アブグレイブ虐待問題をめぐって(その10) 公開日:2004年6月18日 未分類 太田述正コラム#0384(2004.6.18)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その10)> (10)英軍英国はかつてイラク統治の経験を持っているだけでなく、長年にわたるIRAとの戦いを通じてテロリストとの戦いについて […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その9) 公開日:2004年6月17日 未分類 太田述正コラム#0383(2004.6.17)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その9)> (9)CIAいやいや、元凶は米軍そのものではなくてCIAだ、という指摘もあります。タグバ少将の報告書によれば、軍諜報要員とCI […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その8) 公開日:2004年6月16日 未分類 太田述正コラム#0382(2004.6.16)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その8)> (本篇は、コラム#374の続きです。) さて、カルピンスキ准将の弁明を聞いてあきれるのは、そんな弁明は米国の敵国の将官には絶 […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その7) 公開日:2004年6月8日 未分類 太田述正コラム#0374(2004.6.8)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その7)> (8)米軍リーダーシップが一番問われるのは米軍内部においてでしょう。話題の中心になっているのは、既にこのシリーズで何度か登場した […] 続きを読む
イラク終戦処理の「完了」 公開日:2004年6月5日 未分類 太田述正コラム#0371(2004.6.5)<イラク終戦処理の「完了」> (野暮用がめっぽう忙しく、相当バテ気味です。そこで、今回はかなり肩の力を抜いて書かせていただきました。ご理解のほどを。) 私が常にイラク情勢に […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その6) 公開日:2004年6月4日 未分類 太田述正コラム#0370(2004.6.4)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その6)> (7)ブッシュ政権の対テロ戦争 ロンドンに本部を置くアムネスティーインターナショナルは、5月末に年次報告(http://web. […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その5) 公開日:2004年6月1日 未分類 太田述正コラム#0367(2004.6.1)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その5)> (コラム#363の冒頭部分に微修正を加え、コラム#366の注4を注5に変更し、新たな注4を挿入して、ホームページに再掲載してあり […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その4) 公開日:2004年5月31日 未分類 太田述正コラム#0366(2004.5.31)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その4)> イ ポルノ文化それにしても、日本の旧軍や自衛隊がアブグレイブ収容所を管理したとしたら、たとえ囚人に対する虐待が起こったとして […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その3) 公開日:2004年5月30日 未分類 太田述正コラム#0365(2004.5.30)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その3)> (私のホームページ(http://www.ohtan.net)でコラムのバックナンバーをご覧になる方。(4月はもっと乱れてますが […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その2) 公開日:2004年5月29日 未分類 太田述正コラム#0364(2004.5.29)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その2)> これは、アブグレイブで起こったことと瓜二つと言っていいほど似ています。 似てはいるのですが、アブグレイブで起こったことの方が数 […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その1) 公開日:2004年5月28日 未分類 太田述正コラム#0363(2004.5.28)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その1)> イラクのアブグレイブ収容所での米軍による収容者虐待事件が露見したのは、ある米兵の内部告発を受けて米軍が調査に乗り出し、その調査 […] 続きを読む
第二回小泉・金会談について(その4) 公開日:2004年5月27日 未分類 太田述正コラム#0362(2004.5.27)<第二回小泉・金会談について(その4)> (一昨日小倉に一泊し、昨日野暮用で大分県を訪れ、新貝中津市長及び広瀬大分県知事とそれぞれ旧交を温めてきました。昨夜東京に戻ったとこ […] 続きを読む
第二回小泉・金会談について(その3) 公開日:2004年5月26日 未分類 太田述正コラム#0361(2004.5.26)<第二回小泉・金会談について(その3)> (4)米国の韓国放棄 以上見てきた核攻撃力、核防御力、通常兵力の強化は、第一義的には米国自身のためであり、第二義的には日本のためで […] 続きを読む
第二回小泉・金会談について(その2) 公開日:2004年5月25日 未分類 太田述正コラム#0360(2004.5.25)<第二回小泉・金会談について(その2)> (最初に読者の鈴木さんからのメールを転載させていただきます。私のコラムは、その後に続きます。) ――――――――――――――――― […] 続きを読む
第二回小泉・金会談について(その1) 公開日:2004年5月24日 未分類 太田述正コラム#0359(2004.5.24)<第二回小泉・金会談について(その1)> 平壌で二度目の小泉・金会談が行われ、拉致問題で進展がありました。 この「意義」を理解するためには、現在の朝鮮半島状況を踏まえる必要 […] 続きを読む
開放的な社会礼賛(その2) 公開日:2004年5月23日 未分類 太田述正コラム#0358(2004.5.23)<開放的な社会礼賛(その2)> 3 感想 (1)北朝鮮非開放社会の最たるものの北朝鮮の惨状はご承知の通りです。 (北朝鮮は、核問題について、以前(コラム#170及び171で […] 続きを読む
開放的な社会礼賛(その1) 公開日:2004年5月22日 未分類 太田述正コラム#0357(2004.5.22)<開放的な社会礼賛(その1)> 1 始めに これまで私がことあるごとに、アングロサクソンと日本の提携を主張し、ヒンズー原理主義を批判し、イスラムの病弊を嘆き、ロシア的なるも […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その6) 公開日:2004年5月18日 未分類 太田述正コラム#0353(2004.5.18)<新悪の枢軸:中国篇(その6)> 6 展望 中国が本格的に自由・民主主義化の道を歩み始めるきっかけになるのは何なのでしょうか。 中華人民共和国が、漢人主導の「中華帝国」とし […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その5) 公開日:2004年5月17日 未分類 太田述正コラム#0352(2004.5.17)<新悪の枢軸:中国篇(その5)> (2)権力にしがみつく中国共産党 胡錦涛体制のホンネは次のようなものであると考えられています。 a:共産党による支配は継続する。b:ただし […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その4) 公開日:2004年5月15日 未分類 太田述正コラム#0350(2004.5.15)<新悪の枢軸:中国篇(その4)> (本コラムの購読者数が10日に769名に達して以来、一時772名までのびたものの、現在再び769名に戻っています。5日間も数が増えなかった […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その3) 公開日:2004年5月14日 未分類 太田述正コラム#0349(2004.5.14)<新悪の枢軸:中国篇(その3)> より深刻な問題は、中国の自由・民主主義化の停滞です。 3 人権状況改善の頓挫 (1)人権状況への懸念4月の初め、パウエル米国務長官は、中 […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その2) 公開日:2004年5月13日 未分類 太田述正コラム#0348(2004.5.13)<新悪の枢軸:中国篇(その2)> 2 経済発展の代償 (1)所得分配の不平等化中国の経済発展には著しいものがありますが、その代償もまた巨大なものがあります。開放化政策が始ま […] 続きを読む
新悪の枢軸:中国篇(その1) 公開日:2004年5月12日 未分類 太田述正コラム#0347(2004.5.12)<新悪の枢軸:中国篇(その1)> いよいよ、新悪の枢軸中の真打ち、中国の登場です。 1 経済発展 購買力平価による最新データ(IMF)では、中国のGNPは世界の12.6% […] 続きを読む
イラクの現状について(号外篇4) 公開日:2004年5月8日 未分類 太田述正コラム#0343(2004.5.8)<イラクの現状について(号外篇4)> 米軍(注8)が5月4日のタイミングで動いたのは、ファルージャ攻防戦が終わった(コラム#341)からであり、かつ5月4日にバグダッドでシー […] 続きを読む
イラクの現状について(号外篇3) 公開日:2004年5月7日 未分類 太田述正コラム#0342(2004.5.7)<イラクの現状について(号外篇3)> (2)サドル師の反乱収束へ「イランの影響下にあるナジャフのイスラム有識者達からの働きかけもあり、イランの政府使節がイラクに到着した前後にサ […] 続きを読む
イラクの現状について(号外篇2) 公開日:2004年5月6日 未分類 太田述正コラム#0341(2004.5.6)<イラクの現状について(号外篇2)> 2 イラクの反乱収束へ (1)ファルージャの反乱収束ほぼ一ヶ月間も続き、米側100名、イラク側600名の人名が犠牲になったファルージャ攻 […] 続きを読む
イラクの現状について(号外篇1) 公開日:2004年5月5日 未分類 太田述正コラム#0340(2004.5.5)<イラクの現状について(号外篇1)> 1 イラク人収用者虐待事件をめぐって (1)始めに イラクの米軍がイラク人収用者を虐待したことが明るみに出(http://www.was […] 続きを読む
サッチャー時代の英国(その2) 公開日:2004年4月30日 未分類 太田述正コラム#0335(2004.4.30)<サッチャー時代の英国(その2)> 2 かつての大英帝国の最後の光芒 サッチャー政権時代のハイライトは1982年のフォークランド戦争の勝利です。私は、「戦勝の結果、第二次大戦 […] 続きを読む
サッチャー時代の英国(その1)) 公開日:2004年4月29日 未分類 太田述正コラム#0334(2004.4.29)<サッチャー時代の英国(その1)> 1 サッチャー時代の英国経済 マーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher。1925-)が英国の首相であった時代(197 […] 続きを読む
アフリカについて 公開日:2004年4月28日 未分類 太田述正コラム#0333(2004.4.28)<アフリカについて> 1 始めに アフリカ・・と言っても正確にはサハラ以南のアフリカ(Sub-Saharan Africa)・・については、私が土地勘がないこともあって、今 […] 続きを読む
ブッシュ政権の世界戦略(その3) 公開日:2004年4月27日 未分類 太田述正コラム#0332(2004.4.27)<ブッシュ政権の世界戦略(その3)> (2)パレスティナ ブッシュ政権のパレスティナ政策については、コラム#321を参照してください。 ブッシュ政権の台湾政策にせよ、パレス […] 続きを読む
両極分解する米国 公開日:2004年4月26日 未分類 太田述正コラム#0331(2004.4.26)<両極分解する米国> (コラム#327の一部に訂正、加筆を行い、ホームページ(http://www.htan.net)の時事コラム欄に再掲載してあります。) 1 始めに […] 続きを読む
カストロ・米国・中南米(続) 公開日:2004年4月25日 未分類 太田述正コラム#0330(2004.4.25)<カストロ・米国・中南米(続)> 3 米国と中南米、そしてカストロ ベネズエラの作家カルロス・ランゲル(Carlos Rangel)は、「中南米の人間にとって、少しばかりの […] 続きを読む
カストロ・米国・中南米 公開日:2004年4月24日 未分類 太田述正コラム#0329(2004.4.24)<カストロ・米国・中南米> 1 始めに 国連の石油・食糧交換プログラムにからむ贈収賄事件で名前が出ているジョージ・ギャロウェー英下院議員(コラム#326)は、この報道を昨年 […] 続きを読む
ブッシュ政権の世界戦略(その2) 公開日:2004年4月23日 未分類 太田述正コラム#0328(2004.4.23)<ブッシュ政権の世界戦略(その2)> (2)新悪の枢軸の封じ込め これは、私がかねてから注意を喚起しているところの、ロシア、インド、中共三国を潜在敵国視しその封じ込めを図る […] 続きを読む
ブッシュ政権の世界戦略(その1) 公開日:2004年4月22日 未分類 太田述正コラム#0327(2004.4.22)<ブッシュ政権の世界戦略(その1)> ブッシュ政権の任期の満了が近づきつつある現在、ようやくその世界戦略の全体像が明らかになりつつあります。 私はそれは、「自由・民主主義の […] 続きを読む
国際連合の実相(その2) 公開日:2004年4月21日 未分類 太田述正コラム#0326(2004.4.21)<国際連合の実相(その2)> (2)国連平和維持活動いまや国連平和維持活動(PKO)は、鳴り物入りの国連の表看板の一つになっており、国連加盟国191カ国中、94カ国が世界の […] 続きを読む
国際連合の実相(その1) 公開日:2004年4月20日 未分類 太田述正コラム#0325(2004.4.20)<国際連合の実相(その1)> 1 始めに 私は1980年に日本政府の推薦を得て、国際連合事務総長によって信頼醸成措置に関する会議の日本政府専門家に任命され、同年から翌年にか […] 続きを読む
イラクの現状について(おさらい5) 公開日:2004年4月19日 未分類 太田述正コラム#0324(2004.4.19)<イラクの現状について(おさらい5)> (3)シリアの「自由」化シリアにおいて先般、北部の都市から始まったクルド人(シリア内に130万人が居住。うち30万人は主にトルコからの […] 続きを読む
イラクの現状について(おさらい4) 公開日:2004年4月18日 未分類 太田述正コラム#0323(2004.4.18)<イラクの現状について(おさらい4)> 4 フセイン政権崩壊が中東に及ぼした巨大なインパクト 米英両国によるイラク戦争の決行とその結果としてのフセイン政権崩壊以降、巨大な地 […] 続きを読む
イラクの現状について(おさらい3) 公開日:2004年4月17日 未分類 太田述正コラム#0322(2004.4.17)<イラクの現状について(おさらい3)> 精強な新生イラク軍を整備、運用するためには、有能な将校の確保と、権威ある統治機構の確立が必要不可欠です。 このところイラク情勢が緊迫化 […] 続きを読む
パレスティナ紛争の終焉 公開日:2004年4月16日 未分類 太田述正コラム#0321(2004.4.16)<パレスティナ紛争の終焉> 1 始めに イラク情勢の緊迫化に目を奪われている間に、中東に関し、画期的な動きがありました。 パレスティナ紛争の終焉です。私は1月23日付のコラ […] 続きを読む
イラクの現状について(おさらい2) 公開日:2004年4月15日 未分類 太田述正コラム#0320(2004.4.15)<イラクの現状について(おさらい2)> 2 抵抗勢力 (2) シーア派急進派勢力 このような、アラブ人市民の傷ついた心情を背景に、シーア派急進派のサドル師は、マーディ(Mah […] 続きを読む
イラクの現状について(おさらい1) 公開日:2004年4月14日 未分類 太田述正コラム#0319(2004.4.14)<イラクの現状について(おさらい1)> この際、基本的なことを押さえておきましょう。 1 フセイン政権崩壊一周年のイラク フセイン政権下で数年来禁止されていたスンニ派信徒 […] 続きを読む
シバジ騒動(追補2) 公開日:2004年4月13日 未分類 太田述正コラム#0318(2004.4.13)<シバジ騒動(追補2)> 2 ナイポールの「過ち」 以前、ノーベル文学賞受賞者である、トリニダード出身のインド人VS・ナイポールが「インド固有のサンスクリット文化(すなわち […] 続きを読む
シバジ騒動(追補1)) 公開日:2004年4月12日 未分類 太田述正コラム#0317(2004.4.12)<シバジ騒動(追補1)> 「シバジ騒動」の「その1」(コラム#301)??「その3」(コラム#303)でご紹介したような話は他にも沢山あります。 1 ガネシュ ガネシュ( […] 続きを読む
マレーシアの思い出(その3) 公開日:2004年4月11日 未分類 太田述正コラム#0316(2004.4.11)<マレーシアの思い出(その3)> (本稿は、コラム#295の続きです。) 5 マハティールの遺産 (1)マハティールの遺産 マハティールがかつて日本を模範と仰いだにもかか […] 続きを読む
イラクの現状について 公開日:2004年4月9日 未分類 太田述正コラム#0314(2004.4.9)<イラクの現状について> 1 イラク情勢に「変化」なし 私は、イラクについて、これまで(昨年11月21日付けのコラム#190や2月3日付けのコラム#248等で)申し上げてきた […] 続きを読む
没落する米国(その2) 公開日:2004年4月7日 未分類 太田述正コラム#0312(2004.4.7)<没落する米国(その2)> (本稿は、コラム#308の続きです。) 米国の没落が差し迫っている理由として、しばしば挙げられるのは次の二点です。第一に、米国が外国に多額の債務 […] 続きを読む
英仏協商100年(その3) 公開日:2004年4月6日 未分類 太田述正コラム#0311(2004.4.6)<英仏協商100年(その3)> 3 英仏関係の今 かつてフランスの文豪ビクトル・ユーゴー(Victor Hugo)は、「英仏間には敵意(antipathy)があるわけではなく […] 続きを読む
英仏協商100年(その2) 公開日:2004年4月5日 未分類 太田述正コラム#0310(2004.4.5)<英仏協商100年(その2)> エドワードは不肖の息子でした。 ビクトリア=アルバート夫妻は、エドワードにドイツ的なスパルタ帝王教育を施したのですが、エドワードは両親の期待を […] 続きを読む
英仏協商100年(その1) 公開日:2004年4月4日 未分類 太田述正コラム#0309(2004.4.4)<英仏協商100年(その1)> 1 始めに 4月8日に、1904年に英仏協商(Entente Cordiale=Friendly Understanding)が締結されてから […] 続きを読む
没落する米国(その1) 公開日:2004年4月3日 未分類 太田述正コラム#0308(2004.4.3)<没落する米国(その1)> 1 始めに 米国人は、英国人に比べて所得が高く、より大きな家に住み、生活費は安く、税金も安い、というわけで、bastard(庶子)だというのに、本 […] 続きを読む
米国とは何か(その4) 公開日:2004年4月2日 未分類 太田述正コラム#0307(2004.4.2)<米国とは何か(その4)> 2 博徒たるアングロサクソン 米国の文豪ハーマン・メルヴィル(Herman Melville)は、小説’The Confidence-M […] 続きを読む
米国とは何か(その3) 公開日:2004年4月1日 未分類 太田述正コラム#0306(2004.4.1)<米国とは何か(その3)> (2)18世紀的社会意識 ア 第一の原罪米国におけるアングロサクソン至上主義とそれと裏腹の関係にある非アングロサクソン人種に対する差別意識については […] 続きを読む
米国とは何か(その2) 公開日:2004年3月31日 未分類 太田述正コラム#0305(2004.3.31)<米国とは何か(その2)> イ 政治意識 入れ物(政治制度)が18世紀のままなら、中身(政治意識)の方も18世紀のまま変わっていない傑作な国が米国です。 英ガーディアン紙掲載 […] 続きを読む
米国とは何か(その1) 公開日:2004年3月30日 未分類 太田述正コラム#0304(2004.3.30)<米国とは何か(その1)> 1 発育不全のアングロサクソン (1)18世紀的政治ア 政治制度 米国の政治制度は18世紀に英国から独立し、憲法が制定された時のままであり、現存す […] 続きを読む
シバジ騒動(その2)) 公開日:2004年3月29日 未分類 太田述正コラム#0303(2004.3.29)<シバジ騒動(その3)> 3 騒動の経緯 レーンの本は、2003年の初めに英国と米国で出版され、同年6月にはインドでも出版されました。2003年11月にはマハラシュトラ州所在 […] 続きを読む
シバジ騒動(その2) 公開日:2004年3月28日 未分類 太田述正コラム#0302(2004.3.28)<シバジ騒動(その2)> 2 論点 実は、レーン(professor of religious studies, Macalester College in St Paul […] 続きを読む
シバジ騒動(その1) 公開日:2004年3月27日 未分類 太田述正コラム#0301(2004.3.27)<シバジ騒動(その1)> 1 始めに シバジ(Shivaji)って誰だかご存じですか?インド人なら知らない人はいません。マラータ同盟、はどうですか?そう言えば、世界史でちょっ […] 続きを読む
ヤシン暗殺・・イスラエルと米国の立場から> 公開日:2004年3月26日 未分類 太田述正コラム#0300(2004.3.26)<ヤシン暗殺・・イスラエルと米国の立場から> 1 ヤシン暗殺 イスラエルが3月22日にヘリコプターからのミサイル攻撃でハマスの精神的指導者のヤシン師(Sheik Ahmed […] 続きを読む
マレーシアの思い出(その2) 公開日:2004年3月21日 未分類 太田述正コラム#0295(2004.3.21)<マレーシアの思い出(その2)> 3 マレーシアについての仮説 (1)仮説とその検証 第一の仮説は、マレーシアが日本を軽視している、というものです。 ある国の政治家の平均的 […] 続きを読む
「支那」について 公開日:2004年3月20日 未分類 太田述正コラム#0294(2004.3.20)<「支那」について> 1 始めに 本コラムで私が「支那」という言葉を用いていることについて、しばしばご批判をいただいていますので、改めて私の考えを申し上げます。 そのご批 […] 続きを読む
マレーシアの思い出(その1) 公開日:2004年3月19日 未分類 太田述正コラム#0293(2004.3.19)<マレーシアの思い出(その1)> 1 マレーシア訪問 1999年3月、私は官房審議官として防衛庁を代表し、クアラルンプールで開催されたマレーシアとの初の防衛定期協議に臨みま […] 続きを読む
張学良(その3) 公開日:2004年3月18日 未分類 太田述正コラム#0292(2004.3.18)<張学良(その3)> 1934年に蒋介石の命によって欧州から帰国した張学良は、再び華北の国民党軍の司令官となり、中共軍の討伐に従事します。しかし、将兵の間では、蒋介石がろく […] 続きを読む
欧州の「挑発」(その2) 公開日:2004年3月17日 未分類 太田述正コラム#0291(2004.3.17)<欧州の「挑発」(その2)> (もっとも、サパテロ氏は、6月30日までに国連が新安保理決議でイラク復興に関する権限を与えられた場合はスペイン兵を撤兵はしないとの留保をつけてい […] 続きを読む
張学良(その2) 公開日:2004年3月16日 未分類 太田述正コラム#0290(2004.3.16)<張学良(その2)> (本編は、コラム#187(2003.11.11)の続編です。) 張学良は、父張作霖が匪賊であった時代にある富豪を襲撃略奪した時、人質として奪った娘を妻 […] 続きを読む
欧州の「挑発」(その1) 公開日:2004年3月15日 未分類 太田述正コラム#0289(2004.3.15)<欧州の「挑発」(その1)> 1 始めに 私はかねてより、アングロサクソン文明と欧州文明との抗争こそ、世界の近現代史を貫く最大のテーマだと指摘してきました。その抗争が、イラク […] 続きを読む
ハイチの悲劇(その2) 公開日:2004年3月6日 未分類 太田述正コラム#0280(2004.3.6)<ハイチの悲劇(その2)> (3)米国 1804年にハイチが独立を宣言すると、これに恐惶をきたした大奴隷所有者たるトーマス・ジェファーソン米大統領は、ハイチに対する経済制裁を開 […] 続きを読む
ハイチの悲劇(その1) 公開日:2004年3月5日 未分類 太田述正コラム#0279(2004.3.5)<ハイチの悲劇(その1)> 1 破綻国家ハイチ ハイチでは反乱勢力がジャン=ベルトラン・アリスティッド(Jean-Bertrand Aristide)大統領を亡命に追いやった […] 続きを読む
「太田述正について語ろう」より 公開日:2004年3月4日 未分類 太田述正コラム#0278(2004.3.4)<「太田述正について語ろう」より> メーリングリスト登録者数はおかげさまで507名になっています。 前のコラムで「2チャンネル(@2ch)」の「太田述正について語ろう」スレッ […] 続きを読む
久方ぶりのコーヒーブレイク 公開日:2004年3月3日 未分類 太田述正コラム#0277(2004.3.3)<久方ぶりのコーヒーブレイク> 1 御礼言上と決意表明 2月29日(日)に「2チャンネル」なるサイトに「太田述正について語ろう」スレッドが立てられた時点では452名であったメ […] 続きを読む
縄文モードの日本 公開日:2004年3月2日 未分類 太田述正コラム#0276(2004.3.2)<縄文モードの日本> 1 ユニークな現代日本人 (1) 暴力日本における殺人発生率は、最も多い南アフリカやコロンビアに比べて100分の1以下、米国に比べて10分の1以下であり、 […] 続きを読む
歴史は諜報機関によってつくられる(その2)) 公開日:2004年2月21日 未分類 太田述正コラム#0266(2004.2.21)<歴史は諜報機関によってつくられる(その2)> 2 イラク戦争で曝け出された米英の諜報機関のお粗末さ (1)米:イラク大量破壊兵器保有のガセネタつかまされる結局、イラクには […] 続きを読む
歴史は諜報機関によってつくられる(その1) 公開日:2004年2月16日 未分類 太田述正コラム#0261(2004.2.16)<歴史は諜報機関によってつくられる(その1)> 本コラムでこのところ深刻な話題が続き、読者の中にはエキサイトされている方も少なくないようにお見受けしますが、今回は「軽い」話 […] 続きを読む
自衛隊と国際貢献(その3) 公開日:2004年2月10日 未分類 太田述正コラム#0255(2004.2.10)<自衛隊と国際貢献(その3)> 3 自衛隊イラク派遣と法的不備 しかし、問題は少なくありません。中でも、派遣される自衛隊員の身を守るための法制整備が不十分だという点は深刻な問 […] 続きを読む
自衛隊と国際貢献(その2) 公開日:2004年2月7日 未分類 太田述正コラム#0252(2004.2.7)<自衛隊と国際貢献(その2)> 2 ケーススタディ:自衛隊のイラク派遣 (1)始めに 与えられた演題は「自衛隊と国際貢献」なのに、私が自由・民主主義をめぐる話題から話を始め […] 続きを読む
自衛隊と国際貢献(その1) 公開日:2004年2月6日 未分類 太田述正コラム#0251(2004.2.6)<自衛隊と国際貢献(その1)> (2月5日に、鳥取県米子市で鳥取県職員連合労働組合西部支部の皆さんに対して行った講演の原稿を何回かに分けてご披露させていただきます。今まで私の […] 続きを読む
自衛隊イラク派遣と民主党 公開日:2004年2月3日 未分類 太田述正コラム#0248(2004.2.3)<自衛隊イラク派遣と民主党> 1 自衛隊イラク派遣と民主党 民主党はイラクへの自衛隊派遣に反対しています。その理由として、 (1)米英両国が国連憲章に基づかずに始めたイラク戦争 […] 続きを読む
自民党議員・元議員の自衛隊イラク派遣反対(続) 公開日:2004年2月1日 未分類 太田述正コラム#0246(2004.2.1)<自民党議員・元議員の自衛隊イラク派遣反対(続)> (2) 亀井静香氏について 非論理的なことや、わけの分からないことを、百も承知の上で口にして吉田ドクトリンを墨守しようとす […] 続きを読む
自民党議員・元議員の自衛隊イラク派遣反対 公開日:2004年1月31日 未分類 太田述正コラム#0245(2004.1.31)<自民党議員・元議員の自衛隊イラク派遣反対> 1 事実関係 イラク復興支援のための自衛隊の派遣承認案は1月31日未明、衆院本会議で野党欠席のまま与党単独で可決されました。とこ […] 続きを読む
イラク派遣自衛隊をめぐる法的諸問題(その3) 公開日:2004年1月30日 未分類 太田述正コラム#0244(2004.1.30)<イラク派遣自衛隊をめぐる法的諸問題(その3)> (コラム#243に微修正を施してあります。((2)の見出しを含む。)ホームページ(http://www.ohtan.net […] 続きを読む
イラク派遣自衛隊をめぐる法的諸問題(その2) 公開日:2004年1月29日 未分類 太田述正コラム#0243(2004.1.29)<イラク派遣自衛隊をめぐる法的諸問題(その2)> (2)イラク派遣部隊が直面する法的諸問題 これから取り上げる問題は、軍事を擲った戦後の日本ではろくに研究されていないことば […] 続きを読む
「降伏」した北朝鮮とパレスティナ(続x3) 公開日:2004年1月23日 未分類 太田述正コラム#0237(2004.1.23) <「降伏」した北朝鮮とパレスティナ(続x3)> (コラム#235の最後の段落の舌足らずな表現を是正してあります。私のホームページ(http://www.ohtan.net) […] 続きを読む
米政府高官論文の読み方 公開日:2004年1月22日 未分類 太田述正コラム#0236(2004.1.22)<米政府高官論文の読み方> 私が購読しているメルマガの一つに田中宇さんの「国際ニュース解説」があります。読んでいる目的は二つあります。一つは、田中さんは資金が潤沢らしく、有料 […] 続きを読む
降伏した北朝鮮とパレスティナ(続々) 公開日:2004年1月20日 未分類 太田述正コラム#0235(2004.1.20) <「降伏」した北朝鮮とパレスティナ(続々)> (昨年10月、「「降伏」した北朝鮮」を書いたコラムで予告しながら、いつの間にか年を越してしまった「「降伏」したパレスティナ」 […] 続きを読む
孫文(その4) 公開日:2004年1月19日 未分類 太田述正コラム#0234(2004.1.19)<孫文(その4)> 3 支那はいかなる路線を採択すべきだったのか 清崩壊後の支那はいかなる路線を採択すべきだったのか、ここで改めて考えて見ましょう。 (1) 自由・民主主 […] 続きを読む
漢人の特徴(その2) 公開日:2004年1月18日 未分類 太田述正コラム#0233(2004.1.18)<漢人の特徴(その2)> 2 日本人による評価 (1)「戦前」(1938年):津田左右吉 ア 漢人の思想「学説としての理論を立てるのが主旨では無く、直接に現実の政治を指導 […] 続きを読む
漢人の特徴(その1) 公開日:2004年1月17日 未分類 太田述正コラム#0232(2004.1.17)<漢人の特徴(その1)> (コラム#231の「てにをは」を直してあります。また、このコラム送付の際、一部読者に「2004.1.17付」として送付してしまいました。「2004. […] 続きを読む
私の分析手法の切れ味 公開日:2004年1月16日 未分類 太田述正コラム#0231(2004.1.16)<私の分析手法の切れ味> 1 始めに 私の分析手法については、このコラムでも何回かご説明してきたところです(コラム#20、152)が、どこが他の人々の手法と違うかを一言で言 […] 続きを読む
孫文(その3) 公開日:2004年1月15日 未分類 太田述正コラム#0230(2004.1.15)<孫文(その3)> 孫文の呼びかけに対し、これを最初に明確に拒否した日本人が頭山満(1855??1944年)でした。 その頭山は、孫文が死ぬ直前まで犬飼毅とともに口にした、 […] 続きを読む
孫文(その2) 公開日:2004年1月14日 未分類 太田述正コラム#0229(2004.1.14)<孫文(その2)> 2 孫文と日本 まずは、ざっと日本に関わる孫文の言動を追って見ましょう。 「いま日本の軍国主義者がその侵略政策を中国に強行しようとしても、目覚めた中国は […] 続きを読む
孫文(その1) 公開日:2004年1月13日 未分類 太田述正コラム#0228(2004.1.13)<孫文(その1)> (私のホームページの掲示板でもご報告させていただいたように、私のホームページへの昨年12月から本年1月にかけての一ヶ月間(11日??10日)の訪問者数は […] 続きを読む
イラク派遣自衛隊をめぐる法的諸問題(その1) 公開日:2004年1月10日 未分類 太田述正コラム#0227(2004.1.10)<イラク派遣自衛隊をめぐる法的諸問題(その1)> 9日にはイラク復興支援特措法に基づき、陸上自衛隊先遣隊に派遣命令が下され、航空自衛隊本隊にも派遣命令が下されました(htt […] 続きを読む
現代日本の越し方行く末(その8) 公開日:2004年1月9日 未分類 太田述正コラム#0226(2004.1.9)<現代日本の越し方行く末(その8)> (コラム#223に関わる、ニューヨークを席巻する日本食についての記事(http://www.nytimes.com/2004/01/07/ […] 続きを読む
現代日本の越し方行く末(その7) 公開日:2004年1月6日 未分類 太田述正コラム#0224(2004.1.6)<現代日本の越し方行く末(その7)> (前回のコラムに「ア 収斂」という小見出しを入れました。また、一部のメーリングリストの方に送った前回のコラムで用いた「コンバージョン」と […] 続きを読む
現代日本の越し方行く末(その6) 公開日:2004年1月5日 未分類 太田述正コラム#0223(2004.1.5)<現代日本の越し方行く末(その6)> 3 現代日本の行く末 (1) 理念 私は、日本文明とアングロサクソン文明は、「多元主義と寛容の精神」や「社会・政治の基本構造(edifi […] 続きを読む
現代日本の越し方行く末(その5) 公開日:2004年1月4日 未分類 太田述正コラム#0222(2004.1.4)<現代日本の越し方行く末(その5)> (イ)戦争の引き金 開戦の詔勅は、「米英両国ハ残存政権ヲ支援シテ東亜ノ禍乱ヲ助長シ平和ノ美名ニ匿レテ東洋制覇ノ非望ヲ逞ウセムトス剰ヘ […] 続きを読む
現代日本の越し方行く末(その4) 公開日:2004年1月3日 未分類 太田述正コラム#0221(2004.1.3)<現代日本の越し方行く末(その4)> (2)先の大戦 ア 戦争の背景 「<先の大戦>の原因を尋ねれば、遠く第一次世界大戦后の平和条約の内容に伏在してゐる。日本の主張した […] 続きを読む
現代日本の越し方行く末(その3) 公開日:2004年1月2日 未分類 太田述正コラム#0220(2004.1.2)<現代日本の越し方行く末(その3)> (1)支那「・・我國は隣國の開明を待て共に亜細亜を興すの猶豫ある可らず、寧ろその伍を脱して西洋の文明國と進退を共にし、其支那朝鮮に接する […] 続きを読む