年別: 2005年
ガーディアンの靖国神社ブログ(その7)
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太田述正コラム#923(2005.10.27) <ガーディアンの靖国神社ブログ(その7)> (靖国神社問題をめぐって、HPの掲示板上で様々なやりとりがなされていますので、ご参照下さい。) 5 今後の展望 (1)収束に […]
ガーディアンの靖国神社ブログ(その6)
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太田述正コラム#922(2005.10.26) <ガーディアンの靖国神社ブログ(その6)> 日本軍と共に戦ったと言えば、大戦におけるチャンドラ・ボース(Subhash Chandra Bose。1897?1945年。コ […]
ガーディアンの靖国神社ブログ(その5)
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太田述正コラム#921(2005.10.25) <ガーディアンの靖国神社ブログ(その5)> (4)祭神問題 今度は、祭神の問題です。 靖国神社は、戊辰戦争での官軍の死者を祀るところから出発したわけですが、私はかねて […]
ガーディアンの靖国神社ブログ(その4)
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太田述正コラム#920(2005.10.24) <ガーディアンの靖国神社ブログ(その4)> 私が靖国神社を、従って遊就館を訪問したのは随分以前であり、その時には近代史観が展開されていたという記憶がないのですが、最近遊就 […]
ガーディアンの靖国神社ブログ(その3)
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太田述正コラム#919(2005.10.23) <ガーディアンの靖国神社ブログ(その3)> 4 どうして私は靖国に行くことに余り気乗りしないのか (1)始めに ガーディアン・ブログで、私は二度にわたって「私は靖国に行 […]
ガーディアンの靖国神社ブログ(その2)
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太田述正コラム#918(2005.10.22) <ガーディアンの靖国神社ブログ(その2)> 3 その後の成り行き (1)ブログ突然閉鎖? 20日の時点で、私のホームページの掲示板で、ガーディアンの靖国神社ブログ(ht […]
シェークスピアをめぐって(その2)
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太田述正コラム#917(2005.10.21) <シェークスピアをめぐって(その2)> 2 シェークスピアの作品の隠れたモチーフ (1)謎の人、シェークスピア シェークスピアはシェークスピアだ、という立場に立つとして […]
シェークスピアをめぐって(その1)
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太田述正コラム#916(2005.10.20) <シェークスピアをめぐって(その1)> 1 シェークスピアの正体 今回は、ちょっと息抜きをしましょう。 私は、以前(コラム#88で)「シェークスピアの詩人、劇作家としての […]
ガーディアンの靖国神社ブログ(その1)
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太田述正コラム#915(2005.10.19) <ガーディアンの靖国神社ブログ(その1)> (昨夜遅くから本日にかけて、急にメーリングリスト登録者数が増えたのですが、一体どうしたのでしょうか。) 1 始めに 小泉首相 […]
冷戦終焉後、世界は平和になった
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太田述正コラム#914(2005.10.18) <冷戦終焉後、世界は平和になった> 1 始めに 冷戦が終焉を迎えた1989年直後、防衛庁はいかなる国際情勢観を打ち出すか頭を悩ませていました。防衛力整備を続けるのに、冷戦 […]
ペロポネソス戦争(その5)
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太田述正コラム#912(2005.10.17) <ペロポネソス戦争(その5)> B アテネ帝国の成立 a デロス同盟 ペルシャ戦争にギリシャ側は勝利したと言っても、ペルシャとの間に小競り合いは続きました。そこで、勝 […]
ペロポネソス戦争(その4)
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太田述正コラム#911(2005.10.16) <ペロポネソス戦争(その4)> c アテネの民主主義成立まで ペリクレスの弔辞(コラム#909)からも窺えるように、アテネの市民は、自分達の政体が、ギリシャの他のポリスに […]
ペロポネソス戦争(その3)
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太田述正コラム#910(2005.10.16) <ペロポネソス戦争(その3)> <補注:自由・民主主義的/帝国主義的アテネについて> A 民主主義アテネの成立 a アテネの民主主義の概要 まず、委員会(Council […]
ペロポネソス戦争(その2)
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太田述正コラム#909(2005.10.15) <ペロポネソス戦争(その2)> (2)自由・民主主義 ペロポネソス戦争が始まってから1年経った時、アテネの戦死者の合同葬儀が行われ、アテネの政治的・軍事的指導者であった […]
ペロポネソス戦争(その1)
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太田述正コラム#908(2005.10.14) <ペロポネソス戦争(その1)> 1 始めに ペルシャ戦争(三回に分けて、前492年?479年)やアレキサンダー大王による征服(前334年?前323年)については、これまで […]
メディア・中立性・客観性(その2)
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太田述正コラム#907(2005.10.14) <メディア・中立性・客観性(その2)> (本篇で引用されているコラム#350と#861の中で選挙に言及した箇所に誤りがあったので、HPとブログ(#851のみ)を訂正してあ […]
メディア・中立性・客観性(その1)
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太田述正コラム#906(2005.10.13) <メディア・中立性・客観性(その1)> 1 始めに 私は英米のメディアが、日本のメディアとは違って、精力的に中共の暗部についても取材し、報道していることにかねてから敬意を […]
一党支配日本の先進性
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太田述正コラム#905(2005.10.12) <一党支配日本の先進性> (10日までの一ヶ月間の、太田HP・ブログへのアクセス状況等について、HPの掲示板に掲げてあるので、ご参照下さい。) 1 始めに 以前から、英 […]
六カ国協議の「進展」をめぐって(その8)
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太田述正コラム#904(2005.10.12) <六カ国協議の「進展」をめぐって(その8)> (本篇は、10月10日に上梓しました。) ウ 英軍とシーア派民兵との確執 今年1月の州議会議員選挙の結果、ファディラ党(F […]
六カ国協議の「進展」をめぐって(その7)
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太田述正コラム#903(2005.10.11) <六カ国協議の「進展」をめぐって(その7)> (前回コラムで、ブッシュ演説の日付を誤記していました。正しくは10月4日です。HP・ブログ訂正済み。) 米ブッシュ政権が、 […]
六カ国協議の「進展」をめぐって(その6)
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太田述正コラム#902(2005.10.11) <六カ国協議の「進展」をめぐって(その6)> (本篇は、10月9日に上梓しました。) 以上からすれば、米国は軍事攻撃の対象として、シリアをイランより優先させる可能性が高 […]
六カ国協議の「進展」をめぐって(その5)
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太田述正コラム#901(2005.10.10) <六カ国協議の「進展」をめぐって(その5)> (5)シリア いささか旧聞に属しますが、今年の2月16日、シリアとイランは、イランを訪問していたシリア首相のイランの副大統領 […]
現在のイラクの混迷の原因(その2)
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太田述正コラム#900(2005.10.10) <現在のイラクの混迷の原因(その2)> (本篇は、10月8日に上梓しました。) 5 拙劣の極みだった米国のイラク戦後政策 (1)どうすべきだったのか 日本の明治維新は […]
六カ国協議の「進展」をめぐって(その4)
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太田述正コラム#899(2005.10.9) <六カ国協議の「進展」をめぐって(その4)> 米ブッシュ政権にとってのイラクがらみの懸念材料は、見通しうる将来にかけて不穏分子の根絶は不可能であることが明らかになったことや […]
現在のイラクの混迷の原因(その1)
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太田述正コラム#898(2005.10.9) <現在のイラクの混迷の原因(その1)> 1 始めに 前回のコラム(#897)で述べたような状況にイラクはどうして陥ってしまったのでしょうか。 牽強付会であるとお叱りを受けるか […]
六カ国協議の「進展」をめぐって(その3)
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太田述正コラム#897(2005.10.8) <六カ国協議の「進展」をめぐって(その3)> (本篇は、コラム#875の続きです。) 約3万人と目されるイラクの不穏分子は、もっぱら反米ナショナリストたるスンニ派アラブ人 […]
大英帝国論をめぐって(特別編)(その2)
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太田述正コラム#896(2005.10.8) <大英帝国論をめぐって(特別編)(その2)> (本篇は、10月6日に上梓しました。) 2 ラムのために起きた米独立革命 (1)二つの三角貿易 当初、英国による三角貿易( […]
大英帝国論をめぐって(特別編)(その1)
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太田述正コラム#895(2005.10.7) <大英帝国論をめぐって(特別編)(その1)> 1 大英帝国の離陸とコーヒー (1)始めに 「紅茶やコーヒーを飲用する習慣がまず英本国で、次いで欧州で定着し、砂糖の需要 […]
大英帝国論をめぐって(その4)
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太田述正コラム#894(2005.10.7) <大英帝国論をめぐって(その4)> (本篇は、10月5日に上梓しました。) (3)英国によるインドの搾取 19世紀以降、英国は米国及び英国人が多数移住したカナダ・豪 […]
大英帝国論をめぐって(その3)
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太田述正コラム#893(2005.10.6) <大英帝国論をめぐって(その3)> 2 大英帝国を「完成」させたインド (1)始めに 英国のインド亜大陸(以下、「インド」という)との関わりは、1600年に東インド会社が […]
大英帝国論をめぐって(その2)
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太田述正コラム#892(2005.10.6) <大英帝国論をめぐって(その2)> (本篇は、コラム#883の続きです。) (3)搾取の構図 カリブ海の西インド諸島で栽培された砂糖・タバコ・米等の熱帯性商品作物が英本 […]
中共に変化の兆し?(続)(その8)
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太田述正コラム#891(2005.10.5) <中共に変化の兆し?(続)(その8)> (2)胡錦涛政権の国内政策に苦言を呈した米国 9月21日にゼーリック(Robert B. Zoellick)米・アジア太平洋担当国務 […]
中共に変化の兆し?(続)(その7)
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太田述正コラム#890(2005.10.4) <中共に変化の兆し?(続)(その7)> 6 今後の展望 (1)胡錦涛政権の危なっかしい対外政策 以上、胡錦涛政権による、アクセルとブレーキを同時に踏む国内政策の趣旨は理解で […]
中共に変化の兆し?(続)(その6)
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太田述正コラム#888(2005.10.3) <中共に変化の兆し?(続)(その6)> ウ 党中央の守旧派との抗争 中共の現実質ナンバー2である、党政治局常任委員会(Politburo Standing Committe […]
中共に変化の兆し?(続)(その5)
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太田述正コラム#887(2005.10.2) <中共に変化の兆し?(続)(その5)> 5 矛盾とその解明 (1)矛盾 以上見てきたように、胡錦涛政権には、良い方向への変化の兆しが見られる一方で、反動的な動きも見られる […]
中共に変化の兆し?(続)(その4)
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太田述正コラム#886(2005.10.1) <中共に変化の兆し?(続)(その4)> 4 逆コース (1)始めに 胡錦涛政権下の中共では、以上ご紹介してきたような良い方向への変化の兆しが見られる一方で、反動的な動きも見 […]
中共に変化の兆し?(続)(その3)
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太田述正コラム#885(2005.10.1) <中共に変化の兆し?(続)(その3)> (本篇は、9月29日に上梓しました。) <補足> ある読者から、 「<中共に変化の兆し?(続)(その2)>に、孔子の再評価が出ていま […]
中共に変化の兆し?(続)(その2)
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太田述正コラム#884(2005.9.30) <中共に変化の兆し?(続)(その2)> 3 その他の変化の兆し (1)情報公開への小さな第一歩 9月12日に中共当局は、8月から天災による死者の数は国家機密扱いせず、速やかに […]
大英帝国論をめぐって(その1)
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太田述正コラム#883(2005.9.30) <大英帝国論をめぐって(その1)> (本篇は、9月28日に上梓しました。) 1 大英帝国を「離陸」させたアフリカ (1)始めに 英領北米植民地は、奴隷制を維持するために […]
中共に変化の兆し?(続)(その1)
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太田述正コラム#882(2005.9.29) <中共に変化の兆し?(続)(その1)> (本篇は、コラム#861の続きです。) 1 始めに そのつもりで目をこらすと、中共の変化の兆しがあちこちからかいま見えてきます。 […]
米国の第一の原罪再訪
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太田述正コラム#881(2005.9.28) <米国の第一の原罪再訪> 1 始めに 米国の第一の原罪である黒人差別については、何度か(コラム#225、306等で)取り上げてきたところですが、このたび、ニール・ファーガソ […]
先の大戦万華鏡(その4)
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太田述正コラム#880(2005.9.27) <先の大戦万華鏡(その4)> イ どっちもどっちのアングロサクソンとドイツ そもそも、ファシズムの淵源(roots)は少なからずアングロサクソンにある。 ヒトラーの夢 […]
先の大戦万華鏡(その3)
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太田述正コラム#879(2005.9.26) <先の大戦万華鏡(その3)> これが人種差別の産物であることについて、たまたま同じ場所で、同じ頃に、しかも一部同じ判事メンバーで行われた二つの軍法会議・・ただし一方の被告は […]
改めて郵政民営化について
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太田述正コラム#878(2005.9.25) <改めて郵政民営化について> 1 始めに 自民党は、米国のエージェントであると同時に日本の官僚機構のエージェントであり、小泉首相は、このような自民党を少しも「ぶっこわし」て […]
先の大戦万華鏡(その2)
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太田述正コラム#877(2005.9.24) <先の大戦万華鏡(その2)> 1939年9月1日のドイツのポーランド侵攻に対し、3日についに英仏がドイツに宣戦布告し、先の大戦が始まるのですが、8月23日に締結されたばかりの […]
先の大戦万華鏡(その1)
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太田述正コラム#876(2005.9.23) <先の大戦万華鏡(その1)> 1 始めに 先の大戦は、アングロサクソンと日本が生来的な同盟関係にあるにもかかわらず、アングロサクソンは民主主義独裁のソ連並びに中国国民党や中 […]
六カ国協議の「進展」をめぐって(その2)
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太田述正コラム#875(2005.9.22) <六カ国協議の「進展」をめぐって(その2)> 3 ブッシュ政権豹変の理由 (1)緊急度の低い北朝鮮問題 ブッシュ政権が態度を豹変させた理由は、同政権が四面楚歌の状況に陥っ […]
六カ国協議の「進展」をめぐって(その1)
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太田述正コラム#874(2005.9.21) <六カ国協議の「進展」をめぐって(その1)> 1 六カ国協議の「進展」 六カ国協議(The six-party talks)で、初の共同声明(joint statement […]
「小さい政府」について(その2)
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太田述正コラム#873(2005.9.20) <「小さい政府」について(その2)> (本篇は、コラム#866の続きです。) 5 政府・自民党及び民主党批判 (1)疑問 以上見てきたように、現在の日本は「小さい政府」 […]
女性が変容させつつある英国
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太田述正コラム#872(2005.9.20) <女性が変容させつつある英国> 1 英国女性のめざましい地位向上 このたび英国で明らかにされた調査結果によれば、英国の企業の女性管理職(manager)の数はこの10年間で […]
韓国のマッカーサー像騒動に思う
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太田述正コラム#871(2005.9.19) <韓国のマッカーサー像騒動に思う> 1 ことの顛末 韓国で、仁川(Incheon)の公園に建っているマッカーサー(Douglas MacArthur。1880?1964年) […]
ペルシャ帝国をどう見るか(その3)
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太田述正コラム#869(2005.9.18) <ペルシャ帝国をどう見るか(その3)> アレキサンダー大王は、ギリシャ諸都市を征服した後、弱体化していたアケメネス朝ペルシャを前330年に滅ぼすが、アレキサンダーのやったこと […]
ペルシャ帝国をどう見るか(その2)
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太田述正コラム#868(2005.9.17) <ペルシャ帝国をどう見るか(その2)> 3 新しい古代ペルシャ観 (1)古代ペルシャ展開催まで この展覧会を企画したのは、大英博物館の古代近東部学芸員のカーチス(John […]
ペルシャ帝国をどう見るか(その1)
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太田述正コラム#867(2005.9.16) <ペルシャ帝国をどう見るか(その1)> 1 始めに 以前(コラム#771で)「イラン人は、今から2,500年以上前の紀元前550年におけるキュロス(Cyrus)による(ペルシ […]
「小さい政府」について(その1)
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太田述正コラム#866(2005.9.15) <「小さい政府」について(その1)> 1 始めに コラム#475、853及び862(の(注1))で「小さい政府」という言葉を用いたところですが、現在の日本が「小さい政府」の […]
総選挙の結果について(その2)
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太田述正コラム#865(2005.9.14) <総選挙の結果について(その2)> <補注> その後、FTからまたもや質の高い記事(http://news.ft.com/cms/s/1c56632e-23c0-11da- […]
総選挙の結果について(その1)
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太田述正コラム#864(2005.9.13) <総選挙の結果について(その1)> (8月(11日)?9月(10日)のHPへの訪問者数は、25735人でした。過去最高の25565人(日数同じ)を抜いて三ヶ月ぶりに新記録を […]
中共の社会状況(その1)
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太田述正コラム#863(2005.9.12) <中共の社会状況(その1)> 1 始めに コラム#861(中共に変化の兆し?)で、中共に政治的自由ないし人権面で前進の兆しが見える、と指摘したところですが、それは、胡錦涛や温 […]
郵政解散の意味(補論)(続x8)
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太田述正コラム#862(2005.9.11) <郵政解散の意味(補論)(続x8)> あまりにも長くなったので、このあたりで強引に結論に持っていくことにしましょう。 今回の総選挙は、日本を真に弥生化させるための、最後の […]
郵政解散の意味(補論)(続x7)
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太田述正コラム#860(2005.9.10) <郵政解散の意味(補論)(続x7)> なかなか結論に到達しなくて申し訳ありませんが、もう少しおつきあい下さい。 われわれが目にしている近代国家の国家機関は何のためにあるの […]
ローマ帝国の滅亡(その2)
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太田述正コラム#859(2005.9.9) <ローマ帝国の滅亡(その2)> このように、ヒーザーは、(西)ローマ帝国滅亡の原因として、(フン族とゲルマン人という)蛮族侵入説を主張すると同時に、ローマ帝国は大混乱の中で滅 […]
ローマ帝国の滅亡(その1)
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太田述正コラム#858(2005.9.9) <ローマ帝国の滅亡(その1)> 1 始めに 以前(コラム#835で)、人口が減少し続けると文明が滅びるとして、その例としてギリシャと並んで(西)ローマ帝国の例を挙げましたが、そ […]
郵政解散の意味(補論)(続x6)
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太田述正コラム#857(2005.9.8) <郵政解散の意味(補論)(続x6)> まず、押さえておくべきは、プロの戦士であったアングロサクソンにとって経済活動は、戦士としての実益の追求を兼ねた趣味ないし暇つぶしに過ぎな […]
イラク戦争の前例探し(その4)
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太田述正コラム#856(2005.9.8) <イラク戦争の前例探し(その4)> 6月21日付のワシントンポストと9月1日付のBBCは、イラク戦争(注6)とベトナム戦争(1964?72年)(注7)の類似性を指摘しています […]
カトリーナ米国を直撃す(続)(その2)
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太田述正コラム#855(2005.9.7) <カトリーナ米国を直撃す(続)(その2)> (2)対外的関与 もう一つの懸念は、イラク戦争等、対テロ戦争に米国の資源を投入しすぎていることが、今次大災害に際して迅速かつ適切 […]
郵政解散の意味(補論)(続x5)
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太田述正コラム#854(2005.9.7) <郵政解散の意味(補論)(続x5)> 今から1900年以上前の1世紀末に、タキトゥスによって描写されたゲルマン人の特徴が、仮に5世紀にイギリスに移住・侵攻したゲルマン支族たる […]
カトリーナ米国を直撃す(続)(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#853(2005.9.6) <カトリーナ米国を直撃す(続)(その1)> 1 より根源的な批判へ ニュー・オーリーンズに第三世界が現出したことは、より根源的な疑問の声を英米で生んでいます。 どうして米国 […]
郵政解散の意味(補論)(続x4)
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太田述正コラム#852(2005.9.5) <郵政解散の意味(補論)(続x4)> (本篇は、コラム#849の続きです。この間、HP(http://www.ohtan.net)の掲示板上で交わされた議論を参照されることを […]
イラク戦争の前例探し(その3)
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太田述正コラム#851(2005.9.4) <イラク戦争の前例探し(その3)> (3)米英戦争 ア 問題提起 イラク戦争を米英戦争(1812?14年)になぞらえるのは、米国の著名な歴史家のアーサー・シュレジンジャー( […]
カトリーナ米国を直撃す
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太田述正コラム#850(2005.9.3) <カトリーナ米国を直撃す> 1 始めに ハリケーンのカトリーナ(Katrina)によって米国ミシシッピー州やルイジアナ州等において発生した人的物的被害は巨大であり、230万人 […]
郵政解散の意味(補論)(続x3)
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太田述正コラム#849(2005.9.2) <郵政解散の意味(補論)(続x3)> 6 「士」「商」対置論について (1)「商」においては常にwin-win関係? ア 企業と企業 >「軍事にしても政治にしても相手の方が強 […]
イラク戦争の前例探し(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#848(2005.9.2) <イラク戦争の前例探し(その2)> (2)米独立戦争 ア 不適切ななぞらえ方 以下は、米有識者の議論ということになりますが、何がなくても米国独立ないし米独立戦争(177 […]
イラク戦争の前例探し(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#847(2005.9.1) <イラク戦争の前例探し(その1)> 1 始めに 流血が続いているイラクで、8月31日に、バグダッドのシーア派の群衆の中に迫撃砲弾が撃ち込まれ、更に自爆テロリストが紛れ込んでい […]
政権交代の必要性について
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太田述正コラム#846(2005.9.1) <政権交代の必要性について> 1 始めに 「郵政解散の意味」シリーズと「岡田民主党敗れたり」シリーズは、互いにオーバーラップしつつも、前者では主として国家戦略について自民党や民 […]
岡田民主党敗れたり(その4)
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太田述正コラム#845(2005.8.31) <岡田民主党敗れたり(その4)> 5 再度党首の質を問う (1)始めに 民主党のマニフェストの検証を通じて明らかになったのは、岡田民主党代表には、先に言及したもの以外にも […]
郵政解散の意味(補論)(続x2)
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太田述正コラム#844(2005.8.31) <郵政解散の意味(補論)(続x2)> (4)結論 久方ぶりにこのような分野の論考にあたってみると、相変わらず、実証研究が断片的なものにとどまっていることと、理論化(数理経 […]
郵政解散の意味(補論)(続々)
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太田述正コラム#843(2005.8.30) <郵政解散の意味(補論)(続々)> 3 長期雇用や系列を生かすメリット (1)始めに 摺り合わせ生産については、ご異論がないようなので、長期雇用と系列(ケイレツ)について […]
郵政解散の意味(補論)(続)
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太田述正コラム#842(2005.8.30) <郵政解散の意味(補論)(続)> 「私有自楽」さんより、コラム#834をコメントしたメールがあったので、ここに転載させていただくとともに、私の再コメントを、今回と次回の二回に […]
米国に吸い込まれつつあるメキシコ(続)(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#841(2005.8.29) <米国に吸い込まれつつあるメキシコ(続)(その2)> (本篇は、8月28日に上梓しました。) 3 米国の白人のメキシコ観 (1)始めに 以上、米国の白人から中南米系、つ […]
岡田民主党敗れたり(その3)
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太田述正コラム#840(2005.8.29) <岡田民主党敗れたり(その3)> 4 私が民主党に投票を、と言えない理由 (1)マニフェストに欠缺あり しかし、党首の質に問題があるだけなら、ふつつかな党首だけれど、そこ […]
米国に吸い込まれつつあるメキシコ(続)(その1)
- 公開日:
太田述正コラム#839(2005.8.28) <米国に吸い込まれつつあるメキシコ(続)(その1)> 1 始めに メキシコは米国に吸い込まれつつある、と申し上げましたが、これを米国サイドから見てみましょう。 2 米国での […]
米国に吸い込まれつつあるメキシコ
- 公開日:
太田述正コラム#838(2005.8.28) <米国に吸い込まれつつあるメキシコ> (本篇は、8月26日に上梓しました。) 1 始めに メキシコで大変なことが起こっています。 それは一言で言えば、「親米に舵を切った […]
岡田民主党破れたり(その2)
- 公開日:
太田述正コラム#837(2005.8.27) <岡田民主党破れたり(その2)> (本篇は、8月25日に上梓しました。) 3 党首の質 (1)始めに 結論から先に言えば、岡田さんは参謀としてしか使い物にならない人物で […]
岡田民主党破れたり(その1)
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太田述正コラム#836(2005.8.26) <岡田民主党破れたり(その1)> 1 始めに このままでは今回の総選挙は、自民党が圧勝、民主党が惨敗、という結果になりそうです。 どうしてそんなことになったのか、いささか […]
人口減少時代の到来(その1)
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太田述正コラム#835(2005.8.25) <人口減少時代の到来(その1)> 1 人口減少時代の到来 今年2月には、昨年10月1日現在の日本の推計人口が発表され、対前年度比で0.05%増えたけれど、男性は0.01%減 […]
郵政解散の意味(補論)
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太田述正コラム#834(2005.8.24) <郵政解散の意味(補論)> 普段、私のHP(ohta@ohtan,net)の掲示板を読んでおられない方は、まず、以下のやりとりにざっと目を通していただく必要がありますが、既 […]
原爆投下と終戦(追補)(その4)
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太田述正コラム#833(2005.8.23) <原爆投下と終戦(追補)(その4)> この記事の内容の要点をご紹介しましょう。 まだ完全に歴史家の間で決着が付いたとは言えないが、原爆投下は必ずしも終戦を早めなかった可能性 […]
原爆投下と終戦(追補)(その3)
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太田述正コラム#832(2005.8.23) <原爆投下と終戦(追補)(その3)> (本篇は、形式的にはコラム#831の続きですが、実質的にはコラム#830の続きであり、8月21日に上梓しました。) イ NYタイム […]
原爆投下と終戦(追補)(その2)
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太田述正コラム#831(2005.8.22) <原爆投下と終戦(追補)(その2)> (コラム#828を「(注12-2)」を挿入する等拡充してHPとブログに再掲載してあります。) <参考:戦略爆撃について> ここで、戦略 […]
原爆投下と終戦(追補)(その1)
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太田述正コラム#830(2005.8.21) <原爆投下と終戦(追補)(その1)> 1 始めに 原爆投下60周年前後の仏米英のメディアの論調をご紹介し、それぞれに私の簡単なコメントを加えたいと思います(注1)。 (注 […]
郵政解散の意味(その2)
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太田述正コラム#829(2005.8.20) <郵政解散の意味(その2)> 郵政民営化についても、マクロ的に見れば、日本の経済高度成長をもたらした日本型政治・経済体制を支えた柱の一つが「世界最大の銀行たる郵貯などがかき […]
イランの新大統領誕生(その6)
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太田述正コラム#828(2005.8.19) <イランの新大統領誕生(その6)> (本篇は、コラム#775の続きです。) (3)その後の展開 いよいよ8月3日には、アフマディネジャドがイランの大統領に就任しました。 […]
郵政解散の意味(その1)
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太田述正コラム#827(2005.8.18) <郵政解散の意味(その1)> 1 始めに 8月8日午後の参議院本会議で郵政民営化法案が否決されたのを受け、小泉首相は衆院を解散し、総選挙が、30日公示、9月11日投票で行われ […]
酷暑旅行記(その5)
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太田述正コラム#826(2005.8.17) <酷暑旅行記(その5)> (2)新薬師寺 そもそも、一年前に引き続き、奈良を訪れたのは、新薬師寺(http://nara.e-machi.ne.jp/tmpl/koder […]
酷暑旅行記(その4)
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太田述正コラム#825(2005.8.16) <酷暑旅行記(その4)> その第二は、第一と関連しますが、大仏殿や大仏の創建時の色調は、当時も現在もグローバル・スタンダードであるところの絢爛豪華な色調(注13)であり、現在 […]