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防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

「未分類」の記事一覧

マレーシアの思い出(その1)

太田述正コラム#0293(2004.3.19)<マレーシアの思い出(その1)> 1 マレーシア訪問  1999年3月、私は官房審議官として防衛庁を代表し、クアラルンプールで開催されたマレーシアとの初の防衛定期協議に臨みま […]

張学良(その3)

太田述正コラム#0292(2004.3.18)<張学良(その3)>  1934年に蒋介石の命によって欧州から帰国した張学良は、再び華北の国民党軍の司令官となり、中共軍の討伐に従事します。しかし、将兵の間では、蒋介石がろく […]

欧州の「挑発」(その2)

太田述正コラム#0291(2004.3.17)<欧州の「挑発」(その2)> (もっとも、サパテロ氏は、6月30日までに国連が新安保理決議でイラク復興に関する権限を与えられた場合はスペイン兵を撤兵はしないとの留保をつけてい […]

張学良(その2)

太田述正コラム#0290(2004.3.16)<張学良(その2)>  (本編は、コラム#187(2003.11.11)の続編です。) 張学良は、父張作霖が匪賊であった時代にある富豪を襲撃略奪した時、人質として奪った娘を妻 […]

欧州の「挑発」(その1)

太田述正コラム#0289(2004.3.15)<欧州の「挑発」(その1)> 1 始めに 私はかねてより、アングロサクソン文明と欧州文明との抗争こそ、世界の近現代史を貫く最大のテーマだと指摘してきました。その抗争が、イラク […]

ハイチの悲劇(その2)

太田述正コラム#0280(2004.3.6)<ハイチの悲劇(その2)> (3)米国 1804年にハイチが独立を宣言すると、これに恐惶をきたした大奴隷所有者たるトーマス・ジェファーソン米大統領は、ハイチに対する経済制裁を開 […]

ハイチの悲劇(その1)

太田述正コラム#0279(2004.3.5)<ハイチの悲劇(その1)> 1 破綻国家ハイチ  ハイチでは反乱勢力がジャン=ベルトラン・アリスティッド(Jean-Bertrand Aristide)大統領を亡命に追いやった […]

「太田述正について語ろう」より

太田述正コラム#0278(2004.3.4)<「太田述正について語ろう」より>  メーリングリスト登録者数はおかげさまで507名になっています。 前のコラムで「2チャンネル(@2ch)」の「太田述正について語ろう」スレッ […]

久方ぶりのコーヒーブレイク

太田述正コラム#0277(2004.3.3)<久方ぶりのコーヒーブレイク> 1 御礼言上と決意表明  2月29日(日)に「2チャンネル」なるサイトに「太田述正について語ろう」スレッドが立てられた時点では452名であったメ […]

縄文モードの日本

太田述正コラム#0276(2004.3.2)<縄文モードの日本> 1 ユニークな現代日本人 (1) 暴力日本における殺人発生率は、最も多い南アフリカやコロンビアに比べて100分の1以下、米国に比べて10分の1以下であり、 […]

自衛隊と国際貢献(その3)

太田述正コラム#0255(2004.2.10)<自衛隊と国際貢献(その3)> 3 自衛隊イラク派遣と法的不備 しかし、問題は少なくありません。中でも、派遣される自衛隊員の身を守るための法制整備が不十分だという点は深刻な問 […]

自衛隊と国際貢献(その2)

太田述正コラム#0252(2004.2.7)<自衛隊と国際貢献(その2)> 2 ケーススタディ:自衛隊のイラク派遣  (1)始めに  与えられた演題は「自衛隊と国際貢献」なのに、私が自由・民主主義をめぐる話題から話を始め […]

自衛隊と国際貢献(その1)

太田述正コラム#0251(2004.2.6)<自衛隊と国際貢献(その1)>  (2月5日に、鳥取県米子市で鳥取県職員連合労働組合西部支部の皆さんに対して行った講演の原稿を何回かに分けてご披露させていただきます。今まで私の […]

自衛隊イラク派遣と民主党

太田述正コラム#0248(2004.2.3)<自衛隊イラク派遣と民主党> 1 自衛隊イラク派遣と民主党 民主党はイラクへの自衛隊派遣に反対しています。その理由として、 (1)米英両国が国連憲章に基づかずに始めたイラク戦争 […]

米政府高官論文の読み方

太田述正コラム#0236(2004.1.22)<米政府高官論文の読み方> 私が購読しているメルマガの一つに田中宇さんの「国際ニュース解説」があります。読んでいる目的は二つあります。一つは、田中さんは資金が潤沢らしく、有料 […]

降伏した北朝鮮とパレスティナ(続々)

太田述正コラム#0235(2004.1.20) <「降伏」した北朝鮮とパレスティナ(続々)>  (昨年10月、「「降伏」した北朝鮮」を書いたコラムで予告しながら、いつの間にか年を越してしまった「「降伏」したパレスティナ」 […]

孫文(その4)

太田述正コラム#0234(2004.1.19)<孫文(その4)> 3 支那はいかなる路線を採択すべきだったのか  清崩壊後の支那はいかなる路線を採択すべきだったのか、ここで改めて考えて見ましょう。  (1) 自由・民主主 […]

漢人の特徴(その2)

太田述正コラム#0233(2004.1.18)<漢人の特徴(その2)> 2 日本人による評価 (1)「戦前」(1938年):津田左右吉   ア 漢人の思想「学説としての理論を立てるのが主旨では無く、直接に現実の政治を指導 […]

漢人の特徴(その1)

太田述正コラム#0232(2004.1.17)<漢人の特徴(その1)> (コラム#231の「てにをは」を直してあります。また、このコラム送付の際、一部読者に「2004.1.17付」として送付してしまいました。「2004. […]

私の分析手法の切れ味

太田述正コラム#0231(2004.1.16)<私の分析手法の切れ味> 1 始めに  私の分析手法については、このコラムでも何回かご説明してきたところです(コラム#20、152)が、どこが他の人々の手法と違うかを一言で言 […]

孫文(その3)

太田述正コラム#0230(2004.1.15)<孫文(その3)>  孫文の呼びかけに対し、これを最初に明確に拒否した日本人が頭山満(1855??1944年)でした。 その頭山は、孫文が死ぬ直前まで犬飼毅とともに口にした、 […]

孫文(その2)

太田述正コラム#0229(2004.1.14)<孫文(その2)> 2 孫文と日本  まずは、ざっと日本に関わる孫文の言動を追って見ましょう。 「いま日本の軍国主義者がその侵略政策を中国に強行しようとしても、目覚めた中国は […]

孫文(その1)

太田述正コラム#0228(2004.1.13)<孫文(その1)>  (私のホームページの掲示板でもご報告させていただいたように、私のホームページへの昨年12月から本年1月にかけての一ヶ月間(11日??10日)の訪問者数は […]

現代日本の越し方行く末(その7)

太田述正コラム#0224(2004.1.6)<現代日本の越し方行く末(その7)>  (前回のコラムに「ア 収斂」という小見出しを入れました。また、一部のメーリングリストの方に送った前回のコラムで用いた「コンバージョン」と […]

現代日本の越し方行く末(その6)

太田述正コラム#0223(2004.1.5)<現代日本の越し方行く末(その6)> 3 現代日本の行く末  (1) 理念 私は、日本文明とアングロサクソン文明は、「多元主義と寛容の精神」や「社会・政治の基本構造(edifi […]

現代日本の越し方行く末(その5)

太田述正コラム#0222(2004.1.4)<現代日本の越し方行く末(その5)>    (イ)戦争の引き金 開戦の詔勅は、「米英両国ハ残存政権ヲ支援シテ東亜ノ禍乱ヲ助長シ平和ノ美名ニ匿レテ東洋制覇ノ非望ヲ逞ウセムトス剰ヘ […]

現代日本の越し方行く末(その4)

太田述正コラム#0221(2004.1.3)<現代日本の越し方行く末(その4)>  (2)先の大戦   ア 戦争の背景  「<先の大戦>の原因を尋ねれば、遠く第一次世界大戦后の平和条約の内容に伏在してゐる。日本の主張した […]

現代日本の越し方行く末(その3)

太田述正コラム#0220(2004.1.2)<現代日本の越し方行く末(その3)>  (1)支那「・・我國は隣國の開明を待て共に亜細亜を興すの猶豫ある可らず、寧ろその伍を脱して西洋の文明國と進退を共にし、其支那朝鮮に接する […]

現代日本の越し方行く末(その2)

太田述正コラム#0219(2004.1.1)<現代日本の越し方行く末(その2)>  (読者の皆さん。あけましておめでとうございます。いつまで本コラムを続けられるかは分かりませんが、本年もどうぞよろしく。) <コメント> […]

現代日本の越し方行く末(その1)

太田述正コラム#0218(2003.12.31)<現代日本の越し方行く末(その1)> (日本政府は、沈黙(コラム#217)を破り、「住民投票や新憲法制定に関する陳水扁総統の発言が「中台関係をいたずらに緊張させる結果になっ […]

日本の植民地統治(その2)

太田述正コラム#0201(2003.12.2)<日本の植民地統治(その2)>  今回は、ケーススタディーとしてフィリピンをとり上げます。 フィリピンは米国の旧植民地であっただけでなく、先の大戦中三年間日本に占領された経験 […]

今次総選挙と日本の政治(補足3)

太田述正コラム#0199(2003.11.30)<今次総選挙と日本の政治(補足3)>  (今までのコラムで「奇想天外な」アングロサクソン論を散々聞かされた挙句、今度は手放しのイギリス礼賛(コラム#198)か、と辟易してい […]

日本の植民地統治(その1)

太田述正コラム#0197(2003.11.28)<日本の植民地統治(その1)>  石原慎太郎東京都知事は、10月31日の定例記者会見で、フランスやオランダ、米国がそれぞれアジアの植民地で残虐な行為をしたとし、「これに比べ […]

今次総選挙と日本の政治(補足2)

太田述正コラム#0196(2003.11.27)<今次総選挙と日本の政治(補足2)>2 55年体制の残滓  コラム#159で、「改めて痛感するのは、先の大戦における敗戦やそれに伴う占領期の後遺症というより、むしろ主権回復 […]

アルカーイダとは何か(続)

太田述正コラム#0193 (2003.11.24)<アルカーイダとは何か(続)>  (コラム#191と#192の「てにをは」を直し、#192の 3 の末尾にワンセンテンスを付け加えました。ホームページ(http://ww […]

アルカーイダとは何か

太田述正コラム#0191 (2003.11.22)<アルカーイダとは何か>  (コラム#189で「典拠失念」とした典拠はまだ思い出せないのですが、本日新たな典拠に出会いましたので、この典拠を踏まえ、コラム#189の記述を […]

張学良(その1)

太田述正コラム#0187(2003.11.11)<張学良(その1)>  (私のホームページへの月間訪問者数が4544名と最高記録を更新したこと、メーリングリスト登録者数が336名に達したことをホームページの掲示板でご報告 […]

今次総選挙と日本の政治(続)

太田述正コラム#0185 (2003.11.9)<今次総選挙と日本の政治(続)> 日本の政治は世界の最先端を走っており、それは日本社会の先進性の反映である、という趣旨に近いことを指摘しているのが米国マサーチュセット工科大 […]

今次総選挙と日本の政治

太田述正コラム#0184 (2003.11.8)<今次総選挙と日本の政治>  いよいよ明日は総選挙の最終投票日です。(公示日以降、いつでも「不在者」投票が可能なので、11月9日は最終投票日に他なりません。)そこで本日と明 […]

「降伏」した北朝鮮とパレスティナ

太田述正コラム#0170(2003.10.14)<「降伏」した北朝鮮とパレスティナ> 1 始めに  前回のコラムで紹介した、イスラエルの核に関するロサンゼルスタイムスとオブザーバー紙の記事を紹介したりフォローしたりする報 […]

日本の防衛力の過去と現在(その2)

太田述正コラム#0160(2003.9.26)<日本の防衛力の過去と現在(その2)> 3 見せ金としての日本の防衛力  さて、吉田ドクトリンの下、日米安保があり、しかも米軍が日本に駐留している以上、1で述べた??のような […]

日本の防衛力の過去と現在(その1)

太田述正コラム#0159(2003.9.25)<日本の防衛力の過去と現在(その1)> (本日、新聞記者5名を相手に行ったレクチャーの原稿を、二回に分けてご披露します。) 本日は、日本の防衛力の過去と現在についてお話をさせ […]

私のホームページをめぐって

太田述正コラム#0158(2003.9.24)<私のホームページをめぐって>  コラム#106で、私のホームページに対して「ネット上でお寄せいただいたご支援・ご声援の具体例を紹介」させていただいたことがありますが、今回は […]

外国人の日本株買い(補足)

太田述正コラム#0157(2003.9.18)<外国人の日本株買い(補足)> (??おかげさまで、私のコラムのメーリングリスト登録者数が300名の「大台」を突破し、現在302名です。次は500名、そして1000名が目標と […]

外国人の日本株買い

太田述正コラム#0156 (2003.9.16)<外国人の日本株買い>  (これは、経済をメインテーマとするメルマガJMMへの投稿です。村上龍編集長(芥川賞作家)が同誌に掲載するかどうか、お手並み拝見というところです。) […]

対朝鮮半島戦略を練る中国(その2)

太田述正コラム#0142(2003.8.16)<対朝鮮半島戦略を練る中国(その2)>  前回中国は、李氏朝鮮は第一に観念的にはツングース系の国であるので、後に清となって漢民族を征服し、漢民族と融合するに至ったツングース系 […]

米英の世にも不思議な間柄(その1)

太田述正コラム#0138(2003.8.8)<米英の世にも不思議な間柄(その1)> 以前、コラム#105(アングロサクソン諸国の情報共有)で米英の特殊な関係に触れたところですが、今回は米英関係を正面から扱ってみましょう。 […]

国際情勢先物市場

太田述正コラム#0137(2003.8.6)<国際情勢先物市場> 米国防総省の国防高等研究プロジェクト庁(Defense Advanced Research Projects Agency 。DARPA)が推進し、10月 […]

またまた北京訪問記(その5)

太田述正コラム#0136(2003.8.2)<またまた北京訪問記(その5)>  前回のコラム#135で「完」にしましたが、今回は追伸だとお考えください。  日本では政府関係者以外には必要のない配慮ですが、中国では、「民間 […]

またまた北京訪問記(その4)

太田述正コラム#0135(2003.7.31)<またまた北京訪問記(その4)> 8 大清国 中国の新指導部に清華大学出身のテクノクラートが多いため、「大清国」(「清」は清華大学と、中国最後の王朝をひっかけている)という言 […]

またまた北京訪問記(その3)

太田述正コラム#0134(2003.7.30)<またまた北京訪問記(その3)>  今回は、落ち穂拾いといったところです。 1 SARS 北京空港で、健康状態を申告するための関門が設けられていた点を除けば、SARS流行の痕 […]

またまた北京訪問記(その1)

太田述正コラム#0132(2003.7.26)<またまた北京訪問記(その1)>  7月19日から25日まで、北京に行って来ました。夜に着いて朝発って来たので、実質5日間ですが、それまでの三回の北京訪問の中では最も長い滞在 […]

イタリアのベルルスコーニ首相の「失言」

太田述正コラム#0130(2003.7.7)<イタリアのベルルスコーニ首相の「失言」>  このコラムで私が指摘してきた、イラク戦争におけるアングロサクソン文明と欧州文明の対立の構図について、「欧州」(私は「西欧」とint […]

軍人は単なるスペシャリストか

太田述正コラム#0128(2003.6.22)<軍人は単なるスペシャリストか>  立派な軍人は、(軍隊経験のない者が立派な軍人になることはまず不可能という意味では)スペシャリストだが、同時に第一級のジェネラリストでもある […]

各国の労働時間の違い

太田述正コラム#0125(2003.6.9)<各国の労働時間の違い>  ニューヨーク大学ビジネススクール教授兼オックスフォード大学シニアリサーチフェローのニオール・ファーガソン(Niall Ferguson)が、ニューヨ […]

国際貢献度がビリの日本

太田述正コラム#0118(2003.5.9) <国際貢献度がビリの日本>  4月末に米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」が発表した発展途上国支援総合指数(http://www.foreignpolicy.com/参照)に […]

北朝鮮の「降伏」(その2)

太田述正コラム#0117(2003.4.26)<北朝鮮の「降伏」(その2)> いやはや、核をめぐる米朝中協議の際の北朝鮮代表の言動にはびっくりしましたね。  一般論ですが、独裁国家といっても、個人が独裁権力を恣に行使して […]

滅び行く欧州と日本?(その1)

太田述正コラム#0116(2003.4.24)<滅び行く欧州と日本?(その1)>  日本の少子化の原因については、ホームページ(http://www.ohtan.net)の「主張」欄やコラム#64等で何度か触れてきたとこ […]

北朝鮮の「降伏」(その1)

太田述正コラム#0115(2003.4.16)<北朝鮮の「降伏」(その1)>  対イラク戦がほぼ収束を見た直後の4月12日、北朝鮮は米朝二国間協議に固執していたそれまでの姿勢を改め、多国間協議に応じる意向を示しました(h […]

対イラク戦の現況

太田正正コラム#0112(2003.3.31)<対イラク戦の現況>  対イラク戦終結までの期間については、コラム#77(2002.11.20)で、「ラムズフェルト米国防長官は、11月14日に、対イラク戦が「5日間なのか5 […]

米国による対イラク戦・・その法的根拠

太田正正コラム#0111(2003.3.24)<米国による対イラク戦・・その法的根拠>  遅ればせながら、事柄の性格上余り面白いものではありませんが、対イラク戦の法的根拠についてのコラムをお送りします。安保理決議条文紹介 […]

再び集団的自衛権について

太田述正コラム#0110(2003.3.24)<再び集団的自衛権について>  私のホームページの掲示板に次のような投稿(#223)がありました。「・・アメリカによるイラク攻撃を見ていて、いま私はつくづく『日本に集団的自衛 […]

ホームページ二周年を記念して(第二弾)

太田述正コラム#0108(2003.3.17)<ホームページ二周年を記念して(第二弾)>  ホームページ開設二周年記念の第二弾として、いささか面はゆいのですが、私のコラムがいかに正鵠を射ていたかを振り返ってみることにしま […]