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防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

月別: 2006年4月

古の枢軸の時代に学ぶ中共(その2)

太田述正コラム#1210(2006.4.30) <古の枢軸の時代に学ぶ中共(その2)> 3 遠大な構想 私は昨年、胡錦涛政権は、支那の顔をした共産主義の新バージョンとして、儒教的なイデオロギーの構築を図っているのではない […]

ネパールの危機

太田述正コラム#1209(2006.4.30) <ネパールの危機> 1 始めに  ネパール王制が存続の危機に立たされています。  どうしてそんなことになったのかをふりかえってみましょう。 2 ネパールの危機  1769年 […]

戦う朝鮮日報(その3)

太田述正コラム#1208(2006.4.29) <戦う朝鮮日報(その3)> 4 対米外交  「<ブッシュ大統領と>の面会で加藤良三駐米日本大使が同席した一方、・・駐米韓国大使の姿は見あたらなかった。・・<また、>27日米 […]

戦う朝鮮日報(その2)

太田述正コラム#1207(2006.4.29) <戦う朝鮮日報(その2)> 3 対北朝鮮外交  「木曜にブッシュ米大統領は、北朝鮮に拉致され、キム・ヨンナムと結婚したとされる横田めぐみさんの母親とスターリン主義の国から脱 […]

戦う朝鮮日報(その1)

太田述正コラム#1206(2006.4.28) <戦う朝鮮日報(その1)>  (本篇は、4月29日に上梓しました。) 1 始めに  先般(コラム#1194??96、1199で)、竹島をめぐる海洋調査問題の報道を通して私が […]

古の枢軸の時代に学ぶ中共(その1)

太田述正コラム#1205(2006.4.28) <古の枢軸の時代に学ぶ中共(その1)> 1 胡錦涛の八栄八恥 中共の胡錦涛国家主席は、3月中旬に、国政助言機関たる人民政治協商会議で、若者や共産党幹部らの新たな道徳規範とし […]

古の枢軸の時代を振り返って(その2)

太田述正コラム#1204(2006.4.27) <古の枢軸の時代を振り返って(その2)>  ギリシャだけは、他の地域とは若干様相を異にしていた。  枢軸の時代のギリシャにおいては、精神的・哲学的覚醒も見られたが、人類の第 […]

英国の政治家の質の高さ

太田述正コラム#1202(2006.4.25) <英国の政治家の質の高さ> 1 始めに  英国の政治の先進性について、改めて振り返ってみることにしました。  登場するのはグラッドストーンとチャーチルです。 2 グラッドス […]

緊迫化する竹島問題(その4)

太田述正コラム#1199(2006.4.23) <緊迫化する竹島問題(その4)> 5 交渉妥結 竹島周辺での海洋調査問題で、日本側が今回の調査を取りやめ、韓国側は6月の国際水路機関(IHO)の国際会議で竹島周辺の海底地形 […]

創価学会のこと(その2)

太田述正コラム#1198(2006.4.22) <創価学会のこと(その2)>  他方、乙骨氏等が言いたいことは、池田大作創価学会名誉会長のかつての、「日本をみれば自民党、社会党、創価学会の三国志なんだ。共産党なんか問題で […]

創価学会のこと(その1)

太田述正コラム#1197(2006.4.21) <創価学会のこと(その1)> 1 始めに  このところ、創価学会のことを改めて色々考えさせられています。  小さい時から宗教嫌いの私でしたが、当初の私の創価学会観は、それほ […]

緊迫化する竹島問題(その3)

太田述正コラム#1196(2006.4.21) <緊迫化する竹島問題(その3)> ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <最新情勢>  韓国側からは、韓国の外交通商第1次官 […]

緊迫化する竹島問題(その2)

太田述正コラム#1195(2006.4.20) <緊迫化する竹島問題(その2)> ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <最新情勢>  本件で日本政府は、谷内正太郎外務事務 […]

緊迫化する竹島問題(その1)

太田述正コラム#1194(2006.4.20) <緊迫化する竹島問題(その1)> 1 始めに 日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)周辺を含む排他的経済水域(EEZ)・・竹島の北方から若狭湾沖、能登半島の西方を結 […]

よみがえる米帝国主義論(その2)

太田述正コラム#1193(2006.4.19) <よみがえる米帝国主義論(その2)>  先の大戦後、米国がソ連を敵視したのは、ソ連が資本主義を否定する共産主義勢力の総元締めであると考えられたからであり、対ソ冷戦は、米国の […]

よみがえる米帝国主義論(その1)

太田述正コラム#1192(2006.4.19) <よみがえる米帝国主義論(その1)> 1 始めに  日本を含め、世界の左翼の間では、かつて米帝国主義批判論が当たり前のように語られていました。  最近米国で上梓された、キン […]

ユダの福音書(続)(その1)

<ユダの福音書(続)(その1)>   (本篇は、コラム#1169の続きです。) 1 始めに  ユダの福音書の発表以来、様々な議論が続いています。  ユダの福音書発見以来、それがカネ目当ての古物商達の思惑で、長期 […]

女性差別論と女性差別批判論(その2)

太田述正コラム#1183(2006.4.14) <女性差別論と女性差別批判論(その2)>  ヒルシは、女性差別の究極形態、女性に対する大量の物理的虐待・・彼女に言わせればホロコーストないし女性殺し(gendercide) […]

女性差別論と女性差別批判論(その1)

太田述正コラム#1181(2006.4.13) <女性差別論と女性差別批判論(その1)> 1 始めに  男女の性差には、(一)生物学的な差(平均的な身長(体重)/膂力・平均寿命等の差)、(二)天才と魯鈍の多寡、(三)平均 […]

今年中にも対イラン攻撃か(続x3)

太田述正コラム#1178(2006.4.12) <今年中にも対イラン攻撃か(続x3)> 1 始めに  本件について、前回(コラム#1172で)、ニューヨーカー誌に掲載されたハーシュの記事をご紹介したところですが、私が取り […]

ライス女史と私

太田述正コラム#1174(2006.4.10) <ライス女史と私> 1 始めに  大抵の日本人が知っている米国の有名人で、私が面識があるのは、「大地」(1931年)の作者として有名な故パール・バック女史(Pearl S. […]

今年中にも対イラン攻撃か(続々)

太田述正コラム#1172(2006.4.9) <今年中にも対イラン攻撃か(続々)> 1 対イラン攻撃の準備を進める米国  この前(コラム#1085、1086で)本件を取り上げてからというもの、米国による対イラン攻撃論はエ […]

ユダの福音書

太田述正コラム#1169(2006.4.7) <ユダの福音書> 1 始めに   今般、米国ナショナル ジオグラフィック協会は、エジプトの砂漠の洞窟で1978年に見つかった約1700年前(220??340年頃)のパピルス文 […]

胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その3)

太田述正コラム#1168(2006.4.7) <胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その3)> コケにされている証拠が、4月1日付の人民日報に掲載された(胡錦涛との会談を終えたばかりの)橋本龍太郎元首相のインタビュー記事です。 […]

胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その2)

太田述正コラム#1167(2006.4.6) <胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その2)> 一つは、中共の工業製品が昨年来、インド亜大陸や東南アジア諸国に対する価格競争力を急速に失いつつあることです。 労働コストは二桁ずつ […]

胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その1)

太田述正コラム#1166(2006.4.6) <胡錦涛の対日スタンスのゆらぎ(その1)> 1 始めに  中国の胡錦涛国家主席は3月31日、中共側の希望で執り行われた北京での橋本龍太郎元首相を団長とする日中友好7団体の代表 […]

宗教の治癒延命効果

太田述正コラム#1164(2006.4.5) <宗教の治癒延命効果>  (まぐまぐ・E-Magazine以外の読者の方には今回、幽霊メルアド検出・削除目的で、ホスティング会社のサーバーを経ずに直接コラムをお届けします。次 […]

英米関係の軋轢

太田述正コラム#1162(2006.4.4) <英米関係の軋轢>  (アングロサクソン論に関する小坂亜矢子さんの質問への回答を、ホームページの掲示板に掲載しました(#1993)。ご参照下さい。) 1 悪化する英国民の対米 […]

朝鮮日報の「親」日戦略

太田述正コラム#1160(2006.4.3) <朝鮮日報の「親」日戦略> 1 始めに  WBCでの韓国の活躍と日本の優勝の報道ぶりから、韓国世論の日本観の変化を感じたと記し、更にその背景についても若干当時(コラム#113 […]

中学受験塾の効能

太田述正コラム#1159(2006.4.2) <中学受験塾の効能> 1 新発見  米国政府が17年かけて行った研究の成果がこのたび公表されました。  人間の大脳皮質の前頭葉(the frontal lobe of the […]

米国の経済・社会の現状(続)

太田述正コラム#1155(2006.3.31) <米国の経済・社会の現状(続)> 1 始めに  「米国の経済・社会の現状」では、好調な米国経済の明るい側面だけに焦点を当て、またも大をはらむ米国社会については大卒者という上 […]