イギリスとユダヤ人(その1) 公開日:2004年9月20日 ユダヤ教 太田述正コラム#0478(2004.9.20)<イギリスとユダヤ人(その1)> 世界に天才民族があるとすれば、それはアングロサクソンとユダヤ人で決まりでしょう。 その両民族の英国における邂逅の歴史をふりかえり、その上で […] 続きを読む
ベスラン惨事とロシア(その8) 公開日:2004年9月19日 ロシア政治 太田述正コラム#0477(2004.9.19)<ベスラン惨事とロシア(その8)> そもそも、人質をとり、あるいはテロ(以下、「テロ等」という)によって政治的目的を達成しようとすることは、国際法上は違法ですし、国内法上は […] 続きを読む
ベスラン惨事とロシア(その7) 公開日:2004年9月18日 ロシア政治 太田述正コラム#0476(2004.9.18)<ベスラン惨事とロシア(その7)> 4(3)米英両国のプーチン批判 米国のパウエル国務長官は、プーチンの対応措置について、「これは民主的改革のいくつかを後退させるものだ。われ […] 続きを読む
世界の20大思想家(その3) 公開日:2004年9月17日 人物評価 太田述正コラム#0475(2004.9.17)<世界の20大思想家(その3)> (「まぐまぐ」より、『まぐまぐBooksアワード』結果発表を「9月中旬」から「10月上旬」に変更するとの連絡がありました。) バージニア […] 続きを読む
ベスラン惨事とロシア(その6) 公開日:2004年9月16日 ロシア政治 太田述正コラム#0474(2004.9.16)<ベスラン惨事とロシア(その6)> (本篇は、コラム#469の続きです。) 4 犯人側のねらいと「成果」 (2)ロシアのエージェントたるオセチア・・・・・・・・・・・・・・ […] 続きを読む
険悪化する米韓関係 公開日:2004年9月15日 未分類 太田述正コラム#0473(2004.9.15)<険悪化する米韓関係> 9月末までに開かれるはずだった六カ国協議が北朝鮮の熱意のなさから開かれそうもありません。 これは、米国の11月の大統領選挙で、北朝鮮に対するあたりが […] 続きを読む
世界の20大思想家(その2) 公開日:2004年9月14日 人物評価 太田述正コラム#0472(2004.9.14)<世界の20大思想家(その2)> このうち、ウォルストーンクラフトについては、前にとりあげたことがある(コラム#71。ちなみに、ルソーについて、コラム#64、66、71のシ […] 続きを読む
世界の20大思想家(その1) 公開日:2004年9月13日 人物評価 太田述正コラム#0471(2004.9.13)<世界の20大思想家(その1)> 実際的(practical)なイギリス人、ひいてはアングロサクソンは、思想や哲学など大嫌いなのですが、それを何とかしようと、このほど英国の有 […] 続きを読む
両極分解する米国(番外編)(その1) 公開日:2004年9月12日 未分類 太田述正コラム#0470(2004.9.12)<両極分解する米国(番外編)(その1)> 1 米国のキリスト教原理主義化 両極分解した米国は今後どうなるのでしょうか。 今、ほぼきれいに二分されている米国は、早晩、保守派な […] 続きを読む
ベスラン惨事とロシア(その5) 公開日:2004年9月11日 ロシア政治 太田述正コラム#0469(2004.9.11)<ベスラン惨事とロシア(その5)> (掲示板でもお知らせしたように、私のホームページへの8??9月(11日から10日)の訪問者数が21,965人と、過去最高であった前月の2 […] 続きを読む
トロイとイギリス(その2) 公開日:2004年9月10日 未分類 太田述正コラム#0468(2004.9.10)<トロイとイギリス(その2)> (「ベスラン惨事とロシア」シリーズはまだまだ続きます(私のホームページでの前回のコラム#467の目次表示位置がズレているのでご注意)が、忘れ […] 続きを読む
ベスラン惨事とロシア(その4) 公開日:2004年9月9日 ロシア政治 太田述正コラム#0467(2004.9.9)<ベスラン惨事とロシア(その4)> <前回の補足> ア 一般市民はなぜ現場にいたのか 大部分が武装している約500人の一般市民が、当局の許可を得て治安部隊と校舎との間に「配置」 […] 続きを読む
ベスラン惨事とロシア(その3) 公開日:2004年9月8日 ロシア政治 太田述正コラム#0466(2004.9.8)<ベスラン惨事とロシア(その3)> <休憩> イズヴェスチャ紙の編集長が突然解任されました。ここにも、この新聞によるベスラン事件の報道ぶりが気に入らない当局の影がちらついてい […] 続きを読む
ベスラン惨事とロシア(その2) 公開日:2004年9月7日 ロシア政治 太田述正コラム#0465(2004.9.7)<ベスラン惨事とロシア(その2)> (前回のコラムの、ロシア軍の死者の数を上方修正しておきました。) この、(1994??1996年を第一次とすれば、)1999年からの第二 […] 続きを読む
ベスラン惨事とロシア(その1) 公開日:2004年9月6日 ロシア政治 太田述正コラム#0464(2004.9.6)<ベスラン惨事とロシア(その1)> 1 始めに 北オセチアで発生し、600人にもなろうかという死者と数百人の負傷者を出したベスラン(Beslan)での人質事件は、過去と現在のロ […] 続きを読む
トロイとイギリス(その1) 公開日:2004年9月5日 未分類 太田述正コラム#0463(2004.9.5)<トロイとイギリス(その1)> 1 トロイの末裔がイギリスの祖? たまたま、読者からも問題提起がありましたが、イギリス史にはトロイ(Troy)の姿が見え隠れしています(注1) […] 続きを読む
アーサー王の謎(その2) 公開日:2004年9月4日 映画評論 太田述正コラム#0462(2004.9.4)<アーサー王の謎(その2)> 3 サルマタイについて アーサー王伝説が示唆しているのは、イギリス人がブリトン人だということだけではありません。最近明らかになりつつあるのは、ア […] 続きを読む
アーサー王の謎(その1) 公開日:2004年9月3日 映画評論 太田述正コラム#0461(2004.9.3)<アーサー王の謎(その1)> (コラム#458の米国経済についての叙述の誤りを訂正しておきました。) 1 始めに イギリス人は実はアングロサクソンではなくブリトン人だった […] 続きを読む
オリンピックでのメダル獲得数(その1) 公開日:2004年9月2日 未分類 太田述正コラム#0460(2004.9.2)<オリンピックでのメダル獲得数(その1)> 1 メダル獲得数 アテネオリンピックが閉幕しました。そこで、1996年のアトランタ、2000年のシドニー、2004年のアテネの三大 […] 続きを読む
世界を決定した1759年(その2) 公開日:2004年9月1日 未分類 太田述正コラム#0459(2004.9.1)<世界を決定した1759年(その2)> 3 1759年 では、この7年戦争における、そのまた決定的瞬間は何だったのでしょうか。 英国の戦史学者のマクリン(Frank McLy […] 続きを読む
両極分解する米国(続)(その2) 公開日:2004年8月31日 未分類 太田述正コラム#0458(2004.8.31)<両極分解する米国(続)(その2)> (8月20日にメーリングリスト登録者が1113名になったとご報告してから、登録者数の伸びが止まってしまい、一時1119名を記録したもの […] 続きを読む
世界を決定した1759年(その1) 公開日:2004年8月30日 未分類 太田述正コラム#0457(2004.8.30)<世界を決定した1759年(その1)> 1 始めに 世界の近現代史はアングロサクソン文明と欧州文明のせめぎあいだというのが、私の歴史観の核心部分(多すぎるのでコラム番号は挙 […] 続きを読む
両極分解する米国(続)(その1) 公開日:2004年8月29日 未分類 太田述正コラム#0456(2004.8.29)<両極分解する米国(続)(その1)> 以前(コラム#331)、米国が、「保守的な人、すなわち高齢、低学歴で、配偶者を有し、非組合員であって、せっせと教会に通い、田舎に住む人を […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その13) 公開日:2004年8月28日 未分類 太田述正コラム#0455(2004.8.28)<京都・奈良紀行(その13)> エ 二条城 次は二条城です。二条城は、1603年に将軍宣下されてすぐ、徳川家康(1543??1616年)が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿 […] 続きを読む
ワルシャワ蜂起(その2) 公開日:2004年8月27日 未分類 太田述正コラム#0454(2004.8.27)<ワルシャワ蜂起(その2)> (前回のコラム#453に大幅に手を入れてホームページ(http://www.ohtan.net)に再掲載してあります。) 1944年のワルシ […] 続きを読む
ワルシャワ蜂起(その1) 公開日:2004年8月26日 未分類 太田述正コラム#0453(2004.8.26)<ワルシャワ蜂起(その1)> 今年の8月1日はワルシャワ蜂起60周年にあたります(注1)。 (注1)1939年9月にドイツは53個師団の大兵力でもってポーランドに侵攻し、 […] 続きを読む
京都・奈良旅行(その12) 公開日:2004年8月25日 未分類 太田述正コラム#0452(2004.8.25)<京都・奈良紀行(その12)> (5)観光タクシー ア 三十三間堂8月6日は、観光タクシーを一日、利用しました。 ホテルで前日手配したのですが、二社紹介されたうち、安かっ […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その11) 公開日:2004年8月24日 未分類 太田述正コラム#0451(2004.8.24)<京都・奈良紀行(その11)> (投票をありがとうございました。カネと色恋に係わるものが殆どの、しかも購読者数の桁が違うメルマガに囲まれて12位、というのは、われながらよく […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その10) 公開日:2004年8月23日 未分類 太田述正コラム#0450(2004.8.23)<京都・奈良紀行(その10)> (私より上位のメルマガは、奥様方の関心が高そうなものが多く、昼間に票が沢山入ります。言いにくいことながら、最終日の本日20日は、できればお勤 […] 続きを読む
変化の端緒が見られる韓国(その7) 公開日:2004年8月22日 韓国政治 太田述正コラム#0449(2004.8.22)<変化の端緒が見られる韓国(その7)> (追い抜かれて13位に落ちてしまいましたが、それ以前の上位2メルマガとの票差はじりじりつめています。同じIPアドレスから6時間おきに […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その9) 公開日:2004年8月21日 未分類 太田述正コラム#0448(2004.8.21)<京都・奈良紀行(その9)> (やっと12位になりましたが、13位とはデッドヒートを演じていますし、11位とは200数十票離れています。引き続き、http://cgi.ma […] 続きを読む
変化の端緒が見られる韓国(その6) 公開日:2004年8月20日 韓国政治 太田述正コラム#0447(2004.8.20)<変化の端緒が見られる韓国(その6)> (現在、12位を完全に射程内にとらえています。まだ後二日以上あります。10位以内は決して夢ではありません。とにかく、http://c […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その8) 公開日:2004年8月19日 未分類 太田述正コラム#0446(2004.8.19)<京都・奈良紀行(その8)> (本日と明20日、http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=0000101909で投 […] 続きを読む
変化の端緒が見られる韓国(その5)) 公開日:2004年8月18日 韓国政治 太田述正コラム#0445(2004.8.18)<変化の端緒が見られる韓国(その5)> (本日は票が伸び悩み、ついに14位に転落してしまいました。 20日は目前です。気をとりなおして、http://cgi.mag2.co […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その7) 公開日:2004年8月17日 未分類 太田述正コラム#0444(2004.8.17)<京都・奈良紀行(その7)> (多くの読者の皆さんのご尽力で、何とあっという間に13位になってしまいました。これから先は容易ではありませんが、ここまで来たら10位以内をめざ […] 続きを読む
変化の端緒が見られる韓国(その4) 公開日:2004年8月16日 韓国政治 太田述正コラム#0443(2004.8.16)<変化の端緒が見られる韓国(その4)> (読者の皆さんもお疲れのようで、本日の得票数は伸び悩んでいます。最終日の20日まで、http://cgi.mag2.com/cgi- […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その6) 公開日:2004年8月15日 未分類 太田述正コラム#0442(2004.8.15)<京都・奈良紀行(その6)> (何と、目を覚ましたら16位になっていました。耳タコだと思いますが、http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books […] 続きを読む
変化の端緒が見られる韓国(その3) 公開日:2004年8月14日 韓国政治 太田述正コラム#0441(2004.8.14)<変化の端緒が見られる韓国(その3)> (やっと18位になりました。13位はいけそうだと申し上げましたが、どうでしょうか。これからの追い込みに期待しています。http:// […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その5) 公開日:2004年8月13日 未分類 太田述正コラム#0440(2004.8.13)<京都・奈良紀行(その5)> (コラムの人気投票は現在19位ですが、最近のペースで行けば、13位くらいまでは確実に行けそうな予感がします。しかし10位以内をめざすのなら、相 […] 続きを読む
変化の端緒が見られる韓国(その2) 公開日:2004年8月12日 韓国政治 太田述正コラム#0439(2004.8.12)<変化の端緒が見られる韓国(その2)> (深夜に20位になったかと思ったら、先ほど19位になりました。この分なら20日の最終日までに10位以内に達するのも、まんざら夢物語でな […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その4) 公開日:2004年8月11日 未分類 太田述正コラム#0438(2004.8.11)<京都・奈良紀行(その4)> (あと数票で20位になります。http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=000010 […] 続きを読む
変化の端緒が見られる韓国(その1) 公開日:2004年8月10日 韓国政治 太田述正コラム#0437(2004.8.10)<変化の端緒が見られる韓国(その1)> (引き続き、http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=0000101909 […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その3) 公開日:2004年8月9日 未分類 太田述正コラム#0436(2004.8.9)<京都・奈良紀行(その3)> (コラムの人気投票ですが、http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=0000101909 […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その2) 公開日:2004年8月8日 仏教 太田述正コラム#0435(2004.8.8)<京都・奈良紀行(その2)> (コラムの人気投票ですが、http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=000010190 […] 続きを読む
京都・奈良紀行(その1) 公開日:2004年8月7日 仏教 太田述正コラム#0434(2004.8.7)<京都・奈良紀行(その1)> (読者の皆さん、http://cgi.mag2.com/cgi-bin/mag2books/vote.cgi?id=%200000101909を […] 続きを読む
崩壊し始めた北朝鮮(その2) 公開日:2004年8月6日 北朝鮮 太田述正コラム#0433(2004.8.6)<崩壊し始めた北朝鮮(その2)> (本篇は、コラム#430の続きです。なお、8月7日付??8月9日付のコラムは、東京を離れるため、お休みさせていただきます。) 4 韓国 と […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その8) 公開日:2004年8月5日 未分類 太田述正コラム#0432(2004.8.5)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その8)> ナチスドイツ(第三帝国)はドイツ帝国(神聖ローマ帝国を第一帝国として、第二帝国)の名実ともの忠実な承継者だ。 MittelEurop […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その7) 公開日:2004年8月4日 未分類 太田述正コラム#0431(2004.8.4)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その7)> 4 補論:俯瞰的視点から (1)第一次世界大戦ドイツ開戦責任論 ア 始めに 本稿を終えるにあたって、「そもそもドイツ人が、先の大戦 […] 続きを読む
崩壊し始めた北朝鮮(その1) 公開日:2004年8月3日 北朝鮮 太田述正コラム#0430(2004.8.3)<崩壊し始めた北朝鮮(その1)> 1 始めに 先般、ある東南アジアの国(ベトナムと考えられている)が今年5月に韓国政府に対し、その国に滞留している北朝鮮難民を引き取らなければ […] 続きを読む
没落する米国(その4) 公開日:2004年8月2日 未分類 太田述正コラム#0429(2004.8.2)<没落する米国(その4)> (5)ソフトパワーの陰り長期的観点からより懸念されるのは、米国のソフトパワーに陰りが見えることです。 強引なイラク戦開戦、イラク占領後の失態、ワール […] 続きを読む
没落する米国(その3) 公開日:2004年8月1日 未分類 太田述正コラム#0428(2004.8.1)<没落する米国(その3)> (本篇はコラム#308、312の続きです。) 4 各論 (1)無駄だらけの米国経済 米国が8000億ドル近くも国防費に使っており、世界の国防費の […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その6) 公開日:2004年7月31日 未分類 太田述正コラム#0427(2004.7.31)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その6)> イ ナチス時代 ヒットラーが英国に敬意を持ち、英国と戦おうとするどころか同盟を結ぼうとしたくらいであり、ヒットラーのポーランド侵 […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その5) 公開日:2004年7月30日 未分類 太田述正コラム#0426(2004.7.30)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その5)> カ ヒットラー映画ドイツではつい最近まで、ヒットラーが登場する映画やTVでは、ヒットラーだけが画面に映し出されなかったり、静止画面 […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その4) 公開日:2004年7月29日 未分類 太田述正コラム#0425(2004.7.29)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その4)> 1944年6月6日、5,000隻の艦艇、11,000機の航空機、150,000人の兵士による史上最大の作戦、ノルマンディー上陸作戦が […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その3) 公開日:2004年7月28日 未分類 太田述正コラム#0424(2004.7.28)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その3)> ウ ドイツ人追放 更に論議を呼んでいるのがドイツ人追放問題に対するドイツ内の動きです。 先の大戦の終わり近くから戦後(1950年代ま […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その2) 公開日:2004年7月27日 未分類 太田述正コラム#0423(2004.7.27)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その2)> ア ヴィルヘルム・グスタフ号事件転機になったのは、ドイツの左翼にしてノーベル賞作家のギュンター・グラス(G?nter Grass。 […] 続きを読む
悪夢から覚めつつあるドイツ(その1) 公開日:2004年7月26日 未分類 太田述正コラム#0422(2004.7.26)<悪夢から覚めつつあるドイツ(その1)> 1 始めに 先の大戦の敗戦国として、何かと比較されることの多い旧同盟国の日本とドイツですが、ドイツの方は、大戦中にナチスがホロコー […] 続きを読む
二人の韓国人をめぐって(後日談)(その1) 公開日:2004年7月25日 韓国政治 太田述正コラム#0421(2004.7.25)<二人の韓国人をめぐって(後日談)(その1)> (本篇は、コラム#391、392の後日談です。) 1 金鮮一 先月韓国人金鮮一氏を拉致し首を切って殺害したグループ「統一と […] 続きを読む
トラディショナリズム(その5) 公開日:2004年7月24日 未分類 太田述正コラム#0420(2004.7.24)<トラディショナリズム(その5)> (本篇は、コラム#413の続きです。) 3 後書きに代えて・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)チャールス皇太子 セッジウィックが […] 続きを読む
ウォルト・ディズニー(その2) 公開日:2004年7月23日 映画評論 太田述正コラム#0419(2004.7.23)<ウォルト・ディズニー(その2)> 結局、ウォルト・ディズニーがその生涯をかけて追求したものは、彼が普遍性があると信じていたところの「米国的なるものマイナスキリスト教」の世 […] 続きを読む
ウォルト・ディズニー(その1) 公開日:2004年7月22日 映画評論 太田述正コラム#0418(2004.7.22)<ウォルト・ディズニー(その1)> 「世界はますますディズニーを米国の本当の象徴とみなすようになりつつある。自由の女神、憲法、や権利の章典など忘れてしまえ。米国とはミッキー […] 続きを読む
疲弊する米軍(その3) 公開日:2004年7月21日 未分類 太田述正コラム#0417(2004.7.21)<疲弊する米軍(その3)> 3 補給上の隘路 空軍はこのように頑張って地上部隊に補給をしているわけですが、おかげで南西アジア、ディエゴガルシア、及び欧州の米軍の装備品・補給 […] 続きを読む
疲弊する米軍(その2) 公開日:2004年7月20日 未分類 太田述正コラム#0416(2004.7.20)<疲弊する米軍(その2)> 米議会の中からは、米陸軍のフルタイム兵力の上限枠を上方改訂すべきだとの声があがっていますが、国防省は、きついのは今がピークであり、民間委託を更に […] 続きを読む
疲弊する米軍(その1) 公開日:2004年7月19日 未分類 太田述正コラム#0415(2004.7.19)<疲弊する米軍(その1)> 対テロ戦争で、米軍が疲弊しています。 1 米地上部隊 (1)数の不足イラク戦争始まって以来の50歳以上の米兵の死亡者は10名に達しています。死亡者 […] 続きを読む
在日米軍の再編計画 公開日:2004年7月18日 未分類 太田述正コラム#0414(2004.7.18)<在日米軍の再編計画> 1 始めに 5月26日(コラム#301)に、「米地上部隊の軽量化と機動性の向上によって、特定の前方地域に地上部隊を配備しておく必要性は少なくなった」、 […] 続きを読む
トラディショナリズム(その4) 公開日:2004年7月17日 未分類 太田述正コラム#0413(2004.7.17)<トラディショナリズム(その4)> 3 後書きに代えて (1)ローマ帝国のキリスト教国教化ローマ帝国におけるキリスト教弾圧は、ネロ(Nero)帝による紀元64年のキリスト教 […] 続きを読む
トラディショナリズム(その3) 公開日:2004年7月16日 未分類 太田述正コラム#0412(2004.7.16)<トラディショナリズム(その3)> (3)トラディショナリスト達の主張 ルネ・ゲノン(1886-1951)は、近代を全面否定しました。 ということは、私の理解ではゲノンは、 […] 続きを読む
トラディショナリズム(その2) 公開日:2004年7月15日 未分類 太田述正コラム#0411(2004.7.15)<トラディショナリズム(その2)> (2)トラディショナリズムの淵源 セッジウィックによれば、トラディショナリズムの淵源は、15世紀のイタリアに始まったペレニアリズム(Pe […] 続きを読む
トラディショナリズム(その1) 公開日:2004年7月14日 未分類 太田述正コラム#0410(2004.7.14)<トラディショナリズム(その1)> 1 始めに 宗教原理主義と宗教忌避の両面を持っていたプロテスタンティズム、対英「後進国」独・仏の劣等感を昇華するためのマスターベーション […] 続きを読む
メーリングリスト登録者1000名達成 公開日:2004年7月13日 未分類 太田述正コラム#0409(2004.7.13)<メーリングリスト登録者1000名達成> 私のメーリングリストに登録していただいている方の数がちょうど1000名に達しました。 私がコラムを書き始めたのは、2001年の11 […] 続きを読む
参院選(その2) 公開日:2004年7月12日 未分類 太田述正コラム#0408(2004.7.12)<参院選(その2)> 2 参院選についての英米の論調 (1)論調の紹介 ア 英国ガーディアン:無視。ファイナンシャルタイムス:見出し・・小泉大打撃を受ける(Koizumi […] 続きを読む
参院選(その1) 公開日:2004年7月11日 未分類 太田述正コラム#0407(2004.7.11)<参院選(その1)> 1 参院選についての所感 今回の参院選の結果について、日本の新聞は、「改選議席の獲得数で野党が「第1党」となったのは、1989年の社会党(当時)が46議 […] 続きを読む
韓流・韓国・在日(続x5) 公開日:2004年7月10日 韓国政治 太田述正コラム#0406(2004.7.10) <韓流・韓国・在日(続x5)> ウ 根源的な問題点としての両班精神 朝鮮半島(韓国)の根源的な問題点は、両班(やんばん)精神にあり、その両班精神とは、李朝時代の支配階級 […] 続きを読む
韓流・韓国・在日(続x4)> 公開日:2004年7月9日 韓国政治 太田述正コラム#0405(2004.7.9) <韓流・韓国・在日(続x4)> イ 軍事政権・・日本による統治・マーク?? 韓国の軍事政権とはいかなるものであったかを復習しておきましょう。 まず、軍事政権の韓国観につ […] 続きを読む
韓流・韓国・在日(続x3) 公開日:2004年7月8日 韓国政治 太田述正コラム#0404(2004.7.8) <韓流・韓国・在日(続x3)> (前回のコラム#403の舌足らずな表現を補足して、ホームページに再掲載してあります。) 3 第一の疑問(コラム#401)をめぐって (1) […] 続きを読む
韓流・韓国・在日(続々) 公開日:2004年7月7日 韓国政治 太田述正コラム#0403(2004.7.7) <韓流・韓国・在日(続々)> ところで、一介の女性(注2)の1894??1896年、63??65歳の時の朝鮮半島旅行の見聞録に信憑性はあるのでしょうか。 (注2)バードに […] 続きを読む
韓流・韓国・在日(続) 公開日:2004年7月6日 韓国政治 太田述正コラム#0402(2004.7.6) <韓流・韓国・在日(続)> 2 韓国 第一の疑問に答えるべく、もう一度「朝鮮紀行」を繙いてみましょう。 李氏朝鮮(末期)には、良いところが少なく、悪いところが多く、悪いとこ […] 続きを読む
韓流・韓国・在日 公開日:2004年7月5日 韓国政治 太田述正コラム#0401(2004.7.5) <韓流・韓国・在日> 1 韓流 話題の「冬のソナタ」(再々放送)、私も遅ればせながらこの前の土曜日の深夜、初めて見ました。 せつない気持ちが体全体を浸すとともに気持ちが高ぶ […] 続きを読む
スターリンとヒットラー 公開日:2004年7月4日 人物評価 太田述正コラム#0400(2004.7.4)<スターリンとヒットラー> 20世紀の歴史は、欧州の生み出した民主主義独裁の、それぞれ最新のバージョンであった共産主義とファシズムとアングロサクソンの自由・民主主義との戦いが最 […] 続きを読む
気候と歴史(その3) 公開日:2004年7月3日 未分類 太田述正コラム#0399(2004.7.3)<気候と歴史(その3)> (メタンガスに言及した部分の誤りを訂正した上で、前回のコラムをホームページに再掲載しておきました。) 5 イラク・気候・歴史 現在世界中の関心がイ […] 続きを読む
気候と歴史(その2) 公開日:2004年7月2日 未分類 太田述正コラム#0398(2004.7.2)<気候と歴史(その2)> 4 人類の歴史もまた気候を変化させてきた 更に巨視的に、気候と人類の歴史との関係を考えることにしましょう。 18,000年前に最後の本格的な氷河期が […] 続きを読む
気候と歴史(その1) 公開日:2004年7月1日 未分類 太田述正コラム#0397(2004.7.1)<気候と歴史(その1)> 1 始めに もう真夏が訪れたような毎日ですね。毎年、暑さが増しているようで、温室効果による地球温暖化が着実に進行している感があります。 気候は人間の […] 続きを読む
二人の韓国人をめぐって(追補) 公開日:2004年6月30日 韓国政治 太田述正コラム#0396(2004.6.30)<二人の韓国人をめぐって(追補)> (本篇は、コラム#391及び392の追補であり、#392冒頭の「追補」部分を取り入れてあります。) 金鮮一氏の事件の余波が続いています […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その7)) 公開日:2004年6月29日 未分類 太田述正コラム#0395(2004.6.29)<終焉に向かうアルカーイダ(その7)> (前回のコラム#394に、<全般>の所を大幅に拡充する等の修正を加えてホームページに再掲載してあります。なお、おかげさまで現在メーリ […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その6) 公開日:2004年6月28日 未分類 太田述正コラム#0394(2004.6.28)<終焉に向かうアルカーイダ(その6)> (本篇は、コラム#390の続きです。なお、コラム#393に関し、毎日新聞の電子版が健在(http://www.mainichi-ms […] 続きを読む
集団的自衛権「論争」 公開日:2004年6月27日 吉田ドクトリン 太田述正コラム#0393(2004.6.27)<集団的自衛権「論争」> 1 始めに 27日のNHKの党首討論番組(私は見ていない)の模様を報道した朝日新聞のサイト(http://www.asahi.com/politi […] 続きを読む
二人の韓国人をめぐって(その2) 公開日:2004年6月26日 韓国政治 太田述正コラム#0392(2004.6.26)<二人の韓国人をめぐって(その2)> 2 ロバート・金 ロバート・金は、韓国生まれで1974年に米国の市民権をとった男です。 ロバートは、米海軍情報局(Office of […] 続きを読む
二人の韓国人をめぐって(その1) 公開日:2004年6月25日 韓国政治 太田述正コラム#0391(2004.6.25)<二人の韓国人をめぐって(その1)> 二人の韓国人の生き様を通じて韓国の現状について考えてみたいと思います。 一人は英雄譚の主人公、もう一人は悲劇の主人公です。皆さんの記憶 […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その5) 公開日:2004年6月24日 未分類 太田述正コラム#0390(2004.6.24)<終焉に向かうアルカーイダ(その5)> もう少し具体的にご説明しましょう。 アルカーイダの「先輩」のJama’at al-Jihadは、イスラム教に背いてエジプ […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その4) 公開日:2004年6月23日 未分類 太田述正コラム#0389(2004.6.23)<終焉に向かうアルカーイダ(その4)> (前回のコラム#388をご覧になりたい方は、ホームページ(http://www.ohtan.net)の時事コラム欄をご覧ください。た […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その3) 公開日:2004年6月22日 未分類 太田述正コラム#0388(2004.6.22)<終焉に向かうアルカーイダ(その3)> 伝統的なjahiliyaとは、異教徒、すなわちイスラム教について蒙昧であること、を意味していましたが、クトゥブはこれを、イスラム教の […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その2) 公開日:2004年6月21日 未分類 太田述正コラム#0387(2004.6.21)<終焉に向かうアルカーイダ(その2)> (前回のコラム#386の凡ミス等を訂正してホームページに再掲載してあります。) 3 サイード・クトゥブ キリスト教原理主義とアルカ […] 続きを読む
終焉に向かうアルカーイダ(その1) 公開日:2004年6月20日 未分類 太田述正コラム#0386(2004.6.20)<終焉に向かうアルカーイダ(その1)> 1 始めに 「私は、アルカーイダ等の対米闘争について、日本の幕末の英国を主たる標的とした攘夷運動と基本的に同じものだと思っています」と […] 続きを読む
アングロサクソンバッシング(その9) 公開日:2004年6月19日 アングロサクソン 太田述正コラム#0385(2004.6.19)<アングロサクソンバッシング(その9)> (本篇は、コラム#356の続きです。) 5 欧州における落魄の予感と先祖返り (1)欧州における落魄の予感第二次世界大戦後、一貫 […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その10) 公開日:2004年6月18日 未分類 太田述正コラム#0384(2004.6.18)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その10)> (10)英軍英国はかつてイラク統治の経験を持っているだけでなく、長年にわたるIRAとの戦いを通じてテロリストとの戦いについて […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その9) 公開日:2004年6月17日 未分類 太田述正コラム#0383(2004.6.17)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その9)> (9)CIAいやいや、元凶は米軍そのものではなくてCIAだ、という指摘もあります。タグバ少将の報告書によれば、軍諜報要員とCI […] 続きを読む
アブグレイブ虐待問題をめぐって(その8) 公開日:2004年6月16日 未分類 太田述正コラム#0382(2004.6.16)<アブグレイブ虐待問題をめぐって(その8)> (本篇は、コラム#374の続きです。) さて、カルピンスキ准将の弁明を聞いてあきれるのは、そんな弁明は米国の敵国の将官には絶 […] 続きを読む
移民礼賛:英国篇(その3) 公開日:2004年6月15日 移民政策 太田述正コラム#0381(2004.6.15)<移民礼賛:英国篇(その3)> (皆さんのご協力のおかげで、メーリングリスト登録者総数が900名の大台を超え、現在、902名です。1000名が本当に近づいてきました。) […] 続きを読む
移民礼賛:英国篇(その2) 公開日:2004年6月14日 移民政策 太田述正コラム#0380(2004.6.14)<移民礼賛:英国篇(その2)> 3 イギリスと移民 (1)始めに イギリスの歴史は、このようにアングロサクソン移民の受け入れをきっかけにして始まっただけでなく、イギリスはそ […] 続きを読む
移民礼賛:英国篇(その1) 公開日:2004年6月13日 移民政策 太田述正コラム#0379(2004.6.13)<移民礼賛:英国篇(その1)> 1 始めに 1988年、ロンドンに滞在中にロンドン博物館(Museum of London)を訪問した時のことです。ローマ時代のロンドン(ロ […] 続きを読む