1
管理人 ★
2013/06/30(日) 18:40:40 ID:kanrinin
2
名無しさん@安全保障
2013/07/02(火) 23:58:57 ID:63Hc+pu6
日本って神だなあ。反米の朝日さえアメリカ政府の行動自体についての批判をしない。
属国どころか植民地、傀儡国家の日本。国の前途に希望が持てない。。どこか、日本並みに良い非属国・非植民地の国はないかなあ。ちょっと移住も考えちゃう。
3
globalyst
2013/07/08(月) 19:09:21 ID:KArPsq9Q
4
globalyst
2013/07/08(月) 19:11:44 ID:KArPsq9Q
↑
≫女性の方が男性よりも、本来的には、性により貪欲である、という本を紹介したことを覚えておられるかもしれません。(色々検索をかけたがコラムを発見できなかった。分かった方はご教示願いたい。)≪(コラム#6314(未公開)。太田)
に対するポストです。
5
名無しさん@安全保障
2013/07/11(木) 23:41:21 ID:td+dacoE
6
ミュンヘン
2013/07/17(水) 13:58:12 ID:gi0Pvyfs
第一次世界大戦の起源(その3)を読みました。
>ショーン・マクミーキン(Sean McMeekin)<(注7)>が『The Russian Origins of the First World War』(2011年)で際立たせたところの、ロシアの諸政策と諸行動に対する議論へと導く。 >(注7)彼の経歴は分からなかった。どなたでも、ご教示いただけるとありがたい。 もう、分かっているかもしれませんが、ご参考までに。
http://www.andrewlownie.co.uk/authors/sean-mcmeekin
7
はま
2013/07/29(月) 16:53:38 ID:14I5qPyM
8
globalyst
2013/07/29(月) 17:26:25 ID:xlYfElsA
「日本で嫌韓を煽る呉善花氏、仁川空港で入国拒否・・・」(太田。コラム#6356)
韓国は、まさに、
「 迫害されたという神話が組み立てられると、我々は対話が不可能になるだけではない。対話は望ましくない(undesirable)、ということになってしま」(太田。コラム#6142)っている。
7月28日のオフ会ではお世話になりました。
オフ会の場で「ブログの検索で、#○○○○ と検索欄に入力しても探すブログが見つかりません」、と質問をしておきながら10分後に自己解決した方法です。
太田さんに「広く知識を共有して欲しい」と言われたので、ここに記します。
#を2個重ねて入力した後で番号を入力して下さい
で、上手く行ったと思ったのですが、先ほど確認したところ
・# + 数字 では検索出来ない
・## + 数字 では数字だけが検索対象になる (単に数字の入力と同じ)
と思われます。
結論として、「"#" + "数字"」で検索する方法は未だに不明です。
10
はま
2013/07/31(水) 04:48:20 ID:JKInG3lY
東京大空襲はいいとして、英国がアヘン戦争を教えないのは、やっぱりわざとでしょう?ずるくない?
当時の日本人がヨーロッパまじやばいと思ったのは、アヘン戦争で中国が敗れたからって歴史で習うから、ターニングポイントとなる超重要な事件だったわけだけど、英国にとっては、トリビアな出来事に過ぎず重要ではないってこと?
そうじゃなくて、英国がアヘンを売りまくってたことを隠したいから教えてないんじゃないの?
11
やへがき やくも
2013/07/31(水) 14:06:43 ID:zud10T2c
≫共産党が自衛隊容認に転じさえすりゃ、民主なんていらなくなるんだけどね。≪(コラム#6358。太田)
共産党、期待できますかね。共産党は自衛隊の容認どころか、自衛権のなんたるかも理解できないのですから、わたしとしては期待できかねますね。
国際法上の自衛権行使とは「国内刑法が正当防衛を違法性阻却事由とするのと対応」し、「本来、国際法上違法なものであっても、その違法性が阻却される」ものですから、通常時に違法とされる行為でなければ、これにあたらないわけです。
自衛権(じえいけん)[ 日本大百科全書(小学館) ] [ 執筆者:石本泰雄 ]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E8%87%AA%E8%A1%9B%E6%A8%A9/ ところが、先日の参院選で当選した小池晃氏は産経新聞のインタビューで、自身の主張である「常備軍によらない自衛権」を問はれ、「他国との争いは軍隊によらず外交交渉で解決する、というのが9条の精神だろう」と答へたのです。
【金曜討論】「憲法9条」 佐藤正久氏「国防軍を持つことを明記」、小池晃氏「国民合意で9条を完全実施」+(4/5ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130628/plc13062807550003-n4.htm もとより、外交交渉に違法性はありませんから、こんなものは自衛権をもちだすまでもない。これなら自衛権の否定を明言する方がよほど筋が通る。
党副委員長をつとめる人物がこれですから、共産党が自衛権についてまともに考へたことがあるとは思へません。
12
やへがき やくも
2013/08/02(金) 13:18:42 ID:5Vb15Hnk
共産党小池氏の発言について太田さんが「外交云々は、憲法解釈論ではなく、「憲法の精神」論に過ぎません」(コラム#6362)とおっしゃることの意味がよくわかりません。
小池氏は、憲法解釈や憲法の精神についてではなく、「常備軍によらない自衛権」について訊かれたのです。自衛権は国際法上の概念ですから、その解釈は憲法と無関係になりたつはずです。
もし、小池氏が憲法の精神をかたったのなら、「常備軍によらない自衛権」について考へがないのか、あっても言へない事情があるのかといふことでせう。常備軍=自衛隊によらない自衛権といふことなら、元外務官僚浅井氏の様に人民に武装させるつもりかもしれませんね。
ついでですが、太田さんがお示しになった浅井氏のウェブサイトには「個人の正当防衛の権利には他者を守るという意味は含まれません」とあって、これもまた頭痛を催させますね。
13
岩国
2013/08/03(土) 15:54:25 ID:dYaaexdA
7月28日のオフ会ではお世話になりました。
「検証 官邸のイラク戦争」柳澤 協二著(元防衛審議官)を読んでいます。
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幹事殿 次回オフ会も参加しますので、よろしくお願いします。
今回のオフ会場で
ホームページでは「太田述正の会」と言えば分かるとありましたが
会場に記載が無かったので、同行の幹部候補生2名は席を探す時間が
無く帰隊時間が迫っていたので参加を断念して帰ってしまい後日非常に
残念がっていました。次回はオフ会明示を入口にお願いします。
********************************************************
14
やへがき やくも
2013/08/03(土) 18:17:09 ID:LOQ6wK8+
15
名無しさん@安全保障
2013/08/06(火) 20:31:15 ID:qwCCgnpU
安倍は限定的解釈変更でお茶を濁すんですね。
結局日本が独立するには、アメリカが完全に衰退するしかないんですよ。
私はそれまで気長に待ちます。
16
nhan
2013/08/06(火) 22:58:04 ID:PgzQVXRM
17
はま
2013/08/09(金) 22:12:00 ID:emQcqNXs
>JFKもジャクリーンもカトリックであり、不倫も離婚もご法度だろ。
>エセ信者夫妻め。
そうおっしゃるけど、そのくらいゆるい信者で、原理主義ではない方がずっと好ましいんではないですか。
カトリックにはそういうゆるい信者がいっぱいいるように思います。なんとなくカトリックみたいな。慣習として。
福音主義などプロテスタント系の場合はそうはいかないでしょう。聖書をなんとしても読み込まないといけませんからね。
18
はま
2013/08/10(土) 21:56:54 ID:w7GsuKho
19
はま
2013/08/13(火) 08:54:45 ID:+jbzhSw2
> 私のささやかな経験(コラム#6149)からしても、楽天が人間主義的経営をしているとは到底思えません。
目標とする主義と、実際の達成度とは、全く別の話ではないですか。混ぜこぜにするのは間違っていると思います。
100%の達成度ということはありえないわけですし。
イギリスは個人主義ですが、貫徹できないから時々、人間主義的なこともするのでしょう。
日本も人間主義といっても、集団的自衛権を放棄して、自分の国の中さえよければいいという個人主義的なことを何十年もやってきてるわけですし。
女性は人間主義的といっても、恐ろしく個人主義の女の人も、見つけるのに苦労なんてしませんし。
20
マサキ
2013/08/16(金) 05:15:11 ID:ac5p7mh+
こんにちは
スレ違いであればゴメンナサイ
「安全保障論」とはどんなことを勉強するのでしょうか?
「軍事」とは違うのでしょうか?
また「安全保障論」とは他の分野とあわせて勉強するものでしょうか?
「国際政治学」とかの知識がないと無駄になるのでしょうか?
僕は「国際文化」と「安全保障論」を勉強する予定です
「国際文化」とはある地域の歴史・文学・文化です
なんだかハテナが多くなってしまいましたが、よろしくお願いします
21
マサキ
2013/08/16(金) 05:18:00 ID:ac5p7mh+
さっき書き込んだ者です
挨拶をしていませんでした
お話の途中、失礼します
オッチョコチョイですみません。。。
22
はま
2013/08/24(土) 19:26:13 ID:tNrBJ7Ao
宗教的であることと霊的であることの違いと、原理主義であることの関連がわかりにくいのですが。
キリスト教の具体例でいうと、
宗教的であるとは、ミサに毎週通うなど、社交的で外面的にわかる信仰をしているということでしょうか。
そうであるなら、霊的であるとは、内的な信仰を持っていて、外からわかるような儀礼などには参加しないが、個人的に神は信じているというようなあり方になります。
また、霊的な人々は、本をむやみやたらと買って読む傾向にあるようです。
http://www.religiondispatches.org/archive/politics/6547/a_history_of_the_unaffiliated%3A_how_the_%1Cspiritual_not_religious%1D_gospel_has_spread/ Since the 1920s, when the major New York trade presses first started offering nonsectarian religious books in significant numbers, books have been the most important conduit for spreading the “spiritual but not religious” gospel.
原理主義は、ウィキペディアの説明にありますが、「現実を無視して特定の原理原則に固執する考え方」なので、聖書の方が正しくて現実が間違っていると考えるような徹底した原典主義であり、聖書などからうかがい知れる基本・根本回帰が特徴です。
「書かれたもの」の解釈学を中心にするような信仰が原理主義と呼ばれるべきであるなら、霊的な方(リベラル・主流派・民主党)の人たちがそうであって、宗教的な方(福音派・共和党)ではないのではないですか。
23
globalyst
2013/08/26(月) 15:59:42 ID:3Jhr4iO2
24
TU
2013/08/30(金) 21:35:46 ID:Duz2kKJw
25
はま
2013/09/02(月) 01:16:24 ID:0ixPohOE
質問にお返事くださってありがとうございます。
けれども「霊的だけれど宗教的ではない」現象があると、#6361のコラムに引用された記事にありますから、
「spiritualな人は各種宗教本をあれこれやたら読むreligiousな人であるのに対し、
fundamentalisticな人は宗教 の本は基本的に聖書しか読まないreligiousな人だ」というお答えでは矛盾してしまいます。
26
太田述正
2013/09/02(月) 07:25:32 ID:FNsDvO12
コラム#6361(における引用)をきちんと読んでおられないようですね。
「保守的なキリスト教信者は、「こんなものは宗教ではないと考えるかもしれない」<が、>・・・宗教というものは、信じがたいほど様々な形態をとって立ち現われるもの」」である、とご理解ください。
このセンテンスのココロは、「霊的だけれど宗教的ではない」ものも実は「リベラル的宗教(liberal religion)」(同じコラムでその少し前に引用されています)なんだよ、ということです。
あなたは、そんな見解は受け入れられない、とおっしゃっているわけですが、それを私に対して言われても困ります。
なお、私とやりとりをされる場合は、もう少し、タイミングを失せずにやっていただいた方が、第三者たる読者がフォローし易いと思いますよ。
27
にしや
2013/09/06(金) 19:03:55 ID:6cfKfvP+
有料コラム<日支戦争をどう見るか>を超初心者の私が理解するため予備知識として最低限読むべきコラムをご教示いただけませんでしょうか。
28
べじたん
2013/09/08(日) 07:25:22 ID:Agdb2nFY
29
太田述正
2013/09/08(日) 09:34:41 ID:wa47e8q6
ざっと拝見。
大変よくできてますが、人間主義論と双極性障害論が抜けてますね。
人間主義に至っては、確か、ずっと前から工事中が続いてますねえ。
・・と気楽な稼業チックにケチつけてスンマヘン。
30
太田述正
2013/09/08(日) 09:40:37 ID:wa47e8q6
ああ、そういえば、双極性障害論と日支戦争論とを結びつけたコラム、いや、そもそも、双極性障害論に係る最新コラムもですが、どちらもまだ公開してないんでしたね。
(未公開コラムは太田FAQに載らない。)
31
はま
2013/09/08(日) 17:17:35 ID:cMXG74NM
#6426でのお返事を掲示板の方にも書き込んでいただきましてありがとうございました。
夏休みが終わって、太田さんのコラムを読んだり考えたりする時間が極端に減ってしまいましたので、なかなかテンポよくお返事できなくて申し訳なく思っております。
「霊的だけれど宗教的ではない」宗教(=リベラル宗教)と考えればよいとのことで、それでしたら納得です。
たとえばヨガに熱心な人などがリベラル宗教の信者ということですね。
これが「宗教的ではない」という理由は、カトリックにもプロテスタントにも似ていないからでしょうか???と考えだすとまたわけがわからなくなりそうですが、太田さんに尋ねる筋合いの話ではないかもしれませんね。
32
はま
2013/09/08(日) 17:30:26 ID:cMXG74NM
コラム#6419で、金持ちたちが慈善をあんまりしなくなったというのを読んで、アイン・ランドの信奉者たちのことを思い出しました。
彼らもリベラル宗教の信者になるのではないですか。
金持ちたちは世俗化しているのではなくて、単にリベラル宗教の教義に忠実なだけではないでしょうか。
33
にしや
2013/09/10(火) 23:04:13 ID:LGAO+IeU
べじたんさん 分類してくれてありがとうございます。
後は私の学力次第ですね。(私の学力は正直かなり危ういので...)
なんとか精進してみます。
34
はま
2013/09/21(土) 03:44:03 ID:zzlQASAw
コラム#6440でのお返事ありがとうございました。
アイン・ランドの信奉者たちは共和党系が多いのですね。ティーパーティの人たちがそうなのでしょうか。
ということは、十分におぞましいほど個人主義的なアイン・ランド信奉者でも、最近の太田さんの考えでは、まだ民主党リベラル系の人たちよりましということですか。あまりにも低レベルな国ですね、アメリカは。
35
はま
2013/09/21(土) 03:48:21 ID:zzlQASAw
コラム#6463で、イギリスには宗教改革がなかったとおっしゃっていましたが、ピューリタンが出現して、ピューリタン革命の中心的役割を果たしたほどに勢力を誇ったことは、どうお考えですか。
36
名無し
2013/10/26(土) 13:43:47 ID:rru6q37Y
37
名無しさん@安全保障
2013/10/26(土) 22:57:40 ID:mgZ7ScYU
>前にどんなこと言ったか忘れちゃったけど、米国はどんどん引いて行くから、北朝鮮に併合されたくなきゃ、いずれは親日に転じざるをえないさ。 どういうわけか、韓国のお偉いさんの本音はさんざん反日をしながら、最後は日本に助けてもらえるという「甘えの構造」があるらしいです↓
韓国トップたちの怪しい「世界観」
http://blogos.com/article/72370/
38
岩国太郎
2013/11/04(月) 11:25:37 ID:Sp8BOMW6
>来年1月末〜2月初くらいに、(初めて)福岡でオフ会を
>開催する運びとなりました。
>SKさん、Chaseさん、どうぞよろしく。
参加させてください。
39
名無しさん@安全保障
2013/11/07(木) 18:48:14 ID:c12IyyAr
私は大田述正さんとは根本的に立場が違いますが、「もし米国の政治改革をするなら?」ということを議論したいと思います。
私は次のようなことを提案します。
海外に駐留する軍をすべて即時完全撤退。
Cuba, 朝鮮敵視政策の廃止。
台湾関係法廃止、台湾を中華人民共和国の不可分の領土と認める。
"Israel"の国家承認の取り消し、すべての援助廃止。
Iraq侵略戦争の損害を賠償。
Hawaii州、および州になっていない海外領土すべての独立。
Alaska州をCanadaに売却。
大統領制の廃止、全国一区比例代表制の一院制により選ばれた首相による議院内閣制。
大きすぎる州(CA)を南北に分割。
首都をNew Yorkに移転。
このようなことが考えられます。みなさんの意見をお聞きしたいです。
40
陳
2013/11/09(土) 00:48:37 ID:6SCh/X4V
太田述正コラム#6560(2013.11.8)
<皆さんとディスカッション(続x2076)>
チベットの自治権獲得を戦争(暴力)抜きで達成しようとしているダライ・ラマは、
あえて言うが、エセ仏教徒だと思っとるよ。
http://blog.ohtan.net/archives/52187888.html 仏教は帰依心=信仰を重視するキリスト教、ユダヤ教の伝統と違って、全ての執着心を無くさせることで
人を迷いの世界から済度するから、自分がチベット人であるという考えや、チベット文化というものへの愛着すら、
実は取り除くべき執着心なのである。また、自分の命への執着すら仏に至る道の妨げである。
こう考えると、あらゆる正教で殉教者と呼ばれる人が、なぜ天国に行けると説かれているのかがよく解る。
チベットの集団無意識の世界を主宰しているアバターであるダライラマのやっていることは正にそのことで、
それを口に出して言えないだけなのだ。
彼は中共を話し合いの相手として認めることで、世俗政治的に言えばチベットの独立を放棄し、
中共にチベット民族・文化を破壊させ続けている。これは現世の政治家としては最低の行為なのだが、
菩薩としては実に正しい行為であると言える。なぜなら、中国人がチベット人を殺害したら、その殺された人は
生命への執着から解放され、即座にチベット仏教の天国世界に済度されるからである。
中国がチベット文化を破壊したり、チベット族を混血・断種によって絶滅させようとしても同じことだ。
チベット人はチベット文化への愛着心から解放され、迷い・苦しみの世界に生まれる人の数も少なくなるからである。
彼がこれを口に出したら、現実世界の限られた思考でしか物事を判断できない人間で、
ダライラマを尊敬できる人など一人もいなくなるであろう。
41
太田述正
2013/11/09(土) 12:01:34 ID:3SWpcM3i
18世紀以降、ダライラマは、清のチベット代官かチベットの修道院連合か、或いはその双方、の傀儡であり、一人を除いてそのどちらかによって殺害されたと考えられている。
ダライラマがチベットの絶対的元首になったのは先代の第13世ダライラマの時だ。
彼はチベットの近代化に努めたのだが、宗政一致のアナクロニズムの下で近代化がなるわけがなかった。
現在の第14世ダライラマが元首の座に就いたのは1950年だが、彼は、先代の愚行を継承したことになる。
その瞬間から、彼は元首の座から降りるか、さもなくば、絶対的元首たる政治家として生きるのか宗教家として象徴的元首として生きるのかの決断を迫られた。
彼は、愚かにも、絶対的元首たる政治家として生きることを選んだ。
彼が最初にやったことは、チベットの中共併合の受け容れだ(1951年)。
(続く)
42
太田述正
2013/11/09(土) 12:04:09 ID:3SWpcM3i
1959年には、チベット人が中共に対して叛乱を起こしたが、彼は命が惜しくてインドに逃亡した。
彼は、チベット亡命政府の絶対的元首として、1960年代において、(対中ゲリラ活動開始を期待した)CIAから毎年170万ドルを受け取ったが、何もしなかった。
そして、1980年代末には、チベットの独立を諦め、高度の自治の実現へと亡命政府の戦略目標を切り下げた。
そして、2001年に、ようやく、彼は、自ら象徴的元首の地位に退き、現在に至っている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Dalai_Lama 仏教徒が政治家であってももちろんかまわないが、政治家は結果責任だ。
(続く)
43
太田述正
2013/11/09(土) 12:08:40 ID:3SWpcM3i
彼が政治家であった1950〜2001年の間、キミも指摘するように、チベットは独立も自治の獲得もできなかったどころか、中共におけるチベット人の境遇は一層惨めなものとなった。
だから、彼は政治家としては失格だ。
これには、彼が非暴力主義に執着したことが大いにあずかっている、とボクは考えている。
そもそも、仏教は、座禅等の方法で、人をその生来的な人間主義性に目覚めさせようとするところの、他に例のない「宗教」だが、この一点を除き、その他のことで仏教経典に書いてあることは、極端なことを言えば、どうでもいいことだ。
さて、人間主義とは、ユニークな個性を持ち言動を行う存在である個々の人が、だからこそ、互いに他人に対し、(自分の個性や言動を押し付けることなく、)思いやりをもって接する、というものだ。
(続く)
44
太田述正
2013/11/09(土) 12:11:18 ID:3SWpcM3i
当然のことながら、自分のユニークな個性を発揮し、言動の自由を確保しようとすることは執着ではない。
従ってまた、そのような人が、自発的に他の人々と地縁的或いは文化的共同体を形成することも執着ではない。
自分自身や自分が所属する共同体を守るためには、(無益な殺傷を慎むべきは当然だが、)暴力を行使する以外に手段のない場合もあるだろう。
このような暴力まで否定したら、人間主義、ひいては仏教が成り立たなくなってしまう。
こういうわけで、ボクは、非暴力主義に執着する現ダライラマは人間主義者ではない、すなわち仏教徒ではない、言ったのだ。
(続く)
45
太田述正
2013/11/09(土) 12:14:21 ID:3SWpcM3i
(参考)
1 「ガンジー自身は非暴力主義者ではあったが、非戦主義者ではなかった。なぜなら、ガンジーは第1次世界大戦のおりインド各地をまわって若者たちにイギリス本国とともに戦うよう兵役志願を呼びかけたのである。
その目的はイギリスに協力することで、インドの独立を図ることにあった。
つまりガンジーにおいても非暴力主義と非戦主義は異なるのである。他方非戦主義は国家の武力行使そのものを否定するが、個人の暴力を否定するものではない。
カントの『永遠平和のために』で一読了解できる。
カントは徴兵に基づく常備軍を否定し、国家間の戦争を否定した。その意味ではカントは非戦主義である。
その一方で、カントは有事の際に個人の意志に基づき侵略者と戦う民兵は肯定した。
つまりカントは非戦主義者ではあるが非暴力主義者ではない。」
http://mhe00465.cocolog-nifty.com/meguro/2012/03/post-84f6.html (続く)
46
太田述正
2013/11/09(土) 14:29:54 ID:3SWpcM3i
→筆者の概念の遊びに惑わされなければ、要するに、政治家たるガンディーも、
実践倫理を説く哲学者たるカントも、非暴力主義者ではなかった、
いや、非暴力主義者ではありえない、ということ。
(なお、ガンディーの「非暴力主義」がインド独立をもたらしたわけではないことに注意。)(太田)
2「 フランスの仏教研究者ポール・ドミエヴィルは1957年「仏教と戦争――殺生戒の根本問題――」・・・の中で、大乗仏教徒が、いかにして不殺生戒を無効にして、
殺人を正当化する論理を形成したか(ドミエヴィル p. 58-59)、
またいかにして実際に仏教徒たちが特殊な仏教思想の下で積極的に戦闘行為を行ったかを概説している。
彼が指摘した事例には、中国や日本における下層民の宗教的反乱も含まれている。
(同 p. 63-64, p. 74)
絶対的平和主義の立場から、これらの暴力的反乱を、殺生禁断という観点で非難することは容易なことであろう。
(続く)
47
太田述正
2013/11/09(土) 14:32:26 ID:3SWpcM3i
しかし不殺生戒を第一義的な遵守規定と見なし、抑圧された人々が自己の現世的救済を求めて仏教的思想の下で戦闘行為をすることを一概に否定するならば、
仏教は結果的に体制側の暴力を容認し続ける体制擁護の宗教でしかないと社会的政治的脈絡の中で判断されてしまうだろう。」
http://hw001.spaaqs.ne.jp/miya33x/paper7-1.html →殆んどの宗教は非暴力主義を掲げるが、いかなる宗教であれ、非暴力主義を貫徹することは不可能である、ということ。
非暴力主義の貫徹にこだわれば、「宗教」である仏教、より限定的にはチベット仏教は、早晩、亡びてしまうこととなろう。(太田)
48
名無しさん@安全保障
2013/11/09(土) 22:35:11 ID:khfFRA3n
49
名無しさん@安全保障
2013/11/27(水) 00:53:42 ID:1x4eGjHv
50
岩国太郎
2013/11/27(水) 19:22:27 ID:l3eTIfrf
福岡オフ会参加します。
偶然ですが1月25日は小生の誕生日ですがオフ会開催は
ビッグなプレゼントです。
幹事様ありがとうございます。
51
名無しさん@安全保障
2013/11/27(水) 22:53:42 ID:K7SUWvmx
福岡のオフ会参加したいと考えています。
(福岡に来ていただけるとは!)
参加希望は(当日の飛び入り参加の例もあるようですが)
大体いつ頃までを目安に表明する必要があるでしょうか?
53
名無しさん@安全保障
2013/12/01(日) 19:29:01 ID:/Q4eYF3W
54
名無しさん@安全保障
2013/12/01(日) 20:18:18 ID:/Q4eYF3W
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名無しさん@安全保障
2013/12/10(火) 11:02:16 ID:4seYMwv5
児童ポルノも非犯罪化してくれ
福岡オフ迄に読んでいた方がいいコラムは
(最近のは別として)ありますか?
主題があるなら少しはなぞって行きたいのです。
57
やへがき やくも
2013/12/14(土) 11:09:14 ID:RYhxSRSY
58
やへがき やくも
2013/12/14(土) 11:10:10 ID:RYhxSRSY
こんな感じなんだけど、とりわけ目を引いたのは柴田勝征教授 (福岡大学理学部) のエッセイ。 NHK テレビの古典芸能番組で専門家のこんな解説があったと。
「『踊り』と『舞い』の違いは、しばしば縄文式土器と弥生式土器の違いに例えられます。『踊り』は自由奔放な動きを重視し、『舞い』は symmmetry などの秩序だった形式美を重んじる、という特徴があるからです」
http://www1.rsp.fukuoka-u.ac.jp/kototoi/1998_7j.html#97go 「「舞い」と「踊り」はどう違う?」
「舞ひと踊り」の相違が「弥生式土器と縄文式土器」の相違に比するものなら、「日本舞踊」を「弥生モードと縄文モード」で語れるかもしれん。
59
やへがき やくも
2013/12/16(月) 08:26:25 ID:2gOdymZj
≫私は鑑賞用の舞踊(ダンス)を問題にしている≪(コラム#6634。太田)
歌舞伎舞踊の派生である狭義の日本舞踊 (もちろん、観賞用) でもこんな解説がありますよ。
「「初めて日本舞踊を見ました」という方は、よく「日本舞踊って、こんなに動きの激しいものもあるんですね」とおっしゃいます。そうなんです。日本舞踊には靜もあれば動もあり、動の踊りはスポーツ並み」
http://www.fukinokai.com/faq.html 「日本舞踊Q&A」「ふきの会」坂東流日本舞踊 坂東冨起子
歌舞伎舞踊はその名の通り歌舞伎の演目である舞踊ですから、舞台上で踊ります。一方、上方舞は座敷の舞踊です。
「劇場舞踊である歌舞伎舞踊が躍動的であるのに対し、室内舞踊として発達した上方舞は静的」
「舞台芸術として発達した江戸の「踊」と異なり、<上方舞は、>埃を立てぬよう、半畳間でも舞えるよう工夫されて生まれた座敷のための「舞」であ<る>」
http://www.nihonjiten.com/monogatari/data_7.html 「上方舞」日本辞典
演ずる場所が舞台か座敷かで異なる発達をした様です。
60
名無しさん@安全保障
2013/12/16(月) 20:49:41 ID:y+/yhu3R
日本属国論について疑問が2点。
1,新日米安保条約も、アメリカが他の国と結んでいる相互防衛条約も(米比相互防衛条約、米韓相互防衛条約)も一定地域における相互の防衛義務を課しています。
新日米安保条約なら「日本国の施政下にある領域」で上記の2条約では「大西洋地域」。実質的な話はともかくとして、形式的には新日米安保条約は保護条約ではないのでは?
2,新日米安保条約によって、日本は米国による安全保障というメリットを一方的に引き出しています。つまり、同条約は日本に有利な条約といえると思います。通常、宗主国が属国を食い物にするイメージありますのでこの状況には違和感を覚えます。
61
60
2013/12/17(火) 19:06:54 ID:0r/6bAJV
回答ありがとうございました。
依然腑に落ちないのは、「形式的に(国際法的に)」保護国であるのかどうかです。
「新日米安保条約は、適用領域こそ米比相互防衛条約などよりは限定されているものの)相互の防衛義務がある」
と反論されるとよく分からなくなってしまうのです。
実質的には保護国だとは思いますが、形式的には条約の体裁は双務的ではありませんか?
また、#4149において引用されている、David A.Lakeによる保護国の定義
「保護国関係においては、政治主体Bは別の政治主体AにBの安全保障政策に関する権限を譲渡している。
言い換えれば、外部からの暴力によるBの危険性を減じるためにBが行うかもしれない全ての行為に関してAが完全な権限を持つ。
以上のような、極端な権限関係は滅多に見られないことから、私は、Bがとる可能性がある安全保障行為の大部分(全てではない)に関する権限をAが行使するという安全保障的位階制の意味で、保護国という用語を使うことにする。」(邦訳はべじたんさん)
も、日本と米国との関係に完全に当てはまるのか判断がつきません。感覚では当てはまるだろうなとは思うものの、厳密な国際法上の議論の上ではどうなるのか…
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60
2013/12/19(木) 12:21:57 ID:JFpFEtfU
>韓比の場合は、(太平洋地域・・ハワイ等・・に限定されてはいるものの)米国を守る(defend)というサービスを提供してくれるから米国も韓比それぞれを守るというサービスを提供しますよ、ということが分かるタイトルになっているのです。(#6638。太田)
米国が日本に対し、曖昧ながらもサービスらしきものを提供する以上は、日本もその見返りに何らかのサービスを米国に提供しなければならないはずです。
それが安保条約第6条が規定する、在日米軍基地の提供です。(#6638。太田)
韓比の場合、(太平洋地域において)米国を守るというサービスを条文で規定しているため(ある地域における相互防衛義務を規定しているため)、形式的に対等な国家関係であるということですよね?
日本の場合もある地域(日本国の施政下における領域)における相互防衛義務を課しているという意味においては、少なくとも形式的には対等ではないのでしょうか。
もちろん実質的には日本が提供するサービスが少なすぎるため、在日米軍基地の提供でサービスの量を補っている、と理解しています。
つまり、日本は実質的保護国ではあるものの、形式的保護国ではないのではないでしょうか?
63
60
2013/12/19(木) 12:24:52 ID:kK7acnqB
もうひとつ質問させて下さい。
日本が提供するサービス…在日米軍基地提供
米国が提供するサービス…日本国の施政下における領域の防衛
これらは釣り合っているのでしょうか?私には米国の負担がより大きく思えます。つまり、新日米安保条約は日本に有利な条約ということでしょうか。保護国が、宗主国相手に有利な条約を結ぶということはよくあることなのでしょうか。
64
岩国太郎
2013/12/20(金) 20:37:28 ID:q2USdCUq
本日福岡オフ会申し込みました。
65
60
2013/12/21(土) 15:16:06 ID:QjKVCQRV
≫「もうひとつ質問させて下さい」の前と後とで、あなたの行っていることが矛盾していることに気が付きませんか?≪(コラム#6644。太田)
「前」においては形式的には平等、つまりサービスの量が釣り合っていると言っておきながら、「後」においては米国の負担(米国が提供するサービス)の方が大きい、と言っていることでしょうか?
お答えありがとうございました。目から鱗が落ちた気分です。
ところで、今さらですが自分は「法的に」の意味がよく分かっていないのかもしれません。
「締結している条約や自国の憲法の条文において明確に規定されている」という意味だと思っていますが、これがいけないのかもしれません。
太田さんの「法的に」の意味するところについて教えていただけたら嬉しいです。
≫だから米国も日本の防衛という軍事サービスは提供しないととしているわけだが≪(コラム#6644。太田)
これはどういう意味なのでしょうか。新日米安保条約第五条は、米国による日本の防衛というサービスを意味しているのではないのですか?
≫なお、ひょっとして、あなた、例えば親の親権の下にある子供・・行為能力に様々な制限がある・・が、法的に、親と対等でありうる、親に必ずしも従属していない、と考えておられませんか?≪(コラム#6644。太田)
そうは考えていませんが、法的に従属しているという根拠を明確に示せないので、そう断定することに躊躇している状況です。
福岡オフ会につきましては、居住地が遠方のため残念ながら欠席させて頂きます。また機会がありましたら是非参加します。
66
60 ◆tERKyMAz2o
2013/12/22(日) 22:58:52 ID:fYkFIStL
矛盾点について、お答えありがとうございます。ようやく分かってきた気がします。(多分)
恐縮ながら#6638に基づいて再質問させてください。
≪韓比の場合は、(太平洋地域・・ハワイ等・・に限定されてはいるものの)米国を守る(defend)というサービスを提供してくれるから米国も韓比それぞれを守るというサービスを提供しますよ、ということが分かるタイトルになっているのです。
ところが、日本の場合、一切米国は守らない・・日本の領域内に所在する米軍等は、日本の領域内に所在するあらゆる他の外国人同様、本来、日本が守るべきも のです・・ことから、
米国も日本は守るというサービスは提供しませんよ、ということが分かるように、「協力」とか「安全保障」という、曖昧な言葉(サービ ス内容)を使ったタイトルになっているのです。
それでも、米国が日本に対し、曖昧ながらもサービスらしきものを提供する・・・≫(コラム#6638。太田)
≪ もうひとつ質問させて下さい」の前では、「日本が提供するサービス」=「在日米軍の防衛」で、それが「米国が提供するサービス」と「釣り合っている」と言 いながら、
「もうひとつ質問させて下さい」の後では、「日本が提供するサービス」=「在日米軍基地提供」に変わってしまっているのが矛盾なんです よ。・・・≫(コラム#6648。太田)
以上を総合すると
日本が提供するサービス…在日米軍の防衛、在日米軍基地提供
米国が提供するサービス…「協力」や「安全保障」といった曖昧なもの
ということでよろしいでしょうか?
依 然、なぜ米国が提供するサービスに日本の施政下における領域の防衛が入っていないのかが分かりません…新日米安保条約第五条により
日本は在日米軍を防衛す る義務(サービス)を負っているのなら、たとえ条約名に「相互防衛」の言葉がなくとも米国もまた日本の施政下における領域を防衛する義務を負わないのでしょ うか?
67
60 ◆tERKyMAz2o
2013/12/22(日) 23:00:41 ID:fYkFIStL
また、≪日本の領域内に所在する米軍等は、日本の領域内に所在するあらゆる他の外国人同様、本来、日本が守るべきものです≫(コラム#6638。太田)
について、もし典拠があればお教え頂ければ幸いです。
≪ ところで、あなたは、あなたは、コラム#6632で福岡オフ会に出席希望がある旨を述べ、コラム#6602でChaseさんがそれを謝意表明とともにコン ファームしたところ、
あなたは更にコラム#6600で、出席するまでに読んでおくべきコラムをお尋ねになったというのに、「遠方のため」ご「欠席」とは、 まことに残念ですねえ。≫(コラム#6648。太田)
一体何のことかとびっくりしました。が、謎はすぐ解けました。
「コラム#6632で福岡オフ会に出席希望がある旨を述べ」た方と私は別人です!
私 もその方も、名前欄に何も入力しなかったため掲示板(www.ohtan.net/board/test/read.cgi/bbs/1374487562/)においてデフォルトで設定してある「名無しさん@安全保障」
というニックネームとなっています。(私の方は途中から60と入力 していますが)その方はレス番号52,58の方で、私は60〜63,65,66ですね。
68
60
2013/12/24(火) 12:20:56 ID:BYeY1T9o
お答えありがとうございます。
≪日米安保条約に基づいて日本が米国に提供するサービスは、「在日米軍」に係る「協力」や「安全保障」といった曖昧なもの、ですよ。≫(コラム#6650。太田)
基本的な勘違いをしていました。
第五条
「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宜言{宜はママ}する。」
を義務だと思っていましたが、そうではないのですね。
領域防衛義務についても分かりやすい説明ありがとうございます。
典拠を求めたのは、これらのようなことを自分で勉強する際に何を参照すればいいのか知りたかったからなのです。太田さんのバックグラウンドから言って、英語文献なのでしょうが…
69
60
2013/12/24(火) 14:24:24 ID:eRLgiCTm
70
60
2013/12/24(火) 14:25:19 ID:aT0qltd+
もうちょっと質問を続けさせてください。2つありまして、まず1つ目は、
≪米国は、日米安保条約に基づき、日本に対し、軍事的保護(=防衛)というサービスこそ提供してはいないものの、外交的保護というサービスは提供しているので、日本はれっきとした米国の保護国(属国)なのです。≫(コラム#6648。太田)
この「外交的保護」とは何を指すのでしょうか?
2つ目は、
米州相互援助条約(The Inter-American Treaty of Reciprocal Assistance)
第三条において、
「米州の一国に対するいかなる国への武力攻撃も米州の一切の国への攻撃とみなされる」。したがって、締結国の各々は、「国際連合憲章第五十一条によって認められている個別的または集団的な固有の自衛権を行使」することが規定されている。
久保文明編(2013)『アメリカにとって同盟とはなにか』(中央公論新社)p.281より
この条約も新日米安保条約と同じく、「相互防衛条約」といったタイトルがつけられていません。しかし、実際には新日米安保条約とは違って相互防衛義務を定めているように思えます。では、なぜこのようなタイトルになっているのですか?
宜しくお願い致します。
71
名無しさん@安全保障
2013/12/27(金) 03:39:08 ID:S2KLKiiP
2chのスレが見つけられない。。
>安倍首相は、中共当局の敷いたレールを走らされてるだけだからだ
だからアメリカは、中国に踊らされる安部を叱咤して「失望している」とコメントだしたんじゃないんですか?
太田さんのいいたいことがよくわかりません。
「キャプテン・フィリップス」は私もみました。
素朴に軍隊ってほんと必要だなーと思いました。
太田ブログ読者にはおすすめ。
72
名無しさん@安全保障
2013/12/27(金) 20:18:37 ID:j6eiiCIs
日本=長州
中国=薩摩
米国=幕府
韓国=会津
と考えると、今後の動きが読めるのではないかと。
73
60 ◆tERKyMAz2o
2013/12/29(日) 13:14:34 ID:oA09/vAo
コラム#6652においてお答え頂きありがとうございました。
》 この「外交的保護」とは何を指すのでしょうか?《(コラム#6652。60)
》「協力」と「安全保障<の提供>」です。
「安全保障<の提供>」の方法には「外交」と「軍事」が含まれますが、「軍事」抜きでももちろんかまわないわけです。《(コラム#6652。太田)
具体的にはどのような「協力」や「安全保障<の提供>」があるのですか?
新しい疑問が3つ浮かびましたのでお答え頂けたら幸いです。
ANZUS条約(オーストラリア,ニュー・ジーランド及びアメリカ合衆国の間の三国安全保障条約)
第四条
各締約国は、太平洋地域におけるいずれかの締約国に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、
自国の憲法上の手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。(
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19510901.T1J.html)
北大西洋条約
第五条
締約国は、ヨーロッパ又は北アメリカにおける一又は二以上の締約国に対する武力攻撃を全締約国に対する攻撃とみなすことに同意する。
したがつて、締約国 は、そのような武力攻撃が行われたときは、各締約国が、国際連合憲章第五十一条の規定によつて認められている個別的又は集団的自衛権を行使して、北大西洋 地域の安全を回復し及び維持するためにその必要と認める行動(兵力の使用を含む。)
を個別的に及び他の締約国と共同して直ちに執ることにより、その攻撃を 受けた締約国を援助することに同意する。 (後略)
(
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19490404.T1J.html)
74
60 ◆tERKyMAz2o
2013/12/29(日) 13:15:15 ID:oA09/vAo
ANZUS条約では発動要件が「自国の憲法上の手続きに従つて」となっており、北大西洋条約では「そのような武力攻撃が行われたときは、(略)直ちに執る」となっている。
》日米安保に基づく「協力」や「安全保障」ですら、「自国の憲法上の手続に従つて」行われるわけですから、米議会が反対すれば、大統領はできないのですから、米国は何の義務も法的には日本に負っていません。《(コラム#6652。太田)
ということだから、ANZUS条約は(新日米安保条約や米比相互防衛条約、米韓相互防衛条約と同じように)締約国に自動参戦義務を課したものではなく、北大西洋条約は締約国に自動参戦義務を課したものである。
という認識は正しいのでしょうか?(疑問1)
また、米国が結んでいる条約で自動参戦義務を課しているものは北大西洋条約以外にあるのでしょうか?(疑問2)
また、なぜ北大西洋条約とその他の条約(新日米安保条約、米比相互防衛条約、米韓相互防衛条約、ANZUS条約)にこのような差があるのでしょうか?(疑問3)
宜しくお願い致します。
75
60 ◆tERKyMAz2o
2013/12/29(日) 22:23:21 ID:oA09/vAo
すみません、過去コラムを見ていたら疑問を抱いた箇所があったので質問させて下さい。
》(広く世界を見渡しても、外国軍の駐留経費を負担している独立主権国家は、日本と韓国・・近傍の日本に米国によって強引に倣わされた・・以外は皆無であるわけはこういうことなのです。)《(コラム#0491。太田)
これはどういうことなのでしょうか?ドイツや他の国も駐留経費を負担していると
思っていましたが…
国防総省の報告書(
http://www.defense.gov/pubs/allied.aspx)
にも、例えばU.S. Cost Offset Percentagesとしてドイツや他の国が駐留経費を
負担している旨書いてあります。何か含意があるのでしたらご教授ください。
76
YT
2013/12/31(火) 17:13:54 ID:8bwiEsbS
77
岩国太郎
2014/01/01(水) 00:01:08 ID:dUo+VdaX
皆さま あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
78
YT
2014/01/01(水) 02:58:47 ID:dclAJm2L
>>76 を書いた YT ですが。
その後の新聞報道をみたところ、アメリカ側は相変わらず
暗に「安倍総理の靖国参拝が失望」だと言っているのに対して、
毎日・読売などのマスコミは
「アメリカは靖国参拝そのものが失望の原因でない」といって
沈静化を図っていますね。(佐藤ヒゲ隊長と同じスタンス)
本当に靖国参拝が不快なら、中国や韓国の影に隠れてこそこそしたり、
マスコミや親日議員を使って日本の世論をなだめたりせずに、
アメリカが公式に言えばいいのに、言えないところをみると、
アメリカは日本人に表立って嫌われたくない。
(すばり、原爆の報復が怖いという妄想があるんでしょうね。)
そういう姑息な態度って一番日本人に軽蔑されるんですが。
79
YT
2014/01/01(水) 19:23:56 ID:dclAJm2L
80
YT
2014/01/06(月) 01:12:57 ID:DnvnZrfr
家族帯同で駐米経験のある私の感覚では、
教育環境と医療環境を知れば、アメリカに永住するなんて愚かな決断ですよ。
教育環境はコネがなければ上には行けないし、
上に行くとしても相当の教育費を覚悟しなければなけない。
(アメリカでは学歴なしでも成功できるなんて神話です。)
医療環境もコネで、一般の保険と公共の病院だったら、
交通事故にあっても救急車すら乗れません。乗れても相当額の請求書がきます。
不思議なことにアメリカ人と日本のマスコミは、
アメリカの教育と医療は世界一なんて神話を信じているんですよ。
留学とかバックパッカーとか、企業の単身赴任とか、
日本で教育課程をほぼ修了した健康な若者が単身で渡っても
アメリカの本質は見えてきません。
81
YT
2014/01/11(土) 01:37:05 ID:WTcv6Y7S
> また野田前首相のメンターでもある。
そうですよね。細川元総理の立候補は、忘れ去られた戦後政治史の
転換点を思い起こさせてくれる意味でも貴重です。
(右も左も吉田とか岸とかやたら詳しいくせに
身近な細川内閣を忘れている人が多すぎます。)
戦後政治は1993年に終わり、その後は、細川内閣から
菅内閣(2011年)まで1993年体制の枠組みだったような気がします。
途中で政権交代が何度かありましたが、自民党内閣も含めて、
すべて細川ドクトリンの継続だったんでしょう。
そして、2011年の野田前総理の登場により2011年体制が始まり、
安部総理はその路線を踏襲しているだけだと。
枝野幸雄、海江田万里、野田佳彦、河村たかし、前原誠司、小池百合子は
日本新党の看板で当選した細川チルドレンです。
82
名無しさん@安全保障
2014/01/15(水) 21:17:30 ID:21SvwqwH
集団的自衛権が容認されても、自衛官になる人っているのかな?
83
globalyst
2014/01/16(木) 17:29:17 ID:1Q0/a/Rb
遅くなって申し訳ないですが、福岡オフ会に参加できますでしょうか?
参加に関する手続きはここで告知されるものと思っていたのですが
開催一週間前に迫っても告知がないので、メールか何かで申し込む
必要があったりするのでしょうか。
と、記入したところでもう一度見返してから書き込もうと
HPを見直すとありました、参加フォーム。
若輩なにわかですが、枯れ木も山の賑わいということで
ご宥恕下さい。
当日楽しみにしています。
細かい点が2点気になってます。
(実質的な)ドレスコードはあるのでしょうか。
また、(1次会は別として)2次会以降喫煙は可能でしょうか。
ご指摘に従い改名しました。
名無し繋がりで当面「権兵衛」をHNにします。
ドレスコードは(私の想像する)太田さんのお人柄から、正に柄じゃないので、ないだろうとは思いましたがカジュアルも悩ましいところです。(どないせいっちゅーんじゃ、とぼやかれそうですが)
煙草は控えます。
喫煙所で済ませたいと思います。
煙草について話題にも上がらなかったのは、話を聞かせて頂く身で講演者(太田さん)が喫煙しないのに吸いたいとは(参加者は)言い出せなかったということではないでしょうか。
私は聞いてしまいましたが・・・。
87
globalyst
2014/01/23(木) 12:42:18 ID:76Jfnyvd
>昨日のガーディアンの投稿に対するコメントは2件だけだったね。(太田。コラム#6710)
コメント、全部で9件ありましたよ。
最後の人だけ、日本にいるのか或いはいたことがあるのか、他のコメントと異なりイルカ漁そのものよりも、
その殺し方を問題にしているように読めました(イルカは友達だとか、知性的だとか言っていない)。もしかして「日本にいると人間主義化する」のかな?と感じました。
Blobbins OhtaNobumasa
22 January 2014 5:12am
Nobumasa-san, I think you are a little wide of the mark. People in Japan are no less silly about animals than people elsewhere, they are just silly in slightly different ways.
There are media crazes about axolotls and frilled lizards. Dogs in Harajuku wear waistcoats and sunglasses and besotted old ladies talk to them just like in the West.
All stupidity aside, East and West aside, what is wrong with the notion that animals have rights? Doesn't Buddhism teach that we should respect all living things?
If we are going to eat animals, don't we owe them at least a stress-free life and a quiet pain-free death?
There is a certain amount of Japan bashing going on but you don't help by going on about killing marine mammals to teach the West a lesson in humility.
88
globalyst
2014/01/23(木) 12:43:48 ID:76Jfnyvd
述正さん、少し勘違いしていると思います。日本人は、動物に関しては他国の人と同じぐらい愚かだけど少し違っています。
オオサンショウウオやエリマキトカゲがメディアに盛んに登場します。
原宿では、西欧諸国と同様に、犬にウェストコーチを着せたりサングラスを付けさせたり、老婦人が愛犬に話しかけています。
こうした愚行はさておき、また洋の東西を問わず、動物に権利を認める意見に何か不都合がありますか?
仏教は、生きとし生けるものを尊重すべきであると教えるのではありませんか?
我々が動物を食するのなら、動物たちに少なくともストレスのない生活と痛みのない死を与える責任があるのではないでしょうか?
日本に対して多くのバッシングがありますが、海洋動物を殺すことは西側諸国に謙遜を教示する助けにはならないと思います。
89
globalyst
2014/01/23(木) 12:48:55 ID:76Jfnyvd
掲示板が「長すぎる」と言って受け付けてくれないので、
コメントの翻訳部分を分割しました。
90
HS
2014/01/24(金) 18:07:52 ID:u9vAMEB2
『「里山資本主義」のススメ』を読むシリーズ、毎日楽しく読ませてもらってます。
コラム#6703の太田さんのコメント(「人口の波」ならぬ「人口の加速度的減少」をどう食い止めるか)ですが、藻谷浩介の前著「デフレの正体」に幾つか解決策がありました。シリーズが終わる頃くらいに、また献本させて下さい。
日本でオーストリアのような、林業活性化をするのは(敗戦で林野庁に移った御料林を返還して)戦前のように天皇家に管理してもらうのが一番な気がします。(天皇家の財布p110-118)
何と言っても林業に携わる人に誇りを持って仕事をしてもらえますしね。
遠く福岡までありがとうございました。
非常に有意義な時間を体験させて頂けました。
太田さんのお役にたてるようなディスカッションが
できるようになるというのを目標によく学び考えたいと思います。
幹事団のお二方もありがとうございました。
次回(?)の福岡オフ会では私も何か
お手伝いができればと思います。
92
岩国太郎
2014/01/27(月) 08:10:42 ID:HdUcGULV
福岡オフでは、お世話になりました。
大田さん遠く福岡までありがとうございました
幹事様ありがとうございました。参加された方々と御縁を頂戴しまして
とてもうれしく思っております。
今後ともよろしくお願いします。
93
はま
2014/01/28(火) 03:17:29 ID:suTu0ifl
『--日本の世界史的使命/「アーロン収容所」再読(その15)--』の配信ありがとうございました。
太田さんのコラムを長年読んできて、考え方が変わってきてるとは感じていましたが、忙しい時には全く読めない日々もありますし、明確に軌跡をたどれていたわけではなかったので、大変助かりました。太田さん自身も、そうとは意識していなかった時期もあるというのも納得でした。
太田さんのエスノセントリズム的人間主義礼賛に対する欧米からの批判としては、「他人の好意をあてにするような人間関係は幼稚だ」というものが考えられます。また相手の事情を察して適当なところで妥協するなんてことは大の男のすることではなく、コンフォーミストだと非難、軽蔑されるかと思います。他人(や動物)を自分と同等に扱うなどというのは、恥だとさえ思っているのではないでしょうか。弱者(クジラとかチベット人とか)救済というエリート意識は大いに発揮しても。
こういった個人主義に反撃するには、日本が勝ち続ける以外なかったように思いますが、第二次大戦で鬼畜米英に負けてしまいました。まさに相手が鬼畜であり、人種差別主義者で原爆も平気で落とすようなメンタリティだったから負けました。負けが確定したあと、どのように負けるかということで、アメリカに降伏する方がソ連よりましという選択はかろうじてでき、天皇制(国体)はなんとか守ることができたのでしょう。
だから太田さんのおっしゃる人間主義礼賛には私も大賛成するものですが、日本が戦争に負けたからには、それはエスノセントリズムでしかないという扱いを受けても、むべなるかなという、そういう状況ではないでしょうか。
皆さんとディスカッション(続x2158)
>日本から見りゃ、「邪悪かつ残忍」で「モラルが違いすぎる」国ばっかしなんだよ。 >そん中で相対的にマシなのと組むしかないってこと。 あまりにも日本人中心の身勝手すぎる言い分
皆さんとディスカッション(続x2142)
>黒人の入獄率が白人と同じだったとすると、米黒人の人口は6億人いないとおかしい。米黒人が人類史上最も凶悪な人々だってことになる。 入獄率が異常に高い事で黒人差別があるというなら日本人よりも3倍から5倍検挙されている在日コリアンへの差別も同じく深刻といえますね
在日コリアンの検挙率が日本人と同じであった場合、日本の人口は何億人となるのでしょうか?
http://web2.nazca.co.jp/midorinosono/ >大都会のあぶれ者男性の場合、警官に呼び止められただけで投票率は下がるが、それが逮捕された場合は更に下がり、裁判で有罪になると更に下がり、入獄すると更に下がる。(つまり、黒人の政治参加率は低いまま推移せざるをえず、差別撤廃は進まない。) 日本において在日コリアンは参政権自体が認められておらず、政治参加が高い低い以前に排除されているのです
邪悪かつ残忍な国家とは日本の様な国家の事をいうのではないですか?
>材料としちゃ、在日コリアンを持ち出すより在日支那人を持ち出した方がよかったね。
そのソースはコリアンよりも中国人が差別されている事を意味するので、日本が邪悪な国である事を示していますよ
それに支那人ではなく中国人です!蔑称を使うのは止めましょう
その様な言葉を使う事によって中国人がどんな気持ちになるのか考えられないのですか?
他人の嫌がる事はするべきではありません
>(なお、「在日コリアンの検挙率が日本人と同じであった場合、日本の人口は何億人となるのでしょうか?」って君の問いかけは、私の文章を誤読しているから、としか考えられないね。)
黒人の摘発や入獄に偏りがあるのが人種差別であるなら、在日コリアン(中国人でも構いません)の摘発や入獄に偏りがあるのも人種差別となります
何を根拠に違うというのですか?
コリアン(中国人)だからですか?
それをセカイでは人種差別というのです
過去の歴史では差別主義者が勝者となってしまう悲しい歴史がありました
しかし今のセカイでは人種差別は悪とされ差別主義者が勝つ事は無いのです
南アフリカやアメリカでの人種隔離政策を撤廃に追い込んだのです
そうであるからこそ靖国参拝で今の日本がセカイから孤立しているのです
>これで話は終しまい
勝手に対話を打ち切って勝利宣言をするのもいいでしょう
ですがセカイでは私が勝っているという事実は記しておきます
日本にマンデラが誕生する事を切に願いまして話は本当に終しまい
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名無しさん@安全保障
2014/02/02(日) 17:01:47 ID:PJuE3NDd
97
名無しさん@安全保障
2014/02/04(火) 19:50:09 ID:exlruF5U
太田述正コラム#0607(2005.1.27)
<2島返還で、北方領土問題解決を(続々)>
のブログ上の記事が途中で途切れています。
98
名無しさん@安全保障
2014/02/10(月) 23:21:30 ID:phae9+mm
新規スレッドで雑談スレとかオフスレくらいはあったらいいかなーと思っております。
99
YT
2014/02/11(火) 16:16:15 ID:fXEJn5l+
デンマークネタがでましたが、デンマークってナチスに圧迫された
弱小国家ってイメージですが、元々は、スカンジナビア半島から
グリーンランドまでを制覇した、バイキングの本拠地ですから、
尚武の国なんですよね。クジラを取ったり、キリンを切り刻むなんて
お手のものですよ。
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てんてこまん
2014/02/17(月) 17:11:25 ID:euWyhlaE
ディスカッションで「中国の同業者(家具製造)は..........愚痴を言う人もいなくて会話も弾み楽しい社会だそうだ。」という話で思い出したのは藤原正彦さんの本に書いてあったこと。
彼は数学者として欧米の多くの国々に研究や留学で滞在したそうだけど、友人同士ですら「最近は疲れたなあ」なんて弱音を吐く姿はポルトガル以外では見なかったそうな。
愚痴が言えるというのは「人間主義」社会だからこそではないでしょうか?まあ、甘えもほどほどじゃないといけないけど。
アメリカなんかだと奥さんにさえ仕事の愚痴は言えないと多くの本(精神科医の北山修さんや「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J・フォックスの「ラッキー・マン」など)に書いてあったなあ。