タイトル | : コラム#1743をめぐって |
記事No | : 323 |
投稿日 | : 2007/04/22(Sun) 20:54 |
投稿者 | : 太田述正 |
http://ameblo.jp/renshi/entry-10031503886.html から転載します。(太田) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
チョの事件に対する太田述正氏のコメント<は、>一見、洞察力があるようであるが、どうだろうか。チョの家族における家庭内離婚状況であるが、そのような家庭は多数あるのであり、それが、チョの歪んだ性格の原因であるとするのは、論理薄弱である。
また、それに、朝鮮戦争を遠因とするのは、飛躍し過ぎである。
とまれ、太田氏の述べるような「荒涼たる家庭」は多いので、それを特定原因にすることはできない。
「もともと精神的に偏りのあったチョ」の方を考慮すべきである。私の考えは、先に述べたように、特異性の問題である。感情的特異性である。このボルテージが大きいと、発話作用が困難になると考えれる。
私見では、チョには、文学ではなくて、哲学が向いていたと思われる。
哲学に触れることで、寡黙な精神は、感情的特異性の知的表現に接して、自己形成が進展したと思われるのである。
感情的特異性を抱えた人は、哲学を読むべきである。
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