OHTAN.NETOHTAN.NETソーシャルメディアにほんブログ村 政治ブログ 軍事・防衛へ

防衛省OB太田述正ブログ

日本は自分からアメリカの属国をしています

月別: 2007年9月

退行する米国(続x5)(その2)

太田述正コラム#2095(2007.9.30) <退行する米国(続x5)(その2)>  (本篇は、形の上でコラム#2077の続きですが、実態は、コラム#2063の続きです。読者との対話だけで終わってしまったので、例外的に […]

ミャンマー動く(特別編)

太田述正コラム#2093(2007.9.29) <ミャンマー動く(特別編)> 1 始めに  少し、コーヒーブレイクと行きましょう。 2 ミャンマー最後の国王即位のいきさつ  1878年にミャンマーのミンドンミン(Mind […]

ミャンマー動く(続x3)(その1)

太田述正コラム#2091(2007.9.28) <ミャンマー動く(続x3)(その1)> 1 序に代えて・・長井さんの死  9月27日、ヤンゴンで日本人の映像ジャーナリストの長井健司さん(50)がミャンマー軍治安部隊の兵士 […]

銀河英雄伝説:消印所沢通信20

太田述正コラム#2090(2007.9.28) <銀河英雄伝説:消印所沢通信20>  それにしても,世情というものはヒーローに対して,何か 聖人的なものを求める傾向があるようで.  例えば朝青龍の問題も,突き詰めるとそう […]

イスラエル空軍機のシリア攻撃(続x4)

太田述正コラム#2088(2007.9.27) <イスラエル空軍機のシリア攻撃(続x4)> 1 始めに  イスラエル空軍機のシリア攻撃を踏まえて、ブッシュ政権が、本日(9月27日)から北京で再開される6か国協議にいかなる […]

第3の性(その2)

太田述正コラム#2018(2007.8.23) <第3の性(その2)>(2007.9.26公開) 3 ブラジル性転換手術無料化へ  8月15日、ブラジルの連邦裁判官達の委員会(panel)が、政府に対し、性転換手術を一般 […]

福田康夫体制を点検する(その2)

太田述正コラム#2086(2007.9.26) <福田康夫体制を点検する(その2)> 4 内閣  (1)布陣  25日に編成された福田内閣の布陣ですが、17閣僚のうち、安倍改造内閣とポストが変わらない再任は13閣僚にのぼ […]

新悪の枢軸をめぐって(続)

太田述正コラム#2084(2007.9.25) <新悪の枢軸をめぐって(続)> 1 始めに  イランのアフマドネジャド(Mahmoud Ahmadi-Nejad。本稿中では「アフマ」と呼ぶ)大統領が国連総会出席のために訪 […]

第3の性(その1)

太田述正コラム#2016(2007.8.22) <第3の性(その1)>(2007.9.25公開) 1 始めに  情報屋台のコラムニストの一人に性同一性障害者の杉山文野さんがいます。  杉山さんによれば、性同一性障害(Ge […]

福田康夫体制を点検する(その1)

太田述正コラム#2082(2007.9.24) <福田康夫体制を点検する(その1)> 1 始めに  福田康夫氏が自民党総裁・首相に就任する運びになりましたが、彼の率いる体制の布陣を点検してみましょう。 2 総裁・首相   […]

新悪の枢軸をめぐって

太田述正コラム#2080(2007.9.23) <新悪の枢軸をめぐって> 1 始めに  ブッシュ政権は、イラク・イラン・北朝鮮を悪の枢軸と呼びましたが、イラクのフセイン政権打倒後は、シリアがイラクに代わり、シリア・イラン […]

米国リベラルのサルコジ観

太田述正コラム#2014(2007.8.21) <米国リベラルのサルコジ観>(2007.9.23公開) 1 始めに  米国のリベラルがどうサルコジ新仏大統領を見ているか、ご紹介しましょう。  当然、これらは英国の指導層の […]

イスラエル空軍機のシリア攻撃(続x3)

太田述正コラム#2078(2007.9.22) <イスラエル空軍機のシリア攻撃(続x3)>  (本篇は、即時公開します。) 1 始めに  その後の英米のメディアによる、本件の報道内容を、私見を交えつつご紹介しておきましょ […]

死の差別化と交通事故

太田述正コラム#2012(2007.8.20) <死の差別化と交通事故>(2007.9.22公開) 1 始めに  本日、那覇空港で中華航空機の炎上事故がありました。  まだ、数名の行方不明者がいるとされていた段階(実際に […]

自民党総裁選挙(続)

太田述正コラム#2076(2007.9.21) <自民党総裁選挙(続)>  (本篇は即公開します。) 1 始めに  麻生太郎氏と福田康夫氏による総裁選をどう見るべきか、更に考えてみましょう。 2 総裁選をどう見るべきか […]

キリストの骨

太田述正コラム#1675(2007.2.27) <キリストの骨>(2007.9.21公開) 1 始めに  映画「タイタニック」で有名なジェームス・キャメロン監督が、ニューヨークで26日、3月4日にディスカバリーチャネル等 […]

イスラエル空軍機のシリア攻撃(続々)

太田述正コラム#2072(2007.9.19) <イスラエル空軍機のシリア攻撃(続々)>  (本篇は、即時公開します。) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  前回(コラム#2068 […]

パリの暗黒史とフランス

太田述正コラム#1664(2007.2.18) <パリの暗黒史とフランス>(2007.9.19公開) 1 始めに  昨年出版されたパリのロンドン大学分校で教鞭をとる英国人ハッセー(Andrew Hussey)によるPAR […]

米国の相対的衰退

太田述正コラム#2003(2007.8.16) <米国の相対的衰退>(2007.9.18公開) 1 始めに  タイトルを見て、また米国経済の相対的衰退の話かと思われた方が多いかもしれません。  そうではなくて、米国民の平 […]

丸山真男小論(その2)

太田述正コラム#1660(2007.2.15) <丸山真男小論(その2)>(2007.9.17公開) 3 私の丸山批判  (1)丸山の存在の大きさ  丸山真男は、私の東大法学部在籍当時、まだ法学部教授をしていましたが、病 […]

丸山真男小論(その1)

太田述正コラム#1658(2007.2.13) <丸山真男小論(その1)>(2007.9.17公開) 1 始めに  「昭和日本のイデオロギー」シリーズを書くために、大学時代に読んだ丸山真男の本を読み返していて、吉田茂に引 […]

イスラエル空軍機のシリア攻撃(続)

太田述正コラム#2068(2007.9.17) <イスラエル空軍機のシリア攻撃(続)>  (本篇は、即時公開します。) 1 始めに  イスラエル空軍が今月6日にシリア北部で行った空襲のターゲットについて、3つの説があると […]

海自艦艇インド洋派遣問題(その2)

太田述正コラム#2066(2007.9.16) <海自艦艇インド洋派遣問題(その2)>  実は、メルケル首相の本当の発言は、かなりニュアンスが違うのです。  彼女は、「もし日本が国際社会でより大きな役割を果たそうと思って […]

吉田茂小論

太田述正コラム#1651(2007.2.7) <吉田茂小論>(2007.9.16公開) 1 始めに  防大1期生の平間洋一氏が防大教授兼図書館長の時に私は同大学校の総務部長を勤めていたので、掲示板上で同氏の吉田茂邸訪問記 […]

人民網の成長?

太田述正コラム#2001(2007.8.15) <人民網の成長?>(2007.9.15公開) 1 始めに  大体は面白くも何ともない日本語の人民網(人民日報の電子版)ですが、この一両日、結構読ませる記事がいくつか出ました […]

自民党総裁選挙

太田述正コラム#2064(2007.9.15) <自民党総裁選挙>  (本篇は即公開します。) 1 始めに  自民党総裁選挙は、麻生太郎(1940年~)氏と福田康夫(1936年~)氏の一騎打ちということになりました。   […]

海自艦艇インド洋派遣問題(その1)

太田述正コラム#2062(2007.9.14) <海自艦艇インド洋派遣問題(その1)> 1 始めに  読売新聞が9月8、9日の両日実施した世論調査では、テロ対策特別措置法によって海上自衛隊のインド洋派遣を延長し、給油活動 […]

昭和日本のイデオロギー(その6)

太田述正コラム#1648(2007.2.5) <昭和日本のイデオロギー(その6)>(2007.9.14公開)  さて、では、荻生や安藤や本居はどう評価すべきなのでしょうか。  彼らのイデオロギー批判こそ、高く評価すべきだ […]

イスラエル空軍機のシリア攻撃

太田述正コラム#2060(2007.9.13) <イスラエル空軍機のシリア攻撃>  (本篇は、即時公開します。) 1 始めに  イスラエルの空軍機が9月6日、シリア領空内に侵入し、シリア北東部の目標を少なくとも一箇所爆撃 […]

昭和日本のイデオロギー(その5)

太田述正コラム#1647(2007.2.4) <昭和日本のイデオロギー(その5)>(2007.9.13公開)  以上見てきたように、江戸時代の日本は、既に、16~17世紀のアングロサクソン(イギリス)社会並に近代的な社会 […]

安倍首相辞任へ

太田述正コラム#2058(2007.9.12) <安倍首相辞任へ> 1 はじめに  本日午後2時、安倍首相は、次のように述べました。  「・・7月の29日、参議院の選挙が、結果が出たわけですが、大変厳しい結果でございまし […]

昭和日本のイデオロギー(その4)

太田述正コラム#1646(2007.2.3) <昭和日本のイデオロギー(その4)>(2007.9.12公開)  丸山理論の最大の問題点は、彼自身がアングロサクソン音痴であったことに加えて、戦前から戦後にかけての日本史学の […]

退行する米国(その17)

太田述正コラム#2056(2007.9.11) <退行する米国(その17)>  最後は、ブッシュ論ということにならざるをえません。  既にこれまでに何度か(コラム#104、507、509)ブッシュ論を展開してきているとこ […]

昭和日本のイデオロギー(その3)

太田述正コラム#1645(2007.2.2) <昭和日本のイデオロギー(その3)>(2007.9.11公開)  まず、丸山の「近代」認識と学問方法論についてです。  丸山は一高在籍中にユダヤ系ドイツ人のカール・マルクスに […]

退行する米国(その16)

太田述正コラム#2054(2007.9.10) <退行する米国(その16)>  次に、キリスト教原理主義に立脚した自由民主主義をイデオロギーとするファシズムである点についてご説明しましょう。  ウィルソン(Woodrow […]

退行する米国(その15)

太田述正コラム#2052(2007.9.9) <退行する米国(その15)>  かつては、共和党の経済理論は素朴だけれどまっとうなものでした。  財政支出は抑制的であるべきで財政赤字は回避すべきであり、減税には慎重でなけれ […]

原爆投下62年と米国

太田述正コラム#1898(2007.8.8) <原爆投下62年と米国>(2007.9.9公開) 1 始めに  原爆投下62周年を迎えたわけですが、米国の主要メディアが原爆投下をどのように報じているのか、あるいは報じていな […]

退行する米国(その14)

太田述正コラム#2050(2007.9.8) <退行する米国(その14)>  ブッシュが大統領になってから、米国の貧困率は9%上昇し、医療保険に入っていない人の数は12%増加し、実質ベースの中位家計所得は全く伸びていませ […]

中共の欠陥食品問題(続)

太田述正コラム#1892(2007.8.3) <中共の欠陥食品問題(続)>(2007.9.7公開) 1 始めに  少し前に(コラム#1864で)「中共の欠陥食品問題」をとりあげたところですが、その後の米国での議論の一端を […]

過去・現在・未来(続々)

太田述正コラム#2048(2007.9.7) <過去・現在・未来(続々)> <消印所沢>    皆様は太田ブログ/メルマガを他の同種のブログ/メルマガと比べて,どの位置にあるとお考えでしょう?  「○○○というブログより […]

マザー・テレサの悩み

太田述正コラム#2044(2007.9.5) <マザー・テレサの悩み> <太田>  マザー・テレサが、一貫して神の存在に確信が持てず、悩み続けていた、というショッキングな事実が明らかになりました( http://www. […]

退行する米国(その13)

太田述正コラム#2041(2007.9.4) <退行する米国(その13)>  2003年に米国が対イラク戦を始めるにあたって、米議会では、民主党の議員で開戦に反対の議員もいましたが、党として、議会の宣戦決議(米憲法第1条 […]

ダルフールとわが外務省

太田述正コラム#1891(2007.8.2) <ダルフールとわが外務省>(2007.9.4公開) 1 始めに  8月1日、国連安保理はスーダンのダルフール(Darfur) 地方に国連とアフリカ連合(AU=African […]

退行する米国(その12)

太田述正コラム#2039(2007.9.3) <退行する米国(その12)> <補足>  前出のジャクソン英陸軍大将(昨年8月統合参謀総長で退官)の証言を追加しておく。  米国はイラクに関し、軍事ばかりに力を入れて国家建設 […]

奇跡が起こったイラク

太田述正コラム#1889(2007.8.1) <奇跡が起こったイラク>(2007.9.3公開) 1 始めに  悪いニュースばかりだったイラクで二つの奇跡が起こりました。    2 サッカー・アジアカップでのイラク優勝   […]

星亨の主張をめぐって

太田述正コラム#1639(2007.1.27) <星亨の主張をめぐって>(2007.9.2公開)  (光線銃はマイクロ波(microwave)ではなく、ミリ波(millimetre-wave)が使われています(http: […]

退行する米国(その11)

太田述正コラム#2037(2007.9.2) <退行する米国(その11)> 7 補足を兼ねたエピローグ  (1)ブッシュ政権の無能さ  2003年3月の対イラク戦開戦時の英国の統合参謀総長(Chief of the De […]

退行する米国(その10)

太田述正コラム#2035(2007.9.1) <退行する米国(その10)> 七、学者と官僚の統制  ナチスドイツのゲッペルス(Joseph Goebbels)は、反ナチスの学者達を大学から追放した。またナチスドイツは、1 […]