イラク不穏分子という謎 公開日:2005年5月16日 未分類 太田述正コラム#724(2005.5.16) <イラク不穏分子という謎> (前回のコラム#723に(注3)を挿入する等、手を加えてHPの時事コラム欄に再掲載してあります。) 1 始めに イラクでは、不穏分子によるスン […] 続きを読む
意外な結果をもたらした米最高裁判決 公開日:2005年5月15日 未分類 太田述正コラム#723(2005.5.15) <意外な結果をもたらした米最高裁判決> 1 始めに ちょっと前に(コラム#720で)妊娠中絶を非犯罪化した1973年の米連邦最高裁判決(Roe v. Wade)に触れました […] 続きを読む
人類最古の職業(その2) 公開日:2005年5月14日 SEX 太田述正コラム#722(2005.5.14) <人類最古の職業(その2)> 3 売春と人身売買 世界的に見れば、売春がらみの最もホットな話題は、女性の国際人身売買です。 欧州においては、モルドバ・ルーマニア・ウクライ […] 続きを読む
岐路に立つ中国 公開日:2005年5月13日 未分類 太田述正コラム#721(2005.5.13) <岐路に立つ中国> (お知らせが遅れました。4月(11日)?5月(10日)のHPへの訪問者数は、25258人と、昨年11?12月の24310人を上回り、新記録を達成しました […] 続きを読む
人類最古の職業(その1) 公開日:2005年5月12日 SEX 太田述正コラム#720(2005.5.12)<人類最古の職業(その1)> 1 始めに 人類最古の職業と言った場合、それが売春を指すことはご存じのことと思います。 では二番目に古い職業は? スパイ […] 続きを読む
イラク新政府の発足 公開日:2005年5月11日 未分類 太田述正コラム#719(2005.5.11)<イラク新政府の発足> 1 初めに 副首相1名(女性を予定)と人権相(スンニ派を予定)がまだ決まっていませんが、ようやく、イラク移行政府(Iraqi Transi […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その14) 公開日:2005年5月10日 未分類 太田述正コラム#718(2005.5.10)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その14)> とりわけ、民進党の多くの議員を怒らせたのが、この講演の中で連戦が、台湾の「独立」派が、民主主義の導入を悪用して親中勢力と反中勢力 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その13) 公開日:2005年5月9日 未分類 太田述正コラム#717(2005.5.9)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その13)> (本篇は、コラム#706の続きです。) (2)連戦の中共訪問の結果ア 中共訪問 台湾の連戦国民党主席は、4月26日?5月3日の8 […] 続きを読む
プーチンの戦勝60周年記念(その1) 公開日:2005年5月8日 未分類 太田述正コラム#716(2005.5.8)<プーチンの戦勝60周年記念(その1)> 1 始めに 明5月9日は、ソ連の対独戦勝記念日であり、今年は60周年にあたることから、ロシアのプーチン大統領は、各国首脳を […] 続きを読む
米国・軍事・米軍(その2) 公開日:2005年5月7日 未分類 太田述正コラム#715(2005.5.7)<米国・軍事・米軍(その2)> (2)米国における軍隊観・戦争観の構造的な変化 ア 構造的な変化 しかし、米軍の兵士の士気が高い理由を、単に、「戦場」生活における […] 続きを読む
米国・軍事・米軍(その1) 公開日:2005年5月6日 未分類 太田述正コラム#714(2005.5.6) 米国・軍事・米軍(その1) 1 始めに 先の大戦が終わってからというもの、世界の平和と安定は、世界の覇権国たる米国が、巨大な軍隊を維持し、その軍隊を世界各地に前方展開させてき […] 続きを読む
日中対話用メモ(その5) 公開日:2005年5月5日 未分類 太田述正コラム#713(2005.5.5)<日中対話用メモ(その5)> (前回のコラム#712に、注を一つ増やす等手を入れてHPに再掲載してあります。) (4)日本がつくった中共の現在 ア 始めに 日本 […] 続きを読む
日中対話用メモ(その4) 公開日:2005年5月4日 未分類 太田述正コラム#712(2005.5.4)<日中対話用メモ(その4)> ウ ポストネーション「的」ステートとしての戦前の日本 随分前になりますが、(コラム#28で)英国の外交官ロバート・クーパーが、国家群を、(1) […] 続きを読む
米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その4) 公開日:2005年5月3日 未分類 太田述正コラム#711(2005.5.3)<米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その4)> ウ ブッシュによる「宣戦布告」 ブッシュ大統領は、4月28日、記者会見の席上、北朝鮮のミサイルへの核弾頭搭載能力に言及した上で( […] 続きを読む
米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その3) 公開日:2005年5月2日 未分類 <米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その3)> (2)米国 ア 北朝鮮封鎖構想のリーク 寧辺の原子炉の稼働停止(注2)を受けて、と考えられていますが、4月18日にホワイトハウスの報道官が、「北朝鮮が六カ国協議に復帰しな […] 続きを読む
米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その2) 公開日:2005年5月1日 未分類 <米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その2)> (コラム#708が届いていない読者の方は、大変恐縮ですが、HP(http://www.ohtan.net)の時事コラム欄で読んで下さい。今回も同じ障害が生じないことを祈って […] 続きを読む
米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その1) 公開日:2005年4月30日 未分類 太田述正コラム#708(2005.4.30)<米単独開戦前夜(?)の朝鮮半島(その1)> 1 始めに このシリーズで取り上げるのは最新の朝鮮半島情勢です。 タイトルだけから言えば、「風雲急を告げる北東アジア情勢」(未完 […] 続きを読む
日中対話用メモ(その3) 公開日:2005年4月29日 未分類 太田述正コラム#707(2005.4.29)<日中対話用メモ(その3)> イ 歴史認識問題総論 十年一日のごとく中共は、「「歴史を鑑(かがみ)として未来へ向かう」は、中日両国関係を処理する基本 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その12) 公開日:2005年4月28日 未分類 太田述正コラム#706(2005.4.28)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その12)> しかし、中共当局としては、これらのコストはすべてあらかじめ織り込み済みだった、と考えられます。 その上で、予定通り進 […] 続きを読む
日中対話用メモ(その2) 公開日:2005年4月27日 未分類 太田述正コラム#705(2005.4.27)<日中対話用メモ(その2)> それにしても自分の耳を疑いました。 本日(27日)王毅駐日中共大使は、講演の中で、靖国神社参拝に関する「紳士協定」が日中 […] 続きを読む
日中対話用メモ(その1) 公開日:2005年4月26日 未分類 太田述正コラム#704(2005.4.26)<日中対話用メモ(その1)> (24日夜にメーリングリスト登録者数が1225名と、新記録を達成し、12月末から四ヶ月間に及んだ長期低迷期をようやく脱し […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その11) 公開日:2005年4月25日 未分類 太田述正コラム#703(2005.4.25)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その11)> (6)反日行動の収束 ア なぜ収束へ? 週末だけ三回連続して繰り返された反日行動は、四回目の週末にはウソのように消 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その10) 公開日:2005年4月24日 未分類 太田述正コラム#702(2005.4.24)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その10)> ケ 台湾企業も標的に 今回の反日行動期間中に台湾企業一社が攻撃対象になったことも見過ごせません。 中国の広東省の潮 […] 続きを読む
新法王評をめぐって 公開日:2005年4月23日 ローマ法王とバチカン 太田述正コラム#701(2005.4.23)<新法王評をめぐって> (近隣の国の話を続けて書いていたら、メーリングリスト登録者数が急速に回復して1219名になりました。新記録達成まで後6名です。申し訳ないが […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その4) 公開日:2005年4月22日 未分類 太田述正コラム#700(2005.4.22)<風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その4)> 面白いことに、このガーディアン論説Cと極めて良く似ているけれど、水で薄めたような記事(http://ww […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その3) 公開日:2005年4月21日 未分類 太田述正コラム#699(2005.4.21)<風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その3)> 念のために記しておきます。 現在の日本に「戦前復古調」のナショナリズムの高まりはないかもしれないが、一般 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その2) 公開日:2005年4月21日 未分類 太田述正コラム#698(2005.4.21)<風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その2)> (4)日本におけるナショナリズムの高まりに起因 以上、どちらかと言えば自由闊達な英国の報道二 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その9) 公開日:2005年4月20日 未分類 太田述正コラム#697(2005.4.20)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その9)> 本来は、台湾の軍事力も併せて議論をしなければならないのですが、中台軍事バランスの話を以前(コラム#534、578?58 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その1) 公開日:2005年4月19日 未分類 太田述正コラム#696(2005.4.19)<風雲急を告げる北東アジア情勢(米英の見方)(その1)> ――――――――――――――――――――――――――――――――――<補足> 一週間前の北京の反日行動同様 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その8) 公開日:2005年4月18日 未分類 太田述正コラム#695(2005.4.18)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その8)> ――――――――――――――――――――――――――――――――――<補足> 街頭での反日行動が始まってから三回目の週末 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その7) 公開日:2005年4月17日 未分類 太田述正コラム#694(2005.4.17)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その7)> キ 表現の自由規制強化 第四は、表現の自由の規制強化であり、とりわけインターネット規制の強化です。 インターネット時 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その6) 公開日:2005年4月16日 未分類 太田述正コラム#693(2005.4.16)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その6)> カ 少数民族政策 第三は、少数民族、特にウィグル族に対する弾圧の強化です。 チベット地区及び新疆ウイグル地区に対して […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その5) 公開日:2005年4月15日 未分類 太田述正コラム#692(2005.4.15)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その5)> オ 対台湾企業人工作 第二は、台湾の許文龍(Hsu Wen-lung)氏が、3月26日に、「台湾、中国は同じく一つの中 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その4) 公開日:2005年4月14日 未分類 太田述正コラム#691(2005.4.14)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その4)> ――――――――――――――――――――――――――――――――――<補足> ここで少し補足しておきます。 「中共では、 […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その3) 公開日:2005年4月13日 未分類 太田述正コラム#690(2005.4.13)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その3)> (3)反日行動の背景 まず挙げなければならないのは、中共の経済成長に伴うひずみです。 実際、経済成長に伴い […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その2) 公開日:2005年4月12日 未分類 太田述正コラム#689(2005.4.12)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その2)> 3 中共での動き (1)始めに 取り上げるのは、このところの中共での反日行動なのですが、どうしてそれが反国家分裂法採択 […] 続きを読む
ヨハネ・パウロ二世の死(その2) 公開日:2005年4月11日 ローマ法王とバチカン 太田述正コラム#688(2005.4.11)<ヨハネ・パウロ二世の死(その2)> (掲示板にも載せましたが、3月(11日)?4月(10日)のHPへの訪問者数は、残念ながら18493人と、28日間と31日間の […] 続きを読む
風雲急を告げる北東アジア情勢(その1) 公開日:2005年4月10日 未分類 太田述正コラム#687(2005.4.10)<風雲急を告げる北東アジア情勢(その1)> 1 始めに 中共による反国家分裂法の採択は、チェーンリアクションのように様々な動きを呼び起こし、東北アジア情勢は風雲急 […] 続きを読む
ヨハネ・パウロ二世の死(その1) 公開日:2005年4月10日 ローマ法王とバチカン 太田述正コラム#686(2005.4.10)<ヨハネ・パウロ二世の死(その1)> 1 功績 葬儀が行われたばかりの、史上三番目に長く法王を務めたヨハネ・パウロ二世の功績として最も評価すべきは、カトリック教会 […] 続きを読む
イラク移行政府の陣容(その2) 公開日:2005年4月9日 未分類 太田述正コラム#685(2005.4.9)<イラク移行政府の陣容(その2)> (前回のコラム#684に大幅に加筆訂正してHPに再掲載してあります。) (3)コメント タラバニ氏のこれまでの72年の生涯を振 […] 続きを読む
イラク移行政府の陣容(その1) 公開日:2005年4月8日 未分類 太田述正コラム#684(2005.4.8)<イラク移行政府の陣容(その1)> 1 大統領 (1)大統領・副大統領の選出 6日、ようやくイラク移行(transitional)政府の大統領がイラク議 […] 続きを読む
パキスタン(その6) 公開日:2005年4月7日 パキスタン 太田述正コラム#683(2005.4.7)<パキスタン(その6)> (3)経済 しかしながら、パキスタン軍とこれを支える米国だけで、パキスタンの空中分解が避けられるものではありません。 ムシャラフ政権は、さ […] 続きを読む
パキスタン(その5) 公開日:2005年4月6日 パキスタン 太田述正コラム#682(2005.4.6)<パキスタン(その5)> これに加えてパキスタンは、インド亜大陸のすべてのイスラム教徒の母国としての「国のかたち」に執着し、「世俗国家」インドと対峙してきたのですか […] 続きを読む
パキスタン(その4) 公開日:2005年4月5日 パキスタン 太田述正コラム#681(2005.4.5)<パキスタン(その4)> イ バロチスタン イラン及びアフガニスタンと長い国境で接するバロチスタンは、人口は657万しかありませんが、8つの地域の中で一番広く、そ […] 続きを読む
パキスタン(その3) 公開日:2005年4月4日 パキスタン 太田述正コラム#680(2005.4.4)<パキスタン(その3)> 4 地域間の対立 (1)パキスタンの各地域と言語 遠心力の第三は、これが一番深刻だという見方もありますが、「地域間の対立」です。 パキスタ […] 続きを読む
パキスタン(その2) 公開日:2005年4月3日 パキスタン 太田述正コラム#679(2005.4.3)<パキスタン(その2)> 以上が、パキスタンを引き裂く三つの遠心力の第一、「混迷する国のかたち」です。 遠心力の第二は、「宗教をめぐる争い」です。 3 宗教をめぐる […] 続きを読む
日本の国連安保理常任理事国入り? 公開日:2005年4月2日 未分類 太田述正コラム#678(2005.4.2)<日本の国連安保理常任理事国入り?> 1 始めに 日本が国連安保理の常任理事国入りの希望を初めて表明したのは1970年でしたが、国連分担金第三位のドイツが第二位の日 […] 続きを読む
ライブドア・フジサンケイグループ「抗争」(その3) 公開日:2005年4月1日 ライブドア事件・村上ファンド 太田述正コラム#677(2005.4.1)<ライブドア・フジサンケイグループ「抗争」(その3)> 高度成長「当時の日本は資本主義でも社会主義でもないが、計画経済ではなく自由主義経済」だった(コラム#42)と […] 続きを読む
ライブドア・フジサンケイグループ「抗争」(その2) 公開日:2005年3月31日 ライブドア事件・村上ファンド 太田述正コラム#0676(2005.3.31)<ライブドア・フジサンケイグループ「抗争」(その2)> (3)文明の衝突ア リスク選好度イギリス人の生業が戦争であるとすれば、米国人の生業は博打である、という趣旨のことを以前 […] 続きを読む
ライブドア・フジサンケイグループ「抗争」(その1) 公開日:2005年3月30日 ライブドア事件・村上ファンド 太田述正コラム#0675(2005.3.30)<ライブドア・フジサンケイグループ「抗争」(その1)> 1 始めに ライブドアとフジサンケイグループの「抗争」が続いています。 外野的視点から、この抗争をめぐる主要論点を4 […] 続きを読む
選挙後のイラク(その4) 公開日:2005年3月29日 未分類 太田述正コラム#0674(2005.3.29)<選挙後のイラク(その4)> (4)選挙は平穏に実施される結局1月30日の選挙は、自爆テロ等で40名弱の死者をだした「だけで」比較的平穏に実施されたわけですが、これは、不穏 […] 続きを読む
パキスタン(その1) 公開日:2005年3月28日 パキスタン 太田述正コラム#0673(2005.3.28)<パキスタン(その1)> 1 三つの遠心力 これまでインドについてはたびたび取り上げてきましたが、インドと同じく英領インド帝国から分かれたパキスタン、そのパキスタンから更に […] 続きを読む
選挙後のイラク(その3) 公開日:2005年3月27日 未分類 太田述正コラム#0672(2005.3.27)<選挙後のイラク(その3)> 「旧体制派ゲリラ」(つまりはイラク不穏分子)の戦略は以上の通りですが、彼らによる攻撃がイラク文民へとシフトせざるをえなかったのはどうしてなので […] 続きを読む
モンゴルの遺産(キルギスタン革命) 公開日:2005年3月26日 モンゴル帝国 太田述正コラム#0671(2005.3.26)<モンゴルの遺産(キルギスタン革命)> (本篇は、実質的にはコラム#668の続きです。) 1 あっという間に革命成就 3月22日の段階では、新たに、南部の三つ目の州都の庁舎 […] 続きを読む
選挙後のイラク(その2) 公開日:2005年3月25日 未分類 太田述正コラム#0670(2005.3.25)<選挙後のイラク(その2)> (3)しかしそのスンニ派地区も早晩平穏化する ア この分析ははずれた? 私は、選挙までにも平穏化すると分析していたわけですが、スンニ派地区に […] 続きを読む
選挙後のイラク(その1) 公開日:2005年3月24日 未分類 太田述正コラム#0669(2005.3.24)<選挙後のイラク(その1)> 1 昨年10月時点の分析 イラク情勢に関する、昨年10月時点の私の分析は以下の通りでした。 (1)サドル派は選挙に参加する「サドル師・・が、 […] 続きを読む
モンゴルの遺産(その10) 公開日:2005年3月23日 モンゴル帝国 太田述正コラム#0668(2005.3.23)<モンゴルの遺産(その10)> (これは、モンゴルの遺産シリーズ(コラム#626、633??637、643、658、659)の完結編であると同時に、このうちのコラム#643 […] 続きを読む
新悪の枢軸:インド篇(その7) 公開日:2005年3月22日 インド 太田述正コラム#0667(2005.3.22)<新悪の枢軸:インド篇(その6)> (コラムの購読者数が、11日時点の1204名から更に減って1200名になっており、危機的状況が続いています。来月10日に私のホームページ […] 続きを読む
パレスティナ紛争終焉へ 公開日:2005年3月21日 未分類 太田述正コラム#0666(2005.3.21)<パレスティナ紛争終焉へ> 1 始めに 一年半近く前(2003.10.14)に「私は・・北朝鮮情勢とパレスティナ情勢がシンクロナイズしてきていることに着目し、両者の動向をいつ […] 続きを読む
反国家分裂法の採択をめぐって(続々) 公開日:2005年3月20日 未分類 太田述正コラム#0665(2005.3.20)<反国家分裂法の採択をめぐって(続々)> 1 始めに 前回反国家分裂法の採択にからむフランスの気になる動きをご紹介したところですが、今回は、ロシアと韓国の動きについてご紹介 […] 続きを読む
反国家分裂法の採択をめぐって(続) 公開日:2005年3月19日 未分類 太田述正コラム#0664(2005.3.19)<反国家分裂法の採択をめぐって(続)> 1 「味方」探しに必死の中共 中共は、反国家分裂法に好意的な国々等の名前を血眼になって探し回っており、新華社や人民日報は、そのような […] 続きを読む
分かりにくいレバノン情勢(その4) 公開日:2005年3月18日 未分類 太田述正コラム#0663(2005.3.18)<分かりにくいレバノン情勢(その4)> (前回のコラム#662に「(注3)」を挿入し、#661にもちょっと手を加え、それぞれHP(http://www.ohtan.net) […] 続きを読む
分かりにくいレバノン情勢(その3) 公開日:2005年3月17日 未分類 太田述正コラム#0662(2005.3.17)<分かりにくいレバノン情勢(その3)> (3)レバノン国民の成立 ア レバノン国民成立へ 昨年10月に米仏が協調して安保理決議を採択した背景には、内戦終結後の(ヒズボラを […] 続きを読む
反国家分裂法の採択をめぐって 公開日:2005年3月16日 未分類 太田述正コラム#0661(2005.3.16)<反国家分裂法の採択をめぐって>1 始めに 中共の国会、全人代は、会期最終日に反国家分裂法(anti-secession law)を採択しました。 この法律の第8条では、台 […] 続きを読む
分かりにくいレバノン情勢(その2) 公開日:2005年3月15日 未分類 太田述正コラム#0660(2005.3.15)<分かりにくいレバノン情勢(その2)> 3 自由・民主主義化? (1)始めに 「レバノンでは民衆運動の高まりでシリア寄りの首相が辞任に追い込まれ、シリア軍のレバノン完全撤退 […] 続きを読む
モンゴルの遺産(その9) 公開日:2005年3月14日 モンゴル帝国 太田述正コラム#0659(2005.3.14)<モンゴルの遺産(その9)> (3)モンゴルの遺産の第二:オスマントルコ ア 欧州の病人? 欧州の病人(Sick man of Europe)(注15)、と呼ばれながらも […] 続きを読む
モンゴルの遺産(その8) 公開日:2005年3月13日 モンゴル帝国 太田述正コラム#0658(2005.3.13)<モンゴルの遺産(その8)> ・・特別篇:トルコ・・ (1)問題意識 慧眼の読者はお気づきになっているかと思いますが、この「モンゴルの遺産」(コラム#626、633??63 […] 続きを読む
ファイナンシャルタイムスの三つの記事 公開日:2005年3月12日 未分類 太田述正コラム#0657(2005.3.12)<ファイナンシャルタイムスの三つの記事> 1 始めに ファイナンシャルタイムス(FT)は、1987末から1988年末まで一年間ロンドンに滞在した際、毎日読んだ新聞です。 残 […] 続きを読む
分かりにくいレバノン情勢(その1) 公開日:2005年3月11日 未分類 太田述正コラム#0656(2005.3.11)<分かりにくいレバノン情勢(その1)> (2月(11日)??3月(10日)のHPへの訪問者数は、残念ながら、17670人と、最近では最も少なかった昨年10月??11月の18 […] 続きを読む
再び日立製作所問題について(続) 公開日:2005年3月10日 日立製作所のIT利権 太田述正コラム#655(2005.3.10) <再び日立問題について(続)> 私がせっかちなのかもしれませんが、私のご披露した日立問題には、全く異な る見方がありえる、というのが本日の話題です。 皆さん、推理小説や推 […] 続きを読む
EUによる対中武器禁輸解除問題の本質 公開日:2005年3月9日 未分類 太田述正コラム#0654(2005.3.9)<EUによる対中武器禁輸解除問題の本質> 1 始めに 森岡剛さんが「EUによる対中武器禁輸措置の解除?」(コラム#613)を書かれた時から、私自身もこの重要な問題で、一言あって […] 続きを読む
再び日立製作所問題について 公開日:2005年3月9日 日立製作所のIT利権 太田述正コラム#653(2005.3.8) <再び日立問題について> 1 始めに 私は、常にフィールドワーカー的に物事を見ているところ、日立シリーズへの 読者の反応に、新鮮な驚きを覚えたので、今度はこれを分析してみよう […] 続きを読む
アラブ世界における自由・民主主義化のうねり 公開日:2005年3月7日 未分類 太田述正コラム#0652(2005.3.7)<アラブ世界における自由・民主主義化のうねり> (日立製作所シリーズをめぐって、活発な論議が私のHPの掲示板上で行われています。また、このシリーズに関する私宛メールも何本か届 […] 続きを読む
日立製作所の利権の議論の呼びかけ(続) 公開日:2005年3月6日 日立製作所のIT利権 議論の呼びかけ(続) <読者Z> 初めてお便りする愛読者(支持者の立場)です。 太田さんのご意見は、正鵠を射ているものが多く共鳴を受けておりました。 いつもは拝読するだけでした。 今回は太田さんの呼びかけに応えたいと思い […] 続きを読む
議論の呼びかけ 公開日:2005年3月6日 日立製作所のIT利権 太田述正コラム#651(2005.3.6) <議論の呼びかけ> 1 始めに このところ、大変活発化していたHP(http://www.ohtan.net)の掲示板への投 稿が、日立のシリーズを書き出してから殆ど止まって […] 続きを読む
日立製作所の利権の議論の呼びかけ 公開日:2005年3月6日 日立製作所のIT利権 太田述正コラム#651(2005.3.6) <議論の呼びかけ> 1 始めに このところ、大変活発化していたHP(http://www.ohtan.net)の掲示板への投 稿が、日立のシリーズを書き出してから殆ど止まって […] 続きを読む
日立製作所について(その5) 公開日:2005年3月6日 日立製作所のIT利権 太田述正コラム#650(2005.3.6) <日立製作所(その5)> (2)日立IT部門の総括部局 ア 始めに 好意をもって共同ダメッジ・コントロール(damage control)を申し入れよう とした私の手を […] 続きを読む
日立製作所について(その4) 公開日:2005年3月5日 日立製作所のIT利権 太田述正コラム#649(2005.3.5) <日立製作所(その4)> 友人から連絡があり、フェア(上記)で当初の予定通り、私が口利きをしてい た主力製品が出品されたというのだ。 ただし、出品元はセクションではなく、日 […] 続きを読む
日立製作所について(その3) 公開日:2005年3月4日 日立製作所のIT利権 太田述正コラム#648(2005.3.4) <日立製作所(その3)> 販売委託契約が締結されなかった結果、私の口利きで商談がまとまった場合に 私が受け取る口銭の算定方法や私が口利きをする商品の範囲も曖昧なままとなった。 […] 続きを読む
日立製作所について(その2) 公開日:2005年3月3日 日立製作所のIT利権 太田述正コラム#647(2005.3.3) <日立製作所(その2)> 仙台勤務になって、半年以上経過し、新職務に慣れ、仙台局がかかえていた一 連の懸案事項も片づいたこともあって、私は、庁OA問題にケリをつけるべく、不 […] 続きを読む
日立製作所について(その1) 公開日:2005年3月2日 日立製作所のIT利権 太田述正コラム#646(2005.3.2) <日立製作所(その1)> 1 始めに 私はかつて佐世保重工業(SSK)をとりあげたことがあります(コラム#44、45、 85、86)。 SSKが地方有力企業の一つだったとす […] 続きを読む
これが韓国社会の木鐸か 公開日:2005年3月1日 韓国政治 太田述正コラム#0645(2005.3.1)<これが韓国社会の木鐸か> (コラム#644に大幅に加筆してホームページに再掲載してあります。ご参照下さい) 1 始めに 朝鮮日報の英語電子版を私は毎日読んでいます。 韓国 […] 続きを読む
ブッシュの一般教書演説と北朝鮮(続)(その2) 公開日:2005年2月28日 未分類 太田述正コラム#0644(2005.2.28)<ブッシュの一般教書演説と北朝鮮(続)(その2)> では、一体ブッシュはどうして外交的配慮をする必要があったのでしょうか。ニューヨークタイムス(http://www.nyti […] 続きを読む
モンゴルの遺産(その7) 公開日:2005年2月27日 モンゴル帝国 太田述正コラム#0643(2005.2.27)<モンゴルの遺産(その7)> 実際、昨年立て続けにグルジアとウクライナで自由・民主主義が平和革命の形で確立したことは記憶に新しいところです(注13)が、旧ソ連圏で次に自由・ […] 続きを読む
陳水扁総統の変節? 公開日:2005年2月26日 台湾 太田述正コラム#0642(2005.2.26)<陳水扁総統の変節?> 1 民進党と親民党の提携 昨年12月の台湾の総選挙(コラム#562)で与党の民進党等は過半数を獲得できず、引き続き苦しい議会運営を強いられてきていま […] 続きを読む
米加関係の冷却化 公開日:2005年2月25日 未分類 太田述正コラム#0641(2005.2.25)<米加関係の冷却化> 1 始めに カナダについては、米国カリフォルニア州のスタンフォード大学に留学していた1976年夏に、車でバンクーバー、ジャスパー、バンフ、と観光地を回 […] 続きを読む
ブッシュの一般教書演説と北朝鮮(続)(その1) 公開日:2005年2月24日 未分類 太田述正コラム#0640(2005.2.24)<ブッシュの一般教書演説と北朝鮮(続)(その1)> 1 二期目のブッシュの北朝鮮政策 私は以前(コラム#617で)、ブッシュが一般教書演説で、「アジア諸国の政府と協力して北 […] 続きを読む
男女平等問題をめぐって(続)(その2) 公開日:2005年2月23日 未分類 太田述正コラム#0639(2005.2.23)<男女平等問題をめぐって(続)(その2)> 3 サマーズ発言速記録公表後の議論 (1)サレタンによる批評 1月14日行われたサマーズ発言の速記録の公表を拒んできたサマーズが […] 続きを読む
男女平等問題をめぐって(続)(その1) 公開日:2005年2月23日 未分類 太田述正コラム#0638(2005.2.23)<男女平等問題をめぐって(続)(その1)> (本篇は、コラム#600の続きです。) 1 始めに 米国では、サマーズ発言の余震が延々と続いています。 日本でも、もっと男女平 […] 続きを読む
モンゴルの遺産(その6) 公開日:2005年2月22日 モンゴル帝国 太田述正コラム#0637(2005.2.22)<モンゴルの遺産(その6)> とはいえ、内戦の被害は甚大であり、公表されたばかりのアフガニスタンの人間開発指数(注9)は調査された178カ国中173番目であり、アフガニスタン […] 続きを読む
モンゴルの遺産(その5) 公開日:2005年2月21日 モンゴル帝国 太田述正コラム#0636(2005.2.21)<モンゴルの遺産(その5)> ロヤ・ジルガは、アフガニスタンにおいて、パシュトン族・タジク族・ハザラ族・ウズベク族の長老等が一堂に会して、部族間の争い・社会改革・憲法等につい […] 続きを読む
モンゴルの遺産(その4) 公開日:2005年2月20日 モンゴル帝国 太田述正コラム#0635(2005.2.20)<モンゴルの遺産(その4)> チョイバルサンが1952年にソ連で病死すると、跡を襲ったツェデンバル(Yumjaagiyn Tsedenbal。1916??1991年)は196 […] 続きを読む
モンゴルの遺産(その3) 公開日:2005年2月20日 モンゴル帝国 太田述正コラム#0634(2005.2.20)<モンゴルの遺産(その3)> モンゴルは、清の崩壊後の混乱に乗じて、ソ連の後見の下、1924年にモンゴル人民共和国として独立を果たします。1928年に、ソ連によってモンゴルの […] 続きを読む
モンゴルの遺産(その2) 公開日:2005年2月19日 モンゴル帝国 太田述正コラム#0633(2005.2.19)<モンゴルの遺産(その2)> 3 モンゴル・イスラム・民主主義 (1)イスラム ここで、モンゴルとイスラムとの違いを民主主義の観点から押さえておきましょう。 イスラムにもシ […] 続きを読む
アイルランドの奇跡 公開日:2005年2月18日 未分類 太田述正コラム#0632(2005.2.18)<アイルランドの奇跡> 1 始めに 色々な国家の盛衰を見ていると、ここ2??300年の趨勢に反する椿事が、この四半世紀に頻発していることに気が付きます。 誰でも知っているの […] 続きを読む
村上春樹(その3) 公開日:2005年2月17日 人物評価 太田述正コラム#0631(2005.2.17)<村上春樹(その3)> (2)普遍性あるユニークさ ア 始めに 日本文明に普遍性があるからこそ、村上作品に普遍性がある、ということを指摘しましたが、それが単にアングロサク […] 続きを読む
日本の公立小学校の現状 公開日:2005年2月16日 教育改革 太田述正コラム#0630(2005.2.16)<日本の公立小学校の現状> (コラム#627で、「台湾の英字紙、Taipei Times の無料電子版が大幅に簡素化されて弱っています」と記しましたが、昨日、元に戻りました。 […] 続きを読む
村上春樹(その2) 公開日:2005年2月15日 人物評価 太田述正コラム#0629(2005.2.15)<村上春樹(その2)> 3 ロシアと中国での人気 (1)ロシア少し古いですが、次のような朝日新聞の2003年1月6日付の記事(http://www.asahi.com/cu […] 続きを読む
村上春樹(その1) 公開日:2005年2月14日 人物評価 太田述正コラム#0628(2005.2.14)<村上春樹(その1)> 1 始めに 宮崎駿(コラム#419)が大衆文化(アニメ)に係る日本のソフトパワーの象徴だとすれば、村上春樹(http://books.guardia […] 続きを読む
踊り場にたたずんで 公開日:2005年2月13日 未分類 太田述正コラム#0627(2005.2.13)<踊り場にたたずんで> 1 始めに 三連休のせいか、まだアクセスログ分析が送られてきていないので、私のホームページへの月間訪問者数はまだ分かりませんが、メーリングリスト登録 […] 続きを読む