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防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

年別: 2006年

安全保障国家イスラエルの軌跡(その2)

太田述正コラム#1099(2006.2.28) <安全保障国家イスラエルの軌跡(その2)>  昨年11月中旬に完成した米国防総省が委託した中東非核化に係る報告書は、イランの核開発等を止めさせるためには、まず、イスラエルが […]

中共のネチズン達の戦い(その4)

太田述正コラム#1097(2006.2.27) <中共のネチズン達の戦い(その4)> 4 エピローグに代えて  中共のネチズン達の戦いについて書いていると、思わず力が入ってしまいます。  彼らは、支那の自由・民主主義化の […]

ムハンマドの漫画騒動(その9)

太田述正コラム#1096(2006.2.26) <ムハンマドの漫画騒動(その9)>   ウ 米国  こうした中、次第に米国では、有識者達が高見の見物を決め込むことに耐えられなくなり、彼らからホンネに近い発言や、ホンネ丸出 […]

荒川さんの金メダル(その2)

太田述正コラム#1095(2006.2.26) <荒川さんの金メダル(その2)>  (2)台湾  台湾の台北タイムス(英字紙)は、本紙の20頁目にAP電をそのまま掲載しているだけで、同じ日の冬季オリンピック競技が紹介され […]

荒川さんの金メダル(その1)

太田述正コラム#1094(2006.2.25) <荒川さんの金メダル(その1)> 1 始めに  荒川静香さんが、トリノ(Turin)冬季五輪の女子フィギュア・スケートで金メダルをとったわけですが、各国の報道ぶりを、もとも […]

中共のネチズン達の戦い(その3)

太田述正コラム#1093(2006.2.25) <中共のネチズン達の戦い(その3)>   ウ 党内での政治活動  最近(コラム#1082で)記したように、氷点前編集長の李大同(Li Datong.52歳)は、親雑誌である […]

中共のネチズン達の戦い(その2)

太田述正コラム#1092(2006.2.24) <中共のネチズン達の戦い(その2)>   イ ウィキペディアに係る活動  ウィキペディア(Wikipedia)はご存じの通り、誰でも自由に項目の追加と内容の加除ができるオン […]

中共のネチズン達の戦い(その1)

太田述正コラム#1091(2006.2.23) <中共のネチズン達の戦い(その1)> 1 始めに 以前(コラム#694で)「中共におけるインターネット規制は・・世界で最も「進んで」おり、中共政府はインターネット時代におい […]

ムハンマドの漫画騒動(その8)

太田述正コラム#1090(2006.2.22) <ムハンマドの漫画騒動(その8)> 5 エピローグ  (1)欧州からの叫び  私が指摘したところの、英米の有識者達のものの考え方を知ってか知らずか、表現の自由の錦の御旗を掲 […]

赤軍と先の大戦(その2)

太田述正コラム#1089(2006.2.21) <赤軍と先の大戦(その2)>  (3)反転攻勢へ  反転攻勢のきっかけになったのは、スターリングラード攻防戦における勝利だが、その頃から、赤軍が普通の軍隊となり、まともで洗 […]

赤軍と先の大戦(その1)

太田述正コラム#1088(2006.2.21) <赤軍と先の大戦(その1)> 1 始めに  アングロサクソン、就中米国人にとって、先の大戦において彼らの父や祖父達が発揮した勇気と自己犠牲はこの上もない自慢の種なのですが、 […]

ムハンマドの漫画騒動(その7)

太田述正コラム#1087(2006.2.20) <ムハンマドの漫画騒動(その7)>  (3)イスラム世界の内部矛盾の噴出   ア 始めに  事態は次第にイスラム世界の内部矛盾の噴出といった様相を呈し始めています。  パキ […]

ムハンマドの漫画騒動(その6)

太田述正コラム#1084(2006.2.18) <ムハンマドの漫画騒動(その6)> 4 英米のほぼ思惑通りの展開へ  (1)始めに  英米の朝野は、本件で挙げてイスラム世界への「配慮」を示し、「配慮」に欠ける欧州諸国を生 […]

解明されつつある人間の秘密(続々)

太田述正コラム#1083(2006.2.17) <解明されつつある人間の秘密(続々)> 1 米国の男女の結婚観の違い  米国で行われた調査によれば、結婚相手に対して男性が求めるのは、ユーモアのセンス・自分の家族との協調性 […]

ムハンマドの漫画騒動(その5)

太田述正コラム#1081(2006.2.15) <ムハンマドの漫画騒動(その5)>  「狂気」の原因は、イスラム教が、(イスラム教が生まれた)7世紀のアラブ人社会に遡る世界観と生活習慣・・宗政一致・女性差別・種々の禁忌、 […]

ムハンマドの漫画騒動(その3)

太田述正コラム#1079(2006.2.13) <ムハンマドの漫画騒動(その3)> (1月(11日)?2月(10日)のHPへの訪問者数は、27263人でした。先月は20953人であり、今までの最高記録は25735人(昨年 […]

ムハンマドの漫画騒動(その2)

太田述正コラム#1078(2006.2.12) <ムハンマドの漫画騒動(その2)>  (本篇は、コラム#1069の続きです。以降、新典拠による。)  その後、事態は更にエスカレートし、恐らくシリア政府の画策の下、ダマスカ […]

日独伊の「民主主義」と米国(その2)

太田述正コラム#1073(2006.2.7) <日独伊の「民主主義」と米国(その2)>  (本篇は、コラム#1051の続きです。) 3 オーレン論考の批判的紹介  (1)始めに  次に、少し、古いのですが、「民主主義国家 […]

ムハンマドの漫画騒動(その1)

太田述正コラム#1069(2006.2.3) <ムハンマドの漫画騒動(その1)>  (北朝鮮情勢とイラン情勢は最近書いたばかりですし、他方、一見大きく動きつつあるように見えるイラク情勢(総選挙の実施)とパレスティナ情勢( […]

解明されつつある人間の秘密(続)

太田述正コラム#1066(2006.1.31) <解明されつつある人間の秘密(続)>  (本篇は、コラム#932の続きです。) 1 人間の交尾期の謎解明さる 動物の中で、人間だけは雄はもとより、雌までも(自分の)交尾期が […]

オフ会の報告(その4)

太田述正コラム#1058(2006.1.24) <オフ会の報告(その4)>  1970年代の後半のことだが、海上自衛隊は、どうして護衛艦が必要なのだ、と野党が真面目に議論を吹きかけてきたら、とてももたないと心配し、有事に […]

オフ会の報告(その3)

太田述正コラム#1057(2006.1.23) <オフ会の報告(その3)>  (7)縄文モード・弥生モード  A氏が、「最近、普段余りお付き合いのない人々と話をする機会があったが、多くが心から日本は軍事力を持たず、戦争は […]

オフ会の報告(その2)

太田述正コラム#1056(2006.1.22) <オフ会の報告(その2)>  (前回のコラムの「てにをは」等を大幅に手を入れて、ブログ、そして本篇上梓と同時にホームページに再掲載しました。)  (3)日本の植民地統治   […]

オフ会の報告(その1)

太田述正コラム#1055(2006.1.22) <オフ会の報告(その1)> 1 始めに  21日のオフ会には、昼過ぎに急に仕事が入って来られなくなった1名を除き、5名が予定通り出席し、一次会(1400過ぎ?1830頃)、 […]

今年中にも対イラン攻撃か

太田述正コラム#1053(2006.1.20) <今年中にも対イラン攻撃か> 1 始めに  2004年10月24日付のコラム(#512)で、イスラエルによる「イランの核関連施設への攻撃必至か」と書きました。 イランが1月 […]

日独伊の「民主主義」と米国(その2)

太田述正コラム#1051(2006.1.19) <日独伊の「民主主義」と米国(その2)>  ドイツ帝国の議会は、大日本帝国憲法(以下、「旧憲法」という)下の日本の議会と違って、行政府が提出した法律の採否を議決するだけで、 […]

日独伊の「民主主義」と米国(その1)

太田述正コラム#1050(2006.1.19) <日独伊の「民主主義」と米国(その1)> 1 始めに  戦前の日本において民主主義が終戦まで機能していた、と拙著に記してからというもの、このことをこのコラムでも(コラム#3 […]

男女比率をめぐる諸問題(その2)

太田述正コラム#1048(2006.1.17) <男女比率をめぐる諸問題(その2)>  (メーリングリスト登録者数は、むしろ目減り気味だというのに、ブログへのアクセス数は、新記録を連日更新している、という不思議な状況が続 […]

男女比率をめぐる諸問題(その1)

太田述正コラム#1047(2006.1.16) <男女比率をめぐる諸問題(その1)>  (21日(土)の私の事務所でのオフ会出席希望者が、依然3?4名にとどまっています。遠慮されずに、手を挙げていただければ幸いです。なお […]

キリスト教と私・・拾遺集(その1)

太田述正コラム#1031(2006.1.5) <キリスト教と私・・拾遺集(その1)>  (1月21日にオフ会を私の事務所で開催しますが、これまで出席するとご連絡いただいた読者の方は三人です。ほかに出席ご希望の方はいらっし […]

ヴェーバーと私

太田述正コラム#1030(2006.1.4) <ヴェーバーと私> 1 始めに  「キリスト教と私」シリーズの中で、マックス・ヴェーバーの説とこの説に対する批判をとりあげましたが、きちんとヴェーバーの説を紹介しておらず、ま […]

キリスト教と私(その8)

太田述正コラム#1029(2006.1.4) <キリスト教と私(その8)>  もうお分かりですね。  スタークの、資本主義(近代)・キリスト教(カトリシズム)起源説の出現は、このところ、プロテスタントの原理主義化と中南米 […]

キリスト教と私(その7)

太田述正コラム#1028(2006.1.3) <キリスト教と私(その7)>  ヴェーバーの説の形成とこの説に対するベルギー・フランス・イタリアの学界の批判を概観することによって、20世紀において欧州が置かれた状況が見えて […]

キリスト教と私(その6)

太田述正コラム#1027(2006.1.2) <キリスト教と私(その6)>  (7)所見  スタークの言っていることに対しては、キリスト教を欧米の興隆の原因とする説について既に行った批判と同じ批判が当てはまります。  た […]

キリスト教と私(その5)

太田述正コラム#1026(2006.1.1) <キリスト教と私(その5)>  スタークは、次のように主張します。  キリスト教の、他の大宗教と比べた特異性は、ローマ皇帝コンスタンティヌス(Constantine)が312 […]

英国の悪人達(その1)

太田述正コラム#1025(2006.1.1) <英国の悪人達(その1)>  (私のホームページの時事コラム欄は、2006年に対応していないことを発見しました。ホスティング会社に是正してもらうまでは、時事コラム欄には掲載で […]