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防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

年別: 2003年

現代日本の越し方行く末(その1)

太田述正コラム#0218(2003.12.31)<現代日本の越し方行く末(その1)> (日本政府は、沈黙(コラム#217)を破り、「住民投票や新憲法制定に関する陳水扁総統の発言が「中台関係をいたずらに緊張させる結果になっ […]

台湾海峡波高し?(その2)

太田述正コラム#0217(2003.12.26)<台湾海峡波高し?(その2)> (例によって、コラム#216に若干の訂正等を加えてあります。ホームページ(http://www.ohtan.net)の時事コラム欄をご覧くだ […]

台湾海峡波高し?(その1)

太田述正コラム#0216(2003.12.25)<台湾海峡波高し?(その1)> 1始めに 私は、国際情勢分析については、結論に確信が得られるまで待ってから分析結果を公表することにしていおり、幸い、今までの分析はおおむね的 […]

天皇家の歴史観(その2)

太田述正コラム#0215(2003.12.24)<天皇家の歴史観(その2)>  (前回のコラムで、「日支事変」は「支那事変」(当時の日本政府による正式名称)に改めました。なお、後で気がつきましたが、「上海事変」ならぬ「上 […]

天皇家の歴史観(その1)

太田述正コラム#0214(2003.12.23)<天皇家の歴史観(その1)>  天皇陛下は、70歳の誕生日を前にして、記者団のインタビューに臨まれ、まず過去70年間を振り返り 、「この70年の間には、多くの悲しい出来事が […]

ニール・ファーガソン(その3)

太田述正コラム#0209(2003.12.17)<ニール・ファーガソン(その3)> 5 現代世界  世界の現時点における最大の問題は、英帝国に叛旗を翻したという独立の経緯からしても帝国主義を毛嫌いするため、米国が覇権国で […]

ニール・ファーガソン(その2)

太田述正コラム#0208(2003.12.16)<ニール・ファーガソン(その2)> 3 Imperial Understretch (自由、民主主義及び法の支配を信奉する)覇権国たるかつての英国を没落させ、(やはり自由、 […]

ニール・ファーガソン(その1)

太田述正コラム#0207(2003.12.15)<ニール・ファーガソン(その1)>  今回は、日本で著書がまだ全く翻訳されておらず、殆ど紹介もされていませんが、英米では大変な評判になっているスコットランド出身の新進気鋭の […]

毛沢東と周恩来

太田述正コラム#0204(2003.12.9)<毛沢東と周恩来> 中国共産党は既に1980年に、大躍進政策や文化大革命を推進したという毛沢東の深刻な過ちに照らし、毛沢東は7割正しく3割誤っていたという評価を打ち出していま […]

日本の植民地統治(その2)

太田述正コラム#0201(2003.12.2)<日本の植民地統治(その2)>  今回は、ケーススタディーとしてフィリピンをとり上げます。 フィリピンは米国の旧植民地であっただけでなく、先の大戦中三年間日本に占領された経験 […]

台湾は「独立」できるか?(続x3)

太田述正コラム#0200(2003.12.1)<台湾は「独立」できるか?(続x3)>  その後、台湾では「独立」にむけて大きな進展がありました。 公民投票法(Referendum Law=国民投票法(日本語))(注8)の […]

今次総選挙と日本の政治(補足3)

太田述正コラム#0199(2003.11.30)<今次総選挙と日本の政治(補足3)>  (今までのコラムで「奇想天外な」アングロサクソン論を散々聞かされた挙句、今度は手放しのイギリス礼賛(コラム#198)か、と辟易してい […]

日本の植民地統治(その1)

太田述正コラム#0197(2003.11.28)<日本の植民地統治(その1)>  石原慎太郎東京都知事は、10月31日の定例記者会見で、フランスやオランダ、米国がそれぞれアジアの植民地で残虐な行為をしたとし、「これに比べ […]

今次総選挙と日本の政治(補足2)

太田述正コラム#0196(2003.11.27)<今次総選挙と日本の政治(補足2)>2 55年体制の残滓  コラム#159で、「改めて痛感するのは、先の大戦における敗戦やそれに伴う占領期の後遺症というより、むしろ主権回復 […]

アルカーイダとは何か(続)

太田述正コラム#0193 (2003.11.24)<アルカーイダとは何か(続)>  (コラム#191と#192の「てにをは」を直し、#192の 3 の末尾にワンセンテンスを付け加えました。ホームページ(http://ww […]

台湾は「独立」できるか?(続々)

太田述正コラム#0192 (2003.11.23)<台湾は「独立」できるか?(続々)> (2)政治面でのテコ入れ  11月初頭、陳水扁台湾総統は、パナマの建国記念式典に出席する途中、ニューヨークに立ち寄り、人権擁護団体か […]

アルカーイダとは何か

太田述正コラム#0191 (2003.11.22)<アルカーイダとは何か>  (コラム#189で「典拠失念」とした典拠はまだ思い出せないのですが、本日新たな典拠に出会いましたので、この典拠を踏まえ、コラム#189の記述を […]

台湾は「独立」できるか?(続)

太田述正コラム#0188(2003.11.12)<台湾は「独立」できるか?(続)> 3 米国の台湾政策の変化  (1)軍事面でのテコ入れ  中国が繰り返し、「独立」宣言をしたら武力攻撃するぞと台湾を恫喝してきている(ワシ […]

張学良(その1)

太田述正コラム#0187(2003.11.11)<張学良(その1)>  (私のホームページへの月間訪問者数が4544名と最高記録を更新したこと、メーリングリスト登録者数が336名に達したことをホームページの掲示板でご報告 […]

ロシアについて(追補)

太田述正コラム#0186(2003.11.10)<ロシアについて(追補)> (昨日午後、コラム#185の末尾を若干補足してあります。私のホームページ(http://www.ohtan.net)のコラム欄をご覧ください。) […]

今次総選挙と日本の政治(続)

太田述正コラム#0185 (2003.11.9)<今次総選挙と日本の政治(続)> 日本の政治は世界の最先端を走っており、それは日本社会の先進性の反映である、という趣旨に近いことを指摘しているのが米国マサーチュセット工科大 […]

今次総選挙と日本の政治

太田述正コラム#0184 (2003.11.8)<今次総選挙と日本の政治>  いよいよ明日は総選挙の最終投票日です。(公示日以降、いつでも「不在者」投票が可能なので、11月9日は最終投票日に他なりません。)そこで本日と明 […]

台湾は「独立」できるか?

太田述正コラム#0182(2003.11.4)<台湾は「独立」できるか?> 1 始めに  隣「国」である台湾の「独立」運動家の眼に映る日本は、まことに頼りない存在であるに違いありません。(台湾「独立」運動とは何か、は後日 […]

宋美齢(追補)

太田述正コラム#0179(2003.10.29)<宋美齢(追補)>  コラム#177と#178を、在日台湾人医師で台湾「独立」運動の闘士である知人の林建良氏に送ったところ、氏から、「大変素晴らしい文です」というタイトルの […]

宋美齢(その2)

太田述正コラム#0178(2003.10.27)<宋美齢(その2)>  (前回のコラムを書いてから、伴武澄氏が2000年2月に、中共において「蒋介石の再評価」が「李登輝・・が初めて台湾の・・選挙で総統に選ばれた<1988 […]

宋美齢(その1)

太田述正コラム#0177(2003.10.26)<宋美齢(その1)>  (コラム#158を大幅に拡充しました。ホームページ(http://www.ohta.net)の時事コラム欄を参照してください。)  蒋介石(Chia […]

マハトマ・ガンジー

太田述正コラム#0176(2003.10.24)<マハトマ・ガンジー>  (前回のコラム#175に注3を加え、かつミスプリ等を直したものをホームページ(http://www.ohtan.net)の時事コラム欄に再掲載して […]

マザー・テレサ

太田述正コラム#0175(2003.10.23)<マザー・テレサ> (コラム#173に二つの注を付け加えてホームページ(http:/www.ohtan.net)の時事コラム欄に再掲載してあります。ご参照ください。) 1  […]

イスラム世界のユダヤ観

太田述正コラム#0173(2003.10.20)<イスラム世界のユダヤ観>  22年間マレーシアに君臨したマハティール首相が、自らの意志で10月末に引退します。 その彼にとっていわば最後の晴れ舞台であるイスラム諸国会議機 […]

「降伏」した北朝鮮とパレスティナ(続)

太田述正コラム#0171(2003.10.15)<「降伏」した北朝鮮とパレスティナ(続)> 北朝鮮が、「現在「降伏」条件のつめをしているが、「降伏」条件の提示ができなくて困り果てている状況である」と私が見ているゆえんをご […]

「降伏」した北朝鮮とパレスティナ

太田述正コラム#0170(2003.10.14)<「降伏」した北朝鮮とパレスティナ> 1 始めに  前回のコラムで紹介した、イスラエルの核に関するロサンゼルスタイムスとオブザーバー紙の記事を紹介したりフォローしたりする報 […]

イスラエルの核への米国の協力

太田述正コラム#0169(2003.10.13)<イスラエルの核への米国の協力>  (メーリングリスト登録者数は319名になりました。また、私のホームページへの月間訪問者数が4,494人と最高記録を更新した旨をホームペー […]

トルコについて(その3)

太田述正コラム#0165(2003.10.5)<トルコについて(その3)> 4 トルコにとって解決が本質的に困難な諸問題  (1)クルド(Kurd)への対処   トルコ政府によって1924年にクルドの文化、言語、地名が禁 […]

トルコについて(その2)

太田述正コラム#0164(2003.10.3)<トルコについて(その2)>  (前回のコラム<トルコについて(その1)>に、注を三つ付ける形で大幅に加筆し、ホームページ(http://www.ohtan.net)の時事コ […]

トルコについて(その1)

太田述正コラム#0163(2003.10.1)<トルコについて(その1)>  前回配信したコラム(#162)を注意深く読まれた方は、オルダス・ハックスレーが「ロシア、トルコ、イタリア、そしてドイツの独裁者達」と、どうやら […]

日本の防衛力の過去と現在(その2)

太田述正コラム#0160(2003.9.26)<日本の防衛力の過去と現在(その2)> 3 見せ金としての日本の防衛力  さて、吉田ドクトリンの下、日米安保があり、しかも米軍が日本に駐留している以上、1で述べた??のような […]

日本の防衛力の過去と現在(その1)

太田述正コラム#0159(2003.9.25)<日本の防衛力の過去と現在(その1)> (本日、新聞記者5名を相手に行ったレクチャーの原稿を、二回に分けてご披露します。) 本日は、日本の防衛力の過去と現在についてお話をさせ […]

私のホームページをめぐって

太田述正コラム#0158(2003.9.24)<私のホームページをめぐって>  コラム#106で、私のホームページに対して「ネット上でお寄せいただいたご支援・ご声援の具体例を紹介」させていただいたことがありますが、今回は […]

外国人の日本株買い(補足)

太田述正コラム#0157(2003.9.18)<外国人の日本株買い(補足)> (??おかげさまで、私のコラムのメーリングリスト登録者数が300名の「大台」を突破し、現在302名です。次は500名、そして1000名が目標と […]

外国人の日本株買い

太田述正コラム#0156 (2003.9.16)<外国人の日本株買い>  (これは、経済をメインテーマとするメルマガJMMへの投稿です。村上龍編集長(芥川賞作家)が同誌に掲載するかどうか、お手並み拝見というところです。) […]

ロシアについて(その2)

太田述正コラム#0145(2003.8.26)<ロシアについて(その2)> ニコライ一世治世下のロシアを1839年に旅行したフランス貴族のアストルフ・ド・キュスティーヌ(Astlphe de Custine)は、旅行記を […]

ロシアについて(その1)

太田述正コラム#0144(2003.8.24)<ロシアについて(その1)>  日本と同様、ロシアもまた一つの国であってかつ一つの文明圏の大部分をその領域としているという存在です。 ところが日本と違って、ロシアは自らがユニ […]

対朝鮮半島戦略を練る中国(その2)

太田述正コラム#0142(2003.8.16)<対朝鮮半島戦略を練る中国(その2)>  前回中国は、李氏朝鮮は第一に観念的にはツングース系の国であるので、後に清となって漢民族を征服し、漢民族と融合するに至ったツングース系 […]

米英の世にも不思議な間柄(その1)

太田述正コラム#0138(2003.8.8)<米英の世にも不思議な間柄(その1)> 以前、コラム#105(アングロサクソン諸国の情報共有)で米英の特殊な関係に触れたところですが、今回は米英関係を正面から扱ってみましょう。 […]

国際情勢先物市場

太田述正コラム#0137(2003.8.6)<国際情勢先物市場> 米国防総省の国防高等研究プロジェクト庁(Defense Advanced Research Projects Agency 。DARPA)が推進し、10月 […]

またまた北京訪問記(その5)

太田述正コラム#0136(2003.8.2)<またまた北京訪問記(その5)>  前回のコラム#135で「完」にしましたが、今回は追伸だとお考えください。  日本では政府関係者以外には必要のない配慮ですが、中国では、「民間 […]

またまた北京訪問記(その4)

太田述正コラム#0135(2003.7.31)<またまた北京訪問記(その4)> 8 大清国 中国の新指導部に清華大学出身のテクノクラートが多いため、「大清国」(「清」は清華大学と、中国最後の王朝をひっかけている)という言 […]

またまた北京訪問記(その3)

太田述正コラム#0134(2003.7.30)<またまた北京訪問記(その3)>  今回は、落ち穂拾いといったところです。 1 SARS 北京空港で、健康状態を申告するための関門が設けられていた点を除けば、SARS流行の痕 […]

またまた北京訪問記(その1)

太田述正コラム#0132(2003.7.26)<またまた北京訪問記(その1)>  7月19日から25日まで、北京に行って来ました。夜に着いて朝発って来たので、実質5日間ですが、それまでの三回の北京訪問の中では最も長い滞在 […]

イタリアのベルルスコーニ首相の「失言」

太田述正コラム#0130(2003.7.7)<イタリアのベルルスコーニ首相の「失言」>  このコラムで私が指摘してきた、イラク戦争におけるアングロサクソン文明と欧州文明の対立の構図について、「欧州」(私は「西欧」とint […]

軍人は単なるスペシャリストか

太田述正コラム#0128(2003.6.22)<軍人は単なるスペシャリストか>  立派な軍人は、(軍隊経験のない者が立派な軍人になることはまず不可能という意味では)スペシャリストだが、同時に第一級のジェネラリストでもある […]

各国の労働時間の違い

太田述正コラム#0125(2003.6.9)<各国の労働時間の違い>  ニューヨーク大学ビジネススクール教授兼オックスフォード大学シニアリサーチフェローのニオール・ファーガソン(Niall Ferguson)が、ニューヨ […]