的独裁と共産主義的独裁の二つの選択肢し […]

様変わりしたラテンアメリカ(その1)

太田述正コラム#0593(2005.1.13)<様変わりしたラテンアメリカ(その1)> 1 始めに  私は、ラテンアメリカはメキシコしか行ったことがありません。 土地勘のない場所については、コラムを書くことをできるだけ控 […]

脱北者問題(その3)

太田述正コラム#0587(2005.1.7)<脱北者問題(その3)> 4 二陣営に分裂した北東アジア (1)北朝鮮体制転覆是認派 他方で、日本も大いに変わりました。 英国・米国・ドイツは年間約2万人もの政治難民を受け入れ […]

脱北者問題(その2)

太田述正コラム#0586(2005.1.6)<脱北者問題(その2)> ハーシュマンのexit/voice(退出/言挙げ)モデル(注7)を引き合いに出すまでもなく、声を挙げても弾圧されるだけであれば、逃げ出すしかありません […]

中共の新台湾政策

太田述正コラム#0585(2005.1.5)<中共の新台湾政策> 1 始めに 先月(コラム#562)、台湾の総選挙に中共が「介入」しなかったことに注目するとともに、「中共に面子を失わせることなく政策転換を行わしめる猶予を […]

脱北者問題(その1)

太田述正コラム#0584(2005.1.4)<脱北者問題(その1)> 1 問題の背景 比較的恵まれていたはずの日本人拉致者の子供達ですら、総じて親より小さいことからも分かるように、北朝鮮の人々は日本人や韓国人に比べて生育 […]

北朝鮮の窮状(その2)

太田述正コラム#0583(2005.1.3)<北朝鮮の窮状(その2)>  (これが実質的に2005年最初のコラムです。今年も、どこまで続くか分かりませんが、引き続き本コラムをよろしくお願いします。)  日本を籠絡すること […]

北朝鮮の窮状(その1)

太田述正コラム#0582(2005.1.2)<北朝鮮の窮状(その1)> 1 始めに  一昨年、北朝鮮は事実上米国に降伏した(コラム#115、117、170、171)が、昨年5月の小泉首相再訪朝によって、2006年以降の早 […]

中国共産党と支那社会(その2)

太田述正コラム#0570(2004.12.21)<中国共産党と支那社会(その2)> 中共の一人っ子政策については、米国政府は一貫して、人権侵害だと批判してきました。この関連でブッシュ政権は、過去三年間、国連人口基金への米 […]

中国共産党と支那社会(その1)

太田述正コラム#0567(2004.12.18)<中国共産党と支那社会(その1)> 1 始めに  支那文明や中国共産党にはまごうことなき負の側面があります(注1)が、だからといって負の側面だけをことさら強調したり、その負 […]

ブッシュ政権新閣僚物語(その2)

太田述正コラム#0564(2004.12.15)<ブッシュ政権新閣僚物語(その2)>  (今回は、ちょっと短いですが、このところ疲労が蓄積しており、楽をさせてもらいました。)  とにかくケリク氏はジュリアーニ市長に忠勤を […]

ブッシュ政権新閣僚物語(その1)

太田述正コラム#0563(2004.12.14)<ブッシュ政権新閣僚物語(その1)>  (コラム#562の中頃の「浮動票の多い青陣営支持者(コラム#296)」は「浮動票の多い緑陣営支持者(コラム#296)」のミスプリです […]

新生アフガニスタン

太田述正コラム#0561(2004.12.12)<新生アフガニスタン> 1 5月末時点での情勢分析  今年6月にForeign Affairs誌に掲載された論考(執筆は5月末)は、アフガニスタンの絶望的な状況を描き出しま […]

胡錦涛時代の中国(その5)

太田述正コラム#0560(2004.12.11)<胡錦涛時代の中国(その5)>  (21,965→21,710→18,549、と減ってきていた本ホームページへの訪問者数が、11月10日??12月10日の一ヶ月は24,31 […]

胡錦涛時代の中国(その4)

太田述正コラム#0559(2004.12.10)<胡錦涛時代の中国(その4)>  (2)胡錦涛体制による軌道修正?  ア 反日ナショナリズム政策の放棄へ? ほぼ1年ぶりに開かれた、現地時間11月21日の日中首脳会談(於チ […]

陸幕製憲法改正案?(その2)

太田述正コラム#0558(2004.12.9)<陸幕製憲法改正案?(その2)>  結局、私は時間をかけて防衛局長を「教育」し、共同作戦計画(注2)は、おおむね原案通り、米側との調印を経て正式文書となりました。  (注2) […]

胡錦涛時代の中国(その3)

太田述正コラム#0557(2004.12.8)<胡錦涛時代の中国(その3)> 4 反日ナショナリズム政策 (1)反日ナショナリズム政策とその帰結  ア 反日ナショナリズム政策の採用 フルシチョフによる1956年のスターリ […]

陸幕製憲法改正案?(その1)

太田述正コラム#0556(2004.12.7)<陸幕製憲法改正案?(その1)> 1 始めに 陸上幕僚監部防衛部防衛課防衛班に属する二等陸佐が元防衛庁長官の中谷元自民党憲法調査会改憲案起草委員会座長(衆議院議員)の求めに応 […]

胡錦涛時代の中国(その2)

太田述正コラム#0555(2004.12.6)<胡錦涛時代の中国(その2)> 3 体も心もボロボロの中国の人々  (1)体の問題昨年中国政府によって実施され、先月公表された調査によれば、中国国民の三分の一は、病気になって […]

ウクライナ情勢(その3)

太田述正コラム#0553(2004.12.4)<ウクライナ情勢(その3)>  ガーディアンの記事とは、橙陣営に結集したウクライナ市民達が求めているのは、親欧米とか親露とかを超越した、自由・民主主義確立への熱い思いだという […]

プロト欧州文明について(その4)

太田述正コラム#0547(2004.11.28)<プロト欧州文明について(その4)>  フリードリッヒは、かつてビザンツ帝国に属し、つい前までイスラム文明が栄え、多数のイスラム教徒が引き続き住んでいたシチリア島と、つい前 […]

プロト欧州文明について(その3)

太田述正コラム#0546(2004.11.27)<プロト欧州文明について(その3)>  (前回のコラム#545について、フレデリックは英語表示なのでドイツ語表示のフリードリッヒに改め、かつフリードリッヒのドイツ王及び両シ […]

プロト欧州文明について(その1)

太田述正コラム#0544(2004.11.25)<プロト欧州文明について(その1)> 1 始めに  これまで、「プロト欧州文明」(私の造語)について幾度となく言及してきました(コラム#61、65、231、457、503) […]

アルジェリア紛争の教訓(その3)

太田述正コラム#0542(2004.11.23)<アルジェリア紛争の教訓(その3)>  (3)民族解放側による対民間人テロ 他方、アルジェリア独立紛争は、パレスティナ紛争におけるパレスティナ側にとって不吉な教訓を呈示して […]

アルジェリア紛争の教訓(その2)

太田述正コラム#0541(2004.11.22)<アルジェリア紛争の教訓(その2)> 3 もう一つのアルジェリア紛争  以前、もう一つのアルジェリア紛争について、「早過すぎた民主主義導入の典型的な失敗例がアルジェリアです […]

アルジェリア紛争の教訓(その1)

太田述正コラム#0540(2004.11.21)<アルジェリア紛争の教訓(その1)> 1 始めに   私がエジプトのカイロで少年時代を過ごした1950年代後半は、アルジェリア独立紛争の時代と重なっています。 帰国した翌年 […]

ブッシュの大統領再選(番外編2)

太田述正コラム#0538(2004.11.19)<ブッシュの大統領再選(番外編2)> 1 始めに  今回の大統領選挙の結果、米各州ごとの共和党・民主党支持傾向がより鮮明化し、かつ固定化したことがはっきりしました(コラム# […]

第三国潜水艦の領海侵犯(後日譚)

太田述正コラム#0537(2004.11.18)<第三国潜水艦の領海侵犯(後日譚)> 阿南惟茂駐中国大使が16日午前、中国外務省に出向いたところ、武大偉外務次官より、調査の結果、日本の領海を侵犯したとされた潜水艦は中国の […]

韓国の現政権の正体(その2)

太田述正コラム#0536(2004.11.17)<韓国の現政権の正体(その2)>  (前回のコラム#535で、「ノ・ムヒョン」を「ノ・テウ」と誤記してしまいました。掲示板上での二件のご指摘のほか、メールでもご指摘がありま […]

韓国の現政権の正体(その1)

太田述正コラム#0535(2004.11.16)<韓国の現政権の正体(その1)> 1 始めに  日本が、拉致事件をめぐる日朝交渉の動向に一喜一憂したり、韓流にうつつを抜かしている間にも、韓国はどんどんおかしくなっています […]

第三国潜水艦の領海侵犯(その3)

太田述正コラム#0532(2004.11.13)<第三国潜水艦の領海侵犯(その3)>   ウ 水上艦艇攻撃訓練 ある海上自衛隊幹部は、「領海侵犯した目的はわからないが、・・領海侵犯した・・潜水艦が<上記の>曳船を標的に訓 […]

第三国潜水艦の領海侵犯(その2)

太田述正コラム#0531(2004.11.12)<第三国潜水艦の領海侵犯(その2)>  (私のホームページの掲示板で、前回のコラム冒頭で私が述べたことに関連して種々議論がなされています(#760??764)。なお、当コラ […]

第三国潜水艦の領海侵犯(その1)

太田述正コラム#0530(2004.11.11)<第三国潜水艦の領海侵犯(その1)>  (私のホームページの掲示板に、以下のような「お知らせ」の掲示をしました。(なお、先月(9??10月)はの訪問者数は21,710人でし […]

米国とは何か(つけたし3)

太田述正コラム#0529(2004.11.10)<米国とは何か(つけたし3)> 1 始めに 「現在の米国における共和党支持者=保守派≒キリスト教原理主義者は、かつての米国の独立を主導した勢力と基本的に同じであり、彼らが多 […]

ブッシュの大統領再選(番外編1)

太田述正コラム#0528(2004.11.9)<ブッシュの大統領再選(番外編1)> 1 始めに  お目当てのケリー(注)ではなく、ブッシュが大統領選で再選を果たしたことで、欧州と英国の政府関係者達は困惑しています。このま […]

ブッシュの大統領再選(その3)

太田述正コラム#0526(2004.11.7)<ブッシュの大統領再選(その3)>   ウ ゲームの放棄 ひたすら待つなんてごめん蒙る、という民主党支持者達に残された手段はゲームを放棄し、米国から逃げ出すことしかありません […]

ブッシュの大統領再選(その2)

太田述正コラム#0525(2004.11.6)<ブッシュの大統領再選(その2)> 3 民主党支持者はどうしたらよいのか  (1)追いつめられた民主党支持者  ア 状況前回と今回の大統領選挙を経て、共和党は、大統領・上院・ […]

ブッシュの大統領再選(その1)

太田述正コラム#0524(2004.11.5)<ブッシュの大統領再選(その1)> 1 予想の「的中」  今回の米大統領選挙でブッシュが買ったこと、ブッシュが勝った州とケリーが勝った州が前回の2000年の大統領選挙の時のブ […]

伊・英・米空軍の創始者の三人(その4)

太田述正コラム#0523(2004.11.4)<伊・英・米空軍の創始者の三人(その4)>  (このシリーズが次回で終わってからで結構ですが、軍事通や自衛官(現役・OB)の読者の方々のコメントをお待ちしています。) 5 三 […]

米国反仏「理論」あれこれ(その4)

太田述正コラム#0519(2004.10.31)<米国反仏「理論」あれこれ(その4)>  (こむつかしい話しが続いてうんざりされている読者の方々の顔が思い浮かびますが、もう少しご辛抱頂き、お付き合い願います。)  まず指 […]

米国反仏「理論」あれこれ(その3)

太田述正コラム#0518(2004.10.30)<米国反仏「理論」あれこれ(その3)>  (コラム#516については再度、そしてコラム#517については初めて「てにをは」を改めて、ホームページの時事コラム欄に再掲載してあ […]

米国反仏「理論」あれこれ(その2)

太田述正コラム#0517(2004.10.29)<米国反仏「理論」あれこれ(その2)>  (前回のコラム#516の「てにをは」を二カ所直してホームページに再掲載してあります。 かれこれ10日間以上、メーリングリスト登録者 […]

米国反仏「理論」あれこれ(その1)

太田述正コラム#0516(2004.10.28)<米国反仏「理論」あれこれ(その1)> 1 始めに  イラク戦に反対したフランスへの反感が米国で高まっていることはご承知のことと思います。 イラクでの「苦戦」が続く昨今、こ […]

オリンピックでのメダル獲得数(その3)

太田述正コラム#0514(2004.10.26)<オリンピックでのメダル獲得数(その3)>  (2)米国アテネでの米国の金メダル獲得数の全金メダル数に占める割合は史上最低を記録しました。これは、金メダルがより多くの国々に […]

米国独立が決まった瞬間?(その2)

太田述正コラム#0511(2004.10.23)<米国独立が決まった瞬間?(その2)> 3 どうして独立戦争に勝てたのか  どうして北米植民地側は、トレントン・プリンストンの戦い、ひいては独立戦争に勝つことができたのでし […]

英独愛読書比較

太田述正コラム#0508(2004.10.20)<英独愛読書比較> 1 始めに  前に英国とドイツでそれぞれ行われた自国の有名人人気投票をご紹介したことがあります(コラム#198)。今度は愛読書の人気投票です。前回と同様 […]

米国とは何か(続)(つけたし2)

太田述正コラム#0506(2004.10.18)<米国とは何か(続)(つけたし2)>  最後に、今年9月の体験だ。 ロンドンでバスに乗っていたところ、身なりの整った英国人女性Eが学校の制服を着た息子と一緒にいたが、そこに […]

米国とは何か(続)(つけたし1)

太田述正コラム#0505(2004.10.17)<米国とは何か(続)(つけたし1)> 1 始めに  表記のようなアングロサクソン論がらみのテーマだと、読者からの反応があったためしがないので、張り合いがないこと夥しいものが […]

米国とは何か(続)(その3)

太田述正コラム#0504(2004.10.16)<米国とは何か(続)(その3)>  (前回のコラム#503の冒頭や末尾に手を入れてホームページ(http://www.ohtan.net)の時事コラム欄に再掲載してあります […]

米国とは何か(続)(その2)

太田述正コラム#0503(2004.10.15)<米国とは何か(続)(その2)>  (コラム#501と502に訂正等を加え、ホームページ(http://www.ohtan.net)の時事コラム欄に再掲載してあります。) […]

米国とは何か(続)(その1)

太田述正コラム#0502(2004.10.14)<米国とは何か(続)(その1)>  (本シリーズは、コラム#304??307の「一応」続きです。) 1 始めに   (1)問題意識 米国が人種差別(奴隷制・黒人差別(コラム […]

イラク情勢の暗転?(その8)

太田述正コラム#0500(2004.10.12)<イラク情勢の暗転?(その8)>  (前回のコラム#499の注14のcの「てにをは」等を直してホームページの時事コラム欄に再掲載してあります。なお、この時事コラム欄内のコラ […]

イラク情勢の暗転?(その7)

太田述正コラム#0499(2004.10.11)<イラク情勢の暗転?(その7)>  (本篇は、コラム#493の続きです。) 来るべき来年1月末の選挙は、米国の息のかかった現在のイラク暫定政府(注13)がそのままの姿でイラ […]

イラク情勢の暗転?(その6)

太田述正コラム#0493(2004.10.5)<イラク情勢の暗転?(その6)> スンニ派地区が沈静化すると見る理由の第三は、来年1月末のイラク総選挙の投票日までには必ずや米軍は、(前に一度やったように、部隊の交代時期を利 […]

イラク情勢の暗転?(その5)

太田述正コラム#0492(2004.10.4)<イラク情勢の暗転?(その5)> 4 イラクの今後 (2)スンニ派地区は平穏化する イラクが三つに分裂しないと私が考えるのは、現在荒れに荒れているスンニ派地区(注7)も、必ず […]

読者の皆さんへ

太田述正コラム#0489(2004.10.1)<読者の皆さんへ>  再び、このコラムを今後どうするかを考えるべき時期が来たようです。  8月のまぐまぐのコラム人気投票にエントリーするにあたって、「アングロサクソン論と軍事 […]

その後のシリア

太田述正コラム#0488(2004.9.30)<その後のシリア>  以前シリアについて書いて(コラム#97(2003.1.2付)。読んでいない方は読んでいただかないと、今回のコラムの興味が半減します)から随分時間が経ちま […]

イラク情勢の暗転?(その4)

太田述正コラム#0484(2004.9.26)<イラク情勢の暗転?(その4)> もう少し補足しましょう。アングロサクソン文明は、人類史上他に例を見ない個人主義文明であり(コラム#88、89)、それが近代文明たるゆえんなの […]

イラク情勢の暗転?(その3)

太田述正コラム#0483(2004.9.25)<イラク情勢の暗転?(その3)>  ここで、スンニ派地区の中で、思いがけない展開を経て、現在最もひどい状況を呈しているファルージャについて触れておきましょう。 バグダッドの西 […]

イラク情勢の暗転?(その2)

太田述正コラム#0482(2004.9.24)<イラク情勢の暗転?(その2)>  (最近、読者数の伸びが殆ど見られません。愛読者の皆さん、何度もお願いして大変心苦しいのですが、広報宣伝をぜひともよろしくお願いします。) […]

イラク情勢の暗転?(その1)

太田述正コラム#0481(2004.9.23)<イラク情勢の暗転?(その1)> 1 三つの地域ごとに異なるイラク情勢  (1)全般的情勢5月上旬(コラム#340??343)と6月初頭(コラム#371)に楽観的なイラク情勢 […]

険悪化する米韓関係

太田述正コラム#0473(2004.9.15)<険悪化する米韓関係>  9月末までに開かれるはずだった六カ国協議が北朝鮮の熱意のなさから開かれそうもありません。 これは、米国の11月の大統領選挙で、北朝鮮に対するあたりが […]

両極分解する米国(番外編)(その1)

太田述正コラム#0470(2004.9.12)<両極分解する米国(番外編)(その1)> 1 米国のキリスト教原理主義化  両極分解した米国は今後どうなるのでしょうか。 今、ほぼきれいに二分されている米国は、早晩、保守派な […]

トロイとイギリス(その2)

太田述正コラム#0468(2004.9.10)<トロイとイギリス(その2)>  (「ベスラン惨事とロシア」シリーズはまだまだ続きます(私のホームページでの前回のコラム#467の目次表示位置がズレているのでご注意)が、忘れ […]

トロイとイギリス(その1)

太田述正コラム#0463(2004.9.5)<トロイとイギリス(その1)> 1 トロイの末裔がイギリスの祖?  たまたま、読者からも問題提起がありましたが、イギリス史にはトロイ(Troy)の姿が見え隠れしています(注1) […]

世界を決定した1759年(その2)

太田述正コラム#0459(2004.9.1)<世界を決定した1759年(その2)> 3 1759年  では、この7年戦争における、そのまた決定的瞬間は何だったのでしょうか。 英国の戦史学者のマクリン(Frank McLy […]

両極分解する米国(続)(その2)

太田述正コラム#0458(2004.8.31)<両極分解する米国(続)(その2)>  (8月20日にメーリングリスト登録者が1113名になったとご報告してから、登録者数の伸びが止まってしまい、一時1119名を記録したもの […]

世界を決定した1759年(その1)

太田述正コラム#0457(2004.8.30)<世界を決定した1759年(その1)> 1 始めに  世界の近現代史はアングロサクソン文明と欧州文明のせめぎあいだというのが、私の歴史観の核心部分(多すぎるのでコラム番号は挙 […]

両極分解する米国(続)(その1)

太田述正コラム#0456(2004.8.29)<両極分解する米国(続)(その1)> 以前(コラム#331)、米国が、「保守的な人、すなわち高齢、低学歴で、配偶者を有し、非組合員であって、せっせと教会に通い、田舎に住む人を […]

京都・奈良紀行(その13)

太田述正コラム#0455(2004.8.28)<京都・奈良紀行(その13)>   エ 二条城 次は二条城です。二条城は、1603年に将軍宣下されてすぐ、徳川家康(1543??1616年)が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿 […]

ワルシャワ蜂起(その2)

太田述正コラム#0454(2004.8.27)<ワルシャワ蜂起(その2)>  (前回のコラム#453に大幅に手を入れてホームページ(http://www.ohtan.net)に再掲載してあります。)  1944年のワルシ […]

ワルシャワ蜂起(その1)

太田述正コラム#0453(2004.8.26)<ワルシャワ蜂起(その1)>  今年の8月1日はワルシャワ蜂起60周年にあたります(注1)。  (注1)1939年9月にドイツは53個師団の大兵力でもってポーランドに侵攻し、 […]

京都・奈良旅行(その12)

太田述正コラム#0452(2004.8.25)<京都・奈良紀行(その12)>  (5)観光タクシー  ア 三十三間堂8月6日は、観光タクシーを一日、利用しました。 ホテルで前日手配したのですが、二社紹介されたうち、安かっ […]

京都・奈良紀行(その11)

太田述正コラム#0451(2004.8.24)<京都・奈良紀行(その11)>  (投票をありがとうございました。カネと色恋に係わるものが殆どの、しかも購読者数の桁が違うメルマガに囲まれて12位、というのは、われながらよく […]

京都・奈良紀行(その10)

太田述正コラム#0450(2004.8.23)<京都・奈良紀行(その10)>  (私より上位のメルマガは、奥様方の関心が高そうなものが多く、昼間に票が沢山入ります。言いにくいことながら、最終日の本日20日は、できればお勤 […]

京都・奈良紀行(その9)

太田述正コラム#0448(2004.8.21)<京都・奈良紀行(その9)>  (やっと12位になりましたが、13位とはデッドヒートを演じていますし、11位とは200数十票離れています。引き続き、http://cgi.ma […]