の第一報はボルトンのように私も腹立たしく聞きました。合意直後の太田コラムは「米朝双方とも、水入りと...と私は見ているのですが、いかがでしょうか。」と自信なさげに結ばれいました。それで、1月26日付の辺真一さん（情報屋台）の記事を読み返してみるといろいろ言い当てていて、太田コラムもついに外したのかな、と当初は思いました。

しかし、詳細が伝えられるにつれそんなに悲観することもないのかな、という気がしてきました。例えばこれ
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe7000/news/20070216i201.htm
第一段階の5万トンは韓国単独。残りの95万ドルは米中韓で均等に負担するとのこと。かねてから北朝鮮を熱心に支援してきましたのは韓国ですし、これまでも北朝鮮をエネルギーの面から支えていたのは中国です。なんのことはない。核実験前の状態維持というだけの話です。核実験前と少しだけ違うのは、この北朝鮮サークルに米国が加わるということだけで、核実験以来途絶えていた援助を再開したくてうずうずしていたロムヒョンにいい口実になったことでしょう。

情報屋台いい感じです。みなさんのコラムを読み比べています。高成田さんの、合意はイランに対処するためというのはいかにも反米スタンスから書かれた陰謀じみた話なのですが、私は案外ありえるかなあ、と考えています。