1
管理人 ★
2018/12/19(水) 23:21:45 ID:kanrinin
898
川崎 滋
2021/10/17(日) 18:53:07 ID:pQrIT0Kb
899
管理人 ★
2021/10/18(月) 18:31:36 ID:kanrinin
900
太田述正
2021/10/18(月) 21:22:04 ID:YU+mK83Z
こりゃ、山本さんがこれまで紹介してくれた文章や動画の中で一番面白くかつ参考になったものかも。今、日本通史を手掛けてるからからだけど・・。
901
名無し@安全保障
2021/10/21(木) 13:09:44 ID:D3Or4XM+
みずほ銀行というか日本のシステム開発の問題点が、専門家によって分かり易く説明されています。
https://youtu.be/nd2Dgse2FUc 要約すると、日本のシステム開発は60年も前のゼネコン方式で行われていて、それでは仕様変更も統合も難しく、確実に問題が起こるやり方だと。
解決方法は簡単で、三世代飛び越して最新世代のDevSecOps方式を導入すれば良いだけ。それだと、仕様一つ一つ毎に個別カプセル化されている為に他のプログラムとの干渉問題が発生せず、カプセル同士の組み合わせも自由なのでシステムの統合も容易であり、開発・防衛・運用が一体化されているのでサイバーセキュリティも頑丈に成る、との事です。
902
太田
2021/10/22(金) 12:18:14 ID:BTp2+rUJ
勉強になりました。
ただ、私はみずほの問題というのは、もっと根が深いと同時に単純な話だと思っています。
時折、私が遭遇した口あんぐりの諸挿話をいくつかご紹介し来たところですが、一番最近のを付け加えておきましょうか。
みずほ提供のセミナー視聴を勧められて視聴したら途中で切れちゃったという珍事が起こったという話をしたことがあると思いますが、みずほ銀行から、先般、別のみずほ提供セミナーの視聴を勧められ、視聴方法を郵便で送ると言われたので、みずほ証券から、最近、業務連絡をメールでできるようになったという話を聞いていた・・但し、返信はできない一方通行メール・・ことから、メールでいいじゃんと伝えたところ、今回は郵送ということになったので、とのこと。
ところが、その直後、ずっと上の方の部署から、(全国一斉送付?)メールで視聴方法が送られてきて、その後で件の郵便が届きました。
後日、郵送者に聞いたら、彼、メールが送られていることを全く知りませんでした。
解説の要もないでしょうが、電話代とその時間、郵送資料作成費用/時間と郵便代、が無駄になってますよね。
一事が万事、チリも積もれば・・、とぞっとします。
いや、社内で情報共有が全くなされていないことこそ深刻です。
みずほそのもの・・みずほの中枢と言い換えてもよい・・にも、個々の社員の意識にも、どちらにも問題があると思います。
手抜きの組織風土というのかなあ。
こんなことでは、(ATMが止まったといった重大なクレーム事案ではないところの、)この類の「ささやかな」クレーム事案群が中央に集約され、個々の業務改善につながったりするようなことはもとより、抜本的な組織風土改善につながるようなことなど望むべくもないでしょう。
(グループ内の「情報共有」については更に奇怪なことになっています。あえて具体的には紹介しませんが、例えば、銀行と証券の間で、恐らく金融当局の規制がかかっているのでしょうが、情報共有が部分的にしかなされていないのは仕方ないとしても、部分的になされている情報共有をもとに、両者の間で、(両者がどちらも扱っている金融商品について、)同じ顧客の(乏しい)カネの取り合いが行われています。)
唯一の方策は、プライドを捨てて、他業種の一流の日本の経営者を見つけてグループのトップに招請し、彼(彼女?)に「再建」について全権を委ねることでしょう。
脳死日本には、大企業グループを「再建」できる経営者などもういないのかもしれませんが・・。
903
名無し@安全保障
2021/10/24(日) 18:28:09 ID:UFwfXOvs
USS Bonhomme Richard 佐世保に停泊していただけに思い出深い。
904
太田
2021/10/24(日) 18:50:36 ID:zDkGhqtW
Bonhomme Richardって何だかもご存知でしょうな。
905
名無し@安全保障
2021/10/25(月) 21:26:54 ID:6W295VZo
太田さん、申し訳ありません。
BBS観ていなかったので
私もウィキペディア(Wikipedia)の記述しか知りません。
906
名無し@安全保障
2021/11/01(月) 20:19:50 ID:ESkoMpY3
>皆さんとディスカッション(続x4974)
>大阪府知事のコロナ政策、芳しいとは言えないのに、(この記事の中で一応「説明」はあるけど、)なんで人気あるんかしら?
既存の野党は、例えばジェンダー問題といった様な欧米の課題をそのまま国内に持ち込んできたところ、そういった押し付けをせずに国内の課題に取り組んでくれる政党の需要が存在していた、という事ではないでしょうか。
あと、橋下さんが居た頃は、一過性のすぐ消えてもおかしくない政党だと見られていたのかもしれません。それが代替わりしても続いている事で、ちゃんとした受け皿と成り得る政党だと、大阪以外でも認識され始めたのでは。
そしてコロナに関しては、政治に出来る事は限られていると割り切っているんだと思います。
907
太田述正
2021/11/02(火) 13:44:34 ID:pvPweoOb
私の疑問に殆ど答えてくれていない下掲のコラムに比し、(コメントは付しませんが、)答えようとされているのは見上げたものです。
「無風の衆院選で唯一光を見せた日本維新の会、自民党の右側にいる野党が必要だ・・・
<「地域政党」だの「中央集権・・・でなく地方主導</地方主権>」だの、を定義してみろってんだ。↓>
日本維新の会<は、>・・・「地域政党」であるという原点を思い出し、全国の地方自治体の首長の座を取り、地方議員の数を増やしていくことに徹底的に取り組むことだ。そのためには、東京の「都民ファースト」など、他の地域政党と、いろいろな過去の経緯を超えて、大合流を目指すべきだ。
また、元々「希望の党」という地域主権を目指した政党を源流とする「国民民主党」も、基本的な政策志向は維新の会と変わらない。維新の会と合流すべきだと思う。・・・
<戦後日本の「左」「右」なるものの定義もしてみな。「バラマキ」対「自助」かよ? お笑いぐさだな。↓>
自民党の右側に位置する野党が必要ではないか。社会政策は、中央集権の一律バラマキではなく地方主導で的確な現場対応をする。多様性、女性の社会進出、デジタル化、経済安全保障などは「なんでも反対」でなく、「自民党は改革が手ぬるいから、もっとスピード感を持って改革を進めよ」と批判する野党が必要だ。・・・
中央集権の自民党とはまったく違う、地方主権の国家観を練り上げていくことだ。重要なのは、野党共闘のように自民党の左に位置するのではなく、自民党よりに右側に位置する野党となることだ。 <非独立国においては、「右」「左」なんてものじゃあなく、独立か非独立かが政党分別の基本軸であるべきところ、戦後ほぼ一貫して「独立」志向政党が存在しなかったこと・・オール自民党であったこと・・が致命的だったのであって、その結果が日本の脳死であり、もはや取り返しがつかないってわけさ。↓>
・・・自民党は、安全保障政策を除けば、政策的に左旋回している」」
https://diamond.jp/articles/-/286301?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20211102
908
名無し@安全保障
2021/11/03(水) 00:05:25 ID:5GWPKbSU
最近一番気になったのは、太田さんは果たして衆院選に行ったのかなってこ
と、だったりします。
909
太田述正
2021/11/03(水) 10:00:37 ID:8d9fF6Y9
コラム#12360の「四 総選挙」参照。
910
名無し@安全保障
2021/11/11(木) 11:22:02 ID:/xlYYgTM
コラム#12172で取り上げられていた新政府による慶応4年の豊臣秀吉の顕彰については、内閣文庫所蔵の岩倉具視関係文書に布告案が収められているようです。
https://www.digital.archives.go.jp/img/707571 崩し字はよく読めませんが、この資料には、注記として、布告案は木戸孝允の筆跡であること(末尾の朱書)、また、この時に、楠氏や織田氏も追々取り立てるべきと申した旨の岩倉具視の書いた付箋のようなものが付されている旨(冒頭の注記)が書かれているように読めます。御説のとおり、岩倉の関与は間違いないようです。
911
名無し@安全保障
2021/11/22(月) 21:13:56 ID:5IB6lJue
>国債を国外でも売らざるを得なくなれば、純資産はマイナスになるだろう。 >財務省益は副産物として生じるのであって、国債費が一般歳出を圧迫して財務省が無い袖を振れなくなったら、困るのは財務省主計局以外の全官庁であり、全政治家であり全国民だ。 そもそも、政府が自国通貨を発行する際に、借金の形式を採らなければならないというのがおかしい。
僅かでも金利が付けば、市場に出回っているお金よりも借金の方が額が大きく成るのだから、最終的には必ず破綻する仕組みだ。
加えて、日本の場合は膨大なデフレ圧力が有るのだから、せめてそれを相殺する程度は通貨を発行しないと永遠にデフレに悩まされる事になる。
この矛盾を解決するには政府紙幣の発行しかない。
参照:
money as debt (日本語字幕版)
https://youtube.com/watch?v=PnVBwrXA990
912
太田述正
2021/11/23(火) 14:27:10 ID:+RiXrsXG
より根本的には、経済成長(と緩やかなインフレ)を当然視した経済運営は、「先進諸国」に関してはそろそろ賞味期限切れじゃないかってことだろな。
いまだに、当然視する経済成長信者が圧倒的多数だけど・・。↓
「・・・気象関連災害による死者は経済成長とともに大幅に減少してきた。人類はかつて自然と調和した素晴らしい生活を送っていたのに資本主義と経済成長のせいで、自然に復讐(ふくしゅう)されているといった物語は事実に反する。母なる自然は有史以前から人類に全く親切ではなかったのである。
20世紀以降の世界全体の気象関連災害による死亡者数は、2010年代が最も少なくなっている(図表1)。死亡率は1920年代から、なんと約99%も減少している。古い時代には報告されていない小規模な災害も少なくないと考えられるので、この数字は実際の低下率をかなり過小評価している。これは経済成長に伴い、人々がより頑丈で安全な家に住むようになり、防災インフラも向上した結果である。・・・
これまで歴史上に現れた社会主義経済体制は、例外なく個人の自由を認めない最悪の独裁体制を生み出してきたが、これは決して偶然ではない。私的所有権がなく、政府が資源配分を決める社会主義経済では、ロシアの革命家レオン・トロツキーが述べたように、「働かざるもの食うべからずという古い掟は、従わざるもの食うべからずという新しい掟にとってかわられる」ことになる。・・・
人類はその歴史の大半を通じてゼロ成長の閉鎖的な部族社会や封建社会で暮らしてきたし、いつも貪欲や競争を非難し、禁欲的生活を称賛する思想家や宗教家の教えに従ってきた。脱成長と社会主義の思想は、人類が太古から信じてきた教えに極めてよく似ているのである。
だが、近代以前の古き良き社会が自然と調和した素晴らしい社会だったと考えるのは幻想である。近代以前の社会とは血なまぐさい戦争や内部抗争を繰り返す、階級制社会であり、自然と調和してなどおらず、常に自然の猛威にさらされていた。・・・」
https://president.jp/articles/-/51827?cx_referrertype=mail&utm_source=presidentnews&utm_medium=email&utm_campaign=dailymail 世界的に見て経済的に当時相対的にかなり「後進国」になってしまっていたところの、(主要産業である農業の生産手段たる農地が公有であったという意味では社会主義経済だった)江戸時代の日本ですら、当時の「先進諸国」たる欧米諸国よりも、その社会は、当時の全球的標準の理想社会により近かったようだ(コラム#省略)からねえ。
そういったことが日本人の大部分は直感的に分かっていて、だからこそ、無意識的に「停滞した30年」を選択して現在に至っている、と、かねてから私は指摘しているところだ。(コラム#省略)
913
名無し@安全保障
2021/11/23(火) 15:26:12 ID:xwqqSILs
少子化対策で半ば無理やり子供を作ることが出来るなら、福祉を子供関連のみに一本化して他は廃止でいいんじゃないのと思える
保険も年金も民間のサービスとなるから貧困層の平均寿命は下がる
平均寿命が下がれば刹那的な価値観も持ちやすくなる
その中で「妊娠したら三食昼寝付き冷暖房完備が無料」となれば出産の動機にもなる
子供は国営の全寮制学校への入学を義務とすれば貧困家庭の悪い環境からも守れるし親も刹那的な価値観もあって安心して産める
幼少期の機会均等は徹底するけど、後は知らんというスタイルね
915
太田述正
2021/11/25(木) 06:39:26 ID:6Wbt7MR0
各部分、及び、匿名である以上、全体に、典拠が必要!
コラム#12420の
<日本のマイナスの超過死亡数のハナシを出さないのはどういう魂胆だよ。↓>
「韓国と接種率はほぼ同じなのに…日本はなぜ患者が急減したか・・・」
についてですが、厚生労働省の人口動態統計
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html を見てみますと、
2019年の死者が1381093名、2020年の死者が1372648名で8445名の減少となっていますが、
「死亡数及び死亡率(人口10万対),死因(死因簡単分類)別−対前年比較−」の6-4.csvによれば
2021年1月〜6月の死者は719748名で2020年1月〜6月より37780名の増加となっており、
増加分のうち"老衰"が9373名、"特殊目的用コード"(Covid-19でしょう)が11372名、"心疾患(高血圧性を除く)"が5447名
などとなっています。2021年の超過死亡は+5万名ぐらいになるのではないでしょうか。
ツイッターでも、「火葬炉の稼働が多い」という人と「それはデマだ。普段と変わりない」という人の両方がいます。
日本で、何かが起こっています。
917
太田述正
2021/12/03(金) 07:34:22 ID:FS7IKl86
918
名無し@安全保障
2021/12/03(金) 22:18:10 ID:zJuM4Ptv
919
太田述正
2021/12/04(土) 06:53:19 ID:vR4Xo6MV
なるほど。
次のシリーズは、実は、三条実美シリーズ、その次は、実に実に、岩倉具視シリーズ、を予定していたところです。
920
名無し@安全保障
2021/12/11(土) 22:57:29 ID:TvHUF1LF
921
管理人 ★
2021/12/14(火) 19:17:22 ID:kanrinin
922
名無し@安全保障
2021/12/24(金) 09:09:00 ID:OE2/hCt0
コラムを拝見すると、日本の第2次大戦とその戦後における経過は、杉山元をはじめとする陸軍の企てによるものであり、米国によるアジアの安全保障肩代わりと日本の経済発展、ソ連崩壊、中国共産党の発展もこの企てによるものであるとの説と受けとりました。そうであるとすれば、杉山らは、おっしゃるところの、独立国家としての意識を失い、脳死した日本(政府)が生まれ、それが永続することを想定し、そのことはやむを得ないことと考え、また、それで日本(文明)が保存されればよいと考えていたのでしょうか。おっしゃることが正しいとすれば50年程度は企てどおりとなったわけですが、その先をも見通していたのか、その先のことは慮外のことであったのか、あるいは、(2021年から見た)未来においてまた新たな歴史の展開があると予測しているのか、素朴な疑問です。
923
太田述正
2021/12/24(金) 15:10:41 ID:tQ+1FPbf
杉山元らは、戦後の高度経済成長(のための国際環境と政治経済体制)、に加えて、(そこまでする必要などなかったにもかかわらず、罪滅ぼしの意味も込めてか、)人口の倍増、まで我々に遺贈してくれたわけだけれど、その総合国力を用いて我々が実際に何をするかまで、彼らは見通していたわけではないし、見通す責任もない、と、私自身は考えています。
924
名無し@安全保障
2021/12/25(土) 11:52:47 ID:Ajc760sn
なるほど、そうすると、杉山らが豊臣秀吉に相当するとして、秀吉がその後の徳川幕府について責任がないのと同様に、杉山らも、戦後数十年程度は別として、日本(政府)の(2021年の)ありようをはじめ現在の状況についてまで責任はないということですね。
御説によるとかなり悲観的ですが、次に日本が安全保障上の強い脅威にさらされたときに、果たして対応できるか、それに対応できる考え方なり思想が保存されているか、あるいはそれが生まれてくるか、また、そのときに(光格天皇同様に傍系継承が生じそうですが)皇室がどう対応するか、我々は幸か不幸か見届けられそうにないのでしょうね。
925
太田述正
2021/12/25(土) 12:49:27 ID:7oShqpCq
日本が、現状の自衛隊程度の重装備警察力を引き続き保持し続けるという前提の下ですが、そう遠くない将来、脳死日本は中共の属国へと「自然に」「予定通り」移行するであろうところ、核抑止力も中共のそれに依存することとなり、米国の核抑止力に依存している現在同様、その頃においても、日本が安全保障上の強い脅威にさらされるようなことはありえません。
もっとも、中共の属国下でも日本の脳死状態は変わらないので、欧米(?)からの安全保障上の脅威が強いか弱いかの判断など、そもそも日本は自分ではやろうともしないでしょうし、トチ狂って仮にやろうとしたところでまともな結論を下す能力などないでしょうね。
926
名無し@安全保障
2021/12/25(土) 14:29:17 ID:Ajc760sn
おっしゃるとおりとすると、「次に日本が安全保障上の強い脅威にさらされる」のは、仮にそれがあるとすれば、数十年以上後のことで、(現在の平均寿命等を前提にすると)正に我々は見届けられないでしょうし、有史以来初めて「属国下」ないし「脳死状態」でそうした事態を迎える可能性が相当あるということになりますね。
もちろん、どうなるかは神のみぞ知るわけですが。
927
太田述正
2021/12/25(土) 15:32:50 ID:7oShqpCq
遠い将来、核兵器だって無力化する、と考えられ、そうなれば、話が変わってきます。
928
管理人 ★
2021/12/26(日) 17:59:04 ID:kanrinin
929
名無し@安全保障
2022/01/01(土) 14:22:10 ID:zrSI5DWo
日本は属国というけど
韓国も属国の歴史長いよね
韓国が独立国家なら韓国の歴史は日本のリブートの参考にならなかったりするのかな?
930
太田述正
2022/01/02(日) 11:31:23 ID:qQa0z4wq
私見では、新羅は日本文明・・現在ならプロト日本文明とするべきだった・・から漢人文明に乗り換えた(コラム#9610)ところ、このことに気付いた毛沢東が、漢人文明から日本文明への切り替えだって可能という発想を抱いたんじゃなかろうか。
で、いずれも統一新羅の後継国家であるところの、北朝鮮はともかくとして、韓国は、心理的にはいまだに支那属国意識が抜けきれておらず、一、それが功を奏して中共の日本文明総体継受戦略を採用するに至るか、二、それとも意識の面でも独立を達成するか、三、はたまた現在の状況のまま推移するか、一体どうなるか、だが、恐らくは、三で、現在の状況のまま推移し、自然に名実とも中共(支那)属国化するのでは?
もっとも、その頃には、人口減で、韓国そのものが存続しているかどうか、分からないが・・。
いずれにせよ、こんな話、プロト日本文明に先祖返りした日本の今後の参考にはなりそうもないな。
931
名無し@安全保障
2022/01/05(水) 09:14:57 ID:PghVVGYh
932
太田述正
2022/01/05(水) 13:36:21 ID:MXsAu9Mk
前者について。
パチパチ。
(クラウゼビッツ、そんなこと言ってたかなあ。)↓
「・・・戦争に勝ったのか負けたかは、 戦争目的を果したのか果さなかった、 で決まる
と言うことはクラウゼビットの戦争論だ。
日本は戦闘に負けて戦争目的を果した。
日本こそ戦勝国であり、 日本の戦争こそ ”神聖な戦争”だった。
ある人は敗戦によって日本の国土が破壊されたと言うが、 このような事は直ちに回復することができたではないか。2百数十万人の戦死者は確かに帰って来ないが、 しかし彼らは英霊として靖国神社に永遠に暮して、 国民尊崇対象になる。」・・・」
https://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/d636254a804bffd5fff81bf6557391cd 後者について。
日本の専業主婦志向の女性達は客観的には精神障害、までもその通りだけど、いまやそんなもんじゃないと思う。
彼女達、もはや、(カネがかかるし子育てが大変だから)子供を産むことすら忌避するようになってるんですよね。
933
太田述正
2022/01/05(水) 13:51:59 ID:MXsAu9Mk
前者についてもう一点。
日本は、日本を含む持たざる国々のために(日独伊三国同盟によって戦う直前にだが)ブロック経済を打破し、日本を含むモンゴルの忌引き症候群被害諸国のために対ソ(露)抑止をかちとった、ってことをトインビーは忘れてますね。↓
「・・・アーノルド・J・Toynbee(イギリス, 歴史学者)
第2次大戦に対して、 日本人は日本のためだと言うよりもむしろ戦争によって利益を得た国々のために、偉い歴史を残したと言わなければならない。
その国々とは、日本が掲げた短命であった、大東亜共栄圏に含まれていた国々だ。・・・」(上掲)
934
名無し@安全保障
2022/01/07(金) 17:12:12 ID:oMU4Clu7
935
名無し@安全保障
2022/01/07(金) 17:12:23 ID:oMU4Clu7
936
太田述正
2022/01/08(土) 10:07:35 ID:Lwp8q2be
私がTVに出ていた頃に、大阪と東京で何回か共演したことがある、労働省OBの中野雅至教授
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%87%8E%E9%9B%85%E8%87%B3 ・・彼は、当時、私のコラムを読んでいて、私の属国論を知っていた・・と似た名前の人がいるなあ、と思いつつ、中野剛志の書いたものとか話したこととかを読んだことがなかったので、初めて(どちらも彼が話したことですが)、読ませてもらいました。
あなたが結論的におっしゃっていることはその通りだと思います。
わざわざ(中共封じ込めを事実上謳っていた頃に)TPP反対論考を彼に書かせたり、経産省も芸が細かいですねえ。
それにしても、彼の評論家ないし学者としての矜持に大いに疑問符がつくハナシではあります。
なお、私のコラムを読んでいるかいないかは知りませんが、彼の言ってることの多くの部分に私は不同意です。
とても全部は取り上げられないので、少しだけですが、以下に目を通してください。↓
○前の方の記事から:
<核時代に入ってからはそうとも言えない。北朝鮮を見よ。↓>
「・・・戦争を避けるためには、・・・勢力不均衡をつくってはならな<い>。・・・
<「いま」ではなく、「戦後」。↓>
いまの日本では、財政担当は国防よりも目先の財政健全化を優先し、国防担当は「財政的に無理」と言われると反論できないのが実情。
<もうそれを通り過ぎ、日本は脳死してしまっている。↓>
そのため、日本は非常に危険な状態にあると言わざるを得ない・・・
<中共はそもそも覇権国家など目指していない。↓>
中国は、アメリカと「世界の覇権」を争っているわけではなく、せいぜい東アジアにおける地域覇権国家になることを目指しているにすぎない・・・
<米国にモンロー主義時代の西半球地域覇権国家回帰の将来はない。中共は中南米も「席捲」するだろう。いずれにせよ、米国には中共封じ込めに今のところ強い戦略的動機がある。↓>
アメリカは西半球の地域覇権国家、中国は東アジアの地域覇権国家として、両国は太平洋を挟んで十分に共存することができますからね。だから、アメリカには、かつてのソ連封じ込めとは違って、中国封じ込めに強い戦略的な動機がない・・・
<米国はニクソンドクトリンの当時から、日本を「独立」させたい願望があり、それは現在でも変わっていない。↓>
もしアメリカが中国を東アジア秩序の基軸と認めるとすると、中国に対抗しようとする日本は東アジアを不安定化させるおそれがあり、アメリカにとって好ましからざる国家ということになります。・・・
<ありえない。結果としてそうなることはありうるが・・。↓>
アメリカは中国を地域覇権国家とする東アジア秩序を容認したうえで、日本に対しては、中国中心の東アジア秩序に従属することを求めることになるというシナリオもあり得ることになります。
<核抑止力を、潜在敵国同士である二つの大国の両方に同時に依存できるはずがない。↓>
それは、日本が事実上、米中両国の「属国」としての地位に置かれることに等しいわけです。・・・
<中共に核抑止力の一部または全体を依存するのが「悪夢」だとして、米国にその全体を依存し続けたことの結果脳死に至ったことは「正夢」なのだが・・。↓>
このような、日本にとって悪夢のようなシナリオも、決して非現実的ではないんです。
<脳死した日本が自主防衛を目指す?・・悪い冗談だ。↓>
・・・そのような事態を防ぐには、日本は自主防衛について真剣に考える必要が・・・当然・・・ある・・・」
○後の方の記事から:
<「資本主義」を除き、それが常識ではないのは日本人だけ。なお、「資本主義=個人主義=ゲルマン文化由来のイギリス人のway of life」、というのが、(面倒くさいから単純化するが)私の説であることはご承知の通り。↓>
「ヨーロッパ各国が戦争を繰り返すなかで、試行錯誤をするうちに、知らず知らずのうちに、貨幣制度も中央銀行も資本主義も、そして国家すらも生み出されてきた<という、>・・・かなりショッキングな事実<があります>・・・
<「国家」=「欧米の国家」、としないと誤り。↓>
そもそも、戦争と国家は不可分な関係にあります。・・・」
937
名無し@安全保障
2022/01/08(土) 12:31:42 ID:KYmU+R4g
ありがとうございます。不用意に近い考えなどと失礼しました。
おっしゃるとおり、地政学を標榜しておきながら核兵器の存在を除算したかのような論は「彼の評論家ないし学者としての矜持に大いに疑問符がつく」と思いますし、そもそも安全保障に興味があるかを疑わせる感もあります。
彼は、↓のように現代貨幣理論によって国債発行による財政規模の拡大を主張し、そのカネの使い道として国防予算拡大に言及するというある意味で転倒した論の展開ですから、そのようなことにそこまで興味がないのかもしれません。もちろん、そのような論理展開はこの記事のテーマがそもそも現代貨幣理論であるが故かもしれず、違ったならばいいのですが。
https://diamond.jp/articles/-/231332?page=2 https://diamond.jp/articles/-/231332?page=4 好意的に見ると「脳死」を認めるわけにいかないのは、また、上記の核の話や米国の衰退の結末などの議論を合理的にできないのは、組織に属し、属し続けようとするため、又は自己否定をするわけにいかないためとも見えますが、それゆえに、彼の論は経産省の企図や、認識のレベルを透かして見ることができるものかもしれません。
938
名無し@安全保障
2022/01/08(土) 23:54:28 ID:wiWxGS0I
>>930 一旦属国となったら文明の変更はできても属国が前提になってしまうみたいな感じになっちゃうのね
>日本が米国の属国であるとの認識がないんだからなあ。 >だから、日本は、その意識がないまま、中共の属国へと移行しつつある(#12489) 経産省の宗主国移行は意識してやっているのではなくて無意識にやっている?
939
太田述正
2022/01/09(日) 06:47:09 ID:znsRZgo/
1980年代までに、日本経済のためには、経済的ポテンシャルが質量ともに巨大で、かつ日本の近傍にある、中共、との良好な関係を日本は維持しなければならない、と、ノンポリの通産省/経産省が「合理的」に判断し・・これを省益的判断と見るか脳死自殺願望と見るかはともかくとして・・、誰も、日本の総合国益の観点からこの判断を嗜めることをしないまま現在に至っているってこと。
940
太田述正
2022/01/09(日) 06:52:12 ID:znsRZgo/
>一旦属国となったら文明の変更はできても属国が前提になってしまうみたいな感じになっちゃうのね。<(wiWxGS0I)
植民地化後遺症ってやつで、長年戦略的意思決定を宗主国に委ねていると、「独立」しても戦略的意思決定が自分じゃあできなくなってしまうワケ。
941
名無し@安全保障
2022/01/12(水) 15:51:03 ID:99FQFOrD
942
名無し@安全保障
2022/01/15(土) 21:46:17 ID:KwlkUY8X
943
太田述正
2022/01/16(日) 07:32:15 ID:qbVn3k1q
>現実として、ワクチンは事態を悪化させるということも、145カ国のビッグデータ解析で明らかになっています。 https://stevekirsch.substack.com/p/new-big-data-study-of-145-countries <
上掲の中に出てくる「死」が、本当に狭義の「deaths・・・associated with COVID(コロナ死)」なのかどうか、「あらゆる死」的なものではないのか、が知りたいですね。
世界の国々の大部分では、高齢者/基礎疾患を持つ人々の方がそうじゃない人々よりもコロナワクチン接種率が高い、と考えられます。
(コロナワクチン接種拒否派は若い人/健康な人に多い、と考えられる、と言い換えてもいいでしょう。)
だから、ワクチン接種率と「あらゆる死」的なものとの間に正の相関があっても不思議ではないからです。
944
名無し@安全保障
2022/01/22(土) 18:51:10 ID:4oQRDXpZ
↓の杉山元帥伝を借りてきました。ネット上で古本屋でも買えるようです。
https://iss.ndl.go.jp/sp/show/R100000002-I000001216492-00/ この本は杉山元帥伝記刊行会の常任委員の坂間訓一元陸軍少将が記述した(同書329-330頁の刊行会委員長有末精三氏のあとがきによる)伝記部分と、関係者による思い出の寄稿から成っています。
コラムと関係ありそうな部分を若干引用してみます。特記しない限り坂間氏記述の伝記部分です。
まず杉山家の出自ですが「杉山家は山中鹿之助で有名な鳥取の尼子の臣、杉山弾正から出ている。弾正は主家滅亡後、小倉市郊外企救郡横代村に帰農、郷士となり代々庄屋として豊かな生活をして、近隣から大杉山と呼ばれた」(3頁)とのことです。
父の貞は、小倉藩の農兵として各地に転戦、「その間、相手の長州藩から信書を届けられたが、隊中一人もこれを読める者がいなかった。この事が貞をして学問を志さしめる動機となり、戦後京都郡稗田村の漢学者村上仏山について経史詩文を学ぶこと六年、後文部省直轄の長崎師範学校に入学した。…貞は首席で師範学校を卒業し鹿児島県庁から月給五十円の厚遇を以て招れたが、これを断って郷里の小学校の訓導となり、爾後中学校、女学校、幼稚園等の長を歴任し、その他、教育界の諸役職につき大正二年七月病没した。時に年七十才。」(4-5頁)
また、貞は「末松謙澄、井上円了等と親交を結び屡々上京仕官をすすめられながら、自己の使命は郷土教育にありとし、一生をこれに打こんだ。…福岡県立小倉女学校の創立と共に初代校長となり、娘のある家庭を訪ねて教育の重要性を説き入学をすすめた。…貞が教えた人達の中には知名の夫人も少くない。東条首相の勝子夫人もその一人である。…東条夫人は常に杉山貞先生から教えられた「誠は天の道なり、これを誠にするは人の道なり」(中庸)…を座右の銘とし、ことに戦後、苦悩の中で心のよりどころとしていると述懐されていた。」(308-309頁、杉山元の実姉の娘の夫、長尾郡太の寄稿)
杉山夫人の啓子は「明治二十二年二月十一日、川崎市菅に生を受け、父小山清次郎(旧稲田村村長)母ハルの二女…東京渋谷の実践女学校、つづいて津田英学塾に進んだ。実践女学校の校長下田歌子先生の薫陶を受け」た(306頁、夫人の実家の当主、小山和男氏の寄稿)とのことで、「啓子夫人が元帥と結婚されたのは後の小倉私立勝山女学館吉村よし子女史の推輓斡旋によるのである。吉村女史は元帥の厳父貞の学校に勤務し、貞の後援などで後に勝山女学館を創立経営された。…元帥は厳父の死後少佐に昇進して小倉歩兵第十四連隊に勤務していたが、吉村女史とは親交をつづけていた。吉村女史は元帥が孤独の母をかかえていたので頻りに啓子さんの人物をたたえ、両者の間を斡旋往復して話をまとめ、小倉紺屋町の自宅で啓子夫人の両親も立会い挙式された…啓子夫人は…元帥の若かりし時代印度駐在武官在勤中ともに印度に生活し、後年ジュネーブ国際連盟会議に元帥が軍縮代表団随員として出席の際も行を共にし、広く国際場裡において、蔭ながら大きな役割を果たされた。したがって語学も堪能であった。」(314-315頁、前出の長尾氏の寄稿)
「上杉謙信や織田信長の伝記を愛読していた元帥は、古来武将が、剣術に依り、其の武徳を養成したことを痛感して、郷里の学校に木刀を寄贈して、剣術の奨励に努め、幾多の剣豪の現われるのを楽しみにしていた。」(260頁、杉山の参謀総長時代のうち昭和16年夏以降の副官、小林四男治の寄稿)「読書の好みは、家康や秀吉伝よりも、謙信や信長伝のようなものの選択に努められた。一見家康タイプの元帥であったのに、元帥の愛読書に私の印象は格別深い」(271頁同上寄稿)「戒名は(浄土真宗)顕勲院釈元城…である。」(251頁同上寄稿)
945
名無し@安全保障
2022/01/22(土) 19:01:41 ID:4oQRDXpZ
944中、小林四男治氏は昭和16年夏から20年4月7日の杉山の第一総軍司令官転任まで杉山の副官とのことでした(同書245頁)。補足しておきます。
946
太田述正
2022/01/23(日) 09:39:58 ID:PmSff61s
947
名無し@安全保障
2022/01/23(日) 17:16:28 ID:YwfO0DB3
お!杉山元帥、大河ドラマ化に一歩前進か!
頑張ろーぜ^_^
948
名無し@安全保障
2022/01/26(水) 01:05:09 ID:V9ZLBB7h
杉山元の結婚について、蛇足かもしれませんが944に追加して同じ本から引用しておきます。
「杉山は、父貞の教え子、山本マキヨと明治三十九年四月結婚した。新婦は父の眼識のかなった人だけに、貞淑な才媛であった。当時杉山は陸軍大学校受験の準備をしていたので、マキヨはよくこれを援けたが不幸、肺結核に侵かされ、四十年十一月、杉山が大学校再審試験中、なくなった。杉山は首尾よく試験に合格したが、夫人はその喜びを見ることなく、この世を去ったのであった。
陸軍大学校卒業後、小川又次陸軍大将の五女義子と結婚したが、同女も肺結核のため、明治四十四年五月なくなった。
その後、大正三年二月、杉山が少佐で小倉の歩兵第十四連隊附のとき、小山ケイコ(明治二十二年生)と結婚した。(この結婚については、第二篇、小山和男氏、長尾郡太氏の思出を参照)」(20頁、坂間氏記述の伝記部分)とのことです。
また、杉山の親族についての記述が他に若干ありましたので拾ってみます。
昭和20年「八月二十八日元帥夫妻は、何のわだかまりもなく、裕子さんを養女として入籍することにした。裕子さんは、元帥の舎弟杉山貞幹氏の次女であり、二年程前から元帥夫人の下で、家事見習中であった。夫人の身内にも立派な青年が一人あって、元帥の家庭に屡々遊びに来た。元帥も平常からこの青年を可愛がっていたが、夫人は裕子さんの入籍のみに同意して、その青年には触れなかった。夫人は裕子さんを実の子のように可愛がり、其の結婚は、裕子さんの幸福を主として考えていた。」(249頁、前出の小林四男治氏の寄稿)
また杉山に実子がなかったことは小林氏の寄稿で次のように示唆されています。
「或る日、元帥と私との間に家についての話が出た。『僕の家は君の家より小さいね』『それはそうですとも、私は元帥と違って、子宝持ちですから』
昭和十七年四月の初め、元帥は南方戦線視察の帰路、香港に一泊された。夜の美景を眺めながら、元帥は私に向い、若かりし日の思出を話して下さった。『西欧旅行の際には、往復とも此処に寄るのが楽しみであった。今夜の様な月夜に舟遊するのは、フランス以上の情緒だったよ。英国の垂涎した理由も判るだろう。……でもあの頃は、子供の子の字も欲しくはなかったがネ……』それ以来私は元帥との会話では、一切子供の自慢をすることを止めた。」(252-253頁、同上寄稿)
杉山の実姉は河野よしのという名前のようで(313頁、上記長尾氏の寄稿に引用の杉山元から河野よしの宛書簡)、この姉は「若くして東京女高師に学び当時の新進として広島の高等女学校に教鞭をとり、後に中国漢口の独乙租界にあって同仁病院を経営する退役軍医河野豊蔵に嫁した。
(中略)主人を助けて病院の運営に当り、在留邦人は勿論、中国朝野の医療に尽し、その信頼と声望は広く人々に知られ、日支親善にも大きな役割を果し、中国の動乱には赤十字の使命をもって双方の区別なく収容医療に尽した。殊に武漢革命には蔭ながら直接間接関係した貴重なエピソードもある。
(中略)大正七年主人の死去に伴い、病院を近親者一族に譲り、子女を引き連れて小倉に帰省し、専ら子女の教育と元帥の郷土における世話や連絡に当った。小倉には今一人元帥の実弟杉山貞幹氏が居られ、足立山麓に住んで小倉商業学校の教職にあった。(中略)〔川崎よしのは、その長女あや子の夫の永井雅夫〕の勤務地山口市で中風に倒れ二十七年死去した。
(中略)〔川崎よしの〕には、永井家に嫁した長女あや子はじめに女の子ばかりであった。あや子は小倉女学校卒業後在京勉学中は元帥夫妻の下に過しており、次女石崎千代子、四女水口富士子も、また、元帥実弟貞幹次女裕子(元帥後嗣)も夫々元帥夫妻の下に未婚時代を過し、教育を受け、深い感銘と印象を受けている。」(317-314頁、上記長尾氏の寄稿)とのことです。
949
名無し@安全保障
2022/01/26(水) 11:17:17 ID:V9ZLBB7h
杉山元夫人の啓子について五月雨ですいません。続きです。
杉山啓子は「実践女学校の校長下田歌子先生のご薫陶を受け、諸先生の嘱望極めて篤く、後元帥が印度駐在武官として同国シムラ駐在の折、若き外交官夫人として、大いに活躍し得たのは、偏に出身校での勉学が実を結んだと言えましょう。
それらの評判が折にふれて内地に伝わり、下田先生のお耳に達し、実践女学校を挙げて祝福の行事が催された」(306頁、小山和男の寄稿)とあり、貞明皇后と関係のあった下田歌子と杉山啓子は関係があるようです。
「夫妻の側近にあった人の話によると『南京占領の際、地元の世田谷区で祝賀の提灯行列を行い、私宅にお祝いに来た。このとき側近者から「お目出とうございます」と申上げると、元帥は「私の力ではないよ、みいずと、第一線や国民のおかげである」といい、多くの犠牲者を思ってか、暗いかげが、うかがわれた。また夫人は「これからが大変ですよ」といって、浮かぬ顔であった。』とのことである。」(316頁、長尾郡太の寄稿)
これくらいにしておきます。
950
太田述正
2022/01/27(木) 09:00:12 ID:iLbmRBzv
951
名無し@安全保障
2022/02/02(水) 16:17:58 ID:yDjYm6kA
952
太田述正
2022/02/03(木) 12:11:08 ID:UcBOMAzU
先行脳死の都と主要メディアとで、一体どっちが先に脳死したのか、くらいが私の関心事項であるところ、いずれにせよ、モリカケなんて、主要登場人物が、民間人の多くを含め、脳死者達だらけのドラマなので、あんまりそそられないですね。
ところで、数年前に東京新聞の女性記者の電話取材を受けたことがあり、「御社の期待するような話はできませんよ」的なことを最後に言ったらそれっきりになっちまったってことがあり、その後、その時の電話を着信のみの電話があるわ、と勘違いしたのか、その電話を「返し」たら、聞き覚えのある女性記者とおぼしき人物が出て、「いや、電話をかけてはいません」と言われて電話を切ったんですが、子供の声が随分聞こえて、「新鮮な」印象を受けたことがあります。
あれ、望月記者だったのかも。
953
名無し@安全保障
2022/02/03(木) 20:46:06 ID:CF/VzKfa
954
CF/VzKfa
2022/02/03(木) 20:59:43 ID:CF/VzKfa
955
太田述正
2022/02/04(金) 15:01:40 ID:7PMacKYF
コラム#12551参照
956
名無し@安全保障
2022/02/09(水) 00:11:48 ID:W+8qvWdX
>日韓共に米国の支持があるとはいえ、中国に対して脅威を与えるほどの力はないとの見方を示し、記事を結んだ (#12509) 過去にコラムで人民解放軍による日本への威嚇のリスクとして、偶発的に戦闘になった際に人民解放軍に勝機がないという内容があった気がするのですが
それは昔の話で今は違う?
>>939 経済的ポテンシャルが大なら国益的にも良好な関係が自殺に繋がる用にはみえない様に思えます
要所要所を日本が押さえた上で経済を発展させるか、不可能なら経済的発展を阻害する
というプランを政治家が官僚に作らせておくべきだったとか?
>>940 そうなると戦略的意思決定が出来る国は世界的に少数ではなかろうかと
南米はスペインやポルトガル
アフリカや東南アジアは欧州
欧州もローマ帝国
過去モンゴルの支配領域だった国々とか
ユダヤ人に至っては属国という形ですら国を持てなかったし
中国もモンゴルやイギリスに良いようにされていたり
957
太田述正
2022/02/09(水) 15:19:19 ID:62DAlN0B
コラム#12561参照。
958
名無し@安全保障
2022/02/17(木) 21:45:28 ID:Qqo+fMlI
皇室が滅んだら、多くの縄文人たちは自然崇拝に戻っていったとさ
959
CF/VzKfa
2022/02/20(日) 15:08:25 ID:8z4cB76f
960
CF/VzKfa
2022/02/20(日) 15:14:25 ID:8z4cB76f
961
名無し@安全保障
2022/02/22(火) 14:45:28 ID:ILewhy9y
962
太田述正
2022/02/22(火) 18:23:19 ID:IKbN2g6U
引用された文章、典拠が付いていませんよ。
ま、仮にそれなりの典拠がある話だとしても、引かれ者のレバタラ小噺にしか聞こえないし、いずれにせよ、私の史観に1ミリたりとも近付いてませんねえ。
963
名無し@安全保障
2022/02/23(水) 15:59:01 ID:nnqItDQ6
↓の今上陛下の皇室史の捉え方について感想は持たれますか?
南北朝の内乱に言及した後で、北朝の諸天皇に触れ、「武ではなく文である学問を大切にされてきた」としていることが印象的です。
仁政に意を用いることは前提として、南朝的な天皇の在り方を否定的に見て、花園天皇の示した在り方に従ってきたからこそ皇室が存続してきたと捉えられ、自らが持明院統、北朝の継承者であることを強く意識されているようにも見えます(誡太子書を取り上げているのは、自らを花園天皇に、悠仁親王を量仁親王=光厳天皇になぞらえているのかもしれません)。
また、浄土真宗と日蓮宗では唱えない般若心経に繰り返し言及していることも気になります。
壬申の乱への言及は結局皇統が天智系に戻ったことを、嵯峨天皇への言及は薬子の変を起こした平城天皇の系統が皇統を継がなかったことを意識しているのではないかと深読みしたくなります。
https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/51 皇室の歴史を紐解くと,皇位が連綿と継承される中では,古代の壬申の乱や中世の南北朝の内乱など皇位継承の行方が課題となった様々な出来事がありました。
そのような中で思い出されるのは,上皇陛下が以前に述べておられた,天皇は,伝統的に,国民と苦楽を共にするという精神的な立場に立っておられた,というお言葉です。
このお言葉に込められた思いは,ひとり上皇陛下のみのものではなく,歴代の天皇のお考えに通じるものと思います。
平成28年に愛知県の西尾市を訪問した折に岩瀬文庫で拝見した戦国時代の後奈良天皇の宸翰般若心経は,洪水など天候不順による飢饉や疫病の流行で苦しむ人々の姿に心を痛められた天皇自らが写経され,諸国の神社や寺に奉納されたものの一つでした。
その後,京都の醍醐寺では,後奈良天皇の般若心経を拝見し,奥書に「私は民の父母として,徳を行き渡らせることができず心を痛めている」旨の天皇の思いが記されていました。
さらに大覚寺でも,嵯峨天皇のものと伝えられる般若心経や,後光厳天皇,後花園天皇,後奈良天皇,正親町天皇,光格天皇が自ら写経された般若心経を拝見しました。このように歴代の天皇は,人々と社会を案じつつ,国の平和と国民の安寧のために祈るお気持ちを常にお持ちであったことを改めて実感しました。
また,武ではなく文である学問を大切にされてきたことも,天皇の歴史を考えるときに大切なことだと思います。
例えば,鎌倉時代の花園天皇が皇太子量仁親王に宛てて書き残された,いわゆる「誡太子書」においては,まず徳を積むことの大切さを説かれ,そのためには道義や礼儀も含めた意味での学問をしなければならないと説いておられます。
このような歴代の天皇の思いに,深く心を動かされました。
私は,過去に天皇の書き残された宸翰などから得られる教えを,天皇としての責務を果たしていく上での道標の一つとして大切にしたいと考えています。
そして,その思いと共に皇位を受け継いでこられた,歴代の天皇のなさりようを心にとどめ,研鑽を積みつつ,国民を思い,国民に寄り添いながら,象徴としての務めを果たすべく,なお一層努めてまいりたいと思っています。
964
太田述正
2022/02/23(水) 20:54:52 ID:e4VBCHnz
965
太田述正
2022/02/23(水) 20:55:34 ID:e4VBCHnz
966
太田述正
2022/02/23(水) 21:17:33 ID:e4VBCHnz
(訂正)
これは後醍醐天皇 → 「武ではなく文・・・を大切にされてきた」は後醍醐天皇
歴代天皇には当てはまらない → 歴代天皇には必ずしも当てはまらない
ばかりか、江戸時代の → ばかりか、例えば、江戸時代の
967
名無し@安全保障
2022/02/24(木) 09:14:47 ID:/Gge6BFe
968
名無し@安全保障
2022/02/24(木) 11:08:19 ID:0rQRs1s7
969
太田述正
2022/02/24(木) 12:46:59 ID:thmoPKV1
あなたの解釈は?
970
名無し@安全保障
2022/02/24(木) 13:27:16 ID:0rQRs1s7
率直に言ってわかりません。後花園天皇の系統である現皇統の正統性を示して旧皇族養子案に消極的な見解を示しているのか、それともあえて伏見宮系統が分かれた時期のことや伏見宮系が皇位継承候補として具体的に取り上げられた光格天皇に触れられて伏見宮系の旧皇族養子案も選択肢であることを示しておられるのか。そこまで読み込もうとするのはまさに穿ち過ぎかもしれません。
971
太田述正
2022/02/27(日) 07:15:32 ID:suTzeeP2
972
名無し@安全保障
2022/03/01(火) 19:41:43 ID:evRcvDMh
973
太田述正
2022/03/01(火) 22:31:02 ID:ETMNtVW9
杉山構想の観点から眺めればいいんだよ。
同構想の目的の一つは、蜜月関係にあった米国とロシア(ソ連)を敵対関係に変え、米国にロシアを封じ込めさせ、ロシアを解体させることだった。
この目的は、冷戦に米国が勝利を収め、1991年末にロシアが、その慢性疾患であるモンゴルの軛症候群の最も洗練されたイチジクの葉っぱだったスターリン主義を廃棄した上で解体に追い込まれたことによって達成された。
ロシアはその時点で死んでるんだよ。
問題は、プーチンやその同類が(核を持ってて、北朝鮮とは違って化石燃料産出国だもんだから)死んでないと勘違いしてるところにある。
今回は、連中に、死んだことを悟らせる好機なのさ。
だから、杉山なら、今次戦争で、ウクライナ側、つまりは、米国を始めとする欧米側に声援を送るはずだ。
首尾よくロシアに引導を渡した後は、欧米が没落して、支那中心の、希望的観測からすれば支那とインドが中心の、アジアが優位に立つ、本来のあるべき世界へと向けて、歴史が淡々と進んでいくことが期待される。
974
太田述正
2022/03/02(水) 14:52:07 ID:0IWbujBL
もちろん、ウクライナに人種主義者が多そうなのは事実。↓
Nigerian student in Ukraine: 'They said black people should walk'・・・
https://www.bbc.com/news/live/world-africa-60392223?ns_mchannel=social&ns_source=twitter&ns_campaign=bbc_live&ns_linkname=621de72dec502b53cd48039d%26Museveni%27s%20son%20supports%20Russian%20invasion%20of%20Ukraine%262022-03-01T10%3A14%3A09.312Z&ns_fee=0&pinned_post_locator=urn:asset:d68061fc-b86b-4a17-ac9b-f927cfd01276&pinned_post_asset_id=621de72dec502b53cd48039d&pinned_post_type=share そして、ウクライナを応援してる欧米のメディアや識者にも。↓
‘They seem so like us’: In depicting Ukraine’s plight, some in media use offensive comparisons--Reaching for context in the Russian invasion, correspondents and pundits veer into a troubling tone on race and international status・・・
https://www.washingtonpost.com/media/2022/02/27/media-ukraine-offensive-comparisons/ そもそも、プーチンのファンが世界中に数多いことも事実。↓
<米国等>
・・・the Russian premier has a fervent fanbase among the far right in the west. Why is this? They love what he has done with Russia. They love the way he has dismantled women’s rights. They love his attacks on gay and transgender people. They love his dismissal of western liberalism. Their values align perfectly.
There is also a whiff of antisemitism in the right’s support for Putin.
On Sunday, for example, Wendy Rogers, a Republican state senator in Arizona, tweeted about the Ukrainian president: “[Volodymyr] Zelensky is a globalist puppet for Soros and the Clintons.” “Globalist” and “Soros” are well-established dog whistles, of course. (Zelenskiy is Jewish.)・・・
It is not just the racism, homophobia and misogyny that the right love about Putin: it is also his muscle.・・・
<以下、筆者、いいこと言ってるぜ。↓>
・・・but there are also a number of liberals who seem to think that Putin is uniquely bad. They are quick to rationalise invasions and occupations when a western country or a western ally is the aggressor. Many liberals care deeply about Ukrainians, as we all should, but aren’t quite so bothered about Yemenis, Syrians or Palestinians. The west should condemn Putin – but it could also do with thinking more deeply about its own actions.
https://www.theguardian.com/commentisfree/2022/mar/01/why-does-putin-have-superfans-among-the-us-right-wing
975
太田述正
2022/03/02(水) 14:52:55 ID:0IWbujBL
976
名無し@安全保障
2022/03/02(水) 22:10:26 ID:n0QBDYnd
973の「ロシアはその時点で死んでる」というのはどういう意味なのかな。領土や勢力圏の拡張能力喪失ということかな。「脳死」の日本とも違うようだし。
977
名無し@安全保障
2022/03/03(木) 05:37:27 ID:eEPGtZbH
ソ連だけは特別なのだと思わせる魔力みたいな物を失ったと解釈しました。
978
太田述正
2022/03/03(木) 12:29:38 ID:DfgmA4ao
979
名無し@安全保障
2022/03/03(木) 23:26:44 ID:1k7ntJgK
981
太田述正
2022/03/06(日) 12:58:38 ID:s3jtHhXJ
ご主張は、この部分↓の正確な引用を踏まえたものに絞ってやっていただいた方がよかったのでは?
「・・・北海道医師有志の会ちらしより・・・世界で3回目以降のワクチン接種を進めている国は高齢者に限定しているのに、日本では12歳以上のすべてに3回目接種を推奨しています(イギリスでは子供たちへのワクチン接種も来年2月から開始されようとしています。・・・」
https://ameblo.jp/faultisanotherslesson/entry-12713785380.html 上掲
>「火葬炉の稼働は増えていない」と言っていた葬儀屋さんが「東京の火葬場が混みだした」と言いました。 また、これ↑については、コロナ以降の超過死亡数で判断する必要があるところ、確かに日本でも超過死亡は生じてはいるものの、データが得られる(数え間違いがあるかもしれないが)101カ国中、人口当たりで韓国よりちょっと多い15位であり、極めて少ない国家群の一つです。
だから、「東京の火葬場が混みだした」と言えるのかどうかは微妙なところですね。
なお、本筋から離れますが、超過死亡が少ない諸国は、概ね、広義の島国であり、結局のところ、ファクターXなんてものは存在せず、隔離容易性(地勢)という普遍的なものが決め手になっているように思います。
982
管理人 ★
2022/03/10(木) 19:43:35 ID:kanrinin
983
太田述正
2022/03/11(金) 09:15:52 ID:gRrkxwiD
私がやるべきことは?
984
管理人 ★
2022/03/11(金) 18:07:23 ID:kanrinin
ないです。
985
名無し@安全保障
2022/03/12(土) 09:02:31 ID:RPYs5G3L
日本海海戦で日本が掲げたZ旗を、百数十年後にロシアが掲げて隣国に攻め入って窮地に陥りそうなのは何かの皮肉かな
986
名無し@安全保障
2022/03/14(月) 14:26:42 ID:LSDX95mf
987
名無し@安全保障
2022/03/14(月) 14:26:53 ID:LSDX95mf
988
太田述正
2022/03/14(月) 14:52:01 ID:4DRgYP6m
コラム#3818(2010.2.8)<ウクライナの「英雄」ステパン・バンデラ>を
読んでみて。
ゼレンスキーのバンデラ観は私と同じだよ。
989
globalyst
2022/03/15(火) 19:34:23 ID:AvTopd/z
990
globalyst
2022/03/15(火) 19:51:04 ID:AvTopd/z
?マークを消してください。
991
太田述正
2022/03/16(水) 10:01:15 ID:TqcygQu9
そうですかー。
後は、いつ、この比較を店じまいするかですね。
換言すれば、いつ、コロナ禍が終了するのか、ということです。
まさか、永遠に終了しないなんてことないでしょうね。
992
名無し@安全保障
2022/03/16(水) 20:58:34 ID:pAP7ObgM
危機管理能力レベル
習ちゃん>>バイデン>>キムジュニア(ロケットマン)>>>ゼレンスキー>プーチン>>>小室圭・眞子【超えられない壁】今上天皇>秋篠宮>安倍ちゃん>菅ちゃん>岸田ちゃん
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太田述正
2022/03/16(水) 21:54:02 ID:TqcygQu9
若干なりとも解説を。
994
管理人 ★
2022/03/20(日) 19:03:43 ID:kanrinin
3月19日からブログのリンクが死んでる。テキスト見るとリンクの先頭と最後が文字化けしている。
995
名無し@安全保障
2022/03/20(日) 21:12:51 ID:NQ4U3Qo1
ウクライナの戦争を見ていると、我々の先祖たちが米国を相手にして、たとえ「負けた」にしても必死に戦った意味が分かってくるような気がしています。太田史観に挙げられているものと別に、以下のようなことも考えてみました。典拠がなく申し訳ないです。誤りを御叱正ください。
まず一つ目が、米国の占領が、比較的寛容なものとなったことです。昭和天皇の廃位をはじめとして日本の世論を敵に回すようなことをした場合、苛烈な戦闘経験を経たものも含む、何百万の復員兵達が死に物狂いで歯向かってくる恐怖をより現実的なものとして認識させたのではないでしょうか。
次に、長期間にわたって米軍が日本を離れられなくしたこと。対ソ正面たる日本の重要性ということは置くとしても、前述の復員兵達の存在を前提とすると、早期の米軍撤退はその統制の効かない強力な新日本軍の誕生を想定させるものであり、これもまた恐怖を認識させるのに十分ではないでしょうか。(もちろんその恐怖心は米国よりも例えば韓国の政権担当者において顕著であったのでしょうが。)
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太田述正
2022/03/20(日) 22:06:33 ID:WlAcvKdi
>994
どうすりゃ、いいんです?
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名無し@安全保障
2022/03/20(日) 23:49:18 ID:1/+710xD
管理人は念のため0ch+の操作ログなどをみたほうがいいかもしれない。
ハッキングされていないか?
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太田述正
2022/03/21(月) 07:31:34 ID:oBMWjW90
>995
徴兵軍だったのに、帝国陸軍の部隊・兵士が先の大戦において、全ての戦線で「必死に戦った」のは、漠然とではあれアジア主義が浸透していて大義は自分達にあり、と信じていたからだ、というのが大前提としての私の見解であることはご承知だと思います。
その上で、(戦前において意図的に対米装備に係る経費を抑えて他に回したこともあって質量ともに不十分な装備で太平洋戦線で戦うことになったにもかかわらず、)対米戦でも「必死に戦った」、というか、杉山らが太平洋戦線で戦いを継続させた理由は、ロシア(ソ連)が対日参戦をして、しかも、日本の領土、できれば北海道、まで侵攻してくる時まで、米軍の日本本土上陸作戦の発動時期を遅らせる必要があったからであり、その目的は、米軍をロシア軍と直接「対峙」させることによって、戦前まで親露(ソ)であった米国、しかしさすがに猜疑心が高まりつつあったと杉山らが見ていたであろう米国、に、それまでの日本がやってきた対露(ソ)抑止を全面的に、しかも、全世界的に、肩代わりさせることであった、と、私が見ているのもご承知だと思います。
で、杉山らは、これにほぼ成功して終戦を迎えることができた、と。
(「ほぼ」の意味はここでは繰り返しません。)
太平洋戦線で「必死に戦った」それ以外の対米「効果」・・例えば天皇制の維持・・なんてものは、どうでもいいとまでは言いませんが、派生的なものでしょう。
ついでに、対露(ソ)抑止を含め、戦争目的を全て達成したわけですから、日本は対支英米戦争であった先の大戦で勝利したのであって、先の大戦の終了を日本で「敗戦」ではなく「終戦」と形容したのは正しかった、という私の見解を改めて記しておきましょう。
ああそうそう、米軍がどうしていまだに「日本を離れ」ていないか、についてですが、それは私が日本の戦後史の大きなテーマであり、ここでは立ち入らないことにします。